Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ
-
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。
飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40
-
過去ログは鉄道スレ参照と云いたい所ですが一応2006年年末ぐらいからの記事は以下で転載。
日航経営再建・世界航空再編・雑ネタ・基幹空港ネタ・地方空港ネタ・茨城空港ネタ・静岡空港ネタの順序で纏めてみる。
-
<JAL>地方路線リストラ 神戸―仙台など十数路線廃止へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1937
日航、3000人を削減・09年度まで、人件費抑制
みずほ・政投銀、日航に2千億円規模融資
日本航空がボーナス、退職金削減検討
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1949-1955
JALが07年度に国内10路線運休、営業利益を60億円押し上げ
2007年1月29日20時34分配信 ロイター
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1963
日航、JALUX株30%譲渡・双日が筆頭株主に
2007/01/30
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1965
日航、4300人削減へ・4カ年計画発表
2007/02/06
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1976
「東京へ旅行」喚起 JAL、JR東と共同展開
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2048
日航、逃げ水の経営安定・9月中間営業益566億円に回復
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2168
機内食から揚げ、食べようとしたら歯形 日航系グアム便
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2225
日航、3年ぶり黒字 営業利益900億円に上方修正
2008年05月02日23時37分
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2430
JAL、経営統合後初のスト欠航
2008.6.18 22:18
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2526
-
<デルタ>
USエア、デルタ航空買収を断念
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1968
デルタとノースウエスト航空、合併間近か
2008年04月14日 07:09更新
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2391
ノースとデルタ合併合意…世界最大の航空会社誕生へ
ZAKZAK 2008/04/15
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2394
2008/04/16
デルタとノースウエスト、合併合意を発表
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2396
米ユナイテッドとデルタ航空、合併交渉中か2007年11月15日 11:16更新
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2176
<アリイタリア>
イタリア政府、アリタリア航空の売却先公募を開始
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1915
伊アリタリア買収、ファンドなど11グループ名乗り
イタリア政府が進めている航空大手アリタリアの売却に29日、国内外の投資ファンドなど11グループが名乗りを上げた。政府は今年前半に売却先を決める計画だが、アリタリアは労使紛争などで赤字が膨らんでおり、再建には時間がかかりそうだ。
イタリア政府、アリタリア航空の売却先公募を開始
イタリア政府は経営再建中のアリタリア航空の売却先の公募を始めた。政府はアリタリアの発行済み株式の49.9%を保有しており、このうち30.1%以上の買い取りが応募条件だが、伊国内法は上場企業の3割以上の株式を取得した者は、発行済み全株を買い取ることを義務づけており、最終的にはアリタリアの全株式を買い取ることが必要となる。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1964
アリタリア航空、売却価格は1ユーロでもいい=伊建設相
2007年7月20日14時16分配信 ロイター
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2072
<中国政府系航空再編>
航空業界再編へ“第2幕” (中国)政府系上場3社の一挙合併、再上場?
FujiSankei Business i. 2007/2/9
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1973
(中国)民航総局長:航空3社合併「早すぎ、個人的にも反対」
2007/10/31(水) 15:25:51更新
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2160
<アロハ航空>
米アロハ航空が破産法適用申請、原油高響く
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2333
-
<パイロット不足>
パイロットが足りない
2008.6.4 00:01
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2481
パイロット:航空各社が争奪戦 「団塊」定年や空港拡張で
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2559-2560
-
2008/08/26
デルタ航空、与信枠から10億ドル引き出す
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2588
ノースウエスト航空株主、デルタ航空との合併に支持を表明
[掲載日:2008/09/29]
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2632
米UALとコンチネンタル、共同運航など包括提携
米航空の人員削減2万2000人、昨年実績の2倍に 原油高騰響く
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2517
豪カンタス航空、日本路線を大幅縮小へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2519
欧米格安航空が失速 3社相次ぎ経営破綻
2008年6月20日1時8分
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2518
-
2006.10.05 中日新聞
「のぞみ」対抗独自戦略 名古屋〜福岡、空の便
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1904
航空、鉄道各社 がっちり握手 ポイントサービス競う2陣営
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1952
1月16日8時34分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
国内旅客数が3年ぶり減少 07年度の航空輸送統計
2008年6月26日 20時59分
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2527
着陸機いるのに離陸滑走、JAL機同士あわや追突…新千歳
「ストップ!今すぐ」管制官が懸命の交信…日航機無断滑走
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2300-2301
エアライン満足度上位が様変わり
エイビーロードの国際線エアライン満足度ランキングでは、国内勢のダウンが目に付いた
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2589
全日空、景品高すぎ法令上限超す 「値下げ」し当選者増
2008年9月2日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2559
-
<空港運営会社の外資規制>
2007/10/07-14:31
空港運営・整備で新法制定へ=成田上場後の外資規制など視野−国交省
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1413
国交省 空港外資規制を断念 株式20%以上保有→「認可制案」浮上
2008年10月10日8時3分配信 産経新聞
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2648
-
エア・ドゥ当期赤字に 羽田・札幌線の低価格競争が再燃
2007年05月25日20時12分
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2032
快調「黒い翼」 SFJ羽田―関空便、搭乗率80%超
2007年11月14日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2202
韓国の格安航空、日本の地方に相次ぎ就航
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2555
世界最安航空、来春にも日本就航 「運賃、大手の半額」
2008年7月6日22時51分
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2539
世界で最も安い運賃で知られる東南アジア最大の格安航空会社エアアジア・グループ(本社・マレーシア)は、早ければ09年3月にも日本便を就航させる方針を固めた。静岡、中部、福岡、新千歳空港などを候補に、就航先の選定に入っている。実現すれば、海外の旅客を運ぶ本格的な格安航空の初就航になる。
燃油サーチャージ、なぜ航空会社で違う?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2587
燃料高で「空のリストラ」相次ぐ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2554
出光、航空燃料生産を太陽石油に委託へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042778728/311
-
廃止になったカナダの空港
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2459
現実にならない未来
http://www.findmycountry.ca/2006/04/20215047/
ミラベル(Mirabel)空港は「モントリオールの未来の空港」と呼ばれた場所です。 その時代に、モントリオールはカナダの一番大事なシ ティーだっ たから、新しい空港を作る必要があったと思われた。 1985年まで2千万人が毎年モントリオールに来る可能性が高かったといわれたから、この空港のた めに5億ドルを使って立ってました。
ミラベル・空港は大失敗でした。 政治的な不安がいっぱいあったから、モントリオールはトロントほど進まなかった。
-
<以下基幹国際空港ネタ>
国内4基幹空港…成田・羽田・中部・関西
国内4基幹空港、国際競争力強化も視界晴れず
関西国際空港、前期営業益2.7%減
成田国際空港会社の前期、営業益2%減
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2473
日本の玄関口である成田国際空港が20日で開港30年を迎える。滑走路の拡張や夜間利用の遅れで、競合する香港やシンガポールなどのアジア勢に中核空港の座を奪われつつある。
2006年の成田空港の国際線乗降客数は年間で3000万人あまり。関西が3分の1の約1000万人、中部が6分の1の約500万人で続く。成田は旅客数でアジアの香港に水をあけられ、世界で6位。1995年には世界で首位だった国際貨物の取扱量も香港やソウル・仁川空港に抜き去られ、3位に甘んじている。(07:02)
-
<中部&県営名古屋空港>
中部空港が営業延長 深夜便就航で一部施設
2008年5月14日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2449
中部国際空港は初の深夜便となるタイ国際航空のバンコク行きが18日就航するのに合わせ、17日深夜から旅客ターミナルビルの一部で案内所や店舗の運営時間を延長する。
深夜便は毎週水、金、日曜日の午前1時に出発。前日の火、木、土曜日の深夜帯の終了・閉店時刻を変更し、3階の案内所、4階の展望風呂「風の湯」と飲食店「風々茶屋」などを午後11時半までとする。
2008年3月18日 中日新聞
(県営)名空港、ビジネスの利用増加 使い勝手の良さ浸透
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2626
2008年8月21日 中日新聞
(県営)名空港、格納庫エリア拡充 民間機の着陸増加
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2673
中部空港、9月中間期の純利益54%減・国内線が低迷
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2179
中部空港、初の赤字転落へ 燃料高による路線撤退で
2008年10月09日 19:28
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2646
中部空港便が次々撤退へ 原油高で航空会社悲鳴
2008年7月11日11時4分
日航、中部―釜山便の運休を検討
2008年7月11日11時39分
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2542-2543
原油高のショックが、中部空港を直撃している。燃料費高騰に航空会社が悲鳴を上げ、定期便を次々撤退させる方針を明らかにしたのだ。オーストラリア、サンフランシスコ。そして日本航空が福岡便に加え、韓国・釜山便の運休も検討していることが分かった。旅客や貨物の減少は避けようもなく、需要増大を大前提とする第2滑走路建設が、どんどん遠のいていく。
日本航空が9日、ドル箱の中部―福岡、さらに韓国・釜山便の運休の可能性を空港に伝えてきたことに、ある空港関係者は衝撃を隠さなかった。
6月5日には、豪カンタス航空傘下の格安航空会社「ジェットスター航空」が、昨年8月に就航したばかりのケアンズ、シドニー便を今年12月から運休すると発表した。続いて同27日、米ユナイテッド航空がサンフランシスコ便を10月下旬で休止することを明らかにした。そして今度の日本航空と、わずか1カ月余りで定期便4路線を失うことになった。
下村・松阪市長:「公共交通もっと使って」 原油価格高騰、経営圧迫
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2471
原油価格の高騰で燃料費が経営を圧迫、市と中部国際空港を結ぶ海上アクセス「ベルライン」は6月1日に大人2400円(現行2100円)に値上げする。平均利用者数は採算ラインに届いていない。
2008年3月19日 中日新聞
三重交通が割安高速バスを拡大 桑名−中部空港にも
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2427
中部空港航路、YAL運航開始 四日市市と協定締結
市長「暫定的な支援可能」2008/04/16
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2401
-
>>14-15
(神戸空港)「すみわけ」視界不良 国内線、旅客取り合いも
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1288
< 神戸空港開港 >
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1311-1316
地方空港「駆け込み」開港 利用客奪い合い、税補填も
2006年02月14日22時37分
開港1週間、搭乗率8割 神戸空港
2006年02月23日11時30分
神戸空港に流出か 関空・伊丹の2月旅客数計11万人減
2006年03月15日22時02分
神戸空港開港1週間 絶えぬ人波15万4千人
2006年02月23日15時36分
神戸空港に国際線認めず・国交省方針
2006/01/21 日経
探る 競う ―2・16 神戸空港開港
7.3空港
(2006/02/10)
個性生かし共存図れるか
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1328
神戸空港、開港から1カ月でまずまずの滑り出し
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1394
神戸空港7月の搭乗率が55%・開港以来最低
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1615
神戸空港発、新潟など2路線3便廃止へ ANA
2006年12月19日10時05分
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1869
神戸空港利用客、他と奪い合い
2006年08月30日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1640
2006年12月22日金曜日 河北新報
仙台―神戸線は存続 全日空 アクセス鉄道に期待
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1933
-
疲れたので続きは後で。。
結構蓄積あるなぁ。。
-
エア・ドゥ、9月中間決算が初の経常黒字
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/305
新規参入スターフライヤー、羽田―新北九州線に就航へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/338
-
航空スレ、独立ですね
エア・ドゥの5路線目、満席でスタート
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/126749.html
エア・ドゥ5路線目 新千歳−仙台線 満席で初便出発(11/01 14:35)
写真ニュースへ
就航を祝ってテープカットする小林副社長(左端)ら関係者=1日午前8時15分、新千歳空港
【千歳】北海道国際航空(エア・ドゥ)の五路線目となる新千歳−仙台便が一日、全日空との共同運航で就航した。羽田発着以外では初。初便は新千歳、仙台とも百二十六席がほぼ満席で出発した。
新千歳空港でセレモニーが行われ、小林茂副社長が「両地域の振興と皆さまのお役に立ちたい」とあいさつ。佐藤美次新千歳空港長らがテープカットした。ボーイング737は午前八時四十五分に新千歳空港を出発。花束を受け取った札幌市東区の会社員菅原薫さん(51)、摂子さん(52)夫妻は出発前に「長女の結婚準備で宮城へ行くので縁起がいい」と笑顔を見せていた。
一方、仙台空港のセレモニーでは、淡路均社長が「北海道と宮城県の交流促進に貢献したい」とあいさつ。丸森仲吾仙台商工会議所会頭らがテープカットを行い、仙台発の初便は午前十時二十五分に出発した。普通運賃は片道で大手より千円安い二万七千四百円。一日三往復する。
-
新スレおめでとうございます。
1日1000人でしょうに・・・
だったら、羽田-関空もやめましょうか?by石原
http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008110401000883.html
「ばかな路線」と橋下府知事 大阪−成田便廃止要請へ
大阪府の橋下徹知事は4日、府公館で上山信一慶大教授ら府の特別顧問と関西の空港問題について意見交換後、記者団に「西日本の人に関西空港を利用させようとしたら伊丹(大阪)−成田便みたいなばかな路線は敷かない」と述べ、同路線を廃止するよう国や航空会社に要請していく方針を明らかにした。
橋下知事は「年間35万人が伊丹−成田便を使っているが、なくなれば航空会社は関空に便を張り付ける。まずは関西−成田に切り替えたら」と指摘。
その上で「航空会社も『それなら最初から関西空港から(国際線を)』となるのでは」と述べ、成田と比べて圧倒的に少ない北米や欧州路線などの関空への誘致にも有効との認識を示した。
伊丹−成田便は日本航空と全日空が1日2往復ずつ運航している。
2008/11/04 20:52 【共同通信】
-
日航の営業利益、前年比47%減…景気低迷の影響じわり
2008年11月7日(金)13:12
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20081107-567-OYT1T00405.html
日本航空が7日発表した2008年9月中間連結決算は、世界的な景気低迷で国際線のビジネス需要が落ち込んだうえ、燃料費の高騰も負担となり、本業のもうけを示す営業利益は302億円と、前年同期比で47%減少した。
売上高は6%減の1兆735億円、税引き後利益はカード会社の売却益を計上したため、約5倍の366億円だった。
同時に09年3月期連結決算の業績予想を下方修正し、金融危機の影響で航空需要はさらに落ち込むとみて、営業利益は5月の当初予想比で44%減の280億円、売上高は同4・2%減の2兆930億円に引き下げた。
-
開港延期・静岡空港:知事、強気の姿勢 補正予算案、賛成多数で可決へ /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20081107ddlk22010176000c.html
◇知事「3月の開港が100点とすると、不合格ではない」
静岡空港の開港延期問題で、県議会臨時会が6日開かれ、滑走路短縮工事に伴う1億1000万円の補正予算案を審議した。石川嘉延知事は開港延期について謝罪する一方で、「来年3月の開港が100点とすると、不合格ではないと思う」と強気の姿勢も見せた。予算案は賛成多数で可決される見込みだが、滑走路短縮の影響などについて質問が相次ぎ、採決は深夜にずれ込んだ。【松久英子、浜中慎哉、望月和美】
■経緯
岩崎俊一空港部長は本会議での答弁で、一連の経緯を説明した。説明によると、航空法の高さ制限を超える立ち木がある区域は、空港建設に伴う地滑り防止区域に指定されており、昨年1月、県が地権者に対策工事を提案した。同時期に現地の空港建設事務所は立ち木の存在がこのままでは問題になると気付いていたが、「地滑り防止工事で立ち木を除去をお願いした方が、地権者が受け入れやすい」と判断したという。
昨年7月には工事に関する合意文書を地権者と締結したが、同年9〜10月に地権者は立ち木の土地の工事は認めないと主張し、交渉は難航。空港の事業認定取消訴訟との関係でミスを認めるわけにいかず、その後交渉は進展しなかった。
これを聞いた地権者の大井寿生さん(49)は「地域の安全の観点から地滑り工事には応じたが、立ち木の土地の工事を認めないことは、合意文書を結ぶ前から主張していた」としており、県と主張は食い違っている。
■政治責任
石川知事は進退について、「一連の対応策の実現にめどがたった段階で責任のあり方を明確にする」との説明にとどめた。「辞職の覚悟はあるか」との大岡敏孝議員(無所属)の質問には、「仕事が継続中の段階で最高責任者として職を投げ出して辞めるということは、責任の取り方ではない。各方面から相当批判を浴びても、やり遂げることが私の責務と覚悟を決めている」と強い調子で、即時辞任は否定した。
また、先月29日の県議会全員協議会まで立ち木問題の説明が遅れたことについて、議員からは何度も説明責任を問われたが、これまでと同様、「訴訟への影響をきたすと考えた。ご理解いただきたい」と繰り返した。
■影響
県は、2200メートルに一時的に短縮する滑走路をできるだけ早く2500メートルに戻して完全運用を目指すことを強調。再び2500メートルで運用する場合は、再度追加工事が必要で、6000万〜8000万円の工事費がかかるとした。
また開港時からの就航を表明していた日本航空、全日空、アシアナ航空には暫定運用の内容について説明し、岩崎空港部長は「各社引き続きの就航を前向きに検討するとの感触を得た。予定通りの便数で就航していただけると十分期待できる」と説明。ただ、将来的に需要が見込まれる大型機のチャーター便にについて、滑走路が短くなることで「支障が出てくる」とした。
毎日新聞 2008年11月7日 地方版
-
http://mainichi.jp/select/biz/news/20081108ddm008020080000c.html
JAL・ANA:大幅減益 航空業界、苦境深く 経営環境、急速に悪化
日本航空(JAL)が7日発表した08年9月中間連結決算は、すでに減益を発表した全日本空輸(ANA)の決算と合わせ、航空会社をめぐる経営環境の急速な悪化を示した。最近では燃料価格の下落というプラス材料はあるものの、世界的な景気悪化が深刻化すれば旅客の大幅減少が見込まれ、業界の苦境は一層深まりそうだ。
JALによると、上期の国際線は燃油サーチャージの値上げや中国観光の不振で観光需要が低迷。好調だったビジネス需要も、米国の低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題の影響で夏場以降、伸び悩んだ。下期は旅客が当初予想を大きく下回る見通しだ。国内線も、新幹線との競争などで客単価が落ち、収入が減ると見込んでいる。
一方、費用の面では燃料価格の急激な下落を反映できていない。燃料の大半を、これまでの価格上昇局面で先物予約していたためだ。09年3月期全体では、燃料費が前期を1000億円以上上回るとみている。
JAL、ANAとも収入・費用のマイナス要因は同じで、通期の連結業績予想を大幅に下方修正せざるを得なかった。
ただ、燃料価格の下落を受けて両社とも来年1月以降はサーチャージを値下げする予定。為替相場の円高傾向と合わせて、国際線で観光需要の持ち直しを期待している。燃料価格の下落も、来年春以降、コスト減少に効いてくるとみられる。
このため、JALは11年3月期に営業利益を960億円にするなどとした中期経営計画の目標は変えないとしている。
金山佳正取締役は記者会見で、今後のコスト削減の上積みについて「積み重ねれば年400億〜500億円になる」と述べ、間接部門の合理化や物流の効率化などに取り組む考えを示した。
みずほ証券の高橋光佳シニアクレジットアナリストは、JAL、ANAの業績下方修正について「事業環境にプラス面とマイナス面があるが、今年度は(燃料価格下落という)プラス面の恩恵が受けられなかった」と指摘する。
海外では、イタリアのアリタリア航空が事実上破綻(はたん)、米デルタ航空とノースウエスト航空が統合するなど、燃料の高騰を背景にした大きな動きがあった。その後の燃料価格の下落で一息つく半面で需要減に苦しむ構造は、世界の航空会社に共通している。【位川一郎、太田圭介】
-
http://kumanichi.com/news/local/main/20080904006.shtml
2008年09月04日 熊本日日新聞
天草エアライン「熊本−神戸線」就航 1日1往復
天草エアラインの熊本−神戸線が就航、神戸便に乗り込む乗客=4日午前10時30分ごろ、熊本空港(小野宏明)
天草エアライン(天草市)は四日、新路線「熊本−神戸線」を開設した。一日一往復、両空港を八十分で結ぶ。阿蘇くまもと空港(益城町)で記念式典があり、関係者らが就航を祝った。
同路線は熊本発が午前十時三十五分、折り返しの神戸発が午後零時二十五分で、運賃は片道一万八千五百円。三十九人乗りのボンバルディア機を使用。目標搭乗率55%、年間約一万五千人の利用を見込む。
式典では、尾形禎康社長が「天草・熊本地区と神戸など関西地区との人事交流、文化・観光の振興という役割を果たしていきたい」とあいさつ。蒲島郁夫知事らによるテープカットの後、満員の乗客を乗せた第一便が神戸へ飛び立った。
家族三人で観光旅行に向かうという天草市の主婦池田春子さん(36)は「一泊して宝塚公演と夜景を楽しみます」と話していた。
同路線就航に伴い、天草−熊本、天草−福岡両線をそれぞれ一日一往復減便、熊本−松山線は休止した。(田川里美)
もっと知りたい ニュースの「言葉」
天草エアライン(2007年3月20日)熊本県と周辺自治体などが出資する第三セクターの航空会社として、1998年10月に設立。資本金は4億9900万円。熊本県営の天草空港が開港した2000年3月、天草―福岡、天草―熊本で就航、04年からは熊本―松山にも就航した。保有機はボンバルディアDHC8―100型(39席)1機。国土交通省によると、定期旅客便を運航する全国の航空会社21社の中で、保有機が1機なのは同社だけ。
-
http://www.asahi.com/travel/news/TKY200809060225.html
成田―羽田、鉄道で1時間構想 国交省、都心に新線計画2008年9月7日
成田、羽田両空港を1時間以内で結ぼうと、国土交通省が09年度から、東京都心に新しい鉄道路線を建設するための調査を本格化させる。世界への窓である成田と、国内網の拠点である羽田の間を移動しやすくし、総合的な交通ネットワークを充実させる狙いだ。ただ建設費は少なくとも3千億円に達する見込みで、実現には課題も多い。
両空港の間は現在、京成電鉄と都営地下鉄浅草線、京浜急行電鉄の相互乗り入れで直通列車が走っており、所要時間は1時間46分。リムジンバスは1時間15分だが、渋滞に巻き込まれる恐れが消えず、時間のめどが立ちにくい。
京成本線のバイパス機能を持つ成田新高速鉄道(運行は京成)が10年度に開業する予定で、成田(空港第2ビル)―東京都心(日暮里)の所要時間は今より15分短い36分になる。国交省は同線開業を受け、都心を南北に走る都営浅草線の押上―泉岳寺間にバイパス路線を造り、両空港を1時間以内で結びたい考え。東京駅付近への駅の設置も検討する。
浅草線内は設備上の制約から高速運転が難しい。同線での高速化では、特急が各駅停車を追い抜けるよう部分的に待避線を設ける案もあり、建設費は400億円程度で済むと試算されている。ただ、自民党内に本格的な時間短縮を求める意見もあり、待避線方式よりさらに10分ほど時間を短縮できるというバイパス建設方式に国交省は傾きつつある。
建設費は京成や京急、東京都、千葉県などと国とで分担する想定だ。建設に向けた調査や関係団体との協議を本格化するため、国交省は関連費用を09年度予算の概算要求に盛り込んだ。2千万円前後とみられる。(山本精作)
-
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20080906/CK2008090602000036.html
2008年9月6日 中日新聞
YALが廃止届提出 中部空港−四日市航路
10月で運航を終えることになった高速船=四日市市の四日市浜園旅客ターミナルで
中部国際空港と三重県四日市市を結ぶ海上航路問題で運航会社のYAL(同市)は5日、10月5日での航路事業廃止届を国土交通省中部運輸局に提出し、受理された。運航は10月4日まで。同航路は2006年4月の開設から2年半で途切れる。
YALは経営破たんしたセラヴィ観光汽船(同市)から運航スタッフを引き継ぎ、今年4月に運航を始めた。しかし、7月に同市発注の四日市浜園旅客ターミナル周辺工事をめぐる贈収賄事件で、当時社長だった井上峯夫被告(64)が逮捕、起訴された。原油高も経営難に追い打ちを掛け、同社は運休する意向を市に伝えていた。
内田英文社長(43)は「事業を引き受けてくれる企業がない以上、いつまでも(結論を)先送りすると取引先や従業員にも迷惑が掛かる」と話した。
◆社長「力出し切ったが及ばず」
中部国際空港−四日市市間の高速船の運航が10月で打ち切られる。5日、中部運輸局に同月5日での海上航路の事業廃止届を出したYALの内田英文社長(43)は「自分たちの力を100パーセント以上出したが及ばなかった」と無念さをにじませた。
YALの経営悪化を受け、市は7月末、運航を引き継ぐ事業者を公募するための補正予算案を臨時議会に提案した。しかし否決された後は、新たな方針を打ち出せずにいる。
内田社長は「市の支援策が議会を通っていない現状では、引き受ける企業はない」と説明。「10年後を見据えると航路は市の発展に必要。市が新たな企業を募集して再開させてほしい」と求めた。
廃止届が受理されたことを受け、同市の井上哲夫市長は「大変残念」との談話を発表。「あらためて市民の皆さまや議会のご意見を踏まえ、航路の再開に向けて取り組みたい」とした。
YALの事務所がある四日市浜園旅客ターミナルでは、廃止届についての張り紙などはなく、従業員も淡々と業務をこなした。国内旅行の帰りに夕方の便を利用した鈴鹿市のタイヤ販売業、佐藤祐希さん(28)は「空港までの時間が計算しやすく便利だった。値上げなら仕方ないが、なくなるのは困る」と話した。
(大森準、山田浩平)
-
>>24
日暮里が東京都心とは片腹痛いが,既に工事はたけなわで鉄骨のターミナルが姿を現している。
此とは別に更にバイパス新線では二重投資の誹りは免れまい。
上野〜お茶の水〜東京〜新橋に新線で十分ではないか。押上経由よりものろくなんのかねぇ
-
橋下の文句まだーー?(AA略)
http://www.asahi.com/national/update/1110/OSK200811100045.html
関空に寒風 運休・減便相次ぐ冬ダイヤ
2008年11月10日17時14分
冬ダイヤの運休・減便が始まり、苦境に立つ関西空港=山岸写す
関西空港が早くも「厳冬」を迎えている。燃油高に伴う運休や減便が今月から始まり、1兆1千億円の有利子負債に苦しむ関西国際空港会社にとっては大きな痛手だ。夏以降、高い燃料代を嫌って月別の旅客数も前年割れしており、金融危機による影響も出始めている。
11月最初の金曜日の7日午後10時すぎ、羽田発関空行きの到着便から、スーツ姿のサラリーマンや東京ディズニーリゾートの土産袋を抱えた旅行客らが降りてきた。
10月までは、午後9時以降に羽田を出て同10時以降に関空に着く便は計4便あった。関空にとって、羽田発伊丹行きの最終便よりも1時間半以上遅いこれらの便は、東京方面への日帰り客らへのセールスポイントだったが、11月から全日空の2便が消えた。
金曜日の夜に単身赴任先からの帰宅にこの時間帯の便を利用している大阪府和泉市内の会社員(56)は「減便で全体の席数が減ったので予約がとりにくくなる」と嘆く。
11月から国内線旅客便の1日当たりの便は、10月より11便減って54便に。ピークだった96年の3分の2以下だ。日航は来年2月にさらに3路線を休止する。
国際線も前年の冬ダイヤより、週当たり19便減った。旅客便は、機体や乗員を効率的に運用できるアジアやグアム、サイパン方面で新規就航が4路線、増便が6路線と踏ん張ったが、世界経済の減速を見越して貨物便が42便も減った。
金融危機も直撃している。タイ国際航空が予定していたロサンゼルス線の再開も「世界的な経済状況が不安定になり、路線再編成を余儀なくされた」と延期になった。カナダ・バンクーバー便もなくなり、週15便まで減った北米路線は、98年夏ダイヤと比べると5分の1になった。
旅客動向にも陰りが出始めている。米国同時多発テロ事件や新型肺炎などの影響を経て04年以降は毎年増え続けてきたが、今年度上半期(4〜9月)は前年同期の97%。燃油サーチャージの高騰で国際線が5月から前年割れし続けたのが響いた。
このところ原油相場は下がっているが、日本航空や全日空の燃油サーチャージは3カ月ごとの見直しになっており、相場の反映は来年1月以降の発券分にずれ込む。最近の円高で日本人の海外旅行需要の高まりも期待されているが、関空会社の村山敦社長は「国内景気に及ぶ影響もあり、旅行に行く気分になるのか」と心配する。
減便や運休は、着陸料や空港施設利用料の減収だけでなく、2期島に旅客ターミナルなどを整備する関空会社の事業計画にも影響する。整備費の予算化の条件として、関空会社は国から年間発着回数13万5千回の達成を求められているためだ。今年度上半期の発着回数は約6万7千回で目標達成も可能と思われたが、今回の減便や運休でにわかに苦しくなった。
一方、大阪(伊丹)空港は減便がなく、2月からの運休が1路線だけ。関西空港の減便や低迷について、大阪府の橋下徹知事が「元凶は伊丹―成田便」と指摘。国際線の旅客が伊丹経由で成田に流れているとの理由で、伊丹―成田便の廃止を航空会社に求める考えを示すなど、地元自治体も不安を募らせている。(山岸達雄)
-
点検怠ったまま2395回飛行も、空港に全日空3機足止め
全日空が運航するボーイング737―500型機の3機が10日、国土交通省が航空会社に対して機体の検査や改修などを求める措置「耐空性改善通報」に沿った点検を怠っていたことがわかり、那覇空港と中部国際空港でそれぞれ足止めとなった。
この影響で福岡発名古屋行きや那覇発宮古島行きなど計5便が欠航となり、乗客計約300人に影響した。機体の点検プログラムの設定漏れが原因と見られ、全日空では「お客様に申し訳ない。早急に再発防止策を講じたい」としている。
3機が点検を怠っていたのは、国交省が2006年7月に出した措置に関するもの。胴体の外板の塗装剤を除去する際の作業ミスでひっかき傷が見つかった機体について、1000回の飛行ごとに超音波を使って傷の有無などを検査を求める内容だった。3機のうち1機は飛行回数が2395回もオーバーしており、点検が必要な時期から約400日にわたって運航していたとみられる。
(2008年11月10日22時00分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081110-OYT1T00508.htm?from=navr
ANA:札幌−岡山、広島の2路線廃止を検討 09年度末
全日本空輸(ANA)は6日、札幌−岡山(1日1往復)、札幌−広島(同)の2路線について、09年度末での廃止を検討していることを明らかにした。需要低迷で路線維持が困難になったため。定期運航は今年度限りで休止し、09年度は6〜9月の4カ月間に限り1日1往復運航する。ANAは「羽田乗り継ぎ便の運賃を直行便と同等レベルに設定し、乗客の利便性を確保したい」としている。
毎日新聞 2008年11月6日 18時14分
http://mainichi.jp/select/biz/news/20081107k0000m020014000c.html
福島空港:大阪路線、来年4月から1便増−−全日空・アイベックス /福島
全日空がアイベックスエアラインズと共同運航する福島空港の大阪路線(伊丹)が来年4月以降、1日3便から4便に増便されることになった。日本航空の撤退に伴い、旅客需要を確保できると判断したとみられる。
県が4日、県議会政調会で明らかにした。ア社の服部浩行社長らが5日に県庁を訪れ、佐藤雄平知事に増便を伝える予定。
日本航空の撤退を受け、佐藤知事が9月、全日空やア社に増便を要望していた。ア社は、庄内−大阪路線を来年3月で廃止予定で、同路線の航空機材を増便分に充てていく方針。ア社は「福島−大阪路線は現在70%以上の搭乗率を確保しており、魅力ある路線であると考えている」と話した。一方、県が全日空に要請していた沖縄便の開設について、同社は「今のところ考えていない」という。
日本航空の大阪路線(伊丹、関空各1便)は1月末限りで休止が決まっており、今回の増便で伊丹への現行便数は維持される。路線維持を求め約25万人の署名を日本航空に提出した須賀川商工会議所は「増便はとても良いことで、ビジネスの利便性も増す。沖縄便の開設も働きかけていきたい」と話した。【松本惇】
毎日新聞 2008年11月5日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20081105ddlk07020212000c.html
-
日航撤退で2億円減収 福島空港ビル来年度見通し
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081111t62021.htm
日本航空グループが来年1月末で全面撤退する福島空港で空港ビルを経営する福島空港ビル(社長・佐藤雄平福島県知事)は10日、取締役会を開き、来年度の売り上げが本年度見込みの約6億8800万円から約2億円減る見通しを確認した。これを受け同社は、直営売店を縮小し人員も3分の1に減らすリストラの実施を決めた。それでも赤字に陥る可能性が高く、会社存続のため県に財政支援を要請する。
同社によると、年間約40万人の国内線利用者のほぼ半数が日航利用客。日航の全面撤退で売店の売り上げが落ち込み、日航空港事務所などの家賃収入がなくなることで大幅減収となる。
同社は対応策として、現在4つある直営売店は国際線の免税店のみを存続し、残る3店舗は、空港内でほかのテナントを運営する第三セクター福島エアポートサービスに営業譲渡することで協議している。
売店などで働く契約社員15人は来年3月末で契約を解除。正社員を15人から10人程度に、常勤役員も3人から2人に減らし、現在の35人体制からスリム化を図る。総務、施設、営業の3部体制も、総務と業務の2部に再編する。
空港ビルの田村明彦副社長は「来年度はおそらく赤字になるが、県からの支援などで何とか会社を存続させたい」と語った。
取締役会では本年度9月中間決算も報告され、売り上げ3億7900万円で4800万円の黒字だった。4―9月の空港利用者は国際線も合わせて約25万一1000人で前年より約2万人減った。
2008年11月11日火曜日
-
関空に寒風 運休・減便相次ぐ冬ダイヤ
2008年11月10日17時14分
http://www.asahi.com/national/update/1110/OSK200811100045.html?ref=goo
関西空港が早くも「厳冬」を迎えている。燃油高に伴う運休や減便が今月から始まり、1兆1千億円の有利子負債に苦しむ関西国際空港会社にとっては大きな痛手だ。夏以降、高い燃料代を嫌って月別の旅客数も前年割れしており、金融危機による影響も出始めている。
11月最初の金曜日の7日午後10時すぎ、羽田発関空行きの到着便から、スーツ姿のサラリーマンや東京ディズニーリゾートの土産袋を抱えた旅行客らが降りてきた。
10月までは、午後9時以降に羽田を出て同10時以降に関空に着く便は計4便あった。関空にとって、羽田発伊丹行きの最終便よりも1時間半以上遅いこれらの便は、東京方面への日帰り客らへのセールスポイントだったが、11月から全日空の2便が消えた。
金曜日の夜に単身赴任先からの帰宅にこの時間帯の便を利用している大阪府和泉市内の会社員(56)は「減便で全体の席数が減ったので予約がとりにくくなる」と嘆く。
11月から国内線旅客便の1日当たりの便は、10月より11便減って54便に。ピークだった96年の3分の2以下だ。日航は来年2月にさらに3路線を休止する。
国際線も前年の冬ダイヤより、週当たり19便減った。旅客便は、機体や乗員を効率的に運用できるアジアやグアム、サイパン方面で新規就航が4路線、増便が6路線と踏ん張ったが、世界経済の減速を見越して貨物便が42便も減った。
金融危機も直撃している。タイ国際航空が予定していたロサンゼルス線の再開も「世界的な経済状況が不安定になり、路線再編成を余儀なくされた」と延期になった。カナダ・バンクーバー便もなくなり、週15便まで減った北米路線は、98年夏ダイヤと比べると5分の1になった。
旅客動向にも陰りが出始めている。米国同時多発テロ事件や新型肺炎などの影響を経て04年以降は毎年増え続けてきたが、今年度上半期(4〜9月)は前年同期の97%。燃油サーチャージの高騰で国際線が5月から前年割れし続けたのが響いた。
このところ原油相場は下がっているが、日本航空や全日空の燃油サーチャージは3カ月ごとの見直しになっており、相場の反映は来年1月以降の発券分にずれ込む。最近の円高で日本人の海外旅行需要の高まりも期待されているが、関空会社の村山敦社長は「国内景気に及ぶ影響もあり、旅行に行く気分になるのか」と心配する。
減便や運休は、着陸料や空港施設利用料の減収だけでなく、2期島に旅客ターミナルなどを整備する関空会社の事業計画にも影響する。整備費の予算化の条件として、関空会社は国から年間発着回数13万5千回の達成を求められているためだ。今年度上半期の発着回数は約6万7千回で目標達成も可能と思われたが、今回の減便や運休でにわかに苦しくなった。
一方、大阪(伊丹)空港は減便がなく、2月からの運休が1路線だけ。関西空港の減便や低迷について、大阪府の橋下徹知事が「元凶は伊丹―成田便」と指摘。国際線の旅客が伊丹経由で成田に流れているとの理由で、伊丹―成田便の廃止を航空会社に求める考えを示すなど、地元自治体も不安を募らせている。(山岸達雄)
-
微妙に鞘当て?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/18
新聞の補充の「(関空-成田便を)」は誤り。伊丹─成田に対応して寧ろ関空が東京から客を奪うためには羽田─関空をとばさにゃ意味がない。
「関空がんばって」井戸知事、橋下知事案に皮肉
2008年11月11日(火)17:36
http://news.goo.ne.jp/article/kobe/region/T20081111MS01697A.html?C=S
大阪府の橋下徹知事が伊丹(大阪)-成田便を廃止し、関空-成田便の就航を国や航空会社に要請する方針を明らかにしたことを受けて、兵庫県の井戸敏三知事は十日の定例会見で、「需要があるなら(関空-成田便を)飛ばされたらいかがでしょうか。なんで伊丹便をやめないといけないのか」と反論した。
橋下知事は四日、「西日本の人に関西空港を利用させようとしたら伊丹-成田便みたいなばかな路線は敷かない」「伊丹-成田便がなくなれば航空会社は関空に便を張り付ける」などと発言。
井戸知事は、関空-成田便がないのは「関空が(国際線の)客を成田に取られる心配があるのと、本当に客が付いてくるかという二点が理由では」と、伊丹便の存在とは無関係とした。
その上で井戸知事は「『なぜ飛ばせないのか』を踏まえた議論にしないと意味がない」と指摘。最後に「関空がんばってくださいと言いたい」と、やんわり皮肉を込めた。
-
>>31
羽田ー関空はあります、減便されましたが...
羽田伊丹>羽田関西>>成田伊丹、0=成田関西
くらいの比率で便はあります。伊丹の深夜着陸制限もあり、夜は羽田関空の独壇場です。
千葉9区在住としては羽田より成田→関西地区を使いたいんですが、割引がほとんどないので利用しないのが現状です。
なぜ、割引がないのかと言えば、成田は国際線需要でいっぱいいっぱい。成田発の国内線なんて ほぼサービスみたいなためです。
-
続き
関東ー関西の移動としては
0:東海道新幹線
1:羽田伊丹:東京-大阪の都市間輸送
2:羽田関空:(成田からは出ていない)関空発の国際便利用客+東京-大阪南部の都市間輸送
3:成田伊丹:(関空からは出てない地域への)成田発の国際便利用客
(存在すれば4:成田関空:(関空からは出ていない地域への)(関西《南部》からの)成田発の国際便利用客))
つまり、3を廃止したら、3の乗客数≒4の乗客数にはなるが、しょせん1000/DAY
関西地区(と言うよりも首都圏以外)在住で、
◎東アジア行くなら、関空発の便があるし、
◎欧米圏行くなら、(成田よりも)ソウル・仁川経由で行くのが現実的であり、
小手先の提案である、成田伊丹廃止により関空の経営改善となるのかはなはだ疑問。
いかに与党・運輸省の航空政策が馬鹿げていたか。高速道路は(採算性は別として)必要性の高いものから建設したことは少なからず評価出来ます。それに対し、航空政策は一県一空港を優先し、ハブ空港(新千歳・福岡・沖縄まで含んで)の拡張をないがしろにしたのは問題と思います。
つまるところ、(ここからは橋下知事と同意見ですが)関空の経営改善には伊丹廃港→伊丹便の関空移管(+神戸との連携強化)と思われます。
-
成田⇔関空は0なんですな〜。解説感謝です。
場当たり的な空港行政は前スレから散々文句云って来た所なんですけど,伊丹を廃止して国内線=神戸,国際線,国内長距離線=関空で棲み分け図る敷かないと思うんですけどね。
幸い新幹線で鹿児島から北関東ぐらいがカバーできるので空港が遠くても時間競争力がある伊丹が無くなってもなんとか成る上にそもそも神戸空港迄ありますからねぇ。三宮からポートライナーではなくて阪神阪急の支線を延ばして京都・大阪・奈良から特急飛ばした方が伊丹よりも便利ぐらいかも知れないですし,彩都みたいなアホな不動産開発するぐらいなら伊丹の跡地を都市再生した方がなんぼかマシである。。
-
>>33訂正・補足
>◎東アジア行くなら、関空発の便があるし、
関空初or地方空港発の便があるし
-
>>30中部もやばいです
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008111190103125.html
利用者減少、貨物減便も打撃 中部空港「地道な努力」継続
2008年11月11日 10時31分
中部国際空港会社が2008年9月中間連結決算で開港以来、初めて赤字に転落した。国際線の旅客数減少に伴って出国者が支払う施設使用料が減ったほか、空港内の免税店の売り上げも落ち込んだことが主な要因。今後も企業の出張手控えで利用者が減る懸念があり、空港会社の財務内容への影響は広がりそうだ。
中部空港から海外へ出かける出国者は施設使用料2500円の支払いが必要。燃料費高騰で、出国者は前年同期より約10万人減っており、施設使用料の収入だけで約2億5千万円減らした。
海外からの入国者も金融不安と円高で「8月以降はパタッと止まった」(広地義範取締役)。影響を受けたのが免税店の収入で、免税店を含む商業関係の売上高は前年同期比3・7%減の90億円にとどまった。
貨物便が減ったことも空港会社の収益に響いている。全日本空輸が今春、中部空港から全面撤退した影響で、国際貨物取扱量は31・6%減の7万3千トンに落ち込んだ。空港会社は、貨物便の飛行機の重さに応じて航空会社から着陸料を受け取っており、便数減が収入減に直結した。
空港会社は1998年の設立。当初計画では2005年の開港から5年程度が経過したころに黒字化を図る方針だった。実際は愛知万博の「特需」などで開港直後から予想以上の利用者があり、05年9月中間決算から黒字が続いていたが、ここにきて「青写真」に狂いが生じた形だ。
会見で稲葉社長は業績好転に向け「満塁ホームランはない」と強調。空港内の催し開催で入場者を増やしたり、経費節減に努めるなど「地道な努力」を続ける考えを示した。
(中日新聞)
-
リージョナルジェット:小型化、羽田増枠で地方路線確保
JALに引き渡され、報道陣に公開された「エンブラエル170」初号機=愛知県豊山町の県営名古屋空港で2008年11月13日午前8時52分、大竹禎之撮影 初期型のクラシック・ジャンボ機が09年度で国内航空会社から姿を消すなど世代交代とともに、航空各社は路線に応じた旅客機の見直しを進めている。キーワードは適度に小型化する「ダウンサイジング」。なかでも注目されているのがRJ(リージョナルジェット)と呼ばれる小型ジェット機だ。【窪田弘由記、高橋昌紀】
愛知県小牧市の県営名古屋空港で13日朝、ブラジル・エンブラエル社製「ERJ170−100STD」型機の1号機が公開された。世界的な開発競争になっているRJである。RJは座席数50〜120席ほどで、近距離運用を主目的に開発された小型ジェット旅客機のことだ。
導入したのは日本航空(JAL)系列のジェイエア。座席数は76席。小型機とはいえ、左右2列の座席に窮屈さはない。胴体を楕円(だえん)形にして空間を生み出しているという。34カ国の48社が運航する人気機で、09年2月から小牧−福岡、松山便に就航する。
日航の安部博史・経営企画室部長代理は「東京一極集中だけでは、業界にも国にもいいことはない」と話す。航空需要の落ち込みで、日航も地方路線を整理縮小してきた。中・大型機では採算確保が難しかったからだ。
だが小型機なら運航可能な路線も増え、結果として工場誘致など地方活性化にも一役買い需要も促せると踏む。「新たな地域間のネットワーク作りも可能になる」と期待する。
一方、全日空も13年に国産初のジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」を導入する。開発している三菱航空機は現在、11年の初飛行に向け機体の詳細設計をしている段階だ。座席数は70〜96席。25機の導入を決めた全日空は、中部地区や九州・沖縄地区の発着便に主に使用するボーイング737−500型機(130席程度)の後継機に想定している。
羽田空港を発着する国内線の平均座席数は313席(05年度)。英ヒースロー145席▽独フランクフルト142席▽仏シャルルドゴール131席▽米J・F・ケネディ124席(各06年)と比べると圧倒的に多い。
背景には羽田空港の発着枠不足がある。国土交通省によると現在、昼間帯(午前6時〜午後10時)の年間発着回数は30.3万回。需要があるのに増便できないため大型機を充ててきた。10年に4本目の滑走路が運用開始されれば、発着枠は最大40.7万回に広がる。
全日空の平澤寿一・ネットワーク戦略部部長代理は「競争相手は鉄道。特に新幹線」と話す。RJを含め現有機のダウンサイジングを進め、一方で運航回数を増やすことで利便性が上がる。羽田の発着枠拡大は好機というわけだ。
国際線でも燃油費高騰などを背景に、欧米線でもジャンボ機が姿を消しつつある。食の安全問題などで需要が減る中国線に、日航が中型機に代わって小型機を導入するなど見直しが進む。
エンブラエルとともにRJの2大メーカーの座を占めるカナダ・ボンバルディアも、参入の機会をうかがう。同社輸入代理店・双日は「小型化は世界の流れ。まだ需要はある」とみている。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20081113k0000e020081000c.html
-
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2685
次はローマあたりですかね・・・?
http://mainichi.jp/select/biz/news/20081114k0000m020028000c.html
定期直行便:羽田とロンドン間で運航 10年10月以降
現在、建設が進んでいる羽田空港の新滑走路(D滑走路・手前)=2008年11月2日午後0時29分、本社ヘリから馬場理沙撮影 国土交通省は13日、羽田空港の拡張工事が完了する10年10月以降、ロンドンとの間で定期直行便を運航することで日英両国が合意したと発表した。羽田に発着する欧州定期路線の復活が決まるのは、フランスに続いて2カ国目。
両国航空会社が、午後10時から午前7時までの羽田空港の深夜早朝枠を使って1日1往復ずつ運航する。日本側は日本航空と全日本空輸が、英国側は英国航空とヴァージンアトランティック航空が就航に意欲を見せている。【太田圭介】
-
値下げ取りやめ、日航も
http://www.asahi.com/national/update/1113/TKY200811130267.html
2008年11月13日20時52分
日本航空は13日、一度は値下げするとしていた来年2月1日〜3月19日の羽田―鹿児島、羽田―熊本の一部の先行予約料金について、元に戻すと発表した。1万2千円から1万4千円(いずれも消費税込み)に戻す。1万2千円にすると新規航空会社より安くなり、「不当競争」と疑われる可能性があるため。全日空も12日に同様の発表をした。
-
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081114k0000m040124000c.html
成田空港:離着陸制限、撤廃へ 住民ら反発も
成田国際空港会社(NAA)は13日、早朝と深夜の一部時間帯に設定している暫定平行滑走路(2180メートル)の離着陸制限を来年3月29日実施の夏ダイヤから撤廃する方針を固めた。空港反対派の住民からの反発も予想される。
暫定滑走路は02年4月に供用開始し、運用時間を午前6時〜午後11時と決めた。しかし、滑走路南側の成田市東峰地区に反対派の住民が居住していることから、05年3月以降は午前6時半〜午後10時に制限していた。4000メートル滑走路は午前6時〜午後11時で運用している。
暫定滑走路の07年度の発着回数は6万1746回で、能力の上限である年間6万5000回近くに達する中、反対派住民との話し合いは進展していなかった。NAA広報室は「空港の能力を最大限に生かすための措置で、内外の情勢を勘案して決めた」と説明している。
制限撤廃に伴い、早朝に週9便の着陸便、深夜に週21便の離陸便が増える見込みだが、反対派住民との関係は悪化する可能性がある。【黒川将光、駒木智一、柳澤一男】
◇解決への努力欠く
元成田市長で、衆院議員として成田空港問題に取り組んだ小川国彦・千葉経済大特任教授(75)は「国土交通省もNAAも、東峰地区の地権者と対話することで誠意を尽くすのが先決だ。目先の増便だけを考えて、成田問題の根本を解決しようとする努力が欠けている」と厳しく批判した。
-
金浦〜大阪シャトル便、来月1日就航
来月1日から金浦空港と日本の大阪・関西国際空港を結ぶシャトル航空便が運航される。
東京(羽田空港)と中国上海(虹口空港)に続き、金浦空港から出発する3つ目の国際航空路線だ。
国土海洋部は13日「大韓航空とアシアナ航空が来月1日から1日に1往復運航を始める」と明らかにした。
大韓航空旅客機は午前9時に金浦空港を発ち、午前10時45分、関西国際空港に到着する。帰国便は午前11時55分に出発して午後1時45分、金浦に到着する。アシアナ航空の金浦出発便は午前8時40分、帰国便は午前11時30分、それぞれ出発する。
大韓航空関係者は「往復1回であるスケジュールで帰国便が午後に出発することになれば、午前に日本に到着した飛行機が午後まで長時間待機しなければならないため、旅客機活用に問題が起こる」と説明した。日本の日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)はそれぞれ来年1月と4月、同路線に就航する計画であると伝えられた。
航空料金は仁川〜大阪路線と同じ程度の往復52万(約3万6千円)〜55万ウォン台で策定される予定だ。
-
ソウル便搭乗率73%、実質最高 10月の秋田空港利用状況
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20081114c
県がまとめた10月の県内空港利用状況によると、秋田空港の利用者数は11万5262人で、前年同月より1万9108人(14・2%)減った。ソウル便の搭乗率は73・5%と、10月としては実質過去最高となった。
ソウル便では、日本人搭乗客が408人(31・8%)増の1693人、韓国人搭乗客が149人(13・6%)増の1243人。他の外国人も含んだ全体で前年同月比586人(24・4%)増の2989人となり、搭乗率は運航を開始した2001年10月(運航日数2日)を除けば、過去最高の73・5%だった。
日本人の修学旅行客や韓国人の東北地域周遊旅行客が増加したことが大きな要因とみられる。
国内線の乗客は、秋田わか杉国体があった前年同月に比べ軒並み減少。東京便は1万2680人(13・7%)減って8万198人。秋田発は団体旅行客がやや増えたが、東京発の個人、団体客が減少した。
(2008/11/14 09:13 更新)
-
>>9
エア・ドゥ、9月中間決算が初の経常黒字
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/305
新規参入スターフライヤー、羽田―新北九州線に就航へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/338
-
<仙台空港>
2005年05月31日火曜日 河北新報
東北の玄関へテークオフ「仙台空港の活用」仙山カレッジ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1138
2006年12月22日金曜日 河北新報
仙台空港アクセス線ダイヤ発表 国際化へ膨らむ期待
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1932
2007年01月15日月曜日 河北新報
国内線利用初の300万人 06年仙台空港
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1985
2007年02月09日金曜日 河北新報
「東北の玄関口」へ結束 山形県が仙台空港鉄道出資
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1992
2007年03月17日土曜日 河北新報
最短17分、仙台駅と直結 空港アクセス線18日開業
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2011
2007年04月19日木曜日 河北新報
需要つかみ出発上々 空港アクセス線開業1ヵ月
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2078
2007年05月10日木曜日 河北新報
仙台7年ぶり旅客最多 06年度東北9空港利用実績
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2081
前年比で旅客が増えたのは仙台、秋田、青森、庄内の4空港で、国内線と国際線の双方が伸びた。仙台空港は沖縄、広島、福岡といった長距離路線が好調だった。
2007年09月12日水曜日 河北新報
全日空 仙台―福岡線を休止 来年4月
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2165
2007年10月20日土曜日 河北新報
中国南方航空 仙台―広州線開設 週2便
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2237
2007年08月07日火曜日 河北新報
仙台空港 香港定期便10月復活 来年3月まで週3便
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2145
2007年08月21日火曜日 河北新報
仙台空港バスが泉まで路線延長 東日本急行、1日6本
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2147
-
<仙台空港・続>
2007年09月16日日曜日 河北新報
開業半年、仙台空港アクセス線が苦戦 「一日1万人」届かず
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2195
【特報 追う】つながらない「空」と「街」 仙台空港アクセス鉄道
2007.10.14 02:19
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2253-2255
今、多くの地方都市が鉄道やバスを活用した「主要駅−空港間のアクセス改善」に取り組んでいる。空港の利便性を高め、観光客誘致や地域経済の活性化を図るのが狙いだ。JR仙台駅と仙台空港を結ぶ「仙台空港アクセス鉄道」もその一環。しかし、開通後半年間の利用者数は当初の目標(1日1万人)を下回る1日7600人と、今ひとつ元気がない。背景を探った。
運営するのは宮城県、仙台市、JR東日本などが出資する第三セクター「仙台空港鉄道」(同県名取市)。コンセプトは「空港−駅のスムーズな接続」と「沿線市街地、商業地の活性化」の2本立てだ。つまり、駅、空港の利用者に加え、もともと沿線に住む通勤・通学客、買い物客などの利用も見込む。
開通前、仙台空港駅の需要予測は、空港利用者の1日4000人に加え、通勤・通学、買い物客らが1900人で合計5900人。だが、実際には、空港関係の利用者は1日3900人で目標に近づいたものの、通勤・通学客は目標の1割にも満たないわずか150人にとどまる。
同社の担当者や県関係者の話を総合すると、伸び悩みの要因は2つ。住宅地から鉄道駅への交通アクセスの悪さと、高運賃だ。
同社も開通前からこの“弱点”を把握しており、自宅から駅まで乗用車で行き、駅で鉄道に乗り換える「パーク・アンド・ライド方式」の導入を検討した。しかし、空港駅周辺には国有地が多く、駐車場を確保できなかったという。
そして運賃。片道で仙台駅−空港駅間は630円、住宅地の多い名取駅−空港駅間は400円。
同社の三浦邦夫業務部長はこう嘆息する。「複数の路線を持つ鉄道会社が空港に乗り入れるケースでは(空港線の運賃を抑えても)他線や他事業でコストを吸収できる。でも、うちはアクセス線単独で収支バランスを取らないといけない。どうしても高めにならざるを得ないんです」。
三浦業務部長は「とにかく既存住宅地からの集客がカギ」と強調する。今後は地元のバス会社と提携し、住宅地と駅を往復する定期バスの運行を検討するほか、空港駅では困難な「パーク・アンド・ライド」を隣接駅で実施する方針という。
2007年12月21日金曜日 河北新報
空港アクセス線利便向上 宮城・ダイヤ改正
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2269
2008年02月01日金曜日 河北新報
仙台―関西線を新設 再建から攻勢に転換 日航
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2346
2008年02月07日木曜日 河北新報
仙台―札幌線11月開設 エア・ドゥ、1日3往復
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2357
2008年03月18日火曜日 河北新報
空港乗降は好調でも…伸びぬ沿線客足 仙台アクセス線1年
半年前と比較すると、仙台空港3,900人→3,630人、美田園200人→220人、杜せきの下3,600人→3,090人、計7,600人→6,940人となっている。
2008年03月19日水曜日 河北新報
車で楽々乗り換え 来月からパーク&ライド 杜せきのした駅
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2422-2423
2008年02月01日金曜日 河北新報
仙台空港便 愛子観光バス撤退へ 東日本急行は便減
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2345
2008年04月08日火曜日 河北新報
仙台―広州線を運休 中国南方航空 来月から
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2444
-
<仙台&福島&山形>
2003年11月20日木曜日 河北新報
仙台空港バス2路線増設へ 福島駅と仙台・泉中央
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/271
2003年12月01日月曜日 河北新報
福島―仙台空港線高速バス 期待と不安乗せ出発
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/301
2004年02月16日月曜日 河北新報
福島市―仙台空港間の高速バス路線 利用見込み外れ苦戦
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/464
仙台空港―福島線 高速バス来月廃止
(河北新報)
[2004年6月4日7時3分更新]
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/566
2007年01月15日月曜日 河北新報
東京線46.4%に下落 06年山形空港搭乗率
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1986
昨年4月のダイヤ改正で東京、山形発とも2時間以上繰り下げられて午後発となり、利便性が低下したことが影響した。
2008年01月10日木曜日 河北新報
山形空港利用者、11年ぶりプラス 東京線が好調
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2309
山形空港(東根市)の2007年(1―12月)の利用者が20万6063人で、11年ぶりに前年比増に転じたことが県山形空港事務所のまとめで分かった。東京線搭乗者の大幅増がプラス要因となった。
07年の山形空港利用者は、前年を1万616人(5.4%)上回った。ピークの1991年に約74万人を数えたが、翌年の山形新幹線開業で96年(前年比約5万人増)を除き減少を続け、06年は20万人を割っていた。
06年4月の東京線のダイヤ改正で東京発が午後零時40分(改正前午前10時半)となったことを受け、県は九州など西日本からの乗り継ぎの団体観光客をターゲットに、東京線利用促進キャンペーンを展開している。
-
<福島空港>
2007年06月25日月曜日 河北新報
福島空港利用減止まらず 国内線名古屋便も休止決定
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2089
福島空港 止まらぬ赤字苦境
2008年03月12日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2328
福島空港の利用者数と空港使用料の推移
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/transit/k_img_render080312.jpeg
福島空港整備(と撤退)の経緯
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2450
2008年07月10日木曜日
日航が福島空港撤退 国内線廃止、支店閉鎖へ
日航撤退「県内経済に大打撃」 福島空港関係者
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2541
日本航空が福島空港(須賀川市、玉川村)発着の大阪(伊丹、関西空港)、沖縄両路線を来年1月いっぱいで廃止する方針を福島県に伝えたことが9日、明らかになった。燃料費の高騰に伴う収支悪化が理由。空港事務所や福島支店(郡山市)も閉鎖する意向で、1993年の開港時から乗り入れてきた福島空港の国内路線からの全面撤退となる。日航が撤退すれば、国内路線は全日本空輸などが運航する大阪(伊丹)、札幌線だけになる。
日航は航空燃料の高騰を理由に廃止・減便を幅広く検討しており、東北のほかの空港にも影響が広がる可能性がある
日本航空の福島路線からの撤退方針が明らかになった9日、福島空港関係者に衝撃が広がった。沖縄線など日航グループの便がなくなり空港の利便性が大幅に低下する上、空港ビルやレストランなどの経営も相当厳しくなるとみられ、事態は深刻。関係者からは「これだけ便数が減れば、空港の存在意義さえ問われかねない」との声も聞こえてくる。
1993年に開港した福島空港は99年度の約75万7000人をピークに利用者減少が続き、2007年度は約51万6000人。そのうち国内線は約41万7000人にとどまる。
(福島県)知事全日空、アイベックス訪問/増便要請へ
2008年09月18日 09時58分
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2618
全日空、福島支店を仙台に統合 路線変更なし
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081101t62006.htm
全日本空輸が福島支店(郡山市)を来年4月、仙台支店に統合する方針を固め、福島県などに伝えていたことが31日明らかになった。同支店によると、統廃合は全国的な営業体制見直しの一環。全日空は、福島空港発着の路線として札幌線(一日2往復)を運航、大阪線(同3往復)をアイベックスエアラインズと共同運航しているが変更はないという。
同支店にはANAセールスの支店もあり、旅行会社向けに航空座席を販売する業務などを中心に担ってきたが、機能は仙台支店に引き継ぐ。
福島空港関係では、大阪、沖縄両路線を運航している日本航空が来年1月末で路線を廃止し全面撤退することを決めている。全日空に増便要請などを行っている県は同社の県内の拠点を重視。内堀雅雄副知事が30日、全日空本社を訪問して支店存続を求めるなど要請活動を始めた。
2008年11月01日土曜日
-
<岡山空港>
拡張に300億。。
2005/01/13(木) 18:12
大型機の利用「低空飛行」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/865
「中四国の中核国際空港」を目指して300億円超をかけて整備された、岡山空港(岡山市日応寺)の3千メートル滑走路の利用が低調だ。整備から3年が過ぎたが、規模を生かした大型航空機の離着陸は昨年までで、旅客、貨物合わせて14回。近県での空港設備拡充や新空港建設で競争も激しさを増す中、目標としている欧米などとの国際定期路線の就航のめどは立っていない。
県は01年10月4日、それまでの2500メートル滑走路を500メートル延長。総事業費343億円のうち県負担は329億円。3千メートル以上の滑走路は、旅客利用があり、都道府県県が管理する第3種空港では全国で初だった。大型機の離着陸が可能になり、飛行エリアはアジアを中心とする8千キロ圏から、北米や西欧など1万キロ圏に広がった。
税金の無駄じゃヽ(`Д´)ノ
'07/10/11 中国新聞
岡山空港、長距離便低迷
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2235
2001年10月に岡山県が第3種空港として全国で初めて滑走路を3000メートル化した岡山空港で、長距離便の運航が低迷している。延長により離着陸が可能になった大型旅客、貨物チャーター便の発着は6年間で計50便。350億円もの巨額投資に対する効果に疑問の声も上がっている。
2007年7月13日 山陽新聞
岡山空港 東京線2社運航5年 利用客増も厳しい採算
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2093
岡山空港(岡山市日応寺)発着の東京線に日本航空(東京)が参入し、全日本空輸(同)との2社運航になって7月で5年を迎えた。利用客は大幅に伸び、年間計100万人を超えるが、新幹線との価格競争激化で採算は厳しい。
'08/5/12 中国新聞
岡山空港の利用者2年ぶり減
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2510
岡山県がまとめた2007年度の岡山空港(岡山市)の利用実績で、利用者は151万1244人と、過去最高だった前年度を9万1545人下回り、2年ぶりの減少となった。利用者の約7割を占める東京線の大幅減が響いた。
'06/5/7 中国新聞
空港集客 広島・岡山で激化
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1548
中四国地方の拠点空港をともに自負する広島空港(三原市)と岡山空港(岡山市)の集客競争が本格化している。いち早く県外客への交通費助成などに取り組む岡山県に対し、広島県は本年度、国際線への県外客の誘致事業に着手した。岡山県も広島県側でのPR作戦を構え、県境を越えた集客圏の拡大を目指す両県の動きは激しさを増す。(荒木紀貴)
広島県は本年度、国際線七路線に県外からのツアー客を呼び込むための制度を設けた。中四国八県からのツアーを企画した旅行代理店に空港までの送迎バス費用を二万―三万五千円助成する▽県外店に置くツアー・パンフレットの作製費の30―50%を補助する―の二項目を用意した。
予算は約三千五百万円。福山、岡山、高松の三市で代理店対象の説明会を終え、今後、松山市と山陰方面でも開く。
広島空港の国際便は昨年、グアム線とバンコク線が相次ぎ就航。台北便も今年一月から週三往復から毎日運航となり、年間の提供座席数は約六十万席と過去最高を記録した。半面、県内客だけでは路線維持が難しく、これまで以上の広域集客が課題ともなった。
-
<広島空港>
静岡空港も対中国便等で利便性を発揮できるかが鍵かな。浜松方面とのアクセスを強化すべきか。
広島空港の4―9月、国際線旅客数が過去最高
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2177
マツダなど県内企業が相次ぎ中国で工場を建設しており、上海線を中心に中国を訪れるビジネス客や観光客が大幅に増えた。
'08/1/24 中国新聞
広島空港15年、4400万人利用
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2340
広島空港(三原市本郷町)は10月、開港から15周年を迎える。国内外に計12の定期路線を持つ中国、四国地方の中枢空港の累計利用者は4400万人を超えた。視界不良時の欠航やダイバード(着陸地変更)を解消する高度計器着陸施設「CAT―IIIa」が梅雨入り前に本格運用の見通し。さらなる利便性の向上に期待がかかる。
'08/5/20 中国新聞
広島西飛行場4分の3に短縮
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2513
広島県は19日、広島西飛行場(広島市西区)の再編基本計画を県議会建設委員会で公表した。現行で延長1800メートルある滑走路を約4分の3の1360メートルに短縮し、無線計器着陸装置も撤去する。このため、ジェット便の就航は事実上、不可能となる。広島南道路の架橋建設に備えるため、再編工事は2009年度に着手、11年度中の完了を目指す。
<山口・宇部空港>
新幹線の対飛行機競争力は乗車時間3時間とされてるけど,山口でものぞみ東京便と競合するんだな。
'07/5/13 中国新聞
山口宇部空港は02年以降最低
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2082
山口宇部空港(宇部市)の2006年度の東京便利用者数は90万3133人で、前年度比2%減だった。全日空と日本航空の2社乗り入れの現体制となった02年度以降、最低となった。山口県交通運輸対策室は、06年3月に開港した北九州空港(北九州市)に乗客を奪われた影響が要因とみている。
'08/5/8 中国新聞
山口宇部空港90万人割り込む
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2508
6年ぶりに90万人を割り込んだ。JR新山口駅に停車する新幹線「のぞみ」の増発や、県内で大規模イベントがなかったのが響いたという。
唯一の定期路線である東京便の07年度の利用者数は88万6817人。前年度と比べて1万6316人減少し、日航と全日空の2社乗り入れ体制になった02年度以降で初めて90万人を切った。県の2社への聞き取り調査では、新山口駅停車の「のぞみ」が06年3月に1日8往復から10往復に増えた影響が大きいという。
-
<新北九州・福岡>
新北九州空港の開港延期
99年台風で護岸が倒壊 半年遅れ06年3月に
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/497
2008/06/20
全日空、九州3空港の航空券を相互利用可能に 7月から
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2520
全日本空輸は20日、7月から福岡、北九州、佐賀の3空港発着の航空券を相互に利用できるようにすると発表した。
2008年6月28日 09:30 西日本新聞
福岡空港増設に第4案 国交省検討 事業費最少に
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2557
福岡空港(福岡市博多区)の過密化対策で、国土交通省が現空港増設3案の改良型として第4の案を検討していることが27日、分かった。
同省によると、第4の案は、増設3案のうち、現滑走路(2800メートル)の西側210メートルに新滑走路(2500メートル)を増設する「西側210メートル案」を基にした。従来案は、滑走路の南側を通る福岡都市高速道路が、航空法の高さ制限にかからないよう、新滑走路の北端を現滑走路より北側へ200メートルずらしている。
この場合、現滑走路北側からの着陸機のエンジン後方に生じる乱気流が、新滑走路北側からの離陸機に大きな影響を及ぼす恐れがあり、安全上、気流が安定するまで待機する必要があった。
新案は、待機時間を短縮して処理能力を向上させるため、両滑走路の北端をそろえる。さらに、高さ制限にかからないよう、新滑走路に盛り土をして地盤を数メートルほどかさ上げするとしている。
こうした措置により、新滑走路北側の買収面積が小さくなることから、事業費も抑制。増設3案の中で最も安価な「西側210メートル案」の約2500億円よりも低く抑えられる見通し。
2008年8月7日 17:30 西日本新聞
福岡空港選定最終段階へ 国交省が代表案提示 専門委 9月にも地元提案
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2630
2008年5月3日 04:34 西日本新聞
福岡空港07年度 6年ぶり発着14万回超す 過去2番目の多さ 乗降客数は減少
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2507
北九州空港、羽田線利用率70%
2006年04月04日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1389
-
<地方空港>
以下苦戦する地方空港
地方空港で外国人観光客急増・入国審査パンク状態に
2006/01/05
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1317
2006年2月18日掲載 山陽新聞
神戸、新北九州空港開港 変わる空事情 岡山、広島、香川 東京線減便 対抗策強化を検討
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1453
地方空港苦闘 頼りは羽田増便、航空会社は消極的
2008年03月17日08時19分
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2329-2330
地方空港が苦しんでいる。全国に空港は97。造りすぎなのに加え、新幹線や高速道路網の整備で旅客を奪われた。ここ数年は航空自由化で航空会社が採算性の悪い地方路線を次々と切っている。多くの空港が2010年10月の羽田空港の4本目の滑走路完成による羽田便増に希望をつなぐが、航空会社は増便には慎重で、先行きは不透明だ。
国土交通省は羽田の滑走路増設で年間11万回の発着回数増を見込む。ただ、当初からこれだけの増便は管制の慣熟度などから難しく、航空会社などはまず5万回前後が配分され、国内線はうち2万回程度とみている。すでにその倍近い希望が出ていることになる。
羽田増便だけで地方空港は立ち直れるのか? 国土交通省所管のシンクタンク「運輸政策研究所」が全国42の地方空港の「元気度」を分析したところ、元気な空港はわずか12だった。元気度の低い空港ほど新幹線や近隣空港との競合に悩んでおり、羽田線を増便しても再び旅客を奪われる心配がある。
各空港の旅客数と発着回数の増加率を基にA〜Fの6ランクに分類した。いずれも上位のAランクの「元気な空港」には岡山や山口宇部など新幹線との競争に打ち勝った空港が並んだ。多くが「小型多頻度化」で効果をあげている。
逆に、共に減ったFランクの石見や紋別は羽田線すら1便と低頻度にあえぐ。青森や三沢は東北新幹線開通で旅客を減らし、徳島など四国の空港は本州四国連絡橋開通が影響した。
地方空港「元気度」ランキング
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/transit/TKY200803160187.jpg
A 岡山△・山口宇部▽・丘珠▽・熊本▽★・米子・仙台・庄内▽・松山▽・女満別・鳥取・秋田☆・新潟▽
B 但馬△・旭川・出雲・広島・小松
C 富山★・高松▼
D 帯広・花巻・福島・山形▲☆
E 鹿児島★・長崎・大分・釧路・南紀白浜・中標津・大館能代・佐賀
F 宮崎・徳島▼・高知・函館★・青森★・稚内▼・紋別・松本▲・広島西▲▼・三沢▲☆・石見▲▼
旅客数の増減: ▲(最下位グループ) △(上位グループ)
発着回数の増減: ▼(最下位グループ) ▽(上位グループ)
新幹線の整備が見込まれる空港:★(今後数年) ☆(最近数年)
空の2010年問題…戦略練り直し求められる地方空港
2007.10.11 10:31
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2654-2655
地方空港活性化ねらい交付金 国交省が制度創設へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2575
国土交通省は、厳しい経営状況にある地方空港の活性化や、空港周辺の地域振興策への交付金制度を創設する方針を固めた。地元の創意工夫を促し、空港の活性化を狙う。ただ、そもそも空港の造りすぎが経営不振の原因だとの指摘もあり、安易に交付すれば「新たなバラマキ政策」との批判も出そうだ。
09年度予算の概算要求で、約2億5千万円を盛り込む。
今年の通常国会で改正された空港整備法(現・空港法)には、空港ごとに自治体や地元経済団体、空港管理者らでつくる協議会の設置が盛り込まれた。この協議会が事業案をまとめ補助を申請。国交省が認めた事業に、空港整備のための特別会計から事業費の最大50%を交付する。
-
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20081114ke02.htm
伊丹―成田便廃止論 “関空集中”実現難しく
行政に強制力なし
大阪府の橋下徹知事が、海外旅行者らの利用が多い大阪(伊丹)空港発着の成田路線を廃止すべきだと発言したことが、関係者の間で論議を呼んでいる。減便にあえぐ関西国際空港の利用促進が狙いだが、実現には課題も多そうだ。
橋下知事は4日、府の特別顧問と関西3空港問題を話し合い、「国際線は西日本に住む人は関空、東日本の人は成田を使うべきだ」と主張した。終了後も、「関空にどう(航空会社の)便を張り付けるかを考えた時、元凶は伊丹―成田便だ」などと述べた。
伊丹―成田路線は現在、日本航空や全日本空輸の1日計4便あり、利用者数は往復で年間38万人(07年度)にのぼる。特に関空からの路線が激減している欧米方面への海外旅行者の利用が多く、成田発の国際便に間に合うようにダイヤが設定されている。
知事の主張は、伊丹―成田線があるために、本来なら関空を利用する旅客が成田に奪われ、成田への国際線“一極集中”を加速している、というものだ。伊丹ではなく関空―成田線に切り替えれば、いずれ関空に欧米などの国際線が戻ってくるとみており、国交省や航空会社に申し入れる考えだ。
伊丹には国際線はないが、関空会社側には従来、「国内線を隠れみのにした実質的な国際線だ」との不満が強い。関空の欧米路線の利用者数(07年度で約80万人)を考えれば、影響は大きいとしている。
ただ、行政が航空会社に強制はできず、伊丹―成田路線の廃止の実現性は不透明だ。国交省が04年に、騒音対策を理由に大型機を中心とした伊丹の就航規制を決めた後も、沖縄便や北海道便は伊丹に残っており、徹底は容易ではない。
航空関係者には、「利便性の高い伊丹から関空に切り替えれば、新幹線に旅客を奪われてしまう」との見方もある。3空港の役割分担の論議にも絡み、今後、着地点を見いだすのは難しそうだ。
(2008年11月14日 読売新聞)
-
2008年08月28日
道東5空港が連携へ/釧路空港国際化推進協議会
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2601
2008年02月25日月曜日 河北新報
航空便利用7万人減 新幹線開業の影響予測 青森県調査
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2368
<地方空港・東北北海道その1>
2007年03月15日木曜日 河北新報
青森空港の濃霧欠航10分の1に 高機能計器着陸装置が稼働
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2009
2008年05月19日月曜日 河北新報
「濃霧空港」汚名を返上 青森空港
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2511
2003年07月14日月曜日 河北新報
秋田空港滑走路 秋田県単独で250メートル延長へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/134
(秋田-)ソウル便、4月も県目標に届かず 搭乗率、前年比26ポイント増
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2416
ソウル便搭乗率73%、実質最高 10月の秋田空港利用状況
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20081114c
県がまとめた10月の県内空港利用状況によると、秋田空港の利用者数は11万5262人で、前年同月より1万9108人(14・2%)減った。ソウル便の搭乗率は73・5%と、10月としては実質過去最高となった。
ソウル便では、日本人搭乗客が408人(31・8%)増の1693人、韓国人搭乗客が149人(13・6%)増の1243人。他の外国人も含んだ全体で前年同月比586人(24・4%)増の2989人となり、搭乗率は運航を開始した2001年10月(運航日数2日)を除けば、過去最高の73・5%だった。
日本人の修学旅行客や韓国人の東北地域周遊旅行客が増加したことが大きな要因とみられる。
国内線の乗客は、秋田わか杉国体があった前年同月に比べ軒並み減少。東京便は1万2680人(13・7%)減って8万198人。秋田発は団体旅行客がやや増えたが、東京発の個人、団体客が減少した。
(2008/11/14 09:13 更新)
-
2003年07月18日金曜日 河北新報
大館能代空港開港5周年 利用、予測の3分の1
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/138
2008年07月18日金曜日 河北新報
大館能代空港きょう10周年 利用者低迷続き
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2611
大館能代空港(北秋田市)が18日、開港10周年を迎えた。秋田県北の活性化の起爆剤として期待されたものの、乗客の減少が続き、効果的な利用促進策はなかなか見つからない。人口減や景気低迷で地元住民による利用拡大が難しい中、関係者は「観光空港」として活路を見いだそうと模索を続けている。
空港利用者は2002年度の約17万人をピークに減少し、07年度は14万人を割り込んだ。年間の利用者数は、東北の9空港で最も少ない。
2000年の札幌線廃止のほかに路線の廃止や減便はないが、現在の定期路線(いずれも全日空便)は一日に羽田が2往復、伊丹が1往復に限られる。便数の少なさやダイヤの不便さを理由に、青森空港や秋田空港に利用客が流れる傾向も見られる。
㊤空港平行誘導路の休止
2003.9.27
甘い見通し、地元反発
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/
「だまされたようなものだ」。県から示された花巻空港平行誘導路舗装工事の5年間休止方針に、地権者らで組織する宮野目地域振興協議会の畠山幸治会長は吐き捨てるように語った。
滑走路延長が持ち上がった10年前。県の「大型機の安全のためには平行誘導路が不可欠」との要請に、圃場整備計画を中止して水田を提供した地権者が突然の計画変更に納得できるはずもない。
花巻空港は2005年3月の使用開始を目指して滑走路を500メートル延長して2500メートルにする工事が進む。昨年度末の進行率は約70%だが、平行誘導路舗装工事に加え、ターミナルビルの使用開始の1年延期が既に決まっている。
県は逼迫した財政や旅客需要の低迷を休止要因に挙げるが、先ごろの公共事業評価委員会県土整備部会では、当初の278億円から40億円も膨らんだ事業費は1度も議論されなかった。
2008年07月21日月曜日 河北新報
誘導路工事妥当性は「?」 花巻空港整備、一転逆風
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2612
大型機による国際チャーター便の就航実現に向け、岩手県が進める花巻空港(花巻市)整備事業が逆風にさらされている。県は来年度から、休止していた平行誘導路の工事を再開させ、事業全体の完了を目指すが、再開理由に掲げた「平泉の文化遺産」の世界遺産登録は延期された。原油高で減便を検討する航空会社の動きもある。事業の妥当性を判断する評価委員会の意見も割れており、関係者は審議の行方を注視する。
<財政悪化で休止>
花巻空港の平行誘導路は滑走路の2500メートル化に併せ、県単独事業として計画された。滑走路延長は実現したが、県は2003年、財政悪化を理由に翌年から5年間の休止を決断。事業費135億円の誘導路は、約14億円の舗装工事を残してストップした。
<チャーター半減>
県は今年5月下旬、再開を目指し、有識者7人による大規模事業評価専門委(委員長・木村伸男岩手大教授)に再評価を諮問した。(略)諮問からわずか2カ月で、状況は大きく変化した。平泉の世界遺産登録は今月上旬、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会で「登録延期」が決まった。
台湾発を中心に昨年度は過去最高の96便が就航した国際チャーター便も減り、4―6月は前年同期の半分の23便になった。「海外の人たちが旅先を北陸にしたケースが増えたため」(県地域経済課)という。
-
新潟日報2008年2月26日
旭伸航空が9月末撤退を決定
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2369
佐渡―新潟間の空路を運航する「旭伸航空」(新潟市東区)は26日までに、9月末で撤退することを決めた。不採算による経営難に加え、パイロットの確保困難などが理由。10月以降の運航会社は決まっておらず、同路線が休止となる可能性が出てきた。
新潟日報 2007年9月12日
全日空が新潟−福岡線休止へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2164
全日本空輸が新潟―福岡線を来年4月1日から運航休止とする方針を県に伝えていたことが11日、分かった。県は「地域経済への影響は計り知れない」として、近く同社に運航継続を申し入れるなど、官民挙げて要請活動を展開する構えだ。
2006年度の利用者数は約13万6000人で、05年度に比べ5000人増加した。新潟空港の06年度の国内線利用客の1割強を占める。
新潟空港発着の国内線は近年、神戸線、広島線などが休廃止されたが、県空港課では…重視する。
また、福岡線は利用率も06年度56・6%で前年度比2・0ポイント増。新潟空港発着路線では沖縄線、札幌線に次いで高い。ただし、06年度の全日空の国内線利用率64・8%に比べると低い。
全日空の(新潟-)福岡線、存続へ 4―9月の搭乗率、7割達成は確実
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2654-2655
全日本空輸(ANA)が運航する新潟―福岡線が10月以降も存続することになった。全日空は4―9月の搭乗率が7割未満だった場合、同路線を廃止する方針だったが、19日に7割以上の搭乗率達成が確実になった。新潟県内の官民が福岡側と協力して取り組んだ利用促進活動が奏功した格好。今後、新潟県などは全日空に対し、1日1往復に減便した運航を2往復に戻すことを求める。
現状でも一日600人と採算ベースの10分の1の利用客が居るのだな。1000円は高すぎるので500円にすると一日12000人が採算ベースだとするとこれは無理臭いが,便利にすれば2〜3000人の利用は直ぐ集まりそうだ。
新潟日報2008年2月26日
新幹線から空港は1日300人
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2370
新潟空港のアクセス改善策に関連し、高橋総一交通政策局長は、上越新幹線からJR新潟駅で乗り換えて空港へ向かう利用者は本年度の調べで1日300人にとどまることを明らかにした。
県によると、1998年度に県がまとめた調査結果では新幹線をフル規格で空港まで延伸した場合の事業費は推定410億円。この額で採算面を考慮すると1人当たり運賃1000円をとった前提で「1日6000人」(高橋局長)の利用が必要だという。本年度の利用はこの20分の1となっている。
また、在来線から乗り換えて空港へ向かうのは1日280人。
2008年6月24日 新潟日報
(新潟空港)国内線利用低迷で120万人割れ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2552
2008年5月30日 新潟日報
空港バス導入に向け意見募集
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2515
富山空港 新路線の開拓検討 県が提案、新幹線開業後も
2008年5月31日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2475
県の提案では、空港利用客の大部分を占める東京便について、二〇一〇年秋に予定される羽田空港再拡張に伴う発着枠拡大に併せ、全日空に増便やダイヤの改善を要請し、同時に近隣県からの利用増を図るとした。
東京便は一四年度末までの新幹線開業で利用減が予想されるが、国内主要都市への中継地点となる羽田空港への路線は不可欠だとして、航空会社への支援制度の検討も必要と明記した。
福井空港
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2668
松本空港利用者に商品券 促進協が事業計画承認
2008年5月27日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2476
2008年1月16日 中日新聞
シャトルバス運行休止 松本空港−市中心部、利用客減で
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2337
2007年8月22日 中日新聞
松本空港「利用したことない」76% 県政世論調査
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2148
-
更新:2006/01/24
全日空、中部―鳥取線を7月14日に廃止
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1319
'08/06/16 山陰中央新報
JR境線「米子空港駅」が開業
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2550
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2573-2574
出雲空港、2500メートル化凍結 知事表明
'03/10/1 中国新聞
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/267
'07/10/1 中国新聞
出雲―大阪空路は8往復に
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2198
'07/11/02 山陰中央新報
出雲ー大阪便の増便スタート
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2246
日本エアコミューター(本社・鹿児島市、JAC)が一日、運航する出雲空港(島根県斐川町沖洲)発着の大阪便を、従来の一日七往復から八往復に増便した。同空港での機材の夜間駐機(ナイトステイ)により、朝夕のダイヤを改善。大阪での最大滞在時間が七時間から十時間に拡大した。
萩・石見空港、物産館閉鎖へ '06/1/3
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1326
'08/7/2 中国新聞
石見空港15年 利用低迷続く
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2562
島根県営萩・石見空港(益田市)は2日、開港15周年を迎えた。就航している東京、大阪の両便とも利用者の低迷が続く。県や市は東京便の1日2便化復活に向け実績を残すため、本年度を「正念場の年」に位置付ける。ツアー商品開発を進めるとともに、10月に空港マラソン大会を初企画するなど利用拡大に取り組む。
県や圏域市町などでつくる萩・石見空港利用拡大促進協議会は、本年度の実績目標として、東京便の利用者数を5万5200人(利用率60%)、大阪便は2万7100人(同50%)を掲げる。利用者数は1998年の16万9800人をピークに減少し、2007年度は7万1600人になった。実績目標を達成するには、乗客を計1万人以上増やさなければならない。あえて高めの目標を設定した背景には東京2便化がある。低迷について市空港対策室は「東京便の減便が響いた」とみる。97年に2便化され一気に利用が増えたが、02年から1便になり急激に落ち込んだ。東京2便化を求める地元企業の声は根強い。
デイリー運航に増便 10月末から岡山―ソウル線 '04/8/28 中国新聞
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/672
(広島空港)臨空タウン開発中止
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/574
2008/06/11 09:37 四国新聞
2年ぶり減の150万人−高松空港07年度利用客数
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2548
高松空港の2007年度定期路線(5路線)の利用客数は150万824人で前年度を1・0%下回り、2年ぶりに減少したことが香川県のまとめで分かった。利用客数の9割を占める東京線で景気後退によるビジネス需要が減ったのが主因。
まとめによると、07年度の利用客数は、国内線(4路線)が前年度比1・0%減の146万9940人、国際線(ソウル線)が同3・8%減の3万884人。ただ、全体の下げ幅は四国の他の空港と比べて最も少なく、2年連続で150万人台を確保した。搭乗率は5路線で63・5%(前年度68・0%)。
-
2008年7月8日 00:30 熊本日日新聞
熊本−ソウル線が苦戦 福岡発着便と競合
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2567
熊本に宿泊する韓国人が全国四位にランクされる中、韓国アシアナ航空が運航する熊本−ソウル線(週三便)が苦戦している。利用者数が二〇〇七年度から減少。毎日四、五便が飛ぶ福岡−ソウル線との競合などが原因だ。行政や経済団体でつくる阿蘇くまもと空港国際線振興協議会が「観光客誘致や空港の国際拠点性を高める」として掲げる「週五便化」への道のりは険しい。
同航空は熊本−ソウル線を〇三年に就航。同空港唯一の国際定期便として月、木、土曜に一往復している。
〇六年度は過去最高の約四万八百人が利用し、利用率も68・3%を記録。しかし、〇七年度は前年度比12・2%減の約三万五千八百人にとどまった。利用率も5・1ポイント落ちた。
特に、日本人客の落ち込みが激しく、外国人7・1%減に対し、20・4%も減少。県は韓流ブームがひと段落、燃油代高騰や物価上昇による消費マインドの冷え込みなどが要因とみており、四月以降も減少傾向が続く。
2008年1月28日 06:42 熊本日日新聞
(熊本-)松山線廃止、新路線を検討 天草エア
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2342
2007年7月28日 06:59 熊本日日新聞
3ルートで試験運行 空港リムジンバス
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2144
2007年12月12日 07:42 熊本日日新聞
熊本駅〜空港バス、新ルートで8分短縮
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2266
2008年1月29日 22:30 熊本日日新聞
「空港バス」発着を西部車庫に 九州産交
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2343
九州産交バスは二月から、熊本駅〜熊本空港間のリムジンバスの一部三十便と、熊本駅〜高森中央間(熊本空港経由)の快速バス「たかもり号」全八便の発着地を、熊本駅から熊本市上代の同社西部車庫に変更し、路線を三・六キロ延長する。乗客の利便性を高め、熊本空港方面のバス需要を掘り起こす狙い。
西部車庫には、マイカーから公共交通機関に乗り換えるパークアンドライドの専用駐車場(七十二台収容)があるが、現在の利用は一日に二十台程度にとどまっている。リムジンバスなどの路線延長によって、周辺地区の人に同駐車場の利用を促す考えだ。
2008年08月08日 熊本日日新聞
肥後大津−空港間にシャトルバス導入へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2624
2008年6月25日 00:07 熊本日日新聞
豊肥線の空港延伸案「検討は凍結」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2553
県は二十四日、九州新幹線の全線開業に向け、JR熊本駅〜熊本空港間のアクセス強化策として検討してきた豊肥線の分岐・延伸案を事実上断念したことを明らかにした。今後は肥後大津駅〜空港間を専用シャトルバスで結ぶ案が本格検討される。
2008年4月23日 10:27 西日本新聞
大分空港利用者再び減少 伊丹線苦戦、那覇線休止 昨年度3.1%減の182万人 羽田線堅調、3年連続増
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2495
宮崎―ソウル週5便へ 10―3月は2往復増
2008年09月12日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2607
休眠2空港〈上五島〉〈小値賀〉再出発
2008年01月18日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2325
定期便が廃止されて「休港」状態の上五島空港(新上五島町)と小値賀空港(小値賀町)を使ったパイロットの養成学校が、この春に開校する。団塊世代パイロットの大量退職に伴う需要増などで新施設が必要になった運営会社と、定期便廃止後の空港活用策に悩んでいた自治体の思惑が一致した形だ。将来は、チャーター便や遊覧飛行の運航も視野にあり、地元では「島の活性化につながる」との期待が強い。(河村能宏)
31年余の幕閉じる、RAC波照間便 島民ら別れ惜しむ
八重山毎日新聞 (2007-12-01 12:37:09)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2231
-
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081001t13011.htm
2008年10月01日水曜日 河北新報
仙台―神戸線を廃止 全日空、来年4月
新規航空会社のアイベックスエアラインズ(東京)は来年4月からの庄内―大阪線(一日1往復)の廃止を国土交通省に30日届け出た。また、全日本空輸も同日、4月からの神戸―仙台線(同1往復)の廃止を届け出た。
アイベックス社は機材の余力などを生かし、来年4月から、福島―大阪線を1日3往復から4往復に増便することを検討している。増便する福島―大阪線は全日空との共同運航(コードシェア)にする方向。福島空港は日本航空が撤退を決めており、他の航空会社に地元から増便の要望が出ていた。
-
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20081003/CK2008100302000033.html
2008年10月3日 中日新聞
エンジン故障で廃止前に全便欠航 四日市・海上航路
エンジンが故障し、4日の最終便まで全便欠航する高速船「シーワープ」=四日市浜園旅客ターミナルで
中部国際空港と四日市市を結ぶ海上航路が廃止される5日を前に、高速船のエンジン故障で残り全便の欠航を決めた運航会社「YAL」(同市)。燃料費の高騰やターミナル周辺工事をめぐる汚職事件で元社長が逮捕されるなど、逆風続きだった航路は最後もトラブルで唐突に幕を下ろした。
2日朝、四日市浜園旅客ターミナルを訪れた利用者たちは「欠航」の張り紙をあぜんとして見つめた。
中部空港に遊びに行くつもりだった同市大矢知町の萩原善夫さん(75)は「船がなくなる前に乗ってみたかったのに」。宮城県から出張で来ていた会社員田口勝浩さん(38)は「勝手にやめて、あまりにひどい」と慌てて空港行きのバスの時間を調べた。
YALによると、エンジンの故障は9月30日夜の航行中に判明。10月1日は1往復便だけ減速運転して対応したが、乗客の安全を考えて欠航を決めた。4日までの予約客十数件には旅行会社などを通じて連絡した。
中部運輸局によると、船の故障による欠航は海上運送法の「やむを得ない事情」に当たり、今回のように廃止届けから30日を経ずに欠航し、そのまま廃止になっても手続き上の問題はないという。
YALの緒方雄一取締役(31)は「船が音を上げたので仕方がない」と落胆。内田英文社長(43)も「残念の一言。最後まで楽しみにしていたお客さんに申し訳ない」と話した。
同社は今後、役員と一部のスタッフを残し、船の修理や売却など残務整理を進める。
一方、同市の吉田尚司政策課長は「無理な運航は大きなトラブルを起こしかねずやむを得ない」と話した。市は7−9月の燃料費の一部を最大約1300万円補助するが、軽油価格の値下がりで、補助額は当初の6割程度に収まる見通しという。市は航路の再開に意欲を見せているものの、具体的な検討は11月の市長選以降になりそうだ。
(山田浩平、大森準)
-
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001536845.shtml
搭乗者数、前年度割れの公算も 減便の神戸空港
神戸空港の上半期(四-九月)の搭乗者数が百三十三万人と前年同期比の約89%だったことが二十三日、分かった。四月から一日五往復に減便となったスカイマーク(SKY)の増便も難しい上、来年一月末で日本航空(JAL)の鹿児島便の撤退も決定。開港三年目を迎える〇八年度も需要予測(三百十九万人)には大きく届かず、〇七年度の二百九十七万人さえ下回る公算が強まった。(藤原 学、末永陽子)
上半期の搭乗者数は、百三十三万三千九百三十七人で、前年同期比十六万六千七百八十九人の減。新千歳便、石垣便以外はすべて前年比を大幅に下回った。
特に影響が大きいのは羽田便。平均搭乗率は73・7%と前年度とほぼ横ばいだが、SKYが四月から一日七往復を五往復に減便。さらにパイロット不足で六-八月に計四百六十五便が欠航したことが響き、搭乗者数は十二万二千三百八十二人(約17%減)の大幅減となった。
九月に熊本を結ぶ「天草エアライン」が就航したものの、原油高騰による不採算路線の見直しで、JALが来年一月末で鹿児島便の廃止を表明。SKYの一日七往復への本年度中の復活見込みも厳しいことが神戸市会の港湾交通委員会に報告され、下半期で搭乗者数が急増する材料は現在のところなく、需要予測達成が厳しくなっている。
市空港事業室は「各航空会社に増便を働きかけ、下期で巻き返しを図りたい」としているが、来年三月末で全日本空輸(ANA)の仙台便が撤退するなど、〇九年度も厳しい環境が続く。
(10/24 09:12)
-
>>68
航空業界の仕組みはよく解ってないのですけど,一旦降車をしないと駄目みたいですし本気で世界最短狙っても良いのでは?
これ実現したんでしょうかねぇ?
>中央部の県有地、村有地にはスポーツ・レクリエーション施設を整備。ジョギング道路・遊歩道、グランドゴルフ場、ゲートボール場、テニスコート、ローラースケート場などを備えた施設が並ぶ。
Dash-8到着(南大東空港)
https://tabidachi.ana.co.jp/card/179183
南大東空港に那覇からのDash-8が到着しました。この飛行機がそのまま北大東行きになります。
ただ、乗客は一旦降機して到着(兼出発)ロビーに出て、再度セキュリティチェックを通って搭乗待合室に入る必要があります。
南大東空港跡地利用構想案まとまる
1997年7月7日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-91555-storytopic-86.html
南大東村(金川範光村長)は新空港の供用開始に伴い22日に廃止される現在の南大東空港の跡利用基本構想案をこのほどまとめた。滑走路の形状をそのまま生かし、多目的森林公園、スポーツ・レクリエーション施設、宿泊・住宅施設を整備。国の天然記念物ダイトウオオコウモリ保護も視点に入れたユニークな計画も盛り込まれた。金川村長は「実施計画、総事業費の試算はこれから。事業化に向け今後、国、県など関係機関に働き掛けたい」と話している。
現在の南大東空港は1934年、島のほぼ中央部に旧日本軍が建設。65年から民間航空機が運行を開始した。空港面積は13万3800平方メートル。滑走路の長さは800メートル。敷地の約4割に当たる5万1354平方メートルが国有地。村有地は4万7216平方メートル、県有地は1万3108平方メートル。
基本構想では、空港の西側部分に位置する国有地部分に多目的森林公園を整備。ダイトウオオコウモリの保護活動とウオッチングを兼ねた森と花の公園、小動物公園、野外ステージを計画している。
中央部の県有地、村有地にはスポーツ・レクリエーション施設を整備。ジョギング道路・遊歩道、グランドゴルフ場、ゲートボール場、テニスコート、ローラースケート場などを備えた施設が並ぶ。
滑走路東側の県有地、村有地は住宅・宿泊施設のエリア。プールを備えたホテル棟(24室)や32世帯分の県営住宅を建設。さらに、村営分譲住宅地(24宅地)を造成する。
現空港跡利用を通して、村は航空機の大型化で予想される旅客増に対応した観光振興と住民の定住化を図る考え。また、2年半後には開島100周年を控えており、姉妹島関係にある東京都・八丈島との交流事業などを予定。「それまでに両島のお年寄りが交流できる施設を整備したい」(金川村長)としており、ゲートボール場など一部施設の整備を急ぐ考えだ。
南大東島の地図。有るのは当然だけどこんな所見ようとすること殆ど無いしなんか新鮮であるw
http://www.its-mo.com/z-93023416-472481972-12.htm
-
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810180012.html
'08/10/18 中国新聞
民空12年度再開目指す 岩国
--------------------------------------------------------------------------------
米海兵隊岩国基地(岩国市)への民間機就航に向け、山口県と岩国市でつくる民間空港再開事業推進協議会(会長・西村亘副知事)は17日、2012年度の東京便開設を目指すとした基本計画をまとめた。ただ、約110億円の財源や羽田空港の発着枠の確保はめどが立っておらず、県と市は政府への働き掛けを強める。
基本計画によると、12年度からの1日4往復の東京便就航に向け、基地北側の8.8ヘクタールの民間航空ターミナル地域に駐機場とターミナルビル、駐車場を整備する。利用エリアは周南市以東の県東部と大竹、廿日市市など広島県西部の計13市町とし、年間43万3000人の需要を見込む。
総事業費は施設整備や用地費などで約110億円。このうち、ターミナルビルなどの約30億円分は、来年度に地元の自治体と企業で設立する第3セクターが負担。残りの約80億円は国に求める。
-
ださっ・・・
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20081122ddlk36020656000c.html
徳島空港:「徳島阿波おどり空港」に−−利用促進協・愛称選考委 /徳島
徳島空港利用促進協議会の第2回愛称選考委員会が21日開かれ、同空港の愛称が「徳島阿波おどり空港」と決まった。愛称は新空港ビルの建造や滑走路500メートル延長などを行う「徳島飛行場拡張整備事業」と「徳島空港周辺整備事業」の完成(10年度春予定)をもって使用が始まるが、会議中には新空港ビルの完成予想図も示された。
9月の初会合では、6月20日〜7月18日に応募があった524件(県内456件、県外68件)をもとに、「すだち」や「渦潮」「阿波踊り」「よしこの」など多くの案が出、「県外の人も多く利用する空港。県外の徳島のイメージも知るべき」と再度の検討を決めて散会していた。大手旅行代理店や他県の観光部局を中心に徳島のイメージについて意見を集約したところ、阿波踊りが多くを占めたため、決めた。
「徳島阿波おどり空港」の愛称を応募した人は、県内外の男女9人。会議では抽選を行い、徳島市中吉野町に住む男性に採用作品賞を贈ることも決定した。【深尾昭寛】
毎日新聞 2008年11月22日 地方版
-
ぼろくそ
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/081125/lcl0811250658000-n1.htm
【明解要解】「立ち木」で遅れる静岡空港開港 滑走路短縮で巨費、需要も期待薄? (1/2ページ)
2008.11.25 06:55
このニュースのトピックス:地方自治
来年3月に予定されていた静岡空港(静岡県島田市、牧之原市)の開港が最長7月まで延期される事態となった。滑走路西側に残る反対派地権者の「立ち木」が航空法に触れたためだ。石川嘉延知事は「収用時の測量ミス」を認め、謝罪した。土壇場での失態は想定外の公費支出をもたらし、開港機運に水を差した。地方空港をめぐる環境が厳しい中、県が柱として進めてきた事業の先行きは不透明だ。(静岡支局 磯山道彦)
◇
この問題は反対派が空港事業認定の取り消しを求めた訴訟で、航空法で定めた高さ制限を超す立ち木の存在が分かり表面化。空港の基本施設が完成し、開港に必要な公的手続きを始める矢先の9月11日のことだった。
10月末の県議会で滑走路西側の約1400メートル先に立ち木153本と土地3カ所(計7・4平方メートル)が残っていることが明らかになった。地権者との交渉は合意に至らず、高さ制限への対応策として、2500メートルで完成した滑走路を暫定的に300メートル短縮する工事の実施と、開港予定の延期を正式に表明した。
短縮滑走路は「いつでも元通りに戻せる状態」(県空港部)で運用されるが、新たに航空灯火や標識を追加する工事に1億1000万円の出費が必要となり、荒天時に有効な電波誘導方式での着陸もできないなど前途多難だ。
静岡空港の愛称は「富士山静岡空港」。外国人に人気が高い富士山に一番近い空港としてアピールしている。空港建設の総事業費は1900億円。「経済力と豊かな県民生活の維持に必要」として平成8年に国の設置許可を得た。
県は14年の調査で開港時に国内線106万人、国際線32万人の年間需要を見込み、観光客誘致と経済効果で556億円の県内総生産と8000人の雇用創出を想定する。これまでに決まったのは、国内3路線(札幌、福岡、那覇)と海外1路線(ソウル)。県内の航空会社が3路線(小松、熊本、鹿児島)への参入を表明し、中国・上海線も近く確定する見込みだ。
だが、ジェット燃料の高騰や22年予定の羽田空港拡張などを背景に、日本航空と全日空の大手2社が国内の不採算路線からの撤退や減便を進めるなど、地方路線を取り巻く現状は厳しく、静岡空港の需要予測を過大とみる関係者も少なくない。就航する国内線も便数や座席総数で試算すると利用者は予測に届かず、国際線の32万人には、現時点で白紙のホノルル、グアム両線(計約12万人)も含まれている。
当初から、空港の必要性そのものに疑問の声もあった。県内を東海道新幹線が走り、羽田にも名古屋方面にも不自由なく行けるからだ。空港ターミナルの真下を走る新幹線に新駅を設置する県の構想にもJR東海は応じていない。県は「あらゆる機会に需要を積み上げていく」と強調するが、航空路線の採算ラインは「搭乗率60%」とされ、これを維持拡大していくことは簡単ではない。まして、開港延期の影響は計り知れない。
-
佐渡‐羽田便開設目指し県検討委
2008年11月26日
羽田空港の滑走路が2010年に再拡張され、発着便が増えることに合わせて佐渡―羽田便を開設しようと、県は25日、有識者による検討委員会を発足させた。佐渡への観光客誘致を目指す。採算などについて議論した上で、来年3月までに県の方針を国に示したい考えだ。(奈良部健)
◇
●運行会社を確保へ
羽田空港は10年10月に4本目の滑走路の供用が開始される。国内線では年1万5千回の発着数の増加が見込まれ、国土交通省は12月にも有識者懇談会を設置して来年夏までに基本方針を決める。県は08年度中に運航主体を決めたい考えで、泉田裕彦知事は「第三セクターによる新会社設立を含め、運航会社の確保策を検討していく」としている。
佐渡空港は滑走路が890メートルと短く、50席程度の航空機でも離着陸は厳しいとされ、21人にまで減らす重量制限が必要な場合もあるという。
一方、羽田空港は、効率性のため60席以下の小型機の乗り入れが制限されているが、県は「離島枠」として小型機の許可を受けられないかについても検討する。
25日に初めて開かれた検討委員会(委員長=根本敏則・一橋大大学院教授)には、交通計画や航空、旅行業の専門家らが出席。県は、佐渡空港の誘導路の拡幅や空港ターミナルの拡張はできる可能性があるものの、滑走路の延長は用地確保が困難で、すぐには実現できないと説明した。また、10月に試験運航した仏航空機メーカーATR社の航空機を使うことを想定し、航空機を補助金で購入する場合とリースする場合の年間運航収支を予測し、比較した。
委員会後、根本委員長は「多くの課題がある。地域活性化に役立つという思いはあるが、どのくらいの人々が乗って、収支がどうなるかも心配されている」と話した。次回は来年1月中旬ごろ開かれる。他の路線との組み合わせなどを検討する。
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000811260005
-
http://www.asahi.com/business/update/1127/NGY200811270005.html
貨物大手フェデックス、中部空港から撤退へ 来年3月
2008年11月27日22時18分
米航空貨物大手のフェデラル・エクスプレス(フェデックス)が、中部空港から来年3月29日付で撤退することが27日わかった。開港時から乗り入れてきた貨物大手の撤退は、着陸料収入の落ち込みが課題となっている中部空港にとって痛手だ。
フェデックスは現在、成田空港から中部空港を経由して上海・浦東空港に行くルートで、週6便を運航している。撤退の理由について同社カスタマーサービス部は「アジアを含めたネットワークの最適化を進め、競争力を高めていくためだ」と話している。
中部空港には、ピーク時の06年夏、54便の貨物便が乗り入れていた。その後、徐々に減り、今年に入って全日本空輸が貨物便(週16便)から撤退。現在週25便まで落ち込んでいる。
フェデックスが撤退し、新たに乗り入れる貨物便がないと、来春には週19便とピーク時の3分の1強にまで落ち込むことになる。
中部空港を運営する中部国際空港は「割引制度を活用して貨物量を増やすように努めたい」(広報グループ)と話している。
中部空港の第2滑走路の早期建設には利用便数の増加が欠かせないが、もう一つの柱の旅客便も減少傾向にある。
-
<スターフライヤー>定期点検せず運航 2機10日間、主脚格納ドア
11月28日21時17分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081128-00000041-maiall-soci
国土交通省は28日、スターフライヤー(北九州市)が航空機2機を定期点検しないまま10日間運航していたとして文書で厳重注意した。保有するエアバス機4機のうち2機が、主脚格納ドアの開閉作動の点検期限を超過していた。整備計画担当者が定期点検計画を策定する際、今月17日が期限の同項目を見落としていたという。
同社によると、同項目は運航900回ごとに点検している。来月の点検を前に26日、確認作業をしていて期限超過に気付いた。緊急点検で異常が無かったため、国交省の許可を得て運航を再開し、欠航などはなかったという。
同社は「早急に原因を究明し、再発防止に努める」としている。【石戸久代】
最終更新:11月28日21時17分
-
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810210008.html
'08/10/21 中国新聞
西飛行場 知事は「閉鎖」
--------------------------------------------------------------------------------
広島県の藤田雄山知事は20日、広島市と維持管理費を折半している広島西飛行場(西区)について「閉鎖したい」と明言した。市が今後も東京便の就航を目指すなら、市営飛行場として権限を全面的に移したい考えでいることも明らかにした。定例記者会見で述べた。
同飛行場は現在、宮崎、鹿児島を結ぶコミューター便が1日計4往復するだけで、2007年度の赤字は約6億1000万円。1993年の広島空港の三原市移転に伴い、累積赤字は約112億円に上る。
藤田知事は「市が『夢を追い続けたい』と言うので、無理やりに夢を断ち切らないでいるだけ。あれだけの赤字を出しているのだから、県としては閉鎖したい。あるいは市営の飛行場にしてほしい」と言い切った。
市は10年秋の羽田空港の再拡張に合わせて、西飛行場を発着する東京便就航の可能性を調査している。
【写真説明】記者会見で、広島西飛行場を「閉鎖したい」と述べた藤田知事
-
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200812010030a.nwc
強者のみが空を舞う日 航空業界襲うリセッション
2008/12/1
世界の航空業界地図が、数少ない欧米の「メガキャリア」を軸に大きく塗り変わりそうな様相を呈している。その背景にあるのは、燃料高騰による収益力の低下と、ここへきての世界的な旅客の減少だ。すでに欧米の大手航空会社は、相次いで合併や提携に動き始め、小規模な格安航空会社(LCC)の破綻(はたん)が増加している。航空会社を取り巻く環境は今後も厳しさが増すと予想され、生き残りを模索する動きが活発化しそうだ。
◆米、欧 メガ時代
「2008年は、世界の航空業界が再編に向けダイナミックに動いた」。業界関係者がそう語るほど、今年は大きな合併や提携の発表が相次いだ。
6月に米2位ユナイテッドが4位コンチネンタルと包括提携で合意。8月にはドイツのルフトハンザ航空がベルギーのブリュッセル航空の親会社を買収する計画を発表した。10月には米3位のデルタが5位のノースウエストと合併し、世界最大の航空会社「デルタ」が誕生した。
きっかけとなったのは、燃料高騰による収益力の低下だ。08年7〜9月期決算をみると、米航空大手5社がそろって最終赤字。欧州では独ルフトハンザ航空が燃料コスト増とストライキによる収入減が響き、前年同期比75%減という大幅減益に陥った。
国際航空運送協会(IATA)の予想によると、世界の航空業界全体の損益は、07年が推定56億ドル(約5300億円)の黒字だったのに対し、今年は52億ドル(約4900億円)の赤字の見込みだ。
最近、原油価格の下落によって燃料価格自体は落ち着きを見せている。しかし、そうしたなかで、旅客減という新たなマイナス要因が、世界の航空会社を覆い始めた。
世界的な金融不安で企業業績が軒並み悪化すると予想され、企業が出張を手控えているためで、旅客減はビジネスにとどまらず、観光分野にも及んでいる。
そうなると、航空業界の合従連衡が再び活発化するのは必至。現在、関係者の間で描かれている再編シナリオは、欧米それぞれが3つの軸に集約されるというものだ。つまり、米国が世界最大に躍り出た新デルタ、アメリカン、ユナイテッド・コンチネンタル連合、欧州が英ブリティッシュ・エアウェイズ、仏蘭エールフランス−KLM、独ルフトハンザ。
運賃の安さを武器に一時、旅客を増やした米やアジアのLCCは、もともとギリギリのコストで運航してきただけに燃油高騰で、かつての勢いを失い、これからは「メガキャリアの時代」との見方が支配的だ。
◆日本にも迫る影
一方、日本にとっては、これらのメガキャリアが羽田、成田の両空港が拡張される10年以降、どの程度乗り入れを増やしてくるかが焦点。合併前の米ノースウエストはすでに成田に約1割の発着枠を持っているほか、アジアにも路線ネットワークを構築。「メガキャリアはすでに十分進出を果たしている」との見方もある。
ただ、今月には豪カンタス航空子会社が成田−ケアンズ(週7便)などに就航し、格安運賃を提供して日本の航空会社に対抗するほか、カタール航空も成田空港への乗り入れを決めるなど、海外勢が日本路線を増強する流れに変化はないとみられる。
日本航空、全日本空輸もすでに欧米路線のビジネス客が急減しているほか、中国路線も落ち込みが目立ち始めている。欧米の再編の影響が日本にもおよび、いつまでも「現在の2社体制が維持されるかは不透明」とみる向きもある。(山口暢彦)
-
http://www.chunichi.co.jp/article/centrair/news/CK2008112202000233.html
セグウェイ警備、いいことずくめ 経費節減や環境配慮で人気上々
2008年11月22日
効果、人気は抜群というセグウェイ活用の空港警備=中部国際空港で
中部国際空港のスカイデッキ警備に、10月から立ち乗り電動二輪車「セグウェイ」が登場した。警備費を削減するのが目的だったが、物珍しさも手伝って記念撮影を求められるほどの人気。空港会社は想定外の効果に喜んでいる。
空港会社では、経費の節約策を検討する中で、米シカゴ警察やニューヨーク市警が専用モデルをパトロールに導入するなど、多くの警察、警備機関が活用している実情を知った。機動力があり、警備員の減員につなげられると分かり、2台の導入を決めた。
600メートルの周回距離があるスカイデッキで運用を始めたところ、小回りが利き、最高速度も、人間が一生懸命走るのと同じぐらいの時速20キロで、一人当たりの警備員が受け持つ警備範囲が広がった。二酸化炭素(CO2)を出さないため、環境への配慮もアピールできた。1回の充電で連続30キロ走行できる。
活動は、デッキが開放される午前7時から午後10時半まで。立ったまま滑るように走る姿は注目度抜群で、警備効果も高いという。
警備担当者は「背筋も伸びて、イメージもよい。警備への理解が得られやすくなった」と話す。
1台およそ100万円したものの、導入により警備員を5人から2人に減らし、警備費は年間2000万円以上削減できる見込み。同社は「警備の質を落とさず警備費を減らせたし、人気も得た」と、相乗効果を評価している。
【セグウェイ】 2002年に米国で発売された充電式電動二輪車。車輪の間のステップに立って乗り、体の重心を前後左右に移すことで前進、後退、方向転換する。日本では、道路交通法上、公道は走行できない。
-
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081202t62001.htm
空港利用促進へ 福島県緊急対策
来年1月いっぱいで日本航空グループが全面撤退する福島空港の利用促進に向けて、福島県は1日、緊急対策をまとめた。県民へのさらなるPR活動などを掲げたものの具体策に乏しく、空港利活用の難しさがあらためて浮き彫りになった。
福島空港ではすでに、空港ビル会社が日航撤退後を視野に売店縮小や人員削減などリストラを進めているが、対策は空港施設のにぎわいを新たな特色づくりに挙げた。「集客能力の活用で施設が地域活性化の拠点になり得る」と位置付けた。
茨城空港が2010年3月に開港を予定しているが、隣接する茨城、栃木両県の利用促進が欠かせないとして、両県の新聞、テレビで福島空港が身近な空港であることをPRしていくことも盛り込んだ。
緊急対策は10年度までの期間限定で、特に日航路線がなくなる来年度を重点期間とした。県空港交流課は「緊急対策はあくまで方向性を示したもの。必要な予算確保も今後の課題になる」と説明している。
2008年12月02日火曜日
-
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20081203/CK2008120302000187.html
大韓航空が1日1往復就航へ 静岡空港−ソウル便
2008年12月3日
韓国最大手の航空会社・大韓航空(本社ソウル)が、静岡空港(島田市、牧之原市)の開港時からソウル便を1日1往復就航する方針を固めたことが分かった。近く静岡県に報告する。韓国の航空会社の就航は、アシアナ航空に続き2社目。
大韓航空日本地域本部によると、使用する航空機は160−190席程度。ダイヤは午前中にソウルを出発し、静岡空港からは昼ごろ出発することを検討している。
国内で大韓航空とアシアナ航空がともに就航しているのは羽田、成田、関西、中部国際、福岡の5空港。静岡空港へは、アシアナ航空が1日1往復のソウル便就航を決めているほか、全日空が新千歳と那覇、日本航空が福岡と新千歳、フジドリームエアラインズが小松と熊本、鹿児島への就航を表明している。
-
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20081121/CK2008112102000213.html?ref=related
静岡空港−札幌、沖縄線 就航の予定は変わらず 全日空社長が会見
2008年11月21日
全日空の山元峯生社長は20日の定例記者会見で、静岡空港の開港延期を受けた同社の対応について「札幌(新千歳)線と沖縄線を就航するという決意は変わっていない」と述べ、予定通り就航する方針を示した。
山元社長は「(開港が)遅れたからどうのと言うんじゃなくて、なるべく夏場の繁忙期にスタートしていただくといい」と指摘。県の対応については「一生懸命努力されているんだろう」と理解を示した。
滑走路を暫定的に短縮する運用に伴い、航空機の着陸を誘導する計器着陸装置(ILS)は使用できず、目視での着陸に限られる。この点について、同席した森本光雄専務は「年間を通じて気象データなどをまだ全部、分析しているわけではない。天気の影響で運航便にどの程度(の支障が)発生するのか、まだ類推できている状況ではない」と述べるにとどめた。 (平野誠也)
-
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=39060
国交省、羽田国際化に柔軟に対応へ−発着回数や運航地点など需要に応じて
[掲載日:2008/12/02]
国土交通省は12月1日、「羽田空港の国際化に関する国と都・関係県実務者分科会」の第4回会合を開催、再拡張後の路線の就航先や発着回数などについて柔軟に対応する姿勢を改めて示した。東京都や神奈川県はこれまで、国際線の発着枠の増加、昼間時間帯の発着枠3万回での東南アジア路線の運航許可を求めており、この日も東京都副知事の猪瀬直樹氏が要望。これに対し、国交省航空局局長の前田隆平氏は「昼間の就航都市は、すでに就航を合意した韓国に加えて、これから協議する中国、台湾、香港で3万回の全てを使い切る可能性はある」としつつ、枠が余る場合には「他の都市も検討する」と言及。昼間時間帯の増枠は、全体で11万回が拡大する発着枠の中で、国内線と国際線の需要のバランスに応じて配分する考えを説明した。
7月に同分科会の第3回会合で、羽田空港の国際線発着枠を6万回とすることに大筋合意して以降、航空当局間協議を開催した国は13ヶ国。羽田空港については、韓国が昼間時間帯でのソウル線と釜山線の運航が決定。深夜早朝の時間帯では、8月に合意した韓国をはじめ、マレーシアやシンガポール、フランス、イギリスとの間で定期便開設に合意。昼間時間帯には近距離路線、深夜早朝時間帯には欧米を含む世界主要各国への定期便の就航をめざす「首都圏空港における国際航空機能拡充プラン(冬柴プラン)」に沿った内容で進んでいる。
ただし、中国とアメリカとの協議は合意に至っておらず、中国では上海、北京などの大都市圏との路線開設を目指したものの、中国側の容量が課題となり、継続協議となっている。アメリカは、日本側が成田空港の完成とともに羽田から移行させ、その後に限られた時間と枠で再度羽田に就航可能と提案したことを「一方的な政策」として拒否、継続協議となった。ただし、前田氏は先ごろに「アメリカ系航空会社の就航意欲が減退していることが理由」との分析を示しており、羽田発国際線のネットワークの見定めには、各国との交渉過程をしばらく見守る必要がありそうだ。
-
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081202-00000026-fsi-ind
不振の地方空港、集客に懸命 観光PR、乗り合いタクシー…
12月3日8時30分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
開港6年目を迎えた能登空港。他の地方空港に比べ利用者数は安定している=石川県輪島市(写真:フジサンケイビジネスアイ)
燃料高や旅客数の減少で航空各社が地方路線の廃止・縮小を進めるなか、就航便数の減少を食い止めようと、地方空港のある地元があの手この手の旅客増加策を展開している。就航する地域間で相互に観光PRを行ったり、空港と市街地とのアクセスを改善するために乗り合いタクシーを運行するなど、各地とも集客に懸命だ。
新潟県と福岡県は新潟−福岡路線の利用客を増やすため、2007年10月に行政や経済・観光団体が一体となって協議会を設置し、相互交流や観光PRなどの取り組みをスタートした。
そのきっかけとなったのは、利用率が採算ラインを大幅に下回り、同年9月に全日本空輸から路線廃止の申し入れがあったこと。再三の存続要請に対し、全日空は1日2往復から1往復への削減にとどめる代わりに「4−9月の平均利用率が70%を超えること」という条件を出した。結果的にキャンペーン効果で利用率は74・9%に上昇。新潟県は「就航している地域との交流が大事だと実感した」(港湾空港交通局空港課)と話し、今後も活動を継続する方針だ
日本航空が羽田路線を運航する南紀白浜空港の場合、和歌山県民が同路線を利用すると、地元商店街で使える商品券を片道で1000円分配布する特典を設けた。背景には02年度をピークに利用率が下がり続けている現状がある。
南紀は熊野那智大社などの観光資源に恵まれている。それだけに、この取り組みが奏功し、07年度の利用者は02年度に迫る水準に回復。今年は航空機の大型化で提供座席数が増えたことで利用率は下がったものの、10月までの利用者の累計は前年を上回っている。
■羽田発着枠拡大後に明暗か
航空会社が採算性を重視した路線戦略を強めるだけに、空港を運営する自治体などにとって旅客を増やすことは最優先の課題だ。2003年7月に開港した石川県の能登空港は、地域を挙げた空港活性化に取り組み、地方空港のモデルケースともいわれる。航空機の発着に合わせて、いち早く空港周辺の各市との間に乗り合いタクシーを走らせたのも同空港だ。
さらに、07年度は台湾や香港から105便の国際チャーター便が就航し、アジアの近隣からの観光旅行の玄関口にもなりつつある。
10年度には羽田空港の再拡張で国内線の発着枠が拡大する。空港を擁する各地方自治体は、地域活性化のために「発着枠の拡大後の増便につなげたい」(和歌山県港湾空港振興課坂口善史主査)と切望する。今後、静岡空港や茨城空港といった地方空港の開港が控えている。地方空港不要論も噴出するなか、地域の取り組みや条件によって空港間の明暗が鮮明になってくるだろう。(門倉千賀子)
-
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/185504/
【東北の空港(上)】地方襲う“路線リストラ” 経済、観光に打撃
10/09 13:33更新
東北の地方空港がいま、危機を迎えている。航空会社が相次いで路線の廃止や減便を決めるなど苦しい経営を強いられ、廃港の危機さえ感じている自治体も多い。なぜ、地方空港はここまで窮地に陥ったのか。東北でこれまで何が起き、そして今後どうすればいいのか。関係者の話などから3回にわたって検証する。(豊吉広英)
8月6日に全日空、翌7日に日本航空が発表した2008年度下期航空輸送事業計画の一部変更。そこにあった国内旅客事業の項目は、東北の経済関係者に大きなショックを与えた。
確かに衝撃的だった。年度内に全日空は8路線を減便し、1路線を廃止。日本航空は、4路線を減便、廃止は12路線に及ぶ。日本航空にとっては過去最大規模の路線“リストラ”だ。
東北の関係者にとって深刻だったのは、日本航空の廃止12路線のうち、8路線で東北の空港が絡んでいたことだ。「東北で大規模工場の新設や増設が決まる中、航空便の果たす役割は大変重要。路線廃止は観光や企業誘致、物流の面で大きな影響がある」。東北経済連合会地域政策グループの小野晋部長は、そう憂慮する。
日本航空経営企画室の大佐古将彦部長代理は「地方都市のネットワークは大変重要。公共性も認識しており、守っていきたいと考えている」と、今回の措置を説明する。
だが、この2年で日本航空は東北の空港に乗り入れていた12路線の廃止を決めた。全日空は9月30日に来年4月以降の廃止を国土交通省へ届け出た仙台−神戸線を含め5路線廃止。同社と業務提携するアイベックスエアラインズも同日、庄内−伊丹線廃止を届け出た。「守りたい」の言葉がむなしく聞こえる。
■ ■ ■
8月の路線見直しにあたり、日本航空、全日空はともに「燃油高騰で収益が圧迫されている。不採算路線の廃止で経営改善を目指す」と説明した。
日本航空が今年2月に発表した新再生中期プランでは、今年度のジェット燃料価格をシンガポール・ケロシン1バレル= 110ドルと設定していた。しかし、実際には4〜6月期、同1バレル= 141.2ドルまで跳ね上がった。燃油高騰は、巨大な航空会社にとっても存廃にかかわる危機的な状況だ。
国際線の場合、燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)をかけることができる。だが国内線は値上がり分を運賃に反映させにくい。その結果、両社が導き出した結論が、路線そのものを削減するというものだった。
もっとも、ここに至るまでには、さまざまな要素があった。一つは「規制緩和」だ。それまで日本の航空会社は公共交通という観点から、黒字路線の収益で、多少の赤字路線も支えていく意識があった。
だが、規制緩和で新規航空会社が国内路線に参入。競争激化で黒字路線の実入りが減り、赤字路線を守る余裕も失わせた。「収益にシビアになれば不採算路線への視線も厳しくなる」(航空関係者)。かくして採算にあわない地方路線は、次々と廃止の憂き目にあうことになった。
利益率の高い羽田空港発着路線に採算を求める航空会社の利益構造も、地方路線存続の壁として立ちはだかっている。
羽田空港とて離着陸枠は無限ではない。便数を増やせないジレンマを解決するため、航空会社が選択してきたのが「機材の大型化」。座席数の多い旅客機を飛ばせば、発着枠が少なくても多くの客を乗せ、収益を上げることができる。
羽田路線で大型機を多く導入しようとすると、全体に機材の大型化が進み、地方路線でも大型機が使われる機会が増えることになる。「現状を考えれば、地方路線にある程度の大きさの飛行機を入れざるを得ない」と日本航空はいう。しかし地方空港間の路線は、大型機になっても、座席を埋めるほど乗客が増えることはない。大型機になればなるほど燃料をはじめとした運航コストはかさみ、一方で搭乗率は下がり、採算があわない路線が生まれることになる。
■ ■ ■
この問題を解消するため、日本航空、全日空の両社とも、地方路線用に座席数 100以下の小型ジェット旅客機を導入し就航させる予定だ。しかし、機材の買い替えを進めるにも、新たにその資金が必要になる。
日本航空は「資金借り入れのためには経営体質の強化が必須になり、採算性を求めざるを得ないことがある」とする。結局は赤字路線の見直しに踏み切らざるを得ない。
2010年には、羽田空港の再拡張にともなう発着枠の拡大が控えている。全日空は「事業拡大が必要で今年度に限らず路線見直しは必要。現状の経済状況では、廃止した地方路線を復活させるのは難しい」と話す。
東北の各県、各空港関係者は、この危機的状況をどう受け止めているのだろう。
-
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/185509/
【東北の空港(下)】旅客機飛ぶのは当たり前? 「危機感持って戦略を」
配信元:
10/09 13:35更新
県内に秋田空港と大館能代空港の2空港を抱える秋田県。東京から新幹線で4時間以上かかる地理的条件を考えれば「県民にとって空港は絶対に必要だし、それなりに県内需要はあるはず」との考え方は説得力を持つ。だがそれでも、2空港の乗客者数の減少に歯止めがかからない。特に県北部の大館能代空港は深刻だ。
平成19年の大館能代空港の1日あたりの乗降客数はわずか384人。全国でも有数の“過疎空港”だ。
「鶏と卵の関係といえばいいのか…、現状では、便数が少なくて利用しにくい空港になっている。利用者増が先なのか、便数増が先なのか。今は負のスパイラルにある」。県建設交通政策課の佐藤秀治副主幹はこう嘆く。
山形県交通政策課の五十嵐清人課長補佐も、この“鶏と卵”に頭を抱える1人だ。現在山形空港の羽田便は往復各1便。午後2時5分に山形に到着し、2時45分には山形を去っていく。
「これでは、東京から山形に仕事で来て、日帰りで帰ることはできない。不便なのが分かっているのだから、県民に乗ってくださいとも言いづらい」
利用しやすい便がないから利用者が少ない。利用者がいないから減便、そして路線廃止につながるというのだ。
ならば、増便すれば利用者は増えるはず−。各自治体の空港行政担当者の多くは、こうしたロジックを基に「利用しやすい空港」を目指し、便数や路線の増加を各航空会社に申し入れている。
■ ■ ■
では、各自治体が望む「利用しやすい空港」になる可能性はあるのか。航空行政に詳しい明治大学商学部の戸崎肇教授は、この考えに否定的だ。
「地方経済が停滞するなか、地方の絶対的な航空需要は少なくなっている。利用しやすい空港を目指すには、地元経済が活発になり、実際に航空需要を増やすことが必要。便数増が先か、利用者増が先か、と問われれば、現状では利用者増が先と言わざるを得ない」
さらに戸崎教授は、各自治体が便数増の背後に抱いている「空港が持つ地域経済への影響力」や「経済発展の担い手としての空港」を「幻想に過ぎない」と一蹴(いっしゅう)する。
「空港での雇用は地元交通関係の会社から派遣されて終わるケースが多い。建設土木業は、空港ができてしまえば需要はなくなる。80年代には臨空団地の重要性が説かれていたが、現実には鉄道や道路網の輸送態勢には劣っている」。経済が振興してくる中で空港の必要性が出てくるというのが戸崎教授の考えだ。
こうした指摘を関係者も理解している。秋田県の佐藤副主幹は「実際問題として、空港需要増大で一番効果が大きいのは企業誘致。担当課が継続的に誘致活動をして企業が来てくれることが、結果的に利用者増につながると思う」と話している。それが極めて難しいことであることも担当者は痛感している。
■ ■ ■
こうした負のスパイラルを打開するために、戸崎教授は「まず空港自体の収益性を高めることが必要だ」という。
「便数が少なくなっている地方空港では、24時間のうち、実際に稼働している時間はわずかしかない。それなら、飛行機を利用しない人たちにも空港に来てもらうことを考えなければならない。ショッピングモールやシネマコンプレックス、コンベンション施設などを誘致し、地域の一大拠点とする。そんな空港作りをしてもいいのではないか」
戸崎教授は、地方空港振興のシンポジウムなどで呼ばれるたびに、こうした「空港施設の有効利用」と「空港経営の重要性」を訴えている。
また、北東北5空港で行われている地方空港間の観光協力などについても、戸崎教授は「積極的に行うべきだ。国内線、国際線を問わず、必ずしも自分の空港だけでの乗降を考えないで、広域で調整しながら、全体の価値を高めていくような空港施策があってもいいのではないか」と指摘する。
「これまでのように何かあれば中央にお願いに行く“おんぶに抱っこ”では何も動かない。どれだけ危機感を持ち、地域の人々にとって、空港を身近なものにできるかが重要だ」
地方自治体からの要請を受けてきたある航空会社の担当者は、路線廃止が決まった自治体の空港関係者がもらした言葉が忘れられないという。
「空港があるのが当たり前なら、飛行機が飛ぶのも当たり前だと思っていた」
東北の地方空港に旅客機が当たり前のように飛ぶ時代は、いつまで続くのだろうか。(豊吉広英)
-
>>19
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2008120402000108.html
成田―関空便開設へ 日航 需要多く来春から
2008年12月4日 朝刊
日本航空が成田空港と関西空港間を結ぶ国内線を開設する方針であることが三日、分かった。来春から一日一往復を運航。関西方面から、成田での国際線接続の需要に応える。
同社は現在、成田−大阪(伊丹)間を一日二往復運航しているが、搭乗率が八割を超えるなど混雑している。このため、来年二月から大阪発の午後便の航空機を五十席から百五十席に大型化することに加え、関空路線を新設して利便性を向上させる。
一方、関空と国内地方空港を結ぶ路線は、不採算の数路線を廃止する方向で検討している。
-
>>86こっちのほうがイイ記事だ
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2008120300537
伊丹〜成田を大型化=関空は地方5路線廃止も−日航
日本航空が、大阪・伊丹空港と成田空港を結ぶ航空機を来春から大型化することが3日、明らかになった。成田を経由する京阪神の海外旅行客の旺盛な需要に応える。また、関西空港と成田を結ぶ路線を新設し、大阪南部や和歌山の利便性も向上させる。一方、関空と地方を結ぶ不採算路線の廃止を検討する。
日航は現在、伊丹〜成田線をB777(292席)とCRJ200(50席)で1日2往復運航。このうちCRJ200をB737(145−167席)に切り替える。利用率約80%と需要が高く、海外旅行の手荷物が多いことから大型化が急務となっていた。
また、現行は1日7往復の関西〜羽田線のうち1往復を転用する形で、関西〜成田線を新設。利便性向上のほか、需要低迷が続く関空の振興策に悩む地元への一定の配慮もあるとみられる。ただ、大阪府の橋下徹知事や関空会社の村山敦社長は、海外旅行客を関空に囲い込もうと「伊丹〜成田線廃止」を叫んでいるだけに、同路線の機材大型化に対し強い反発も予想される。
関空の地方路線廃止は、利用率が低迷する2〜5路線を対象に検討しているもようだ。(2008/12/03-15:56)
http://www.tokachi.co.jp/news/200812/20081204-0000088.php
JAL・帯広−関西線 期間短縮・廃止の意向
2008年12月04日 13時49分
市、計画見直し求める
日本航空(JAL)が帯広市に対し、季節運航便のとかち帯広−関西線について運航期間短縮、廃止する方針を伝えていることが、4日までに分かった。利用客低迷が要因で、来年度は運航期間を短縮、再来年度に撤退する意向を示唆している。地元サイドは、十勝管内の経済、観光の両面で波及効果のあった大都市を結ぶ路線だけに、計画の見直しを求める構えだ。
関係者によると、関西線の縮小・廃止は道を経由し、帯広のほか旭川、釧路、女満別にも打診されているという。JAL広報は「廃止は決まっておらず、来年度運航計画は来年1月から2月にかけて発表する」としている。
帯広−関西線は1992年に就航(当初は伊丹空港、94年から関西国際空港に変更)。定期便だったが、利用低迷を理由に2005年度から6−9月末の4カ月間(05年は10月5日まで運航)、1日1往復に運航を縮小した。利用者は年間平均2万6000人、搭乗率は約70%で、慢性的な赤字に陥っていた。
「空港利用促進協議会」(会長・砂川敏文帯広市長)による関西圏での街頭PRやツアー客への助成など、地元自治体、経済界はこれまで一貫して存続を訴えてきた。9月には砂川市長、帯広商工会議所の高【異体字】橋勝坦会頭らがJALの地方路線廃止・減便を危惧(きぐ)し、東京の日本航空(JAL)本社を訪問、路線の維持・拡充を訴えたばかりだった。
空港を管理する帯広市の河合正廣副市長は「あくまでも検討段階と聞いている。厳しい経済状況だが関西線の通年化を要望する方向に変わりはない」とし、計画見直しを求めていく構えだ。
JAL広報は「路線計画の検討を進めている段階で、将来性のある路線は残す。自治体との協議の中で可能性を探る」と存廃に含みを残しており、行政、地元経済界の対応が急がれる。
(丸山一樹、中津川甫)
-
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2449
http://www.chunichi.co.jp/article/economics/news/CK2008120602000051.html
タイ国際航空、中部深夜便運休 年末年始除き来年3月まで
2008年12月6日 朝刊
タイ国際航空は、中部国際空港−バンコクを週2便運航する深夜便を来年3月まで運休することを決めた。反政府市民団体による国際空港占拠などタイの政情不安のあおりで、観光客が落ち込むと判断。週7便の日中便は現行のまま運航する。
運休する便は、深夜に中部空港を出発(金曜と日曜日の午前1時)し、バンコクに早朝に到着するため観光客の需要が高かった。バンコク発は木曜と土曜日。
ただ、12月25日−1月9日の年末年始は、ある程度の予約があるため運航する予定。
タイのソムチャイ政権の退陣要求で1週間余に及んだ空港占拠事件後は運休しており、そのまま再開しない形となる。4月以降は状況を見て判断するという。
同航空の深夜便は5月に就航。中部国際空港会社が誘致に力を入れた中部空港初の深夜便で、乗客も増加傾向だった。
同航空のバンコク−日本便の見直しは、中部空港以外にも及び、関西空港は7深夜便のすべてを運休し、週21便が14便に。福岡空港は週7便が4便に減る。
-
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001600364.shtml
ANA、神戸-羽田の減便検討 09年4月以降
神戸-羽田間を一日三往復便運行している全日本空輸(ANA)が、来年四月一日以降、一往復の減便を検討していることが五日、分かった。
ANAは現在、神戸空港発午前七時十五分▽午後零時四十五分▽午後八時五十五分と、羽田発午前六時四十分▽午後一時四十五分▽午後八時十五分を運行している。
減便が検討されているのは昼間の便。搭乗率は採算ラインとされる六割程度を維持しているが、単価の高いビジネス客が多い朝や夜間に比べ、割引率が高いツアー客などが多く、減便の対象に挙がっているという。
神戸-羽田線をめぐっては、今年四月からスカイマークが一日二往復便を減便し、五往復便に。日本航空は二往復便を運行している。神戸市は便数維持に向け、ANAと交渉を重ねている。(藤原 学)
(12/6 09:12)
-
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081208/plc0812082349016-n1.htm
橋下知事、航空会社から空港についてヒアリング
2008.12.8 23:48
関西国際空港の利用増を目指して伊丹−成田便を廃止し、関空−成田便への一本化構想を打ち出している大阪府の橋下徹知事は8日、府庁で航空会社や関西空港会社の役員ら4人と会談し、「都市戦略を練るときに、空港の顔は重要。伊丹は顔にならない」と訴えた。しかし、航空会社側は採算性などを理由に橋下構想には慎重姿勢で、議論は平行線で終わった。
関西3空港(大阪、関西、神戸空港)のあり方を見直し、府独自ビジョンへの参考のためのヒアリング。
日本航空の佐藤学執行役員は、関空路線の赤字が年間100億円を超えることなどを挙げ、「伊丹の路線をすべてゼロにして、関空に集約することは慎重に考えてほしい」と述べた。また全日本空輸の岡田晃執行役員も「関空の路線には、飛ばせば飛ばすほど赤字が増えるものもある」などと橋下知事の考えに否定的な見解を示した。
これに対し、関西空港会社の平野忠邦副社長は「年間約37万人が関空ではなく、成田から出国している。伊丹−成田便を全面的に関空に移管してほしい」と求めた。
終了後、佐藤執行役員は来年4月から関空−成田便を運行することに触れ、「最後は乗客がどういう選択をするか。行政がごり押しするのはどうか」と疑問を呈した。
府は、5日に実施した有識者のヒアリングの意見も踏まえ、年内にも空港ビジョンの素案をまとめる。
-
静岡空港の立場が更に・・・
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/12/08/036/
京浜急行バスと富士急静岡バスは、静岡県東部地域(富士宮、富士、沼津)と横浜駅・羽田空港を結ぶ高速バスを16日より運行すると発表した。
静岡県東部地域と横浜駅・羽田空港を結ぶ高速バス(写真は京浜急行バス)
新たな路線は静岡東部から乗り換えなしで横浜駅・羽田空港へ直行するもの。運賃は2,100円〜3,000円。両社によると、富士宮・富士地区から横浜・羽田空港行きのバスが運行されるのはこれが初めて。これにより、観光やビジネス、また羽田空港での国内線航空利用者の利便性が大幅に向上されるとしている。
-
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000812080004
空の玄関再興険し
2008年12月08日
岩手の空の玄関口である花巻空港が苦戦している。定期便の利用者はピーク時の約7割にまで落ち込み、09年2月からは関西空港便、那覇空港便が運休する。打開策として期待されているのが2010年秋の羽田空港拡張による羽田便の復活。しかし、東北新幹線と競合する中で、実現するかどうかは不透明だ。
◇
<高まる期待、羽田便復活へ官民合唱>
花巻空港は64年に開業し、県が総事業費321億円で整備を進めている。滑走路を05年3月に2千メートルから2500メートルに延長。現在、新ターミナルビルが来春の完成をめざして建設中だ。残された平行誘導路ができると、事業は一段落する。
空港の環境が整えられる一方で、利用者は減り続けている。
国内定期便とチャーター便を合わせた利用者は、97年度の55万1934人をピークに、07年度は福岡便の運休が響いて40万1550人に落ち込んだ。08年度上期(4〜9月)も07年度比で約1割減った。
利用者減に追い打ちをかけるように、日本航空はこの夏、原油価格高騰などを理由に、関西空港便と那覇空港便の運休を決めた。尻すぼまりの傾向が進み、さらに厳しさを増すことが予想される。
関係者が空港の振興に期待を寄せているのが、羽田便の復活だ。07年8月に官民をあげた「羽田便実現会議」が設立され、取り組みを活発化させている。
羽田空港の発着枠は現在、年間30万回。4本目の滑走路が完成すると最大で11万回増え、国内線にも割り当てられる。実現会議は、この機を逃さず、85年の東北新幹線の上野駅乗り入れに伴い休止された羽田便の再開を目指す。
実現会議の会長を務める大石満雄花巻市長は「東京一極集中の中で、首都東京と連携しなければ地方の活性化は難しい。東京へのアクセスは複数あるべきだ」と語る。
実現会議では大石会長らが11月18日に国土交通省を訪れ、発着枠を地方活性化に力点を置いて配分するよう要望した。
1日からキャラバン隊を組み、チラシやグッズを携帯しながら署名活動を展開している。
◇
<前途不透明、ライバル新幹線は高速化>
羽田増便については、国交省に近く懇談会が設置され、地方路線の拡充を含めた新たなルール作りが検討される。しかし、地方枠が増えたとしても羽田便復活は予断を許さない。
県空港課は、成否のポイントは東北新幹線との競争にあると見る。
「はやて」で県内各市の駅と東京駅とを結ぶ最短の所要時間は、たとえば、盛岡が2時間21分、新花巻が2時間32分、北上が2時間25分だ。
これに対して飛行機だと、地元に空港がある花巻市以外は、搭乗時間と空港までの移
動時間を合わせると、新幹線の乗車時間とほとんど変わらない。
さらに東北新幹線は、10年12月の青森延伸により、次世代車両が投入されてスピードアップされる見通しだ。
羽田は中継基地としてのハブ空港の役割を担っている。しかし、単に上京の交通機関として利用するのなら、時間や便数、料金などを総合的に考えると利点は大きくはないように見える。
実現会議が07年度に実施したアンケートで、県内の企業に「羽田便が実現した場合、利用したいと思いますか」と尋ねたところ、答えは「利用したい」「利用しようとは思わない」と、ほぼ二分された。
県空港課の波々伯部(ほほかべ)信彦総括課長は「羽田便の復活は本県への企業立地を進める上で大きな意義がある。厳しい環境にあっても実現に向けてねばり強く努力していきたい」と話している。
-
北九州‐仁川に定期便 済州航空 週3往復、来年3月から運航
2008年12月10日 14:29 カテゴリー:経済 九州・山口 > 福岡
北九州空港に飛来した済州航空のチャーター便 北九州市は10日、北九州空港と韓国・仁川空港間で、済州航空(韓国・済州市)が来年3月20日から定期便の運航を始めると発表した。週3往復する。北九州空港の国際便は中国・上海(運休中)、ロシア・ウラジオストク(夏季限定)に次いで3路線目。
運航日は毎週水・金・日曜日。北九州出発のダイヤは、水・金曜が午前11時40分、日曜が午後4時40分で、片道1時間25分かかる。機体は189人乗りのB737‐800型。
済州航空は、低価格運賃を掲げた韓国の新規航空会社で、2006年6月に韓国国内便を就航。今年7月から北九州‐仁川間などでチャーター便を運航し、利用率は9割以上に達していたという。このため北九州市が定期便化を要望していた。済州航空は北九州便と同時に関空‐仁川間にも就航する予定。
同市空港企画室は「燃料価格の低下で、定期便が就航しやすくなった背景もある。足元の経済情勢は厳しいが、日韓両国の経済・文化の交流が拡大する」と期待を寄せている。
=2008/12/10付 西日本新聞夕刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/64781
-
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=155938
全日空が新潟―札幌線撤退へ
全日空(本社東京)が来年4月に新潟―札幌線からの撤退を検討していることが10日、分かった。撤退後は北海道国際航空(エア・ドゥ=本社札幌市)が参入する見通し。飛行機が小型化され、毎日二往復の現行態勢は維持される方向だ。
同路線の2007年度の利用は17万1397人で、平均搭乗率は61・0%。「地方路線で6割を超えればまずまず」(航空専門家)とされるが、全日空は東京や名古屋、大阪の大都市圏空港に機材を集中投入し、コストダウンを図る国内線再編戦略を進めている。
一方、エア・ドゥは、全日空が11月に減便した札幌―仙台線に新規参入するなどの実績がある。関係者によると、札幌―新潟線の利用者数が維持されたまま機材が小型化されると搭乗率が上がり「優良路線」になる可能性もあるという。同社の運航する飛行機に全日空が自社席を設ける共同運航(コードシェア)も検討されている。
エア・ドゥ総務部は「4月から新千歳(札幌)発の地方路線運航を予定している。複数の空港を検討している」という。同社は低運賃が特徴で、参入した場合は現行より運賃が低くなる公算が大きい。
全日空は新潟―福岡線についても昨年、廃止する方針を打ち出したが、地元の存続運動を受け廃止方針を撤回し、運航を続けている。
新潟日報2008年12月10日
-
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/081211/ibr0812110246000-n1.htm
マレーシアの航空会社から就航の確約得られず 茨城空港
2008.12.11 02:46
茨城県の橋本昌知事は10日、マレーシアを訪問し、同国の格安航空会社「エアアジアX」のアズラン・オスマンラニ最高経営責任者(CEO)と会談。アズランCEOは知事に対し、平成22年3月に開港する茨城空港への乗り入れに前向きな姿勢を示しつつも、結論を先送りする考えを示した。同空港は国内便の就航交渉で苦戦。海外の航空会社に活路を見いだそうとしているが、“トップセールス”でも結果が出なかった。
橋本知事は会談で、茨城空港の整備状況やエアアジアXの知名度アップのためのプロモーション戦略などを説明し、一日も早い就航表明を要請した。
これに対しアズランCEOは、茨城空港の利便性に一定の評価を示しつつも、空港の整備状況や経済状況などをなお見極めたいとして、「今後とも就航について前向きに検討したい」と述べるにとどまった。
両者の会談は、7月にアズランCEOが同空港建設現場を視察した後に行われたのに続き2度目。その際、アズランCEOは「東京へのアクセスの良いという大きな利点がある」などと評価する一方で、空港利用の経費面での配慮や利用促進に向けた活動の推進、ビザ取得が簡略化されること−などを求めていた。
同社は、格安航空会社大手と言われる「エアアジア」の傘下で、中長距離の国際路線を格安で運航。現在はクアラルンプールと豪州・ゴールドコーストなどを結ぶ国際線を就航させている。
-
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20081211ddp008020007000c.html
スターフライヤー:関空−羽田の10月搭乗、前年から21ポイント減
スターフライヤーが10日に発表した10月の搭乗実績は、主力の北九州−東京(羽田)線が、前年同月比2・0ポイント減の73・2%で、4カ月連続の前年割れだった。昨年9月に就航の関西国際−羽田線は同21・4ポイント減と大幅に下がり、58・9%だった。
毎日新聞 2008年12月11日 西部朝刊
-
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000812110004
「県失政」と臨時監査
2008年12月11日
静岡空港の開港延期問題を巡り県に行政上の失政があったと見て、県監査委員が空港部や現地の空港建設事務所を対象に臨時の監査を進めていることが、10日までに分かった。今年中に監査を終え、早ければ来年2月に結果を報告する見通し。「県政史上例がない」大きな問題と位置づけ、極めて異例の行政監査に踏み切った形だ。
自治体の監査は不正経理などについて行う財務監査が中心だが、91年の地方自治法の改正で「必要があるときは行政事務の執行について監査できる」(199条2項)ことになった。ただ、今回のように、特定の問題に対して臨時の行政監査を実施するのは県政史上初めて。
空港部など県庁内の各部署の定期的な監査は毎年7〜8月に行い、9月定例会で報告されている。しかし、空港開港日は「遅くとも来年7月」となっていて、監査委員も「それまでに問題をただす必要がある」と判断した。すでに予備的な監査を始めており、今年中に本格的な監査を実施する。結果は早ければ来年2月に報告される見通しだ。
開港延期問題について、県はこれまで、1年以上前に航空法に抵触する立ち木の存在を知り地権者と伐採を巡る協議が難航した、と県議会臨時会や記者会見で説明してきた。立ち木が残った原因については、土地を強制収用する際の測量とデータ修正作業にミスがあったことなどを挙げている。
監査は、測量ミスやデータ修正作業ミスの詳細な経過や根本的な原因▽航空法の高さ制限(制限表面)を超えたことには触れず、地滑り防止対策として立ち木の伐採を地権者に求めてきた交渉のやり方▽1年以上前から問題について把握していながら公表してこなかった判断――などに重点が置かれる。
また、空港建設に伴って洪水を防ぐために県が整備した調整池で、4月以降地滑りが発生した問題についても、監査を進める方針。県は4億円の補正予算を9月定例会で追加して地滑り防止工事をやり直しているが、一部の県議からは「当初の設計がずさんだったのでは」との批判もあがった。
監査結果は、4人の監査委員が問題の重大性や状況などから、「指摘」「指示」「意見」「検討」と段階を付けて報告される。県側はそれに対して、改善措置などの対応を報告しなければならない。
◆航空機購入などFDAに融資へ
静岡空港から鹿児島などへの就航を表明している「フジドリームエアラインズ」(FDA)に対し、県は10日までに、航空機の購入費などに対する融資を行う方針を固めた。
開会中の県議会で、石川嘉延知事が浜井卓男県議(自民)の一般質問に答えた。
空港部によると、地域振興などを目的にした国の「ふるさと融資制度」を活用。国の外郭団体「地域総合整備財団」の審査を受けたうえで、県が起債して資金をFDAに無利子で貸し付ける。県が償還する利子分には国から交付税措置がされる。
空港部は「航空事業の立ち上げ資金は相当な額になり、この制度を使えば事業のリスク軽減にもなる」としている。
-
なんでこんなみっともない事態になったのか。
県知事が無理に無理を重ねて建設を強行してきたツケが回ってきたのではないか?それとも職員のクーデター的なサボタージュでもあったか?
兎に角,交渉で穏便に済むと思ってたなら甘いし、ましてや忘れていたとか云うならもっての他である。
-
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=39201
日本/アラブ間の航空協議、今年2回目でエミレーツ、エティハドが成田へ乗り入れか
[掲載日:2008/12/12]
日本とアラブ首長国連邦との航空当局間協議が12月15日、16日の両日に開催される。これは今年8月下旬に開催した協議で合意に至らず、継続協議となっており、今回は東京で開催する。議論の焦点は成田第二滑走路北伸後の輸送力で、アラブ首長国連邦からは関西空港と中部空港に就航しているエミレーツ航空(EK)、およびエティハド航空(EY)をあわせた発着枠。成田延伸後の乗り入れに関して前回の協議において、EKとEYの調整がつかず、アラブ側からの申し入れで開催されることから、何らかの配分に関する回答があると見られる。ただし、日本側としてはアラブ側の要望する発着枠の数を受けて対応を検討する。
また、羽田乗入れについては、アラブ側の乗り入れが無いため、今回の協議の対象外となる。そのほかアラブ側からの要望は無いものの、アジアゲートウェイ構想で打ち出している自由化に近い形で、中部、関西への発着枠の増加を希望された場合には、日本側は柔軟に対応する構え。
なお、日本/アラブ首長国連邦間の航空旅客数は2006年度に23万2000人、2007年度は29万2000人で、2008年度は4月から10月までの7ヶ月間で前年比3%減の16万5000人。運航路線はエミレーツ航空(EK)がドバイ/関西線、ドバイ/中部線をそれぞれ週7便運航している。なお、日本航空(JL)が国内区間の関西/羽田線、関西/新千歳線、関西/福岡線、中部/新千歳線、中部/福岡線でEKとコードシェアを実施している。
-
アリタリア、航空部門を売却 来年1月に新会社発足
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/2008121301000219.htm
【ローマ13日共同】ANSA通信によると、経営難に陥ったイタリアのアリタリア航空は12日、航空事業部門を同国の企業などでつくる投資グループ「イタリア航空」に正式売却した。売却額は計10億5200万ユーロ(約1300億円)。アリタリアの名称はそのままで、来年1月に新会社による運航を始める。
運航開始までに、イタリア航空は買収した事業部門を同国の航空会社エアワンと統合する。イタリア航空のコラニーノ会長は欧州の航空持ち株会社エールフランス−KLMやドイツの航空大手ルフトハンザとの業務提携を検討していることを明らかにした。
アリタリア航空は航空事業部門と清算対象部門に分割する救済案について9月に労働組合と合意、破たんを免れた。
2008年12月13日土曜日
-
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20081214/CK2008121402000121.html
成田の横風用滑走路建設 必要性?計画消滅か
2008年12月14日
誘導路として使われている横風用滑走路用地付近。一部は未買収で反対派が建てた塔も=成田空港で
成田空港で建設が凍結されている横風用滑走路が、このまま整備されない見通しが強まっている。航空機の性能向上で必要性が低下した上、予定地を誘導路にすることが不可欠になっているためだ。パイロットからは整備の要望もあるが、空港会社幹部らは「現状で建設は考えられない」としている。 (宮本隆康)
成田空港滑走路の当初計画は、四千メートルのA滑走路、二千五百メートルの平行滑走路、三千二百メートルの横風用滑走路の三本。だが、激しい反対運動のため、A滑走路一本での開港になった。
横風用滑走路は一九九四年、国や一部反対派が話し合った円卓会議で、「平行滑走路が完成した時点で、あらためて地域社会に提案し、その賛同を得る」ことで合意。当面の措置として、誘導路として整備してきた。
二本目の平行滑走路は二〇〇二年、計画よりも短い長さで利用が始まり、現在は延伸工事中。来年秋ごろに完成し、計画通りの長さになる。
このため、空港会社役員は「この時期に横風用滑走路をどうするか、地元と話し合うことになるのでは。必要性は計画ができた四十年前とは変わってしまった」と指摘する。
◆ ◆
空港会社によると、強い横風で成田空港に着陸できず、他空港に向かった航空機は以前は全体の2、3%ほど。航空機の性能向上で現在は0・1%未満に減っているという。
「当面の措置」として予定地に建設した誘導路は、当初の想定より発着回数が増えたため、逆に必要性が増す結果になった。
年間発着枠は一〇年三月から、現在の二十万回より二万回増える予定で、この誘導路が不可欠になる。地元で議論される三十万回に増やす試案でも、誘導路をつぶせば不可能になるという。
このため、空港会社や国土交通省航空局の関係者は「新たな騒音地域をつくり、多額の費用をかけて建設する価値はない」「最近の空港は横風用滑走路がないのが世界的傾向」などと口をそろえる。
一方、パイロットからは異論も。国内航空会社のベテラン機長は「成田はA滑走路の着陸時に、ターミナル側から吹く横風が多い。横風用滑走路は必要」と話している。
-
>>99ケチつきまくりですな
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/081215/szk0812151827000-n1.htm
収用地範囲以外も収用 静岡空港
2008.12.15 18:26
静岡空港の西側に立ち木などが残る問題で、反対派の地権者男性(49)=島田市湯日=が9日に静岡県収用委員会長あてに提出した申し入れ書に、「本来は(空港用地の)収用範囲に含まれない部分が収用されていることを示す測量結果が認められている」との記述があることについて15日、県は事実関係を認めた。開会中の県議会の企画空港委員会で議員の質問に答えた。
県空港部幹部が「地権者に収用すべきもの以外(の土地)も含まれていると伝えた」と述べた。地権者は申し入れ書の中で空港用地をめぐる収用委の裁決には私有財産権保護の面でも問題などと指摘していた。
-
>>104
めちゃくちゃやなぁ。。
穏和な静岡県民相手にのほほんとやってきたので,強制収用のノウハウとか持ってなかったんか?
顧問に内務省から三島通傭でも呼んだらええがねw
-
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/081216/tky0812162122018-n1.htm
羽田−八丈島 JALがバイオ燃料で試験飛行
2008.12.16 21:19
日本航空が1月に行うバイオ燃料の試験飛行。原料となるカメリナ、ジャトロファ 日本航空(JAL)は16日、環境に配慮した代替燃料の試験飛行を1月30日に行うと発表した。羽田空港発着で八丈島沖を約1時間飛行する計画で、アブラナ科の植物カメリナを主原料とするバイオ混合燃料を使う。
試験飛行はJALと米ボーイング社、プラット&ホイットニー社(P&W)が共同で計画してきた。ボーイング社を中心にバイオ燃料の開発が進められており、今回の試験飛行では、カメリナ84%、低木の落葉樹ジャトロファ15%、藻1%を混合した非食物系の植物を原料とする「第2世代バイオ燃料」を使用する。
バイオ燃料と通常のジェット燃料(ケロシン)を50%ずつ混合し、ボーイング747−300型機(ジャンボ機)を運航。右主翼内側の第3燃料タンクに搭載し、4基のエンジンのうち1基をバイオ混合燃料で運転するという。
飛行中のエンジン性能を確認し、加速をしたり、空中でエンジンを止めて再始動したりしてエンジンの安全性などを確かめる。
JALの阿部泰典・地球環境部長は「試験飛行で実証することでバイオ燃料実用化に弾みはつく。通常のエンジンと性能に差はないと期待している」と話している。
-
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/081123/biz0811231855007-n1.htm
離島間輸送に活用 沖縄に水上飛行機
2008.11.23 18:51
東京の中小企業グループが開発を進めている海上で離着水できる水上飛行機の1号機が沖縄で活用されることが決まった。水上飛行機の来春完成のメドが立ったことから、1号機の購入者が決まり、離島との救急搬送などの活用を考えている沖縄の企業・団体を対象に寄贈する。現在活用アイデアを募集している。初号機の導入を契機に国産水上航空機市場の開拓を目指す。
開発を進めているのは航空エンジン用パーツ製造の青木精機製作所(東京都練馬区)や航空機研究開発の飛洋航空機製造開発(同品川区)、金属加工の北嶋絞製作所(同大田区)など7社で組織される水上飛行機開発事業協同組合。
水上飛行機はカナダなど一部の国の湖沼などで利用されているものの、耐波性が低く、普及が遅れていた。海水による機体の腐食や、波による離着水への対応など技術的な課題もあり、海上で使用されるケースはなかった。
航空機産業への進出を目指す中小企業数社が、島嶼(とうしょ)間の輸送手段として有効な水上飛行機に着目、平成18年3月に水上飛行機開発開発事業協同組合を発足させた。現在、東京大学工学部航空宇宙学科などと共同で開発を進め、茨城県・霞ケ浦で実証実験を行っている。
水上飛行機1号機は「そよかぜⅡ号」と命名された。水上に浮かぶフロート部分は強化プラスチックでできており、機体との間に衝撃を吸収するバネと制振器を装着することで、耐波性を向上させた。従来の水上飛行機に比べて、機体の揺れは半分以下になる。離着水可能な波の高さは50センチ。2人乗りで価格は約1000万円を見込む。運航距離は約150キロ。
沖縄では、空港を建設する土地がない離島向け救急搬送のニーズが高いほか観光事業、物資輸送などでの活用が見込まれている。
-
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20081214ddlk01020076000c.html
ニュースワイド:「エア・ドゥ就航10年」(その1) /北海道
◇「安定飛行」へ課題山積
◇他社との競合厳しく−−燃料高が追い打ち
北海道国際航空(エア・ドゥ)は20日、就航10年を迎える。「北海道の翼」を掲げる格安航空会社として、新千歳−羽田間に新規参入。就航4年目の02年に経営破綻(はたん)したものの、全日空の支援下で再建を進め、現在は新千歳のほか函館や旭川、女満別発着の5路線で1日40便(20往復)運航している。一方で、他社との競合や燃料価格の変動など向かい風は厳しい。エア・ドゥの歩みを振り返るとともに、「安定飛行」に向けた課題を探った。【久野華代】
●苦戦する仙台線
「年間を通じて11月は需要が伸び悩む時期。さらに(金融危機などによる)景気後退局面とぶつかり、ビジネス客が出張を抑制する動きがあった」
エア・ドゥは11月、5路線目となる新千歳−仙台線に就航。70%台の搭乗率を目標にしたが、実際は50%台にとどまっている。淡路均社長は苦戦の1カ月をこう振り返った。
仙台線は全日空が8便減便した枠。全日空と提携関係にあるとはいえ、エア・ドゥの仙台での知名度不足は否めない。さらに新千歳発の初便の仙台着が午前9時55分と、ビジネス客の利用にはダイヤが不便だったこともあり、思うように搭乗率を上げることができなかった。
エア・ドゥの片道普通運賃は全日空や日本航空より1000円安い2万7400円。このため仙台での広告戦略の強化を検討。来月からは割引運賃「道民割引」(2万4700円)の価格をさらに3000円値下げして、低運賃を印象付ける。淡路社長は「不況で企業もコスト減に躍起。その点うちの価格は有利なはず」と期待する。また、新たな収益基盤の拡大を狙って、来年4月には新千歳−新潟線の就航も視野に入れる。
●全日空に依存
民事再生手続きは完了したものの、全日空との提携関係は経営安定のために不可欠だ。新千歳−羽田線では03年から、全日空がエア・ドゥの座席を買い取る形の共同運航を始め、当初は座席の半分を占めた。その後、徐々に買い取り割合は下がったが、06年も25%程度となっている。
こうした中、中期経営計画(07〜10年度)ではコスト削減策として、自社業務の拡大を打ち出した。
その一つが整備士の養成だ。エア・ドゥが07年度に全日空に支払った機体の委託整備費は約56億円と総事業費の2割を占めた。一方、3機保有する中型機の運航前整備は自社で行っており、数年以内に4機ある小型機の整備をまかない、委託整備費の削減を目指している。
●薄れる「低運賃」
エア・ドゥの過去5年間の業績をみると、本業の利益を示す営業利益は05年度をピークに急激に悪化した。
06年4月、収入の柱である新千歳−羽田線に同じ格安航空会社のスカイマークが参入。片道1万円を打ち出したため、エア・ドゥも500円安い特別運賃で対抗した。値下げ合戦で収入を減らし、06年度決算は民事再生完了後初の赤字に転落した。
07年度も、機体整備が長引いて大型連休期間中に大量欠航したことなどが響き8億4100万円の最終赤字を計上。08年度上期は燃料高騰の影響で、前年同期比約10億円のコスト増に見舞われている。通期は1億円の最終黒字が目標だ。
またスカイ社の参入で、エア・ドゥの存在意義でもある「低運賃」という特徴は薄まった。12月14日現在、新千歳線の片道普通運賃(2万6000円)は大手2社より安いが、スカイ社と比べて4000円程度高い設定。「道民割引」で同額になる。
淡路社長は経営の現状について「燃料がここまで高くなると価格競争だけでは『北海道の翼』を維持できなくなる」と危機感を表明。「低価格を維持しつつ『北海道らしさ』を強く打ち出す差別化で他社と対抗する」と語る。しかし、それがどの程度の集客に結びつくかは不透明だ。厳しい局面を脱するためには、新規航空会社として具体的なメッセージを全国に発信する必要がある。
-
◇社員は679人、6割が道外出身者 観光マスター検定など受験勧める
エア・ドゥの社員は現在679人。このうち6割を道外出身者が占めているため、改めて北海道への愛着や知識を深めてもらおうと、社員に「北海道観光マスター検定」(北海道商工会議所連合会主催)や「北海道フードマイスター検定」(札幌商工会議所主催)の受験を勧めている。
いずれも受験料とテキスト代の計7300円程度のうち、1000円を自己負担するほかは、合否を問わず会社が補助する制度を設けた。今年は計81人が受験。観光マスター検定に挑戦した、新千歳空港のカウンター業務担当、井元彩香さん(22)は「おすすめの観光地をお客様に尋ねられることがある。受験のために勉強したので、これからは自信を持って紹介できそう」と話す。
==============
■ことば
◇北海道国際航空(エア・ドゥ)
航空運賃の引き下げによる地元経済の活性化を目指し、道内の経済人らが96年11月に設立。98年12月、大手より36%安い1万6000円の片道普通運賃を目玉に1日6便(3往復)、1機態勢で参入した。しかし、大手も運賃を引き下げたため搭乗率が低迷。道などの支援を受けたものの02年6月、民事再生法の適用申請に追い込まれた。05年に再生手続きを1年前倒しで完了した。
毎日新聞 2008年12月14日 地方版
-
◇新規参入組が大手に対抗 自立の道は険しく
運輸省(現国土交通省)は羽田空港の拡張に伴い97年、規制緩和策の一環として新規参入航空会社にも発着枠を割り当てる方針を決定。一つの路線に就航する航空会社の数を1〜3社に制限する基準を撤廃し、新規参入に道を開いた。
エア・ドゥはこれを受け航空事業を始めたが、実際に就航時に与えられた発着枠は、12枠の申請に対して3枠だけだった。さらに出発カウンターの場所が搭乗ゲートから離れているなど不公平な扱いを強いられたため、客離れが起きた。「不十分な規制緩和措置が破綻(はたん)の一因にもなった」と指摘された。
エア・ドゥ就航3カ月前の98年9月には、旅行会社が中心となって設立されたスカイマークが、新規航空会社として初めて就航(羽田−福岡線)。新規参入組で唯一、上場(東証マザーズ)を果たしている。しかし、今夏はパイロットが退職のため当初計画より11人も少なくなって欠航が相次ぐなど、信頼回復が課題となっている。
また02年には、宮崎−羽田線にスカイネットアジア航空が、06年には北九州−羽田線にスターフライヤーがそれぞれ参入。2社はエア・ドゥと同様、共同運航や搭乗システムの共有などで全日空と業務提携している。新規航空会社が大手に対抗し、自立する道は険しいのが実情だ。【久野華代】
◇生え抜きの人材育成求められる−−航空事情に詳しい平岡祥孝・北海道武蔵女子短大教授の話
新規参入の航空会社が自立するには時間がかかる。エア・ドゥは全日空のテコ入れの成果で、10年でようやく航空会社の体を成してきた。全日空の経営戦略の一環に組み込まれており、経営を安定させるには当面は関係を維持せざるを得ない。同時に新規参入らしさが薄れている。それをいかに出していくかが課題だ。
自立に向けては、将来的には例えば新規参入した航空会社同士で、整備態勢のアライアンス(提携)を組んで中国で委託する−−ということはどうだろうか。また今の社長は国土交通省、副社長は日本政策投資銀行出身で、役員・社員に生え抜きの人材育成が求められる。
==============
《エア・ドゥの歩み》
96年11月 北海道国際航空設立
98年12月 新千歳−羽田線就航
99年12月 浜田輝男氏が社長就任
00年 7月 浜田社長が死去
01年 2月 道OBの石子彭培氏が社長就任
02年 6月 民事再生法の適用を申請。全日空と業務提携で合意
03年 1月 旧運輸省OBの滝沢進氏が社長就任
2月 全日空との共同運航開始
7月 旭川−羽田線就航
04年 3月 03年度決算で創業以来初の黒字に
05年 3月 函館−羽田線就航
〃 民事再生手続きを1年前倒しで完了
06年 2月 女満別−羽田線就航
06年 4月 新千歳−羽田線にスカイマーク参入
08年 4月 旭川−羽田線にスカイマーク参入
6月 国交省OBの淡路均氏が社長就任
11月 新千歳−仙台線就航
〃 搭乗客1000万人を達成
毎日新聞 2008年12月14日 地方版
-
11月の空港利用、ソウル便大幅減 国内便も不振
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20081216l
県がまとめた11月の県内空港利用状況によると、秋田空港の利用者数は10万4035人で、前年同月より1万2888人(11%)減った。ソウル便の搭乗率はウォン安の影響で53・6%と、11月としては2004年11月の50・3%に続く低さで、8カ月ぶりに60%を割り込んだ。
東京便は、個人利用客が大きく減少し、同9009人(10・8%)減の7万4199人。大阪便は伊丹便で団体利用客が減少したことにより、同1457人(9・1%)減の1万4581人だった。
名古屋便は同971人(13%)減の6518人。中部、小牧便ともに個人利用客が減少した。札幌便は団体旅行客が減り、同769人(10・3%)減の6676人。運航時間変更の影響により、他交通機関との乗り継ぎが不便になったことが影響しているとみられる。
(2008/12/16 21:16 更新)
ソウル便の11月搭乗率60%割る ウォン安で韓国人客半減
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20081130d
大韓航空秋田支店がまとめた秋田?ソウル国際定期便の11月の輸送実績は、搭乗率が前年同月比13・5ポイント減の53・6%で、8カ月ぶりに60%を割り込んだ。円高ウォン安の影響で、韓国人客が同54・6%(767人)減の637人と大きく落ち込んだ。同支店は「12月は日本人の予約も落ち込む時期。予約状況はさらに厳しい」としている。
搭乗者数の合計は、同682人減の2061人で、3カ月ぶりに前年同月比マイナスとなった。日本人客は同62人増の1390人で、9カ月連続のプラスとなった。今年1月から11月までの搭乗率の累計は67・8%。
同支店によると、ウォン安の影響で韓国から日本への旅行客全体が減少しており、青森便や函館便などでは搭乗率の低迷から減便となっている。
(2008/11/30 10:10 更新)
-
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/081218/biz0812180056001-n1.htm
【雇用崩壊〜非正規の師走〜】(3)あこがれの客室乗務員だったが… (1/2ページ)
2008.12.18 00:54
航空会社の客室乗務員。国際的で華やかなイメージを持つ職業にも「非正規切り」の嵐は吹きすさぶ。
「来年2月26日をもって契約を打ち切ることになった」
トルコ航空で働く客室乗務員、森山恵子さん(34)=仮名=ら18人に契約解除の通告が来たのは12月2日。それもメールでの一方的な通告だった。
メールを出したのは観光産業に強い派遣・請負会社「TEI」(東京都港区)。直接雇用が一般的な中、トルコ航空は18人の日本人客室乗務員を「派遣」で採用してきた。経営の合理化が目的とみられる。
こうなる予感はあった。9月に客室乗務員のシフトから外され『機内通訳』に業務内容が変わった。さらに、「11月からは勤務シフトが半減した」。
当時、TEIは「トルコ航空局の指摘ですべての外国人は客室乗務員として勤務ができなくなった」と説明した。しかし、トルコ本国に確認すると、「そんな指摘はなかった」と回答があった。不信が増すとともに、会社のいい加減さにあきれた。
トルコ航空側は「申し訳ないが理解願いたい」と話し、TEIは「対象の乗務員らと話し合いの最中であり、コメントは控えたい」。
◎−−◎
賃金は1回のフライト(日本〜イスタンブール往復、拘束4日間)ごとに計算されてきた。仕事内容は、正社員であるトルコ人乗務員とまったく同じ。勤務を始めた7年前にはフライトごとに約10万円が支払われたが、「派遣会社はトルコ航空に言われるがまま。徐々に下がっていった」という。
現在は1回のフライトで6万7000円。月に3〜4回あったフライトは、現在は1〜2回しかないから、月収6万7000円のときもある。
「それも成田空港までの交通費込み。空港には更衣室もなく、着替えはトイレ。フライトの2時間前集合で、到着地でも1時間は拘束される。その間はサービス労働です」
森山さんがこの2年間の未払い残業代を計算したところ、約120万円にも上っていた。厚生年金、雇用保険、社会保険もない。
「多くの同僚が『給料が安く、社会保険や雇用保険がないのはおかしい』と言い残して去っていった」
この師走、森山さんらは自分たちの置かれてきた状況が、「法律で定める3年を超えて派遣や請負が違法に継続されてきた」といった点などを挙げて、トルコ航空とTEIに、待遇改善をした上での正社員雇用を求める交渉をしている。
◎−−◎
競争激しい航空業界にあって世界中の客室乗務員の雇用形態は、ここ数年、絶えず合理化の対象になってきた。日本でも平成6年に日本航空が、正規社員に比べて待遇が劣る有期雇用の契約制客室乗務員制度を導入。国内他社が追随した経緯がある。
加えて米国の金融危機だ。世界中の航空会社が加盟する国際航空運送協会(IATA)は今月9日、「景気後退で人や物の動きが鈍ることで、来年の航空業界の収入予想は今年比7%減になる」とはじいた。森山さんらにとっては厳しい交渉が続きそうだ。
森山さんは自らの雇用を心配するとともに、安全性に触れてこう話す。
「日本人に人気のトルコ便には高齢者のツアーなども多い。機内での日本人である私たちが間に入らないと解決できないケースが多い。それ以前に、緊急時の誘導で日本人乗務員は必要です」
◇
【用語解説】賃金格差
第一生命経済研究所の試算によると、正規社員の時給が50代前半で2996円。非正規社員では、フルタイム労働者が1213円、パートなど短時間労働者では1018円と、いずれも正規社員の半額以下となった。格差は年齢を重ねるほど拡大。正社員は勤続年数が1年延びるごとに時給が113円上がるのに、非正社員は50円しか上がらない。
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/feature/chiba1211810283655_02/news/20080605-OYT8T00898.htm
貨物も「ハブ」
「パッシング」危機感抱く
旅客便の発着のピークが過ぎた午後8時、旅客ターミナルから離れた貨物ターミナルは、荷の積み下ろしで夜明けまでにぎやかになる。滑走路でも最終便の出る午後11時まで貨物専用機の出発ラッシュが続く。
目立たないが、成田は国内で扱う航空貨物の7割が集中する物流拠点の顔を持つ。「福岡から成田経由欧州」「北米から成田経由アジア」といった国内、国際輸送の中継点、ハブ空港でもある。
年間の貨物取扱額は25兆円超、取扱量は221万トン(いずれも2007年)に上り、額では東京、横浜など港湾を合わせた全国の貿易港の中でトップ。国際線の取扱量(06年)は香港、仁川(韓国)に次いで世界3位の地位を占める。
輸入と輸出の量の割合は半々。輸入では少し前は世界中からマグロが集まり、「成田漁港」と呼ばれたが、今もウナギ、ウニ、チーズなどの生鮮品が目立つ。輸出はテレビの液晶パネルや車の部品が多い。
取扱量は開港時の7倍弱に膨らんだ。6年前の平行滑走路の2180メートル暫定供用開始で飛躍した。
日本貨物航空は「旅客機より重い貨物専用機でも離陸可能な4000メートル滑走路を持つのは魅力」と成田を評価する。関西国際空港も4000メートルと3500メートルの滑走路を持ち、しかも24時間運用だが、「やはり首都圏に近く、便数の多いメリットは大きい」という。
しかし、成田は施設整備が追いつかず、貨物の受け入れ能力は限界に来ている。2年後、平行滑走路の完全化で年間発着回数の上限が20万から22万に増えれば、航空貨物の増加も必至だ。
そこで成田国際空港会社は新たな貨物ターミナルを建設中で、容量を今より10万トン多い250万トンに増強する。ただ、関連施設が空港内の方々に散らばる格好に。空港会社の担当者も「開港当時、こんなに航空貨物が伸長するとは予想できなかった」と反省を口にする。
内外の航空貨物事情も大きく変化し、成田の地位を危うくしている。まず、原油高騰で輸送手段が航空機から燃料コストを抑えられる船に移りつつある。鮮度を保ったまま船で運ぶ技術も発達し、例えばメキシコ産アスパラガスの輸入は空輸が常識だったが、今は1週間かけて海上輸送できる。
中国と米国の動きも関係する。両国でマグロが大量に消費され始め、成田に入ってくるマグロは激減した。米国の貨物航空会社が米中間の最短航路上にある札幌・新千歳を新たな中継候補に検討するなど、成田を必要としない「成田パッシング」の兆しもある。
国際線の貨物取扱量も上海・浦東が前年比で17%伸ばし、成田を追い越す勢い。「このままだと本当にここを通り過ぎてしまう」。成田の貨物関係者たちは旅客と全く同じ危機感を抱いている。(第2部に続く)
(2008年6月6日 読売新聞)
-
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/air/air080218_3year_1.htm
(上)貨物復活へ 国際ハブ返上
通関だけ トラック素通り
午前2時、中部国際空港(愛知県常滑市)から韓国・仁川(インチョン)国際空港へ向けて100トン積みジャンボ貨物機が飛び立つ。毎週1回、中部地区の自動車部品や電子部品を、出発ぎりぎりまで集め、仁川を経て世界に運ぶ経由便は、昨年12月のスタート以来、満杯状態が続いている。
大韓航空東京貨物支店の鄭允棟支店長は「仁川経由便が、日本で一番品質に厳しいトヨタから評価がもらえれば、他の企業にも広がる」と期待を寄せる。
◎
巨大な可動式タワーエレベーターで到着した航空貨物を一時保管する大韓航空の貨物上屋(12日、韓国・仁川国際空港で)=柴田永治撮影 「元気」なはずの中部圏で、旅客と並ぶ中部空港の2本柱の航空貨物が、開港3年を前に頭打ち状態となっている。開港初年度は、旧名古屋空港時代の約2倍にあたる23万3000トンを扱った。ところが、開港翌年の2006年12月から昨年12月まで13か月連続で前年割れが続いている。東海、北陸など中部9県の航空貨物は年間70万トンあるが、今年度の中部の取扱量は20万トン達成がやっとで、開港以来初めて年ベースで減少する見込みだ。
郵船航空サービス中日本営業本部の梅本幸男取締役は原油高を要因に挙げ、「荷主が緊急時以外は、船便にシフトしている。自動車部品メーカーの海外拠点も、中部の落ち込み時期と重なるように本格稼働し始めた」と分析する。
さらに、中部よりコストの安い成田、関空に流れている貨物が多い。空港会社が昨年8月に調査したところ、中部で通関手続きをした後、トラックで成田や関空へ運ぶ「よこ持ち」が4割に上り、中部の“トラックターミナル化”が浮き彫りになった。
◎
予想外の事態を受け、中部空港会社の稲葉良■社長は「目指す国際ハブ空港を、一時棚上げしてでも貨物の回復を図る」と方針転換し、打ち出したのが大韓航空と提携した経由便「セントレアコネクション仁川」だった。大韓航空の仁川―ロサンゼルス便の復路が、20%ほどの積み荷しかないことに着目し、空港会社から持ちかけた。
仁川空港は貨物取扱量で世界第2位。大韓航空の貨物上屋だけでも中部全体の約2・3倍にあたる10万3000平方メートルある。上屋の中では超大型の可動式タワーエレベーター4基がうなりを上げ、次々と到着する貨物をつり上げていく。
上屋の前には十数機が貨物の積み下ろしを待っていた。広大な上屋に隣接する事務所で、韓大恒・大韓航空常務は「セントレアコネクションは3月から試験的に週2便に増やし、軌道に乗れば6月から増便する」と明らかにした。
◎
三菱UFJリサーチ&コンサルティングの永柳宏主任研究員は「深夜出発の仁川便は、24時間使える2本目滑走路をにらんだいい選択。だが、貨物のピークとなる年末など、年間を通じて積み残しなく対応できる体制と、大韓航空1社に頼るのではなく、路線ごとに競争関係が生まれるような仕組みを作れるかが大切」と指摘する。
中部からの直行貨物便は11都市だが、仁川を経由することで、翌日までに欧米や中国、インド、東南アジアなど世界47都市へ、大韓航空全体のネットワークでは97都市に広がる。隣国の国際ハブ空港を活用してまで、「貨物復活」を目指すところに、中部の置かれた厳しい現状が見えてくる。
◇
中部国際空港が17日、開港3年を迎える。好調だった貨物の取扱量は減少し、旅客数も一進一退を続ける。その中で、懸案の2本目滑走路にどう筋道をつけるのか、中部空港の現状と課題を探る。
■=目に見
(2008年2月16日 読売新聞)
-
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/air/air080218_3year_2.htm
(中)旅客数 頭打ち
発想変え 需要掘り起こせ
日本を訪れる外国人が初めて800万人台に乗った2007年。中部国際空港は日本航空、全日空が打ち出す「空のリストラ」に苦しんだ1年だった。
2年後の羽田、成田空港拡張による発着枠増加に備え、両社は過去最大の地方路線の廃止に踏み切った。中部でも日航・長崎線や全日空・福島線などが相次いで廃止され、開港時に94便あった国内線は80便に激減した。
中部空港の国際線、国内線を合わせた旅客数は、愛・地球博(愛知万博)の開催された05年度が1235万人、06年度1199万人で、今年度は12月までで896万人(前年同期比99%)。国際線はわずかとはいえ右肩上がりだが、国内線は05年度をピークに減少している。
「開港の効果は3年で終わり。あとは地道に需要を掘り起こすしかない」。今年度の利用者が、06年度並みの1200万人を維持できるか微妙な情勢に、空港会社の旅客営業チームには悲壮感すら漂う。
◎
中国からのツアー客などで混雑する「東横イン中部国際空港」のロビー(9日夜)=稲垣政則撮影 旅客を呼び込もうとする動きは、空港の外にも広がる。岐阜県高山市でスナックを切り盛りする宮腰久代さん(42)は「中部空港経由で高山を訪れるヨーロッパのお客さんが、目立って増えた」と実感する。同市の調査では06年の外国人宿泊客は10万7200人で、5年前の2.7倍に増えた。
それでも、同市の片岡吉則・商工観光部長は「安閑としていたら、落ちるのはあっという間」と警戒する。今月11日にはソウルで、旧知の中国国家観光局の張西龍氏と面会した。来年、日本で開かれる日中韓観光大臣会議の中部圏開催の可能性を探るためだ。「あらゆる人脈、チャンネルを生かしていく」と話す。
昨年1月、空港島に開業した「東横イン中部国際空港」は、稼働率10%前後と低迷が続いていたが、今年2月初旬、東海3県最多の1001室の客室が初めて満杯状態になった。旧正月の休みを利用して日本を訪れた中国、韓国、台湾からの客で、ロビーはごった返した。
副社長の加藤敏子さん(44)ら女性チームがツテを頼りに国内はもとより、台湾など団体客誘致に動いた結果だった。加藤さんは「まだまだ、中部経由の潜在需要は十分ある」と手応えを感じている。
◎
空港会社の今年の仕事始め式。稲葉良■社長は既成概念にとらわれず、チャレンジを続ける「アウト・オブ・ボックス」の心構えを繰り返し社員に説いた。米国トヨタの社長時代、「国内に工場を作らない限り、自動車の輸入を認めない」というメキシコ政府に対し、フォックス大統領と直談判して、事態を打開した経験から生まれたものだ。
アウト・オブ・ボックスの発想は少しずつ芽生えつつある。今年5月中旬には、午前1時に中部を出発し、午前5時にバンコクに到着する深夜便が週3便就航する。中部にとっては初の深夜便だ。関東、関西圏に挟まれ、小粒な中部では常識を破っていかなければ、新たな成長は望めない。
■=目に見
(2008年2月17日 読売新聞)
-
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/air/air080218_3year_3.htm
(下)2本目 滑走路
資金負担巡り綱引き
2本目の滑走路は、現在の滑走路の西側350メートルの海域(写真右)に計画されている(本社ヘリから)=中根新太郎撮影 「2本目は、国がもっと責任を持って進めるべきではないのか」
都道府県の財政力格差是正のため、愛知県の法人事業税収が約400億円減ることが決まった昨年12月、中部国際空港の2本目滑走路の建設をめぐり、県庁内で議論が高まっていた。
「建設費を大幅に抑え、5年先と言われた黒字を開港初年度から達成した。国際拠点空港の位置づけなのに、国の扱いは冷たすぎる」。県航空対策課の加藤高明課長は語気を強めた。
地元が一丸となって国に働きかけてオープンした中部は、いわば請願空港。「2本目こそ国主導で」の思いをにじませるが、国土交通省の交通政策審議会航空分科会は昨年6月、「将来に向けて完全24時間化を検討」とする一方、「地元の努力で需要拡大を図ることが望ましい」と答申し、国交省は需要の伸びを条件とした。
旅客、貨物にかげりが見える中、今年度(昨年12月現在)の発着回数は、10万7000回だった前年度を4%下回り、関空の第2滑走路着工の条件だった13万回に遠く及ばない。
◎
昨年暮れに開かれた愛知、岐阜、三重県と名古屋市、財界トップでつくる空港顧問会議で、空港会社は春から検討してきた「10年以内の完成」「3500メートルの平行」「建設費1200億円」の試算を示した。だが、愛知県側は公表を控えるようクギを刺した。
「県はどこまで本気なのか」。空港会社の平野幸久会長はいぶかりながら、報道陣には「数字は一切出ていない」と答えた。
神田真秋・愛知県知事は今月13日、香港での航空会議の出発前、「建設費の具体的な話は聞いていない」「2本目は(建設と需要増を)同時進行で行うことが必要」と、慎重な言い回しに終始した。加藤課長は「数字が出れば独り歩きするから」と釈明する。
1本では24時間運用できず、朝のピーク時の発着は限界に近づいている。県も2本目の必要性では一致しており、「地元一丸」「早期実現」と口をそろえる。しかし、各論に入ると歯切れが悪くなるのは、建設資金の負担割合をめぐる綱引きがあるからだ。
西村真副知事は「早く手を挙げ、国に『では地元で』と言われるとつらい。2009年度概算要求に調査費を乗せてもらうよう努力するが、国が目を開いてくれるまで急ぐべきでない」と話す。これに対し、旧運輸省航空局長として中部着工に立ち会った空港顧問会議メンバーの黒野匡彦氏は「地元の熱意が上がらないと国は動かない。資金はまだ先の話。今から仕掛けないと機を逸する」と危惧(きぐ)する。
◎
今年夏には、国の次期社会資本整備重点計画(08〜12年度)が閣議決定され、中部の2本目が盛り込まれる可能性が高い。事業主体や資金枠組み、新たな埋め立てに伴う漁業補償や土砂採取など、越えなければならない課題は山積する。
燃費が良く、航続距離の長いボーイングの新鋭機787が出現すれば、空港を取り巻く状況は大きく変わり、空港間の競争はより激しくなる。「その時、中部がどの位置をキープできるのか。2本目は世界に対し、必須の条件」と黒野氏は語る。需要が伸び悩むなか、どう道筋を付けるか、夏の「ヤマ場」まで残された時間は少ない。
(この連載は柴田永治が担当しました)
(2008年2月18日 読売新聞)
-
>>87
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200812180028.html
「合併交渉」で合意出来ずと発表、英BAと豪州カンタス
ロンドン(CNN) 航空大手の英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とオーストラリアのカンタス航空は18日、両社が進めていた合併を視野にした交渉で合意出来なかったと述べた。合併が長期戦略的に利点を持つことでは意見が一致したものの、細部の条件で歩み寄りが出来なかったとしている。
BAは、スペインのイベリア航空(IB)との合併交渉を先に進めており、利益調整などでカンタスとの話し合いに影を落とした可能性もある。
カンタスとBAはともに航空連合「ワンワールド」に加盟。両社は長年にわたって英国─豪州便を共同運航し、売り上げも分配してきた。BAは以前、カンタスの経営にも関与していたが、撤退している。
世界の航空業界は現在、今秋までの航空燃料高騰、その後の金融危機や世界的な景気後退の影響で厳しい経営環境に直面しており、国際的な業界再編が加速している。カンタスは最近、1500人までの人員削減、新規雇用を廃止する合理化策を打ち出している。
-
此又古いスレログ発掘。
空港アクセスを考える
1 名前:どっきん四国投稿日:2000/11/08(水) 02:59
最近は空港アクセス鉄道みたいなんが増えました。
今後こーゆー路線を作るとしたらどこがいいですかね?
伊予鉄道の路面電車が松山空港に延びるとかゆう案があるらしいが。
2 名前:「くhづqsksjs投稿日:2000/11/08(水) 03:07
広島ではJR山陽本線乗り入れリニア鉄道案がありましたがみごと潰れました。
3 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/08(水) 03:13
>>2
同じリニアで札幌〜千歳空港でリニア線を建設しようと言う看板を数年前に千歳駅でみたことがある。
4 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/08(水) 08:46
>>3
千歳空港のリニア誘致期成同盟?は、解散したそうだ。
5 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/08(水) 12:45
っつーか、新千歳空港駅を室蘭線方面にスルー構造にして欲しいのだが、空港自体がまだ発展途上なのことと、北海道新幹線との絡みで計画すら出てこないです。
国際線の更なる大増発を考慮した第二ターミナルの計画もあるようだが、東京線以外になかなか育たない空港のため、そのあおりを食って、アクセス鉄道も延ばすに延ばせないのだろう。
また、北海道新幹線は山線近くを通るので、千歳線・室蘭線の存在価値も怪しくなってくることも原因のようだ。
6 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/08(水) 13:31
昔、伊丹市がJR宝塚線伊丹駅から分岐して伊丹空港への路線設置運動してた。
伊丹空港をよく利用するものとして大賛成だったが、その運動熱は冷めてしまったらしい。
伊丹空港はモノレールがあるとは言え、大阪梅田からだと非常に不便で、バス網はしっかりしているが渋滞時の時間が読めない。
関空とのアクセスも考え、JRの伊丹駅から分岐乗り入れをぜひやってもらいたい。
ただ、伊丹空港を便利にすると新幹線の利用者が減るかも知れないが・・・
7 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/08(水) 17:02
函館市電を湯の川から空港へ延長する運動もあったらしい。
8 名前:どっきん四国投稿日:2000/11/08(水) 21:13
1です。みなさん書き込みありがとうございます。
地方に住んでいると、都会の空港アクセスの充実っぷりに感心するのですが、
まだまだ空港アクセスが可能な所というのはあると思うのです。
名古屋(名鉄西春から)、米子(JR境線)などが思いつきます。
ところで、花巻空港駅(JR東北線)は、空港までどのぐらいの距離か
ご存じの方はいませんか?
9 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/08(水) 21:38
北九州空港は日豊線下曽根駅からすぐ近く。知名度は低いけど。
10 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/08(水) 21:56
>>8
花巻空港
徒歩30分ってところでしょうか。
歩けない距離ではないけど何となく詐欺だなあと思います。
-
11 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/08(水) 22:45
仙台空港にもアクセス鉄道の計画があるよな。。
でも、採算とれるのかな・・
12 名前:名梨30世紀投稿日:2000/11/08(水) 23:01
仙台空港は、東北ではでかく、離発着が多いことから十分とれる。むしろ開業するとUPすると思われる。
13 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/09(木) 01:42
>12
開業したら仙台駅から約20分(今は直通バスで40分くらい?)で行けるのは、確かに効果が大きいな。
国際線利用者も考慮して、福島、山形から快速ってのもありかも。
16 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/09(木) 14:10
伊丹空港は梅田からの鉄道がほしい。
福岡空港利用した後は特にそれを感じる。
18 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/09(木) 15:49
利用者は皆無に近いが、境線大篠津は米子空港の真横。
ターミナルへは徒歩10分少々。騒音対策で周囲に民家が殆どない。
19 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/09(木) 17:11
三沢空港は敷地内に線路が入っているけど当然ながら乗れない。
20 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/09(木) 19:31
大阪モノレールが、今日、運賃値上げ申請だって。
24 名前:あd投稿日:2000/11/10(金) 03:58
今のところ、アクセス鉄道があるのは利用者数300万人以上の空港のみ。
仙台は300万人以上だが建設費が高いので採算は取れないだろう。
もし造るとするとやはり最低200万人ぐらいは必要ではないかと思う。
それと市内と空港の距離が離れていて、近くに線路が通っていることが大切。
鹿児島空港 市内と距離があり有望、ただし鉄道と空港かなり高低差あり。
長崎空港 こちらも有望、佐世保などとも直通できるかも。
熊本空港 線路がそれほど近くなく採算取れなそう。
小松空港 ここもすぐ近くを線路が走っている。福井、金沢直通。
函館空港 市電延長は容易、ただ利用者が市電を利用するかどうか。
広島空港 リニアにするなら1000万ぐらい利用がないと過剰では?
松山空港 伊予鉄を伸ばすのも面白い、が効率はよくないだろう。
25 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/10(金) 05:14
谷町線の八尾南駅って八尾空港の空港アクセス考えていたんだろうか?(w
27 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/11(土) 02:40
愛知のHSSTってどうなったんだろ?。
28 名前:名乗る程でもない・・・投稿日:2000/11/11(土) 19:06
>27
万博輸送は時間ギレでHSSTは無理、と聞いた事がある。
29 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:2000/11/11(土) 19:10
上越新幹線を延伸して新潟空港と直結する構想があるという話を
聞いたことがあるような気がする。
30 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/11(土) 19:14
>>24
福井空港整備の予算を小松空港線にあててほしいなぁ。
31 名前:名乗る程でもない・・・投稿日:2000/11/11(土) 19:27
>29
運輸交通板、庄内延伸スレで、需要調査の上、ボツったって書いてあったよ。
32 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/11(土) 20:30
札幌市地下鉄東豊線、栄町終点から丘珠空港まで延長きぼ〜ん!
33 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/11(土) 20:35
>>30
福井空港に整備予算なんか付いてるの?定期便も無いのに…。
-
34 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:2000/11/11(土) 20:44
ん?伊予鉄を伸ばす?断固反対!!
俺も愛媛出身だからわかるけど、あんなぼったくりのどこがいいんだろ。
三セクで空港アクセス専門の会社作って地下鉄でも掘ってほしい。
県政が伊予鉄寄りじゃなくなったしな。
35 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/11(土) 20:58
京王と西部多摩川線から分岐線延ばして調布アクセスを!
36 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/11(土) 23:22
建設中の安佐線を途中から高知空港に向かう枝線建設希望。できれば全線開通前に先行開業を。
37 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/11(土) 23:31
ところで成田空港の北総開発鉄道延長どうなってしまったのでしょうか。終点の印旛日本医大駅を見てもレールがかなり先まで出来ているのだけど延長するための準備工事など全くしていないようだし車止めの裏側に行きましたが、特に何もありませんでした。やはりJRを撤退させない限り公団線成田空港乗り入れは幻になるのでしょうか。だれか情報を。
38 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/11(土) 23:46
びわこ空港から鈴鹿山脈をトンネルで貫き、
湯の山温泉から近鉄湯の山線に乗り入れて四日市までアクセスキボーン
40 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/12(日) 03:49
広島西飛行場まで広電を伸ばそう
41 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/12(日) 04:23
逆作戦。
東京モノレール浜松町側延伸キボンヌ。
42 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/12(日) 05:06
>>41
もともと新橋始点の予定だったが建設費不足で浜松町からになった。
今はゆりかもめのレールがじゃまだから新橋方向に伸ばすのは
地下化でもしないかぎり無理
43 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/12(日) 07:07
羽田ほどの規模への空港客を運ぶのにモノレールでは輸送力、輸送速度共に
見劣りする。
44 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/12(日) 07:09
エアポート成田が1本/時間は少なすぎる。
せめて、30分間隔。
45 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/12(日) 08:56
東京モノレール新橋延長のことだけど新橋の再開発地区をループ線で一周して浜松町に戻るのはどうだろう。単線なら道路上を簡単にできるし、汐留に駅が出来ればゆりかもめ、大江戸線が集まり便利になると思うのだが。新交通ゆりかもめ、東京モノレールが交差するすごい光景が見れる。
46 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/12(日) 22:10
新橋からなら都営浅草→京急があるからなぁ……。
47 名前:名乗る程でもない・・・投稿日:2000/11/12(日) 22:20
>45
東京モノレールの都心側は、何か大規模な改良しないと駄目だね。
汐留はもう再開発の骨子が定まってしまったらしいが・・・
そのうちに羽田=モノレールの呪縛に取り憑かれた人だけが利用客になる。
京急じゃ座れない人が、寒風の中バスを待つよりは・・って立場に追い込まれそう。
48 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/12(日) 22:59
モノレールの浜松町駅って、現在地から、JRを挟んだ反対側に移って、2線になるんじゃなかったっけ?
それとも単なる妄想・・いや、部外者の構想だけ?
49 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/12(日) 23:49
>48 そのネタ、聞いたことあるよ。
-
>>120-123
50 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/12(日) 23:55
37にもあったけど、北総線の延伸部分のルートって空港側はどうなることになっているのだろう?
希望は空港直前でまた京成に合流することだが・・・。
成田へ北総線ルートが出来たら、スカイライナーはこっち経由になるだろうから、高砂ー合流部分を140km/h運転でもしてくれないかな〜
51 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/13(月) 00:04
>>50
でも、スカイライナーを北総線に移したら料金が跳ね上がらないか?。
リーズナブルな値段で売ってるスカイライナーの事だから・・・。
52 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/13(月) 00:14
>51
それじゃ今のままのほうがいいじゃん(藁)
53 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/13(月) 11:54
百里基地へは鹿島鉄道で逝きませう
54 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/13(月) 15:04
しR成田〜成田空港間にシャトル列車希望。
55 名前:>48投稿日:2000/11/13(月) 15:07
今の最短時隔5分半を縮める計画だった「らしい」。
おいらも詳しくは知らんが、毛異窮のせいで過去形か?
56 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/13(月) 15:31
>>48
運輸政策審議会答申第18号に載っています。
http://www.motnet.go.jp/koho00/tosin/kotumo/kotumo7_.htm
別のソースによると250億掛かるとか。
57 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/13(月) 17:26
「はるか」って本数過剰じゃないか。
通過待ちでガラ空きのコイツだと腹立つよ。
61 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/13(月) 21:28
モノレール浜松町の複線化をするくらいなら、浅草線泉岳寺引き上げ線の複線化をして欲しい。
62 名前:名無しさん@お腹一杯投稿日:2000/11/14(火) 18:48
>>57
ホント一部時間帯以外はたいていガラガラだね。
JRWがメンツだけで2本/時走らせててる感あり。
63 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/14(火) 18:51
>62
関空快速に統合きぼーん
64 名前:名無しでGO!投稿日:2000/11/14(火) 18:53
関空快速でも、新快速並の設備で走るから、わざわざ特急料金払ってまで「はるか」に乗る人はそんなにいないと思う。
65 名前:全日本鉄道ダイヤ改善委員会投稿日:2000/11/14(火) 19:54
京都ー新大阪ー関空:関空特快2
京橋ー関空:関空快速2
66 名前:ななしさん投稿日:2000/11/14(火) 22:54
はるか
名古屋始発に。
68 名前:名乗る程でもない・・・投稿日:2000/11/14(火) 23:14
名古屋は距離的にムリとしても、岐阜は確実に乗るよ!
って、そうなりゃ名古屋も乗るか・・・・
あんま考えたくないなあ。往時の「いぶき」よりは早いとはいえ・・・
-
http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20081219ddp018070026000c.html
経済部です:日帰り会議
日中韓首脳会議が太宰府市の九州国立博物館で開催された。共同声明も出されたが、初めて3首脳が独立した形で協議を持ったこと自体に大きな意義があったようだ。個人的には、この首脳たちの日帰り会議が福岡で開催されたことに意義を見いだしている。
東京で開催しても、日帰りは可能かもしれない。ただ、フライト時間の関係でスケジュールはきつくなるはずだし、空港へのアクセス、費用などの面で福岡は優位だろう。福岡選出の麻生太郎首相でなかったら太宰府開催が実現したかどうかは疑問だが、日帰り会議は福岡と両国の地理的な近さをPRするには絶好の会議だった。
「アジアの玄関口」を自認する福岡。地元企業や福岡市が強調するアジア重視の意味を、しみじみとかみしめている。【綿貫洋】
毎日新聞 2008年12月19日 西部朝刊
-
確かに40分も間隔が空いてたのは問題だが増発も無しではちょいと昂揚感に欠けますなw
それにしてもそもそもなんで運転間隔の均質化出来てなかったんだ??
3月にダイヤ改正 仙台空港鉄道
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081220t13001.htm
仙台空港鉄道は19日、来年3月14日に実施する仙台空港アクセス線のダイヤ改正内容を発表した。快速のうち午前中の上下各1本を、搭乗客の多い大阪便、札幌便の発着時刻に合わせる。
12月1日の航空ダイヤ改正を受けた措置。午前10時台の快速について上りを午前9時53分仙台発、下りを午前9時39分仙台空港発にそれぞれ繰り上げる。
美田園、杜せきのした両駅の利便性向上のため、午前の一部普通列車で、運行間隔を現行の約40分から25分前後に短縮する。1日当たりの運行本数に増減はない。
2008年12月20日土曜日
-
空港整備は5280億円 ほぼ半額が羽田空港関連
12/20 11:50
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/national_pol/2008122001000256.htm
20日内示された2009年度予算の財務省原案で、空港整備には一般会計から1429億円、空港使用料収入から2084億円、財政投融資から882億円など、08年度当初比2・3%減の計5280億円が計上された。
内訳は、第4滑走路が10年10月に運用開始予定の羽田空港の再拡張事業に1313億円、既存施設の利便性向上に1234億円と、同空港関連で全体のほぼ半分に当たる2547億円を計上した。
関西、中部両国際空港には合わせて120億円。うち90億円は関西国際空港会社の有利子債務を圧縮するための同社への補給金で、残る30億円が中部空港の需要拡大を図るための調査費などに充てられる見込み。
地方空港には4・8%減の391億円を計上し、徳島空港などの滑走路延長や既存空港の施設整備などを行う。このほか空港の安全対策に217億円を盛り込み、うち77億円で空港施設の耐震化を進める。
離島航空事業の助成には、08年度当初の2倍超の11億円を計上し、運航費補助などを行う。
-
県収用委、謝罪要求に応じず 地権者に文書送付
2008/12/18
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/kikaku/6/
静岡空港の立ち木問題で、県収用委員会(増田堯会長)は17日、立ち木地権者(49)=島田市湯日=が9日に、空港用地収用の審理を「一方的に打ち切った」などとして謝罪を求める申し入れを行ったのに対し、応じる考えがないことを伝える文書を、16日付で本人に送ったことを明らかにした。
文書では、測量ミスで収用範囲に問題が生じたことについて、収用範囲は起業者である県の提出書類で特定することになっているとし、「収用委が現地で収用地の境界を明示すべき法的義務はない」と指摘。「審理打ち切り」との批判にも「収用委は審理の結果、裁決に熟した時は裁量で審理を終結できるとした判例に照らし、当を得ない」との見解を示した。
また、地権者が収用委の謝罪などを立ち木除去に向けた県との協議に入るための前提条件としていることには、収用委は県から独立しているとした上で、「謝罪を協議開始の前提とするのは理解に苦しむ」とした。
これに対し、地権者は「予想はしていたが、失望した。今後の対応を考えたい」と述べた。
-
遡って返上しろってんだ。
期末手当 知事が全額返上発表
2008/11/25
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/kikaku/6/20081125150653.htm
石川嘉延知事は25日の定例会見で、静岡空港の開港延期問題で12月の期末手当(ボーナス)を全額減額処分とする方針を発表した。空港事業を所管する花森憲一副知事の期末手当も50%の減額とする。
減額の理由について、石川知事は「期末手当は業績に対する評価で支給され、満額受け取ることを潔しとしない。責任を取る一部」と述べた。
石川知事の12月の期末手当は、満額ならば332万4125円の支給の見込みだった。12月1日開会の県議会定例会に、特別職の給与に関する特例条例案を提出する。
-
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2465のカキコが08年5月。問題発覚が08年9月,県が認識したのは07年9月か。
終日審議残る疑問 静岡空港臨時県議会
2008/11/07
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/kikaku/6/20081107000000000010.htm
静岡空港の開港延期問題を議論した6日の県議会臨時会では、本会議で質問に立った各会派代表らや常任委員会の委員から、航空法の制限を超える立ち木などの存在の公表が遅れたことや、開港延期の必要性、石川嘉延知事の責任問題などを追及する声が相次いだ。
立ち木など支障物件の存在を1年前に認識しながら、公表が今年9月となったことへの批判と、石川知事の説明責任に議論が集中した。
石川知事は「結果として報告が遅れ、県議会、県民に大変なご心配をお掛けした」と陳謝した。ただ、支障物件の存在が土地収用の前提となる事業認定の取り消し訴訟で争点となる見込みだった上、訴訟の原告でもある地権者と(支障物件除去の)協議を行わざるを得ない「極めて特異な状況」だったと釈明。問題の公表による訴訟への影響と空港整備への支障、地権者との協議の障害となることへの懸念から、「なかなか報告できない状況だった」と繰り返し、理解を求めた。
議員からは「本当に訴訟に影響する問題だったのか」との疑問も出され、議会側を十分納得させるには至らなかった。
▼原因
立ち木が収用対象から外れたことへの疑念も複数の議員から噴出した。これまでに県が原因として挙げた測量誤差や作図の際の修正ミスなどについて、県や測量会社など責任の所在がどこにあるのか、明確にするよう求めた。石川知事は「修正ミスは今回の事態を招いた大きな原因」として県の責任を認めた。
一方で、平成15年の測量当時、空港反対運動で現地への立ち入り調査ができなかったことを指摘。「現地への立ち入り調査が実施できていれば、測量誤差を最小化し、修正ミスを防止するのは可能だった」と反省の弁も。
▼地権者交渉
県議の間には、地権者と合意を取り付けて当初の予定通り来年3月の開港を実現するよう求める意見も根強く、交渉経過を問う質問も目立った。
岩崎俊一空港部長は昨年1月ごろ、地権者や地元関係者との間で地滑り防止工事の話し合いが始まり、昨年7月には地権者との間で地滑り防止工事の合意文書を締結。ところが県が立ち木問題を明確に認識した昨年9、10月ごろ、地権者から工事拒否の意向が示されたとの経緯をあらためて説明。
「県は自らのミスを認めずに、地滑り工事の名目で事態を収拾しようとした」との県議の追及に対し、石川知事は「地権者は空港絶対反対の立場の人であり、空港のために支障物件の除去をお願いするのは受け入れがたく、地滑り防止工事として除去する方が受け入れられやすいであろうとの(現地事務所の)意図だった」と答弁した。
-
土壇場の延期【上】
2008/10/29
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/kikaku/6/20081029000000000038.htm
「立ち木」認識現場と時差 県に見通しの甘さ 訴訟足かせ、対応後手
静岡空港建設地西側に残る立ち木。目測で樹高10数メートルのヒノキなど40数本が林立する=島田市湯日
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/d20081028213038T280080010471009.jpg
静岡空港西側の私有地に航空法の制限を超える高さの立ち木などが存在する問題は、滑走路を短縮運用し、来年3月に予定していた開港が数カ月遅れるという事態に発展する見通しとなった。石川嘉延知事は29日、県議会に対応策などを説明する。30日には静岡空港の事業認定取り消し訴訟の口頭弁論が行われる。なぜこのような問題が発生し、ここまでこじれたのか―。問題発覚までの経緯や裁判の過程、関係者の混乱などを追った。
「なぜ他人の土地に勝手に入っているんだ」―。今月25日の昼ごろ、立ち木のある私有地の地権者の男性(49)=島田市湯日=の怒声が、地権者の男性方の庭先に響いた。立ち木除去に向けた交渉の糸口を探ろうと、予告なしに訪問した花森憲一副知事と仲介役の桜井勝郎島田市長の姿を見るなり、帰宅した地権者の男性は強い言葉で拒否の姿勢を示した。
県は23―25日に、これまでできなかった立ち木の測量を、地権者の男性の同意を得て初めて実施した。花森副知事は「測量に応じてもらったお礼を言いたい」と話し掛けたが、地権者の男性は「(県の責任を認め、謝罪する)文書を持参しなければ話すことはない」と突っぱねた。花森副知事らは具体的な進展がないまま、硬い表情で帰路に就くしかなかった。
問題の立ち木の存在を県が認識したのは、昨年9―10月ごろ。周囲の造成や樹木の伐採が進み、一群の立ち木が残った。現地の建設事務所は既に昨年初め、この立ち木が制限を超える可能性に危惧(きぐ)を抱いていたという。開港を左右する重要事項の把握に、現場と本庁の間で半年以上もの時差があったことになる。
県は問題の把握後、立ち木除去のために水面下で地権者の男性と交渉を続けてきたが、「文書による謝罪が協議の入り口」とする地権者の男性との間で、交渉はこう着。地権者の男性は「(空港建設が進められてきた)この20年間で、県がころころ言い分を変えることを知っている。書面で正式に協議を求められなければ応じられない」と文書にこだわる理由を説明する。
立ち木が収用対象にならずに残った原因は、航空測量による誤差やチェックミスが原因との見方が強まっている。しかし、地権者の男性が国の空港事業認定の取り消しを求めた訴訟の原告の1人であることなどを理由に、県は文書の提出を拒んできた。
要求通りに文書を出せば、空港建設そのものの是非にかかわる訴訟に不利な証拠となって影響を与える可能性がある。国への配慮もあった。これが県の足かせとなって交渉は暗礁に。土壇場での開港延期という極めて深刻な事態に陥った。「訴訟の重みを、どうしても考えざるを得なかった」とある県幹部は漏らす。
県のこの対応に県議会の与党関係者からも批判の声が噴出している。中谷多加二自民党県連幹事長は「県の読みが甘かった。測量に関するミスだけでなく、その後の対応にも判断ミスがあったのではないか」と指摘。平成21の岩瀬護会長は「1年間も水面下でことを進め、事実の公表を控えてきたことは、隠ぺい体質と言われても仕方がない。県民への説明責任を果たす政治判断が必要だった」と切り捨てる。
-
土壇場の延期【中】
2008/10/30
広がる影響 ツアーや出店練り直し
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/kikaku/6/20081030000000000018.htm
石川嘉延知事の「開港延期表明」前日の28日朝。島田市湯日の牛舎前で、空港西側の立ち木などの地権者の男性(49)を30人近い湯日の住民が囲んだ。「3月に間に合うように、県と話し合ってくれないか」「皆さんの思いは分かるが、信念を通したい」。住民らの要請は今月に入り、2度目。山あいの肌寒さもあって、こぶしを握りしめる年配男性の姿もあった。
空港建設が持ち上がった1987年、湯日でも多くが反対に回った。しかし、「今は開港を待ち望む声が多い」と元地権者の自治会長(63)はみる。立ち木問題が表面化した夏場以降、「開港延期はイメージダウン。県民にも地域にもマイナスだし、地権者の男性も悪者になってしまう」と近隣の住民や友人が地権者の男性宅に足を運んだ。「土下座して頼もう」との声が上がるほどの真剣さも、事態の好転にはつながらなかった。
地権者の男性は空港の反対地権者として、当時の立ち木トラスト運動などで20年近くにわたって県と対立してきた経緯がある。土地収用を含め、「これまでの県のやり方を見れば、そんなに簡単にはいかない」と不信感を募らせている。住民の1人は「空港は土地だけでなく地域の人間関係も引き裂いた」と唇をかんだ。
土壇場の開港延期で、地元をはじめ、県内外にさまざまな影響が広がっている。県が開港時からの利用推進を強く働き掛けてきたことも、当事者には裏目に映る。
島田市民有志などの富士山静岡空港友の会は、開港に合わせたハワイ・ホノルルへのチャーター便を計画した。会員の主婦(58)は「県はなぜ、もっと早く対応できなかったの」と率直な思いを漏らす。4月の沖縄への修学旅行で、帰路に同空港利用を検討していた静岡大付属島田中は「セントレア」に切り替える。大井川鉄道は空港―駅間のタクシーとSL乗車券、昼食のセット商品の準備を仕切り直す考えだ。
空港ターミナルビルに土産物店を出店予定の静鉄レストランは「茶どころのお茶を楽しめるサービスを考えている。開港が、新茶時期で稼ぎ時のゴールデンウイークから外れるのは痛い」(開発部)。5月は1カ月で2000万円程度の売り上げを見込んでいた。
浜松市中区の旅行会社トップツアー浜松支店は静岡空港に就航する韓国アシアナ航空を利用し、牧之原、掛川、菊川、御前崎の4市長と行く「開港記念ソウルツアー」を3月25―28日の日程で企画した。120人定員で、ソウルの4つ星ホテルの手配も進めたが、「ホテルに事情を伝え、キャンセルをお願いした」と支店担当者は無念さをにじませる。
浜松など県西部の自治体、経済関連団体が設立した県西部地域富士山静岡空港利活用促進協議会長の御室健一郎浜松商議所会頭は「早期開港を望む気持ちに変わりはない。県の対応を見ながら必要であれば策を考えたい」と冷静に見守る。
-
>>129-131
土壇場の延期【下】
2008/10/31
原告の“サイン”に沈黙
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/kikaku/6/20081031000000000015.htm
満席の傍聴席の多くが冷ややかにその瞬間を見つめていた。「立ち木があると認めるんですね」。静岡空港の開港予定を約半年後に控えた9月11日。静岡地裁事務棟5階の6号法廷に原告側弁護士の声が響いた。国側弁護士は自身への視線を振り払うように立ち上がった。「ある。認めます…」
静岡空港西側の私有地に航空法の制限を上回る立ち木の存在を、国側が初めて認めた事業認定取り消し請求訴訟の第12回口頭弁論は、あっけなかった。「ついに認めた」「これで開港なんか、できなくなるぞ」。閉廷後、興奮気味に語る空港反対派の支援者。対照的に、被告側参加人の県職員は険しい表情で足早に地裁から去った。
空港に反対する地元地権者ら50人が、未買収地の強制収用を認めた事業認定は違法として国を訴えたのは平成17年7月。翌年1月には24人が二次提訴し、需要予測の合理性や周辺自然環境への影響を争ってきた。当初は、立ち木や土地の問題は争点として浮上していなかった。
「あそこだけ、県はなぜ見逃したのか。初歩的ミスとしか思えない」
原告側弁護団の阿部浩基弁護士はこの問題を語る時、今も「信じられない」と首をひねる。立ち木や土地の存在を法廷で初めて指摘したのは今年2月。以来、何度も口を酸っぱくして認否を求める形で国や県に“危険サイン”を送ってきた。それだけに、「(国も県も)認めもしないし、否定もしなかったんですよ、のらりくらりと。問題の原因を訴訟のせいにされては困る」と憤る。
国や県は9月11日まで、原告側の指摘に対して明確な回答を避けてきた。空港の航空測量図や平面図に問題部分の記載がないことを理由に、「どこにあるのか示してほしい」と開き直った時もある。国は今も、立ち木や土地について、空港設置者(県)に除去請求権があると主張し、「制限表面を超える高さの物件が存在しない状態にすることは可能」との姿勢を崩さない。
金子一義国土交通相は問題発覚後の今月24日、「開港間際に(県民に)知らせていないのは解せない」と話し、これまでの県の対応に苦言を呈した。一方、石川嘉延知事は29日、問題を明らかにしなかった理由を「国の不利になることを、県が進めるようなことは控えるべきと判断した」と釈明した。県が問題を認識しながら沈黙を続けた背景に、国に迷惑を懸けまいとする“配慮”があったという。
県の開港延期表明から一夜明けた30日、地裁で再び開かれた口頭弁論。原告側弁護団代表の渡辺正臣弁護士は閉廷後に開いた報告会で、国と県のこうした関係を強く非難した。「今回の問題を引き起こした根本的な原因は、両者のなれ合い・無責任体質にある。『急に立ち木が伸びた』とか、『訴訟があるから公表を控えた』なんて主張は言い訳に過ぎない」
-
これ訴訟があるから公表せずと云うけど,だとすると県は裁判所を騙してねじ曲がった誤った判決引き出させたと云う事になりはしないでしょうかね?
法学的には県の隠し得なんでしょうか?だとするとなんか可怪しい気もします。
-
寧ろ未だ取り消し訴訟の判決は出てなかったのか?
開港延期後初の弁論 空港事業認定取り消し訴訟 原告側「ずさん」 静岡地裁
2008/10/30
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/kikaku/6/20081030000000000071.htm
静岡空港の未買収地の強制収用を認めたのは違法として、反対地権者74人が国に事業認定の取り消しを求めた訴訟の第13回口頭弁論が30日、静岡地裁(川口代志子裁判長)で開かれた。原告側は、空港西側の私有地に航空法の高さ制限を超えて存在する立ち木や土地の影響で、来年3月の開港が延期されたことについて、国や被告側参加人の県の責任を追及する準備書面を提出し、事業認定のずさんさを指摘した。
準備書面で原告側は「立ち木問題」について、「ずさんな測量によって収用する土地の範囲を誤った前代未聞の失態」と批判した。石川嘉延知事が29日、2500メートルで整備した滑走路を2200メートルに短縮すると県議会で正式表明した対応策には「短縮するならば2500メートルを前提とした空港用地は不必要。(問題地点周辺で収用した)西側制限表面部分はそもそも収用する必要はなかったのではないか」と疑問を呈した。
その上で、国側が「立ち木や土地は空港の設置者(県)に除去請求権があり、制限表面を超える高さの物件が存在しない状態にすることは可能」としている主張に対し、「請求権があるなら、存在を約1年前に認識していながら、取り除かなかったのはなぜか」と反論。立ち木や土地をどんな方法で強制除去するのか、国や県に回答を求めた。
-
こんなみっともない失政しておいて次ぎも出るなんて云えないと思うんだけど。
開港延期の責任問題 知事、完全運用めどに表明
2008/11/11
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/kikaku/6/20081111000000000007.htm
石川嘉延知事は10日の定例会見で、静岡空港の開港延期に対する責任問題について、「暫定運用による開港を滞りなく実現すること、2500メートルの滑走路を擁した空港として完全運用すること、この2つについてきちんとしためどがついた段階で、私の責任の在り方、もし組織の中で責任を取るべき関係者がいればそのことも含めて、明らかにする」との姿勢をあらためて示した。
新たな開港日決定の見通しについては「開港日を決めないと、航空会社をはじめ、関係者の予定が立たない。可能な限り早く設定しないといけない」との認識を示した上で、「実際の工事終了時期が早晩決まるので、それを基に国の検査がいつ受けられるか調整していく。遠からず明らかにできると思う」と述べた。
地権者との交渉状況については、「(地権者に)交渉のテーブルには着いていただき、従前と違った様相にあると感じている。今しばらく結論が出るまで、粘り強く話し合いたい」と述べるにとどめ、交渉内容については明らかにしなかった。
来年7月の任期満了に伴う次期知事選への対応については、「いろいろな条件を考え、発表すべきと判断した時期に明らかにする」と述べた。
-
地滑り対策として誤魔化そうとしてた辺りが杜撰で小賢しくて小狡くて悪質であるね〜。
石川知事、地権者へ謝罪 文書で「県のミス」
2008/11/22
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/kikaku/6/20081122000000000009.htm
静岡空港西側に航空法の高さ制限を超える立ち木などが残る問題で、石川嘉延知事は21日、県庁で会見し、地権者(島田市湯日)に対し、収用の手続きに必要な測量の誤りなど県側のミスを認め、謝罪する文書を届けたことを明らかにした。その上で、「このことを県民の皆さんにも報告し、県のミスで多大なご迷惑をおかけしたことについて地権者とご家族に対し、あらためておわびを申し上げます」と述べた。
石川知事は、立ち木問題による最大4カ月の開港延期と、2200メートルの暫定運用を発表した10月29日の県議会全員協議会以降、「これまでの対応を反省する立場」で、6回にわたり県側が地権者と協議してきたことを説明。その過程で、まず知事権限の範囲内での謝罪文書を受け取ってもらえるとの感触を得たという。今後も誠意を持って交渉に当たるとする一方、「見通しはついていない」とし、「直接お目にかかる機会を希望しているが、いつ実現するか、実現しないかまったく分からない」と述べた。
謝罪文書は、収用手続きで生じた測量ミスについて▽航空測量ではなく、地権者側との十分な話し合いによる立ち入り調査を選択すべきだった▽測量の電子データを扱う県にチェック体制の弱さがあったことをいずれも「反省しています」と記述。支障物件の存在を指摘されながら対応が遅れた点には、「問題解決を地滑り対策としてのみ進めようとし、事実確認をして存在を認めることをしなかったことが、解決に向けた取り組みを遅延させた」とした。
地権者は10月28日に石川知事あてに7項目の申し入れ書を提出した。県と県収用委員会が、収用事業認定の申請や、一方的に審理を打ち切って裁決を下した誤りを認めて書面で謝罪し、謝罪会見を行うことなどを求めていた。
石川知事は新たな開港日は未定とするとともに、「3月開港はほぼ不可能になった」と述べた。
「謝罪会見と言えない」地権者
空港西側の立ち木などの地権者は21日、同日夕の知事会見について「中途半端で気持ちが感じられず、謝罪会見とは言えない。今後の対応としては厳しくせざるを得ない」と語った。
地権者は県の書面による謝罪については「内容は十分ではないが、了承して受け取った」とした上で、「会見をすべて聞いたわけではないが、謝罪会見というよりは謝罪文書を渡したとの報告。誠意ある対応と言うのであれば、知事は謝罪の文言すべてを自分の口で語り、問題の原因と責任を明らかにすべきだ」と不満の意を示した。
今後に関しては、「収用委員会の問題を含め、こちらが協議の場に着くために示した7つの条件がすべて整ったわけではない。まだ協議には入れない」と述べた。
-
空港開港延期の損害、毎月最大4000万円 地上業務請負会社が試算
2008/10/31
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/kikaku/6/20081031000000000009.htm
静岡空港の開港延期に伴い、空港の地上業務を請け負う静岡エアポートサービス(静岡市清水区)は30日までに、開港予定だった来年3月以降、従業員の人件費や機材のリース料などで毎月最大4000万円の損害が出ると試算した。
同社は航空会社のカウンター業務や機体誘導などに当たる。今年3月、鈴与と静岡鉄道が6対4の割合で出資して設立し、すでに従業員40人を採用している。来年3月までに従業員を約70人までに増やす当初の計画は変えない方針で、3月以降は売り上げがないまま人件費などだけがかさむことになる。
開港が7月まで延びれば、損害は1億円以上に上る見通しで、同社は「1日も早い開港を願っている」としている。
代表監査委員「責任感じる」 県議会決算特別委
県議会決算特別委員会(天野進吾委員長)が30日開かれ、富永久雄代表監査委員は、静岡空港西側に航空法の制限を超える高さの立ち木などが残り、開港日の延期や追加工事が必要となる事態に至ったことについて「静岡空港建設事務所(島田市)を監査する過程で明るみにできなかったことについて、責任を感じる」と述べた。花井征二委員(共産、静岡市清水区・庵原郡)の質問に答えた。
富永代表監査委員はさらに「県民の視点で真正面から対処する。測量や作業過程でのミス、必要となった出費を把握し、監査の結論を出したい」と述べた。
富永代表監査委員は同日の委員会終了後、監査委員が空港建設事務所への定期監査を今月7日に行った際、事務所側から立ち木問題で想定される事態について説明が無く、県議会全協での知事の説明を聞いて全容を把握したことを明らかにした。
需要予測に影響 空港訴訟で原告側
静岡空港の未買収地の強制収用は違法として地権者らが国に事業認定の取り消しを求めた訴訟で、原告側弁護団は30日、静岡地裁での第13回口頭弁論の閉廷後に報告会を行い、滑走路短縮に伴う需要予測の減少などを今後の訴訟で追及する考えを示した。
報告会には原告支援者ら約100人が参加。弁護団の阿部浩基弁護士が冒頭、訴訟で「立ち木問題」を追及した結果、国や県が問題を認めて滑走路を2500メートルから2200メートルに短縮し、開港も延期されたことをあらためて報告した。
その上で弁護団は、2200メートルでは大型機を誘致できなくなることなどから、「訴訟で当初から問題視してきた通り、需要予測自体も下方修正せざるを得なくなる」とし、法廷で国や県の釈明を求める考えを示した。
-
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2008122002000244.html
中部空港2本目滑走路 初の調査費1000万円
2008年12月20日 夕刊
2009年度予算の財務省原案で、中部国際空港の需要拡大に関する調査費1000万円が盛り込まれた。愛知県や地元経済界が要望する中部空港の「完全24時間化」に欠かせない2本目滑走路の建設に関連した初の予算措置。国土交通省は来年度、空港の利用を促す社会実験などを実施する。
中部空港の2本目滑走路については、7月に閣議決定された国土形成計画(全国計画)で「完全24時間化」を明記。策定作業中の5カ年計画「社会資本整備重点計画」でも同様の表現が盛り込まれるとみられる。東海3県の政財界で今年5月に設立した建設促進期成同盟会が2本目滑走路の建設実現に向けて政府・与党に働き掛けているが、旅客や貨物需要の伸び悩みと路線減少が大きな課題となっている。
中部圏の航空貨物のうち、輸出の7割と輸入の5割が中部以外の空港を利用している。国交省は需要増加を2本目滑走路建設の前提としており、中部圏の貨物の確実な取り込みと新規需要の開拓が必要と判断した。
このため来年度は、地元自治体と経済団体などでつくる「中部国際物流戦略チーム航空貨物推進部会」と連携し、航空貨物をトラックで中部空港に集荷する交通実験などを行い、需要拡大を模索する。
中部空港にはこのほか、国の直轄事業として空港施設の屋上緑化や航空保安施設更新の設備費など1億4800万円が計上された。
-
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081101t62006.htm
2008年11月01日土曜日 河北新報
全日空、福島支店を仙台に統合 路線変更なし
全日本空輸が福島支店(郡山市)を来年4月、仙台支店に統合する方針を固め、福島県などに伝えていたことが31日明らかになった。同支店によると、統廃合は全国的な営業体制見直しの一環。全日空は、福島空港発着の路線として札幌線(一日2往復)を運航、大阪線(同3往復)をアイベックスエアラインズと共同運航しているが変更はないという。
同支店にはANAセールスの支店もあり、旅行会社向けに航空座席を販売する業務などを中心に担ってきたが、機能は仙台支店に引き継ぐ。
福島空港関係では、大阪、沖縄両路線を運航している日本航空が来年1月末で路線を廃止し全面撤退することを決めている。全日空に増便要請などを行っている県は同社の県内の拠点を重視。内堀雅雄副知事が30日、全日空本社を訪問して支店存続を求めるなど要請活動を始めた。
-
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810280041.html
'08/10/28 中国新聞
広島空港15歳、拠点性高まる<動画あり>
--------------------------------------------------------------------------------
広島空港(三原市)は29日、広島市西区(現・広島西飛行場)から移転・開港し15周年を迎える。開港以来の累計の旅客数は約4640万人。今年6月には濃霧時の欠航などを大幅に減らす高度計器着陸施設「CAT―IIIa」の導入で弱点だった定時性を担保し、中四国地方の拠点空港としての機能は高まっている。
国土交通省が設置・管理する広島空港には、1日15往復の東京線を軸に国内線は成田、札幌、仙台、沖縄の5路線が展開する。国際線はソウル、大連・北京、大連、上海、台北、グアム、バンコクの7路線。2007年度の旅客数は国内11位の約330万人で、開港7年目から300万人台を維持している。
動画はこちら
【写真説明】中国の大連・北京に向け離陸するジェット機。広島空港には現在、国内、国際線合わせて12路線が就航する(撮影・藤井康正)
-
心強い決定ですなぁ。
もっとずらせないのかなとも思いますけど。。
異例の1日2便に 静岡空港―ソウル 大韓航空表明
12/22 15:54
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20081222000000000059.htm
韓国大韓航空(本社・ソウル市)の李來珪常務は22日、県庁に石川嘉延知事を訪ね、静岡空港の開港時からソウル(仁川国際空港)との間に毎日1便(往復)の定期便を就航する計画を報告した。静岡空港への国際線就航表明は韓国アシアナ航空、中国東方航空に次いで3社目。
運航計画によると、ダイヤは午前9時20分に仁川を出発。同11時20分に静岡に着き、午後0時20分静岡発で仁川に折り返す。機材はB737―800(149席)を使用する。石川知事は「日韓路線1日2便運航は地方空港としては異例で、心強い。県民にとって便利な路線になるのでは」と歓迎した。
アシアナ航空も既に静岡―ソウル(仁川)間で毎日1便の運航を表明している。大韓航空のダイヤはアシアナ航空の3月開港を前提にしたダイヤより10分早く、両社の2便がほぼ同時刻に運航されることになる。
李常務は報告後の会見で、「静岡空港周辺50キロ以内の人口は230万で、最低でも(国際線に)5、6社が就航してもおかしくない潜在力があると思う」と述べた。
-
チューリヒ便運航、知事に報告 エーデルワイス航空
12/19 14:57
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20081219000000000052.htm
スイスのエーデルワイス航空と同国政府観光局関係者、県内旅行業者が19日、県庁に石川嘉延知事を訪ね、大型機で来年開港の静岡空港とスイス・チューリヒを、新千歳(北海道)経由で結ぶチャーター便の運航計画を報告した。
面会後、同社総代理店サンプラスの宇都宮秀人社長は「開港に合わせて飛ばしたかった。スイスへは毎年運航したい。今後、欧州や東南アジアへの計画も進めたい」との考えを示した。
静岡空港での大型機運航と欧州便の計画が公表されたのは初めて。サンプラス側が石川知事に運航計画を説明。来年7月15日午後0時半静岡出発、22日午前11時半着の日程で、機材はエアバス330―200(307席)を使用する。来年6―9月に国内12空港から運航を予定している計16便(往復)のうちの1便となる。
同行した観光局のロジェ・ツビンデン日本・アジア支局長は「円高で日本からの海外旅行に良いタイミング。ぜひスイスに来てほしい」と述べた。石川知事は「大変ありがたいお話で、歓迎したい。県民の選択肢が広がる」と感謝の気持ちを表した。
6月4日開港で調整 県、来週にも正式発表
2008/12/18
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/news/20081218000000000008.htm
来年3月に予定されていた開港が延期となった静岡空港の開港日を、来年6月4日とする方向で、県が最終調整に入っていることが、17日分かった。来週中にも正式に発表する。
静岡空港西側の私有地に航空法の制限を超える高さの立ち木が残されている問題で、県は滑走路2500メートルでの開港を断念。10月に滑走路を2200メートルに短縮して暫定運用する方針を発表し、短縮のための追加工事を始めていた。
県はこれまで、遅くとも来年7月までに開港するとしてきたが、開港遅れの期間を少しでも短縮するため、工事期間の短縮や完成検査を行う国土交通省との調整に努めてきた。この結果、6月4日の開港にめどが立ったとみられる。
静岡空港にはこれまでに、国内外8路線の就航が決定。就航を決めた航空会社や静岡空港を利用したチャーター便の運航、ツアーの実施などを計画していた旅行会社などから、早期に開港日を決定するよう求める声が上がっていた。
県は開港日の150日前となる来年1月5日に、県庁でカウントダウンイベントを行うことも検討している。
-
>>141-143
結構順調ですやん。静岡県の実力を以てすればこの程度の便数は余裕であろうが,問題は此を維持・発展させてゆく上で補助金付けて搭乗者確保しなけりゃならないみたいな事には成って欲しくないですな。
1日も早い開港へ夜間工事実施を要請 石川知事表明
2008/12/04
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/news/20081204000000000064.htm
県議会12月定例会は4日、代表質問を行い、滑走路を2200メートルに短縮して暫定運用する静岡空港の追加工事について、石川嘉延知事は「来年1月30日を工期としているが、1日でも早く完成できるよう請負業者に夜間工事などを要請し、工事完成検査申請後、速やかな検査着手を国にお願いしている」と述べた。山村利男氏(自民、藤枝市・志太郡)の質問に答えた。
開港見通しについては「(最長の場合として発表した)来年7月から少しでも前倒しで開港するため、開港日の公表を早期に行えるよう関係機関と協議している」と述べた。
就航対策では、「定期便の就航を表明している航空会社は、就航を前提として技術的観点からの確認作業を進めている。開港時から予定通りの便数で就航していただけると確信している」と強調。中国東方航空が週4便の上海路線を同国政府に申請したことに関連し、「あらためて上海の本社を訪問して直接就航を要請し、開港時からの定期便就航をさらに確実にしたい」と述べた。就航への関心があるとされる大韓航空についても「真意を確認した上で、所要の調整を行っていく」とした。
空港西側の制限表面に残る立ち木などについては「除去の見通しは予測できない状況」とし、「引き続き、除去を誠心誠意お願いしていく考えであり、一方では、今後の協議状況も踏まえ、完全運用に向けてのこのほかの道筋も検討していく必要があると考えている」と説明した。
-
>>142
旅行ツアー用の便って事なんですかね。
来年7月スイス便 静岡空港 チャーター専門エーデルワイス航空 ツアー募集へ
2008/12/17
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/news/20081217000000000061.htm
来年開港する静岡空港とスイス・チューリヒを新千歳(北海道)経由で結ぶチャーター便の運航を、同国のエーデルワイス航空と県内旅行業者が来年7月に計画していることが、17日分かった。大型機を使用する予定で、静岡空港での大型機運航と欧州便の計画が具体化したのは、今回が初めて。関係者が19日に、石川嘉延知事を県庁に訪ねて報告する。
静岡空港の開港日は未定だが、遅くとも来年7月までに開港するとした県の方針を受け、7月15日出発、22日帰国を予定している。
エーデルワイス航空はチューリヒに本社を置き、チャーター便のみを運航する航空会社。来年6月3日から9月23日に7泊8日のツアーを、静岡空港をはじめ、新千歳、仙台、中部国際、福岡など12空港から合計16便(往復)運航する計画。
滑走路3000メートル以上の空港からは直行便となるが、静岡空港などそれ以外の地方空港では200人を乗せ、新千歳か中部国際で100人の追加搭乗と給油を行ってチューリヒに向かう。これまでに静岡空港への就航を表明した航空会社はいずれも200人以下の小型機を運航する予定だが、今回のチャーター便ではエアバス330―200(307席)を使用する。
この企画に参加しているタビックスジャパンなどの旅行会社は20日から、参加者を募集する。
静岡空港のチャーター便はこのほかにも、県内旅行業者などが台湾、香港への運航を計画している。また、静岡市も友好都市のベトナム・フエ市への運航を検討中。タイ、モンゴルなどの航空会社も関心を示している。
-
アシアナ航空、1月末から熊本〜ソウル線運休も
2008年12月27日
http://kumanichi.com/news/local/main/20081227002.shtml
熊本〜ソウル線を運航するアシアナ航空(ソウル市)が、一月末からの運休を視野に県などに支援策を要請していることが二十六日、分かった。世界的不況による経営悪化、円高に伴う韓国人観光客の激減が背景にあるとみられる。県は支援策の検討に入っているが、大規模な資金援助は難しく、二〇〇三年に復活した国際線は危機に立たされた。
同航空は月、木、土の週三回、熊本〜ソウル線を往復している。〇七年度は約三万六千人(搭乗率63・2%)が利用したが、今夏以降、円高ウォン安の影響で急降下。本年度上半期は前年を約20%下回り、特に搭乗の六割強を占める韓国人客は30%減と大きく落ち込んだ。
関係者によると、同社から県に通告があったのは十二月中旬。黒字化を見込める抜本支援や環境改善が見込めない場合、一月末で運航を休止する検討に入っているという。
県は関係自治体や地場企業などでつくる阿蘇くまもと空港国際線振興協議会(会長・蒲島郁夫知事)による支援策検討に着手した。空港使用料の補助上積みなどが挙がっており、一月中旬までに詰め、アシアナ側に継続を求める考え。
熊本空港唯一の国際定期便である熊本〜ソウル線には一九七九年、日本航空と大韓航空が初就航。九七年に採算悪化で途絶えたが、アシアナ航空が二〇〇三年九月に再び乗り入れた。県は団体客への助成などテコ入れしているが、福岡空港との競合もあり、採算ラインとされる搭乗率70%を割り込んでいた。(毛利聖一、石貫謹也)
-
>>145
宮崎も減便
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/67590
宮崎−ソウルを週3往復に減便 アシアナ航空
2008年12月25日 08:58 カテゴリー:経済 九州・山口 > 宮崎
アシアナ航空は24日、今月2日から週5往復で運航している宮崎‐ソウル線を、来年1月6日から3月28日まで週3往復に減便する、と発表した。
世界的な経済情勢の悪化と円高・ウォン安により、同路線の韓国人の搭乗者数が激減。今回、減便対象となった火曜、土曜の予約率(座席に占める予約の割合)は来年1月が6%、同2月が3%と路線運営の維持が危機的な状態にあることから「5往復では採算が見込めない」と判断した。
同社宮崎支店によると、同路線の搭乗率は12月、44%と低迷している。韓国からの搭乗者数が激減する一方、宮崎からは急増しているだけに、宮崎県は「減便は残念だが、宮崎からの利用促進を図る」としている。
来年1月の減便後の運航曜日は水、金、日曜日。同社宮崎支店は「週3往復からの減便は考えていない」としている。
=2008/12/25付 西日本新聞朝刊=
-
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/sonogo/news/200812/CK2008120902000161.html
『茨城空港』名称見直し問題(茨城県小美玉市) 沈静化も課題山積
2008年12月9日
二〇一〇年三月に開港予定の「茨城空港」(正式名・百里飛行場、茨城県小美玉市)の名称をめぐって、いくつもの見直し案が浮上した“改称論議”から約半年。結局、名称は茨城空港のままになりそうで、海外PR用の別称を付ける可能性はあるものの、元のさやに収まった格好だ。それよりも、いまだに決まらない就航路線や、開港後の施設の維持管理の問題のほうがよほど深刻だ。
発端は五月十六日の県知事会見だった。「東京に近いイメージの方がお客さんは行きやすいと、海外の航空会社から助言があった」と橋本昌知事。名称を「首都圏茨城空港(トウキョウ・メトロポリタン・イバラキ・エアポート)」へと変更する可能性を示唆した。
これに対し、三日後の茨城空港利用促進協議会で、桜井富男県議長が「ネーミングは簡潔でなければ」として、「東京北空港」を主張。さらに同促進協に講師で招かれた航空アナリストが、隣県の観光地にちなんで「ニッコウ・イバラキ・エアポート」と大胆に提案し、空港名は“迷走”。
そもそも茨城空港という名称は、百里飛行場の愛称として県が昨年一月、公募で寄せられた八千三百件から「簡潔で分かりやすく、茨城ブランドがアピールできる」などとして決定した経緯があるにもかかわらずだ。
その後、話題に上らなくなった改称問題だが、知事は十一月二十六日の会見で、茨城空港の名称は変えずに海外向けPR用に「トウキョウ・メトロポリタン」や「トウキョウ・イバラキ」などの別称を臨機応変に使うとし、改称への意欲をトーンダウンさせた。その理由を、県空港対策課担当者は「知事が『茨城空港でいける』という自信を持ったからでは」と推測する。
茨城空港は八日現在、就航路線が一本も決まっていない。それでもマレーシアの格安航空会社「エア・アジアX」や、韓国の「アシアナ航空」が関心を示しており、半年前よりは航路開設の見通しが出てきた。十、十一日には知事自らマレーシアにエア・アジアXのトップを訪ね、就航により前向きな言葉を引き出したいと意気込む。
だが、そもそも茨城空港の当初の想定では、札幌、大阪、福岡、那覇の国内四路線に一日十二便就航し、年八十万七千人の需要を予測。空港ターミナルビルを開港後運営する県開発公社も、ビルの年間維持費約四億円は、八十万人の利用者があればこそ賄えると試算していた。
仮に交渉中の国際線が一日数便飛んだとしても、八十万人の需要喚起は至難。開港後の維持管理費がやりくりできるだけの就航路線が確保できなければ、そのツケは県民がかぶる可能性がある。悠長に空港名など議論している場合でもないのだ。 (伊東浩一)
あのとき
茨城空港の名称をめぐって、橋本昌茨城県知事が五月十六日、「首都圏茨城空港(トウキョウ・メトロポリタン・イバラキ・エアポート)」に改称する可能性を示唆。直後に桜井富男県議長から「東京北空港」、航空アナリストからは「ニッコウ・イバラキ・エアポート」という案も飛び出し、話題を呼んだ。
-
http://www.nnn.co.jp/news/081217/20081217002.html
2008年12月17日
米子−名古屋便減便か 景気悪化で乗客減
鳥取県は十六日、一日二便(往復)運航されている米子−名古屋便について、四月のダイヤ改正に伴い減便される見通しを明らかにした。景気悪化で約八割を占める中京圏の乗客が減少していることや機材の大型化で利用率の低迷が見込まれることが理由という。県などは同便を運航する全日空に対し、引き続き便数維持を求める考えだ。
同日開かれた県議会企画土木常任委員会で説明した。県によると、全日空側は十二日、便数維持を要望した山陰両県の関係者に対し「現状のままでの二便継続は難しい」と告げたという。
同便は山陰から中京圏へ就航している唯一の国内定期便で二〇〇五年二月に二便化された。四月から十一月末までの利用客数は約三万三千人で前年比千三百人減。十一月からは七十四人乗りのボンバルディア機で運航されており、同月の利用率は前年比11ポイント減の47・2%だった。
ダイヤ改正は一月末に公表される予定で、全日空広報室は「採算や将来性を踏まえて国内路線の再編を検討中だが、個別の路線についてはコメントできない」としている。
県交通政策課の高山泰課長は「利用者の利便性が損なわれ、山陰両県の観光の取り組みへの影響が懸念される」と引き続き継続を働き掛ける考えを強調した。
2008年12月17日のローカルニュース
-
>>60>>90
http://www.asahi.com/business/update/1225/OSK200812240137.html
神戸・関空路線をさらに大幅減便へ 全日空
2008年12月25日0時17分
全日本空輸が来年度、関西空港と神戸空港の発着路線で大幅な減便・休便を実施する方向で調整していることが分かった。今秋、関空路線を中心に便を減らしたばかりだが、景気後退が鮮明になったため追加策を検討する。
関空路線では、高知便(1日3往復)と松山便(3往復)で、それぞれ1往復ずつ減らす方向。両便とも利用率が40%前後と低迷しているため。このため、高知県は現在6往復の伊丹便を増便するよう求めている。愛媛県は、需要が戻った場合、復便を求める。
神戸路線では、1日3往復の羽田便を2往復にするほか、仙台便を休止する。仙台便の利用率は30%台にとどまっており、神戸市空港事業室の担当者は「やむを得ない」と話す。ただ、羽田便は60%台を維持しているため「存続を強く要望し、話し合いを続けている」と反発している。
関空路線では、日本航空も旭川(1日1往復)や女満別(同)など計5路線の運航を来年度以降、取りやめる。
-
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200812120022a.nwc
日本航空、全日空 国内線を抜本見直し 「採算重視飛行」テイクオフ
2008/12/12
日本航空と全日本空輸が不採算の地方路線を廃止するなど国内線を抜本的に見直す。日本航空は関西空港発着の5路線、全日空も関空−高知など4路線の減便を検討しているほか、新千歳−岡山、広島の廃止を見据えた季節運航への切り替えを決定した。観光などの地域経済への打撃を懸念する地元と、赤字路線の整理で収益性を高めたい航空会社のせめぎ合いが続きそうだ。
日航が2009年度に廃止を検討しているのは、1日1往復している関空−旭川、女満別と季節運航の関空−青森(10月のみ1日1往復)、帯広、釧路(6−9月のみ1日1往復)の5路線。旭川、女満別線は来春にも取りやめる方向だが、帯広と釧路は09年度は運航期間を短縮し、10年度に廃止する方針だ。
全日空も09年度に関空−高知、松山、羽田−神戸で減便を検討している。新千歳−岡山、広島は、来年度から6〜9月の季節運航とし、再来年度の廃止に向け地元と調整中だ。
さらに、1日1往復している新千歳−新潟は来年4月から北海道国際航空(エア・ドゥ)に移管する方向だ。同路線の利用率は約6割と堅調だが、将来性や運航コストで継続は困難と判断。高需要路線に参入したいエア・ドゥとの利害が一致した。
両社が廃止や減便を検討している路線は、いずれも利用率が40〜50%台にとどまっている。
◇
【予報図】
■路線維持はマーケット次第
地方路線の減便や廃止は、観光など地域経済への悪影響を懸念する地元の強い反発が避けられないが、経営基盤強化のため赤字路線を抱えていられない航空会社にとっても死活問題だ。
日航が2008年度中の廃止を決めている路線は12路線、このうち5路線が関空発着便だ。橋下徹大阪府知事が地域の活性化を目指して関空路線の拡充を求めているのとは裏腹に、路線縮小に歯止めがかからないのが実情だ。
地方空港を抱える自治体や地元経済団体などは、路線の維持、拡大に向け利用者を増やそうとさまざまな取り組みを行っている。一度は全日空が路線廃止を申し入れたものの、経済交流や観光PRを積極化し、1日2往復から1往復への減便にとどめて、路線を維持した新潟−福岡線の例もある。
しかし、「路線の維持はマーケットが決める」との航空会社の姿勢は変わらない。とくに今後は景気低迷を背景に旅客減が予想される。それだけに路線ごとの収支を重視する流れが強まることになるだろう。(門倉千賀子)
-
>>139
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081111t62021.htm
2008年11月11日火曜日 河北新報
日航撤退で2億円減収 福島空港ビル来年度見通し
日本航空グループが来年1月末で全面撤退する福島空港で空港ビルを経営する福島空港ビル(社長・佐藤雄平福島県知事)は10日、取締役会を開き、来年度の売り上げが本年度見込みの約6億8800万円から約2億円減る見通しを確認した。これを受け同社は、直営売店を縮小し人員も3分の1に減らすリストラの実施を決めた。それでも赤字に陥る可能性が高く、会社存続のため県に財政支援を要請する。
同社によると、年間約40万人の国内線利用者のほぼ半数が日航利用客。日航の全面撤退で売店の売り上げが落ち込み、日航空港事務所などの家賃収入がなくなることで大幅減収となる。
同社は対応策として、現在4つある直営売店は国際線の免税店のみを存続し、残る3店舗は、空港内でほかのテナントを運営する第三セクター福島エアポートサービスに営業譲渡することで協議している。
売店などで働く契約社員15人は来年3月末で契約を解除。正社員を15人から10人程度に、常勤役員も3人から2人に減らし、現在の35人体制からスリム化を図る。総務、施設、営業の3部体制も、総務と業務の2部に再編する。
空港ビルの田村明彦副社長は「来年度はおそらく赤字になるが、県からの支援などで何とか会社を存続させたい」と語った。
取締役会では本年度9月中間決算も報告され、売り上げ3億7900万円で4800万円の黒字だった。4―9月の空港利用者は国際線も合わせて約25万一1000人で前年より約2万人減った。
-
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081119t12039.htm
2008年11月19日水曜日 河北新報
仙台線、収益拡大の試金石 エア・ドゥ社長に聞く
<あわじ・ひとし>秋田県五城目町出身、東大卒。73年運輸省(現国土交通省)入省。国交省関東運輸局長などを経て、08年6月から現職。60歳。
北海道国際航空(札幌市、エア・ドゥ)の淡路均社長が、訪問先の仙台空港で河北新報社の取材に応じた。エア・ドゥとして5路線目となる仙台―札幌線を今月就航させ、地方都市と北海道を結ぶ同社初の路線となった。景況は悪化しているが、淡路社長は「出張費用を節約する企業が増えれば、安さが強みなので逆にビジネスチャンス」と意気込む。
―新規就航地に仙台を選んだ理由は。
「仙台市周辺は自動車産業の集積が進み、経済的な発展が見込まれる。北海道内の自動車関連企業との経済交流も見込んだ。ビジネス利用は一年を通して安定している。新規就航には有望な都市と判断した」
「既存の路線は、道内の4都市と羽田空港を結ぶ4路線。今後は新規路線を開拓し、収益性を高めたい。東京以外と結ぶ第一弾の仙台は、その試金石。当面は搭乗率70%を目標にし、羽田に続く優良路線に育てたい」
―経営環境をどうみるか。
「原油価格の高騰が経営を圧迫した。1バレル=90ドルで本年度の予算を立てていたが、一時は150ドル近くに達した。1バレル当たり1ドル価格が上昇するたびに、約4000万円のコスト増になった」
「原油高騰や円安など不確実なコスト増要因を吸収しやすくするため、営業規模を拡大したい。2009年度中に小型機を2機リースし、4月に1路線、秋にもう1路線を就航させる計画だ」
―10年10月に羽田空港の発着枠が拡大される。
「札幌―羽田線は中型機の搭乗率が80%ほどで、収益の柱。是が非でも増便を目指したい。羽田線はどの航空会社にとってもビジネス利用が堅調で魅力的。航空会社各社は羽田に機材や人員を振り分けるため、10年を就航路線や運航ダイヤを見直す契機にするだろう」
―今年は会社発足から10周年。今後の戦略は。
「10年の間には破たんも経験した。しかし今は『北海道民の翼』として浸透し、経営も安定してきた。観光客に魅力的な北海道という地域色と、ビジネス客に訴える安さが会社の強み。2本柱を今後も前面に押し出し、需要を掘り起こしたい」
-
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/127504.html?_nva=187
2008年11/06 07:48 北海道新聞
千歳−岡山・広島休止へ 全日空 来年度は夏季のみ運航
全日本空輸(ANA)は、新千歳−岡山、新千歳−広島の二路線を休止する方向で検討に入った。二〇〇九年度は夏季のみの季節運航に切り替え、一〇年度から休止に踏み切る計画。道などの関係自治体はすでに同社から打診を受けているが、路線存続を要望していく考えだ。
両路線はともに一日一往復。景気の後退による需要の低迷などで、平均搭乗率は、岡山線が〇三年度の69・7%から〇七年度の59・0%に、広島線も同じく56・5%から49・1%に低下。原油高による燃油価格高騰の影響も重なり、路線維持が厳しくなったとみられる。
広島線はほかに日本航空が一日一往復運航しているが、岡山線については、ANAが休止した場合、道内との直行便がなくなる。道など各自治体は「観光やビジネスに欠かせない路線。再考を求めたい」としている。
同社は本年度から、地方空港間の直行便を減らす一方、羽田などの基幹空港で乗り継いだ場合の運賃を直行便並みに下げる戦略を進めている。新千歳と岡山、広島の両空港を結ぶ路線についても、同様の運賃設定になる可能性が高い。
-
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/yamaguchi/20081229-OYS1T00201.htm
お国入り河村官房長官、岩国の民空再開に前向き姿勢
記者会見する河村官房長官 就任後初めて帰郷した河村官房長官(衆院山口3区)は28日、山口市内で記者会見し、米海兵隊岩国基地での民間空港再開に触れ、「福田前首相がある程度(再開実現を)明言され、麻生首相もその思い。方向付けを来年にはしないといけない」と、政府としての方針決定に前向きな姿勢を示した。
河村長官はこの日、同市で開かれた自民党県連と後援会主催の就任祝賀会に出席。祝賀会に先立つ会見で、在日米軍再編に絡む岩国基地問題についても「年明けには明確な方向を打ち出さないといけない」と言及した。
祝賀会では首長や県議ら約270人の参加者を前に「2次補正や来年度の本予算を早く通すことが景気対策。実績、結果を出したい」と決意を披露した。
河村長官はこの日、萩市や宇部市でも国政報告会などに臨んだ。
(2008年12月29日 読売新聞)
-
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiidec0812698/
神奈川口」視界不良/大田区は強硬姿勢
政治・行政 2008/12/30 多摩川をまたいで羽田空港と川崎臨海部を結び、「神奈川口」構想の中核をなす連絡道路の行方が”視界不良”となっている。川崎市は二〇〇八年以内に東京側にもメリットとなる施設案などを示す予定だったが、阿部孝夫市長と松原忠義大田区長のトップ会談が平行線に終わったため頓挫した。背景には「連絡道路を強行するならむしろ旗を立ててでも反対する」という大田区側の歴史的経緯をはらんだ強硬な姿勢がある。
◆3つの反対理由
大田区は〇八年十月、羽田空港の沖合展開によって生み出される跡地(五十三ヘクタール)利用の基本プランを発表した。同区は「産業や文化交流など区の発展のためにつくったプラン。跡地は一体として利用するもので連絡道路はどの案としても阻害要因」と説明する。
同区空港臨海担当の玉川一二課長によると、地元の強い思いの背景には、(1)一九四五年九月二十一日にGHQから四十八時間以内の強制退去命令が出て、現在の京急天空橋駅周辺など羽田鈴木町、羽田穴守町、羽田江戸見町に住む約三千人が追い出された(2)跡地は、周辺住民が騒音被害に悩まされ国に羽田の沖合展開を長年要望した末に生み出された(3)一九九〇年に跡地は二百ヘクタールと国が示したのに、国際化することになり面積が減った―という三つの理由があるという。
玉川課長は「だから跡地を分断する道路を通すなら地元の自治会長たちはむしろ旗を立てて反対すると言っています」と明かす。
◆国道357号で
しかし、川崎市と同様、同区にとって羽田空港の国際化などによる交通渋滞は心配の種。区内でも環状8号線や産業道路の渋滞は深刻だ。この問題を解決するにあたって、同区は首都高速湾岸道路と平行して走る国道357号線の延伸を主張する。
東京の中心部から羽田までは開通している国道357号は川崎側まで都市計画決定しており、「まず357号で川崎側と橋をかけて、渋滞を沖合に押しやるのが筋ではないか。それを棚に上げて連絡道路でもないはず。そもそも連絡道路では区内の渋滞をますます高める可能性がある」(玉川課長)。
◆誰がどう調整?
こうした状況を受け川崎市は〇八年内を予定していた施設案提示を先送りした。市臨海部活性化推進室は「当面は事務レベルで話し合いをする機運を醸成していきたい」と話す。
国が所有する五十三ヘクタールの跡地をめぐっては、〇八年十二月の都議会で都は一括買収はしない方針を示した。跡地の取得やインフラ整備などの事業手法も決まっていないが、大田区は「天空橋周辺を中心に可能な限り買うことも検討する」と議会答弁したばかり。
沖合展開の費用の追加負担には神奈川側の三県市は応じない方針で東京都との足並みも乱れる。誰がどう調整能力を発揮するのか不透明な状況が続く。
-
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/134906.html?_nva=231
2008年12/13 08:14 北海道新聞
礼文空港、来春にも休止
道は、道管理の礼文空港(宗谷管内礼文町)について、来年四月にも供用を休止する方針を固めた。国土交通省など関係機関と協議した上で、本年度中に方針を正式決定する。
同町の小野徹町長も十二日の町議会で「残念だが、道が危機的財政の中で休止を受け入れざるを得ない」と表明した。
同空港は、二〇〇三年四月以降、定期便の就航がなく、最近は個人の小型飛行機などが年十機前後利用する程度。休止により年間約三千万円の空港の維持管理費を削減する。
道は休止後も急患搬送や災害時などの緊急時に使用できるように最低限の維持管理を続ける方向だ。
道建設部は「町の意向を確認した上で方針を決めるが、定期便の再開に向けた誘致活動は続ける」と話した。
-
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20081213/CK2008121302000191.html
2008年12月13日 中日新聞
静岡空港 国際線定期便2路線目 中国東方航空 静岡−上海を週4往復
静岡県は12日、中国東方航空(上海市)が、来年開港予定の静岡空港(島田市、牧之原市)と上海を週4往復する定期便を就航させることが決まったと発表した。開港時からの月・水・金・日曜の運航を予定。静岡空港の国際線定期便は、韓国アシアナ航空のソウル線に続き2路線目。
県空港部によると、上海滞在中の石川嘉延知事が同日、就航要請のため同社を訪れた際、樊儒副社長が中国民用航空局から許可を得たと伝えたという。運航ダイヤや航空機の種類などの計画は、静岡空港の開港日が決まってからまとめる。
石川知事は「決定を感謝している。開港時から週4便は異例と聞いており、中国東方航空と連携して日中双方の需要開拓に全力で取り組む」とのコメントを出した。
現在、上海便が週4往復以上ある地方空港は、福岡や小松(石川県)などに限られる。
-
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081217t12014.htm
2008年12月17日水曜日 河北新報
航空コンテナ、小型機に対応 日通仙台航空支店が開発
小型旅客機向けに開発された航空コンテナ
日本通運仙台航空支店(宮城県岩沼市)は小型旅客機専用の貨物コンテナを開発し、福島空港で使用を始めた。仙台空港発の国際便でも導入したい考えで、全国の地方空港への展開も検討している。旅客数の減少に伴い、地方空港の国際線は機体の小型化が進んでいるため、小型機にも積めるコンテナで貨物輸送の利便性向上を図った。
コンテナはポリプロピレン製で内寸が縦120センチ、横60センチ、高さ50センチ。850キロの重量に耐える。日通仙台航空支店は、福島空港の国際貨物取扱量アップを目指す福島県の依頼を受け、新しい小型機用コンテナを製作した。
福島空港など地方空港の国際線は小型機の使用が主流。しかし中型機以上を対象にした航空会社所有の航空コンテナは、小型機の貨物室には収容できず、荷物はコンテナにまとめずに手作業でバラ積みされている。
バラ積みは、搬入時に雨でぬれたり離着陸時の振動で破損したりする恐れがある。このため半導体や精密機械など振動を嫌う高価な荷物の輸送を依頼する荷主は小型機を避け、中型機以上が就航する空港を選ぶケースが多いという。
日通は小型機専用コンテナの開発で、荷主に対して手近な地方空港の利用PRに力を入れる。国際航空貨物輸送の取扱量が増えれば、地方空港にとっては路線の維持にもつなげられるメリットがある。
日通は、中国東方航空の福島―上海線などで小型機専用コンテナの使用を開始。今後は航空会社や関係機関と調整の上で、中国国際航空の大連経由の仙台―北京線、上海経由の仙台―北京線でも利用する計画だ。
日通仙台航空支店は「地方の荷主に輸送ルートの選択肢を増やしたかった。好評なら全国展開も考えたい」と話している。
-
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081231t72013.htm
2008年12月31日水曜日 河北新報
国際航空貨物が低迷 東北・07年度
東北の国際航空貨物の取扱量が減少を続けていることが、国土交通省の調べで30日分かった。仙台空港の2007年度の貨物取扱量は輸出入合わせて前年度比15%減、ピークの1999年度との比較では60%減と半分以下にまで落ち込んでいる。地方空港で国際線の便数削減などが進み、成田空港への貨物の集中が加速しているためとみられる。関係者は「国際航空貨物の輸送機能が東北からなくなる可能性もある」と危機感を強めている。
国土交通省航空局がまとめた07年度の空港管理状況調書によると、仙台空港発着の国際貨物量は輸出が961トン、輸入が964トンの計1925トン。輸出は前年の円安を受け前年度比10%アップしたが、輸入は31%減。ピークの99年度と比べ輸出は63%減、輸入もピークの2000年度比で64%減だった。
福島空港は輸出入を合わせて前年度比34%増の118トンだったが、ピークの2000年度からは24%減。秋田空港もピークの03年度比で70%減の31トン、青森空港はピークの98年度から92%減の11トンと低迷している。
大手運送会社の仙台支店によると、東北での国際航空貨物取扱量の減少は(1)東京の運送会社が、国内外の貨物を成田空港に集約して輸出入する傾向が強まっている(2)国際貨物を香港や成田などの拠点空港に集める独DHLや、米フェデックスなどの国際宅配便業者が相次いで参入した―ためという。
これらの業者は、拠点空港の豊富な直行便を背景とした低運賃を強みにしている。仙台空港など東北の空港では国際線の便数減少や航空機の小型化も進んでおり、輸送頻度や効率の面で、成田空港など拠点空港の優位性はいっそう高まっている。
仙台空港で国際貨物を扱う仙台エアカーゴターミナル(名取市)は「企業誘致の際も『海外との貨物のやりとりが不便』と敬遠されるなど、さまざまな悪影響が出ている」と懸念。「国際線は東北6県で一空港に貨物を集めるなど、荷主と運送業者の利便性を高める対策を打つ必要がある」と話す。
-
http://kumanichi.com/news/local/main/20081231002.shtml
2008年12月31日 熊本日日新聞
熊本空港ビル、増改築へ 11年の完成めざす
熊本空港の施設を運営する熊本空港ビルディング(益城町)は三十日、国内線ターミナルビルの増改築工事を来年秋にも始める計画を明らかにした。約二十五億円を投じて旅客スペースを拡張、建物の耐震性を強化する。九州新幹線が全線開業する二〇一一年後半の完成を目指す。
空港ビルの大規模な改修は、熊本国体開催や熊本−天草間の定期便就航に伴い増床した一九九九年以来。
関西方面の路線は九州新幹線との競合も予想され、同社の河野延夫社長は「空の玄関口にふさわしい機能とサービスを整え、新しい利用者を取り込みたい」と話す。
国内線ビルは鉄筋コンクリート三階建て、延べ床面積は二万一千三百平方メートル。このうち開港時の七一年と七四年に建設され、現在の耐震基準に満たない西側の約四分の一を補強する。
増築工事では一階フロアを駐車場のある南側に五メートルほど広げ、約五百平方メートル拡張。荷物検査機器の設置などで狭くなった旅客カウンターや到着ロビーにゆとりを持たせる。バスやタクシーの乗降口がある館外通路も幅を二、三メートル広げる。
エレベーターやエスカレーターも増設し、物販・サービス施設を拡張。太陽光発電を導入し植栽を増やすなど、省エネと環境対策も進める。
熊本空港の年間利用者数は約三百十万人で、九州では福岡、鹿児島両空港に次ぐ規模。(蔵原博康)
-
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20090101201.htm
2008年1月1日06時38分 北國新聞■富山のニュース
◎往復割引を相互に適用 富山、小松、能登の3空港 全日空が4月から
全日空が新たな割引制度を導入する=富山空港
全日空(東京)は四月から、富山、石川県の三空港の羽田便について、往復割引運賃の適用範囲を拡大する。これまで同一空港発着便のみが割引の対象だったが、発着地が富山、小松、能登の三空港のいずれかであれば割引にする。二〇一四(平成二十六)年度末の北陸新幹線金沢開業を見据え、乗客の利便性向上を図り、航空需要のさらなる掘り起こしを目指す。
全日空は昨年七月から、九州北部の三空港(福岡、北九州、佐賀)で同様の運賃システムを採用しており、北陸は全国で二例目。羽田便のほか、富山、小松空港に就航する札幌便も割引対象となる。
羽田便は現行では、片道の普通運賃が二万二千円(旅客施設使用料含む)で、往復割引だと片道一万九千八百円(同)となり、片道で二千二百円、往復で四千四百円を割り引いている。
新制度では、例えば富山−羽田−小松、能登−羽田−富山、羽田―富山・小松―羽田といった行程が割引運賃で利用できるようになる。予約変更が可能な航空券の場合は、搭乗直前での行き先変更にも対応する。また、同一路線を二回分購入する場合の割引切符「ビジネスきっぷ」でも、三空港発着便を同一路線とみなし、割引対象とする。二月一日から予約できる。
北陸新幹線が金沢まで開業すれば、空路との競合は避けられず、航空会社にとっては利用促進策が課題となっている。三空港発着の羽田便の搭乗率は過去五年間、富山、能登がそれぞれ七割前後、小松が六割強で推移している。今回の割引適用範囲の拡大で、全日空は「ビジネスや観光での需要喚起を図りたい」(広報室)としている。
-
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090101/tky0901010958001-n1.htm
【変わるハネダ】(上)4本目の滑走路 (1/3ページ)
2009.1.1 09:58
平成20年を象徴した漢字「変」。羽田空港も今、その姿を大きく変えようとしている。平成22年10月に向け、海上の新滑走路や国際線ターミナルなど大型建設工事が急ピッチで進む。現在進行形の“ハネダ大変化”を追う。
大人の社会科見学
大型クレーンが海上に並び、高速道路のように何本もの橋脚に支えられた構造物が徐々に大きく成長していく。
羽田空港4本目の滑走路(D滑走路、2500メートル)は空港南側の海上に全長3120メートル、147万平方メートルの人工島を造成して建設。現在の空港とは連絡誘導路で結ばれる。
工事現場は、空港南端の展望台から間近に見ることができる。3階建てプレハブ小屋は、ターミナルや空港内の駅からは徒歩約30分と極めて不便な場所にあるが、19年7月下旬の開館以来、“意外な羽田新名所”として注目された。国土交通省関東地方整備局によると、来館者は15カ月間で2万人を超えた。
「大人の社会科見学」として、都内バスツアーのコースに組み入れられることも多くなったという。
展望台では、NPO法人みなとサポートのスタッフが工事状況を説明する。土曜休館、年明けは8日から開館する。
年末年始も24時間態勢
D滑走路の人工島は、多摩川河口に近い1100メートルで桟橋方式を採用した。川の流れを妨げないための工夫だ。残り2020メートルは埋め立てて建設する。
桟橋部は巨大なテーブル型構造物、ジャケットをつなぎ合わせていく。標準型で60メートル×45メートル、高さ32メートル、1300トンという大きさだ。
連絡誘導路を合わせて計238基のジャケットを設置していくが、20年1月に最初の1基を設置してからほぼ1年間で110基以上を設置。年末年始も工事は休まず24時間態勢で続いている。
建設現場の真上を頻繁に離着陸機が行き交う。A、C滑走路の進入路に当たるため、滑走路に近い場所ほど高さ制限は厳しくなる。大型クレーン船を改造したり、70〜80メートルのくいを海上で溶接しながら海底に打ち込むなど工夫する。
「(20年は)大きな台風もなく、工事が長期間中断することはなかった。順調に進んでいる」。手応えを示す関東地方整備局。
「航空機の運用は止められない。支障がないよう、安全に作業を進めていく」
■羽田空港 昭和6(1931)年、東京飛行場として開港。53ヘクタールの敷地に全長300メートルの滑走路1本でスタートした。終戦後はGHQ(連合軍総司令部)が接収。27年に施設の大部分が返還され、東京国際空港と改称。33年の全面返還を経て航空機のジェット化、大型化に対応、滑走路の延長と新設が続いた。現在は1271ヘクタール。千代田区(1164ヘクタール)よりも広い。
-
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090102/tky0901021000000-n1.htm
【変わるハネダ】(中)国際線ターミナル (1/3ページ)
2009.1.2 09:59
館内にプラネタリウム
河口間近の多摩川に沿って環状8号線の真上を走る東京モノレール。羽田空港に向かう車窓から左手に見えるのが、建設工事が進む国際線地区だ。その奥は、日航機の赤い尾翼が並ぶ第1ターミナル。
新しい国際線旅客ターミナルは、地上5階建て、延べ床面積15万4000平方メートル。大屋根は自然光を取り入れるためガラスを多く使い、国内最大級の免税店ゾーンやプラネタリウムの整備も検討されている。総2階建て超大型機エアバスA380型機にも対応し1、2階席に同時に搭乗できるスポットも造られる。
また、鉄道やバスの乗降場所からの接続も機能的に設計されているという。事業主体の東京国際空港ターミナル(TIAT、東京都千代田区)は「モノレールを降りて階を上下せず搭乗口まで行ける設計。陸上交通とのアクセスに配慮した」と説明する。不慣れな海外からのビジネス客、身体障害者、あらゆる人に使いやすいユニバーサルデザインの発想だ。
隣接する楕円(だえん)形の立体駐車場は2300台収容する。
羽田発欧米路線も
国内線中心の羽田だが、平成19年は年間約178万人が国際線を利用した。5年前の14年は5万人以下。数年で一気に国際化が進んだ。昼間は韓国ソウル(金浦)と中国・上海(虹橋)への、夜間は香港への定期チャーター便が毎日往復する。成田空港と比べても都心に近い便利さが浸透、利用者を増やしている。
現在の国際線ターミナルは、第2ターミナル南側にある2階建ての小さな建物だ。短期間に利用者が急増し、小規模な改築を重ねたが、手狭になっている。
D滑走路完成後は、羽田空港の国際線発着回数は年間約9000回から6万回へと大幅に増える見通し。
国土交通省の計画では、このうち3万回は昼間の近距離路線。3万回は深夜早朝、欧米を含む主要都市への便だ。羽田から欧米の定期便が運航されれば、成田開港後初となる。
24時間対応。まもなく、日本の玄関口としての顔を取り戻す。
■羽田空港国際化 昭和53年の成田空港開港で台湾便を除く国際線は成田発着となり、平成14年に台湾便も成田発着に移った。羽田空港では同年、早朝深夜枠をチャーター便に開放。通常時間帯では例外的にソウル(15年11月〜)、上海(19年9月〜)へ定期チャーター便が就航している。
-
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=13839&catid=304
■誘致12年 台北線就航
6月1日。宮崎空港から「宮崎−台北線」の初便が台湾・桃園国際空港に向けて飛び立った。2001年4月に就航したアシアナ航空(本社・韓国ソウル市)の宮崎−ソウル線に続く2路線目となる国際定期便。12年に及ぶ誘致活動が実り、エバー航空(同・桃園県)が週2便(往復)で運航を始めたのだ。
初便には知事東国原英夫も搭乗し、現地デパートで県産品をトップセールス。台湾でもその模様が紹介され、台北線は華々しくデビューした。
ソウル線は今月2日から、冬季限定の増便が過去最多の週5便体制で運行を開始。国際定期便をめぐる動きは活気を帯びた。しかし、台北線は搭乗率が伸び悩み、ソウル線は韓国の経済悪化で来年1月6日から通常の週3便に戻ることが決定。両線は「安定飛行」へ新たな課題を抱えた。
□ ■ □
台北線の搭乗率は6月こそ64・1%と採算ラインとされる60%を超えたものの、7−9月は50%台に低迷。8、9月はエバー社が機材繰りを理由に計4便を欠航し、急きょ県幹部らが9月上旬に訪台して同社に安定就航を要望。以降は欠航もなく10、11月の搭乗率は60%台へ上昇した。
一方、ソウル線の増便は、昨年より1カ月長い10月下旬から来年3月までの運航を予定したが、景気後退でわずか1カ月で中止に。増便は県が要望し、昨年の週4便を経て5便となっただけに、来年以降、アシアナ航空がどのような体制で臨むか注視される。
就任後の2007年7月に同社本社を訪れ週5便化を直談判した東国原は、「(増便中止は)円高ウォン安で仕方ない面があるが、利用者が増えなければ便も増えない。再び増便してもらえるよう観光地に磨きをかけ(ツアー)商品開拓にも力を入れる」と巻き返しへ新たな戦略を描く。
□ ■ □
県内では今年、日向、日南、小林市、高鍋町にパスポート申請窓口が相次いで新設され、国際線を利用する県民の利便性は向上。県はこれらの好材料を生かし、観光関係機関とも連携して搭乗率アップに向け施策を展開する。
具体的には、台湾にはない天然雪を楽しんでもらおうと日本最南端の五ケ瀬ハイランドスキー場(五ケ瀬町)を売り込んだり、韓国でブームのトレッキングを生かしたツアー商品を提案する考えだ。
県総合交通課は「観光旅行が多いソウル、台北線は経済状況に左右されやすい」との認識を示し、「修学旅行やスポーツ、文化交流など団体客誘致に力を入れ、宮崎と韓国、台湾の双方で利用促進を図りたい」と見据えている。(敬称略)
【写真】東国原知事やエバー航空関係者らが「宮崎−台湾線」就航を祝ったセレモニー=6月1日、宮崎空港
(2008年12月28日付)
-
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200812280123.html
湖南省長沙−大阪を結ぶ直行便が開通
2008年12月28日16時9分
湖南省長沙と大阪を結ぶ直行便が27日に開通した。金融危機の中、湖南省の国際観光市場開拓、内需拡大のための重大措置となる。
直通便は毎週1便で、機種はエアバスA320。これまで、長沙から大阪まで行くには飛行機の乗り継ぎが必要で、所要時間は8時間あまりだった。新ルートが開通してからは所要時間が3時間半となり、4時間半短縮されるほか、旅費も半額ほどになるという。
開通式典には、中国共産党湖南省委員会の張春賢・書記および湖南省の周強・省長も参加。湖南省と日本間の経済貿易、観光往来に対する省上層部の重視が見て取れる。同省はすでに日本からの湖南省への投資プロジェクト169項目を審査・認可しており、日本は湖南省にとって最多の国際援助を提供した国となっている。このほか、湖南省は滋賀県と姉妹都市関係を結んでいる。
-
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090103/tky0901031000000-n1.htm
【変わるハネダ】(下)115メートル新管制塔 (1/3ページ)
2009.1.3 09:59
川崎市から見た羽田空港。新管制塔は工事用の照明が灯る。後方は現管制塔(大山文兄撮影) 羽田空港では4本目の滑走路(D滑走路)の整備に伴い、新しい管制塔も建設が進む。その高さは115.7メートル、完成すれば、国内最高、世界3位の高さになる。外観は今春にも完成、羽田の新しいシンボルとなりそうだ。
新たなシンボル
第1ターミナル近くで建設が進む新管制塔。約200メートル北にある現在の管制塔を見下ろすように、その高さを誇る。駐車場のすぐ隣でもあり、空港利用者も、ほぼ真下からその高さを見上げることができる。羽田空港のランドマークとしての役割も期待される。
建物自体の完成は、D滑走路や国際線旅客ターミナルよりひと足早く、早ければ今年春ごろ。その後、内装や関連工事などが進められ、平成22年1月ごろ、利用開始となる予定だ。
国土交通省東京国際空港再拡張事業推進室は「D滑走路まで見渡せ、4本すべての滑走路を総合的に管制するため新しい管制塔が必要になった」と説明する。
また、現管制塔は東京空港事務所に併設されているが、新管制塔は独立した建物。「セキュリティーには万全を期し、生体認証などの最新システムを導入し何重にもチェックする」という。管制塔は空港の目であり心臓部でもある。
お立ち台、新兵器も
新管制塔の管制室は全面ガラス張り。管制官が業務を行うのは管制室中央の“お立ち台”だ。床面より1段高くしたフロアを造り、第1ターミナル北側の駐機スポットなど真下の視界を広くした。国交省管制保安部は「今のタワーは真下が見えにくい。管制卓越しにのぞき込むようにして見ている」といい、この課題を克服するための工夫だ。
新管制塔の利用開始と同時に新システムも導入される。航空機が発信する電波により位置、便名、機種が管制室の端末画面に映し出される「マルチラテレーションシステム」だ。現在のレーダーでは画面に機影が映るが、レーダーが雨粒に反射する雨天時は性能が落ち、建物の陰などレーダーが届かない死角もあった。
また、羽田、成田の空域を統合し一元的に対応する「広域管制」も始まる。羽田、成田両空港の出発機や到着機をレーダーで誘導、空中で各機を整列させる。
隣り合い、混雑した両空域を統合することで、広くなった空域を有効活用できるという。
羽田空港は2分に1機が離陸する超過密空港。混雑は滑走路だけでない。着陸前、離陸後の空域にも航空機が一列に並んでいるのだ。管制官が安全運航に果たす役割は大きい。
■管制塔 世界で最も高いのはバンコク120メートル、次がクアラルンプール118.5メートル。国内最高は成田の87メートル。現在の羽田の管制塔は78メートル。
-
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090103/biz0901031552003-n1.htm
羽田の国際化へ着々 秋に進滑走路・深夜早朝枠・アクセス整備 (1/5ページ)
2009.1.3 15:49
このニュースのトピックス:郵便・運輸
来年秋、羽田空港に4本目の滑走路が完成する。新滑走路の供用開始に伴い、飽和状態となっていた羽田の発着枠は現在よりも3割増やすことが可能で、国際線の発着数も飛躍的に増える。特に深夜・早朝の時間帯を利用して欧米定期便が運航する予定のため、旅行客の利便性は格段に高まるとみられる。羽田が文字通り東京国際空港として国内外の航空需要に応えるための準備は着々と進んでおり、今年は飛躍に向けた重要な1年になる。
■ ■ ■
羽田空港南東側沖合の海上に浮かぶD滑走路の建設現場。ジャンボジェット機の離着陸が可能な全長2500メートルの新滑走路の完成に向けて、24時間態勢で突貫工事が進んでいる。
すでに外周4500メートルの護岸は仕上がり、22年秋の供用開始に向けて「準備は順調に進んでいる」(国土交通省航空局)状況だ。22年以降は、年間の航空機の発着枠は10万回以上増える。1時間あたりの便数で計算すると、31便から40便にまで拡大する計算だ。とりわけ、国際線は現在の年9000回から6万回へと6〜7倍に拡大する。
国交省のプランでは、うち3万回は昼間、香港までの近距離路線を運航する。すでに日韓両国の間で、羽田−金浦間に1日6便ずつの計12便の定期便を就航させることで合意している。一方、残る3万回は深夜・早朝には欧米を含む主要都市と結び、世界中とネットワークを張り巡らせる考えだ。
羽田は13年2月から深夜早朝時間帯に国際旅客チャーター便の就航が可能となり、20年1〜8月の8カ月間には、ソウル325便、済州島36便など、合計410便が就航している。同空港を使う国際旅客数は4年度の81万人が、18年度には162万人に倍増している。国内旅客数も4年度の4000万人が18年度には6527万人にまで増えるなどし、羽田の枠は限界いっぱいだ。
今後、発着枠を増やせばさらに旅客を呼び寄せ、国内の観光産業などにとっても“潤い”となることは確実だ。さらに成田空港が騒音問題などで利用できない深夜・早朝の時間帯を活用することで、羽田空港の国際空港としての魅力が格段に高まることは間違いない。
すでに日英両国間で羽田−ロンドン直行便を運航させることで合意しているほか、フランスとも同様の合意をしている。
このほか、羽田空港の再拡張を待って、マレーシア、シンガポールとも定期便を運航する予定だ。羽田が新たな日本の玄関として生まれ変わる日が着実に近づいているといえる。
■ ■ ■
国交省は再拡張工事の総事業費を5985億円と想定している。ただ、最近は鋼材などの各種資材価格が高騰した影響で、1000億円ほど膨らむ見通しだ。21年度予算案では、こうしたことも考慮して1313億円を計上、予定通りの供用開始に向けて「万全を期す」(国交省)考えだ。
羽田空港の魅力は、やはり都内にある空港という立地条件の良さだ。
例えば、横浜方面から海外に行くために空港に向かう場合、現在は成田エクスプレスを使って成田空港第2ビルまでだと1時間25分を要する。それが羽田空港から飛び立てるようになれば、京浜急行で横浜駅から羽田空港までは24分で結ばれている。空港までの所要時間は実に4分の1程度ですむ。
問題は、深夜・早朝の空港とのアクセスだが、20年9月には、東京空港交通(東京都中央区)と京浜急行バス(同港区)が羽田空港と、リムジンバスの深夜運行をはじめた。月、土曜の午前0〜1時台、同4〜5時台に新宿、池袋、品川、横浜と空港を結んでいる。
一方、空港内では、羽田の施設運営会社、日本空港ビルデングが、第1ターミナルに洋菓子、和菓子のスイーツブランドをそろえた専門店のオープンをすでに発表している。再拡張による国際便の拡大に伴って、国内外の旅客にとって“楽しめる空港”づくりに向けた出店やサービスの提供が、今後も加速する可能性がありそうだ。
■ ■ ■
昭和6年にオープンした羽田空港は、53年に成田が開港して以降、おもに国内線専用との位置づけをされてきた。ここ数年、国際チャーター便などが就航するようになった今も、国内線にとっての存在感は大きく、国交省によると、国内の航空旅客の約6割が羽田を利用しているという。
平成22年以降、羽田は国際化を本格化させるが、あわせて期待されるのは、同じく22年までに第2滑走路を延伸し、発着枠が現在の20万回から22万回まで増える成田との一体運用だ。
-
羽田の再拡張後、両空港を合わせた発着数は合計約70万回になる。これは、上海(浦東、虹橋)の41万回、北京の37・7万回、ソウル(仁川、金浦)の27・7万回を上回るスケールで、文字通り「アジアの顔」となる。
その結果、人やモノが羽田に集まることで、経済効果も高くなる。国交省の試算によると、生産額ベースで約1兆9000億円、税収ベースで約2200億円、雇用は約18万人増加すると見込まれ、「地域経済の活性化や、都市の国際競争力の強化につながる」と期待されている。
成長著しい中国、韓国など、アジア諸国の空港と伍(ご)していくため、「『成田は国際』『羽田は国内』とローカルな話をしている場合ではない」(東京都の猪瀬直樹副知事)。これからは「棲み分け」でなく「補完」が求められることになりそうだ。
国交省も、両空港を“一つの空港”として運用するため、成田、羽田の乗り継ぎの利便性を高めるなどの方策を進める方針。
たとえば21年度には、成田と羽田を短時間で結ぶ鉄道整備に向けた検討をスタート。
日暮里駅と成田空港駅の間の、成田新高速鉄道−都営浅草線−京急線と結ぶルートを36分で結び、都営浅草線の中には、専用の追い越し線を設ける方向だ。
現在、この3線を結ぶ直通電車も存在するものの、本数は限られている。この整備によって、現在、最短でも1時間46分かかっている所要時間は、大幅に改善することになる。
■ ■ ■
一方、周辺自治体にとっても、羽田の国際化は地域活性化の好機だ。たとえば、神奈川県と横浜市、川崎市が推し進めているのが、空港と、多摩川を挟んで対岸にある川崎市を、橋などの連絡道で結ぼうという「神奈川口構想」だ。
この構想では、県側に空港関連施設などを誘致したい考えで、地盤沈下にあえぐ臨海部の活性化につなげたいとの思いを抱いでいる。
16年2月には、国交相や神奈川県知事、横浜、川崎両市長らで作る協議会を設置。ただ、神奈川県などは、連絡道の建設を国の直轄事業とするよう要望する一方、国は昨今の財政難の影響で受け入れず、なかなか話が進んでいないのが実情だ。
また川崎市の対岸にある大田区も、連絡道の取り付け場所が、商業施設やホテルなどを誘致するため土地を購入しようとしている場所にあたり、「神奈川口構想」には難色を示すなど、行く手には困難が待ち受ける。
だが、神奈川県などにとって、神奈川口構想を実現すれば、羽田国際化を地域を大きく浮揚させる絶好のチャンス。22年の再拡張を前に、構想を実現させるべく、今年1年も関係機関などとねばり強く交渉を進める考えだ。
-
これどうなったんですかね。
しかし何をのんびりやっておるのか。
成田空港会社、土地明け渡し求め反対派農家を提訴 契約切れ耕作で[08/10/18]
ttp://mainichi.jp/area/chiba/news/20081018ddlk12040307000c.html
成田国際空港会社は17日、賃貸契約が切れたにもかかわらず同社所有の土地を不法に耕作しているとして、暫定平行滑走路の誘導路付近の空港反対派農家の男性(58)を相手取り、土地の明け渡しを求める訴訟を千葉地裁に起こした。
訴状などによると、同社が明け渡しを求めたのは成田市天神峰の農地約9267平方メートル。
同社は農家の男性との間で賃貸契約を結んでいたが、県から06年9月に耕作権解除を許可されたのを受け、07年10月13日に「賃貸契約を残り1年で解除する」と通告していた。
一方、男性側は07年7月、県の耕作権解除の許可を不服とし、許可取り消しを求める訴訟を起こしている。
暫定平行滑走路の誘導路は、問題の土地を避け「へ」の字形に造られており、同社は航空機の安全運航に支障があると主張している。
反対派の農地明け渡し求め再び提訴 成田空港用地問題
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/187700
2008/10/17 20:05更新
成田国際空港会社は17日、空港反対派の農業、市東孝雄さん(58)が耕作する農地2カ所の賃貸借契約が切れたとして、明け渡しを求めて千葉地裁に提訴した。市東さんへの明け渡し訴訟は2度目。
対象は空港用地内の計約9270平方メートル。暫定平行滑走路の誘導路が「への字」に湾曲している原因となっているため、空港会社は地主から買収、平成15年までに登記した。さらに空港会社は農地法に基づき、市東さんとの賃貸借契約の解除許可を申請し、千葉県農業会議が「許可相当」を堂本暁子知事に答申。知事から賃貸借契約の解除を許可された18年10月、市東さんに解約を通告していた。
市東さんは、強硬派の三里塚・芝山連合空港反対同盟北原派。代理人は「知事の不当な許可に基づくもので請求自体が違法。徹底的に闘う」としている。
空港予定地明け渡し求め提訴 成田国際空港会社
http://chiba.iza.ne.jp/blog/entry/758641/
成田空港の暫定平行滑走路(2180メートル)の誘導路が「へ」の字に湾曲している問題で、成田国際空港会社は17日、同社所有の空港建設予定地内で耕作している空港反対派の農家の男性(58)を相手取り、成田市天神峰の土地2カ所(計約9267平方メートル)の明け渡しを求める訴訟を千葉地裁に起こした。
同社は2年前にも、この男性を相手取り予定地2カ所(計約5723平方メートル)の明け渡しを求めて提訴。計4カ所の土地が明け渡されれば誘導路の直線化が図られ、よりスムーズな運航が可能になるとしている。
同社によると、今回の提訴の対象となった土地は昭和63年に所有権を取得。昨年10月、男性との賃貸借契約を解約し明け渡しを申し入れたが、男性が応じなかったため提訴に踏み切った。
-
仙台―福岡線3往復に増便へ 日本航空
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090106t12026.htm
日本航空が4月以降、仙台―福岡線を現行の一日2往復から3往復に増便する方向で調整していることが5日、分かった。2009年度の国内路線の再編の一環。同社の国内線は関西国際空港路線を中心に減便や廃止が続いているが、仙台―福岡線は競合する全日本空輸の撤退に伴い、搭乗率が大幅に増えていた。
仙台―福岡線は昨年3月末、全日空がそれまでの一日2往復を廃止。現在、日航だけが一日2往復運航している。全日空の路線廃止以降、日航の08年4―10月の月間平均搭乗率は80%前後と好調で、全日空と競合していた前年に比べて11―32%アップした。
2009年01月06日火曜日
-
>>174
もっと需要があってイイはずなんですけんどね
両方とも100万都市なんですから。
どっちも支店経済で、直接の交流ってのは乏しいんですね。
-
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090106t72029.htm
「羽田」に熱視線 東北4県、新滑走路に照準
東北の各県が羽田空港に熱い視線を送っている。2010年秋に予定される羽田空港の新滑走路オープンに伴い、年間の発着枠が段階的に最大で約11万回増えるためだ。配分ルールの決定を経て、航空各社が増便計画をまとめるのは10年春ごろの見込み。近年、減便や撤退が相次ぐ地方空港にとって、今年1年が誘致活動の正念場になる。その陰で、飛行機不足による地方路線へのしわ寄せも懸念され始めている。
羽田空港の発着枠拡大に向けては、国土交通省が昨年12月に設置した学識経験者による懇談会が、高収益路線と地方路線のバランスなどを検討し、今年末をめどに増加分の配分ルールを設定する予定。
東北では青森、秋田、山形の3県が羽田線の増便を目指し、岩手県は花巻―羽田線の復活を期す。地方空港からの増便要求は増枠分を上回る可能性が高く、誘致の綱引きは激化しそうな様相だ。
青森県は青森空港で4往復、三沢空港で1往復の増便を狙う。10年12月に予定する東北新幹線新青森駅開業に伴い「観光客が増加し、全体のパイも増える」というのが県の読み。03年に運航を休止した全日空を軸に誘致活動を繰り広げている。
山形県は山形、庄内両空港でそれぞれ1往復増便を目指す。山形空港については西日本からの誘客に照準を絞って羽田線の利用客増を図り、平均搭乗率50%台を維持している。県は「県民が利用しやすい朝晩の2往復にするため、60%台を確保したい」と意気込む。
1985年に花巻―羽田線が廃止された岩手県は、増枠の好機を逃すまいと躍起。官民でつくる「羽田便実現会議」を設立し、昨年12月には、県内のほぼ全域を巡回する「花巻・羽田便実現キャラバン」を展開した。
秋田、大館能代の両空港を抱える秋田県も「まずは県民を空港に集めたい。マイ空港意識が芽生えれば、羽田便に乗ってみようと思う人も増える」と意気込む。
国交省航空事業課は「(配分ルールづくりには)需給バランス、収益性などの問題もある。増枠分をどう配分すべきか、懇談会ではさまざまなベクトルから議論してもらいたい」と話す。
一方で、羽田空港の発着枠拡大が国内線の航空機不足を招き、地方路線の新たな減便につながりかねないとの指摘も出ている。宮城県土木部は「羽田線を持たない仙台空港にとっては、心配せざるを得ない。脅威と考えている」と推移を見守っている。
[羽田空港の発着枠] 2010年秋に予定する第4滑走路の使用開始で発着能力が拡大するため、年間約30万回から数年かけて約41万回に増やされる。国土交通省が08年12月に設置した懇談会が、09年末をめどに増加分の配分に関するルールを設定。航空各社はこのルールに基づき、10年春ごろまでに増便計画をまとめる見通し。
2009年01月06日火曜日
-
飛行機じゃないけど、これで韓国行ってみたいけど・・・
福岡まで飛行機使わなきゃならんし・・・
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/68123
出国ラッシュ始まる 釜山行き高速船ほぼ満席 年末年始 アジア旅行人気
2008年12月27日 14:11 カテゴリー:社会
年末の帰省、出国ラッシュが27日、始まった。円高・ウォン安の影響で韓国への旅行客が増えており、博多‐釜山を結ぶ高速船・ビートルは同日午前の便がほぼ満席に。JRや航空各社によると、今年は曜日の並びに恵まれ、長期休暇が取りやすいため「分散型帰省」となり、30日まで込み合うという。
ビートルが発着する博多港国際ターミナル(福岡市博多区沖浜町)は午前8時半すぎ、乗船手続きカウンター前に小型スーツケースなどを手にした乗客の長い列ができた。宮崎市の高校教諭川上裕志さん(52)は家族3人で2泊3日の予定。「釜山は4度目だが、ウォンは今までで一番安い。妻と娘は買い物を楽しみにしているようです」
JR九州高速船によると、予約は30日まで福岡発の便は満席。ただ、円高で釜山からの韓国人客が減っており「トータルの利用者は昨年より1割増しくらい」という。
=2008/12/27付 西日本新聞夕刊=
-
日航と日本郵船が提携 北米向け共同運航
2009.1.7 10:06
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090107/biz0901071008002-n1.htm
日本航空と日本郵船が航空貨物事業での提携に向け検討を進めていることが7日、明らかになった。3月末から日航と日本郵船子会社の日本貨物航空(千葉県成田市)が北米路線で共同運航をスタートさせるほか、関西国際空港の地上での荷積み作業を日航が受け持つ。
日航は国内での国際航空貨物の首位で、平成19年度の売上高は約1900億円。日本貨物航空は2位で、売上高は約1000億円。
世界的な景気後退で国際物流需要が大きく落ち込む中、業績は悪化しており、両社は機体や施設を共同利用することで業務の効率化をはかる。貨物輸送量の減少に合わせ、減便などに柔軟な対応ができる態勢をとる考え。
国際航空貨物をめぐっては、売上高700億円の全日本空輸が、すでに米UPSとの提携を決めている。
-
6月4日完全開港は困難 地権者「協議で県の責任追及」
2008/12/30
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/kikaku/6/
静岡空港開港延期の原因となった立ち木などの地権者(49)=島田市湯日=は29日、県庁で会見し、31日までの立ち木伐採着手を求めた県からの申し入れについて、あらためて「わずか数日での解決は不可能」とした上で、「問題解決のための協議には応じる」と述べた。
地権者の回答を受け、県空港部は同日、「滑走路を2500メートルで完全運用する形での6月4日の開港は困難になった」との認識を示した。
地権者は会見で、「(県は申入書で)こちらが受け入れられない提案をしてきた」と批判。さらに、「これまでの経緯の中で、県には収用手続きの瑕疵(かし)などたくさんの問題がある。(協議で)県の責任ある対応を求めることはあり得る」との姿勢を示した。
同部は今回の回答を踏まえ、年明け早々にも、地権者に立ち木などの除去に向けた協議を申し入れたいとしている。
-
完全運用「年内が期限」 立ち木問題で知事
2008/12/26
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/kikaku/6/20081226000000000008.htm
石川嘉延知事は25日、来年3月の開港予定が延期された静岡空港の暫定運用による開港予定日を6月4日とすると発表、「今後、航空会社など関係方面に報告し、開港に向けた準備をお願いする」と述べた。一方、開港延期の原因となった立ち木の地権者との協議について「年内に整えば、6月4日の完全開港が可能」とし、「地権者と誠心誠意協議し、完全運用できるよう最後の努力をしたい」と強調した。
石川知事は、開港に向けて国内外6社が8路線の定期便就航を表明したことについて、「国際線はスタート地点としては期待以上のものが実現した。国内線も当初予定した路線は十二分にカバーされた」とした。
開港までの手続きについては、追加工事が来年1月半ばに完成する見通しで、国土交通省の2カ月程度の検査に合格すれば、国交相が開港日を告示。同日付で国が発行する航空路誌(AIP)に登載されて開港日が確定すると説明した。6月4日の開港は、5月7日発行のAIPに登載される。
立ち木地権者との協議に対しては、「完全運用をできるだけ円満に実現したい」との姿勢を示した上で、「どのような形で年末を迎えるのか、その状況をよく検証して年明け以降にとるべき行動を判断したい。協議の終わり方によって、話し合いが続けられるのか、一切拒絶状態になるのか、今のところは申し上げかねる」と述べた。
静岡空港未買収用地の強制収用をめぐる民事訴訟で、この日、国が立ち木などの強制除去の方法を示したことには、「制度としてそういう方法があることを、法廷で国交省が明らかにしたので、それはテイクノート(記録)しておく」とした。
-
会社にあったのでもらってきました、富士ドリームエアーのカレンダー
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/news/20090106000000000028.htm
飛行機と富士山コラボ FDAがカレンダー作製
2009/01/06
静岡空港を拠点に航空事業に乗り出すフジドリームエアラインズ(FDA)が、富士山や就航先の景勝地の魅力を写真で伝えるために作製した2009年オリジナルカレンダーが、配布先で評判を呼んでいる。
使用した富士山の写真は、日本平から撮影した冠雪の富士、山梨の甘利山から望む幻想的な朝の富士、雲の上から空撮した富士の3種類。就航先は小松(石川)、熊本、鹿児島の3空港で、ともにライトアップした冬の兼六園と熊本城、朝焼けの中の桜島とそれぞれの地域の代表的な風景を紹介している。
第1号機として2月にも導入される赤い機体の小型ジェット機がすべての写真と組み合わせる形でデザインされている。
カレンダーは大型、中型サイズ合わせて1万2千部作り、飛行機をデザインした卓上カレンダーとともに就航先の関係者にも配布した。
-
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090107/trd0901071702013-n1.htm
成田空港、出入国者5年ぶり減
2009.1.7 17:01
このニュースのトピックス:航空業界
東京入管成田空港支局は7日、年末年始(昨年12月19日〜1月5日)の成田空港の出入国者数(速報値)は約128万2800人と前年同時期より約10万8500人(約7・8%)減ったと発表した。減少は平成15〜16年以来、5年ぶり。
同支局は「金融危機に端を発した景気後退などが影響した」と分析している。
発表によると、出国は日本人が約43万100人と前年同期比で約3万8100人(8・1%)減り、外国人も約18万3900人で約2万7700人(13・1%)減少。入国は日本人が約44万9000人(前年同期比6・7%減)、外国人が約21万9800人(同4・6%減)だった。
-
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20090107ke03.htm
関空―サイパン運休 NW航空3月から
米ノースウエスト航空が3月1日から関西国際空港―サイパン線(週7便)を運休することが6日、わかった。景気後退による旅客減少などが理由という。関空―サイパン線の定期直行便は、韓国のアシアナ航空が、2008年12月に就航した週3便だけになる。
ノースウエスト航空は07年12月にサイパン線を就航した。ハワイ、グアム線は維持するという。08年10月のデルタ航空との経営統合に伴って世界各地で航空路線の見直しを進めており、3月1日から関空―米デトロイト線を運休することも決めている。
(2009年1月7日 読売新聞)
-
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20090107ke01.htm
関空 パネルの追い風
工場全稼働 週20機分必要 2015年試算
大阪湾岸でシャープなどが建設を進める液晶パネル工場などが2015年にフル稼働すれば、関西国際空港で取り扱う航空貨物が約1割増え、毎週ジャンボ20機程度の増便が必要になるという試算を関西経済連合会が6日、まとめた。関空では世界的な不況で旅客便を中心に減便が相次いでいるが、関経連は「パネルベイ効果」による将来の高いニーズがわかったことを、関西浮揚の追い風にしたい考えだ。
試算は、シャープのほか、パナソニックのプラズマディスプレーパネル工場(兵庫県尼崎市)、三洋電機のリチウムイオン電池工場(大阪府貝塚市)など6工場が15年にフル稼働した場合、新たに合計51万3000トンの貨物が発生すると予測した。
このうち、43万4600トンが輸出に回り、約9割は船で輸送される。残る計3万7200トンは、北米や中国向けの液晶パネルや、マレーシア、インドネシア向けの電池などで、関空発の航空機で運ばれるとみている。関空の07年度の輸出貨物量は約40万トンで、約1割が増える計算だ。
関経連は「関空発着の貨物便への需要が高まるのは間違いない。航空路線網の充実が必要だ」と強調する。09年度予算案で2期工事の整備費は事実上ゼロになるなど、関空への風当たりはきついが、国土交通省などに整備の必要性を改めて訴えていく。
関空会社も「朗報だ。貨物だけでなく、技術者の出張などビジネス旅客の増加も期待できる。そんな強みを訴えて、航空路線網の復活や拡充につなげたい」と歓迎している。
ただ、試算は計画通り工場が完成し、フル稼働するのが前提だ。世界的な景気減速で、将来の液晶パネルなどの需要がどうなるかは予測が難しく、「とらぬタヌキの皮算用」になる恐れもある。
(2009年1月7日 読売新聞)
-
また飛行機じゃないけど・・・
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200901070210.html
アモイと金門結ぶ海上旅客航路、両岸結ぶ「黄金ルート」に
2009年1月7日16時26分
福建省・厦門(アモイ)と台湾・金門島を結ぶ海上旅客航路の利用者数は、2000年1月2日から2008年末までの約8年間でのべ335万人以上に達した。開通初期は不定期運行だったが、現在は毎日固定便が運行されている。現在同航路には、2つの埠頭から出発する便があり、所要時間はそれぞれ45分と25分。毎日計28便が往復運行されている。片道切符の価格はそれぞれ150元。台湾や金門の人々が、アモイや大陸の各地を往来し、各種の文化・経済・貿易交流、観光、親類探し、親戚・友人訪問などの活動に参加するための主要ルートとなっている。
-
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090107/lcl0901072100001-n1.htm
橋下・大阪知事 VS 井戸・兵庫知事 空港問題で応酬
2009.1.7 20:57
大阪(伊丹)空港と成田空港を結ぶ路線廃止を主張している大阪府の橋下徹知事は7日、兵庫県の井戸敏三知事と神戸市内で会談。橋下知事が「(話し合いの)席に着いてくださいよ」と要望したのに対して、井戸知事は「(伊丹を)やめることを前提としているのなら議論の余地はないのでは」と突っぱねた。
関西国際空港の救済のため伊丹の機能縮小を主張している橋下知事だが、昨年12月には路線廃止案を日本航空と全日本空輸の2社に拒否されたばかり。
橋下知事は「関空をハブ拠点とするために、出入国拠点としての位置づけはどうしても必要なのかなと思うんですが…」と、伊丹−成田路線廃止案の狙いを話そうとしたが、井戸知事は笑顔をみせながら「その点はもう少し議論しましょう」とかわした。
-
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000000901080002
12月搭乗率56.7%
2009年01月08日
■アシアナ航空 米子−ソウル便
◆日本人客47.7%の増
県は、昨年12月のアシアナ航空米子―ソウル便の搭乗率は前年同月比11・5ポイント増の56・7%だったと発表した。日本人利用客は2124人で前年同月比47・7%増だったのに対し、韓国人利用客は301人で前年同月の半数近くまで落ち込み、大幅なウォン安の影響がさらに表れてきたようだ。
08年の年間利用状況は、前半は山陰地方を旅行する韓国のホームショッピングの旅行商品やゴルフ旅行商品が好調だった。後半はウォン安が影響し、12月まで6カ月連続で前年同月を下回った。
1月の予約状況(5日現在)は55・0%(前年同月58・4%)、2月は29・4%(同39・3%)で、前年を下回っている。
■ウォン安 韓国人客激減
◆民間の草の根交流が下支え
アシアナ航空の米子―ソウル便は目標搭乗率に達せず「中空飛行」が続く。円高ウォン安で日本人の韓国ツアーは好調だが、韓国からの旅行客は激減している。この穴埋めに韓国料理教室やサッカー交流など民間の草の根交流が役立っている。
昨年4〜6月の同便搭乗率は平均64・6%で前年同期比19・2ポイント増だった。7〜9月期は平均56・4%で同6・2ポイント増。10、11月は、同便存続のための搭乗率アップ作戦が効いた前年同期を1・1〜2・4ポイント下回ったが、12月はウォン安効果で日本人客が増え、前年同期を11・5ポイント上回る56・7%だった。
昨年12月11日に県庁であった同便利用促進対策会議で、ウォン安や韓国の政情不安、物価高などの影響で昨年7〜9月期は韓国からの客が前年同期比で25%減っていることが報告された。担当課によると「韓国からの団体ツアーは壊滅的な状態」という。
こうした韓国人団体客激減の穴埋めをしているのが、県内の民間団体と韓国・江原道との草の根交流だ。昨年12月は、6日に県東部地区日韓親善協会の招きで韓国人3人が招待され、韓国料理教室が開催されたのをはじめ、江原道庁サッカークラブ交流で30人、今年1月はボーイスカウト交流で65人、韓国の小学生の旅行団80人、2月にカラオケ教室ツアー100人など団体旅行が続く。
一方、日本からの交流旅行企画も相次いでいる。今月16〜18日、18〜20日には江原道の大関嶺雪花祭に6万円台のツアーが計画されているほか、ワカサギを釣るツアー企画もある。
-
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090108-00000171-jij-biz
日航、旅客機定員削減を検討=ジャンボ2階閉鎖などでコスト圧縮狙う
1月8日20時1分配信 時事通信
*日本航空 <9205> が、旅客需要の急減を受け、乗客の定員を事実上削減する航空機の搭乗制限を検討していることが8日、明らかになった。国内外の路線網を維持しながら、コストを圧縮する効果を見込む。実現すれば国内航空会社で初めてとなる。搭乗制限は、座席の一定区画に間仕切りを設けたり、B747「ジャンボ」の2階席を閉鎖したりして、一部の座席を「ないこと」にする。
-
交通政策板より。
なるほどね。しかしそういう使い方もいいんじゃね?北関東の海と空の玄関を担おうてのも。
線路はまぁ不要だし保税施設等の建設費はたかがしれてるんじゃないか。
基本不要空港であると云うのが大前提だけど。茨城の自民党支持者から罰金とりやがれ。なんで野党支持者が自民党利権屋の尻拭いさせられにゃならんのだ。
140 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 15:31:23 ID:EWKcojvZ0
貨物空港だと考えたら、
・着陸料が羽田成田に比べたら安い
・立地は少し東京から遠いけどまぁ悪くない
・まわりが安い土地なので道路も線路も引ける
ってことで非常に潜在能力は高いんだけどな。
どうして県は旅客にこだわるんだろう。
141 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/01/02(金) 18:07:06 ID:4dAXdL7GO
冷凍施設がない。
線路は廃止してしまった。(作り直すと踏切が造れない)
142 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 19:36:05 ID:pKVq3LY30
>>140
・着陸料が羽田成田に比べたら安い
→羽田のわずか3割引、安いといってもタカが知れてる
・立地は少し東京から遠いけどまぁ悪くない
→半分だけ同意。とはいえ茨城栃木県内の需要があるかどうか?
・まわりが安い土地なので道路も線路も引ける
→線路が廃止されるまでに転換できたら良かったが>>141の通り、
復活には全線立体交差化が必須に。
さらに、
・空自の緊急迎撃機以外、24時間の運用は不可能
・重いMD-11F/B747Fなど主流な大型カーゴ機の乗り入れに難アリ
・保税倉庫・支援設備など全く無し。新設するコストに見合うか?
結論:
無限の潜在能力を信じてホルホルするのは韓○人だけにしとけ。
政策的には、成田を24時間運用させて既存設備・人員の運用効率を
上げるほうがよほど理にかなう。(実際は無理だけどね)
143 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/03(土) 22:07:25 ID:K3sBrQk60
>>140
滑走路が短いので747貨物機が満載でアンカレッジまで行けない。
144 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/01/04(日) 03:36:28 ID:zZTudkNB0
そもそも重量貨物機の常時就航は想定していないので、滑走路強度が足りない。
A330クラスでもアップアップだもの、DC10/MD11クラスでさえヤバい。
「滑走路なんて強化して作り直せばいい」「拡張用の土地はいくらでもあるから
問題ない」「24時間運用禁止なんてナンセンス、規則が変えられないのは民主主義に
反する」とか、後付けでもう言いたい放題なお花畑様もいるけどね。
-
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-01-09-M_1-002-1_002.html?PSID=0382fb26fd2bf54d854805372d963657
交流拠点 早期整備を/那覇空港滑走路増設シンポ
県民論議の高まり期待
那覇空港の滑走路増設について考えるシンポジウムが八日、那覇市のパレット市民劇場で開かれた。「沖縄の将来像と那覇空港のあるべき姿」と題したパネルディスカッションでは、学識経験者や経済界の代表ら五氏が発言。全日空(ANA)が進める貨物基地構想など、那覇空港がアジアとの交流拠点となる可能性に期待感が示され、新滑走路の早期整備が必要との認識で一致。滑走路の位置選定についても、県民論議を深める必要性が強調された。
国と県でつくる那覇空港構想・施設計画検討協議会が主催。同協議会のパブリックインボルブメント(住民意見の吸い上げ、PI)では現滑走路との間隔を八百五十メートル、千三百十メートル離して増設する二案が示され、二〇〇八年度内に一案に絞り込む予定。シンポはPIへの関心を高めるのが目的。
日本大学理工学部の轟朝幸教授は、機材の小型化などによって離着陸回数が増える「多頻度運航」の方向性を紹介。「両案とも航空需要は満たしており、地元の理解や環境への配慮が求められる」と県民論議の高まりに期待した。
日本青年会議所の安里繁信会頭は「海で囲まれた沖縄にとって空港は生命線。ANAの構想や滑走路増設は沖縄の自立への絶好のタイミングだ」と強調。沖縄経済同友会の渕辺美紀副代表幹事は「観光をはじめ戦略的な産業振興が重要。百年先を見据えた空港を建設すべきだ」などと指摘した。
基調講演した歌手のアルベルト城間氏は「滑走路増設で便数が増えれば、南米などとの交流機会も増えるのでは」と期待。コーディネートした政策研究大学院大学の森地茂教授は「空港のPIは福岡と那覇が初めての適用で、結果は重要な意味を持つ。ぜひ意思決定に参加してほしい」と県民の積極的なかかわりを呼びかけた。
-
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000901090005
アシアナ航空が定期便就航へ/茨城空港
2009年01月09日
就航便が決まっていない茨城空港に、韓国の大手航空会社「アシアナ航空」が今月中にも定期便の就航を表明することが、関係者の話でわかった。羽田・成田両空港の発着枠拡大や世界的な景気低迷で地方空港を取り巻く環境が厳しくなる中、県は就航路線を獲得できた実績を踏み台に、国内外の就航便誘致に弾みをつけたい考えだ。(川上裕央)
関係者によると、アシアナと県が早ければ月内に合意し、両者がそれぞれ就航を発表する見通し。アシアナ側は茨城空港の東京との近さや、ターミナルビル1階に発着機能を集中させるなどの低コストな面を評価したと見られる。
アシアナ航空はこれまで、発着枠拡大に伴う羽田空港への便数の増加も同時に視野に入れ、国内への路線拡大を進めてきた。県の誘致にも前向きな姿勢を示していた。
県もアシアナを最初に就航合意できる航空会社と期待。韓国旅行者が日本のゴルフ場や温泉に関心が高く、栃木県など隣県の観光地にもアクセスしやすい「メリット」を売り込んでいた。
昨年7月には橋本昌知事が自らソウルを訪れ、茨城空港の就航問題に関しては初めて、海外でトップセールスに臨んだ。柳明桓・外交通商相や錦湖アシアナグループの朴三求会長らと会談し、開港時の茨城―仁川間の定期便就航を要請した。
しかし、訪問直前、日本政府が中学校の新学習指導要領の解説書に竹島(韓国名・独島)領有問題を盛り込んだことで、外相と同社幹部はともに「竹島問題の解決が先決。状況を見ながら対応していきたい」と先送りにしていた。
県は「竹島問題が解決すれば可能性が高い」(橋本知事)として就航誘致を継続。橋本知事は8日も、周囲に「韓国便の就航は間違いなくできる。アシアナ航空に働きかけている」と漏らしていた。
アシアナとの合意を実績にして、県は今後、マレーシアの格安航空会社エアアジアXをはじめとしたアジアの航空会社や、国内の航空会社との交渉を進める。
-
>>183
HISが茨城空港経由の格安ツアーをやるだろうな・・・
-
>>101
中部―ドバイ便を3月末で廃止 来月に減便、エミレーツ航空
2009年1月10日 12時08分
エミレーツ航空(アラブ首長国連邦)が、中部国際空港−ドバイ便を3月末で廃止する方針を固めたことが10日、明らかになった。現在の毎日運航を2月中に週4便に減便。その後、運航を取りやめる。
中部−ドバイ便は、ブラジルや欧州への乗り継ぎが便利なこともあり、平均搭乗率は70%程度を維持してきた。しかし、世界的な不況の影響などから、廃止が固まった。同社は日本とドバイを結ぶ定期便を、毎日運航する関西国際空港の発着便に絞り込む。
成田空港を発着するドバイ便がないため、同社は中部−ドバイ便を利用するファーストクラスとビジネスクラスの乗客に対し、東京−名古屋間の新幹線回数券を配布するなどのサービスを行っている。
(中日新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009011090120650.html?ref=rank
-
>>191
動きが早い
http://mainichi.jp/select/world/news/20090110ddm008020174000c.html
エールフランス:イタリアのアリタリアに資本参加決定
【ローマ共同】国営イタリア放送によると、欧州の航空持ち株会社エールフランス−KLMは9日の取締役会で、経営難に陥ったイタリアのアリタリア航空の株式25%を買収することを承認した。買収額は3億1000万ユーロ(約385億円)を軸に最終調整が行われている。
アリタリアも12日に取締役会を開く予定で、同社側が承認すればエールフランスの資本参加が実現する。
毎日新聞 2009年1月10日 東京朝刊
-
成田空港地域共生委:活動を終える /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090110ddlk12040252000c.html
成田国際空港の運用や周辺環境への影響などを監視・点検する第三者機関「成田空港地域共生委員会」(山本雄二郎代表委員)が9日、最後の委員会を開き、95年以来の活動を終えた。空港会社(NAA)の完全民営化など状況の変化を見据えながら、1〜2年後をめどに別組織発足を目指す。
山本代表委員は「暫定平行滑走路の供用など空港自体が変わり、地域にも共栄という考え方が出てきた。この14年間で地域と空港の共生を軌道に乗せることができた」と意義を振り返った。
4月に発足予定の暫定組織は、地域住民、国、県、周辺自治体、NAAなどで構成される予定。NAAは「共生の理念を継続しつつ、共栄に向けた取り組みもしていきたい」とコメントした。【倉田陶子】
毎日新聞 2009年1月10日 地方版
-
>>73
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20090110ddlk15010011000c.html
佐渡−羽田間航空路:佐渡市長が就航要望 市も助成金負担の意向 /新潟
佐渡−羽田間の航空路の就航を目指す佐渡市の高野宏一郎市長らは9日、羽田空港の発着枠確保に向けて国に働き掛けを強めるよう泉田裕彦知事に要望した。会談後、高野市長は報道陣に、就航した場合の助成金について「市の財政にも限界はあるが、できるだけ努力したい」と市も負担する意向を示した。
会談で、高野市長は佐渡島で大漁だったブリが昨年末、佐渡汽船の欠航で島外に出荷できず損害を受けた例を挙げ、「観光振興だけでなく、生活面からも羽田への空路は必要」と強調。泉田知事は「地元の熱意があれば(発着枠確保は)不可能でない」と応じた。
県は昨年11月、佐渡−羽田間の運航会社の確保策を話し合う検討委員会を設置。2010年の羽田空港拡張を前に、現状の佐渡空港の滑走路(890メートル)で離着陸できる小型機について、「離島枠」として乗り入れを認めるよう国に要望している。
佐渡空港にジェット機が乗り入れるには2000メートルの滑走路が必要。地元の地権者は反対しているが、高野市長は「2000メートル化は佐渡の悲願。発着枠を確保して空港の整備も進めてほしい」と要望した。【黒田阿紗子】
毎日新聞 2009年1月10日 地方版
-
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/detail/20090108-OYS1T00201.htm
スカイマーク、福岡〜那覇線を3月就航
新規航空会社のスカイマークは3月7日から福岡〜那覇線を就航する。
1日2往復で、福岡発が午後0時半と同6時半、那覇発が午前9時20分と午後3時15分。普通運賃(3月搭乗分)は大人1万9800円で他社より3割程度安く、割引運賃の最安値は1万円(20〜31日は1万2000円)。2008〜09年の年末年始に初めて運航し、需要があると判断した。同社の地方間空路の定期便運航は約9年ぶり。
(2009年1月8日 読売新聞)
-
>>196
スカイチーム同士の資本提携でわかりやすい
http://www.asahi.com/business/update/0113/TKY200901130093.html
エールフランスKLM、アリタリアを370億円で買収
2009年1月13日10時46分
【ローマ=南島信也】イタリア最大の航空会社アリタリア航空は12日、欧州の航空持ち株会社エールフランスKLMと資本提携することで合意した。昨年8月に経営破綻(はたん)し、売却先をめぐり迷走したアリタリアはようやく新たな民間航空会社として再出発する運びとなった。
イタリアのANSA通信によると、エールフランスはアリタリアの株式25%を3億1千万ユーロ(約370億円)で取得。将来的に株を買い増し、13年以降は完全な支配下に置く。今月中に正式調印する。
アリタリアは相次ぐ労使紛争などで経営が悪化し、昨年、原油価格高騰に伴うコスト高の影響を受けて経営破綻した。「ナショナル・フラッグ・キャリア(国を代表する航空会社)」の維持に政府がこだわり、国際的な業界再編の波に乗り遅れたことも背景にある。
昨年3月にはプロディ前政権下でエールフランスによる買収がいったん決まったが、直後の総選挙で外国企業への売却に反対したベルルスコーニ首相率いる野党が勝利し、合意は白紙に戻った。その後、エールフランスとドイツ大手のルフトハンザとの間で資本提携交渉をしていた。
ベルルスコーニ首相は11日、「(ルフトハンザより)エールフランスの申し出の方が有利なものだった」と語った。ただドル箱のミラノへの路線はルフトハンザ便が多く、国内では異論もある。新会社の離陸は視界良好とはいえない部分も残っている。
-
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji2/2009011303.shtml
(13日PM 6:35)
長崎新聞
ORCと全日空、業務提携で基本合意 共同運航など検討
オリエンタルエアブリッジ(ORC、大村市、村岡一孝社長)の経営再建に向け、同社と全日空(ANA)、県は十三日、業務提携などに関する基本合意を締結した。
ORC便をANA便として運航するコードシェア(共同運航)や、ORCによるANAの予約販売システム導入に向けて検討する内容。県はORCとANAの提携に必要な調整に当たる。詳細な業務提携の契約は今後行う。
県離島航空路線再生協議会が昨年十二月、金子知事に再生スキームを提出。ANAとの業務提携を重要な柱に据え、県も加わり交渉を進めてきた。業務提携でORC便をANA便として販売でき、販路拡大が期待できる。空港に置くORCのカウンターも不要になるなど年間五千万円の経費削減も図れるとしている。
スキームにはこのほか▽長崎−鹿児島線の一往復減便と長崎−宮崎線の廃止で福江−福岡線に二往復参入する計画▽路線のある五島、壱岐、対馬各市と県による新たな補助制度−などが盛り込まれている。
-
静岡空港、追加工事ほぼ終了 滑走路末端灯を試験へ
01/14 08:08
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090114000000000014.htm
静岡空港(牧之原、島田市)の2500メートル滑走路を300メートル短縮して使用する暫定開港に向けた追加工事が13日、ほぼ終了した。14日からは新たに設置した滑走路末端灯の点灯試験などに入る予定で、県空港建設事務所は「工期は30日までだが、来週末までには工事を完了させたい」としている。
昨年11月から始まった追加工事は、滑走路短縮に伴う29基の航空灯火新設(約6200万円)と滑走路上の標識の書き換え(約1100万円)が主な内容で、標識関係の工事は既に終えている。13日は、暫定開港時の滑走路末端となる2200メートル地点で、離着陸する航空機に赤や緑色のライトで滑走路末端を知らせる末端灯14基の埋め込み工事を行った。
点灯試験では同末端灯の5段階の明るさ切り替えの調整や電気関係の回線などを確認する。そのデータを添えて国に完成検査を申請するという。
一方、石川嘉延知事は13日の定例会見で、国土交通省への完成検査の申請時期について「2月の早々には出すことになると思う」との見通しを示した。
-
いままでなかったのが意外
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjan09012110/
MM21地区と羽田空港を結ぶバス路線を開設へ/京浜急行バス
経済 2009/01/14 京急グループの京浜急行バス(東京都港区)は、羽田空港と横浜・みなとみらい21(MM21)地区を結ぶ高速バス路線を四月下旬に新設する。横浜駅東西と羽田を結ぶ路線はあるが、MM21地区発着は初めて。横浜開港百五十周年イベントの観光客らの利用を見込んでいる。
所要時間は四十三〜四十九分を予定。羽田発は一日十二便、MM21地区発は十三便運行する。山下公園、大桟橋、MM21地区のホテル、横浜赤レンガ倉庫などに停車する。
始発は羽田、MM21地区発ともに午前八時二十分。運賃は一律七百円。定員六十人。問い合わせは京浜急行バス羽田営業所電話03(3741)4255。
-
>>200スターアライアンスだから、ルフトハンザと提携したほうがネジレがなくてよいんだが
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-35855620090114
北欧のSAS、身売りめぐりエールフランスKLMに接触=仏紙
2009年 01月 14日 14:17 JST
[パリ 13日 ロイター] 仏紙トリビューヌは14日掲載予定の記事で、今週イタリアのアリタリア航空(AZPIa.MI: 株価, 企業情報, レポート)への25%出資を発表したエールフランスKLM(AIRF.PA: 株価, 企業情報, レポート)が、北欧のスカンジナビア航空(SAS)(SAS.ST: 株価, 企業情報, レポート)からも接触を受けていると報じた。
報道によると、エールフランスKLMの関係筋は同紙に対し「SASが非公式協議のプロセスを開始し、われわれに接触してきた」と語った。
エールフランスKLM関係者のコメントは現段階で得られていない。SASは報道についてコメントを控え、同社広報担当は「これまでと同様、構造上の選択肢を検討中であり、構造上の措置に関する協議が進行中であることを確認する」と述べるにとどまった。
SASをめぐっては、関係筋が昨年9月にロイターに対し、ドイツのルフトハンザ(LHAG.DE: 株価, 企業情報, レポート)が買収交渉を行っていることを明らかにしていた。
SASはスウェーデン、ノルウェー、デンマークが半数株式を保有。格安航空会社との競争や過剰能力に悩まされている。
-
>>70>>155
妄想で終わるかと思ってたらマジか。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901140007.html
岩国民空再開へ詰めの協議 '09/1/14
--------------------------------------------------------------------------------
米海兵隊岩国基地(岩国市)での民間空港再開を目指している山口県が、航空会社との折衝を進めている。一日4往復の東京便運航を前提として詰めの協議に入る方針で、今月中にも内定して会社名を公表したいとしている。
県によると、西日本に定期路線を持つ日本航空、全日空、スカイマークエアラインズ(いずれも東京)、スカイネットアジア航空(宮崎市)の4社に民空再開の情報を提供。4社のうち複数社が興味を示しており、調整を進めているという。
民間空港再開は、米空母艦載機部隊の岩国移転を含めた2006年5月の在日米軍再編の最終報告に空港施設の設置が盛り込まれ、政府も閣議決定している。市が08年2月に艦載機移転を事実上容認し、翌4月、当時の福田康夫首相は「約束します」と明言。県と市は10月に12年度の再開を目指すための基本計画を作り、国費での施設整備と運営を求めて政府要望を重ねている。
-
http://www.asahi.com/business/update/0114/NGY200901140020.html
中部空港、減便また減便 唯一の北米路線デトロイト便も
2009年1月15日17時5分
中部空港を発着する国際線の減便が止まらない。エミレーツ航空が中東・ドバイ便の3月末休止を決めたのに続き、ノースウエスト航空(NW)が、2月初旬以降の米国・デトロイト便とマニラ便を、週7便から5便に減らすことにした。
デトロイトは、米自動車産業の中心地で、トヨタ自動車の本社のある愛知県豊田市の姉妹都市。ユナイテッド航空が米国・サンフランシスコ便を昨年10月に運休して以降、デトロイト便は同空港と北米を結ぶ唯一の路線だ。同便は2月3日から火、水曜の便が、マニラ便は水、木曜の便が休止する。
NWは「世界的な景気後退によるネットワーク見直しの一環で、自動車の減産を直接受けたものではない」と話している。空港会社は「唯一の北米路線のデトロイト便は、なんとしても守りたい。できる範囲で需要喚起し、復活を働きかける」と話している。
同空港の昨年11月の国際線旅客は約40万人で、前年同月比13%減。その後、週2便あったタイ航空の深夜便が昨年12月から、反政府系市民団体によるバンコク空港占拠のあおりを受けて休止した。豪カンタス航空傘下のジェットスター航空も同月でケアンズ便を廃止している。
-
新潟県民が夏に沖縄に行くだろうに・・・
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000901160005
沖縄便、通年運航へ
2009年01月16日
これまで6〜9月の夏季に運休していた全日空の新潟―沖縄便が、通年運航される見通しとなったことが15日、関係者への取材で分かった。(奈良部健)
◇
同便は95年11月に就航を開始。07年度の利用者は4万9651人で、平均搭乗率は61・9%だった。新潟空港の国内線では、名古屋(小牧)便の63・5%に次ぎ2番目に高い就航率だった。
冬の新潟から温暖な沖縄に向かう乗客の需要をにらんだ路線として10〜5月に限定した就航を続けてきたが、関係者によると、全日空側は通年就航でも需要が見込めると判断したとみられる。
-
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090116-OYT1T00217.htm?from=main2
ハドソン川に旅客機不時着…邦人2人含む155人全員救出
【ニューヨーク=白川義和】15日午後3時30分(日本時間16日午前5時30分)ごろ、米ニューヨーク・ラガーディア空港を離陸したUSエアウェイズのエアバスA320型機が飛行不能となり、マンハッタン島の西側を流れるハドソン川の水面に不時着した。
乗客150人、乗員5人は機体から脱出、全員が救出された。
米連邦航空局(FAA)は、エンジンが鳥を吸い込む「バードストライク」が原因とみて、調査に入った。
AP通信は救急隊員の話として、少なくとも78人が負傷したが、大半は軽傷だと伝えた。在ニューヨーク日本総領事館によると、堺商事(本社・大阪市)のニューヨーク現地法人に勤務する滝川裕己(ひろき)さん(43)と出口適(かなう)さん(36)の2人の日本人乗客が搭乗していたが、けがはなかった。同機はノースカロライナ州シャーロット行きの1549便。ニューヨークは、事故当時の気温氷点下6・7度、水温4・4度だった。
乗客の証言によると、離陸から数分後、機体に衝撃があり、エンジン部分から煙が上がった。付近で鳥の群れが確認されており、左右両翼下のエンジンが吸い込み、停止したと見られる。米連邦捜査局は、「テロの証拠はない」としている。
機長はラガーディア空港に引き返すのは不可能と判断、眼下のハドソン川に緊急着水した。機体は前部が水面に浮き、後部がやや沈む傾斜状態。機内に浸水する中、乗客らは左右の非常口から脱出し、水面すれすれの主翼で救助を待った。
着水現場に急行した米沿岸警備隊などの救助ボートが機体に横付けされ、救命胴衣を着けた乗客らが次々と乗り移った。現場付近は、川幅約2キロで、着水地点は川岸から数百メートル。フェリーや水上タクシーも救助作業に参加した。
現場から数百メートル陸側には、ロックフェラーセンターなど高層ビル街やブロードウェーがあり、機体が陸上に墜落していれば大惨事となるところだった。また、事故発生から約1時間で救出作業が完了、米メディアは「乗員・乗客らの冷静で迅速な対応が奇跡的な全員救助につながった」と大々的に伝えている。
(2009年1月16日11時35分 読売新聞)
-
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200901160012.html
英政府、ヒースロー空港の新滑走路建設を認可
ロンドン(CNN) 英政府は15日、ロンドン郊外のヒースロー空港における新滑走路の建設計画を認可した。早ければ2019年に使用を開始する。
新滑走路の建設については、国際環境保護団体グリーンピースなどのほか、与党所属の議員ら40人以上も強く反対していた。反対理由は環境問題のほか、新滑走路建設予定地の住民らの立ち退き問題だった。一方で、新滑走路の建設により6万5000人の雇用を生み出せるとの試算から賛成者も多く、議論は割れていた。
フーン運輸相は、現在のヒースロー空港が容量枠の99%を使用している状態を強調、「独フランクフルト空港や仏シャルル・ド・ゴール空港、オランダ・アムステルダム空港のように、欧州のハブ空港としての地位を守るためにも、第3滑走路の新設は必要だ」と述べている。
また、滑走路の新設で騒音問題などが大きくなるとの指摘には、「最新技術を駆使し、欧州連合(EU)の基準にそえば問題ない」としている。
-
>>4
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=39505
新「デルタ航空」、ブランド統一は来年1月−首都圏空港拡張後は新路線も
[掲載日:2009/01/16]
ノースウエスト航空(NW)と統合したデルタ航空(DL)CEOのリチャード・アンダーソン氏がこのほど来日、DLの今後の戦略について説明した。両社が合併に合意した昨年4月以降、燃油価格の下落や金融危機など経営環境が大きく変化したが、アンダーソン氏は、「2009年は厳しい年になる」との見方を示しつつ、「合併の相乗効果(の見通し)は変わらない。むしろこのような環境だからこそ意味があり、効果が出る」と強調した。また、現在は統合に向けた作業中で、両社が従来の社名を使用して営業しているが、2010年1月1日には移行が完了し、新しい「デルタ航空」として出発することを明らかにした。
09年の見通しについてアンダーソン氏は、「世界の航空業界は8%から10パーセントの売上の減少が見込まれている」と言及。しかし、仮に燃油価格が高水準を維持していた場合、業界全体の利益減少は20パーセントと予測されていたと述べ、燃油価格の下落にともなってコスト削減効果が発生したことを説明する。この効果は、DLの場合50億米ドルになるという。一方、需要の減退は避けられず、DLではこの対処として提供座席数の6%から8%を削減する予定。関空/デトロイト線を09年夏スケジュールから運休するのもこの一環で、「選択と集中」を進める。こうした取り組みの上で、合併の効果により2009年から5億米ドルの相乗効果が生まれることから、黒字化は可能と強調。また、提携クレジットカードの契約や手数料の統合などによる相乗効果も見込まれるという。
▽日本は北米・欧州と並ぶ重要市場
日本市場については、「アメリカ、ヨーロッパと並んで非常に重要なマーケット」と語り、「長年にわたり選んでいただいている顧客を今後も重視していく」と強調。新デルタ航空としては、アジアでの路線網とアメリカ国内や以遠の路線網を融合し、消費者に利便性を提供する方針だ。この方針を進めるため、09年の夏スケジュールから成田とアメリカでのハブ空港であるニューヨークとアトランタ、ソルトレイクシティを結ぶ路線を新規就航または増便する予定。路線全体の提供座席数を減少する中での路線新設・増便は、日本市場、特に成田路線が「選択と集中」の対象になったことを示すものと考えられる。また、現在NWのマイレージ・プログラム「ワールドパークス」が日本航空(JL)と提携しているが、統合後も維持していく予定という。
2010年の首都圏空港再拡張後の戦略については、まだ未定としつつ「需要に応じて成田路線のキャパシティを増加していきたい」とし、「羽田空港は国内線向けの空港であり続けるだろう」と言及。その上で、「成田空港にはスロットも確保できており、2010年に日本市場の需要が戻り、成田からアメリカへの新しい路線に就航できる機会が得られることを期待したい」と語った。
-
http://www.malaysia-navi.jp/news/090112073756.html
エアアジアX、年内の日本就航目指す 北海道・大阪・福岡で検討
2009/01/13 06:37 JST配信
【クアラルンプール】 長距離格安航空会社のエアアジアXは、日本政府によるマレーシア人に対するビザ発給規則が緩和されることを受け、年内にも日本への乗り入れを実現させたい考えだ。AFP通信の取材に対してアズラン・オスマン最高経営責任者(CEO)が明らかにした。少なくとも3カ所に乗り入れたい考えで、候補地は▽北海道▽大阪▽福岡一一。
機材には新たに導入したエアバスA330-300型機を使う予定。日本政府はビザ発給に際して予約済みの航空券及び宿泊先の提示を求めていたが、エアアジアXが同社のインターネットによる予約システムについて日本政府に説明し、理解が得られたとしている。
エアアジアXは昨年7月、マレーシア人旅行者に対する厳しいビザ規則を理由に日本路線の就航計画の延期を発表。航空券を購入した後にビザ発給を拒否される可能性があることに懸念を表明していた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、1月12日)
-
>>208
>バードストライクの危険性は、偶然にも公開中の映画「ハッピーフライト」(矢口史靖監督)でも描かれている。
この前、見てきました。某綾瀬が居なければとってもイイ映画かなと。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090117-OHT1T00090.htm
「ハドソン川の奇跡」旅客機不時着も155人全員無事
米ニューヨークのマンハッタン西側を流れるハドソン川に、15日午後3時半(日本時間16日午前5時半)過ぎ、USエアウェイズの国内線旅客機が不時着した。左右のエンジンに鳥が入り込んだとみられる事故で、上空で推進力を失う大ピンチだったが、米空軍出身のチェスレイ・B・サレンバーガー機長(57)が、熟練の技術と判断力を発揮。幼児や日本人を含む乗客乗員155人が全員無事という「ハドソン川の奇跡」(パターソン・ニューヨーク州知事)を巻き起こした。
死者、行方不明者ゼロ。ブルームバーグ・ニューヨーク市長が、「プロの仕事」「ヒーローだ」と絶賛した「ハドソン川の奇跡」。乗客乗員155人全員の命を救ったのは、40年以上の飛行経験を持つベテラン機長の冷静な判断と操縦技術だった。
ノースカロライナ州シャーロットに向け、エアバスA320がラガーディア空港を北へ離陸したのは、15日午後3時26分。直後に機体はガンの一種とみられる大型の鳥の群れに突っ込んだ。乗客は「爆発したような音」を聞いたり、「エンジンからの炎」を目撃。機内が静まり返ったとき、同機の高度は900メートル余りだった。
空港に戻ろうとした機長は、管制官にニュージャージー州の空港が見えることも伝えたが飛行を続けられず、直後に南側へ急旋回。ハドソン川上空をグライダーのように滑空、徐々に高度を下げていった。
「身構えてください」。機長の指示で乗客らは頭を抱え込み、前かがみの姿勢に。64歳の女性は「祈って、祈って、祈った」(ニューヨーク・タイムズ紙)。そして3時31分、機体は損傷を減らすため機首を挙げ気味に、おびただしい水しぶきを上げて緊急着水。ラガーディア空港からは西へ約12キロ離れた地点だった。
乗客が空港着陸と勘違いしたほどスムーズな着水。機内への浸水で着水を知り、乗客が出口に殺到して一時パニックになったが、すぐに乗員の指示に従った。
このときニューヨークは、時折雪が舞う氷点下8度の厳寒。機体は上半分を水上に出して、ぷかぷか浮かぶような状態から、ゆっくり沈み始めた。そのため数人が水中から救助されたが、多くの乗客は翼を伝い歩いたり、救命ボートに乗ったりして、急行したフェリーや市消防当局の消火船、沿岸警備隊の船などに乗り移り、救出された。AP通信によると、足を骨折した人はいたが、手当てを受けた78人は大半が軽傷という。
機長はパイロットの傍ら、航空安全コンサルティング会社の代表を務め、パイロット組合では事故調査委員。グライダーの免許も持っていた。ブルームバーグ市長によると機長は乗客の脱出後、残った人がいないか再確認のため、沈みゆく機体の通路を2回行き来したほど冷静だった。
◆日本人2人救出
○…旅客機には堺商事(本社・大阪市)の現地邦人サカイ・トレーディング・ニューヨーク社の滝川裕己さん(43)、出口適さん(36)の日本人男性2人も乗っていた。滝川さんは「操縦士の判断やその後の対応が良かったのだろう」とし、「帰宅してようやく怖さがよみがえってきた」と語った。
◆バードストライク14年間で約5万件
ニューヨークで15日起きた不時着事故は、鳥がエンジンに衝突した「バードストライク」が原因だった。ジェットエンジンの空気吸入口に鳥が吸い込まれることで、低い高度を通過する離着陸の際に多い。米国で民間機に鳥が衝突した報告は1990〜2003年に計約5万1000件。被害が出たものは6700件に上り、250人以上がこれが原因で死亡している。
日本では空港の多くが臨海部にあり、水鳥の生息域と重なることから、07年は1320件の報告があった。うちエンジンに吸い込んだ事例は約230件。死傷者を出す事故は発生していない。
バードストライクの危険性は、偶然にも公開中の映画「ハッピーフライト」(矢口史靖監督)でも描かれている。劇中では、空砲を撃って鳥の群れを追い払う、ベンガル演じるバードパトロールも登場。またキャビンアテンダントがバードストライクの危険性を語る場面も出てくる。
(2009年1月17日06時02分 スポーツ報知)
-
俺も見てきたんでおお,あれやんって思いましたw>綾瀬某の出てた映画
-
http://www.asahi.com/national/update/0116/OSK200901150130.html
関空路線、国内・国際で減便相次ぐ 成田への集中進む
2009年1月18日7時50分
日本航空と全日本空輸が09年度、関西空港を発着する国内の計9路線で減便・運休に踏み切ることが15日明らかになった。日航は北海道路線などで、全日空は羽田、鹿児島路線などで減便する。同日、米ノースウエスト航空も米デトロイト路線などの運休を発表。関空にとっては昨秋に続く大幅な減便で、今後の空港経営にも影響が出てきそうだ。
日航は5路線に手をつける。1日1便(1往復)の女満別線を4月から、1日1便の旭川は10月から運休。青森(10月のみ1日1便)も休止する。帯広、釧路(6〜9月のみ1日1便)は09年度は7月後半〜8月に短縮し、10年度から運休する意向だ。
全日空も4月から羽田、鹿児島、高知、松山を1日1便減らす。羽田は昨年11月に2便減らしていた。全日空は関空以外では、神戸―羽田を1便減便。1日1便の新千歳―岡山、広島を09年度は6〜9月の季節運航とし、10年度から運休する方針だ。
国内線が減れば、関空の国内ハブ(拠点)としての機能が低下し、比較的順調な関空のアジア便にも影響する恐れがある。関空減便の裏には、両社が、比較的、搭乗率の高い大阪(伊丹)空港の発着便を優先していることがある。
国際線では、ノースウエスト航空がデトロイト(週5便)、サイパン(1日1便)の2路線を3月から運休する。デトロイトとは94年9月の関空開港から結んでいるが、米国発の金融危機で撤退を決断した。
これで、関空の北米路線はユナイテッド航空のサンフランシスコ(1日1便)、エバー航空のロサンゼルス(週3便)の2路線のみとなる。ピークの98年夏季には8路線あった。北米路線の減少は、国際空港としての関空の大きな足かせになりそうだ。
一方、成田便は、日航とノースウエストが4月から1日1便で就航する。いずれも成田強化策の一つとみられる。(山本精作、加藤裕則)
-
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20090115/CK2009011502000217.html
静岡空港「香港、台北にチャーター便」 開港日から6月4、7、10日出発
2009年1月15日
静岡空港(島田市、牧之原市)が開港する6月4日から香港へ運航するチャーター便3便の日程が14日、明らかになった。開港日から台北(台湾)へ飛ぶチャーター便も固まり、航空機材の最終調整が進んでいる。 (藤川大樹、諏訪慧)
香港便は、キャセイ航空(香港)と国内の旅行会社5社が運航。3泊4日のツアーで、6月4、7、10日に静岡を出発する。静岡発は午後で、静岡着は3日後の午後となる。ツアー客の募集は1月25日から始まり、価格は14万−15万円になる見通し。キャセイ航空の子会社「香港ドラゴン航空」が所有する小型機(157人乗り)が連続運航する。
静岡市内のホテルで石川嘉延知事に報告したキャセイ航空名古屋旅客営業支店の堀光男支店長は「9月にもチャーター便を企画している。一足飛びに定期便化は難しいが、需要の掘り起こしに努めたい」と話した。
一方、台湾便は中華航空などが計画。3泊4日のツアーで、静岡発は6月4、7、10日の3便。同社幹部は取材に対し「機材繰りがついたら、正式に発表する。まずはチャーター便で実績を挙げたい」と答えた。
静岡空港からのチャーター便は、エーデルワイス航空(スイス)が昨年末、チューリヒへの就航を表明している。
このほかにも「マニラなどへのチャーター便の実現に向け、開港後に旅行会社などへの営業を強化し、需要を喚起したい」(フィリピン航空)、「静岡県からシンガポールへの修学旅行者は多く、実現したい」(シンガポール航空)などの声があり、計画が相次いで具体化しそうだ。
石川嘉延知事は13日の定例記者会見で「これからチャーター便については、いろいろ出てくると思う。各航空会社も旅行会社も、かなり手応えがあるような印象を受ける」と話している。
-
>>215
香港ツアー14万〜って高くないですか!?
-
http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/display/6308/
福岡空港増設 賛成5割 調整会議が公募意見分析 海上新設は賛否きっ抗
(2009年1月19日掲載)
福岡空港(福岡市博多区)の過密化対策で、国、福岡県、福岡市でつくる同空港調査連絡調整会議が、空港の将来像について公募した意見の分析結果が18日、明らかになった。現空港の「滑走路増設案」に関する意見約8800件のうち賛成は49%と約5割を占め、反対の28%を上回った。一方、「海上新空港案」に関する意見約1万200件のうち賛成は35%で、反対の39%を下回った。
同会議が進める調査で、両案への賛否が明らかになったのは初めて。分析結果は19日、同会議の調査手法の是非を判断する有識者委員会に報告される。
調整会議は2003年度から四段階に分け、需要予測などの調査結果を公表し、意見を公募する「パブリックインボルブメント(PI)」方式で総合調査を行った。
意見募集は最終の第四段階(ステップ4)の一環として昨年9月29日から12月25日まで実施。福岡県を中心に九州全域や首都圏などから8018人、計2万8557件の意見が寄せられ、増設案と新空港案について、賛否の分類が可能なものを取りまとめた。
現空港の滑走路増設案に「賛成」とする意見は約4300件で、「反対」は2500件だった。賛成の理由は、福岡市のJR博多駅から地下鉄で約5分という利便性が維持できることや、新空港に比べて初期投資が少ないことなどが目立った。反対意見の多くは、市街地での騒音や事故の際の安全性に課題が残ることを挙げた。
一方、海上新空港案への「賛成」は約3600件、「反対」は約3900件だった。賛成は、24時間利用が可能になることや事故の際の安全性向上、九州・福岡の経済発展などが主な理由。これに対し、事業費の大きさや交通利便性の低下、埋め立てによる自然環境への影響などが反対意見の主な理由だった。
福岡県の麻生渡知事は、3月末までに両案のどちらを支持するか地元としての意見を表明する方針。21日に東京で福岡県選出の国会議員と意見交換するのを皮切りに、地元経済団体や福岡、北九州両市長など関係自治体の意見も聞いた上で最終判断する。
-
韓国の旅行代理店、2社目の県内支店
http://www.digisbs.com/tv/news/movie_s/20090119000000000067.htm
[2009/01/19 18:16]
6月の静岡空港開港に向けて韓国の旅行代理店の静岡支店が19日、静岡市に開設されました。韓国の旅行代理店が県内に支店を開設するのは2社目です。
静岡支店を開設したのはニューソウル高速観光です。県や旅行代理店などが出席した開所式で�猝数ζ䡄椹拏卍垢蓮〴攅颪両η簇棒垢良瀆❹妨ʢ❹ぁ∉擇砲˝發魘,┐導ʑ澆鮟砲い泙靴拭◀△い気弔��犹拏卍垢蓮岾ɑ岨類ǂ蕋影詇科惘森劼垢襪里論轍❹悗涼輒椶鯢修錣靴討い泙后廚判劼戞〻晌然ʑ澆亡跑圓鮗┐靴泙靴拭�
同社は主に静岡空港を利用した韓国旅行商品を企画し、県内を中心に旅行代理店が販売します。 韓国の旅行代理店の県内への支店開設このほか、もう1社も開設を予定しています。
-
>>221
六本木ヒルズじゃなくて、アークヒルズなんですね。
六本木ヒルズにもヘリポートあったはずだけど・・・
-
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20090121ddlk07020253000c.html
アシアナ航空:福島−ソウル便、韓国人利用客8割減−−昨年12月 /福島
◇円高ウォン安が影響
アシアナ航空は20日、福島−ソウル路線の昨年12月の利用客1732人のうち、外国人が586人と前年同期(約2700人)から約8割減少したと発表した。ベトナム人ら数人を除きすべて韓国人で、昨秋から続く円高ウォン安が大きく響いたとみられる。
アシアナ航空福島支店によると、ゴルフ客をはじめとした韓国人観光客の利用が減っており、今月も19日時点で、外国人利用客は前年同期の15%に低迷しているという。一方、日本人利用客は昨年12月で1146人と、同比16%増。今月は約8割増と、大きく伸びているという。
また韓国人利用客の低迷で、昨年12月の同路線の搭乗率は44・4%と、昨年同期を7・6%下回った。今月も同程度となる見通し。
西澤明夫・同支店長は「ウォン安がすぐに解消される見通しはなく、韓国人の利用低迷は少なくとも、今年上半期まで続くだろう。韓国旅行ツアーを増やすなど、日本人の利用者を増やし何とかカバーしたい」と話した。【西嶋正法】
毎日新聞 2009年1月21日 地方版
-
>>217
あの中心部への近さは捨てがたいと思うんだが・・・
安全性の問題もあるんでしたっけ?
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090121-OYT8T01008.htm
福岡空港新設か増設か、国会議員も見解割れる
福岡空港の過密化対策を巡り、東京都内で21日に行われた麻生知事と県関係の国会議員との意見交換会。与党議員も「海上空港の新設派」「現空港の滑走路増設派」で見解が割れた。両案のいずれかを選択する麻生知事は「苦渋の判断をしなければならない」と複雑な表情を浮かべた。
意見交換会は与党議員団と野党議員団の2回に分け、冒頭のあいさつを除き、非公開で行われた。与党側は自民党の山崎拓・前副総裁や公明党の神崎武法・前代表ら16人、野党側は民主党の松本龍・県連代表ら6人が出席した。
山崎氏によると、与党の出席議員のうち約半数は新設案を、約4分の1は増設案を支持。このほか「北九州空港との連携を改めて検討すべきだ」などの意見も出されたという。山崎氏自身は新設案を推したことを明かし、理由について「将来の道州制などを念頭に置くべきだ」と語った。
一方、複数の出席者によると、野党議員からは両案について、どちらを支持するか明確な意見はほとんど出なかった。松本氏は意見交換後、「海を埋め立てて空港を造るのは財政面、環境面から困難だと個人的には思う」と述べた。
麻生知事は今後、地元の経済団体や関係自治体などの意見も聞き、3月末までに両案のどちらを支持するか表明する。
(2009年1月22日 読売新聞)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/72525
福岡空港過密化対策 与党 意見割れる 野党 新設に慎重 知事と国会議員が会合
2009年1月22日 00:46 カテゴリー:経済 九州・山口 > 福岡
福岡空港(福岡市博多区)の過密化対策をめぐり、福岡県が21日に都内で開いた同県選出の国会議員との意見交換会では、与野党双方から活発な意見が出された。与党側は出席議員16人の約半数が「海上新空港案」を支持したが、「現空港の滑走路増設案」や「北九州空港との連携案」を主張する議員もおり、意見が割れた。野党側からは新空港案への慎重論が相次いだが、考えを明確にしない議員が多かった。
意見交換会は与野党別々に行われた。県側が同空港に関する一般市民への意見募集で、滑走路増設案については賛成が49%、反対が28%、新空港案については賛成が35%、反対が39%だったことなどを紹介した。
与党議員では、自民党の山崎拓前副総裁が「100年の大計として考えるべきであり、アジアの玄関口という視点も持つならば、新設案にすべきではないか」と主張。公明党の東順治副代表も「九州が道州になり、アジアと経済共同体として動いていくというときに、ハブ空港としての24時間空港が不可欠だ」と新空港案を支持した。出席者によると、公明党は4人のうち3人が新空港を支持したという。
一方、自民党の古賀誠選対委員長は「費用や工事期間などを考慮し、現実路線を取るべきだ」と滑走路増設案への賛成を表明。北九州地区選出議員からは、新空港案に反対し、北九州空港との連携案を求める声が多かった。麻生太郎首相や鳩山邦夫総務相は国会日程のため欠席した。
野党側は民主、社民、国民新各党の議員や秘書約10人が出席。新空港案支持を明言した議員はおらず、民主党の古賀一成衆院議員は増設案、国民新党の自見庄三郎参院議員は連携案を主張したが、明確な態度表明を避ける議員が多かったという。
会合後、麻生知事は「非常にいろんな意見が出た。どの案を選択しても反発はある。難しいが、苦渋の判断をしなければならない」と述べた。
麻生知事は23日には主要企業でつくる新福岡空港促進協議会、25日に福岡商工会議所、28日に福岡経済同友会とも意見交換。これらの意見などを参考に、3月までにどの案を支持するか表明する方針。
=2009/01/22付 西日本新聞朝刊=
-
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000901230005
福島空港 法大、教室開設の意向
2009年01月23日
◎ビル社/JAL跡地誘致へ
福島空港から日本航空(JAL)が今月末に撤退する問題にからみ、法政大学(東京都)が新年度、空港内に教室を設けたいとの意向を福島空港ビル(社長・佐藤雄平知事)に伝えていたことが22日わかった。ビル社は、JALの事務所跡地への誘致を検討している。(高津祐典)
法政大は今年度、理工学部にパイロット養成のための「航空操縦学専修」を開設。実習を福島空港で実施しており、地域空港活性化のモデルとして注目されている。
ビル社の田村明彦副社長は、受験シーズンが終わるのを待って法政大と協議し、2月下旬にある同社の取締役会までには報告したいという。
ビル社にとって空港施設の空きスペースは大きな課題。JAL撤退で家賃収入などが見込めなくなり、売上高が約2億円減る見通しだからだ。従業員の削減など経営のスリム化に取り組んでいるが、行き詰まれば県に財政支援を求めることになる。
そうしたこともあって県は19日から職員2人をビル社に派遣、市町村などを回って空港の利用促進やイベントへの参加を呼びかけている。県観光交流局の佐藤節夫局長は「大学に使ってもらえるなら歓迎だ」と話している。
◎ソウル便搭乗率 就航以来最低に/12月、ウォン安影響
アシアナ航空が運航している福島―ソウル便の昨年12月の搭乗率は、44・4%と前年同期を7・6ポイント下回り、99年の就航以来最低となったことが分かった。同社福島支店がこのほど発表した。
円高ウォン安の影響で、韓国側からの乗客が前年同期の2720人から78%も減って586人。これまで需要を牽引(けんいん)してきたゴルフ客が落ち込んでいるという。昨年12月のウォンの対円相場は1年前の半分ほどに下がっていた。
一方、福島からの乗客は同16%増の1146人。女性を中心に買い物などを目的に渡航する人が増えており、格安のパッケージツアーが人気。ただ日本全体から観光客が集まった結果、ソウル市内のホテルは満室状態が続いているため、伸びは頭打ちにならざるを得ないという。
同支店は「訪日需要の低下は少なくとも今年の上半期まで継続すると思われる」と指摘し、路線維持のためには福島から韓国に向かう客を増やす必要があるとしている。
-
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090123-OYT1T00505.htm?from=navr
成田発着枠「年間30万回」検討で合意…空港側、地元など
成田空港の発着枠を大幅に拡大するため、国土交通省と成田国際空港会社、千葉県、成田市など地元9市町は23日、成田市内で「4者協議会」を開き、騒音対策や飛行コースの変更などの協議に入ることで合意した。
空港会社が昨年3月に示した「年間30万回」の試案についても検討する。
国などは大幅拡大が実現すれば、羽田空港と合わせて首都圏全体の国際線需要に応えられるようになり、アジアのハブ(拠点)空港としての機能強化が期待できるとしている。
協議会の冒頭、堂本暁子・県知事は「成田空港のさらなる容量拡大について検討することをちゅうちょするべきではない」と述べた。
協議会は、〈1〉騒音を受ける地域の影響評価〈2〉騒音の影響範囲を最小限にとどめるための飛行コースや空域の検討〈3〉地元住民への騒音補償――などについて話し合う。
成田空港は、騒音問題などで発着時間帯が午前6時〜午後11時に限定されている。さらに激しい反対運動を経て建設された経緯もあり、新しい滑走路の建設用地を確保するのは難しい。
協議会では今後、発着枠をどう増やすかが焦点となり、滑走路の延長をまっすぐ上昇・下降する離着陸コース制限の見直しなどが必要になる可能性がある。
コース見直しは騒音地域の拡大にもつながり、地元市町の同意がカギ。関係者によると、地元市町は経済効果への期待もあって検討に合意したが、町域の7割が騒音地域となっている芝山町は、「30万回」の結論が先行することには慎重な姿勢を見せている。
成田空港の発着枠は現在、20万回。暫定平行滑走路(2180メートル)が2500メートルに延びる2010年3月に、さらに2万回増やす。
(2009年1月23日13時49分 読売新聞)
-
>>174
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090122t12023.htm
仙台―福岡線 全日空が再開 4月から一日2往復
全日空が、2008年3月末で休止した仙台―福岡線を4月から1年ぶりに再開する意向を宮城県に伝えていることが21日、分かった。同線では日本航空も4月から増便する方向で調整している。
県によると、全日空は休止前と同じ一日2往復態勢で再開したい考え。同社広報室は「会社の新年度事業計画に盛り込むべく各方面と調整している。それなりの需要が確保できる見通しを持った」と説明している。
全日空の仙台―福岡線は昨年3月末、国内路線見直しの一環として休止した。
2009年01月22日木曜日
-
>>205
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901240011.html
全日空、東京便就航に前向き '09/1/24
--------------------------------------------------------------------------------
山口県と岩国市が2012年度の再開を目指す米海兵隊岩国基地(岩国市)での民間空港について、全日空が東京便就航を前向きに検討していることが23日、分かった。二井関成知事と福田良彦市長が26日に東京の本社を訪れ、山元峯生社長らに乗り入れを要請する。
全日空は、山口宇部空港(宇部市)の東京便が現在の2社運航になる以前の1966年から乗り入れ、県との関係も深い。関係者によると、県からの東京便運航の打診に関心を示し、二井知事らの要望にも前向きに回答する見通しという。
民空再開は、米空母艦載機部隊の岩国移転を含めた2006年の在日米軍再編の最終報告に盛り込まれ、日米両政府は1日4往復の東京便就航で合意している。
-
空港―富士五湖路線バス 富士急行が検討
01/23 08:28
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090123000000000009.htm
静岡空港と県内各地との交通手段について、国や県、交通、観光などの事業者らが検討する第3回静岡空港アクセス協議会が22日、県庁で開かれた。県が空港の完成検査を今月中に国土交通省へ申請することなど開港に向けたスケジュールを報告した後、バス会社から、空港と富士五湖を結ぶ定期路線バスの計画が新たに示された。
空港―富士五湖間のバス路線は富士急行が検討している。詳細な運行ルートやダイヤは未定だが、河口湖と朝霧高原、富士宮、富士市の中心部などと空港を結ぶルートを想定し、所要時間は片道3―3時間半を見込む。韓国や九州からの観光客の利用が主体で、ソウル便や福岡便の発着時間帯に合わせて運行する可能性が高いという。
同社の担当者は「富士山周辺の観光資源と空港を結ぶ。需要を調べているが、2月末ごろには計画を決め、開港に間に合わせたい」と述べた。
しずてつジャストラインと遠州鉄道は近隣主要駅への路線バス運行ルートや所要時間の目安を公表した。静岡駅へは東名吉田、静岡インターなどを経て所要約50分。島田駅直通は約35分、掛川駅へは菊川駅経由で、約45分。浜松駅との間は東名掛川インターや掛川駅、浜松西インターなどの経由で、約1時間50分で結ぶ。いずれも航空機発着に合わせ、1日5往復程度運行する。2月中にダイヤや運賃を決め、国交省に認可申請する。
県タクシー協会は静岡市内の数社が静岡空港と主要駅との定額運賃導入を準備していることを報告した。バス会社や観光事業者からは、昨年11月に空港建設地で開かれたイベントで、周辺道路が大渋滞したことを踏まえ、県に渋滞対策を求める意見が相次いだ。
-
追加工事の灯火試験点灯 静岡空港
01/24 08:24
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090124000000000013.htm
県は23日、2500メートルで整備した静岡空港の滑走路を2200メートルで暫定運用するために使用する航空灯火の点灯試験を行った。昨年11月からの追加工事で、新たに設置された29の灯火を含む1117灯に明かりをともし、正常に機能することを確認した。
点灯試験は同日午後4時から開始。まず東側から航空機が進入する際に使用する灯火をチェックし、同4時半からは西側からの進入用の灯火をともした。2500メートルの完全運用との最も大きな違いは、滑走路西端を示す末端灯の位置。西側から進入すると、本来は滑走路の手前端に横一列に並んだ緑の灯火が、試験では300メートル東側の滑走路途中にともされた。
県は点灯試験を終え、今月中には国土交通省に完成検査を申請したい考え。順調なら、3月初めに合格通知を受ける。その後、約3カ月の手続き期間を経て、6月4日の開港を迎える。
-
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20090124ke08.htm
関空旅客数 急降下…不況、円高、減便で三重苦
昨年12月 前年比16%減
関西国際空港を利用する航空旅客数の落ち込みが激しくなっている。国際・国内線を合わせた2008年12月の旅客数は、前年同月比16%減の約112万人と、7か月連続で前年実績を割り込んだ。世界的な景気悪化や円高で日本を訪れる外国人旅客が減少していることに加え、国内線を中心とした昨年11月以降の減便や路線廃止が響いている。
◇
12月の旅客数のうち、特に国内線が21%減の約35万人と大きく減った。全日本空輸や日本航空による運休・減便が本格化し、「北海道や東京方面の路線の減便が響いた」(関空会社経営戦略室)という。
国際線も14%減の約77万人。円高により、韓国や香港などに向かう日本人旅行客が増えるなどの動きもあるが、訪日客には費用増となるため、外国人旅客数は23%減となった。
関空の08年の年間旅客数は、国際・国内線合わせて前年比3%減の約1600万人だった。
一方、路線の運休や減便の動きは今年に入って国際線にも広がっており、タイ国際航空は1月12日から、バンコク線のうち関空を深夜に出発する便を運休した。全日空は中国・大連線(週5往復)と瀋陽線(大連経由、週2往復)を2月から休止し、米ノースウエスト航空はデトロイト線(週5往復)とサイパン線(1日1往復)を3月から運休する。そのため、09年の旅客数はさらに落ち込むとの見方が強い。
(2009年1月24日 読売新聞)
-
>>224
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/73034
福岡空港の過密化対策 「新空港の建設を」主要企業 「増設案の選択を」地主組合 アピール合戦、活発に
2009年1月24日 02:53 カテゴリー:九州・山口 > 福岡
空港問題に関する県の意見交換会は21日に東京で行われた県選出の国会議員に続き2回目。県内の主要企業で構成する同協議会からは、鎌田迪貞会長(九州電力相談役)や橋田紘一幹事長(九電工社長)など3人が出席。行政側は麻生知事や吉田宏福岡市長など計5人が参加した。
鎌田会長は「福岡の30年、50年先を考えると24時間空港の新設が必要だ」と従来の考えを強調。空港の需要予測に関しても「アジアの交流拠点という地域づくりに向けて戦略的に空港需要をつくり出すべきだ」と語った。
麻生知事は「需要は単に過去の傾向だけで予想を立てるのでなく、政策展開によって増やすべきだという考えはその通りだ」と理解を示した。
一方、地主組合は(1)滑走路増設案を支持してほしい(2)仮に新空港案を選択する場合は、現空港の跡地利用計画を同時に示してほしい‐とする要望書を提出。
県庁で麻生知事と面会した曽根崎良満組合長は「知事は新空港ありきで動いているように思える。子孫に借金を残すやり方は賢明とは思えない」と批判。麻生知事は「現空港が福岡の魅力を高めてきたのは間違いない。便利さゆえに過密化の問題が生じており、どの対応策がいいか頭を悩ませている」と話した。
=2009/01/24付 西日本新聞朝刊=
-
>>228
広島空港なんかよりこっちの方が広島市内からは便利なんでは!?
出来れば引き込み線を使って空港アクセス鉄道を建設したいがJR西拒否するんだろうなぁ。。
岩国空港←岩国─広島─白市→広島空港で空港特快走らせたい所。
ダメなら広電宮島口から広電をLRTで延伸すべし。(もっと無理かw)
-
>>233
>引き込み線を使って
川下信号場はとっくに廃止されてた…orz
正確には引き込み線跡だ。
もっと云うと岩国側からだとスイッチバックしないと行けない廃線だったような気もしたけどどうだったかな。
-
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901270052.html
岩国の民空再開「近く決定」 '09/1/27
--------------------------------------------------------------------------------
河村建夫官房長官は26日、米海兵隊岩国基地(岩国市)での民間空港再開について「(政府方針を)近く決定したい」と述べ、再開の方向で結論を出す見通しを示した。全日空もこの日、就航に前向きな姿勢を表明。山口県、岩国市が目指す2012年度再開へ大きく前進した。一方、愛宕山地域開発事業跡地について、浜田靖一防衛相は「買い取りたい」としたが、用途を含め条件面の協議がさらに必要との認識を示した。
いずれも、二井関成知事と福田良彦市長の再度の要望などに答えた。
この日の定例会見で河村官房長官は民空再開について、「最終的な詰めの段階だと思う。近いうちに決定したい」と言明した。同日夕には、官邸で知事、市長と会談。終了後、二井知事は「地元の意向を踏まえ早く政府方針を出したいとの前向きな回答」と受け止めた。福田市長は、全日空の協力も踏まえ「地元の長年の運動が大きく前進した」と評価した。
これに先立ち、知事と市長は、全日空本社で山元峯生社長に面会し、就航を要請。山元社長は記者団に対し、1日4往復の東京便就航を「前向きに検討する」と答えたことを明かした。ビジネスや観光面での需要が期待でき、採算性確保は可能との見方を示した。
-
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901270061.html
活性化期待 採算性に疑問も '09/1/27
--------------------------------------------------------------------------------
米海兵隊岩国基地(岩国市)で民間空港が再開される見通しとなった26日、地元では経済効果や地域活性化への期待感が広がった。一方、国が地方空港の新設を抑制する方針の中、採算性を疑問視する声も出ている。
「実質的にほぼ決まり。20年来の活動の成果だ」。岩国空港早期再開推進協議会の柏原伸二会長は喜ぶ。今後は政府の正式決定を受けて会を解散し、本年度内に民空用ターミナルビルを運営する第三セクター設立に向けた準備協議会を立ち上げるという。
懐疑的な見方もある。「事業主体がはっきりしない。需要予測の論拠も示してほしい」。そう指摘するのは、昨年10月に民間空港再開に関する質問状を市に提出した竹下義隆さん(73)。「どの空港も需要予測と現実に差がある。安易な空港再開は認められない」と強調した。
-
>>233
岩国駅から2〜3kmっぽいですね。
>>235にターミナルの予定位置が記載された地図があります。
-
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200901260031a.nwc
航空貨物 成長へ別軌道 日航効率化 全日空は新拠点
2009/1/26
日本航空と全日本空輸が国際航空貨物事業で、相次いで新たな方向へと舵を切っている。日航が日本郵船の子会社、日本貨物航空(NCA)と提携し、運航の効率化を重視し始めたのに対し、全日空は今秋、沖縄県の那覇空港に航空貨物の大規模拠点(ハブ)を新設し、事業拡大を目指す考えだ。両社の路線の違いは、それぞれが抱える固有の事情がからんでいる。
≪コスト競争力向上≫
「共同運航を通して協調を図りたい。供給調整ではなく、あくまでもサービス向上のためだ」
今月13日の定例会見で日航の西松遙社長は、協議を進めているNCAとの提携の狙いをこう説明した。
日航は2002年度以降、航空貨物を重点事業と位置付け、06年度まで市場全体の伸びを上回る勢いで収入を伸ばしてきた。07年度の航空貨物事業売上高は1882億円と全体の8.4%を占めるまでに成長。しかし、燃油価格の高騰が顕在化した07年下期には、収入から収益重視へと路線を転換し、燃費効率の悪い大型機の運航を終了するとともに、今年1月からは東京−ニューヨーク線の貨物便を運休するなどの措置を講じた。
NCAとの提携はこの延長線上のもので、3月末から北米路線で共同運航をする方向で詰めている。共同運航が実現すれば、それぞれが請け負った貨物を自社便の形ながら、1つの機体で運ぶことができるため運航効率が向上する。さらに、運航スケジュールを補完しあえるメリットもある。
日航が狙うのは効率化によるコスト競争力の向上だ。ここへきて貨物輸送需要が大きく落ち込んでいるのに加え、経営再建を進めていることもあって、効率を高めて収益を確保するのは至上命題というわけだ。
一方、全日空は今秋、那覇空港に約2万8000平方メートルの貨物倉庫を完成させ、ハブ空港として機能させる計画を推し進める。沖縄に複数の都市からの貨物を集約し、目的地別に積み替えることで特定の2都市間の輸送よりも搭載効率が高まるという。また、税関業務も効率化し、午後9〜11時に出発した貨物が翌日午前5〜7時には目的地に着くエクスプレス便の運航も可能になる。
貨物本部の市尾伸・事業戦略部長は「貨物需要が旺盛なアジアと日本の主要都市の中心に位置する沖縄を核に、輸送単価の高いエクスプレス事業に進出したい」と意欲をみせる。
全日空の収益の中心は、将来的に多くを望めない国内旅客事業。それだけに航空貨物事業を新たな柱に育成して、経営基盤の強化につなげざるを得ない状況だ。
とはいえ07年度の売上高が721億円と、貨物専業のNCAにも後れをとる。この背景には05年までNCAが傘下企業だったという事情がある。特にNCAへの営業依存度が高かったため、同社の営業力不足は否めない。このため海外営業の統括室を設立したほか、日本通運や近鉄エクスプレスと空陸一貫輸送の新会社も設立するなどの対策を相次いで打ち出した。
≪急減のち拡大?≫
航空貨物需要は景気後退の影響で急速に落ち込み、自動車部品などが中心の北米向けは昨年11月に前年の4割減にまで下落した。半面で10年後にはアジア域内の航空貨物需要が現在の2倍になるという予測もある。
今回、航空貨物事業で異なる路線を選択した国内2社だが、需要回復のめどが立たないだけに、路線の再修正の可能性もありそうだ。(会田聡)
-
日航、全日空 関空中心に路線整理…リストラ加速 4月新年度から
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090127-00000517-san-ind
1月27日9時35分配信 産経新聞
世界的な景気低迷による需要の減退を受け、日本航空は平成21年度で関西国際空港路線を中心に、国際・国内線あわせて12路線を廃止、減便することが27日、明らかになった。全日本空輸も10路線前後を廃止・減便する。
関空は昨年11月、日航、全日空両社が原油高騰を理由に大規模な減便・廃止をおこなっている。リストラが加速することで、経営状態の悪化している関空会社や地方経済には大きな打撃となりそうだ。
日本航空は国際線のうち、関空−ロンドン1路線を廃止し、成田−ニューヨーク、成田−バンコクなど3路線を減便する。国内線は、関空−女満別など関空5路線を廃止し、羽田−関空1路線を減便。このほか成田−マニラ、関空−台北の貨物2路線を廃止する予定だ。
一方、伊丹−花巻など需要が堅調な8路線は増便し、小型機投入などを通じて収益性を向上を目指すことで、年間約100億円の収支改善を見込む。全日空も、国際線のうち中部−広州など2路線を廃止。国内線は神戸−仙台1路線を廃止し、関空−羽田など6路線を減便、新千歳−岡山など2路線を季節運行に格下げする。
昨年11月の利用率は日航、全日空ともに70%を下回るなど採算ラインを割り込んでおり、世界的に経済が悪化する中、両社は大規模なリストラ策が必要だと判断した。
最終更新:1月27日10時12分
<日航>不採算12路線を廃止・減便へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090127-00000036-mai-bus_all
1月27日11時18分配信 毎日新聞
日本航空は、09年度中に不採算の12路線を廃止・減便する。世界不況の影響で旅客数が大きく減少しているためで、08年度に続く大幅な路線の見直しとなる。
廃止するのは、国内線が関西国際空港と女満別、旭川、青森、帯広、釧路を結ぶ5路線、国際線が関空−ロンドン。減便するのは、羽田−関空と、成田空港とニューヨーク、バンコク、ソウルを結ぶ3路線。貨物も成田−マニラと関空−台北を廃止する。見直し対象路線の利用率は5〜6割程度にとどまっている。
日航は08年度下期にも、燃料価格の高騰に対応して計26路線を廃止・減便した。しかし、年度後半からの金融危機による景気後退で旅客、貨物とも大幅に落ち込んでおり、業績の悪化が見込まれる。
全日本空輸も09年度に、関空と地方空港を結ぶ路線など10路線程度の廃止・減便をする予定で、追加も検討している。【位川一郎】
最終更新:1月27日11時34分
-
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090127/asi0901271747002-n1.htm
対立する空の新旧勢力 エアアジア専用空港にマレーシア航空側が待った マハティール氏も参戦 (1/2ページ)
2009.1.27 17:46
【シンガポール=宮野弘之】マレーシアを拠点とする新旧の航空会社の対立が激化している。新興勢力ながら東南アジアを中心に急速にシェアを拡大するエアアジアの新空港建設に、国営マレーシア航空側が反対。これにマハティール前首相まで加わった論議に発展している。混乱が続けばマレーシア経済全体にも影を落としかねないとして、懸念が高まっている。
エアアジアは今月8日、一層の路線の拡大と乗客増に対応するため、クアラルンプール国際空港近くに専用空港を建設、2011年開業の計画を発表した。同社は13年までの4年間で180機以上を運航し、年間最大6000万人の乗客の利用を見込んでいる。
新空港は、マレーシアの複合企業サイムダービー社と組み同社所有の土地にエアアジアが総工費20億リンギ(約490億円)をかけて建設、運用する。ところがアブドラ政権が建設を認めたあたりから雲行きが怪しくなってきた。
クアラルンプール国際空港を管理するマレーシア空港会社はエアアジアの計画に対し、既存の格安航空会社専用ターミナル(LCCT)の拡張で十分対応できると主張。マレーシア航空と空港会社を保有する国営投資企業カザナインターナショナル首脳も19日、地元紙に「マレーシア航空は域内の王者になる必要がある」とし、エアアジアの専用空港建設は無駄で「支持しない」と言明した。
マハティール前首相もこれに同調し建設に反対したことで、事態は急に政治色を帯び始めた。マハティール氏は「隣にクアラルンプール空港があるのに新空港を作るのは金と物の無駄だ」として、建設を認めたアブドラ政権を批判した。
こうした批判にエアアジア側は「クアラルンプール空港の格安航空用ターミナルを利用する乗客は、高額な使用料にもかかわらず不便を強いられている」と指摘。同社のトニー・フェルナンデスCEO(最高経営責任者)も、地元メディアに「すでに航空機を購入しており、11年初めには運用を始める。それまで待つことはできない」と新空港の必要性を強調する。
エアアジアは今後、タイやインドネシア、ミャンマーでも専用空港建設を計画しており、今回はその第一歩と位置づけている。しかし、すでに多額の負債を抱える同社に建設資金調達が可能なのかを懸念する向きもある。このため、建設を認めた政府もここにきて慎重姿勢に転換。月内にナジブ副首相が双方と合い、事態収拾を図る方針だ。
ただ、金融危機の中で数少ない成長株のエアアジアが相手だけに、マレーシア政府がどこまで規制をかけるつもりなのか、関係者は成り行きを注視している。
-
http://www.asahi.com/travel/news/SEB200901220010.html
福岡空港ビル100メートル移設 誘導路増やし混雑緩和
2009年1月25日
国土交通省は福岡空港の国内線第1、2両ターミナルビルを東に約100メートル移設し、跡地を利用して現在1本の誘導路を複線化する方針を固めた。同空港は現在、過密化対策として、新空港を造るか、現空港を拡張するかを市民に意見を募って検討中だが、いずれの場合にも当面の需要増に対応するため必要と判断した。早ければ来年度以降、整備計画や基本設計、実施設計を定め、早期着工を目指す。
新ターミナルビルは現在駐車場になっている部分に建設する。新ビルへの接続のため、国内線第3ターミナルビルも一部改築する見込み。事業費は約340億円で国が3分の2を負担し、残りは福岡県と福岡市、空港運営会社で分担する。
第2ターミナルは東京、大阪、名古屋、北海道、沖縄など国内主要路線に、第1はそれ以外の地方路線に、第3は主に到着用として使われている。こうした区分は変わらない見通しという。
誘導路は発着機がターミナルビル前の駐機場と滑走路を行き来するのに使われる。現在の1本では通行量が限られ、発着の遅れにつながりかねないことから、2本に増やして混雑を緩和する。
福岡空港の年間発着回数は07年度は14万2千回だった。同省は12年度には処理能力の限界とされる14万5千回を超えると予想している。同省担当者は「誘導路の複線化により発着回数を若干増やせる。抜本的な解決にはならないが、新空港や現空港拡張の実現には10〜15年かかるので、現在打てる手を打っていく必要がある」と話している。(ソウ=専の寸が日=喜郁)
◇
〈福岡空港ターミナルビル〉 1969年に第1ビルの供用を始め、74年に第2ビルが開業。81年には国際線旅客ターミナルビル(現第3ビル)の運用が始まった。しかし、長期的な展望を欠いたまま増築を続けたため、乗り継ぎの際にわかりにくいなど不便さが指摘されていた。このため、99年に空港西側に国際線旅客ターミナルを新築し、東側の第3ビルを国内線専用として再整備した。空港全体の旅客数は02年度の1968万人をピークに減少傾向にあり、07年度は1783万人だった。
-
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200901220030.html
濃霧、緊急着陸、機内閉じ込めの苦難16時間 メキシコ航空機
(CNN) メキシコ市発、米シアトル行きのメキシコ航空機が20日、濃霧、緊急着陸などのトラブルに襲われ、一部の乗客が目的地に着いたのは「16時間後」という前代未聞のトラブルがあった。
メキシコ市、シアトル間のフライトの飛行時間は通常なら4時間弱となる。
オレゴン州ポートランドの地元テレビによると、同機はシアトルに近付いたものの濃い霧が災いとなってポートランドに臨時着陸。しかし、税関職員の数が足りず、乗客は機外に出ることを許されず、機内に4時間閉じ込められたという。
一部の乗客はこれに怒り、不穏な空気が流れたため警官が搭乗。騒げば逮捕すると威嚇する事態にもなった。地元の消防局は不満を高める乗客にハンバーガーを配るなどして沈静化を図ったという。
結局、税関職員の手配が付かず、同機はメキシコ市へ戻ることに。シアトルへ戻る別の便を確保するため空港に10時間とどまるカップルもいた。シアトルにやっと戻ったものの、今度は預託荷物が紛失する災難に遭った乗客もいたという。
メキシコ航空側は、ポートランド空港の対応に不満を示しながらも、乗客に謝罪する声明を発表した。
-
秋田空港、120万人割り込む 08年総利用者数
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090123g
県が発表した県内2空港の2008年の年間利用状況によると、秋田空港の総利用者数は118万2042人で、前年に比べ9万5228人(7・5%)の減少となり、1993年以来15年ぶりに120万人を割り込んだ。
また、大館能代空港の年間利用者は12万5260人で、前年より1万1907人(8・7%)減り、98年7月の開港以来、通年では過去最少の利用者数となった。
県は、前年の秋田わか杉国体のような特需がないのに加え、運航ダイヤ変更による利便性の低下、不況でビジネス客が減少したことなどが要因とみている。
(2009/01/23 10:30 更新)
-
>>239
http://www.asahi.com/business/update/0128/TKY200901280280.html
日航と全日空、計30路線で休止・減便 関空や中部中心
2009年1月28日20時11分
日本航空と全日本空輸は28日、今春以降に計30路線で休止したり減便したりすると発表した。景気低迷に伴う出張や観光客の減少に対応するためで、特に低迷する関西空港や中部空港の発着便が見直しの中心だ。
日航は、関空と北海道、東北の各地を結ぶ国内5路線を休止する。関空は、近隣の伊丹空港に比べて人気が低いためだ。国際線では関空―ロンドンを取りやめる。関空―成田を新設して国際線利用客を成田に集約するが、その成田発着でもニューヨーク線を週14便から10便に減らすなど3路線で減便する。
全日空も、関空と四国などを結ぶ国内線で減便し、関空、中部と中国を結ぶ国際4路線を運休。成田と中国、インドを結ぶ路線でも減便する。自動車や家電など輸出企業の不振が出張需要を直撃。中国で相次いだ食の安全の問題やインドのテロも尾を引いている。
今回の見直しは、原油価格の高騰が主因だった昨春より規模は小さい。しかし今春は世界経済の後退を受けた対応だけに、景気低迷が長引けばさらなる縮小も考えられる。
-
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090128/biz0901282014014-n1.htm
関空に再び暗雲 発着回数増えず赤字転落も (1/2ページ)
2009.1.28 20:13
世界的な不況のあおりを受け、関西国際空港を取り巻く環境に再び暗雲が立ちこめている。日本航空と全日本空輸が平成21年度に関空路線の大幅な縮小に踏み切るためだ。関空会社は20年度の発着回数目標だった13万5000回を6000回も下方修正したが、21年度も回復の兆しが見えない。同年度の経常損益が6年ぶりの赤字に転落する恐れもある。(藤原章裕)
「(日航と全日空は)関空切り捨ての前提に立って経営計画を立てているとしか思えない」
28日、関空会社の村山敦社長は記者会見でこう憤った。橋下徹・大阪府知事も27日の記者会見で「このまま関空が沈んでしまっては、日航、全日空のためにもならない」と苦言を呈した。着陸料などの収入が大幅に減るのは間違いなく、関空会社の経営はより厳しさを増す。
両社は昨年11月、原油高騰を理由に関空発着便で計11路線の大幅な廃止・減便を実施したばかり。12月の関空の旅客数(国内・国際線の合計、速報値)は、前年同月比16%減の112万人と7カ月連続で前年割れとなるなど、大きな影響が出ている。
今回は世界景気低迷による需要減を受け、追加リストラを加速する格好。日航が廃止・減便する関空発着路線は搭乗・搭載率が4〜7割台と採算ラインを大きく下回っているという。全日空は関空発着便の縮小が集中したことについて、「結果的に需要がついてこない路線が多かった」(広報室)と説明した。
関空会社によると、平成8年のピーク時に「34都市・84便」だった国内線のネットワークは、今年4月には「11都市・45便」にほぼ半減する。
村山社長はこの日の会見で、関空が“ねらい撃ち”された背景として「大阪(伊丹)空港との役割分担が徹底化されていないから」と指摘。大阪空港の騒音対策などの観点から、「北海道や沖縄などの長距離路線、海外に出発する成田線は関空に集中すべきだ」と改めて持論を展開した。
そのうえで、地方空港と関空を結ぶ路線を維持するため、乗客が少なくても採算が取れるよう、国内の航空会社や関西の経済界が共同出資して、関空を拠点とする小型ジェット機専門の航空会社の設立を求めた。
村山社長は21年度の業績見通しについて、「かなりぜい肉をそぎ落とさないと利益は出ないが、雇用には手をつけない」と説明。6月には就任6年を迎えるが、「敵前逃亡はしない」と続投する意志を改めて示した。
-
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/8edb46e60e01c0777e3739d7c1e7477e/
人気路線でもリストラ、中国・インドで大ナタの航空業界 - 09/01/27 | 07:00
ついに航空業界でも路線リストラが始まった。
全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)は、アジア路線の休止や減便に着手する。ANAは関西国際空港―大連・瀋陽(大連経由)を休止するほか、成田国際空港―上海・ムンバイ(インド)線を大幅減便。JALも成田―上海・北京・バンコクの3路線を3月末まで一時的に減便すると発表した。
これまで国内線や欧米など長距離線を減らす一方、積極的に拡大してきたのが中国、インドを代表するアジア線だが、リーマンショック以降、単価の高いビジネス客の渡航が急減。成長戦略の要にもメスを入れざるをえない状況に追い込まれている。
象徴的なのがANAのムンバイ線だ。インドに進出する自動車関連のビジネス需要を狙い、2007年9月に鳴り物入りで全席ビジネスクラスの路線を就航した。しかし景気悪化に加え、昨年11月のテロを境に搭乗率は5割から2割まで減少。「需要回復が見込めない」(ANA関係者)と、2月2日から毎日運航を週3便に減らす。
デリー便を飛ばすJALも機材大型化やファーストクラス導入など矢継ぎ早に強化してきたが、今後は縮小を迫られる可能性も出てきた。
上海線は供給過剰に
一方、両社が最も危機感を持つのがかつては虎の子だった中国線だ。ANAの上期の国際線方面別の旅客単価は、中国方面だけが前年同期比で下落。将来の需要増を見込み座席数を増やしてきたが、逆に旅客数が減少して採算が悪化している。中でも競争の激しいのが上海線。07年には羽田からも就航可能になり、JAL、ANA、中国系航空会社などを合わせた成田、羽田の首都圏空港からの便数は1日約20便にも膨らんでいる。
これに対して航空関係者は「昨年初めから供給過剰とは認識しているが、実績作りが重要」と漏らす。将来、需要が拡大したときのために、優位な発着枠を確保しておきたい思惑もあるようだ。
特に国際線を中国に集中するANAは中国政府との人脈が太く、信頼感を醸成してきた経緯もある。ANAが今回休止を決めた大連線は、07年に6割あった搭乗率が08年度上期に4割弱に減少。にもかかわらず6月に増便するなど戦略がちぐはぐだ。結局、年末は2割まで急減している。同じく休止を決めた瀋陽線は08年度上期の搭乗率が3割、直近は1割未満に下落するなど崩壊状態。もしこれが国内線ならもっと早く見切りをつけていたかもしれない。
“聖域”ともいえる中国、インドで大ナタを振るい始めた両社。近く発表される来年度の運航計画は、一段と厳しいものになるだろう。
(富岡耕 =週刊東洋経済)
-
久しぶりに増便(しかも純増)のニュース
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20090127-OYT8T01072.htm
福島―伊丹線 5往復に増便へ
全日空福島支店の渋谷孝之支店長は27日、同社とアイベックスエアラインズが共同運航している福島空港―伊丹空港線を4月から、これまでの1日3往復から5往復に増便することを明らかにした。
須賀川市内のホテルで開かれた「福島空港利用促進研究会」で述べた。増便する2便については、50人乗りの機材を使用するという。28日に2社の幹部が県庁の佐藤知事を訪ね、詳細を報告する。
伊丹線を巡っては、これまで1日1往復運航していた日本航空が1月末で廃止されることもあり、4便への増便が決まっていたが、さらに増便することにした。
伊丹線の増便について、同研究会の小林茂委員長は「頻繁に航空機が福島空港に来ることで人の流れを作り出すことができ、空港の活性化にもプラスになる」と歓迎している。
(2009年1月28日 読売新聞)
-
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_k/ckei090127_1.htm?from=nwlb
中部空港 相次ぐ路線減 新規開設 追いつかず
「負のスパイラル」懸念も
エミレーツ航空の中部―ドバイ便は3月末で終了する
世界同時不況で航空需要が減少し、中部国際空港発着の路線廃止が相次いでいる。アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空のドバイ便が3月末で撤退するほか、全日本空輸も中国2路線の廃止を検討している。中部国際空港会社は2009年3月期決算で連結経常赤字に転落する見通しで、業績回復と2本目滑走路建設に向けた道のりは一層険しいものになりそうだ。
(野矢充)
中部空港の路線廃止は08年秋以降に、目立っている。10月に米ユナイテッド航空がサンフランシスコ便を運休し、北米路線は米ノースウエスト航空のデトロイト便だけになった。そのデトロイト便も2月からは、週7便から5便に減らされる。また、12月には、豪州のジェットスター航空がケアンズ便を運休し、豪州への直行便はなくなった。国内航空会社では、全日空が中国・天津線と広州線の2路線の運休を検討している。世界同時不況で世界的な観光需要の落ち込みとビジネス客が減少するなどしたためだ。
国際線の旅客便数は、ピークの07年夏には週354便だった。だが、08年10月末には316便と11%も減った。
これに対し、国際線の新規路線開設は、旅客便では08年8月に運航を始めたベトナム航空のハノイ便が最後だ。貨物便でも08年5月に就航したUPSが最後となっている。国内航空会社では、日本貨物航空(NCA)が3月末に欧州便の運航を始めるが、NCAとしては1年ぶりの中部空港への「復帰」扱いだ。
中部空港の国内線と国際線を合わせた航空旅客数は、統計値が出ている08年11月まで9か月連続で前年実績を下回っている。為替相場が1ドル=90円を上回る円高で推移しており、海外旅行の追い風になるはずだが、不況の影響でビジネス客が海外出張を控えるなど旅客需要は減退している。
中部空港会社は、「中部地域には潜在的な航空需要がある」と地道に営業を続け、コスト削減を徹底して10年3月期の黒字化を目指す。しかし、毎日運航で利用者にとってはスケジュールを組みやすいサンフランシスコ便やケアンズ便、ドバイ便など一定の人気があった路線の廃止は、空港会社にとって大きな打撃だ。
就航都市数は、ほぼ3年間、30前後で推移している。だが、各社が一層の路線見直しに動けば、05年2月の開港時の水準である25都市程度まで減り、使い勝手の悪さが航空需要を冷え込ませ、これがさらなる減便を招くという「負のスパイラル」に、空港会社が陥る懸念も現実味を帯びてくる。
(2009年1月27日 読売新聞)
-
>>96
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/143284_all.html
エア・ドゥ、新千歳−新潟就航を決定(01/27 08:46)
新千歳−新潟線の開設を検討していた北海道国際航空(エア・ドゥ)は二十六日の取締役会で、四月一日からの就航を決めた。一日二往復を計画し、週内に国土交通省に申請する。
同路線で単独運航する全日空が路線を廃止。業務提携するエア・ドゥが引き継ぎ、全日空と共同運航する。機材は三月にリース方式で導入するボーイング737−500型(百二十六席)を使う。
同路線は昨年十一月に就航した新千歳−仙台線に次ぐ六路線目で、羽田発着以外では同路線に続いて二路線目になる。新千歳−新潟線の二〇〇七年度の旅客数は十六万八千人、搭乗率は59・7%だった。
また、同社は三月に導入する機材を効率的に運用するため、現在一日三往復の新千歳−仙台線を四月から四往復に増便する。
-
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090128ddlk12020153000c.html
成田空港:輸出額、過去最大の下げ 昨年12月、前年比48.6%減 /千葉
◇IT関連不振、輸入も減少
東京税関は、成田国際空港の08年貿易概況をまとめた。輸出額は3年ぶりの減少で、特に12月は前年同月比48・6%減とほぼ半減し、過去最大の下げ率を記録した。輸入額も6年ぶりの減少に転じた。
08年の輸出は11兆2119億円で前年比13%減と過去2番目の下げ率。半導体など製造装置が43・2%減▽電算機類が32・5%減▽IC(集積回路)が21・7%減と、IT(情報技術)関連が不振だった。
輸入は11兆3456億円で9・2%減。半導体など製造装置が43・4%減▽ICが14・1%減▽科学光学機器が12・1%減と振るわなかった。
輸出額の激減により、12月だけで過去最高の1712億円の輸入超過となった。
全国の空港に占める08年の成田のシェアは輸出が62・7%、輸入が72・9%だった。
東京税関調査統計課によると、07年はテレビ付き携帯電話の売れ行きが好調で、半導体など製造装置やICの価格も安定していた。しかし、08年に入って単価が低下し、販売も落ち込んだ。昨秋には世界的な不況が発生し、貿易額の大幅な下落につながったとみている。【柳澤一男】
毎日新聞 2009年1月28日 地方版
-
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20090129ke05.htm
「一方的な減便」関空社長、怒り…日航・全日空の廃止・減便
「伊丹シフト」も表面化
日本航空と全日本空輸が28日発表した2009年度の運航計画で、発着便を集中的に減らされることになった関西空港。燃料高の影響を受けた昨秋に続く廃止・減便で、4月の国内線旅客便は過去最低水準の1日当たり45便(11都市)に落ち込む。「関空切り捨てだ」「私たちの足はどうなる」。関空会社幹部や利用者からは、不満や戸惑いの声が上がった。
「一方的な減便だ。地元自治体や経済界の切なる意向を無視しており、極めて残念」。関空会社で同日開かれた定例記者会見で、村山敦社長は怒りをあらわにした。
特に深刻なのは廃止・減便が計10路線に上る国内線の旅客便だ。
開港直後の1996年10月には1日84便(34都市)を数えたが、大阪市中心部に近い伊丹(大阪)空港へ路線が移るなどし、04年12月には38便(12都市)まで減った。国は翌年、伊丹のジェット機枠を削減。関空会社も着陸料を最大9割値下げし、08年8月には71便まで盛り返したが、今回の見直しで便数は5年前に逆戻りすることになる。
今回は、日航が2月から関空で廃止する、いわて花巻便と秋田便を、4月から伊丹で増やすなど、新たな「伊丹シフト」も表面化した。村山社長は「関西3空港の役割分担について、一日も早く地元合意を成立すべきだ」と強調。大阪府の橋下徹知事も「関空は絶対に必要だが、国土交通省は育てていこうとしない」と国の空港戦略に疑問を投げかける。
関空利用客には、便数減への不安が広がる。10月から廃止される旭川便で出張する途中という奈良県大和郡山市の男性会社員(46)は「新千歳(札幌)便を使うしかなくなる。旅客便を維持するため、自治体なども支援を考えてほしい」と話した。
(2009年1月29日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20090129ke03.htm
路線縮小、関空業績に足かせ 2期島整備へ不透明感
日本航空と全日本空輸が28日発表した2009年度の航空路線の見直しは、特に国内線の廃止・減便で関西国際空港の発着便が大半を占めるなど、関空を狙い撃ちした格好となった。すでに旅客数が減るなどこれまでの路線縮小の影響が鮮明になるなか、一段の「路線リストラ」が関空会社の業績悪化に追い打ちをかけるのは必至だ。
(平井久之)
「苦戦している路線を挙げると上位に関空路線の大半が入る」(日本航空)、「飛ばすほど赤字の路線がある」(全日空)。
昨年12月、大阪府の橋下徹知事による航空会社へのヒアリングで、両社は窮状を訴えて理解を求めた。
しかし、路線の廃止や減便は、地方空港から関空を経て海外へ出る乗り継ぎの利便性をそぐ。すでに「地方から韓国・仁川空港などに飛び、そこから各国へ出かける事例が増えている」(旅行大手)という。
関空会社の村山敦社長は「関空発着の新しい航空会社を地元出資で作れば路線網は安定する」と主張するが、実現は極めて難しい。
今回の路線見直しは、アジア方面や深夜便、貨物便など関空が得意とする路線にも及んできた。09年度の発着回数や着陸料収入への影響は避けられず、10年度以降の2期島の追加整備にも不透明感が漂う。
関西大商学部の高橋望教授(交通経済論)は「海外都市へのチャーター便で全国から旅客を集める一方、物流コストを見直し、成田空港に偏った貨物の流れを関空に集める工夫をすべきだ」と指摘している。
(2009年1月29日 読売新聞)
-
>>247
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20090128-OYT8T00877.htm
「地方空港の新モデルに」
アイベックス社長 知事に増便報告
アイベックスエアラインズ(東京都江東区)の服部浩行社長は28日、県庁を訪れ、現在1日3往復している福島〜伊丹空港線を4月から5往復に増便することを佐藤知事に報告した。1日5往復は同社の路線で最多となり、服部社長は報告後、報道陣に対して「50人乗りの小さな機体を高頻度で運航する方法は、地方空港での新たなビジネスモデルになる」と抱負を語った。
アイベックス社によると、今年度の福島〜伊丹線の平均搭乗率(昨年12月末現在)は70・5%。同社が運航する国内9路線の中では、国選線の乗り継ぎ便的色彩が強い成田〜伊丹、成田〜広島線に次ぐ多さだった。
服部社長は佐藤知事に対し、「路線継続のため、皆様のご協力を頂きたい」と報告。佐藤知事は「県民をあげて活用していきたい」と謝辞を述べた。この日は、福島〜伊丹線を共同運航する全日空の藤村修一企画室ネットワーク戦略部長も同行し、日本航空が今月末に廃止する那覇線の代替便について、伊丹からの乗り継ぎ便の利用を呼び掛けた。
4月からの福島〜伊丹線の運航ダイヤは、福島発が午前9時15分、午後0時30分、1時55分、3時45分、7時、福島着が午前8時45分、正午、午後1時10分、3時15分、6時30分。出発、到着とも午後0時台、1時台が新たに増える。
(2009年1月29日 読売新聞)
-
機長、離着陸時に写真撮影 法令違反で厳重注意
http://www.asahi.com/national/update/0130/NGY200901300013.html
2009年1月30日12時50分
全日空のグループ会社の機長(31)=米国籍=が、勤務する旅客機の操縦室で、デジタルカメラで写真を撮影していたことが分かった。計器類や外の風景を撮ってネット上に公開していた。離着陸時に電子機器の使用を禁じた法令に違反したとして、国土交通省は30日、このグループ会社を厳重注意処分した。
国交省と全日空によると、機長は「エアーニッポンネットワーク」(本社・東京都大田区)の所属で、大阪(伊丹)空港などを発着する旅客機の運航に携わっている。ネット上で日記や写真などを公開する「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)」に実名で登録し、友人らが写真を見られるようにしていた。
掲載した写真は数十枚あり、飛行中の計器類や、上空から撮った大阪空港や大阪城の画像があった。滑走路に進入後に撮ったとみられる写真には「高知空港で離陸準備」と記載していた。
写真は昨年末ごろから公開していたが、全日空側が機長に連絡した今月末にすべて削除されたという。エアーニッポンネットワークは、運航の安全業務に専念しなければならないという社内規定にも違反したとして、機長を当面の間、乗務停止とし、社内処分を検討している。
航空法は航空機の安全を阻害する行為を禁止し、具体的には国交省の告示で機内での携帯電話の使用や離着陸時のデジタルカメラの使用が禁じられている。
-
強制除去手続きへ 静岡空港立ち木 知事着手方針
01/30 16:00
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090130000000000071.htm
静岡空港西側の私有地に立ち木などが残る問題で、県は30日、滑走路2500メートルでの完全運用に向け、地権者との話し合いと並行し、立ち木などを強制的に除去するため、航空法に基づく法的手続きに着手する方針を固めた。石川嘉延知事はこれにより、完全開港への道筋を付けたとして、自身と空港担当の花森憲一副知事を減給処分とする処分案も固め、県議会2月定例会に議案を提出することを併せて、同日夕の臨時会見で発表する。
立ち木などの強制的除去に向けた法的手続きは、空港設置者が進入表面などの上に出る障害物の所有者に、その除去を求めることができるとした航空法の規定に基づいて行われる。県が立ち木地権者と除去について協議し、これが調わない場合は国交省に申請して裁定を仰ぐ。
国交省は先月の静岡空港の事業認定取り消し訴訟の口頭弁論で、県が地権者に除去を求める民事訴訟を新たに起こし、勝訴の判決を受けた上で、民事執行法の手続きにより強制的に除去できるとの認識を示していた。
また、静岡空港の滑走路短縮による暫定運用のための追加工事完了を受け、石川知事は臨時会見で、6月4日に滑走路2200メートルの暫定運用で開港するのに必要な完成検査の国土交通省への申請も報告する見通し。
-
ジャンボジェットのエンジンをバイオ燃料を使って試運転
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1227192268/18
-
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090130/biz0901302135019-n1.htm
米UPSが貨物便運休 中部空港、貨物需要激減で
2009.1.30 21:35
米国際物流大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は30日、中部国際空港に週5便乗り入れている国際貨物便を2月1日から運休することを明らかにした。自動車部品を中心に貨物需要が冷え込んでいるため。30日、中部空港に伝えた。
貨物便は米アンカレジから中部空港を経由して上海まで結ぶ路線で、昨年5月に就航した。UPSの運休により、中部空港の国際貨物便は2月から週20便にまで落ち込み、過去最低の水準となる。
-
≪福島空港≫
>>48>>28>>29>>79>>139
>>152
日航撤退で2億円減収 福島空港ビル来年度見通し
>>225
福島空港 法大、教室開設の意向
>>247
福島―伊丹線 5往復に増便へ
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000901300005
空港 視界ゼロ JALあす撤退
2009年01月30日
福島空港から31日、年間利用客の4割を占める日本航空(JAL)が撤退する。世界的な経済の悪化もあり、新規路線の就航はすぐには見込めそうもない。生き残る道はあるのか。
●避けられぬ縮小
須賀川市で27日にあった「福島空港利用促進研究会」。官民の空港関係者でつくる空港の利活用方法を探る会だが、小林茂委員長は「このままでは全日空(ANA)も2年以内に撤退する。手を打たないといけない」と、危機感をあらわにした。
JALの撤退で2月以降、空港の運営は大幅な縮小を余儀なくされる。須賀川商工会議所の試算では、空港勤務者は現在の約420人から約300人になる。うちJALは57人で、空港施設を管理する「福島空港ビル」のレストラン2店も撤退するためだ。
利用客の減少は、バスやタクシー、土産物店などに直接的な打撃を与える。同商議所の笹沼茂夫専務理事(65)も「ANAがいなくなったら廃港だ。行動を起こさないと」と強調した。
●利用者減少続く
空港の建設は東北新幹線が開業する5年前の77年、県の長期総合計画に盛り込まれた。東北地方で唯一、空港がなく、国の「1県1空港」方針の後押しもあった。
東京まで約230キロの近距離で、羽田便のない地方空港として93年に開港。90年代後半には、空港のある阿武隈地域が首都機能の移転先候補地の一つとなったが、今や移転構想自体が立ち消え状態だ。
01年度からの県の長期総合計画で、空港の利用者目標は「10年度に100万人」だった。実際には99年度の75万8千人をピークに減少傾向となり、昨年度は51万6千人にまで落ち込んだ=グラフ。今年度は名古屋便がなくなった影響で、12月末までで前年同期比9%減の36万4千人にとどまっている。
一時は北海道・帯広や福岡など国内7路線が飛ぶこともあったが、競争激化で航空各社は不採算路線から撤退。2月以降に残るのは札幌と大阪・伊丹の2路線だけとなる。
空港建設に投じた総額は、県費269億円を含め562億円。それだけの巨費を投じた空港をどう生かすか。「奇策はない。地道にやっていくしかない」と県幹部は話す。
●施設生かす策は
航空各社が地方路線を縮小した結果、どの地方空港も利用者減に悩む。プロ野球の巨人やソフトバンクがキャンプに訪れる際に使う宮崎空港。ピークの97年の利用者は350万人だったが、昨年は300万人を割り込む見通しだ。
「地元の『足』というだけでは生き残れない。別の形で人を呼ぶ工夫が必要だ」。宮崎空港ビル社の担当者は、こう話す。集客の目玉はイベント。その一つが、戦闘機ショーが見られる「航空祭」だ。市街地まで5キロという地の利で、当初は約2万人だった来場者は今や8万人になった。
庄内空港(山形)には、英語やフランス語を教える外国語教室がある。同空港は3月末で羽田便だけになるため、海外旅行者にできるだけ来てもらえるよう、庄内空港ビル社が国際色を強めることを目的に誘致した。担当者は「足踏みしても、靴の底は減るだけ。置かれた環境や状況に応じて、特徴を打ち出す必要がある」と生き残りに必死だ。
福島空港でもコンサートや航空祭は開いているが、県から派遣された橋本典男・空港利活用担当課長は「目玉になるイベントとは言えない」。ただ、2300台分ある無料駐車場は強みといい、「人が集まりやすい利点を今後、どう生かすか」と話している。
-
≪福岡空港≫
>>52
>>224
福岡空港新設か増設か、国会議員も見解割れる
>>232
福岡空港の過密化対策 「新空港の建設を」主要企業 「増設案の選択を」地主組合 アピール合戦、活発に
>>241
福岡空港ビル100メートル移設 誘導路増やし混雑緩和
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20090130ddp041010010000c.html
どうする福岡空港:「海上」民主県連反対へ 利用者増の予測疑問視
福岡空港の過密化問題に関する住民への意見聴取(PI)が終了したのを受け、民主党福岡県連は海上空港の新設に反対する方向で最終調整に入った。最近の経済情勢悪化などを受け、利用者数が今後も伸び続けるとした需要予測を疑問視。高額な事業費の地元負担は困難と判断した。
県連は27日の政策審議会で、新空港に批判的な五十嵐敬喜・法政大教授を招いて勉強会を開催し、新空港には反対との認識で一致した。滑走路増設案を支持するか、現状維持を求めるかについては、今後さらに議論する。
PIの実施主体だった福岡空港調査連絡調整会議は、現在の福岡空港の滑走路処理能力について「2012年に限界(発着回数年14・5万回)を超える」と予測。新空港を建設した場合、発着回数は年21・3万回まで対応可能となり、旅客数は年約3100万人に増えるとしている。
しかし、同空港の08年の発着回数は、07年比7500回減の13万5000回、旅客数は60万人減の1729万人と大幅減。県連幹部は「航空会社の減便もあり、右肩上がりの需要予測に疑問がある。大型公共事業の必要には迫られていない」と指摘した。【川名壮志、斎藤良太】
毎日新聞 2009年1月30日 西部朝刊
-
≪関西国際空港≫
>>19
「ばかな路線」と橋下府知事 大阪−成田便廃止要請へ
>>27>>30
関空に寒風 運休・減便相次ぐ冬ダイヤ
>>86
成田―関空便開設へ 日航 需要多く来春から
>>88
伊丹〜成田を大型化=関空は地方5路線廃止も−日航
>>150
神戸・関空路線をさらに大幅減便へ 全日空
>>183
関空―サイパン運休 NW航空3月から
>>214
関空路線、国内・国際で減便相次ぐ 成田への集中進む
>日航は北海道路線などで、全日空は羽田、鹿児島路線などで減便する。同日、米ノースウエスト航空も米デトロイト路線などの運休
>関空の北米路線はユナイテッド航空のサンフランシスコ(1日1便)、エバー航空のロサンゼルス(週3便)の2路線のみとなる
>>231
関空旅客数 急降下…不況、円高、減便で三重苦
昨年12月 前年比16%減
>>239>>244
日航、全日空 関空中心に路線整理…リストラ加速 4月新年度から
日航と全日空、計30路線で休止・減便 関空や中部中心
>>245
関空に再び暗雲 発着回数増えず赤字転落も
>>251
「一方的な減便」関空社長、怒り…日航・全日空の廃止・減便
「伊丹シフト」も表面化
>開港直後の1996年10月には1日84便(34都市)を数えたが、〜04年12月には38便(12都市)まで減った。08年8月には71便まで盛り返したが、今回の見直しで便数は5年前に逆戻りすることになる。
-
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090130/lcl0901302321005-n1.htm
大阪府が関西3空港に関する提言 関空を出入国拠点に (1/2ページ)
2009.1.30 23:21
大阪府は30日、橋下徹知事の指示を受けて関西、大阪(伊丹)、神戸の関西3空港に関する提言(素案)をまとめた。関空活性化がメーンで、関空を西日本の出入国拠点とすることや、大阪−成田便の廃止などを国や航空会社に要望した。
一方、橋下知事が関空浮揚策として示していた大阪空港の廃止は盛り込まれず、これまでの発言よりもトーンダウン。橋下知事は「検討はしたが、勉強不足だった」と“伊丹廃止”を事実上断念した理由を説明した。
提言では、関空が抱える課題として、欧米などへの長距離国際線と国内便の減便により、関西や西日本の需要が成田空港に流出していることや、多額の有利子負債を抱えていることで、着陸料など空港利用コストが高いことなどを指摘。
西日本の出入国拠点としての機能回復のため、長距離国際線の誘致▽国内便の回復▽関空−成田便利用促進のための大阪−成田便の廃止▽関空へのアクセス向上−などを進めるよう提言している。また、有利子負債の軽減を国に求めることも盛り込んだ。
一方、関空の利用促進を目的に、橋下知事はこれまで「伊丹の廃止も検討すべきだ」と発言していたが、提言には盛り込まれず、3空港の一体運営についても、「空港運営の効率性の観点から考えるべきだ」と触れるにとどまった。
橋下知事は報道陣の取材に「府民にわかりやすいよう、よくまとめてくれた。これを議論の“たたき台”にして、国や航空会社に働きかけたい」と提言内容を評価。一方、大阪空港の廃止を盛り込まなかったことについては「検討はしたが勉強不足だった。仕方がない」とした。
国土交通省航空局は「地元がこのような提言をまとめてくれるのはありがたい。内容については、具体的に検討する」としている。
-
実質 羽田-旭川の減便・羽田-新千歳の増便ってことでしょう。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/144050.html
旭川−羽田線の一部 新千歳経由に変更 スカイマーク(01/30 15:48)
スカイマーク(東京)は三十日、旭川−羽田線の一部を、四月から新千歳経由に路線変更することを決めた。“ドル箱”の新千歳−羽田線の利用客も取り込むことで、搭乗率アップを目指す。
旭川−羽田線は現在一日二往復。このうち午前の旭川発と午後の羽田発の一往復分を新千歳経由にする。到着までの時間は直行便(約一時間四十五分)より約一時間長くなる。
旭川−新千歳間の運賃も数千円に設定する。旭川−羽田間の搭乗率は平均55%程度だが、新ルートの開設により10−15%程度アップさせたい考えだ。
-
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001679468.shtml
スカイマーク、神戸発着を大幅拡充へ
航空会社のスカイマーク(東京)は三十日、中期経営計画(2009-14年度)を発表し、神戸空港発着の路線を大幅に増やすことを明らかにした。神戸空港を「関西の拠点」と位置付け、低運賃を武器に路線を拡充する。
同社は現在、羽田空港を拠点に神戸や福岡など五路線で運航。神戸便は一日五往復しており、四月から六往復に増やす。
中期経営計画によると、神戸関連は、今年十二月に那覇便(一日二往復)の定期運航を開始。2010年には新千歳便(二往復)、福岡便(四-六往復)を運航し、11-12年には熊本便(三往復程度)を就航させる方針。14年までに航空機を小型のボーイング737-800型機(百七十七席)に統一して現在の十機から二十機に増やし、13-14年に仙台、松山便を新設することも検討する。
計画通りなら、同社の神戸発着路線は六路線増えて七路線となる。他の航空会社の便数を含めると、2010年にも神戸空港の発着回数が上限(一日三十往復)を超える可能性が出てきたため、今後、国などに増枠を要望していく。
同社は神戸-羽田便の大人普通運賃を一万千五百-一万二千円にするなど低価格戦略を進めており、平均70%以上の高い搭乗率を維持。航空機の機種を統一したり、乗務員らの制服を廃止してウインドブレーカー着用に変えたりしてさらに運航コストを引き下げ、「搭乗率65%で利益の出る体質にしたい」(西久保慎一社長)としている。
(1/30 21:11)
-
ええっ!会社の会議室のカレンダー全部 ↓ にしたのに。。。今年は
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009013190102441.html
日航カレンダー打ち切り 乗務員モデルに、20年で幕
2009年1月31日 10時25分
JALの客室乗務員カレンダーが制作打ち切りへ
日航が20年にわたり手掛けてきた人気の客室乗務員カレンダーの制作を、今年で打ち切ることが分かった。景気悪化を受けた経費削減の一環だが、「あこがれの客室乗務員に会えなくなる」と惜しむファンの声が聞こえてきそうだ。
バブル景気に沸いた1989年、航空会社の「花形」である客室乗務員をモデルに発行された。壁掛け型と卓上型の2種類があり、毎年暮れになると一般書店などで販売されていた。年代物になるとネットオークションで1万円近くの高値が付くことも。
ピーク時の93年には、壁掛け型カレンダーで約10万部印刷されたが、販売部数は景気悪化や時代の流れとともに徐々に減り、09年版は半分の約5万部まで減少した。
02、03年にモデル撮影を手掛けた写真家の立木義浩さんは「撮影当時、世間にはまだ客室乗務員へのあこがれが強かった。時代の流れを感じます」と話した。
(共同)
-
>>262
神戸空港の生きる道はこれではないか。巧く行けば良いけど。
神戸空港が便利になれば伊丹も不要になる。三宮からならJRで大阪までと20分で蛍池から梅田への15分と大差ないし,京都へは直通するので伊丹よりもましてや関空よりも近い上にこの3月には難波とも直結する。
>>263
笑。これ買うんですよね?
ちゃんと経費で認められたんですねー。
もっと高くして儲けると云う訳にも行かないのかな。
-
>>264
いや、取引先が持ってきてくれるんで。。。
配布カレンダーとしてはやっぱ人気ありますよ。
>>181も同じ取引先からもらいました笑
-
なるほど〜。俺にとってもカレンダーは貰うものであんま使わないので棄てられるものですねー。
出張手配する旅行会社とかが大量に買って年末の挨拶に配ったりしてたのが,経費節減でそういう需要が減ったということなんでしょうか。
-
>週二便から一便に減便する一方、機体を二十人乗りから百五十人乗りへと
今までの20人乗りってのも凄いけど、150人のりで採算取れるのか?
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2009013002000179.html
富山便 削減し大型化 ウラジオ航空 週1便、150人乗り
2009年1月30日
ウラジオストク航空は三月二十九日から、富山−ウラジオストク定期便を現在の週二便から一便に減便する一方、機体を二十人乗りから百五十人乗りへと大型化する。景気悪化でビジネス客の利用が落ち込んでいるため、ターゲットを観光客にシフトするのが狙いとみられる。
富山県総合交通政策課によると、運航日は現在の月、金曜日から火曜日だけとなる。機体の大型化で運航時間は片道二時間となり四十分間短縮される。
ウラジオストクへの定期便があるのは富山、新潟両空港だけで、羽田空港との定期便がある富山では乗り換えがスムーズのため首都圏からの利用客も見込めるという。
同課は「観光客が増えれば増便もあり得る。ロシア人の観光は長期型が多いと聞くので、観光課とも連携し富山に滞在してもらえる魅力的なツアーも考えたい」と話している。 (富山・対比地貴浩)
-
東京発10:50 富山着11:50
富山発15:25 ウラジオストク着19:30
こうか・・・丸1日かかりますね。
-
http://mainichi.jp/select/world/news/20090131k0000e040063000c.html
横田基地:軍民共用へ基地外にターミナル 都が米に提案へ
米軍横田基地の軍民共用化を求めている東京都は、民間空港のターミナルを基地の外に建設することを米国側に提案する方針を固めた。オバマ政権が進める米軍再編などの動きを見極めた上で提案時期などを決める。米軍の活動を損なわない条件を提示し、こう着した協議を促進させたい狙いがある。【木村健二】
横田基地の軍民共用化は、石原慎太郎知事が初当選した99年4月の知事選で公約に掲げた。03年5月に当時の小泉純一郎首相とブッシュ大統領が検討開始で合意。06年5月にまとまった在日米軍再編の最終報告で「具体的な条件や態様に関する検討を実施し、検討開始から12カ月以内に終了する」と明記された。
これを受けて発足した日米両政府間の協議組織「スタディーグループ」は06年10月から07年秋まで計8回の会合を重ねたが、結論が得られないまま1年が経過し、その後の目立った進展はない。このため、都は乗降客が多数行き来する民間ターミナルを基地の外側に置くことで、米軍の活動上の制約で難色を示しているとみられる米側を軟化させたいとしている。
石原知事は「外に公有地や空き地があるから、向こうも得する形のプロポーズ(提案)をしようと思っている」と話している。
ターミナルの建設候補地について、都基地対策室の担当者は「協議が煮詰まって米国側の感触を得てからでないと公表できない」と控えている。誘致に積極的な姿勢を見せているのが、武蔵村山市。市南西部で基地に隣接した大規模農地(通称・多摩開墾、約56ヘクタール)について、07年6月に「民間空港の適地」と位置づける報告書をまとめている。地域活性化の起爆剤として期待を寄せる。
ただ、他の周辺自治体は「騒音増加で生活環境が悪化する」(瑞穂町)など慎重な姿勢で、実現に向けては国内の調整も曲折が予想される。
【ことば】米軍横田基地
東京都西部にある5市1町(立川市・昭島市・福生市・武蔵村山市・羽村市・瑞穂町)にまたがる。米国側の資料によると、延長3353メートルの滑走路が1本あり、総面積は約708ヘクタールで東京ドームの約150個分。在日米軍司令部と第5空軍司令部が置かれ、軍人や家族ら約1万1000人(08年11月現在)がいる。都によると、08年度の飛行回数は約2万1000回。
-
>>187>>240
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090131/asi0901312035001-n1.htm
格安航空会社の専用新空港建設は見送り マレーシア
2009.1.31 20:34
マレーシアのクアラルンプールを拠点とする格安航空会社エアアジアが計画していた専用空港の建設をめぐり、マレーシア政府は建設承認を取り消し、代わりに現在のクアラルンプール空港にエアアジア用の新ターミナルを増設することででエアアジアと合意した。
地元紙ニュー・ストレーツ・タイムズなどによると、ナジブ副首相兼蔵相が30日、エアアジアのフェルナンデスCEOと会談し、空港使用料などエアアジア側の要望を受け入れる意向を表明。フェルナンデス氏も合意したという。
同空港建設をめぐっては、すでにあるマレーシア空港の格安航空専用ターミナルでは手狭だとして、エアアジアが近くに専用空港を建設すると発表したが、現在の空港を運営する国営企業やマレーシア航空に加え、マハティール前首相らも資源などの無駄遣いになるとして建設に反対していた。マレーシア政府はいったんは建設を認めたが、こうした批判を受け、ナジブ氏が調停に乗り出した。(シンガポール 宮野弘之)
-
http://www.asahi.com/national/update/0131/TKY200901310227.html
背伸び新管制塔 完成すると世界で3番目 羽田空港
2009年2月1日3時2分
羽田空港(東京都大田区)の南側沖に4本目の滑走路が10年秋にできるのに合わせ、新しい管制塔の建設が進められている。高さ約116メートル。国内では最高、世界でも3番目の高さだ。本格的に国際化する首都圏空港の新たなシンボルとなりそうだ。
新滑走路ができると、新たに年間約11万回の発着枠ができ、少なくとも3万回が国際線に振り分けられる。新管制塔は一足早く、10年1月中旬ごろから使われる見通し。高さはすでに約200メートル北にある現在の管制塔(約78メートル)を追い越していて、夏前には工事を終える。
ますます混雑を増す日本最大の空の玄関。今秋からは管制官の訓練が、新管制塔で始まる。(佐々木学)
-
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090201t62009.htm
日航、福島から撤退 最後の伊丹便飛び立つ
燃料価格高騰や利用者低迷を理由に福島空港(須賀川市、福島県玉川村)からの全面撤退を表明した日本航空は、31日の便を最後に大阪(伊丹、関西)、沖縄の2路線を廃止した。1993年の開港以来乗り入れてきた日航は、福島空港から完全撤退した。
午後7時すぎ、最後の伊丹便が飛び立つと、空港関係者らは複雑な表情で見送った。デッキから写真に収める市民の姿もあった。日航は空港事務所や福島支店(郡山市)も閉鎖した。
この日、友人3人と沖縄からの便を利用した須賀川市の橋本富次さん(78)は「開港時から見てきたので、残念の一言。空港も寂しくなるね」と話した。
日航の2路線(計3往復)は2007年度、約20万3500人が利用し、国内線利用者の約半数を占めた。日航の完全撤退で空港利用者は大幅に減る見通しで、空港内の飲食店や土産などの物販店も一部閉鎖される。
福島空港の定期路線は全日空の大阪(伊丹、アイベックスエアラインズと共同運航)、札幌線とソウル、上海の国際線のみとなる。
2009年02月01日日曜日
-
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-02-02-M_1-020-1_001.html?PSID=9a16aa7b0815dc2b868a0daf59aac78e
2009年02月02日【朝刊】 経済
直行便就航 交流に希望/鹿児島・長崎へSNAがつなぐ
スカイネットアジア航空(SNA、宮崎市、伊東正孝社長)が一日初めて沖縄路線に就航し、同日、記念式典が那覇空港搭乗ゲート前で行われた=写真。就航したのは沖縄―鹿児島(一日二往復)と沖縄―長崎(同一往復)の二路線で、いずれも全日空から路線を引き継ぎ、同社と共同運航(コードシェア)する。SNAが地方空港同士を結ぶ路線に参入するのは初めて。
式典には伊東社長のほか県の上原良幸企画部長と長崎、鹿児島両県の幹部、県経済団体会議の知念榮治議長、沖縄観光コンベンションビューローの平良哲会長ら関係者多数が出席。伊東社長は「沖縄と九州を結ぶ地域の足として末永いお付き合いを」とあいさつした。
孫の名嘉太陽くん(6)が四月から小学生になる記念に、SNA第一便に合わせ鹿児島を旅行するという浦添市の新崎盛善さん(75)は「いい思い出になるよう桜島などの写真をいっぱい撮って写真集にしたい」と張り切っていた。
石垣―名古屋JTAが開設
【石垣】日本トランスオーシャン航空(JTA、那覇市)は一日、石垣―名古屋(中部)の直行便を開設した。一日一往復で石垣発は那覇経由。
就航記念セレモニーで同社の野間正副社長は「期待に応えられるよう、安全に運航する。名古屋と石垣の交流を深めてほしい」とあいさつした。
初便で名古屋から訪れた岐阜県多治見市の会社員、細川洋治さん(30)は「八重山に行ってみたいと思っているときに、新聞広告で直行便のツアーがあることを知った。離島を回るのが楽しみ」と話した。
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20090202-OYT8T00087.htm
石垣島へ運航開始
中部空港 国内線新規就航は開港後初
日本航空グループの中部―沖縄・石垣線が1日運航を開始し、中部国際空港の国内線搭乗ゲートで出発式が行われた。中部空港の新規就航は昨年8月のベトナム航空ハノイ線以来で、国内線では開港以来初めて。
運航する日本トランスオーシャンの大森徹社長は「自然豊かな沖縄観光は年間600万人が訪れ、就航を機にますますのご利用を」とあいさつ。空港会社の稲葉社長も「厳しい経済環境の中、英断に感謝したい」とお礼の言葉を述べた。
初便は150人乗り旅客機がほぼ満席で、郷土芸能「エイサー」がにぎやかに太鼓を打ち鳴らすなか、旅行カバンを手にした乗客が次々乗り込んだ=写真=。同便は中部発午前9時25分と石垣発午後3時の1日1往復で、毎日運航する。
◇
一方、ジェイ・エアが導入したブラジル製小型ジェット旅客機「エンブラエル170」が1日、名古屋と福岡、松山間に就航し、豊山町の県営名古屋空港で記念式典があった。同社が国内で初めて2機を導入、2010年3月末までに10機を配備する計画。
同機の座席数は76席、通路幅や座席の足元が広く、ゆったりした居住性が売り物。名古屋―福岡線4往復、名古屋―松山線1往復で利用される。
(2009年2月2日 読売新聞)
-
これは凄い記事では!?
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090202/plc0902021110003-n1.htm
関空・国内線に海外参入容認
2009.2.2 11:09
路線の廃止や減便が相次ぐ関西空港を支援するため、国土交通省が海外航空会社に対し、関空発着便に限って国内線の運航を認める方向で検討していることが2日、明らかになった。すでに海外航空各社に打診を開始しており、前向きな姿勢を示す会社もあるという。
具体的には、関空発着の海外航空会社に同じ機材で国内の他の地方へ向かう路線を新設することを認め、国内部分だけ利用することを可能にする。現在、外国から来て国内の2空港に立ち寄る海外航空会社の路線は存在するが、国内部分だけ利用することはできない。
一方、国交省は自国産業を保護する観点から、国内部分は、日本の航空会社との共同運航(コードシェア)とする考え。同じ飛行機に、2社の便名をつけて運航することになる。
関空では、景気後退の深刻化によって旅客需要の低迷が進んでいることから、国内航空会社による路線の廃止・減便が加速している。1月にも日本航空が、国際線の関空−ロンドン、国内線の関空−女満別などを、全日本空輸も、国際線の関空−大連などを廃止することを発表。21年度も不採算路線の大規模な整理が進む見込みだ。
このような状況に、大阪府は1月30日、「関西3空港に関する提言」を発表。関空発着の国内路線を国内航空会社が維持できない場合、海外航空会社が国内各方面へ運航することを可能にするよう、国交省へ要請する方針を明らかにしていた。
-
>>276
おお,これは凄い。
是非実現すべし。関空とあと中部ぐらいでやってもいいかもしれませんな〜。
-
>>276-278
料金の自由度を上げられるようにしないと旨味が少ないですよね。
将来はそれをすると匂わすとしても将来の可能性だけで先行投資してくれるかなぁ。。
関西国際空港:国内線、海外航空の参入容認 乗り継ぎ機能強化−−国交省検討
http://mainichi.jp/kansai/news/20090202ddf001040002000c.html
路線数が減少する関西国際空港について国土交通省は、関空に発着する外国の航空会社から国内路線の開設申請があった場合、認める方向で検討していることが2日、分かった。関空の乗り継ぎ機能を強化するのが狙いで、関空会社は外国航空会社に打診を始めた。国際的に外国航空会社に対し自国の国内路線の運航を認めている例はなく、日本の航空会社との共同運航(コードシェア)として認める方針。【井出晋平】
現在、国内2空港に立ち寄る外国航空会社の路線はあるが、国内区間だけの利用はできない。外国航空会社に国内路線の開設を認める場合にも、日本の航空会社とのコードシェアを義務付け、チケットは日本の航空会社が販売する。
国交省、関空会社は、外国航空会社の関空から東北や北陸、中国方面への路線開設を想定。外国航空会社に打診を始めている。だが、外国航空会社にとってはチケット販売を日本の航空会社に一任するため価格設定の自由度が低い。
開設してもメリットが得られるかは不透明で、実現には、「割安な価格設定などさらにハードルを越える必要がある」(関空会社幹部)という。
関空の国内線は、ピーク時(96年10月)には1日34都市84便あった。現在は15都市54便だが、日本航空と全日本空輸が減便を発表。4月からは11都市45便となり、過去最低だった12都市38便に次ぐ低い水準となる。
毎日新聞 2009年2月2日 大阪夕刊
-
≪茨城空港≫
>>97
マレーシアの航空会社から就航の確約得られず
>>148
『茨城空港』名称見直し問題
>>193
アシアナ航空が定期便就航へ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090202-OYT1T00945.htm?from=main5
「首都圏の第3空港」来春開港・茨城空港に韓国便就航へ
韓国大手航空会社「アシアナ航空」は2日、2010年3月に開港する茨城空港に、ソウル・仁川空港を結ぶ定期便の就航を発表した。茨城空港への乗り入れ表明は初めて。
アシアナ航空の玄東実(ヒョンドンシル)専務が県庁で、橋本昌知事に運航計画を伝えた。ソウル便は1日1便の予定。開港の数か月後に、釜山便を週3便程度就航することも計画している。
航空自衛隊百里基地との官民共用空港となる茨城空港は、羽田空港の発着枠拡大の影響などで、国内線誘致が難航している。このため県は、格安航空会社の国際線を中心にした誘致を進めている。
航空会社のコストを抑えるため、出発・到着手続きをすべて1階で済ませられるようにするなど、全国初となる取り組みをアピールしている。
記者会見した玄専務は「便が込み合っている成田や羽田に次ぐ、首都圏の第3空港としての役割も担える」と語った。
県によると、マレーシアの大手格安航空会社「エア・アジアX」も就航に前向きな姿勢を示している。
(2009年2月2日22時12分 読売新聞)
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090202-OYT8T01167.htm
茨城空港に韓国便
「首都圏空港に期待」アシアナ専務 釜山便も計画
茨城空港の路線がようやく1路線決まった。2日、乗り入れを表明した韓国大手航空会社「アシアナ航空」(本社・ソウル市)の玄東実(ヒョンドンシル)専務(日本地域本部長)は県庁で記者会見し、「茨城空港は、十分な便数を確保できない成田や羽田に次ぐ首都圏第3空港としての役割を担える」と就航の決め手となった理由を説明した。世界的な景気悪化など厳しい環境の中、引き出した最初の就航表明。釜山便の就航も計画されており、県は今後の就航路線拡大の弾みにしたい考えだ。
運航計画によると、茨城―ソウル・仁川便は1日1往復。エアバスの小型機(141人乗り)を導入し、搭乗率の目標を75%に設定する。日本、韓国からの需要割合をそれぞれ65%、35%と想定し、両国合わせて年間2万8000人の乗客を見込んでいる。
玄専務は県庁で橋本知事と会談後に記者会見し、「不況の中にあっても、日本と韓国の人的交流はそれほど落ちていない。(茨城空港への乗り入れで)首都圏での供給増大が期待できる」と述べた。
茨城の魅力として、韓国からの集客が見込めるゴルフ場の多さにも言及。タラップで乗り降りするなど低コスト化を意識した空港ターミナルに関しては「無駄を省いた使い勝手のいい空港。私たち航空会社にとってはまさに望ましい」と最大限に評価した。
開港数か月後に計画されている釜山便就航についても「これまでは福岡、関西空港にしか便がなく、首都圏としては初めての就航になる」と、新たな需要の拡大に期待をにじませた。
自ら韓国を訪問するなどして、就航を働きかけてきた橋本知事は「大変喜んでいるというのが本当の気持ち。これらの路線の成功に向けて、今後とも頑張っていきたい」と語った。
解説
成田、羽田両空港の発着枠拡大や、世界的な景気低迷など逆風が吹くなか、アシアナ航空から就航表明を引き出せたのは、県が航空業界の情勢を見極め、早々に国際線誘致にかじを切ったことが奏功した結果とも言える。
ただ、茨城空港の整備構想は、大阪、札幌、福岡、那覇の国内4路線の就航を想定して進められた経緯もある。地方空港の性質上、地元住民の利便性を高める国内線の誘致もやはり視野に入れる必要はある。橋本知事はこの日の記者会見で、大手傘下の国内航空会社との交渉にも力を入れていく考えを示したが、国内線開設のメドは立っていない。日本航空や全日空が相次いで国内路線を廃線にするなど、国内地方路線を取り巻く環境は厳しく、国内線の就航交渉はイバラの道が続きそうだ。
CIQ(税関、出入国管理、検疫)体制の構築や、荷物の積み下ろしなど地上作業を担うハンドリング会社の誘致も課題になる。認知度を高めるため、海外向けの空港名称を変更するかどうかも結論が出ていない。1社だけの就航では空港の成功はない。空港の利点をアピールし、いかに路線を増やしていくか。課題は山積している。
(作田総輝)
(2009年2月3日 読売新聞)
-
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/461b50b98862fbad60564dd40b9842d6/
容赦なき路線廃止・減便、窮地の関西国際空港(1) - 09/02/03 | 12:30
日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)が国土交通省に提出した2009年度の路線便数計画が明らかになった。未曾有の景気後退を受け、JALは10路線、ANAは18路線の廃止、減便を予定しており、原油高を背景にした昨年度、今年度に続く大規模なリストラになる。
中でも不採算路線として浮き彫りになったのが関西国際空港発着便だ。JALは女満別、帯広など北海道中心に5路線の廃止を決定。昨年8月にも東北中心に5路線の廃止を発表したばかりで、短期間に10路線もの廃止が関空に集中。関空に残されたJALの国内線は、札幌、羽田、福岡、那覇の4幹線のみで、地方への空の道は閉ざされた。ANAも羽田、高知、松山、鹿児島など、関空路線中心に減便を加速している。
ただ、同じ関西圏でも、大阪国際空港(伊丹空港)はリストラ対象から外れている。それどころか、JALは同じ花巻空港でも関空便を2月に廃止する一方、伊丹便は4月から増便する。関空便の搭乗率が5割を下回るのに対し、伊丹便は7割近い高収益路線と対照的なのだ。
過去最低にまで減便
関空は米同時多発テロなどで航空会社が苦境にあった01年度から危機的状態に陥った。国土交通省は04年度に救済策として、関空と伊丹のすみ分けを断行。関空に長距離便を就航させる一方、伊丹は中近距離便空港として活用するとともに、ジェット枠上限も設け機能縮小を促した。これによって、航空各社はドル箱路線である長距離路線の多くを無理やり関空に移行。JALは05年から18便を関空に移したが「以前よりも収益力が悪くなった」(経営企画室マネジャーの岩崎平氏)。
JALの関空路線の赤字は、07年度に100億円を超え、1路線当たり7億〜8億円の赤字を垂れ流している。「これまでほかの黒字路線でカバーしてきたがもう限界」(岩崎マネジャー)とついにさじを投げた格好だ。ANAの岡田晃執行役員も「後背地需要、旅客単価、コストの三つの観点で関空は厳しい」と冷淡に突き放す。
1994年に開業、96年のピーク時には、国内線1日34都市84便にも上る就航数を誇った関空。だが、利用者も航空会社も逃げ足を速めた結果、今回のリストラで1日9都市45便とかつてない水準に激減する。
1月28日に記者会見した関空の村山敦社長は「国内線のネットワークは過去最低だ。乗り継ぎ機能が大幅に低下し国際拠点空港としても困難になる」と憤った。大阪府の橋下徹知事も昨夏に「伊丹廃止論」をブチ上げたうえ、昨年末には航空各社を呼び出し関空での増便を迫ったが、不発に終わった。
関空は07年に第2滑走路を開業したが、目標発着回数には程遠く、1兆円を超える有利子負債、年間250億円以上の支払利息が重くのしかかる。空港問題に詳しい日本大学の加藤一誠教授は「関空に飛んだら得するような思い切ったインセンティブがないと無理。運賃差で利用者を誘導するしかない」と指摘する。
2010年の羽田国際化がヤマ
本当のヤマ場はこれからだ。2010年に成田国際空港の滑走路が延伸され、羽田空港の第4滑走路が開業すれば、首都圏の国際線発着枠は年間8万回増える。羽田・成田間の国内際乗り換えを面倒に思って関空を利用していた地方の利用者も、国内線の約6割が集中する羽田から海外に飛べるようになるため、これで関空の唯一の利点は完全に奪われることになる。
先を見越したかのように、関空では日系航空会社が欧米路線から完全撤退するほか、米系会社も減便を加速。だが一方で、各社とも羽田からの海外就航は強く望んでいる。
こうした関空に対し、国交省が昨年末に公表した空港政策に注目が集まったが、「関空の経営基盤の確立に向けて引き続き検討する」という表現にとどまり、問題は先送りされた。誰もが将来展望を描けない関西の巨大空港は行き場を失っている。
-
>>276-278
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK200902010060_01.html
関空便に限り、海外会社の国内路線運航容認 国交省方針(2/2ページ)
2009年2月2日
不況の深刻化を受け、日本航空と全日本空輸は国内線を中心に関空の発着便を減らし続けている。路線廃止・減便の動きは昨年後半から加速し、国内線は現在、1日に15都市54便あるが、4月には11都市45便に減る。ピークだった開港2年後の96年10月には34都市84便あった。
日本の航空会社は、関空路線で減便・運休に踏み切る一方、大阪(伊丹)空港路線は維持・増便している。このため、大阪府は1月30日に発表した「関西3空港に関する提言」で、関空について「本邦航空会社が国内線を維持できない場合、外国系航空会社の国内各方面への運航が実現するよう航空当局へ要請する」との方針を打ち出した。関空会社の村山敦社長も「これでは国際拠点空港としての役割を果たせない。アジアの元気な会社に国内線をお願いしたい」との考えを示していた。(加藤裕則)
-
>>282すんません2ページ目を先に張ってしまいました。
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK200902010060.html
関空便に限り、海外会社の国内路線運航容認 国交省方針(1/2ページ)
2009年2月2日
路線数が減り続ける関西空港を支援するため、国土交通省は海外の航空会社に対し、関空発着便に限って国内路線の運航を認める方針を固めた。ただ、外国の航空会社に対する国内線市場の開放は、自国産業保護の観点から世界的にもほとんど例がないため、日本の航空会社との共同運航(コードシェア)を義務づけることにする。同省航空局は「これで関空の乗り継ぎ機能を強化できる」と実現に意欲を示している。
現在も、外国から来て国内の2空港に立ち寄る海外航空会社の路線はあるが、国内線のみの利用はできない。今回の国交省の案は、関空に発着する海外航空会社に、同じ機材で北海道、東北といった国内の他の地方へ向かう路線を新設してもらい、その国内部分を日本の航空会社との共同運航にして、国内だけでも利用できるようにするものだ。同省幹部は「これで国内、国際の両線を持つ関空の強みを発揮できる。世界で初めての試みでは」と話す。
同省と関西国際空港会社は、すでに複数の海外の航空会社に関空発着の国内線運航を打診しており、前向きな姿勢を示す会社もあるという。関空に降り立つ外国人旅行客には、北海道などを目的にした人も多く、「(関空発着の)国内便の減少は痛い。機材繰りの問題はあるが、ぜひ検討したい」(海外航空会社)との声もある。
コードシェアでは一般的に、同じ飛行機に、共同運航する2社の便名をそれぞれつけて、両社がともに座席を販売する。今回の場合、国内線部分のチケットは、海外航空会社から座席を仕入れた国内航空会社が販売する。
不況の深刻化を受け、日本航空と全日本空輸は国内線を中心に関空の発着便を減らし続けている。路線廃止・減便の動きは昨年後半から加速し、国内線は現在、1日に15都市54便あるが、4月には11都市45便に減る。ピークだった開港2年後の96年10月には34都市84便あった。
日本の航空会社は、関空路線で減便・運休に踏み切る一方、大阪(伊丹)空港路線は維持・増便している。このため、大阪府は1月30日に発表した「関西3空港に関する提言」で、関空について「本邦航空会社が国内線を維持できない場合、外国系航空会社の国内各方面への運航が実現するよう航空当局へ要請する」との方針を打ち出した。関空会社の村山敦社長も「これでは国際拠点空港としての役割を果たせない。アジアの元気な会社に国内線をお願いしたい」との考えを示していた。(加藤裕則)
-
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK200902020080.html
関空連絡橋に「通行税」課す計画、泉佐野市が撤回へ
2009年2月3日
関西空港と対岸を結ぶ空港連絡橋道路(3.75キロ)を利用する車に、往復150円の「通行税」を課す準備を進めていた大阪府泉佐野市は2日、通行税を撤回する方向で市議会の主要会派に説明を始めた。通行税収入に代わる財源にめどがついたためだ。これで、関空の利用促進のための連絡橋道路国有化が予定通り進み、通行料金が4月以降にも現行の往復1500円(普通車)から半額程度に値下げされる見通しになった。
通行税は、連絡橋道路の国有化で、泉佐野市が年間約8億円の固定資産税収入を失うため、対抗措置として導入を決定。10年分の減収予想額約60億円を通行税で補うとして昨年8月に条例を制定し、導入に必要な総務相の同意を求めていた。一方で同市は、減収を補う財源対策を国に求め、条件が合えば通行税を撤回するとしていた。
国はこれに対し、関空2期島のうち、09年度予算で概算要求にも盛り込まれなかった地区を含む134ヘクタールの造成完了を2010年中に前倒しすると提示。これによって、同市は11年から年間5億〜6億円の固定資産税収入を新たに得られる見込みになった。
連絡橋道路の国有化は、利用が低迷する関空の支援策の一つで、高額と批判される通行料金を値下げするために計画された。国や関空会社は同市の通行税に「値下げ効果を損なう」と反発していた。
-
>>276-278
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK200902010060.html
関空便に限り、海外会社の国内路線運航容認 国交省方針
2009年2月2日
路線数が減り続ける関西空港を支援するため、国土交通省は海外の航空会社に対し、関空発着便に限って国内路線の運航を認める方針を固めた。ただ、外国の航空会社に対する国内線市場の開放は、自国産業保護の観点から世界的にもほとんど例がないため、日本の航空会社との共同運航(コードシェア)を義務づけることにする。同省航空局は「これで関空の乗り継ぎ機能を強化できる」と実現に意欲を示している。
現在も、外国から来て国内の2空港に立ち寄る海外航空会社の路線はあるが、国内線のみの利用はできない。今回の国交省の案は、関空に発着する海外航空会社に、同じ機材で北海道、東北といった国内の他の地方へ向かう路線を新設してもらい、その国内部分を日本の航空会社との共同運航にして、国内だけでも利用できるようにするものだ。同省幹部は「これで国内、国際の両線を持つ関空の強みを発揮できる。世界で初めての試みでは」と話す。
同省と関西国際空港会社は、すでに複数の海外の航空会社に関空発着の国内線運航を打診しており、前向きな姿勢を示す会社もあるという。関空に降り立つ外国人旅行客には、北海道などを目的にした人も多く、「(関空発着の)国内便の減少は痛い。機材繰りの問題はあるが、ぜひ検討したい」(海外航空会社)との声もある。
コードシェアでは一般的に、同じ飛行機に、共同運航する2社の便名をそれぞれつけて、両社がともに座席を販売する。今回の場合、国内線部分のチケットは、海外航空会社から座席を仕入れた国内航空会社が販売する。
不況の深刻化を受け、日本航空と全日本空輸は国内線を中心に関空の発着便を減らし続けている。路線廃止・減便の動きは昨年後半から加速し、国内線は現在、1日に15都市54便あるが、4月には11都市45便に減る。ピークだった開港2年後の96年10月には34都市84便あった。
日本の航空会社は、関空路線で減便・運休に踏み切る一方、大阪(伊丹)空港路線は維持・増便している。このため、大阪府は1月30日に発表した「関西3空港に関する提言」で、関空について「本邦航空会社が国内線を維持できない場合、外国系航空会社の国内各方面への運航が実現するよう航空当局へ要請する」との方針を打ち出した。関空会社の村山敦社長も「これでは国際拠点空港としての役割を果たせない。アジアの元気な会社に国内線をお願いしたい」との考えを示していた。
不況の深刻化を受け、日本航空と全日本空輸は国内線を中心に関空の発着便を減らし続けている。路線廃止・減便の動きは昨年後半から加速し、国内線は現在、1日に15都市54便あるが、4月には11都市45便に減る。ピークだった開港2年後の96年10月には34都市84便あった。
日本の航空会社は、関空路線で減便・運休に踏み切る一方、大阪(伊丹)空港路線は維持・増便している。このため、大阪府は1月30日に発表した「関西3空港に関する提言」で、関空について「本邦航空会社が国内線を維持できない場合、外国系航空会社の国内各方面への運航が実現するよう航空当局へ要請する」との方針を打ち出した。関空会社の村山敦社長も「これでは国際拠点空港としての役割を果たせない。アジアの元気な会社に国内線をお願いしたい」との考えを示していた。(加藤裕則)
-
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0001684351.shtml
スカイマーク制服全廃 国内初、4月から
神戸空港に就航している航空会社スカイマーク(東京)は、四月からパイロットや客室乗務員らの制服をすべて廃止し、ウインドブレーカー着用に変更することを明らかにした。コスト削減策の一環で、同様の例は海外の定期航空会社ではあるが、国内では初めてという。
同社の西久保慎一社長が、二日までの神戸新聞社の取材で明らかにした。例えば客室乗務員は現在、紺の上下に黄色や青色のスカーフを付けているが、パイロットや乗務員約三百人は黄色のウインドブレーカー姿に統一する。私服の上に着るようになるため空港内の更衣室も不要になり、賃料負担が軽減できるという。神戸空港ターミナルで借りているスペースも、現状の四割程度に縮小する方針。削減効果額は明らかにしていない。
航空会社の制服の規定については「法的な取り決めはない」と国土交通省。大手航空会社などは航空事業に対するあこがれを利用客に持ってもらう目的や、保安上の観点などから制服を採用しているが、西久保社長は「見栄えにとらわれず、安全、確実で低価格の運航を追求したい」と話している。(足立 聡)
(2/3 09:08)
-
富山−ソウル便好調 アシアナ航空、ウォン安で女性客増
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20090204/19165.html
2009年02月04日 11:50
ソウルに向けて離陸するアシアナ航空機。不況の中、円高・ウォン安で日本人の利用が増えている=富山空港
急速な景気の悪化で旅行需要が冷え込む中、円高・ウォン安を背景に、富山空港発着のソウル便が好調だ。利用客数を前年と比べると、昨年12月が15.0パーセント増、今年1月が19.9パーセント増と伸びており、2、3月の予約も前年を上回っている。日本からショッピング目的で出掛ける女性客の増加が目立ち、これまで6割を占めていた韓国人利用客の減少を完全にカバーしている。運航するアシアナ航空は、格安ツアーの販売など、手厚いサービスで富山からの一層の利用増につなげる。
ソウル便は現在、火、金、日曜日の週三便運航。近年は韓国人の利用が日本人を上回っていたが、昨年後半からの世界的な不況で利用割合が逆転。円高・ウォン安が進んだ昨年十二月の利用客は二千三百九十六人で、うち日本人客が前年比31・5パーセント増の千七百五十六人、今年一月の利用客は二千四百二十五人で、うち日本人は同74・4パーセント増の千五百八十九人だった。
日本人客の七割は女性で割安なブランド品や化粧品などのショッピングが人気を集めている。三日に韓国から到着した便も利用客九十二人(搭乗率65・7パーセント)の八割近くが日本人だった。
昨年秋から需要の高い金曜日発着便に火、日曜日便より三十六席多い百七十六席の大型機材エアバス321を使い、座席数が増えているにもかかわらず、搭乗率は前年並みの50〜60パーセント台を維持。予約も二月が前年比42・1パーセント増、三月が102・6パーセント増と好調で、利用客の獲得に懸命な大連便、上海便、ウラジオストク便の富山空港に就航する他の国際三路線と対照的だ。
アシアナ航空は、今年から燃油サーチャージを千五百円引き下げ、片道二千五百円にしたことや、日曜日出発便で四万円台前半のツアーを売り出すなどお得感をアピール。二月からは、搭乗券の半券提示で、ホテルや飲食店など韓国内の三十三カ所で割引サービスなどが受けられる「マジック・ボーディング・パス」キャンペーンを始めるなどサービス面の充実に力を注ぐ。
先月にはアメリカの専門誌が選ぶ二〇〇九年のエアライン・オブ・ザ・イヤーに、韓国で初めて選ばれており、アシアナ航空富山支店は「ソウル便ならではのメリットをPRし、路線の利用増につなげたい」と話している。
-
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/02/04/024/
勢い増す韓国系航空会社--アシアナ航空、茨城空港への乗り入れを表明
2009/02/04
緒方信一郎
韓国のアシアナ航空は2日、2010年3月開港予定の茨城空港への就航を正式に表明した。同空港への就航を公表したのはアシアナ航空がはじめて。
アシアナ航空は開港時に茨城 - ソウル線を就航し、数カ月後には茨城 - 釜山線を開設する計画だ。ソウル線は毎日運航でA320(141席)またはA321(171席)の中型機を投入する。釜山線は週3便程度の運航を見込んでいる。なお同航空は現在、日本国内15都市に定期便として乗り入れており、今年6月には静岡空港への乗り入れを予定している。茨城空港は17番目の就航地となる。
韓国・ソウルは国際定期便が少ない地方空港のハブ空港(乗り継ぎ拠点空港)として役割を果たしており、アシアナ航空は日本各地からの旅客をソウル経由で世界各地へ運んでいる。ここ数年、地方空港では採算が合わないとの理由で大手航空会社の撤退が相次いだが、アシアナ航空や大韓航空の韓国勢はむしろ増加傾向。長引く景気低迷で先行きは不透明だが、低価格のパッケージツアーや航空券での利用が可能であり、また世界最大規模のアライアンス「スターアタイアンス」のメンバーでマイレージサービスを活用しやすいなど、価格競争力や使い勝手の良さから利用者の支持を得ている。
-
>>57
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20090204ddlk15020189000c.html
エアードルフィン:佐渡空路参入を撤回 親会社破綻受け /新潟
新潟−佐渡空路の参入に名乗りを上げていた那覇市の航空会社「エアードルフィン」が親会社の破産手続き開始を受けて参入計画を事実上撤回したことが3日、分かった。県はエアー社に絞って交渉を進めてきたが、今後は別会社を探すことになる。空路復活は当面困難となった。
県空港課によると、エアー社の株を100%保有するIT関連会社「サイバーファーム」(那覇市)が1月30日に破産手続きを申請した。エアー社の株も売却されることになり、新経営陣によって参入は見直される可能性が高いという。
エアー社以外の航空会社は従来の公的支援では佐渡空路の参入に否定的だったという。同課は「公的支援の枠組みについて、佐渡市と再調整をしたい。早期就航に向けて取り組みを続けていく」と話した。【黒田阿紗子】
毎日新聞 2009年2月4日 地方版
-
http://www.zakzak.co.jp/top/200902/t2009020429_all.html
マイレージはどうなる? JAL・ANA「統合」報道
両者、否定も不可解な動き
厳しい経営環境に置かれているJALとANA。両社の事業統合はあるのか注目される(クリックで拡大) 日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)の経営統合報道が波紋を広げている。一部週刊誌の報道に対し、JALは、国土交通省担当の記者が情報源ではないかと“犯人探し”を実施。ANAは1月30日に行われた決算会見後、事実関係の確認にきた記者に否定しつつも、逃げるように会場をあとにした。両社の動きをみていると、「火のないところに煙は…」という気がしてくるから不思議だ。
JALとANAの統合を報じたのは、「週刊現代」2月7日号。関係者の談話を引用しながら、世界的な景気後退による利用者の減少によって、JALとANAは国際便の統合に追い込まれると記されている。具体的な統合の時期や方法については触れていない。
夕刊フジも事実関係を確認してみたが、「統合話は事実無根。社内でささやかれているということもない」(JAL)、「全くの事実無根。統合については考えたこともない」(ANA)と完全否定。表向きは記事を黙殺しているかたちだ。
ただその一方で、不可解な動きもみせている。報道関係者が次のように明かす。
「JALの広報担当の社員が統合報道について『取材を受けていない』と息巻き、なぜか国交省の記者クラブ詰めの記者を対象に犯人探しをしているんです。かなり本気で“犯人探し”をしているようで、JALの社員は『記事は複数のライターの合作かもしれない』とも言っていました」
【信ぴょう性の背景】
これはなんとも不思議な話だ。統合報道を完全否定しながら、JALの内部事情に詳しい国交省担当記者が情報源ではないかと疑って、誰が週刊誌に情報を漏らしたのか“犯人探し”をしているというのだ。
「通常、記事を書かれた側が執筆者や情報源を探ろうとするのは、情報源に接触するなどして新たな情報流出を防ぐことを目的にしているケースが多い。それだけに今回の統合記事は、まったくの事実無根とはいえないのではないか。今後、新たな展開をみせる可能性もなきにしもあらずだ」(先の報道関係者)
ANAの決算会見に出席した記者がわざわざ統合報道の事実確認をしたのも、まったくの事実無根とはいえないのではないか、との思いがあったからかもしれない。
両社の国際線事業統合が信ぴょう性を持って語られる背景には、海外の航空会社が次々と事業統合や合併を繰り返し、規模を拡大していることがある。
米国では、2008年6月にユナイテッド航空とコンチネンタル航空が包括提携で合意。同10月には、デルタ航空とノースウエスト航空が合併した。
欧州では、英ブリティッシュ・エアウェイズ、独ルフトハンザ航空など国際線を運航する航空会社は1カ国につき1つという態勢ができ上がっている。
【規模拡大の海外航空会社に対抗か】
一方、日本ではJALとANAの2社が国際線を運航。それでいて成田空港を発着する国際便のうち、日本の航空会社が運航している便は全体の4割程度。関西国際空港にいたっては3割程度にすぎない。このため、「国際的にみれば、日本の航空会社が半分のシェアを握っても違和感はない。JALとANAが国際線事業を統合しても問題ないのでは」(航空評論家)との見方もある。
しかも、世界的な景気後退の影響で、国際線の旅客数の減少が見込まれており、09年3月期決算ではJALの営業利益が前年同期比68.9%減、ANAの最終損益が90億円の赤字に転落する見通しだ。
業界内には「JALとANAが国際線を統合すれば、利用者にとって選択の幅が狭まって不便になる」との主張がある一方で、「今はJALもANAも経営が苦しいが、国際線事業統合でコストが削減されれば、運賃を値下げして海外の航空会社に対抗できる余地も出てくるのでは」との指摘もある。
JALとANAは完全否定しているが、両社の統合話はしばらく尾を引きそうだ。
ZAKZAK 2009/02/04
-
>>181>>263
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/081204/tky0812041201003-n1.htm
飛行機&CA JAL・ANAカレンダー対決 (1/2ページ)
2008.12.4 11:55
大空を行く航空機、世界の絶景−。日本航空(JAL)、全日空(ANA)のカレンダーは航空会社らしく旅情を誘う風景が並ぶ。一般の書店で販売されている商品もあり、根強いファンに支えられている。
JALの「フリートカレンダー」(1575円)は25万部製作。JALブランドコミュニケーション(JBC、品川区東品川)によると、2〜3年で部数が急増したといい、同社出版第2部、栗原智子さんは「最近の機種は筒型の単純な形も多く、小型機なども入れて工夫しました」と話す。ジャンボ機(ボーイング747型)の登場は1枚だけとなり、同777型機、同737型機など主力の中小型機からプロペラ機、無塗装の貨物機が並ぶ多種多様な構成。主な書店で販売、注文も可能だ。
一方、ANA主力機が並ぶのは「フライトカレンダー」(2940円)など大型〜小型の4種。全日空商事(港区東新橋)が計9万部製作。機内誌による通信販売やインターネット販売(www.astyle.jp)が中心だ。
同社通信販売部の橋本剛マネジャーは「季節感を大事にしている。カメラマンには年間を通していろいろな場所で撮影してもらう」と説明する。
JAL伝統の古美術、ANAは空撮
このほか、JALは現役客室乗務員(CA)が登場する「キャビンアテンダント・カレンダー」(1575円、5万部)など。
世界各地の街角や自然風景と現地採用モデルが彩る「ワールド・オブ・ビューティー」(1575円、120万部)は40年以上続くロングセラー。来年版はモンゴル・バトスンベル村、米ニューオリンズ、沖縄、アラブ首長国連邦ドバイ、米ハワイなどを掲載する。
昭和29年から続く「アートカレンダー」(1575円、60万部)は国宝、重要文化財など日本の古美術を紹介する。JBC出版第2部の三船貢司次長は「海外に日本を紹介するため始まった。JALの会社としてのライフワーク」という。30年版には奈良・興福寺の阿修羅像(国宝)が掲載。「今では撮影許可は下りないでしょう」と三船次長もいう貴重な写真だ。
ANAも2種の風景カレンダーを発行。「TAKE OFF」(1470円、86万部)は日本の自然を空撮。「グラフィックギャラリー」(1470円、51万部)は世界各国の風景で、就航路線が多い中国が数多く登場するのも特徴だ。
-
>>288>>279-280
勢い増す韓国系航空会社--アシアナ航空、茨城空港への乗り入れを表明
>>287
富山−ソウル便好調 アシアナ航空、ウォン安で女性客増
地方空港に於いて韓国様々ですねぇ。
>>247 >>252
福島―伊丹線 5往復に増便へ
「地方空港の新モデルに」アイベックス社長 知事に増便報告
いっぽうで新しい試みも拡がっていて注目であります。
>>281
一方で関空の悲惨な現状は可成り深刻。。
>関空は米同時多発テロなどで航空会社が苦境にあった01年度から危機的状態に陥った。国土交通省は04年度に救済策として、関空と伊丹のすみ分けを断行。関空に長距離便を就航させる一方、伊丹は中近距離便空港として活用するとともに、ジェット枠上限も設け機能縮小を促した。これによって、航空各社はドル箱路線である長距離路線の多くを無理やり関空に移行。JALは05年から18便を関空に移したが「以前よりも収益力が悪くなった」(経営企画室マネジャーの岩崎平氏)。
>本当のヤマ場はこれからだ。2010年に成田国際空港の滑走路が延伸され、羽田空港の第4滑走路が開業すれば、首都圏の国際線発着枠は年間8万回増える。羽田・成田間の国内際乗り換えを面倒に思って関空を利用していた地方の利用者も、国内線の約6割が集中する羽田から海外に飛べるようになるため、これで関空の唯一の利点は完全に奪われることになる。
海外航空の乗り継ぎ機能策容認>>278>>285でもしないと全くお話しになりませんね。
-
>>289
そもそもエアードルフィンが参入するって記事がみつからない・・・
http://airportnews.jp/headline/86/
新潟〜佐渡空路、10月以降の就航会社の調整継続−旭伸航空撤退で新潟県と佐渡市
(2008年09月22日)
新潟空港と佐渡空港を結ぶ航空路を運航する旭伸航空(新潟市)が9月末に撤退することを受けて、新潟県と佐渡市は10月以降の路線継続と就航会社との調整を進めている。
同社は今年2月、経営難から同路線からの撤退を表明。直後からエアドルフィン社(那覇市)など複数の企業が運航継続に興味を示していたと伝えられるが、最終決定に向けて関係自治体などによる調整作業が現在も続いている。県空港課担当者によると、現時点でははっきりしたことはまだ決まっていないという。
同路線ではこれまで、県と市が財政支援していた。後継会社にも同様の支援をする予定だが、新規就航会社の運航規模・事業計画・意向などから最終的な協議を進めている。「(現行社の9月30日の撤退後)新会社が10月1日からすぐに継続運航できるかどうかはわからない」(同担当者)。
路線継続については市の関係者が8月に、県知事を訪問し支援などを要請した。市関係者は「離島と本土を結ぶ島民の足としての公共性も高く、早い時期の新会社の就航を望む声は多い」と話す。
-
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=39633
日本・タイ航空協議が開催へ、首都圏の発着枠が焦点−ベルギーとも開催
[掲載日:2009/01/28]
日本とタイの航空当局間協議が1月29日と30日で開催される。タイとの間では、2007年12月に実施した協議でアジア・ゲートウェイ構想に基づく自由化で合意しており、今回は成田と羽田の発着枠が争点となる。国土交通省航空局によると、昨年末に発生したバンコクでの混乱の影響で、両国の航空会社ともに短期的には旺盛な就航意欲は認められない様子。そのため、中長期的な意向を探りながらの交渉となる見通しだ。なお、羽田空港については、深夜早朝枠での対応となる。
このほか、日本とベルギーの航空当局間協議も同じ日程で開催される。航空局では、「真偽は定かでないが、オランダの物流会社が関空を拠点にする意向があり、その子会社の航空会社がベルギー/関空線に就航したいと考えていると聞いている」とし、これ以外での交渉はおこなわれない見通しを示した。なお、両国間の交流人口は2006年段階で12万3000人。日本/ベルギー間は2001年10月以来、定期便は未就航の状態だ。
-
なぜか大手紙の記事になってない。
羽田を夜に出て、羽田に朝戻ってくる有休少量強行プランが出来る便になりそう
http://haneda.keizai.biz/headline/238/
羽田〜バンコク便就航へ−日本・タイ航空協議が合意
(2009年02月04日)
国土交通省は2月2日、日本とタイの航空協議の合意により、タイの航空会社による羽田〜バンコク間の1日1便の運航を可能にすると発表した。
運航は2010年10月に予定されている羽田第4滑走路の供用開始後の深夜早朝時間帯(22時〜翌7時)で、日本企業についても同様の権益を確保した。両国の航空会社による2空港を結ぶ新路線が実現する。
同合意では成田空港の週1便の増便も認めた。これによりタイの航空会社は同空港の第2滑走路北伸工事が完了する2010年3月以降に、旅客便を週合計22便まで成田路線に運航させることができる。
2008年冬期スケジュールでは、日本とタイの間には両国の航空会社6社が旅客便を週合計90便運航する。年間輸送実績は235万人(2007年度)。
羽田空港の新滑走路供用開始後の新国際線発着枠に向けた航空交渉はすでにマレーシア・韓国・シンガポール・フランス・イギリスと合意しており、同空港から各国の都市への直行便の運航が可能になっている。
-
全日空が賃金下げへ 09年度、平均6%程度
02/06 10:31
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/national_eco/2009020601000187.htm
全日本空輸が、グループ企業を含めた社員の賃金の引き下げ方針を労働組合に提案したことが6日、分かった。賃下げは平均6%程度に相当し、人件費の削減目標は総額約140億円。景気減速による急激な需要減に対応するためで、2009年度に限定した措置としている。
賃下げの対象は、基本給に各種手当てを含めた年収総額。部長級で20%程度で、一般社員はそれよりも削減率を低く数%程度とする。全日空のグループを含めた社員数は約3万人で、労組の反発が予想されることから、削減目標の約140億円を下回る可能性もある。
全日空は03年に管理職の賃金を5%、04年に一般社員の基本給を5%それぞれカットしており、賃金削減は5年ぶり。役員報酬は既に今年1月から30−10%削減しているが、一段のカットも検討する。
同社は3月末までに、500億円以上の緊急コスト削減策を決める予定で、3月中旬までの労使合意を目指す。
-
2009年2月6日(金)
青森-ソウル線 来月の火曜便運休
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090206090110.asp
大韓航空は三月の火曜日に運航する青森−ソウル線計四往復を運休すると決めた。世界的な景気後退や円高ウォン安を受け、韓国側利用者数の落ち込みが避けられない見通しとなったため。
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090206-OYT8T00121.htm
「トーキョー・メトロポリタン」茨城空港
韓国向け名称使い分けへ
橋本知事は5日の定例記者会見で、茨城空港(小美玉市)の名称について、就航を表明した韓国大手航空会社「アシアナ航空」の要望を踏まえ、韓国で宣伝などをする際には、「トーキョー・メトロポリタン・イバラキ・エアポート」として売り込む考えを示した。
知事は、空港の名称そのものは「茨城空港は名前として決まっている」と堅持する考えを強調。その上で、アシアナ航空の玄東実(ヒョンドンシル)専務(日本地域本部長)が「『トーキョー・メトロポリタン』はすごくいい」と賛意を示したことを紹介し、「韓国関係には『トーキョー・メトロポリタン・イバラキ・エアポート』とやっていく可能性が非常に強い」と述べた。海外向けには航空会社の意向に沿い、使い分ける考えを示した。
(2009年2月6日 読売新聞)
-
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200902060033a.nwc
“北極圏都市”直行 SASが来月就航
2009/2/6
スカンジナビア航空(SAS)は5日、3月28日から、成田空港とノルウェーのトロムソを結ぶ直行便を開設すると発表した。所要時間が約10時間と日本と欧州間では最短のフライト時間になる。第1便は28日午後0時30分に成田空港を出発し、現地時間の同日午後2時25分にトロムソ空港に到着する。
トロムソは“北極圏都市”として知られ、オーロラ観測や犬ぞり、シャチ観測などが楽しめる。直行便開設で、北欧の新たな観光地として注目を集めることになりそうだ。
-
http://www.zakzak.co.jp/top/200902/t2009020633_all.html
「夕食も出なかった」エア・カナダ“トンだ”トラブル
カナダのトロント、バンクーバーと成田を結ぶエア・カナダが先月30日、太平洋上でエンジントラブルを起こし、緊急着陸していたことが分かった。アラスカで足止めされた乗客らは「夕食も出なかった」と憤慨。定刻より25時間以上も遅れたが遅延証明書には「50分遅れ」と記載されるなど、そりゃヒドい対応だったそうだ。
乗客346人を乗せたエア・カナダ1便(ボーイング777−300ER型機)は現地時間30日午後0時半ごろ、バンクーバー国際空港を定刻通りに離陸。1回目の機内食が終わり、乗客がウトウトし始めたころ、「左エンジンに不具合が生じた」と機内アナウンスが流れた。乗客の30代男性は「『ノーマルな運航です』と、やたら『ノーマル』という言葉を繰り返していた」と振り返る。
同機は2時間ほどで米アラスカ州アンカレジ国際空港に緊急着陸。乗客によると、同社が用意したホテルに着いたのは、午後9時を過ぎていたという。
だが、「腹ペコだったのにホテルには食堂もなかった。仕方ないので無料のコーヒーをがぶ飲みして寝た」(前出の男性客)。
さらに乗客らをあぜんとさせたのは、翌日のフライト予定をきちんと発表しなかったこと。男性は他の乗客からフライト時間を聞き出し、眠りについたという。
男性は31日午前10時にホテルを出発。案の定、フライト時間を聞いていなかった一部乗客が遅れ、空港で4時間以上待たされた後、代替機はようやく離陸。日本時間の1日午後5時過ぎ、成田空港に着陸した。
だが、“受難”はまだ続いた。「遅延証明書がなかったんです。苦情を言ってようやく用意されたが、書かれていたのは『50分の遅延』。私たちは『1日と50分』遅れで到着したのに、どういうことなのか」と語るのは、同じく乗客だった30代の女性。成田での対応は主に全日空系の地上係員が行ったが、乗客に不備を問いつめられると「エア・カナダの担当者がいない」と、平身低頭だったという。
航空評論家の杉浦一機さんは「航空機の性能が向上した現在では、片方のエンジンが故障しても安全に支障はないが、故障自体がかなり珍しい。アンカレジは以前より格段に旅客便が少なくなった影響で、食事の提供が間に合わなかったのではないか。エア・カナダはカナダ最大の航空会社で評判は悪くない。それなりの対応はするはずですが…」と首をかしげる。
エア・カナダ日本支社は「アンカレジで夕食を提供できなかったお客さまには後日、返金する対応をした。手書きで遅延証明は発行したが、『50分』のものは把握していない」と話している。
ZAKZAK 2009/02/06
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090207-OYT8T01149.htm
飛行機騒音体験ツアー
芝山町「マイナスをプラスに」
芝山町は14、15の各日、成田空港と町内を観光するモニターツアーを実施する。空港の南側に面し、町域の8割が騒音区域の同町では「騒音というマイナスをプラスに転換する発想で、埋もれた観光資源の魅力を再発見してもらいたい」(産業経済課)としている。
ツアーは午前9時半に芝山鉄道芝山千代田駅に集合し、成田国際空港会社の協力を得て、空港内の貨物地区や整備地区をバスで見学。その後、芝山町の航空科学博物館を訪れ、近くで離着陸する航空機の騒音を体験する。
「やんき」と呼ばれ、みそを塗った焼きおにぎりの郷土食が昼食に出る。午後は芝山仁王尊で参拝するほか、空港建設に伴う騒音補償の移転で跡地となった里山を見て、空港と地域の関係を学ぶ。漬物作りの体験もあり、午後5時半に芝山千代田駅で解散する予定。
参加無料。定員は14、15日の各回40人。申し込みの締め切りは12日夕で、定員を超えた場合は抽選となる。申し込み・問い合わせ(平日午前9時30分〜午後5時30分)は、JTB首都圏船橋支店営業課((電)047・423・3171)。
(2009年2月8日 読売新聞)
-
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20090208ke01.htm
縮む地方の翼 28路線廃止・減便…関空便が半数
観光業に打撃 搭乗率7割路線も
日本航空と全日本空輸が4月以降、不採算となっている国内・国際線計28路線を廃止・減便する。世界的な景気後退による航空需要の減少で、収益が急激に悪化したためだ。減便により観光客数が減ることが予想される対象の地域には動揺が広がっている。
(経済部・平井久之、鎌田秀男、北海道支社・福島憲佑)
「一方的だ。地元自治体や経済界の意向を無視している」。日航と全日空が大規模な路線整理を発表した1月28日、関西国際空港会社の村山敦社長は、記者会見で怒りをあらわにした。
28路線の内訳は国内17路線、国際11路線。関空発着は全体の半数近い13路線で、廃止・減便の“集中砲火”を浴びた。廃止が始まる4月には国内線の乗り入れが11都市に減り、ピークの1996年(34都市)の3分の1に落ち込む。国際線でも日航がロンドン線を廃止し、国内航空会社が運航する欧米路線が94年の開港以来、初めてゼロになる。
一方、関空線が8月いっぱいで廃止される北海道・釧路空港の関係者も頭を抱える。観光客誘致に取り組んできた釧路商工会議所の浜屋重夫専務理事は「関空からの搭乗率は7割もある。どうして廃止になるのか」と納得がいかない様子だ。この2年、乗客は順調に増え続けてきたからだ。
■収益低いツアー
廃止の大きな理由は客層にある。搭乗率が高くても、割引率の高いツアー客が多ければ収益力は低い。釧路のほか、関空路線が廃止される旭川、帯広、女満別空港はいずれもツアー客を集める力は強いが、観光以外の需要拡大は難しい。
航空機で北海道を訪れる人のうち、関西地区からは14%。路線廃止が北海道の観光産業に悪影響を及ぼす懸念は強い。釧路空港に支店を置く土産物業者は「よく買ってくれたのは、一番遠い関西のお客さんだったのに」と肩を落とす。
釧路空港ビルのテナント会会長の川島洋人さん(59)は「釧路―札幌便の航空券より、羽田―札幌便の方が安売りされる場合がある。これでは主要都市に人の流れが集中し、地方経済は疲弊する」と批判する。
■悪循環を懸念
福島空港では1月末、伊丹、関空、那覇の3路線を運航していた日航が撤退した。年50万人の空港利用者のうち20万人が日航の乗客だった。空港ビルでは4店あった飲食店のうち2店が閉店、国内線ロビーの売店も2店から1店に減った。「このまま営業を続ければ共倒れになる」(ビル運営会社)との判断からだ。
地元の要請を受け、4月以降は全日空が共同運航する伊丹線が1日3往復から5往復に増便される。しかし、定員は日航便に比べると4割程度の50人。「不便だから使わない、利用が少ないから減便され、さらに不便になる。悪循環が続けば空港がなくなる」(福島県関係者)。地元の嘆きは深い。
-
海外路線、出張減が響く
国内航空会社の業績は、2008年度上期までは順調だった。天井知らずの高騰が続いていた燃料費は悩みの種だったが、ビジネス需要が経営を支えていた。
ところが08年秋に入り様相は一変した。米大手証券リーマン・ブラザーズが9月に破綻したのを境に世界的に景気が後退、内外の企業が一斉に海外出張を控え始めたからだ。09年3月期連結決算の業績予想は、日航、全日空とも税引き後赤字に転落する見通しとなった。
両社は07年度に計37路線(うち廃止18路線)、08年度にも計48路線(同28路線)と路線縮小を続けてきた。航空燃料の高騰が原因で地方空港同士を結ぶ不採算路線が整理の中心だった。
今回の見直しは、過去2年と比べ路線数こそ少ないものの、成田―ニューヨーク線(日航)など、「ドル箱路線」にも減便のメスが入れられた。欧米向け路線で使っている大型機を中型機に切り替えるなど、細かな効率化にも踏み込んだ。それほど現在の経営環境は危機的だ。
来年には99空港、経営は多難
国内の空港数は現在97。国土面積1万平方キロ・メートル当たりの空港数は2・6で、米国(2・0)や中国(0・2)などより多い。
1969年の国内空港数は56だった。その後、経済成長とともに伸びる航空需要に応じて、政府は全国に空港を整備してきた。87年には80、94年には90を数えた。今後も増える予定で、2009年中に静岡空港、10年に茨城空港が開港すると99になる。
建設ラッシュの反面、見通し通りに旅客が集まらず赤字経営に陥る空港も多い。また、国内線旅客数9697万人(06年度)のうち6割超の6216万人が羽田便に集中しており、空港利用の偏りは解消されていない。
10年に開港する茨城空港では、国内航空会社は採算が取れない懸念から就航に難色を示し、今年2月にようやく韓国アシアナ航空の乗り入れが決まった。景気が低迷する中、今後も前途多難な状況は続きそうだ。
国土交通省は08年に空港法を改正し、空港政策の重点を「整備」から「運営」に移すという。新たな空港建設よりも既存空港の利用推進に力を入れるという方針だ。だが、約100か所の空港を全国に張り巡らした後での政策転換には遅すぎたとの批判もある。
(2009年2月8日 読売新聞)
-
こええなぁ。。
堺ヘリ墜落、社長ら4人書類送検…違法な体験操縦・軽飛行機でも
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090209-OYT1T00424.htm?from=main4
堺市で2007年10月、「大阪航空」(大阪府八尾市)所属のヘリコプターが遊覧飛行中に線路上に墜落し、山本克彦・操縦士(当時40歳)と男性乗客(同44歳)が死亡した事故で、大阪府警捜査1課は9日、無資格の乗客に体験操縦をさせたことが事故につながったと断定、糸井俊之社長(70)ら同社の幹部3人と被疑者死亡のまま山本操縦士を業務上過失致死容疑で書類送検した。
一方、事故当日に、墜落したケース以外でも、ヘリと軽飛行機で複数の無資格乗客に体験操縦をさせていたことが判明し、この計4人と同社を航空法違反(無資格教習)容疑でも書類送検した。
発表によると、4人は共謀し、〈1〉07年10月27日午後、山本操縦士に操縦指導の教官資格がないにもかかわらず、男性乗客の操縦を認め、結果として操縦不能の事態を招き、ヘリを墜落させて乗客を死亡させた(業務上過失致死)〈2〉同日、山本操縦士と当時の運行部長だった岡原修・安全推進部長が教官資格がないにもかかわらず、ヘリと軽飛行機で計8回、無資格の乗客に操縦方法を指導した(航空法違反)――などの疑い。
幹部3人は、いずれも両容疑について認めている。
(2009年2月9日14時45分 読売新聞)
堺ヘリ墜落の原因は乗客操作、過去にも無許可体験操縦
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090130-OYT1T00521.htm?from=nwla
堺市で2007年10月、「大阪航空」(大阪府八尾市)所属のヘリコプターが南海電鉄の線路上に墜落し、操縦士と乗客の2人が死亡した事故で、運輸安全委員会は30日、無資格で飛行経験のない乗客が機長席で体験操縦していたことが原因とする調査報告書を正式に公表した。
ヘリが後方から強い突風を受けた際に、乗客が操縦かんを急激に操作した結果、主回転翼が大きく下方にたわみ、機体尾部にあたって制御不能となり墜落したと推定している。
報告書は、〈1〉大阪航空が事故以前にも、操縦への関心を深めてもらうために乗客を機長席に座らせ、必要な空港事務所への手続きなしに離着陸以外の操縦をさせていた〈2〉操縦指導の資格を持っていない機長が指導を行っていた――などと指摘。「社員に安全意識を徹底するための再教育を行う必要がある」とした。
一方、事故との関係は不明としながらも、事故機の操縦士が「操縦不適合」の難病にかかっており、航空身体検査にあたる指定検査医が追加検査をせずに適合判定を出していた問題も指摘した。これを受けて国土交通省は同日、全国の約170人の指定検査医に対し、操縦不適合が疑われる場合には追加検査を行ったり、国の航空身体検査審査会にかけて判断を仰いだりするなど、厳密に判定するよう通知した。
(2009年1月30日13時11分 読売新聞)
-
茨城空港:アシアナ航空乗り入れ 開港時から、ソウルに1日1便 /茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/archive/news/2009/02/03/20090203ddlk08020278000c.html
韓国航空大手のアシアナ航空は2日、茨城空港に10年3月の開港当初からソウル便(仁川国際空港)を1日1便往復就航させると発表した。また、開港数カ月後には、釜山に週3便程度就航させる計画があることを明らかにした。同空港に就航先が決まったのは初めて。【若井耕司】
同航空の玄東実(ヒョンドンシル)日本地域本部長(専務)が同日、県庁で橋本昌知事と共に記者会見した。計画ではエアバス「A320」(座席141席)を就航させ、搭乗率の目標は75%、年間利用者は2万8000人を想定。観光客をメーンに据える。
同社は、昨秋来のウォン安で、堅調だった韓国から日本への旅客数が08年11月で前年同期比46%減。日本からの利用者は増えたが、全体では減少傾向にあるという。玄本部長は、茨城空港の開港当初の利用者の65%を日本からと見込んでいる。
同社は、東京を中心とする地域の需要について「日韓の往来は今後活発化する」と予測。同社は既に羽田2便、成田4便就航している。昨年の日韓航空協議で、10年に拡張される羽田空港の発着枠に1便の増便枠を確保したが、成田空港では増便を果たせなかった。「(これでは)十分な供給ができない」と茨城空港を必要としている理由を説明した。
橋本知事は「どうプロモーションして客を確保するかに全力を挙げたい」と話した。また地元・小美玉市の島田穣一市長は「さらなる就航につながることを期待している」とのコメントを発表した。
県は当初、国内線の就航を目指して誘致活動を続けてきたが難航している。また、マレーシアの格安航空会社、エア・アジアXに就航を要請しているが、同社は今のところ就航表明をしていない。
◇韓国第2位−−日本15都市へ、週157便を運航
アシアナ航空は88年設立の韓国第2位の航空会社。昨年12月現在で、国際線は21カ国66都市に82路線を運航する。日本への乗り入れは15都市21路線で、週157便。韓国第2の都市である釜山へは福岡と関西国際空港から1日1便ずつ運航している。茨城空港への釜山線就航が正式に決まれば、東京近郊への乗り入れは初めてとなり、同社の玄本部長は「新たな需要が期待できる」と話す。
アシアナ航空は、利用客減少に伴い、06年に米子(鳥取県)−ソウル間の定期便の運休を表明。これを受け、鳥取県は搭乗率70%を割った場合に赤字補てんする搭乗率保証などの緊急対策を実施し、これを回避した。鳥取県観光政策課によると、今年度は同線への赤字補てんはないが、アシアナへの補助金として空港ビル施設使用料の免除など7000万円を計上している。橋本知事は搭乗率保証を含むアシアナ支援策について「今後検討していく」と答えた。【八田浩輔】
==============
■解説
◇黒字化、知事が「景気頼み」では…
アシアナ航空の玄本部長は会見で茨城空港に「今までとは違う魅力を感じる」と話した。東京に近いが空港駐車場は無料。マイカーで空港に来て、帰りは土産を車に積んで帰るという、このエリアでの新しい空港利用のパターンを思い描く。
「茨城、栃木、群馬の北関東圏だけでなく、埼玉、東京の一部(の需要)も十分見込める」という。一方、韓国向けには首都圏の利用者を取り込むため、空港名に「トウキョウ」を加えるなど、「首都圏」を連想するものを希望する。
玄本部長は「客がこの考えについてくれば大化けする」というが、同社が想定する搭乗率75%を達成できても年間利用者は2万8000人。県、国が当初、県民に示した国内線4路線の年間81万人にはほど遠い。
景気後退が深刻なのを差し引いても、橋本知事は、県開発公社が運営する空港ターミナルビルの黒字化は「当面は厳しい」と早くも白旗を揚げ、一方で「(空港事業の)黒字化は(国の事業であり、県には)関係ない」と突き放したように言う。
茨城の可能性を力説する玄本部長に対して、橋本知事は景気頼みの発言が目立った。茨城空港は、国内線の就航が現実的に望めない中、当初の計画から既に大きく後退してしまった。立て直しには、行政の垣根を越えた積極的な行動と方向付けが必要になる。【若井耕司】
毎日新聞 2009年2月3日 地方版
-
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090211ddlk22020196000c.html
県:静岡−福岡便、搭乗率保証 70%下回った場合、JALに支払いへ /静岡
県は10日、日本航空(JAL)の静岡−福岡便で搭乗率が70%を下回った場合、不足席数に1万5800円を掛けた運航支援金をJALに支払う方針を決めた。県の試算では、開港する6月から来年3月末までの平均搭乗率が1%下回ると約3800万円支払うことになる。
他社、他路線には適用しない。県空港利用促進室は、福岡便のみを支援する理由について、便数が1日3便と1日1便の他路線より便数が多いことや、新幹線と競合する路線であることを挙げている。
開港から半年後の11月末をめどに、実績に応じて条件などを見直す。10年度以降もJALと協議の上、必要と認めれば継続する。
現在、搭乗率保証をしているのは能登空港(石川県)の全日空(ANA)羽田便のみ。過去には、米子空港(鳥取県)が韓国・アシアナ航空のソウル便に、山形空港がJAS(当時)の羽田便で実施した例があるという。
県は、07年10月にJALが福岡、札幌便就航を表明した時に「総合的な運航支援」をすることを表明。JAL福岡便が静岡空港に夜間駐機することに対しても、客室乗務員などの宿泊費の一部補助を決めている。【松久英子】
毎日新聞 2009年2月11日 地方版
-
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/20090211-OYS1T00283.htm
福岡空港問題、山崎・前副総裁が新設支持「白紙に」
福岡空港の過密化対策を巡り、海上空港の新設案を支持してきた自民党の山崎拓・前副総裁は10日、「福岡市民の声は(現空港の滑走路)増設案に大きく傾いている。その声を尊重すべきだ」との認識を示し、新設支持の立場について「白紙に戻す」と語った。福岡空港の将来像について、福岡市を地盤とする県議、市議計10人と同市内で意見を交わした後、報道陣の取材に応じた。
山崎氏によると、10人の半数以上が新設案を支持した。一方、各議員の支持者らは〈1〉現空港のままだと交通の便の良さが維持できる〈2〉新設案よりも事業費が安い――との理由から多くが増設案を推していると、各議員から報告があったという。新設、増設の両案について、麻生知事は3月末までにどちらかを選んで表明する。山崎氏は「知事は県議会や(福岡)市長の意向をよく受け止められた方がいい」とも述べた。
(2009年2月11日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090210-OYT8T01174.htm
福岡空港、滑走路増設案に賛成多数・・・福岡市議が住民意識調査
福岡空港の過密化対策を巡り、福岡市議会の保守系会派「みらい福岡」に所属する市議3人が10日、同市博多区と西区で実施した住民意識調査の結果を発表した。博多区で2人がそれぞれ実施した調査では、現空港の滑走路を増設する案への賛成が回答者の74%と73・2%、西区では64・5%を占め、いずれも海上空港を新設する案を大きく上回った。
調査したのは、博多区選出の鬼塚敏満氏と石川浩二朗氏、西区の笠康雄氏。昨年10〜11月に実施し、鬼塚氏が博多区東部を中心に成人男女約400人、石川氏が同区南部で約100人、笠氏が西区で約830人から回答を得た。
博多区では、滑走路増設案と新空港建設案の二者択一で聞いた結果、東部中心の調査で増設案が73・2%、新空港案が22・9%となり、南部では増設案が74%、新空港案が18・8%だった。
西区は「現状のまま」も選択肢に加えて調査したところ、増設案が64・5%、新空港案が16・5%、現状案が14・8%だった。
増設案への賛成理由は、現空港が市中心部から近く、交通の便が良いことを挙げた人が最も多く、いずれの調査でも約9割に上った。
3市議はこの日、市に調査結果の報告書を提出し、国、県とともに過密化対策を決める検討材料にするよう要請した。3市議は「国県市は、市民の意見を重要視して、最終的な判断をしてほしい」と話した。
(2009年2月11日 読売新聞)
-
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090212ddlk22010080000c.html
静岡空港:立ち木問題 初の直接協議、物別れ 地権者が知事に辞職要求 /静岡
静岡空港西側の立ち木問題で、石川嘉延知事は11日、県庁で地権者の大井寿生さん(49)と面会し、この問題について初の直接協議を行った。大井さんは「立ち木などを除去する条件は知事が辞職すること」とする申し入れ書を手渡したが、面会後に知事は辞任する考えがないことを強調しており、協議は物別れに終わった格好だ。
大井さんらによると、協議には石川知事と大井さんら計5人が出席。約1時間、県の測量ミスにより立ち木などが残った経緯などについて双方が考え方を主張した。最後に大井さんが「知事が職を辞することで責任を明確に示した場合に限り、支障物件を速やかに除去する」とする申し入れ書を知事に手渡し、石川知事は「即答はできないから、よく考える」と述べた。
面会後、取材に応じた石川知事は「大井さんの考えが明らかにされ、会っただけ価値はあったが、今後協議を重ねて解決に向かうというのは、簡単にはいかない印象だ」と述べた。その上で、ボーナス返上などで既に責任は取ったとの認識を示した。「これ以上、自ら処分を課す必要がないということか」という問いに対し、石川知事は「当然です」と辞職する意思がないことを強調した。【浜中慎哉】
毎日新聞 2009年2月12日 地方版
-
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/146557.html
再開打診を拒否 新千歳空港・地域協議会 住民組織、道への不満再燃(02/12 07:31)
【苫小牧】新千歳空港の滑走路延長計画をめぐり、道、苫小牧市、住民でつくる地域協議会の十八日再開を道が打診したことに対し、航路下三地区のうち植苗地区の住民でつくるエアカーゴ対策委員会は十一日、開催を拒否することを決めた。残る沼ノ端、勇払の住民も植苗地区に同調するとみられ、再開は事実上困難となった。
道は十八日の協議会で高橋はるみ知事が一連の対応について陳謝し、住民と関係を修復したい意向だった。
同委員会の住民代表十六人が十一日、対応を協議したが「いまさら謝罪は必要ない」「地域振興策も示すべきだ」とする開催慎重論が大勢を占めた。二〇〇五年に住民側が知事来訪と説明を求めたが、道側が応じなかったことへの不満が再燃した形だ。
新千歳空港の滑走路延長をめぐっては、苫小牧側への第二ターミナルビル建設を条件に道と住民がいったん合意したが、道が一方的に建設を撤回したため〇三年に住民側が合意を白紙撤回。両者の関係がこじれている。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/146156.html
新千歳空港 地域協18日にも再開 知事陳謝で関係修復図る(02/10 08:11)
【苫小牧】新千歳空港の滑走路延長計画をめぐって道と航路下の苫小牧市住民との関係がこじれている問題で、道と苫小牧市、地元住民による地域協議会が十八日にも再開される見通しとなった。二〇一〇年十月に迫る羽田空港の新滑走路完成を視野に、新千歳空港の深夜・早朝発着枠の拡大を目指す道が、高橋はるみ知事の陳謝も含め、住民との関係修復に乗り出し、住民側も基本的にテーブルにつく構えを示しているためだ。
道と苫小牧市は一月三十日に航路下の三地区(植苗、勇払、沼ノ端)の住民に対し、協議会の開催を申し入れた。席上、道側は高橋知事が協議会に出席して一連の経緯を陳謝する可能性を示唆するなど、実質的な協議再開に強い意欲を示した。
道は一年八カ月後に迫る羽田空港の新滑走路完成に伴う発着枠の拡大をにらみ、新千歳空港の深夜・早朝発着枠の拡大が不可欠と判断。このため、地域住民と関係を正常化させ、知事の二期目の宿願でもある新千歳空港の二十四時間運用に一定の道筋をつけたい考えだ。
この問題では、道、市、航路下の住民代表でつくる地域協議会が〇一年、現行三千メートルの滑走路を五百メートル延長することで基本合意。その後、道が合意条件の一つだった苫小牧市域への空港第二ターミナルビルの建設を一方的に撤回したため、反発した住民側が〇三年に合意を白紙撤回して協議が中断した。
〇七年二月に三年半ぶりに再開、昨年も北海道洞爺湖サミットで来道する各国政府専用機の夜間発着などを説明する協議会が開かれたが、滑走路延長や深夜・早朝枠拡大の問題で進展はなかった。
今回の道側の協議再開提案について、住民側は知事が陳謝することなどを前提に、受け入れる方向で検討している。ただ、「主眼は深夜・早朝の発着枠拡大に向けた地ならしだと思うが、まだわだかまりはある」との声もあり、道の思惑通りに協議が進むかは不透明だ。
-
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=39788
日本・オランダ航空協議、成田増便と羽田就航で合意−羽田は貨物便か
[掲載日:2009/02/10]
日本とオランダの航空当局間協議が2月4日から6日にかけて開催され、成田空港の増便と羽田空港への就航に合意した。成田の増便は週5便までで、第2滑走路の北進が完了する予定の2010年3月以降に実現する。オランダ側企業は、週5便のうち週4便を他の企業とのコードシェアでの運航に限定した。日本側企業も週5便までの増便の権益を確保したが、コードシェアの制約はない。
一方、羽田の就航は2010年10月に予定される第4滑走路の供用開始後のことで、両国の航空会社がそれぞれ週7便まで運航できるようにした。国交省国際航空課によると、羽田空港の滑走路の長さが短いため、旅客便の就航の可能性は少ない。中間地点を経由して貨物便を就航する可能性が考えられるという。
http://haneda.keizai.biz/headline/243/
羽田〜アムステルダムに定期便−再拡張後3つ目の欧州路線
国土交通省は2月9日、日本とオランダの航空協議が合意し、再拡張事業が完了する2010年10月以降の羽田空港の国際線拡充枠において、羽田〜アムステルダム間の旅客または貨物の定期直行便を運航可能にすると発表した。
同空港の第4滑走路(D滑走路)供用開始後の深夜早朝時間帯(22時〜翌7時)に、両国の航空会社がそれぞれ週7便まで運航できる。欧州路線ではパリとロンドンに続く3つ目。
同空港は現在、新滑走路・新管制塔・新国際線旅客ターミナルビルなどの建設工事を進めており、同年同月に供用開始を予定する。同省はそれに伴い増大する発着枠の一部を国際線に割り当てる方針。既に各国との航空協議を進めておりこれまでに、昼間時間帯では韓国と、深夜早朝時間帯では韓国・マレーシア・シンガポール・フランス・イギリス・タイと合意している。
オランダとの合意では、成田空港線においても両国の航空会社それぞれが週5便まで増便することを認めた。同空港の第2滑走路北伸工事が完了する2010年3月以降が条件。2008年冬期スケジュールでは、日本とオランダの間には両国の航空会社2社が旅客便と貨物便を週合計35便運航する。旅客の年間輸送実績は55万人(2007年度)。
-
熊本空港は九州新幹線の全通で熊本〜関西の客は大きくそちらへ流れるのでその心づもりが必要やね。
肥後大津迄電化されて小倉行きの有明が運転されてるけど新幹線後は直通も無くなるであろうし空港アクセスで活性化してはどうか?
熊本−ソウル線、円高で利用客増 路線は維持か
2009年02月06日
http://kumanichi.com/news/local/main/20090206005.shtml
円高ウォン安で韓国旅行が割安となる中、韓国アシアナ航空が運航する熊本−ソウル線の日本人利用客が増え始めている。ことし一月は、同月としては二〇〇三年の就航以来最高となる千六百九十一人を記録。ウォン安による韓国人客の激減で、昨年末はアシアナ側が運休も視野に県などに支援策を要請していたが、当面維持される可能性が強まった。
同路線は月、木、土の週三往復。〇四年度以降の利用者は、年間約三万五千〜五万二千人(搭乗率63〜68%)で推移している。日本人客は約四割で、「韓国人が支えている路線」(同社)だった。
しかし、昨年夏以降のウォン下落で外国人客は急減。一方、日本人客は前年を上回る月が出始め、ことし一月は日本人客が約六割と逆転、搭乗率は64%だった。二、三月も一月と同程度の利用者数を見込んでいる。
県などはアシアナ側からの要請に応え、これまで十人以上だった助成金(一人五千円)の支給基準を、一月から三人以上に引き下げた。円高の“追い風”を受け、支援策が奏功した形。今後も「東アジアとの交流窓口として重要」(蒲島郁夫知事)として、修学旅行利用などで一層の増客を図る方針だ。
同社熊本支店の朴淵求[パクヨング]支店長は、同路線の今後について「採算ラインの搭乗率70%には届いていないが、春以降は韓国人のゴルフ客なども増える見込み。日本人客がこのままなら(路線維持は)問題ない」との見通しを示す。
その上で「福岡に流れている熊本県民の利用が増えれば、当然会社は週五便、七便化を検討する」と利用を促している。(並松昭光)
-
アメリカもええかげん新幹線による交通体系の整備を求む。
米国で旅客機が民家に墜落、炎上 48人全員死亡か
02/13 15:48
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/international/2009021301000477.htm
【ニューヨーク13日共同】米CNNテレビによると、コンチネンタル航空の米東部ニュージャージー州ニューアーク発ニューヨーク州バファロー行き旅客機が12日午後10時(日本時間13日正午)すぎ、バファロー近郊の民家に墜落、炎上した。
CNNは米連邦航空局(FAA)の情報として、旅客機には乗客乗員48人が乗っていたと伝えた。AP通信は、乗客乗員全員が死亡したと報じた。民家に人がいたかどうかなどは不明。
在ニューヨーク日本総領事館は、日本人が乗っていたかどうかを含め情報の確認を進めている。
旅客機の49人が死亡、民家の2人が病院に運ばれたとの情報もある。
CNNは猛火と白煙を上げて炎上する住宅街の映像を伝えた。
ニューヨーク州では先月、エンジンに鳥を吸い込んだ旅客機がハドソン川に不時着したばかり。
バファローはニューヨーク州西部でエリー湖の東岸にある州で第2の都市。
-
>>314
http://www.asahi.com/international/update/0214/TKY200902130388.html
ボンバル同型機、国内に25機 07年、高知で胴体着陸
2009年2月14日3時7分
米ニューヨーク州で墜落したボンバルディア社製の旅客機は、高知空港で07年3月に胴体着陸した全日空グループの機体と同型で、日本国内には全日空と日本航空の両グループで計25機を保有する。両社は「原因がわかるまでは、対策のとりようがない」としながら、米航空当局やボンバルディア社などからの情報収集にあたった。
大阪(伊丹)―高知などの地方路線で使用している全日空グループの整備関係者は、「高知の事故後、検査態勢を強化して安全な運航を維持できている。これまで通りしっかり整備していく」と話した。一方、「航空需要が冷え込んでいるだけに、今回の事故でボンバル機へのイメージが悪くなって、利用を控える動きにつながらなければいいが」と心配する社員もいた。
ボンバル機をめぐっては、高知の事故後も脚部の不具合で出発空港に引き返すなどのトラブルが多発。欧州でも着陸脚が出なかったり折れたりするトラブルが続き、使用を一時停止する会社もあった。
墜落したのと同型機が、日本国内で不具合を原因に行き先の変更や出発地への引き返しをした回数は、06年度30件、07年度31件に対し、08年度は13日までに19件。国土交通省の担当者は「トラブルはやや落ち着きつつある」とみていた。国内航空各社は、点検頻度を高めたり、メーカーが部品の改善に取り組んだりしている。
高知の事故では、国交省航空・鉄道事故調査委員会(当時)が報告書で、ボンバル社がボルトをつけ忘れたことが原因である可能性を指摘。品質管理に問題があるとして、カナダ当局に同社を指導するよう勧告も出している。(佐々木学、松村北斗)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090213-OHT1T00297.htm
米機墜落!乗客に9・11犠牲者の妻 米東部ニュージャージー州ニューアークを出発したコンチネンタル航空3407便が12日午後10時20分(日本時間13日午後零時20分)ごろ、目的地のニューヨーク州バファロー近郊の住宅街に墜落した。乗員乗客49人全員と地上にいた住民1人の計50人が死亡した。犠牲者の中には2001年9月の米同時多発テロ事件で夫を亡くした女性も含まれていた。事故機に日本人が搭乗していたとの情報はない。
「ハドソン川の奇跡」でわいたニューヨークに2度目の奇跡は訪れなかった。
ニュージャージー州ニューアーク空港からニューヨーク(NY)州バファロー・ナイアガラ国際空港へ向かっていた双発プロペラのボンバルディア機が深夜、バファロー空港の手前約11キロにあるの住宅街「クラレンスセンター」に墜落。乗客44人と非番の1人を含む乗員5人、さらに地上の民家にいて巻き込まれた1人の計50人が死亡した。
犠牲者の中には2001年9月のNYで起きた米同時多発テロ事件の遺族も含まれていた。
現地紙によれば、事故機に搭乗していたのはビバリー・エッカートさんで、「9・11」で亡くなったショーン・ルーニーさんの夫人。夫の58回目の誕生日を記念し、夫の出身地のバファローに向かう途中に事故に遭遇した。現地の高校で夫の死をきっかけに設立した奨学金の関連式典に出席する予定だった。
夫婦ともども飛行機事故で命を落とすという悲劇に、エッカートさんの遺族は「彼女は天国で夫と再会できた」と話しているという。
事故当時は雪と霧などで視界が悪かった。墜落後、機体や住宅は猛火に包まれ、12世帯が避難した。専門家の間では機体への着氷が事故原因との見方も出ている。
今回の事故機、ボンバルディアDHC8―Q400は、過去に国内外でトラブルが多数報告されるなど「いわくつき」の機体だった。オバマ米大統領は13日、声明を発表し「痛ましい事故に接し、ミシェル(夫人)とわたしは深い悲しみに包まれている」と犠牲者の遺族に哀悼の意を表した。
◆ボンバルディア ボーイング、エアバスに次ぐ世界3位の航空機メーカーで、カナダのモントリオールに本社を置く。双発プロペラ旅客機DHC8―Q400や小型ジェット機CRJシリーズを生産し、DHC8―Q400はジェット機並みのスピードと燃費の良さが売りだが、07年9月にドイツ・ミュンヘン空港で胴体着陸したほか、デンマークでは着陸の際、主脚が折れ曲がり滑走路を逸脱する事故があった。また、日本国内でも07年3月13日に高知空港で前輪が出なくなり胴体着陸、機首が破損する事故があるなど、トラブルが続発している。
(2009年2月14日06時02分 スポーツ報知)
-
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090214/lcl0902141234002-n1.htm
利用者減、収支悪化… 神戸空港「視界不良」 (1/4ページ)
2009.2.14 12:29
神戸空港(神戸市中央区)は16日で開港から3年を迎える。関西の新しい空の窓口として定着した一方で、年間搭乗者数や管理収支の黒字額は開港時の見込みを割り込む状態が続く。平成21年度からは空港島造成のために発行した1982億円の市債償還が本格化するが、返済に充てるための土地売却がほとんど進んでいないなど、当初の計画のほころびが目立ち始めている。4年目以降の“飛行計画”は見直しを迫られそうだ。
利用者数伸びず
神戸空港は18年2月、神戸と全国7都市を結ぶ地方空港として開港した。年間319万人の需要予測に対し、1年目の利用者数は約270万人。2年目は約297万人に増加したが、3年目は約268万人と減少に転じた。人気の羽田線を運行するスカイマーク(SKY)でパイロット不足による減便や運休が相次いだことが響き、神戸市の担当者は「想定外の数字」と肩を落とす。
航空各社の不採算路線見直しにより、地方便の撤退も相次ぐ。1月末には、20年4月〜21年1月の平均搭乗率が49.4%だった鹿児島便(日本航空)が撤退。3月末には、同35.9%の仙台便(全日空)の撤退も決まっており、市は「利用者のニーズに応えられなくなる」と危機感を強める。
SKYが新たな地方路線を開設する方針を打ち出すなど明るい話題もあるが、22年度で403万人を目指す需要予測の達成には暗雲が立ちこめる。
借金返済
経営状況も悪化の一途だ。着陸料などの収入から管理費などを引いた管理収支の黒字額は、初年度こそ開港当初の試算を上回ったが、2年目以降は原油高などによる減便や機体の小型化で着陸料が伸び悩み、試算を大きく割り込んだ。市は20年度の収支を、当初予算の段階で試算の約9分の1(約4600万円)に修正。最終的な収支について神戸市の矢田立郎市長は「まだ2月だが、苦しい状態であることは間違いない」との見方を示している。
追い打ちをかけるように、21年度から空港島の建設で借り入れた1982億円の市債の償還が始まる。11〜16年度に発行した市債をそれぞれ10年後に返済する取り決めで、26年度まで毎年205億〜650億円を返済する計画だ。
市は財源について、空港島の土地を売却して充てる計画だったが、これまでの売却額は空港施設用地の土地代金を含めて545億円。うち、民間向けの約80ヘクタールで売却・賃貸契約できたのは6%に当たる約4.9ヘクタールで、売却額は45億円にとどまる。
市は土地代を値下げしたり、土地の用途制限を変更するよう国に働きかける方針を打ち出すなど誘致に躍起だが、見通しの甘さの指摘に加え、「今の経済情勢で売り切れるのか」との声も広がっている。
3空港問題
現状を打破する鍵を握るのが、関西空港、大阪(伊丹)空港との「関西3空港」の連携だ。昨年2月に大阪府の橋下徹知事が就任し、3空港問題の議論が活発化するなか、矢田市長は「関西を国際空港、伊丹をハブ空港、神戸を地方空港」とする役割分担と、関西国際空港会社(村山敦社長)を中心とした一体運営を一貫して主張している。
背景には、神戸空港の「足かせ」ともいえる便数(1日30便)や運用時間(午前7時〜午後10時)の管制上の規制があり、これらの制限が路線配置や利便性の高いダイヤの実現を難しくしている現状がある。一体運営となれば、3空港全体で需要に応じた路線を配置することができるようになるため、現在よりも飛躍的に自由度は高まり、利益の追求にもつながるとの考えだ。
実現には壁も多く「まだ白紙の状態」(神戸市みなと総局)だが、議論の行く末が神戸空港の未来を大きく左右する。
「ニーズはある」。矢田市長は現段階で約135万人の開きがある5年目以降の需要予測の見直しを否定した。神戸空港は、当初の計画どおりのまま予定の“目的地”にたどり着けるのか。市の手腕が試される。
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20090213-OYT8T01170.htm
4年目の課題 神戸空港<上> 路線減 観光客利用に打撃
神戸空港が16日、開港3周年を迎える。利用者数は3年連続で市の需要予測(319万人)を下回り、相次ぐ地方路線の撤廃で空港を利用する観光客も減少気味だ。建設時の借金の返済に充てる予定の空港島内の土地(83ヘクタール)は3ヘクタールしか売れず、100年に一度と言われる不況も追い打ちをかける。神戸空港の課題を探る。
◎ ◎
「有馬温泉に旧居留地。見所はたくさんありますよ」。7日、札幌市の「さっぽろ雪まつり」会場。雪像が並ぶ大通公園で、黒のスーツに身を包んだ神戸市の親善大使「スマイル神戸」の女性がモロゾフのチョコレートを配りながら、神戸の見所をPRした。
観光客誘致を目的にした神戸市のキャンペーン。訪れる先は北海道から九州まで、年間10か所に上る。街角の催しとともに、欠かせないのが現地の旅行社への営業だ。ただ、神戸と地方を結ぶ便数は少なく、神戸空港を利用したツアーは思うようにまとまらない。
「東北から見れば、神戸は大阪、京都とセット」。仙台市にある大手旅行社・日本旅行の企画担当者はいう。「伊丹の方が路線に厚みがある。1日1往復の神戸は使いにくいんです」
神戸に空港が開港した2006年、市内を訪れた観光客は、前年比約190万人増の約2920万人と過去2番目の数字を記録し、「空港効果」と呼ばれた。しかし、翌年に約2840万人に減ると、歩調を合わせるように、飛行機を利用する観光客の割合も、06年の3・6%から07年は2・1%に下がった。
「地方路線が厳しいですね」。07年に仙台便、熊本便を廃止した日本航空。昨年夏、羽田空港に近い本社で、神戸市みなと総局の空港・誘致担当・香川賢次参事は、担当者の一言に反応した。頭をよぎったのは、搭乗率50%前後の鹿児島便。急いで、県や鹿児島県、鹿児島市と共に存続を要望したが、半月後には廃止が決まった。
航空会社はかつて、東京発着便で利益を上げ、地方路線を下支えしていた。今、不採算路線の見直しは、驚くほど早く進む。観光がメーンの地方路線が骨抜きになりつつある一方で、勢いづくのが新幹線だ。
新神戸駅に停車する「のぞみ」の増便などで新幹線で観光に訪れる人の割合は06年の9・3%から07年は12・4%に増えた。4月からはJRグループ6社と県がタイアップした大型観光客誘致企画「あいたい兵庫デスティネーションキャンペーン」も始まる。
神戸夙川学院大の田辺文彦教授(観光政策論)は言う。「地方空港はどこも厳しい。生き残るためには、より幅広い店舗で使えるクーポン券を利用者に渡すなど、地元が一体になって支えるしかない。もう尻に火がついているんです」(羽尻拓史)
(2009年2月14日 読売新聞)
-
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20090214/CK2009021402000022.html
中部空港との海上航路事業を凍結 伊勢市長が表明
2009年2月14日
予定事業者の運航断念で宙に浮いていた伊勢市と中部国際空港との海上航路整備事業について、森下隆生市長は13日の市議会産業建設委員協議会で、就航の凍結を表明した。運航に関心を示した事業者と条件面で折り合いがつかず、好転の見通しが立たない経済環境の中で実現は困難と判断した。
新事業者は原油価格の下落などにより、行政負担の額を引き下げる運航計画の修正案を提示。だが、負担分となる用船契約料は、仮に途中で運航を中止しても市側に支払いを求めるもので、交渉がまとまらなかった。
森下市長は今月6日に開いた有識者らによる検討委での意見を紹介した上で、「昨今の社会情勢の中ではリスクも大きく航路開通は非常に難しい。情勢が安定するまで凍結したい」と説明。合併特例債を含む約6億5000万円で建設した旅客ターミナル施設については「出来上がった施設を有効に使うことが大事」と存続を強調した。
施設の浮桟橋に製造時期が不明な中古台船が使われた問題では「事務処理に不備があった」と謝罪。同市議会は近く全員協議会を開き、事業全般の責任などを追及する見通し。
(久下悠一郎)
-
>>312とか
>現在の良好な中台関係から、中国が反発する可能性は低いとみられている。
http://www.asahi.com/business/update/0213/TKY200902130368.html
羽田―台北、定期チャーター便開設へ
2009年2月14日3時4分
【台北=野嶋剛】台湾の航空当局は、羽田空港の拡張工事が終わる10年10月をめどに羽田―台北・松山空港間の定期チャーター便を開設する方針を固めた。実現すれば羽田発着のアジア向け定期チャーター便はソウル、上海、香港に次ぐ4路線目になる。
来週東京で行う日台航空当局の非公式会合で詰めの協議を行う。日本航空と全日空、台湾側の中華航空とエバー航空が参入する見通しで、各社1日1往復ずつを軸に調整を進める。
現在、成田と台湾・桃園国際空港との間では週に100便前後が往来する。桃園国際空港から台北市内までは車で1時間〜1時間半かかるが、松山空港なら10分程度の近さだ。台湾側では「ドル箱路線になるのは確実」(台湾の航空会社)と期待されている。
台湾の馬英九(マー・インチウ)総統は08年の総統選公約に羽田―松山便の実現を掲げ、就任後も強力に日本に働きかけた経緯がある。現在の良好な中台関係から、中国が反発する可能性は低いとみられている。
-
>>70>>155>>205>>228>>235-236
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090214-OYS1T00222.htm
米海兵隊岩国基地、2012年度に民間空港再開へ
山口県岩国市の米海兵隊岩国基地の民間空港再開(軍民共用化)について、国は事業主体となって2012年度に実現させる方針を固めた。週明けにも正式発表する。すでに全日空が羽田との間の定期便就航を表明しており、青森県の三沢飛行場に続いて国内2例目の軍民共用化空港となる。
岩国基地は1952〜64年に民間空港としても使われていた。地元は経済活性化のために、国に再開を要望し、日米両政府は05年、1日4往復の民間機就航で合意。翌年の在日米軍再編の最終報告にも盛り込まれ、閣議決定された。
だが、民間空港再開には、約110億円の施設整備費が見込まれており、どこが事業主体になるかが懸案だった。県と市は三沢飛行場と同様に、国が事業主体となるように要望していた。
河村官房長官は1月下旬の記者会見で「(岩国基地の)民間空港の問題はほぼ調整が済んでいると思う。国土交通省側は(事業主体になる)準備ができるところまで来ている」と話していた。
(2009年2月14日 読売新聞)
-
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_k/ckei090214_1.htm?from=nwlb
中部空港 開港から4年 「試練」の低空飛行
貨物落ち込み深刻
17日に開港して丸4年を迎える中部国際空港(愛知県常滑市)が苦境に陥っている。世界経済の失速に伴う航空需要の激減で2009年3月期連結決算は初の経常赤字に転落する見通しだ。旅客、貨物ともに減少に歯止めがかかる兆しはなく、5年目は「試練の年」(稲葉良■(ミ)社長)になりそうだ。
(野矢充)
中部空港の08年の旅客数(国内・国際線合計)は、前年比5%減の1123万人と低迷。昨年3月から前年実績を下回り、12月は国際線(前年同月比12%減)、国内線(同10%減)ともに不振が際だった。
企業の好不況を映し出す国際貨物はより深刻だ。08年の貨物取扱量は前年比33%減で、成田国際空港(7%減)、関西国際空港(1%減)に比べても落ち込み方は大きい。中部地域の製造業の輸出・生産減が響いて12月の取扱量は前年同月比60%減と不振を極めた。
「考え得る対策はすべて打っている」。トヨタ自動車副社長から空港会社に転じた稲葉社長は危機感を募らせる。
建設段階からコスト削減を徹底して進めてきた中部空港は、開港初年度から黒字を確保。昨秋以降は、貨物需要を喚起するため貨物専用機の増便などに対して着陸料を割り引く緊急対策を打ってきた。しかし、「誰も推測していなかった」(廣地義範専務)ほどの経営環境の悪化には「トヨタ流」の経営手法もなすすべがないのが実態だ。
国際空港としての存在意義を維持するため経営陣は、「長距離路線の死守」(稲葉社長)を掲げるが、現実は厳しい。
空港経営を支えてきたトヨタグループには、航空貨物の中部空港利用率を現在の5〜6割から8割程度に引き上げることを要請し、実現のメドがついた。今後は空港幹部が主要企業を個別訪問して長距離路線でのビジネスクラスの利用を促したり、海外の旅行会社を招待して中部観光の魅力をアピールしたりするなど営業を強化する。また、路線や便数で勝る成田空港に対抗するため、企業のニーズを分析しながら利便性を高める具体策も検討する。
ただ、自動車業界などの業績悪化で需要回復のメドは立たない。ドバイ便が3月末で廃止になるなど航空会社の撤退も相次いでいる。「この状態があと半年も続けば長距離路線は全滅しかねない」(稲葉社長)中で危機打開の糸口は見いだせていない。
■=目に見
(2009年2月14日 読売新聞)
-
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000902130004
3月28日最後に運休 鹿児島−香港定期便
2009年02月14日
県は13日、香港エクスプレス航空が3月28日を最後に、鹿児島―香港の定期便を運休すると発表した。景気低迷で利用客が減ったことが主な原因という。
同社によると、世界同時不況による円高の影響で、香港から日本への観光客が激減。福岡や関西に運航しているほかの航空会社が運賃を値下げした影響もあり、経営状態は悪化した。路線再編の結果、鹿児島便の運休が決まったという。同社の担当者は「この不況がいつまで続くか分からないが、早期の運航再開をめざしたい」と話している。
県は今月から鹿児島空港発着の国際便利用客を対象に旅行費用の一部助成や、ホテル・ゴルフ場などの料金割引などのサービスをする「インバウンド対策事業」を始めたばかり。「路線の維持・確保が事業の目的なので残念」と県観光課の担当者は話す。
伊藤祐一郎知事は「香港との交流促進や県産品の輸出促進に取り組みながら、景気回復の動きをにらみつつ、早期の路線再開をめざしてまいりたい」との談話を出した。
同社の鹿児島―香港線は昨年4月28日に就航。当初、週3便だったが、9月1日から週2便に減り、昨年の利用率は51・4%だった。
-
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK200902150022.html
関西3空港、旅客数が過去最低 2空港時代を下回る
2009年2月16日
16日に開港3年を迎える神戸空港など関西3空港の08年の旅客数が計約3405万人にとどまり、過去最低になったことが国土交通省の調査でわかった。関西、大阪(伊丹)の2空港時代の旅客数を初めて下回った。神戸空港は関西地方の航空需要を掘り起こす効果を期待されたが、景気低迷による航空各社の減便や外国人客の減少を受け、3空港の総旅客数は減り続けている。
神戸空港が開港した06年は3空港で計約3578万人が利用し、前年の2空港時代より約55万人増えた。しかし、翌07年には減少に転じ、08年は3空港すべてで旅客数が前年を約9〜4%下回った。このため、2空港時代の05年より約118万人も下回った。
関西空港の08年の旅客は約1571万人で、前年に比べて約70万人(約4%)減。円高が進むにつれて国際線を利用する外国人客が減り、国内線でも減便が相次いだ。日本航空と全日本空輸が不採算路線の廃止・減便を進める4月以降、国内線の乗り入れが11都市に減り、ピーク時の96年(34都市)の3分の1に落ち込む。
大阪空港の08年の旅客数は約1563万人で、05年から約332万人(約17%)減った。減少率は3空港の中で突出している。05年度から大型機の就航が制限され、札幌や那覇などへの長距離路線が関西空港に移されたためだ。
神戸空港の08年の旅客数は約271万人で前年より約26万人(約9%)減。開港以来、3年連続で需要予測(319万人)を下回った。ドル箱の羽田線を運航するスカイマークが1日7便を5便に減らしたことなどが響いた。(榊原謙)
-
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090216-OYT1T00803.htm
ANAサーチャージ大幅値下げ、欧米線は3500円に
全日本空輸は16日、燃料費の値上がりに応じて国際航空運賃に上乗せする燃油特別付加運賃(サーチャージ)の4〜6月分の改定料金を発表した。
料金水準を変更し、現行より8〜9割安くする。
欧米線では現行の片道2万2000円から3500円に、ハワイ線は1万4500円から2000円に、アジア方面では香港・台湾・中国線が6000円から500円に、韓国線が2500円から200円へ値下げする。日本航空も同様に値下げする方針を固めている。
基準となる昨年11月〜今年1月分の航空燃料価格の平均は1バレル=64・22ドルまで下がった。全日空が昨年8月に定めたサーチャージ料金表に基づけば、今回の改定額は欧米線が5000円、ハワイ線は3000円となるはずだった。今後、2〜4月分の平均燃料価格が60ドルを切ればサーチャージは廃止される。
(2009年2月16日18時41分 読売新聞)
-
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/news/20090210tb01.htm?from=nwla
日航、サーチャージ8割値下げ
全日空も検討
燃料費の値上がりに応じて国際航空運賃に上乗せされている燃油特別付加運賃(サーチャージ)について、日本航空は4月以降、欧米線などについて、現行料金から8割超、値下げする方針を固めた。
観光を中心とした需要回復が狙いで、全日本空輸も同様の値下げを検討している。
欧米線は現行の片道2万2000円から3500円(84%引き)に、ハワイ線は1万4500円から2000円(86%引き)に、それぞれ値下げする。例えば家族4人で米国に往復旅行した場合のサーチャージは、17万6000円から、2万8000円に下がる。
4月改定分の基準となる、昨年11月〜今年1月分の航空燃料価格の平均が、1バレル=約116ドルから約65ドルに下がった。両社のサーチャージ料金表に機械的に当てはめると、欧米線は5000円、ハワイ線は3000円に下がるはずだが、値下げ幅を拡大して需要喚起を図ることにした。
また、サーチャージが安くなる4月までの航空券の買い控えを防ぐため、両社は3月末までの購入分については、割引した航空券を売り出している。
(2009年2月10日 読売新聞)
-
http://mainichi.jp/seibu/news/20090216sog00m040008000c.html
どうする福岡空港:福岡市長だんまり 「新空港不要」公約いずこへ 市議ら反発も
福岡空港の過密化問題をめぐる地元の政治判断が大詰めを迎える中、現空港を抱える福岡市の吉田宏市長の態度が定まらない。市長は06年11月に「新空港不要論」を公約の一つに掲げて初当選したが、当選後はだんまりを続けている。煮え切らない市長の態度に、市民や市議からは反発も出始めた。
「(市長と知事の間で)統一見解を発表する。意見がばらばらになることはない」。市長は16日の記者会見で、空港問題については福岡県の麻生渡知事と事前に意見を調整する考えを示した。1月の会見では「知事は国、県、市を代表して表明するスポークスマン」とも述べ、知事の存在を理由に自らの立場を示すのを避けているように見える。
市長は選挙時の公約で、空港問題について「新空港はいらない」と主張。毎日新聞のアンケートでも「現空港の能力を最大限に生かし、北九州空港や佐賀空港との連携で対応を」と回答している。
ところが、当選後は発言が後退。国、県、市の3者でつくる福岡空港調査連絡調整会議が住民からの意見聴取(PI)を実施中だったのを理由に「公約は公約だが、現段階では(意見聴取の)推移を見守りたい」という態度を取り続けた。
昨年3月には自身のホームページに掲載された「空港は必要ないと明言します」との記述も削除。同月の市議会で指摘されると「候補者時代の記述。市長の立場とは違う」と釈明した。
そんな市長が自らの考えを示した数少ない場面が昨年7月、国が事業費2000億円の滑走路増設案を提示した時だった。市長は「有力だろう。分かりやすく具体的な議論がしやすい」と評価したが、その後は「国や県とともに将来、方策を探りたい」と繰り返す姿勢に戻った。
市議の1人は「どの案を選択するにせよ、トップは決断した結果を早く市民に伝える責務がある」と指摘。市内7区の市民有志は近く、吉田市長に公約遵守と早期の態度表明を求める考えだ。【鈴木美穂、川名壮志】
2009年2月16日
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090214-OYT8T00974.htm
「成田・羽田線より安い料金も検討」
茨城空港就航アシアナ専務語る
2010年3月に開港する茨城空港への乗り入れを最初に表明した韓国大手航空会社「アシアナ航空」。日本地域本部長を兼務する玄東実(ヒョンドンシル)専務が、都内の同社日本地域本部で、読売新聞の取材に応じ、既存路線より割安な料金設定などを検討していることを明らかにした。
玄専務は、価格に敏感な韓国の団体旅行が、東京方面に行くのに福島空港を利用している例を挙げ、「海外から見たら茨城は首都圏。『東京メトロポリタン』という名称をつけて、東京圏をアピールできれば、海外の客を呼び込める」と強調した。
「当たり前だった搭乗橋の使用をやめ、1階で乗り降りできるようにした。お客さんや航空会社のことを考えて、コスト削減を図ろうという今までにない発想を持った空港だ」と、低コスト化を狙ったターミナル設計を高く評価し、成田、羽田線にはない安い料金設定にも言及。「これまで海外旅行に行けなかった客層を掘り起こしたい」とする経営戦略を示した。
開港に合わせて開設するソウル・仁川線に続き、釜山線の就航も検討していることについては「早ければ3か月後に飛ばすこともあり得る。開港当初から2路線の開設を検討するのは初めてで、茨城に対する期待の表れと思ってもらいたい」と話した。
空港内の移動距離が短く、家を出てから飛行機に乗るまでのトータルの時間が大幅に短縮できることも強調し、「成田の場合は、搭乗時間の2時間前に来るように案内していたが、茨城なら1時間を切る時間設定も可能」との見通しを示した。駐車場が無料の点にも触れ、「マイカーで空港まで来て海外に行くという新しい旅行スタイルが提供できる。気軽さが認知されれば、普段着の空港として大化けする可能性もある」と期待を寄せた。
茨城空港は、国内線就航のメドが立たず、整備そのものに批判的な意見もある。これに対し、玄専務は「国内のほかの空港が切っても切っても中身が同じ『金太郎アメ空港』だったのに対し、茨城はいろいろな可能性がある」と持ち上げたうえで、「個人的な意見だが、3年後には国内線も入っているだろうし、国際線も何便も飛んでいるだろう」と見通しを語った。今後の課題については「まず1回でいいから乗ってもらえる工夫をする。修学旅行などを誘致し、身近なところに空港があることの意義を知ってもらうことが大切だ」と、県の施策が空港の先行きを左右するとした。
(2009年2月15日 読売新聞)
-
>>320
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902170044.html
民空再開 パイ奪い合いも '09/2/17
--------------------------------------------------------------------------------
米海兵隊岩国基地(岩国市)で民間空港が再開されることが17日、固まった。米空母艦載機の岩国移転を見込んだ「国策」として、地方空港の新設を抑制する方針の国が特例扱いで推進する。ただ、隣接空港とのパイの奪い合いとなる懸念もあり、安定的な集客が今後の課題となる。
「民間空港を起爆剤に地域の活性化に結びつけたい」。この日午後、政府方針の連絡を受けた岩国市の福田良彦市長は力を込めた。
1日4往復の東京便を念頭に全日空が就航を予定。山口県は、周南市以東の山口県東部に加え、広島県側の大竹市と廿日市市、広島市佐伯区の旧湯来町を含めた年間43万人の需要があると予測する。
東京便が1日15往復する広島空港(三原市)への影響について、広島県の丸山隆英空港港湾部長は「全容が見えず言いようがない」と言葉を選ぶ。同空港のある関係者は「ビジネス客には、乗り遅れてもすぐに次の便がある広島空港の方が便利。岩国の影響は大きくない」とみる。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902170002.html
軍民共用 三沢は利用者半減 '09/2/17
--------------------------------------------------------------------------------
軍民共用空港として30年以上、運用されている青森県三沢市の米空軍三沢基地。東京、大阪など4路線(うち2路線は休止)あるが、利用者数はピーク時から半減し年間約30万人。東京便増便などが課題だ。
1952―65年の民間機就航、休止を経て75年に再開。85年、第三セクター会社運営の新ターミナルビルが完成した。他の民空関連施設は運輸省(現国土交通省)が整備、管理している。
現在、日本航空が東京一日3往復、大阪同1往復を結ぶ。札幌、関西空港間の各路線は運休。利用者数は、関空線を除く3路線あった99年度の約59万人をピークに減少傾向。東北新幹線盛岡―八戸間が開通した2002年度以降、東京便減便や機材小型化も影響し、07年度は約29万人に減った。
-
まっ当然出ますわな,この意見は。
今はどの程度客が入るか解らないので航空会社も下手だけど,実際に蓋明けてからが県の勝負所でありましょうな。客が少なければ県が平身低頭して航路を維持して貰わにゃならん。
日航への搭乗率保証 全日空「公平に」と県に申し入れ
2009/02/17
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/news/20090217000000000056.htm
6月4日の静岡空港開港から日本航空が運航する静岡―福岡線(1日3便)に対し、県が搭乗率保証の実施を決めたことを巡り、全日空の岡田晃執行役員企画室長らが17日、県庁に花森憲一副知事を訪ね、搭乗率保証などの在り方を再検討するよう申し入れた。
全日空は静岡空港と新千歳、那覇を結ぶ路線を各1日1便運航することから、日航の福岡便のみの保証は間接的に日航の新千歳便を支援することにもなり、航空会社間で不公平が生じると指摘した。
会談後、岡田役員は「県に、これまで開港に向け一緒に努力してきたのに、水くさいと申し上げた。地元が航空会社に支援するのは素晴らしいことだが、航空会社と路線を限った支援はバランスを欠く」との考えを示した。また、「今回のことが静岡空港への就航に影響することはない。抗議に来たわけではない」とした上で、「県と航空会社に信頼関係がなければ、路線は成長しない」と述べた。
花森副知事は「日航との過去の経緯を説明して理解を求めた。県議会での議論を見守った上で、あらためて全日空側に報告したい」との姿勢を示した。
県が発表した搭乗率保証は福岡便の搭乗率が70%を下回った場合、片道1席1万5800円を日航に支払う。県は福岡路線が新幹線と競合することや1日3便運航することを理由としている。
-
>>214 >>142 >>144
中華航空、チャーター便計画 静岡空港開港から4便
2009/02/03
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/news/20090203000000000056.htm
台湾の中華航空(本社・台北市)の楊辰日本支社長らが3日、県庁に石川嘉延知事を訪ね、6月4日の静岡空港開港日から、台北へチャーター便を連続4便(往復)就航させる計画を報告した。7月以降も最低月2便のチャーター便を飛ばし、来年夏の定期便就航につなげたい考えを示した。
開港日からのチャーター便は県内の旅行会社と共に計画し、158席の航空機を利用。主に日本から台湾への旅行客の利用を見込む。7月以降は台湾からの旅行者の利用を主体に、日本人の利用も3割程度を見込んでいるという。楊支社長は「台北から東南アジアなどへの利用も期待している」と述べた。
また、楊支社長は会談で、中華航空子会社のマンダリン航空が6月下旬から、静岡空港と台中とのチャーター便運航を計画し、早期の定期便就航を目指していることも明らかにした。石川知事は会談後、「静岡空港の利用価値がさらに高まるという手応えを感じた」と歓迎した。
静岡空港のチャーター便は開港日から香港との間に連続3便の就航が決まっているほか、マカオやスイス・チューリヒなどへの運航も計画されている。
マカオに直行チャーター便 県西部地域利活用促進協
2009/02/03
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/news/20090203000000000019.htm
県西部の企業や自治体、観光関連団体で組織する「県西部地域富士山静岡空港利活用促進協議会」(会長・御室健一郎浜松商工会議所会頭)は2日、浜松市中区で会合を開き、静岡空港の6月4日の開港に合わせ、マカオに直行チャーター便を2機運航させることを決めた。
チャーター便は、マカオ航空の176人乗り航空機を使用する。6月4、11日の出発で、3泊4日のマカオツアーを2回実施する。また、同促進協は静岡空港の就航先である韓国から誘客を図るため、3月5日から7日までソウルに訪問団を派遣することも正式に決めた。
会合では遠州鉄道の竹山英夫常務・運輸事業本部長がJR浜松駅と結ぶ形で、東名浜松西インターと静岡空港間で1日5往復の定期路線バスを運行するダイヤ案などを説明した。いずれも航空機の発着に合わせ、途中、東名掛川インター、JR掛川駅、東名磐田インター、東名浜松北などに停車する。
また、県空港部利用推進室の橋本勝弘専門監が最新の開港準備状況を紹介した。
-
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090217ddlk35010379000c.html
岩国基地:民空再開正式決定 利便性確保が課題 苦しむ各地の地方空港 /山口
岩国基地への空母艦載機移転を進める見返りに、県と岩国市の要望を受ける形で政府は16日、12年度を目指して岩国基地を軍民共用化し、民間空港を再開する方針を正式発表した。県と市は開港初年度に約43万人の需要を見込む。しかし、各地の地方空港では過大な需要予測に実績が追いつかないケースが続出する一方、規制緩和の流れのなかで航空各社が不採算路線から撤退、減便を加速させている。【大山典男】
98年に開港した佐賀空港(佐賀県)は00年度約74万人の利用を予測していたが、07年度実績は約27万人。大館能代空港(秋田県)など90年代に開港した空港の多くで予測実績を下回っている。
一方、日本航空が今年1月、福島空港(福島県)から撤退するなど、燃料費の高騰や景気低迷を受けて、航空各社は不採算路線を切り捨て、堅調な路線に経営資源を集中している。
このため、多くの地方空港で、事業主体の自治体などが着陸料の減免や、団体客に空港までのバス代金を補助するなど税金を投入。03年開港の能登空港(石川県)では、地元と全日空の間で、搭乗率が58%を下回れば、地元が保証金を支払う制度を実施している。
岩国基地で民間空港が再開した場合、広島空港や山陽新幹線と競合するため、運行時間や空港へのアクセスの利便性で有利にたたない限り、需要予測を大幅に下回り、路線確保のために、地元負担による追加支援も予想される。
こうした利便性の確保のためには、米軍との調整が必要不可欠で、米軍との調整窓口となった防衛省の交渉力が問われる。
◇対照的な反応−−現、前市長
空母艦載機の岩国基地移転を最大の争点に08年2月の岩国市長選を戦った福田良彦市長と井原勝介前市長は、政府方針決定に対照的な反応を示した。
福田市長は記者会見し、河村建夫官房長官から電話で政府方針を伝えられたことを明らかにした。「この決定で、岩国市民の悲願が現実のものになる。うれしい。感無量。空港を起爆剤として地元の活性化に結び付けたいという期待に応えたい」と歓迎した。民空施設整備費の負担割合や開港後の維持管理については「具体的な点について調整していきたい」と述べた。
一方、井原前市長も取材に応じ「政府は最終的なゴーサインを出したわけでない。空母艦載機移転と、愛宕山(地域開発事業跡地)の米軍住宅化のための取引材料。状況は変わっておらず、これからも取引材料として使われる」と語った。「艦載機の受け入れ、米軍住宅化と引き換えでは、市民は望んでいない。民間空港の再開はただちに中止すべきだ」と訴えた。
また二井関成知事は「具体的な整備方法や管理体制が明らかになっていない。県としては岩国市と連携しながら、関係省と調整していく。いずれにしても、地元の悲願だった民間空港の再開に向けて前進であると考えている」とのコメントを発表した。
-
==============
◆岩国基地と民間空港関連年表◆
38年 4月 旧海軍が岩国飛行場の建設に着手
40年 7月 岩国海軍航空隊が発足
45年 8月 米海兵隊が進駐し基地を接収
52年 4月 日米安全保障条約に基づく在日米軍の基地になる一方、民間空港として開港。日本航空の東京−福岡線の中継地に
52年 6月 羽田空港とともに国際空港となる
64年12月 民間航空が路線を変更し、以降定期便は就航せず
88年12月 県議会で知事が「県内に空港が二つあってもおかしくない」と語り、県東部の新空港設置の可能性を示唆
91年 4月 県が空港対策室を設置
96年10月 岩国市長が日米特別行動委員会(SACO)合意に基づき、沖縄県普天間飛行場から空中給油機12機を受け入れる見返りに、軍民共用化による民空再開など要望
97年 6月 岩国基地滑走路沖合移設事業が起工
98年 3月 県東部空港専門委員会が滑走路沖合移設工事完成後の岩国基地が空港候補地として最適と最終報告
02年 1月 県、岩国市と由宇町が米軍の大型ヘリ8機を受け入れる見返りに、軍民共用化の日米合意、民空施設整備を要望
03年10月 「一般空港について離島を除き、新設を抑制する」とした社会資本整備重点計画が閣議決定
05年10月 日米合同委員会が羽田便1日4往復の運行を認めることを確認。日米安全保障協議委員会(2+2)が、岩国基地への空母艦載機部隊移転を盛り込んだ中間報告を公表
06年 3月 空母艦載機移転の是非を問う旧岩国市の住民投票で、反対が89%を占める
06年 4月 合併に伴う新岩国市長選で、空母艦載機移転反対の井原勝介・旧岩国市長が当選
06年 5月 2+2が米軍再編最終報告を公表し、政府が閣議決定
06年12月 防衛施設庁が岩国市新庁舎建設補助金の予算計上を見送り
07年12月 井原市長が、新庁舎建設補助金をめぐる市議会との対立で辞職
08年 2月 出直し市長選で、福田良彦前衆院議員が井原前市長を破り、初当選
08年 4月 衆院2区補選応援で岩国市を訪れた福田康夫首相が民空早期再開に理解を示す
(肩書などは当時)
〔山口東版〕
-
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902170054.html
岩国の民空再開に期待と疑念 '09/2/17
「長年の活動がようやく実を結んだ」。岩国市の米海兵隊岩国基地での民間空港再開の方針が決まった16日、地元からは地域活性化の起爆剤になると期待感が広がった。一方、米軍再編に絡んだ国の懐柔策との疑念から、手放しで喜べないとする意見もあった。
「市政始まって以来の明るいニュース。感謝の気持ちでいっぱい」と岩国空港早期再開推進協議会の柏原伸二会長。地元経済界が中心となり、20年来、国や県への要望活動を続けてきた。「これが1つの区切り。今後は黒字(路線)になるよう努力したい」と力を込める。
長引く不況の中、地域経済の浮揚効果への期待も大きい。岩国駅前本通商店街振興組合の小林幹生理事長は「駅前と合わせて新たな街の玄関口になる。東京から観光客を誘致し、中心市街地から市全域を盛り上げたい」と青写真を描く。
ただ、慎重論も根強い。愛宕山地域開発事業跡地の米軍住宅化に反対する「愛宕山を守る会」の岡村寛世話人代表は「市民が待ち望んだ歴史的背景もあり、再開自体は前進」と前置き。続けて、国が民空再開の見返りに愛宕山の米軍住宅化を水面下で市に打診した、とされる内部協議資料に触れ、「危機感はある。取引材料にならないよう関心を持っていく」と口元を引き締めた。
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20090217-OYT8T00050.htm
離陸へ〜岩国基地民間空港(上)
1988年秋。岩国市の中華料理店で、経済人や県議ら6人が丸テーブルを囲んでいた。話題は地域の活性化。バブル景気に沸く都会とは違い、市の中心商店街はすでに客足が減り始めていた。一人がふと漏らした。「米軍の飛行場をもう1回、活用できんかなぁ」
米海兵隊岩国基地は52〜64年、民間空港として使われていた。新婚旅行中のマリリン・モンローが降り立ったこともある。
「空港があれば、起死回生できるはず」「やってみよう」。話はすぐにまとまった。そして、20年余り。6人中最も若く、推進団体の会長に就いた柏原伸二さんは58歳になった。鬼籍に入った人もいる。
再開方針を河村官房長官が発表した16日。柏原さんは「岩国市政始まって以来の明るいニュース。これまで何度も決まりかけては通り過ぎていき、決定を聞くまで不安だった。本当に長かった」と振り返った。
◇
「逆立ちしても無理だ」。滑走路の軍民共用化を熱っぽく訴える柏原さんたちに、行政は冷めた見方をしていた。「論より証拠」と、チャーター機を飛ばすことを目標にしたが、広島防衛施設局(現・中国四国防衛局)の担当課長は「米軍が許可をするわけないでしょう」とつれない。
そこで、基地の司令官に直談判し、同意を得た。92年7月、186人を乗せた民間機がハワイへ向けて離陸。96年、99年とチャーターフライトを続けた。行政側も本腰を入れ始め、2000年に県が初めて国へ早期実現を要望したが、国の動きは鈍かった。
民間定期便を1日4便就航させる――。05年10月。日米両政府が合意事項を発表したのは、同施設局が基地への空母艦載機移駐計画を市などに伝えた翌日だった。「『アメとムチ』のつもりか」。保守系市議からそんな反発が上がるほど、絶妙のタイミングだった。「我々の悲願が政治に利用されるのか」との地元経済人の予感は当たる。
民空再開は在日米軍再編の最終報告に盛り込まれ、閣議決定された。移駐とのセット。井原勝介市長(当時)が移駐反対を貫く中、「再編を認めたとき、初めて政治案件としてそじょうにのぼる」(県幹部)とされた。閉塞(へいそく)感が広がったが、移駐問題を最大の争点にした昨年2月の岩国市長選で状況は一変。容認派が推す福田良彦市長が誕生し、4月には、衆院山口2区補欠選挙の応援で来県した福田首相(当時)が実現を約束した。
◇
「経済界は『交通網の整備という面ではいい』と利点を強調するが、それだけではないはず」。市中心部で15日、署名活動を行っていた津田利明さん(62)が手を止めた。県と市が国に買い取りを求めている愛宕山宅地造成事業跡地。国は移駐に伴い必要となる米軍住宅の有力候補地と位置づけ、浜田防衛相は「ぜひ買い取りたい」と明言しているが、こうした方針に反意を示す活動だ。
米軍再編という大きな波に翻弄(ほんろう)された民空再開。米軍との調整が必要な就航時間帯など課題は残る。「民空は、市民に空母艦載機の移駐を受け入れさせ、米軍住宅建設を認めさせるためのごまかしに使われるのでは。国の姿勢は信用できない」。津田さんがつぶやいた。
◇
「地元の悲願」の民間空港が12年度に再開される。移駐問題も絡んで、基地の街には期待と不安が交錯。その思いをみつめ、今後の展望を探る。
(2009年2月17日 読売新聞)
-
≪岩国空港関連≫
>>70
民空12年度再開目指す 岩国
>>155
お国入り河村官房長官、岩国の民空再開に前向き姿勢
>>205
岩国民空再開へ詰めの協議 '09/1/14
>>228
全日空、東京便就航に前向き '09/1/24
>>236
活性化期待 採算性に疑問も '09/1/27
>>320
米海兵隊岩国基地、2012年度に民間空港再開へ
>>328
民空再開 パイ奪い合いも '09/2/17
>>331
岩国基地:民空再開正式決定 利便性確保が課題 苦しむ各地の地方空港 /山口
>>332
◆岩国基地と民間空港関連年表◆
>>333
岩国の民空再開に期待と疑念 '09/2/17
>>334
離陸へ〜岩国基地民間空港(上)
-
>>158
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009021700727
礼文空港の供用休止を許可=利用者低迷で4月から−国交省
国土交通省は17日、北海道の離島、礼文島にある日本最北の空港、礼文空港(礼文町)の供用休止を13日付で許可したと発表した。休止期間は今年4月9日から2015年3月31日までの約6年間。空港管理者の北海道が、行財政改革の一環として、利用が低迷する同空港の供用休止許可を同省に申請していた。(2009/02/17-18:21)
-
楽しみですな。
仙台、三沢など国管理27空港の収支開示 国交省
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090217t71015.htm
国土交通省は16日、国が管理する全国27空港の個別収支を初めて開示することを決めた。着陸料などの収入と管理費などの支出を明らかにすることで経営の透明化を図るのが狙いで、2006年度の収支を本年度内にも公開する。東北は三沢、仙台両空港が対象。
これまで国が管理する空港の収支は国の空港整備勘定で一括計上され、個別の収支状況が分からなかった。「骨太の方針2008」で08年度中にも空港別収支を明らかにするよう求められていた。
具体的には、空港ごとの単年度の収入と支出の状況などを示した「損益計算書」や資産の状況を表した「貸借対照表」に相当する財務書類を作成、公表することを検討している。
開示対象は、国交省が管理する仙台、羽田(東京)など21空港と、防衛省が管理する三沢、小松(石川)など計5カ所の軍民共用空港、10年に茨城空港として民間共用化する航空自衛隊百里基地を予定している。
一方、地方自治体が管理する空港は、神戸空港など一部を除き収支状況を明らかにしていないため、国交省は国が管理する空港と同様に収支を公開するよう求める方針。
国交省が国管理の9空港を抽出して行った05年度収支の試算では、黒字は新千歳と大阪だけで、残りの7空港(羽田、仙台、新潟、広島、高知、福岡、那覇)が赤字だった。
2009年02月17日火曜日
-
関空会社、府負担金見送りに困惑 連絡橋国有化で
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/2009021801000128.htm
大阪府が17日発表した2009年度予算案で、関西空港と対岸を結ぶ連絡橋の国有化に伴う負担金7億円の計上を見送り、通行料値下げで利用者や物流の増加を狙った関西国際空港会社に困惑が広がっている。
府は、関空2期島の護岸工事の予算執行も留保した。関空会社は約1兆1000億円の有利子負債を抱え、減便にも直面。支援策として国が打ち出した国有化の見通しさえ「分からなくなった」(同社幹部)と不安の声も上がっている。
「(国から関空活性化の)ビジョンが出ないところに税金は出せない」。橋下徹知事は、17日の記者会見であらためて持論を展開。連絡橋国有化で減る関空会社の債務は6%にとどまるとの資料を記者団に配布し、同社の財務体質の抜本的改善が不可欠と訴えた。
しかし、関空会社の受け止め方は複雑だ。
関係者によると、国有化に伴い、連絡橋の往復通行料は普通車が1500円から800円、大型車に当たるトラックが2700円から1300円に値下げ。通勤や深夜の時間帯はさらに50−30%の割引をする見通し。
2009年02月18日水曜日
-
>>337
試算では羽田が赤字ってなんでですかね。
-
恐らく建設費の償還込みとかなんでは?埋め立てを盛んにして来ましたし。
-
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/20090218-OYS1T00261.htm
熊本〜ソウル線の日本人急増、アシアナ航空一転「継続」
熊本空港唯一の国際定期便、熊本〜ソウル線の日本人利用客が今年に入って急増していることがわかった。昨秋以降の円高・ウォン安を背景に、県などが利用客に助成金を支給するなど、てこ入れしたことが功を奏したとみられる。
運航するアシアナ航空(本社・ソウル市)は路線運休を検討していたが、17日、当面、継続する方針を明らかにした。
同社は2003年9月に就航。熊本〜ソウル線は、月、木、土曜の週3回1往復している。年間搭乗率は採算ラインの70%を切る60%台で推移。利用客の割合は韓国人が6割、日本人が4割という。
しかし、昨秋からの世界的な景気減速と急激な円高で、韓国人を中心とした外国人利用客が激減。昨年12月の利用客数は1341人と前年同期に比べ約58%減少。搭乗率は、就航以来最低の約36%に落ち込み、同社は「このまま低迷が続けば運休を検討せざるをえない」と県に伝えた。
これを受け、県や旅行業界、経済団体などでつくる「阿蘇くまもと空港国際線振興協議会」(会長・蒲島知事)などは、日本人利用客の搭乗率アップ策を検討。旅行会社が、円高前に比べて大幅に運賃を値下げした新たな商品を売り出し、同協議会は広告費の一部を負担。さらに、10人以上の団体客に支給していた助成金(1人あたり5000円)について、3人以上から支給対象とするよう要件を緩和した。
その結果、1月の日本人利用客は前年同期比265%増の1691人に上り、全体の約64%を占め、同月としては過去最高を記録。搭乗率も約64%まで回復した。県は「1月の寒い韓国への旅行客がこれほど増えたのは、PRの成果」とみている。
(2009年2月18日 読売新聞)
-
>>329
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000902180004
「搭乗率保証」に逆風
2009年02月18日
静岡空港に就航する日本航空(JAL)福岡便に対して、県が搭乗率の不足分を負担する「搭乗率保証」を打ち出したことをめぐり、波紋が広がっている。札幌便や那覇便を就航する全日空(ANA)の幹部は17日、県庁を訪れ、「不公平な支援策」と苦言を呈した。県はあくまで「目標搭乗率は達成でき、不足分は生じない」との構えだが、県議の間にも疑問の声があがっている。(阪田隼人)
◆ANA「不公平」・県「まさかの備え」・県議ら疑問
「今まで築いてきた信頼関係が損なわれる内容だ」。ANAの岡田晃執行役員企画室長はこの日、花森憲一副知事との面会後、取り囲んだ報道陣に厳しい口調で訴えた。
JAL福岡便への搭乗率保証は、目標搭乗率の70%を下回れば、県が不足座席分(1席1万5800円)をJALに支払うという内容。これについて、ANAは、海外を含めて6社が就航を表明している中で、特定企業だけに支援するのは「不公平ではないか」と指摘した。
ANAは07年に沖縄、札幌線の就航を決めて以来、修学旅行客の獲得や各支店での静岡県のPRなどの営業努力を必死でやってきたという自負がある。立ち木問題によって開港が延期された際も、県の「不手際」に目をつむり、就航の意思を早期に伝えた。
制度上は、JALは営業努力なしに搭乗率70%の収益を確保できることになる。札幌線にはJALとANAの両社が乗り入れることから、岡田室長は「札幌線の競争にも間接的な支援となり、バランスを欠いている」と批判。就航意思は変わらないとしながらも、最近の航空需要の低下を持ち出し、「航空会社との信頼関係がないと不幸なことになる」と、県の今後の判断を注視する姿勢を示した。
これに対し、面会した花森副知事は「意見を伺い、将来に前向きに反映させたい」と述べるにとどめ、方針変更の可能性は明言しなかった。
JAL限定の手厚い支援策について、県空港部は、福岡便は新幹線との競合があり、1日3便の経営リスクは他の路線とは異なると説明。さらに「70%は達成できる」として、保証はあくまで「まさかの時の下支え」との考えだ。
JALは05年5月、静岡空港への乗り入れを真っ先に決定。それ以来、県との間で「運航支援策」の協議を続け、搭乗率保証も選択肢の一つだったという。「土地収用を巡る事業認定が出る前のリスクが高い中、就航決定を決断してくれたことは空港設置に大きな追い風となった」(県幹部)。こうした過去の「恩義」に報いる事情もあるようだ。
しかし、仮に目標搭乗率を1%下回れば、6月の開港から09年度末までに総額3800万円がJALに流れる。5%下回れば1億9千万円の計算だ。新空港は、もともと県にも航空会社にも一定の需要があるという前提でスタートするはずだ。「公金垂れ流し」状態が続く事態を避けるため、県は11月末時点で実績が悪ければ、減便などの対応も考えるとしている。
保証制度は、09年度当初予算案の一部として、13日開会した議会で提案された。県議には「ANAが怒るのも当たり前」「採算ラインからも70%は高すぎなのでは」との声もあり、相次ぐ質問が予想される。制度が確立するかは議会の判断に委ねられた形だ。
◆能登空港「目標超せば返金」
国内の空港で、現在唯一「搭乗率保証」を設けているのが石川県・能登空港だ。定期便はANAの羽田便1日2往復のみ。6年前の開港時、1往復にする話が浮上したため、保証制度を設けて2往復を確保した経緯がある。
しかし、静岡空港の制度と大きく異なるのは、目標搭乗率を上回った場合に航空会社から返金がある点だ。
実際、開港1年目は目標を上回り、1億円近くが市町や経済界でつくる公社に返金された。
石川県の担当者は「お金のやりとりだけではなく、地元の人たちも需要喚起に一生懸命になり相互にもり立てていこうという気持ちになる」と、制度の意義を強調する。
これに対し、静岡県は「返金は逆にJALの営業意欲をそぐ」(空港部)として、あえて外したという。
鳥取県・米子空港は、07年度にアシアナ航空・ソウル便が運休を表明したために緊急導入。搭乗率回復を受けて翌年度から元に戻した。鳥取県の担当者は「保証は最後の切り札。それをあてに続けるとビジネスの世界として不自然な形になる」と指摘する。
-
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/090217_1.htm
不況直撃 かすむ“第三極” ――試練 中部空港4年(上)
「今度は絶対、逃がさない」
今月1日、中部国際空港の国内線搭乗口前で行われた日本航空グループの「中部―沖縄・石垣線」就航式。祝辞を述べる稲葉良■(よしみ)・空港会社社長の口調はユーモアを感じさせたが、その目は真剣そのものだった。空港にとって、国内路線の新規就航は初めて。2006年秋に全日空が休止した路線の復活だが、運休路線が相次ぐ中、久々の明るいニュースだった。
沖縄の伝統芸能などで華やいだ雰囲気の中、「航空会社と力を合わせて需要を掘り起こしたい」と意気込みを見せた稲葉社長。同路線を飛ぶボーイング737―400型機(150人乗り)の15日までの平均搭乗率は72%。満席になる日もあり、「まずまずの滑り出し」(日航)だ。しかし、これで楽観できるほど、空港が直面している苦境は甘いものではない。
◎
空港会社は昨年9月期の中間決算で開港以来初の赤字に転落した。今年3月期決算では、赤字は30億円近くに膨らむ見通しだ。
原油価格の高騰で航空会社が路線縮小に傾いたところに、世界的な不況で、航空需要の低下に拍車がかかった。名古屋経済は失速し、中部空港は「冷たい暴風雨が吹き荒れ、晴れ間が全く見えない状態」(国土交通省幹部)が続く。
現在、国際線の旅客便は週300便で、1年余で41便が消えた。3月末には全日空の広州、天津便、エミレーツ航空(アラブ首長国連邦)のドバイ便の運休が決まっており、さらに週18便減る。今年度の旅客数は約840万人(昨年12月末現在)と前年同期を約7%下回っており、11、12月は前年同月から1割以上落ち込んだ。
中でも、質の高いサービスで知られるエミレーツ航空の撤退は、中部空港にとって「国際空港としてのステータスを支える存在」(国内航空関係者)だっただけに、「“下り坂”の空港というイメージが広がらないか」との懸念も広がっている。
◎
空港島の北部に位置する貨物エリア。07年秋、三つ目の国際貨物用倉庫が完成し、年間取り扱い能力は60万トンに増強されたが、一部の時間帯を除き、約1キロにわたって“シャッター通り”のような状態が続く。
貨物の落ち込みは、旅客よりもさらに厳しい。今年度の国際貨物取扱量は約10万4000トン(昨年12月末現在)で前年同期を4割近く下回り、10月以降に限れば半減となっている。稲葉社長は「打てる対策はすべて打っている」と説明するが、光明は見えない。
航空評論家の青木謙知さんは「今の不況が去っても、東京一極集中が進む中では、“第三の国際空港”である中部の存在意義を示すことは容易ではない。産業面で海外と中部圏の関係を新たに構築するなど、官民一体となった戦略が必要だろう」と指摘する。
◇
中部国際空港は17日、未曽有の逆風にさらされながら、開港から満4年を迎える。不況の出口が見えない中、生き残りをかけた試練の年となる5年目に向かう空港の課題を探った。
■=目に見
(2009年2月17日 読売新聞)
-
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/090218_1.htm
問われる地域の底力 ――試練 中部空港4年(下)
「細かったセントレアの欧州路線が、これでやっと使える。これから荷量は増える一方になるでしょう」
ソニー製品の物流を担当するソニーサプライチェーンソリューション(東京都大田区)の谷敷誠社長の一言に、中部国際空港の関係者は胸をなで下ろした。ソニーは3月末から、欧州向けの製品輸出で中部からの利用を大幅に増やす。
日本発着の航空貨物6万5000トンのうち6割強を東海3県と長野、静岡で生産するソニーだが、中部からの欧米路線が少なかったため、大半を成田空港まで陸送してきた。同社は今後中部の利用を15%から30%以上に引き上げる。
ソニーは、日本貨物航空(NCA)がオランダに週3便、貨物専用機を飛ばすことを決めたことで決断したが、そのきっかけは、空港会社が地道な努力を重ねて作成したA4判の一冊のファイルだった。
◎
「確信を持てる材料が欲しい。本当に今度は大丈夫なのか」。昨年3月に一度は中部から撤退したNCAの貨物担当者は、空港会社と昨年秋から冬にかけて、こうしたやり取りを繰り返した。
中部圏の国際航空貨物は70万トンと言われながら、中部の取扱量は2006年度の24万トンがピークだった。どこに何万トンあるかのデータがなかった一昨年12月、「貨物には伸びしろがある」(稲葉良■(よしみ)社長)の一言で、空港会社は地元企業に積極利用を呼び掛ける「フライセントレア・カーゴ」活動を展開。同時に各企業の航空貨物の荷量や輸出先のデータを集めた。
協力会社は現在、開始当初の7倍近い134社に。データも徐々に蓄積され、中部圏の航空貨物の動きがわかり始めた。このファイルが決め手となり、NCAばかりか、日本航空も米シカゴに就航を決めた。世界経済が不透明感を増す中、NCAの水上俊一郎・事業副本部長は「状況は厳しいが、顧客と一緒に生き残りたい」と決意を語った。
◎
空港会社は空港島北側に国内最大の格納庫建設を決め、ビジネスジェットの誘致にも乗り出す。国内のビジネス機は31機だが、日本の企業が保有する機体はさらに20〜30機以上あり、多くはアメリカ西海岸やグアムで保管されている。「国内に格納庫がほしい」という声に応える戦略で、日本ビジネス航空協会(東京)は「今後10年でビジネス機は100機以上が見込まれる。建設は大きなインパクト」と話す。
◎
空港問題に詳しい山本雄二郎・高千穂大客員教授は「アメリカのサブプライムローン問題が、ある日突然、世界経済を揺さぶるグローバリティー(地球融合化)の時代。空港というインフラを使い、中部圏の持つ潜在能力をどう引き出すか、不況が去った後に備え、いまから知恵を絞っておく必要がある」と指摘する。
万博効果を追い風に、華々しいデビューを飾った中部空港はいま、予想外の逆風に見舞われている。再び浮上できるかは、中部圏全体の底力にかかっている。
(この連載は、柴田永治、石原明洋が担当しました)
■=目に見
(2009年2月18日 読売新聞)
-
http://mainichi.jp/enta/travel/news/20090219ddlk34010677000c.html
県:広島空港発着のソウル便、日帰り可能に 運航変更申請 /広島
県は18日、広島空港発着のアシアナ航空の広島−ソウル便が3月29日から運航時刻を変更し、便利な朝出発・夜帰着のナイトステイ(夜間駐機)ダイヤになると発表した。ビジネス利用の場合などは日帰りも可能となる。国土交通省に認可申請中という。
県空港振興課によると、広島−ソウル便は1日1便。月〜土曜は広島発午後0時10分、ソウル発午前9時40分▽日曜は広島発午後4時半、ソウル発午後2時だった。それが毎日、広島発午前9時40分、ソウル発午後6時40分に変更、現地滞在時間を有効に使えるようになる。
ソウル便は3年までは同様のナイトステイだったが、06年3月、JALがソウル便から撤退し、アシアナ航空もナイトステイをやめ、現在のダイヤに変更していた。ソウル便は利用率が50〜60%台と伸び悩んでおり、県はダイヤ改正による利用者増に期待している。
同課は「これまで県東部などではダイヤ的に便利な岡山空港を利用する傾向が強かった。現在はウォン安でもあり、今回のダイヤ改正で利用者の拡大を見込める」と話す。
これにより、広島空港で毎日就航している3海外路線(ソウル、上海、台北)はすべて、朝発夜帰着のダイヤになる。【上村里花】
-
>>342
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090219ddlk22020194000c.html
静岡空港:搭乗率保証反発問題 県、全日空と協議へ 那覇、札幌便で /静岡
日本航空の福岡便だけ県が搭乗率保証をすることに全日本空輸が反発している問題で、石川嘉延知事は18日の県議会で、「今後各社と路線ごとに対応を協議したい」と述べた。県空港部によると、まずは全日空と那覇、札幌便について協議するという。
全日空の那覇便(1日1便)については、利用する修学旅行への支援を新年度予算案に盛り込んでいる。ただ、搭乗率保証を福岡便以外に適用すれば、「福岡便は1日3便と多く、新幹線との競合もある」とする県の論理が成立しなくなる。また、6月開港時からの適用には間に合わないため、事実上困難とみられる。このため、不満を示している全日空を納得させられる支援策が打ち出せるかは不透明だ。一方、定期便就航を表明している韓国の大韓航空、アシアナ航空については申し入れがあった場合に対応を考えるという。【松久英子】
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20090219-OYT8T00017.htm
山口宇部空港…利用急降下、景気後退の影響
山口宇部空港(宇部市)の利用者数が昨秋以降、激減している。2社による運航が実現した2002年度以降、最低だった07年度(88万6817人)を下回るのは確実な状況だ。景気後退に伴うビジネス需要低迷の影響をもろに受けており、県は観光客誘致など利用促進を強化する。
県交通運輸対策室によると、今年度の月別利用者数は6〜8月は07年度から微増したが、9月から減少に転じた。11月以降は毎月5000人以上も落ち込み、1月末までの利用者数は72万559人。前年度同期比2万5597人減となった。
昨秋以降、航空機の利用者数は全国的に減少している。出張を手控える企業が増えたためで、今後もこの傾向は続くとみられる。特に同空港は8往復すべてが羽田便。県などの調査でも利用者の53%がビジネス客で、さらに減る恐れもある。
同室は「現行の便数を何としても維持しなければならない。今まで以上に観光客の取り込みにも力を入れる」と話している。
◇
県などは往復利用者を対象に、ペア旅行券や特産品などが当たるキャンペーンを行っている。利用促進の一環で、3月5日まで。問い合わせは、山口宇部空港利用促進振興会(0836・31・2200)へ。
(2009年2月19日 読売新聞)
-
http://www.asahi.com/national/update/0221/TKY200902210091.html
羽田に5本目滑走路検討 国交省、発着枠の拡大目指す(1/2ページ)
2009年2月21日15時1分
国土交通省は、羽田空港(東京都大田区)の発着枠のさらなる拡大を目指す方針を決めた。空域の有効利用のほか、5本目の滑走路新設も議論の対象とする。同空港は本格的な国際化に向け、4本目の滑走路を建設中だが、都心に近い羽田発着の航空需要はさらに増えると予想。景気対策も視野に、2020年ごろの実現をめどに検討する。
羽田、成田の首都圏の空港機能を強化し、国の基盤を強めるプランの一つとして、同省が近く公表する。
羽田の滑走路は現在3本。4本目が10年秋にオープンし、発着枠は現在の年約30万回から40万7千回に増える。国の交通政策審議会の航空需要予測では、この枠も17年ごろには「限界に達する」とされ、10年に20万回から22万回に増える成田空港とともに、さらなる拡大の必要性が指摘されていた。
ただ、羽田の周辺空域はすでに「過密」。海上に新滑走路をつくるとなると、環境影響評価や漁業補償、船舶交通との調整が必要となる。騒音をめぐる反対運動も予想され、具体的な拡張の議論は先送りされていた。
しかし、景気の深刻な冷え込みで、景気対策や雇用創出につながる公共事業を前倒ししてインフラ事業の積極展開を促す意見が政府内で浮上。国交省では「利便性が高い羽田拡張を検討する好機。環境や船舶との問題などは、関係者との協議で解消できる余地がある」との機運が高まった。
滑走路新設となると、埋め立てと桟橋からなる建設中の4本目の場合で事業費は約7千億円かかっている。同省は最近の景気後退による航空需要予測の見直しも考慮しつつ、拡張策を検討する。
5本目をつくる場合、現在建設中のD滑走路の沖や、東側のC滑走路沖などが想定される。D滑走路を現在の2500メートルから3千メートル級に延長するなどして、大型機の長距離路線に対応できるようにすることなども検討される見通しだ。
同時に検討するのは、限られた空域の有効活用だ。羽田の周辺空域には、西側に米軍横田基地(東京都)が管制を担っている「横田空域」があり、窮屈な運用を強いられているほか、騒音被害を抑えるため、東京都の上空を低い高度では飛べないなど制約が多い。国交省は「あらゆる角度から検討したい」としており、周辺自治体と騒音問題について協議するなどして、飛行範囲を拡大できないか模索していくとみられる。
成田については現在、成田国際空港会社(NAA)が発着容量を現在の1.5倍の30万回に広げる案を示しており、実現可能性について周辺自治体などと話し合いを進めている。(佐々木学)
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090220-OYT8T01233.htm
乱気流NW機43人けが
救急搬送後手に
成田空港に着陸間近だったノースウエスト航空のジャンボ機が外房沖で乱気流に巻き込まれた20日の事故は、骨折者を含め、43人ものけが人を出した。同社は当初、「けが人は1人」と不正確な情報を成田市消防本部に提供し、けが人の搬送態勢を後手に回す結果をもたらした。
市消防本部によると、ノースウエスト航空から119番が入ったのは、着陸8分前の午後0時11分。「頭を打って痛がっている乗客1人がいる」との内容だった。同本部は「救急車は1台で間に合う」と判断し、空港分署に出動を要請。救急隊員3人が救急車で向かった。
駐機場に着くと、同航空の地上係員から「新たにけが人が3人いる」と報告を受けた。ただ、乱気流が原因との説明はなかった。
3人は機内に乗り込んでみて驚いた。乗客が床に倒れ、けが人は3人程度ではなかった。けがをした外国人乗客に通訳を介して聞いて、初めて乱気流に巻き込まれたと知った。
「とても救急車1台では足りない」と判断し、市消防本部は周辺の8消防署に応援を要請。最終的に計13台の救急車がピストン輸送でけが人を病院に運んだ。
隊員の1人は「早い段階で飛行機が乱気流に巻き込まれたとの情報がこちらに入っていれば、大勢のけが人が出ている可能性を考え、もっと多くの救急隊員と救急車を迅速に出せたはず」と、航空会社の対応に不快感を示した。
また、国土交通省成田空港事務所はけが人がいながら緊急宣言を出さなかったことに「航空業界では考えられない」と疑問を示すとともに、「悪天候を把握していたなら、もう少し早くシートベルトサインを出してもよかったはずだ」とも指摘した。
市消防本部は「けが人の中に重症者はいない」としているが、成田赤十字病院によると、外国人の乗客2人が骨折したという。
ノースウエスト航空は成田に乗り入れる旅客便の約1割を占め、外国航空会社の中では最多。成田をアジアと北米を中継するハブ(拠点)空港に位置づけ、マニラ―成田線は毎日1便往復している。同社広報は読売新聞の取材に、「機長が乱気流の情報をどのように受けて、どのように連絡をしたのかは調査中」としている。
(2009年2月21日 読売新聞)
-
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090220-OYT1T00639.htm?from=nwlb
機長、管制に緊急伝えず…ノースウエスト機乱気流事故
千葉県外房沖上空で20日正午前、マニラ発成田行きノースウエスト航空2便(ボーイング747―400型機、乗客408人・乗員14人)が乱気流に遭遇し、乗客らが負傷した事故で、同機の機長らは乱気流で負傷者が出たことを知りながら、緊急事態として管制官に伝えていなかったことがわかった。
運輸安全委員会は航空事故調査官3人を成田空港に派遣。機長らの対応に問題がなかったか詳しく調べる。
成田市消防本部などによると、この事故で、フィリピン人や米国人の乗客ら43人が天井に頭をぶつけるなどして負傷。フィリピン人男性(68)が頸椎(けいつい)を骨折、同国人女性(60)は頸椎を損傷した。同航空によると、同機には日本人乗客が43人いたが、同市消防本部では日本人の負傷者は確認されていない。
国土交通省などによると、同空港では事故の直前、風向きが変わったとして着陸の進入方向を急きょ変更。このため同空港の管制官は午前11時53分、同機に上空での待機を指示。これを受けて同機は、空港の南約70キロ・メートル、高度約4600メートルの洋上を旋回しながら、着陸許可を待っていた。
同機が乱気流に遭ったのは、同59分に待機指示が解除されるまでの間とみられる。乗客らによると、シートベルトの着用サインの点灯直後に機体が大きく揺れたといい、けが人の多くは着用が間に合わずに座席から投げ出されたとみられる。
機長は乱気流遭遇後に緊急事態を伝えていなかったため、管制官は同機を緊急着陸させるなどの措置を講じなかった。また、同市消防本部によると、同航空側からは「頭を打って痛がっている乗客が1人いる」とだけ通報があり、救急車を1台出動させただけだった。隊員が機内を確認して初めて、けが人が多数いることを知ったという。
同航空によると、事故機の機長は着陸後、乱気流に遭遇したと同航空に報告していた。機長が管制官に乱気流で負傷者が出たことを伝えなかったことについて、同航空は「機長はけが人を数人程度と認識し、会社スタッフが車いすで運べば済むと考えたため」と説明している。
国交省成田空港事務所は「機長から緊急事態を伝えられていれば、救急車などの受け入れ態勢も後手にならずに済んだ」としている。
成田航空地方気象台によると、周辺は寒冷前線の通過で積乱雲が連なり、乱気流が発生しやすかった。当時、成田空港の管制官は、事故機を含む5機を周辺の上空で待機させていたが、ほかの4機からは乱気流の情報はなかったという。
日本航空はこの日午前10時頃、日本周辺では荒天のため機体の揺れが大きくなると予想し、日本を発着する全航空機に早めにシートベルトサインを点灯させるよう指示していた。
米国人の20歳代男性は「機長が成田の天気や高度のアナウンスをしていた時、突然、機体が大きく縦に揺れ、座っていた人や通路を歩いていた人が天井に頭をぶつけた」と証言。揺れは15秒ほど続き、機内は騒然となったという。
男性は「あちこちで悲鳴が上がり、血を流している人や、『ドクターはいないか』と助けを求める声が聞こえた」と興奮した口調だった。
別の米国人の男性(62)は「着陸態勢に入って間もなく、機体が一気に降下し、前に座っていた女性2人が浮き上がり、1人が天井に頭をぶつけた」と話した。
(2009年2月21日03時09分 読売新聞)
-
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20090222/CK2009022202000074.html
【千葉】絶えない地元の不満 空港問題 国、東京には強気で交渉
2009年2月22日
「地域エゴじゃないわ。その言い方は失礼よ」。二〇〇三年十一月、首都圏の知事や政令市長が集まった八都県市首脳会議。堂本暁子知事は、神奈川県の松沢成文知事に声を荒らげて反論した。
議論されたのは松沢知事の首都圏連合構想で、堂本知事は反対。背景には羽田空港をめぐる東京都などとの対立があり、県内の航空機騒音の拡大や成田空港の地位低下などを懸念したためという。
出席していた当時の県幹部は「心の中で『よく言ってくれた』と拍手した。知事は、成田には相当力を入れていた」と振り返る。
堂本県政八年の成田空港は、〇二年に二本目の暫定滑走路が完成。〇五年には暫定滑走路を計画通りの長さに延ばす北延伸が決まった。年間発着枠を現在の一・五倍の三十万回に増やす議論も、昨年から始まっている。
一〇年に一部が国際化される羽田と、国際線の綱引きも課題になった。「報道内容について国土交通省の航空局長を呼びつけるなど政治家らしさを見せていた。国交省も東京都も気を使っていたはずだ」。県庁OBは、堂本知事が一目置かれていたと指摘した。
◆ ◆
だが、対外的な交渉には定評がある一方、地元では県への不満が絶えない。
発着一・五倍増の構想は「市町村から議論が起きることが重要」とし、協議する場である推進会議は地元市町で構成され、県は一歩引いた立場のオブザーバー参加になっている。
地元自治体からは「県の責任とリーダーシップでまとめるべき話だ。騒音下の合意を得る大変な作業から逃げた」と強い批判もある。ある県幹部は成田市幹部に対し「押しつけて悪かった」と謝ったという。
空港反対派については、前の沼田県政は積極的に農家と接触、移転も実現させたのに対し、堂本県政は空港会社に一任。かつて反対派と交渉した元県幹部は「農家に通うことはなくなり、パイプも切れた。あれは間違いだった」と悔しがる。
〇五年に北延伸が決まる四日前、堂本知事は空港用地内で暮らす反対派農家を訪問。約一時間、空港会社への用地売却を求めた。知事が帰った後、この農家の主人は「一時間で溝が埋まるわけがない」とつぶやいた。
-
>>349-350
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090222ddlk12040128000c.html
ノースウエスト機乱気流事故:連携に課題 情報伝わらず、救助初動に支障 /千葉
◇負傷者数、一報は「1人」
マニラ発成田行きの米ノースウエスト航空2便(ボーイング747−400型機、乗員14人、乗客408人)が銚子沖で乱気流に巻き込まれ、43人が重軽傷を負った事故は、消防などへの情報伝達が的確ではなく、初動の救助活動に支障が生じた。大規模な乱気流事故が起きるたび、いつも課題になるのは地上との通報連絡や関係機関との連携態勢。今回のケースはどうだったのか検証した。【黒川将光、倉田陶子、駒木智一】
成田市消防本部によると、ノースウエスト航空からの119番通報があったのは20日午後0時11分。「けが人1人」という内容で、救急車1台を手配した。
しかし、同19分の着陸後、機内に入った救急隊員は多数の負傷者を確認。同44分に、25人以上の搬送体制をとる集団救急事案活動として、周辺8消防本部に協力を要請、計15台が出動した。同市消防本部は「一報段階で人数が把握できていれば、その時点で協力要請が可能だった」としている。結果的に負傷者の中には約2時間、機内で待たされた人もいた。
ノースウエスト航空太平洋地区広報部によると、機長から社内無線で成田空港内の同航空コントロールセンターに最初の連絡があったのは正午ごろ。「乱気流に遭遇した。機内で何人かけがをしているようなので地上で職員を待機させておいてほしい」との内容だった。地上側では車椅子などを用意していたところ、着陸後の同19分すぎ、機長から再びコントロールセンターに「数人のけが人がいるので救急車が必要だ」と連絡があった。
しかし、管制や成田国際空港会社(NAA)に事故の通報があったのは着陸後。コントロールセンターから外部への連絡の経緯について、同部は「国土交通省運輸安全委員会の調査が行われている途中なので言えない」としている。
一方、同部は負傷者の中に客室乗務員7人が含まれていたことを明らかにした。いずれもフィリピン国籍の女性という。
◇空港連絡は着陸時
NAA広報室によると、事故の一報が入ったのは、同機の着陸時刻とほぼ同じ午後0時20分。ノースウエスト航空から通報を受けた成田市消防本部から、空港内の消防業務を担当するNAA警備消防センターに「ノースウエスト2便にけが人がいる。救急車が駐機場に入る」という内容だった。
この通報を受け、警備消防センターは、航空機の空港内での地上移動などを管理する同社ランプコントロール(運用管理室)を含め、社内の関係各部に連絡。さらに国交省成田空港事務所の航空管制運航情報官にも連絡した。同事務所もこの連絡で初めて事故を覚知。同22分には救急車が機体そばに到着した。
ランプコントロールの業務は通常、着陸した旅客機のスポット(駐機場)への進入などの指示。旅客機とは無線で連絡を取ることができるが、けが人発生などを知らせる連絡は一切なかった。また、国交省成田空港事務所の管制塔(タワー)にも異常を知らせる連絡はなかった。
-
◇通報と違い多数けが人がいた−−成田市消防本部三里塚消防署空港分署・岩井秀樹分署長
ノースウエスト航空機の乱気流事故で、要請に応じて最初に駐機場に到着したのは成田市消防本部三里塚消防署空港分署の救急車だった。救急隊として最初に現場を見た岩井秀樹・分署長(54)が当時の状況を語った。
−−通報内容は?
通報は「頭をぶつけて首を痛がっている人が1人いる」というニュアンスだった。すぐに3人で出動し、ノースの地上職員と機体の前で合流すると「どうも3人いるらしい」と聞かされた。乗務員に案内されて機体後部へ行くと通路に男性があおむけになって倒れている。左側を見ると、女性が倒れていた。改めて周りを見回すと、倒れている人はいないが、恐怖の表情でこちらを見ている人がポツポツといて、助けを求めているように感じた。
−−何人ぐらいが助けを求めてきた?
そう感じただけで実際はこちらを見ているだけ。はっきりした人数もわからない。ただ、どう考えても多数のけが人がいることは見ればわかる。すぐに本部へ連絡し増援を要請した。自分たちはトリアージを実施し、搬送に備えた。
−−機内の様子は? 通報と実際の状況の違いに戸惑いはなかった?
時間もたっているので、荷物が散乱したりということはなかった。ヘッドホンが床に落ちていたりはしたと思う。私たちは常にイメージを作っている。すぐに切り替えてその場に合った行動を取る。まずは迅速に、しかし焦らず。けが人に不安を抱かせるようでは駄目。戸惑うことはなく、後手に回ることもなかったが、通報段階で少なくとも複数のけが人が出ていることさえ伝わっていれば救援態勢はまるで違っていた。
−−情報が正確に伝わらないことを考慮してイメージを作る?
情報が不正確なことはままあることで、ましてやここは場所が場所。先入観は絶対に駄目だ。
−−印象に残っていることは?
気丈に振る舞っていた客室乗務員が、乗客を誘導し終えた後に急に泣き崩れて動けなくなったこと。怖かったんだと思う。情報が錯綜(さくそう)したのは残念ですが、乗客に動揺を与えないように努める乗務員のプロ意識を感じた。
-
http://www.asahi.com/national/update/0221/TKY200902210214.html
乱気流事故機、調査前に清掃 NW社の対応に疑問の声
2009年2月22日3時1分
マニラ発成田行きのノースウエスト(NW)航空機が20日、千葉県銚子沖で乱気流に巻き込まれ、乗員・乗客43人がけがをした事故で、NW機が着陸した後、業者が機内を清掃していたことが分かった。現場保存の観点から、NW社の対応を疑問視する声があがっている。
NW社によると、清掃は着陸から約2時間後の午後2時38分〜午後3時24分に行われた。この影響で、航空事故調査官が調査に入った際には事故直後の様子は分からなくなっていた可能性がある。
国土交通省航空局によると、NW社の一部現場作業員は当初、事故機をそのまま出発させようとしていたという。同局幹部は「外国の航空会社には日本での厳しい調査や捜査を嫌い、すぐに機体や乗員を出国させることがある。出国されたら十分な調査ができないため、米国当局にも事情を説明して引き留めた」と話している。
ある元航空事故調査官は「航空会社には、再発防止のための事故調査に協力する責任がある。現場保存に努めるのは当然で、被害状況を不明確にする行為はあってはならない」と話している。
一方、NW社は「まだ事故と認定されていなかったので、(業者に)清掃中止は求めなかった」という。
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20090221-OYT8T00091.htm
女満別など3空港、4月から着陸料半額に
北海道は、女満別、中標津、紋別の道管理3空港で、航空会社から受け取る一部路線の着陸料を、4月から半額にすることを決めた。道内関連の航空路線が減少傾向にある中、現在軽減率が3割の着陸料を、半額とすることで、道内観光の振興を図るのが狙いだ。
道は、来道する観光客の減少が、地域経済に悪影響を与える可能性があると判断。3空港の着陸料について、羽田を除く道外空港からの定期便や、チャーター便を対象に値下げすることにした。半額値下げは、3年間の期限付きとなる。
道によると、道内空港を発着する航空便数は2002年をピークに減少傾向にある。今月13日には、03年に定期便が休止になり、利用が激減していた礼文空港の休止を国土交通省が許可していた。
(2009年2月21日 読売新聞)
-
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009022300526
「空港3つも要らない」76%=近畿圏、最重要は関空−時事通信調査
大阪、兵庫の2府県に伊丹、関西国際(関空)、神戸の3空港が集中していることについて、近畿圏の76%の人が「3つも要らない」と考えていることが、時事通信社が実施した意識調査で明らかになった。このうち、6割超が「最も必要なのは関空」と回答。不況や減便による利用落ち込みで「関空の危機」が叫ばれる中、多くの人が関空の重要性を認めている実態が浮き彫りになった。
調査は昨年10−11月、近畿2府4県の成人男女3000人に実施。1031人から回答を得た。(2009/02/23-15:39)
-
http://www.asahi.com/international/update/0222/TKY200902210221.html
機内で携帯解禁 アイルランドの格安航空会社
2009年2月23日1時18分
【ロンドン=土佐茂生】アイルランドの格安航空会社ライアンエアーは19日から、飛行中の機内で、携帯電話の通話や電子メール送受信を可能にするサービスを始めた。
機内での使用はこれまで、航空機の通信や誘導システムに障害を起こす恐れがあるため禁じられていた。しかし、機体に基地局アンテナを設けて弱い電波で通信する新技術が開発され、欧州などで携帯電話の使用基準がゆるめられた。ライアン社は当面20機に導入。1年半以内に170機にまで拡大する予定だ。
料金は、通話は1分間1.5〜3ポンド(約200〜400円)、メールはデータ量によって1通につき1ポンド以上かかる。通話は同時に最大6人まで。将来14人まで拡大するという。ただし、ほかの乗客から苦情が殺到した場合、サービス拡大を取りやめるという。
同様のサービスは、昨年、アラブ首長国連邦のエミレーツ航空が導入済み。ライアン社の導入で携帯解禁が一気に広がりそうだ。
-
>>319
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/090224/30015.html
【台湾】台北松山空港第1ターミナルビルを国際線用に改造
2009年02月24日 13:57更新
交通部民用航空局(民航局)は2月17日、台北松山空港の第1ターミナルを国際線用に改造する方針を明らかにした。
民航局は両岸直航開放政策に合わせて、台北松山空港を「ビジネス空港」と位置づけ、ビジネス空港として現代化の要求に応え、老朽化したターミナルビルの改築およびサービス施設の充実をはかることで、現代の国際空港に求められる水準を満たし、空港の活性化によって台北地区のさらなるビジネスチャンスを創造したいとしている。
民航局は、台北松山空港ターミナルビルの空間利用効率を考慮して、現在あるターミナルビルの機能を調整し、今後第1ターミナルを国際線、第2ターミナルを国内線として使用する方針を発表した。
計画によると、2009年末に第2ターミナル入国ロビーが第1ターミナルビル内に移転し、国際線利用客の出入国が第1ターミナルビルで行われるようになる。
-
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-02-24-M_1-001-1_004.html?PSID=db3a365394466ef7a12c0e93b1b76785
2009年02月24日【朝刊】 経済
ANA貨物10月就航 那覇空港・国際基地構想
年取扱量40万トン目標/アジアとの物流拠点に
全日本空輸(ANA)は、那覇空港を拠点とした国際貨物基地構想の運用を、十月二十六日に開始することを決めた。ANA沖縄支店の作田隆男支店長が、二十三日に那覇市内で開かれたシンポジウムで明らかにした。国際線が十月二十五日から冬季ダイヤに切り替わるのに合わせた措置。二十五日は貨物需要の少ない日曜日に当たるため、二十六日深夜から二十七日未明にかけて、第一便が那覇空港を離着陸する予定だ。ANAは那覇空港を国内とアジアを結ぶ物流拠点に位置づけており、年間の貨物取扱量四十万トンを目指す。
これに伴い、新貨物ターミナルビル建設の事業主体である大栄空輸(那覇市)は、工事が順調に進めば九月三十日に施設を完成させる予定。ANAは十月一日の入居を希望。大栄空輸は「あくまで現時点での予定だが、台風など不確定要因による影響で工事が大幅に遅れなければ、十月に供用開始できるのではないか」としている。新貨物ターミナルビルはすでに基礎工事を終えており、現在は上屋の建設が始まっている。
ANAの二〇〇九年度航空輸送事業計画では、運用開始当初はソウル、上海、台北、香港の海外四地点、成田、羽田、関西の国内三地点を結ぶ。一〇年三月には天津も加える。
当初は五十トン搭載可能の中型貨物専用機ボーイング767―300Fを八機就航し、一便平均二十―三十トンの貨物を運ぶ予定。天津の追加後は九機に増やす。海外、国内ともに、日曜日を除く毎日就航する。
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090225-OYT8T00204.htm
成田空港 出店ラッシュ
旅行客のほか、従業員らも商品を購入できる成田空港の一般エリアで、新規出店が目立っている。第1旅客ターミナルで23日、3店舗が一斉にオープンした。4月には第2旅客ターミナルに、カジュアル衣料専門店「ユニクロ」の成田空港2号店が誕生する。出国審査を終えた旅客だけしか買い物ができない制限エリアの外で相次ぐ開店。背景のひとつに、経済不況がある。
第1旅客ターミナル中央ビル本館4階に開店したのは、「無印良品」を扱う雑貨店「MUJI to GO」、Tシャツ専門店「グラニフ」、腕時計専門店「TiC TAC」。いずれも国内空港での出店は初めて。
昨年夏、同じ場所でグラニフなどが期間限定で店を開いたところ、旅行客のほか、空港内従業員の利用も多かった。そこで成田国際空港会社は、ここを常設のスペースに整えた。
成田空港は3年ほど前から、制限エリア内の免税店拡充を進め、着陸料などの航空収入以外の増収にも力を入れてきた。ところが、昨年秋から米国発の経済不況で航空利用客が減少。これに加え、円高で外国人客が伸び悩み、旅客の売り上げが頼みの綱である制限エリアも、安穏としていられなくなった。
一方、空港では約5万人の従業員が働き、潜在的な購買層がある。
第2旅客ターミナルに今春オープンする「ユニクロ」は、2004年11月に第1旅客ターミナルに進出した。空港会社によると、第2から第1のターミナルまで服を買いに行く従業員もいるという。ユニクロを展開するファーストリテイリングは、空港内の従業員も客層とみており、「第1でいい商売をしてきた。第2にも確実な需要がある」と見込む。
空港会社は「航空需要が飛躍的に伸びる時代ではないので、従業員らの要望にも応えられる店を充実させたい」としている。
(2009年2月25日 読売新聞)
関連記事・情報
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20090225-OYT8T00966.htm
ソウル便 視界不良
間隔10分 ダイヤ調整難航
静岡空港に乗り入れる予定の韓国のアシアナ航空と大韓航空のダイヤ調整が難航している。両社とも6月4日の開港から静岡―ソウル便を1日1往復運航する予定だが、静岡着、静岡発の時間とも両社の便の間隔が10分しかなく、両便の搭乗客が出入国手続きに集中・交錯して空港内が混雑する恐れがある。調整役の県空港部は「ぎりぎりまで調整に努力して、何とか丸く収めたい」としている。
アシアナ航空は2008年6月に運航ダイヤを発表した。静岡空港に午前11時半に着き、折り返し午後0時半に静岡を出発する。一方、大韓航空は08年12月に、午前11時20分静岡着、午後0時20分静岡発と、アシアナ航空より10分ずつ早いダイヤを発表した。
このダイヤ設定について、両社とも「機材の運用や稼働率などを考慮した結果」と説明するが、県空港部は「静岡空港の構造や体制の面で、国際便の離着陸が10分間隔というのは無理がある。出入国手続きで混雑し、人があふれてしまう」として、離着陸時間をずらすよう両社に要請してきた。
大韓航空日本地域本部は読売新聞の取材に対し、県側から「40〜50分の間隔がほしい」と発着時間の前倒しを打診されたことを認めたうえで、「ある程度、私たちが飲んだものを県に提示した」と説明し、一定の前倒しに応じる考えを伝えたことを明らかにした。詳細は伏せたが、15分前後早める案を出したとみられる。
一方、アシアナ航空は遅らせるよう要請された。同社日本地域本部は読売新聞の取材に、「後にずらすとすべての後続便に影響する。うちは予定通りで考えている」とし、発表したダイヤを変更する考えのないことを明言。「当社は先んじて(ダイヤを)オープンにした。(大韓は)あえて同じ時間帯にしてきた」と主張した。
大韓航空は「一般的には双方をずらすのが調整なのに、反故(ほご)にされている」としている。
県空港部経営管理室の白井満室長は「相手の腹を探りながら調整している。会社によってできる範囲が違うので、(県が)それぞれの会社に打診している調整時間は異なる。3月下旬までにはある程度固めたい」としている。
静岡空港で出入国審査にあたる名古屋入国管理局は「私たちは与えられた状況で審査するのが仕事。乗客が(混雑などの)後の影響をどう感じるかはダイヤの問題」としたうえで、「(1機目の乗客を)10分で審査するのは不可能」とする。税関業務にあたる清水税関支署は、「2便の荷物がほぼ同時に来ると、対応は難しい」と話している。
(2009年2月26日 読売新聞)
-
FDA1号機、飛来 静岡空港滑走路に赤い機体
02/27 07:48
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20090227000000000021.htm
静岡空港を拠点に航空事業に参入する鈴与のフジドリームエアラインズ(FDA)が導入した小型ジェット機「エンブラエル170」の1号機が26日、初めて静岡空港の滑走路に着陸した。
昼すぎ、空港の上空の雲間から姿を見せた1号機は、真っ赤なボディーに「FDA」の白い文字がくっきり。茶畑の上を旋回した後、滑走路に向かい、初めて静岡の大地に下り立った。
1号機は20日、ブラジルの航空機メーカー・エンブラエル社で引き渡され、24日に日本に到着した。近く静岡空港で関係者に披露される予定。
-
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090226/tky0902262316019-n1.htm
横田ターミナル「造るつもりだった」 石原知事
2009.2.26 23:16
このニュースのトピックス:石原慎太郎知事
都議会は26日、一般質問を行い、横田基地の軍民共用化問題について石原慎太郎知事は「(基地周辺の)空き地に(民間空港の)ターミナルを造るつもりだった」と明かした。ただ、米軍側が難色を示したため、引き続き日米両国のメリットにつながる基地周辺の土地の活用方法などについて米側に提案するとした。
自民の林田武氏が「クリントン国務長官は日米同盟の重要性を強調した。こうしたオバマ新政権の姿勢のもと、横田基地の軍民共用化の現状についてどう考えているか」と質問。これに対し石原知事は「当初はあの広大な敷地の空き地にターミナルも含めて造るつもりでいた」と述べた。ただ「これは非常に彼らの神経に触った」として、今後、さまざまな案を米国側に提案するとの意向を示した。
民主の野上幸絵氏はパートタイム労働者の実態調査の必要性について質問。佐藤広・産業労働局長は、来年度に実態調査を行う予定としたうえで、正社員への転換制度などを盛り込んだ改正パート労働法の定着状況を都独自に把握する方針を明らかにした。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20090227/CK2009022702000052.html
横田基地『米は共用化理解を』 都議会一般質問 知事、譲歩を期待
2009年2月27日
都議会第一回定例会は二十六日、一般質問が行われ、十一人が都側をただした。米軍横田基地の軍民共用化について、石原慎太郎知事は、「経済恐慌の中、米国がこれから日本に財政的協力を盛り込んでこようとするならば(共用化に)理解してもらいたい」と述べ、財政不安を抱える米国からの譲歩に期待した。林田武氏(自民)の質問に答えた。
石原知事はまた、基地内にターミナルなどの施設を建設する構想が米側から反対されたことを明らかにし、「周辺の土地活用も含めたさまざまな案を検討している」と述べた。
■五輪渋滞わずか
二〇一六年夏季五輪の東京開催が実現した場合、五輪用の専用車線などを設けることによって懸念される都内の交通渋滞について、荒川満五輪招致本部長は「ほとんどない」との見解を示した。後藤雄一氏(行革一一〇番)の質問に答えた。▽中央環状線が全線完成する▽鉄道利用などを都民らに呼びかける−などを理由にあげた。
■「認証」対象に
待機児童解消などを目的に、国の経済対策の一環で都道府県が設置する「安心こども基金」について、安藤立美福祉保健局長は、都独自の認証保育所にも「活用できるよう国に働き掛ける」と述べた。野島善司氏(自民)の質問に答えた。
基金の対象は、認可保育所など国の補助対象施設に限られる。
そのほかの質問者は次の通り(敬称略)。
古賀俊昭=自民▽大西哲、野上幸絵=民主▽大松成=公明▽松村友昭=共産▽西崎光子=生活者ネット▽伊沢桂子=市民の党▽備邦彦=フォーラム
-
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090228k0000m020041000c.html
日本航空:国際線で減便と増便
日本航空は27日、国際線で一時的に減便と増便を行うと発表した。減便は、需要が低迷している成田−台北(週28往復→21往復)、羽田−香港(週7往復→4往復)、成田−北京(週19往復→14往復)、成田−上海(週28往復→21往復)の4路線。3月末から順次始め、5〜6月まで。北京線と上海線は、現在実施している減便の継続。
増便は、日本からの利用者が増えている成田−ソウル(仁川)。3月末から10月下旬まで週25往復を28往復に増やす。
-
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000200902270001
搭乗保証なければ「3便」なかったかも
2009年02月27日
静岡空港の日本航空(JAL)福岡便に対する「搭乗率保証」をめぐり、石川嘉延知事は26日の定例会見で、保証がなければ現在の3便を確保できなかった可能性があることを示した。
石川知事は保証制度導入の経緯について、05年にJALから搭乗率保証を含むリスク軽減策を求められ、それなしでは「県が希望する就航頻度は難しいという話が続いてた」とした。保証がなかった場合、減便していた可能性については、「そう理解している」と認めた。
一方、制度を不公平と主張している全日空からは「就航の前提条件となるリスク軽減の積極的な意向表明はなかった」とした。
-
欧州格安航空、携帯OKに トイレ有料化構想に反発も
2009年2月28日 10:17
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/80175
【ロンドン27日共同】アイルランドの格安航空ライアンエアはこのほど、機内で携帯電話が使える有料サービスを始めた。アラブ首長国連邦のエミレーツ航空が昨年同様のサービスを始めたが、英メディアによると格安航空では初めて。ただ、機内トイレの有料化構想まで浮上。携帯、トイレ有料化とも運賃を抑えながら増収を図るのが狙いだが、後者には反発や戸惑いが広がっている。
ライアンエアは20機に携帯のアンテナを設置。航空無線に影響しない微弱電波を機内に流し、通話やメールを可能にした。通話やデータは衛星経由で地上へ。通話料金は1分2−3ユーロ(約250−370円)。今後1年半で全170機で携帯を使えるようにする。
オレアリー最高経営責任者(CEO)は英BBC放送で27日、機内のトイレを「将来、ドアにコインを入れる」有料方式にするかもしれないと発言。BBC側が「小銭がない客はどうするのか」と突っ込むと、CEOは「開業以来、1ポンド(約140円)の硬貨も持たずに乗った客はいない」と反論した。
「トイレ有料化はやりすぎでは」との声も上がる中、同社は「すぐに導入する計画はない」と沈静化に努めた。
-
つか、これがあれば完璧に神戸空港不要だろう
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20090228ddlk28010476000c.html
県議会:関空・神戸結ぶトンネル構想も−−井戸知事 /兵庫
関西国際・大阪(伊丹)・神戸3空港について、井戸敏三知事は27日の県議会本会議で「神戸空港は将来、関空の乗り継ぎ空港の役割が大きくなる。両空港を結ぶトンネル構想が浮上してくる」と述べ、両空港間のアクセス向上策の一つとして将来のトンネル整備に期待感を示した。
一般質問で葛西利延県議(自民)の質問に答えた。井戸知事は関空への乗り継ぎ空港として神戸空港の役割が増すことで「関空のハブ(拠点)機能の強化にもつながる」と述べた。伊丹空港については「関空のハブ機能から外れた近距離国際便の運航もそ上に上げるべきだ」とし、3空港の特長を生かした運用が関西全体の利益になると強調した。【川口裕之】
〔神戸版〕
-
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090301-OYT1T00139.htm
JAL、ひなまつりフライト…女性ばかりで特別便
日本航空は、3日の「ひな祭り」に整備から操縦までのほぼすべてを女性が担う特別仕様の国内便を運航する。
同社で働く女性たちの活動を知ってもらおうという試みで、名付けて「ひなまつりフライト」。同社では、女性ばかりで旅客機を運航するのは「世界でもあまり例がないのではないか」と話している。
「ひなまつりフライト」は3日午前9時55分の羽田発広島行き1605便。女性の有資格者がいない機長を除き、副操縦士、整備士、貨物搭載要員ら運航にかかわる約30人全員を女性が務める。乗客には当日、搭乗口でひなあられなどを配るサービスも予定しており、同便にはまだ空席があるという。
(2009年3月1日03時16分 読売新聞)
-
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200902/2009022400375
成田〜羽田リニア、事業費3兆円=国交省が試算
国土交通省は24日、成田、羽田両空港をリニアで結ぶ構想について、総事業費3兆円との試算を明らかにした。同省が総事業費を示したのは初めて。ただ、実現に向けては財源をはじめ課題が山積している。(2009/02/24-14:06)
-
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/71269
2009年1月16日 01:05 西日本新聞
宮崎空港乗降客 13年ぶり300万人割る 08年 景気後退大きく影響
宮崎空港の2008年の総乗降客数が国内外線合わせて299万3325人(前年比1.7%減)と、1995年以来13年ぶりに300万人台を割ったことが分かった。航空各社は「10月ごろから、ビジネス客の動きが悪くなってきている」としており、昨秋から深刻化している景気後退が大きく影響したとみられる。
乗降客数は、国内線が294万767人(同1.1%減)、国際線5万2558人(同27.8%減)。
国内線では、東京線150万2289人(同0.1%減)、大阪線69万957人(同2%増)。ビジネス客が多い福岡線は44万1190人(同5%減)だった。
航空会社別では、全日空145万1892人(同0.8%減)▽日本航空109万2948人(同0.8%減)▽スカイネットアジア航空38万5892人(同3%減)。長崎線を運航するオリエンタルエアブリッジは1万35人(同10.5%減)だった。同社は今秋、同線を廃止する。
国際線は昨年、台湾への定期便を就航させたエバー航空が就航した6月から12月までの半年で1万629人だったが、韓国線を運航するアシアナ航空が3万3603人(同18.2%減)と、大きく落ち込んだ。金融危機に伴うウォン安円高が響いた形となった。
=2009/01/16付 西日本新聞朝刊=
-
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901220064.html
'09/1/22 中国新聞
岡山空港の駐機場を増設へ
--------------------------------------------------------------------------------
岡山県は新年度、岡山空港(岡山市)の駐機場を現在の6基から7基に増やす。2010年秋に新滑走路が完成する羽田空港の発着枠増加に備えた空港機能の拡張。増設により早朝出発など柔軟なダイヤ編成を可能にし、東京便増便や新規国際路線の誘致につなげる。
現在の駐機場の東端に増設する。新年度内の完成を目指し、県は事業費3億円を新年度当初予算の部局要求に盛り込んだ。
ターミナルビルを運営する第三セクター、岡山空港ターミナルも新年度、旅客搭乗橋を3基から4基に増設し、航空機が集中する時間帯の混雑解消を図る。国際線待合室内の免税店も本年度内に現在の96平方メートルから倍近くに増床する。
県航空企画推進課は「県財政は厳しいが、交通の拠点性向上のための先行投資。効果的な整備で利用促進したい」としている。
【写真説明】8番が拡張部分。4番は設けていない(岡山県提供)
-
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/80538
福岡空港 「運用2時間拡大を」 地主組合、過密対策で表明
2009年3月2日 14:16 カテゴリー:社会 九州・山口 > 福岡
福岡空港の過密化対策をめぐり、空港地主組合の曽根崎良満組合長は2日、現在の空港運用時間(午前7時‐午後10時)を、午前6時‐午後11時に朝夜一時間ずつ延長することを初めて容認する考えを示した。同日の福岡県議会民主・県政クラブとの意見交換会で表明した。
地主組合はこれまで、騒音被害などを理由に運用時間の拡大には反対してきた。同組合は現空港での滑走路増設案を支持しており、運用時間の拡大容認はこれを後押しする狙いがあるとみられる。
地主組合などの試算では、2時間の拡大で同空港の発着回数は年間7000回増えるとしている。早朝や深夜の運用に関しては、航空会社のニーズが高い。
曽根崎組合長は「最大限利用してもらえる空港として、地主でお金をもらっている以上は最大限犠牲を払い、サービスを高めなければならない」と話した。
同空港をめぐっては、海上の新空港建設案と現空港での滑走路増設案に絞られており、麻生渡福岡県知事が3月末までに地元としての意見を表明する考えを示している。
=2009/03/02付 西日本新聞夕刊=
-
実現できれば一先ずスタートラインに立てるけど、県庁の中の人は相も変わらず「北関東三県がターゲット」で「国内旅客」がメインって非現実的だからなぁ・・・・・大畠@民主茨城代表も「折角の基地整備なのに活用する手は無い」なんて言っているし、つける薬が何とやら。
茨城空港 海外の3会社と就航交渉
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000903030001
2009年03月03日
橋本昌知事は2日の県議会で、来年3月開港予定の茨城空港の就航便誘致について、就航合意済みのアシアナ航空や、交渉中のエアアジアXのほかに、海外航空会社3社と交渉していることを明らかにした。同日にあった県議会本会議で、鶴岡正彦県議(自民)の代表質問に答えた。
交渉中なのはフィリピン、香港、マカオの航空会社。橋本知事は3社について「羽田・成田両空港で定期便の発着枠を獲得できないローコストキャリアなどを中心に、茨城空港に関心を示している」と説明した。
県空港対策課によると、「まだ担当者レベルだが、好感触を得ている」という。
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090302-OYT8T01168.htm
空港反対派宅 知事、突然の訪問
退任前、政治的ポーズか
地権者の男性宅に向かう堂本知事 堂本知事が2日、成田空港暫定平行滑走路南側の未買収地(成田市東峰地区)で最大の土地を所有する農業男性(62)の自宅を訪ねた。空港問題を担当する県職員も慌てる突然の訪問に、地元の関係者からは「退任する知事の政治的なポーズでは」との声が上がった。
知事が男性宅を訪ねるのは、国が本来計画とは逆の北側延伸を指示する直前の2005年7月以来。
知事と男性との会談は約1時間に及んだ。終了後、知事は記者団に対し、「辞める前に、もう一度だけ来なければいけないと思って来た」と述べ、1か月前から検討していたことを明らかにした。
知事は「騒音のない所で生活してほしい」と男性に要請。男性が「立ち退いてほしいということは正式に(空港から)受けているわけではない」という趣旨の話をしたという。
会談後、男性は「たまに来たからって、すぐに『はい、そうですか』とはならないでしょ」と冷ややかな表情を見せた。
(2009年3月3日 読売新聞)
-
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/090303/szk0903030229002-n1.htm
静岡空港利用の修学旅行は予約不調
2009.3.3 02:29
6月4日に開港予定の静岡空港を利用して来年度に修学旅行を実施する学校が、当初見込みの4分の1に過ぎないことが分かった。2日開かれた県議会企画空港委員会の質疑で明らかになった。てこ入れのため県空港部は来年度、静岡空港を使う修学旅行への補助制度を導入する。修学旅行という“大口需要”が低迷している背景には、開港延期によるダイヤ決定の遅れや滑走路短縮で大型機が利用できないことが大きく影響しているようだ。
県によると、2日現在、静岡空港発着便を利用する修学旅行として予約されているのは、26校2886人分。昨年5月の調査時には、107校1万9881人分の利用計画があったにもかかわらず、現時点での予約は学校数でその約24%、利用者数では約14%に過ぎない。
空港部利用推進室の犬丸淳室長は、同委員会で「修学旅行は1年以上前から計画を立てるのに、そのころはまだ具体的なものがはっきりしない段階だった。来年度分については出遅れたといえる」と釈明。予約が伸びない理由として、▽就航する機材が120〜150人乗りと小さく、大規模校は1便に全員が乗り切れない▽各校の希望(旅行日程)が12月上旬の平日に集中しており、便が重複してすべての需要に対応できない−ことを挙げた。
何とか潜在需要を掘り起こそうと、県は来年度から新たに「教育旅行促進事業」を始める。修学旅行を静岡空港発着とするため、生徒を複数の便に分乗させたり日程を変えたりした場合、費用の一部を補助する仕組みだ。
同室は「22年度には各校ともこの補助制度を前提に旅行計画を立てられるので、空港を利用しやすくなるのでは」と“補助金効果”に期待している。
-
>>372
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20090303ddp041010017000c.html
どうする福岡空港:朝夜各1時間、発着時間の延長容認 地主組合、増設求め
福岡空港の過密化問題で、福岡空港地主組合(曽根崎良満組合長)は2日、現空港に滑走路を増設した場合、利用時間を朝夜各1時間ずつ延長することを認める考えを明らかにした。現空港の発着回数は年間14・5万回が限度とされているが、利用時間の延長で回数を増やし、増設案を実現させたい考えだ。
福岡県議会民主・県政クラブとの意見交換会で表明した。福岡空港はこれまで騒音被害を軽減するため、運用時間を午前7時〜午後10時の15時間とし、組合側は利用時間の延長に反対してきた。
一方、海上に新空港を開設した場合は24時間利用でき、発着可能回数も年間21・3万回となる。新空港建設促進派が発着回数の多さを根拠の一つにしていることもあり、地主組合側は役員会で朝夜1時間ずつ延長し、午前6時〜午後11時までの17時間まで容認することを申し合わせた。
4月の総会で組合員の同意を取り付ける。曽根崎会長は「滑走路を増設し、利用時間を長くすれば発着回数を増やすことができ、過密化問題に十分対応できる」と話している。
現空港は353ヘクタールの33%が民有地。08年6月、組合員にアンケートを行ったところ、約9割が滑走路増設を支持した。【川名壮志】
-
http://www.zakzak.co.jp/top/200903/t2009030207_all.html
どうなる茨城空港…決まった路線は仁川便のみ
茨城県小美玉市で建設が進む茨城空港は、来年3月の開港まであと1年。路線が決まらず苦戦していたが、2月になってようやく韓国のアシアナ航空がソウル近郊の仁川国際空港との路線開設を表明した。茨城県は、羽田、成田両空港に続く首都圏の第3空港としてのPRが功を奏したとしているが、知名度不足に加え景気悪化の影響もあり、苦境に変わりはない。
▽駐車場は無料
「羽田、成田とは違う魅力があり、大化けする可能性がある」。アシアナ航空の玄東実専務は2月2日、仁川便就航を表明した記者会見で、茨城空港の〝潜在能力〟を高く評価した。
両空港に比べ都心から遠い点は茨城空港の弱点だが、空港施設が小さい点を生かし成田では2時間前までに済ませなければならないチェックインを1時間前までに短縮。駐車場も無料で、マイカー利用客の呼び込みを狙う。玄専務は、県が訴え続けたセールスポイントを評価し「新しい海外旅行パターン」と期待を寄せた。
橋本昌知事は2月24日の記者会見で「国際線需要の受け皿として役割を果たせる」と自信をのぞかせ、県幹部は「首都圏の空港と認められた」と胸をなで下ろした。
▽空港名に「東京」を
だが茨城空港を見る航空や旅行関係者の視線は厳しい。東京の大手旅行業者は「空港の場所すら知らない人が多い。首都圏で知られていなければ〝第三空港〟として定着しない」と指摘する。
名称に関しては玄専務も「『茨城』では地方空港の一つにしか思われない。首都圏という認識を高めるために、海外向けには空港名に『東京』を使ってほしい」と強く要望。県は韓国向けには「トウキョウ・メトロポリタン(首都圏)茨城空港」にして応じる方針だ。
県は開港時の利用者数の目標を国内線だけで年間約80万人としているが、1日1便の仁川便では8万人にも届かず、課題はやはり路線誘致だ。
▽厳しい路線誘致
当初、有力な交渉先と期待されたマレーシアの「エア・アジアX」は、県によると、金融危機後に機体購入の資金繰りに苦しみ就航に慎重な姿勢を示すようになった。
国内線も「県民のニーズが高く、事業の目的でもある」(県空港対策課)と誘致を続けるが、事態はさらに深刻だ。
昨年から国内大手は地方空港の不採算路線を廃止、減便しており、就航便が決まる見込みはない。橋本知事は会見で「努力はしているが、厳しい状況が続くと思う」と苦渋の表情を浮かべた。
ZAKZAK 2009/03/02
-
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-141233-storytopic-1.html
【中国時報】香港―マカオ便、苦戦 中国便就航で値引き合戦2009年3月1日 中国への定期チャーター便就航で、台北から香港、マカオへの利用者が激減している。台湾の旅行社では、顧客獲得のため、値引き競争が過熱化しており、台北―マカオ往復で、1万円を切るチケットも販売されている。
台北―マカオ往復で最も安いチケットを販売しているのは、康福旅行社のマカオ往復チケット、2500元(約7000円)。ネット上のトラベルサイト「EZトラベル」でも、エバエアーや復興航空の往復チケットを3000元(約8500円)以下の激安価格で販売している。
香港往復や香港経由の上海往復便のチケットも大幅に下落しており、エバエアーや中華航空便でも、1万円前後。便や使用期間に制限はあるものの、採算度外視ともいえる激安ぶりで、台湾新幹線で台北・高雄の往復チケットの価格を下回る安価となっている。
-
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090301/lcl0903012304003-n1.htm
関空−成田線が10年ぶりに復活 搭乗率は約5割 寂しい滑り出し (1/2ページ)
2009.3.1 23:03
このニュースのトピックス:地方自治
航空各社による相次ぐ減便で、利用客減少が続く関西国際空港の活性化の“切り札”として、大阪府や関西空港会社などが就航を要望していた関空−成田線の運航が1日、約10年ぶりの復活した。ただ、復活第1便の搭乗率は5割程度に止まり、注目路線としては寂しい再出発となった。
この日、復活便となったボーイング757型機(182席)を運航させたのは、米航空会社のノースウエスト航空。毎日1往復の週7便で、関空発は午後0時20分(成田着同1時55分)、関空着は同8時20分(成田発同6時半)。成田で乗り換え、アトランタやロサンゼルスなど同社の米本土7都市行きの便を利用する乗客が利用できる。国際線のため、乗客は関空で出国手続きを済ませる。
同社によると、この日の搭乗率は5割程度。関空−デトロイト線の運休が始まる3日はほぼ満席だが、それ以外は、5〜6割の予約に止まっているという。担当者は「旅行会社などへの周知が進めば利用客も増えてくるはず」と予想する。 JALも29日から、全日空(ANA)は4月1日から同路線の運航(ともに国際線扱い)を始める予定で3社計1日3往復となる。
同路線は、関空開港時には各社が運航していたが、需要低迷で平成11年10月までに全社撤退。府は、今年1月にまとめた「関西3空港に関する提言(素案)」で、低迷する関空の活性化には同路線の運航再開が必要とし、各社に要望していた。
新規路線ではないためセレモニーもなく、静かな滑り出しとなった復活便だが、堺市内からサンフランシスコに観光に行くという会社員の山崎増治さん(63)は「堺からは電車1本で(関空に)来られるので、成田便が増えると海外旅行は便利になる」。大阪市内の実家に帰省したというロサンゼルス在住の会社員、寺平徳子さん(48)は「電車で来られる関空は時間通りに行動できる。私自身は(大阪市内からでも)遠くないと感じているので、成田便の就航は便利」と話した。
一方、JALとANAが計1日4往復運航している伊丹−成田線は1日もほぼ満席。年間約37万人の利用客をめぐり、府や関空会社は「伊丹−成田線を残したままでは、関空の出入国拠点機能の強化につながらない」と、同路線の廃止を求めているが、両社とも難色を示している。
-
http://home.yomiuri.co.jp/interior/recommend/20090304hg01.htm
羽田空港で東京をさがせ!
「Tokyo’s Tokyo」オープン
東京にいると、都市ならではの閉塞感を感じることもあるし、逆にどこまでも海外までもゆるゆるつながっているような感覚を覚えることもある。旅先の街が東京より東京っぽかったり、東京のど真ん中に、妙にヨーロピアンなカフェが出現していたり。あるいは、よく耳にする「オレ東京に住んでるくせに東京タワーに登ったことないんだよねー」的な発言は自慢なのか何なのか。本当の東京って、どこにあるんだろう?
去る2月20日。羽田空港の第2旅客ターミナルビルの3階に「トーキョーズ トーキョー」がオープンした。旅と東京にまつわるあれこれが編纂(へんさん)されたエディトリアル・ショップである。羽田から出かける時に必要な道具。旅に絶対欠かせない本や雑誌。そして東京の土産もの。ここに行けば、東京が見つかるかもしれない……と思っていたら、このショップに関わったのが、六本木のスーベニアフロムトーキョー(「CIBONEが手がけるミュージアムショップ」参照)を手がけた山田遊さん&ブック・ディレクター幅允孝さんだという情報。これが行かずにいられましょうか!
ショップ内に並ぶのは、旅の道具や土産もの。さまざまな価値感が入り混じる東京だからこその、ノンジャンルなセレクトだ。まっさきに目に飛び込んでくるのは、東京タワーオリジナルのミネラルウォーター。いかにもな土産モノっぽさが◎。ヨーガンレールのブランド「ババグーリ」の琉球再生ガラスもあれば、最近ひそかなブームの城プラモもある。デッドストックのエアライングッズなんかが並んでいるのもたまらないし、スケッチブックとクレヨン色ペンなどの画材が並んでいるのはナルホド今っぽい。グッズのセレクトは、さまざまなショップのディレクションを手がけるmethodの山田遊さん。もちろん、補助動力付きスーツケースやオーガニックブランドのトラベルキットなど、旅の道具もそろってます。
いっぽう。すでに旅気分、あるいは旅に行きたい気持ちを盛りあげるのは、ブック・ディレクター幅允孝さんがセレクトした「目的地別本棚」。その名の通り、北海道、四国、沖縄など日本の地域別に棚がわかれていて、地域にまつわる多種多様な本と雑貨が並んでいる。たとえば四国だったら村上春樹の『海辺のカフカ』、牧野富太郎の『植物一日一題』(高知に牧野植物園をつくった植物学の父ですね)、そして『恐るべきさぬきうどん2009』という具合。季節やイベントなどによって、ランキングも定期的に入れ替わるそうで。こういう本を持って飛行機に乗り込めば、旅先の町や風景がぐっと親しくなることうけ合いだ。ああ、楽しい。本につられて思わず行き先を変更しちゃうんじゃないかというくらい楽しい。こういう本屋さんが近くにあればいいのに、と思う。
幅さんはブックセレクトだけでなく全体プロデュースも手がけていて、集まった顔ぶれはまさに東京カルチャーの第一線。インテリアデザインは、著書『恋する建築』でも話題を集めた若手建築家、NAP建築設計事務所の中村拓志さん。アートディレクションは、D-BROS(「グッドデザインをひと足早く!」参照)などのデザインを手がけるDRAFTの植原亮輔さん。そして古きよき時代のキャビンアテンダントを思わせるユニフォームは、人気アパレル、シアタープロダクツのデザインだ。
そうだった、この何でもありな感じが東京だ。誰でも訪れることができるし、選び方も遊び方もノールール。それでも、グッズ一つ、本一冊選べば、その人だけの東京がうっすら立ち上がってくる。たとえそれが、大阪の本と沖縄の器だったとしても、ね。
Tokyo’s Tokyo(トーキョーズ トーキョー)
大田区羽田空港・第2旅客ターミナルビル3階
03-6428-8732
9:00〜19:30
-
>>361
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090305ddlk22020243000c.html
静岡空港:開港まで3カ月 交通渋滞や到着便集中、オープン直後に混乱の懸念 /静岡
◇見学者乗り入れ規制も
静岡空港の6月4日開港まで、あと3カ月になった。滑走路を2200メートルに短縮する工事も終え、国の工事完成検査もほぼ終了。国からの合格通知を待つばかりになった。ところが、ここにきて開港直後に予想される空港周辺での交通渋滞や、短時間に到着便が集中するなどの問題が噴出。いったん「使いにくい空港」というイメージができると、払拭(ふっしょく)するには時間がかかるため、県はスムーズな運用に向け対応を急いでいる。【浜中慎哉】
◇アクセス
静岡空港で昨年11月に開かれた「エアポートフェスタ」では、2日間で5万人以上が来場し、駐車場まで数時間かかる大渋滞が発生した。開港直後は見学者が殺到し、同様の事態が起きる可能性がある。
開港時の空港へのアクセス方法は、浜松方面からは東名高速相良牧之原インターチェンジ(IC)から国道473号バイパスを経由し、空港まで続く空港アクセス道路を通るルート。静岡方面からは、同吉田ICから県道34号を島田市方面(北側)に走り、県道230号からアクセス道に入るルートか、県道34号を吉田町方面(南側)に走り、県道79号、県道73号を経由しアクセス道に入るルートがある。
だが、吉田ICからの2ルートは一般道で混雑しやすい。さらに空港西側約1キロのアクセス道路・空港西側交差点(仮称)で3ルートが合流し、空港までの残り約1キロは一本しか道がないため、そこでも渋滞が起きる可能性がある。
渋滞で利用者が搭乗時刻に遅れる事態を避けるため、県は開港後しばらくは見学者の車での来場を規制する方針だ。空港周辺の駐車場から見学者をバスで運ぶ「パークアンドライド方式」を導入するため、駐車場の整備を進めている。
◇入国手続き
現在予定されているダイヤでは、午前11時20〜30分に、大韓航空、アシアナ航空のソウル便、全日空の新千歳便が相次いで到着する。搭乗率70%だと、10分間に約300人が到着する計算。特に、二つのソウル便では入国手続きが集中することで、観光スケジュールが遅れたりすることなどが懸念される。
このため県は、大韓には到着時刻を早め、アシアナには遅くするよう要請して協議をしている。だが「両社ともに相手の出方をうかがっており、なかなか話が前に進まない」(県空港部幹部)ため、協議は難航している。
-
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090305-00000104-nna-int
【インドネシア】再々離陸で100人が搭乗拒否−「翼から火花」の目撃証言も
3月5日12時39分配信 NNA
リアウ州プカンバルのスルタン・シャリフ空港発ジャカルタ行きのバタビア航空が3日夜、2回離陸を繰り返し、3回目でようやく飛び立ったものの、100人以上が搭乗を拒否し乗客はわずか1人しかいなかったことがわかった。
アンタラ通信などが伝えたところによると、バタビア航空562便は3日午後8時15分ごろ、滑走路を地上滑走した後、途中で突然停止した。再び滑走路に進入して飛行を試みたものの、離陸できずに引き返し、乗客を機体から降ろした。
バタビア航空からは当初、わずかな不具合が発見されたという以外は乗客に何の説明もなかったという。
午後11時45分、不具合部分を修理した後、飛行に問題がないと判断して乗客に搭乗のアナウンスをしたものの、応じる客はほとんどいなかった。
機体の翼の部分から火花が出たのを目撃したと証言する乗客もいた。
バタビア航空プカンバル支店は、エンジンのオイルフィルターに問題が発生したと説明。当初の搭乗客102人のうちジャカルタに同機で戻った1人のほか、46人は4日午前10時30分の同社便を利用し、残りは搭乗をキャンセルしたという。
振り替え便を利用した乗客には同社が宿泊費を負担し、キャンセル客には返金したと説明している。
スルタン・シャリフ空港のデディ所長は、機体から火花と煙が発生したとの証言を否定。機体に問題があると判断される場合は、即時に離陸許可を取り消すと説明し、エンジン部分に小さな問題が生じたのが原因と指摘した。
-
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/81050
知事 26日態度表明 福岡空港の過密化対策
2009年3月5日 01:20 カテゴリー:社会 九州・山口 > 福岡
福岡空港(福岡市博多区)の過密化対策をめぐり、福岡県の麻生渡知事は4日、同県議会主要4会派の代表者たちと意見交換し、26日に開かれる定例県議会の最終本会議で態度表明することを正式に決めた。対策は海上での新空港建設と現空港での滑走路増設の2案に絞られ、県議会や関係者の間では知事の増設案選択が有力視される中、判断が注目される。
意見交換は麻生知事と自民党県議団、民主・県政クラブ、公明党、緑友会の主要4会派代表者のほか、正副議長が出席。各代表者が会派の意見を知事に伝えた。
最大会派の自民党県議団の蔵内勇夫会長は「会派内でさまざまな意見があったことを斟酌(しんしゃく)し、知事の考え方に委ねたい」と述べ、知事の判断を尊重する意向を示した。
民主・県政クラブの助信良平会長は「現空港の設備や機能を有効活用すべきだ」と話し、海上新空港案に反対。ほかの2会派は、派内で意見がまとまっていないことを伝えた。
麻生知事は「多様な意見があり、一本化は大変難しい。最終的には私が判断しなければならない」と述べた。
知事は1月以降、県選出国会議員や経済界、関係自治体の首長などと意見交換を重ねてきた。この日が最後とみられていたが、報道陣に対し、追加で意見交換の場を設ける考えを明らかにした。
=2009/03/05付 西日本新聞朝刊=
-
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20090308ddlk34040329000c.html
スクランブル:広島西飛行場 存続=広島市VS廃止=県、揺れる双方の思惑 /広島
◇重要な陸・海・空のアクセス、トップレベルの検討会今春設置
存続か、廃止か−−。広島西飛行場(西区)の今後のあり方を巡って、県と広島市のトップレベルでの検討会が今春から始まる。年間約5億円の赤字が出る飛行場を廃止したい県と、市の発展に不可欠とする広島市。対立する立場から、どんな結論が導けるのか。【上村里花、井上梢】
藤田雄山知事は2月定例県議会で、市との検討会設置を表明した。これまでも担当者レベルで協議していたが「より上のレベルで、西飛行場のあり方の方向性を見いだす」(県空港振興課)として、副知事と副市長、関係部局長レベルを想定。県は「3月中にも始めたい」と話す。
◆年5億円の赤字
「閉鎖したいというのが県の本音。あるいは市営空港にしていただきたい」
昨年10月の会見で藤田雄山知事はそう言い切った。
広島西飛行場は、61年に国が管理する第2種空港としてスタートした。93年10月に新広島空港(三原市)の開港に伴い廃止する予定だったが、市や地元経済界の要望で、県が管理するコミューター・小型機専用飛行場として再スタートした。
現在、鹿児島と宮崎の2路線4便のほか、市消防局のヘリコプターなどが常駐する災害拠点となっている。
しかし、同飛行場の累積赤字額は約112億円にも上る。加えて、施設や滑走路の補修・維持などで年間に5億円の赤字があり、この費用は県と市で折半している。
このため、「費用対効果の点からも、定期便は広島空港に集約したい」と県空港振興課の横山修三課長。
「財政難のなか、これ以上税金を投入し続けることは県民の理解を得られない」のが県の立場だ。
一方、市の荒木靖昌・空港担当課長は「市の発展のためにも空港を維持し、東京便を復活させたい。鹿児島、宮崎の2路線も増便させたい」と話す。さらに「県は飛行場の防災拠点としての重要性も考慮すべきだ」と反発する。
◆羽田への就航は
東京・羽田便の就航は市の悲願だ。秋葉忠利市長が最初に表明したのは04年9月。羽田便は発着枠が満杯で、新規路線は簡単に増やせないが、羽田空港に10年10月末に第4滑走路ができる機会をとらえ、意欲を示す。
航空会社との折衝は04年から進めているが、羽田便を望む国内外の路線は多い。市は「10年春に国が路線配分の方針を示す予定なので、それ以降に航空会社と話ができる」と期待する。
もう一つの問題が西飛行場に隣接する広島南道路の建設。飛行場南の海側を横断する形で工事する予定で、安全確保のために現在1800メートルの滑走路を約400メートル短縮しなければならない。仮にそうなれば、小型コミューター(100人席以下)しか飛ばせなくなり、羽田便就航が厳しくなる。
市は滑走路を短縮しなくて済むように、海を埋め立てて滑走路を延長する方式などを検討している。概算では工事方式により90〜240億円かかる。県空港振興課は「滑走路延長には協力できない」と明言しており、市は全額負担する方針だ。
ただ、羽田便が就航したとしても多くの便数は望めず、同課は「広島空港や新幹線にどこまで対抗できるのか疑問」と冷ややか。
南道路の建設は一部始まっており、今年末ごろまでには結論を出す必要がある。
◆災害拠点として
一方、飛行場は交通の利便性から「災害時対応には必要」との意見もある。
広島大高度救命救急センター長の谷川攻一教授は「災害医療の観点から見た場合、広島西飛行場は中四国地方の拠点となる。広島空港と比較してもアクセス面のメリットが大きい」と話す。
近い将来の発生が懸念されている東南海地震が起こった場合、中国地方は後方支援の重要拠点となる。
「幹線道路やバイパスに隣接し、港も近い西飛行場は陸・海・空すべてのアクセスの良さから重要となる」と谷川教授は指摘する。
-
>>221
http://www.busトム・クルーズさんを森ビルヘリ送迎
2009/3/9
森ビルは8日、俳優のトム・クルーズさんを成田空港からヘリコプターで都内に送迎した。同社は4月から、保有する複合商業施設、アークヒルズ(東京都港区)と成田空港との間でヘリコプターのチャーター便の運航を始める。成田空港と都心を約20分で移動できることから、この日のように“VIP送迎”の需要を見込んでいる。
トム・クルーズさんは最新主演映画のプロモーションのために同日夕、来日したもので、空港からアークヒルズへの送迎に使われたヘリコプターには、主演する戦争映画のタイトル「VALKYRIE(ワルキューレ)」のロゴも施されていた。アークヒルズのヘリポートに降り立ったトム・クルーズさんは「楽しかった」とにこやかに語っていた。
森ビルは、官庁街の霞が関や米国など各国大使館、外資系企業のオフィスなどに近いというアークヒルズの立地を生かして、富裕層や法人の需要を取り込みたい考えだ。
iness-i.jp/news/sou-page/news/200903090022a.nwc
-
http://diamond.jp/series/closeup_e/09_03_14_001/
立ち木問題の次は「搭乗率保証」
静岡空港いまだ視界不良
測量ミスで立ち木が除去されず、開港が延期となった静岡空港。あまりのオソマツさに日本中が仰天したが、県は滑走路を短縮させる奇策に出た。新たな開港日が3ヵ月後に迫り、“今度こそ”との空気が広がるが、県が打ち出した不平等支援策に次なる波紋が生まれている。
「大手航空会社の役員が『富士山静岡空港は大化けする』と言っていると聞きました。私もそう考えていますが、一気にはいきません。上昇気流に乗るまでが大事です」
静岡県の石川嘉延知事は上機嫌でこう挨拶した。2月28日に静岡空港で開かれたリージョナル航空会社フジドリームエアラインズ(FDA)お披露目の式典でのことだ。3ヵ月後に迫った開港(6月4日予定)を前に、高揚感がテント内を覆っていた。
立ち木問題で開港延期を発表した直後に開かれた昨年11月のエアポートフェスタは土砂降りとなり、お通夜のような雰囲気だったが、今回は天気にも恵まれ、空港周辺の視界は良好。すったもんだが続いた静岡空港もいよいよテークオフである。
静岡空港に開設される就航路線は国内外6社による8路線。航空各社がローカル路線を相次いで縮小・廃止しているなか、健闘しているといえる。地域の経済力や特性、エアポートセールスの成果と見られる。
静岡はクルマ中心の地域で、富裕な住民も多い。新幹線などの交通アクセスに恵まれ、空は未開拓のマーケットである。飛行機に乗ったことがない県民も多いという。それだけに「潜在需要はある」と、期待に胸躍らせる声もある。しかし、あくまでも潜在需要。大化けするか否かは一種の賭けだ。
空席分を税金で補填
苦肉の策「搭乗率保証」
ところで、ごたごた続きの静岡空港は揉め事との縁が切れないようだ。今回はある制度の導入をめぐり、県議会からも異論が出た。
「開かれた空港への足かせになりかねない。いろんな航空会社とパートナーを組むことが必要なのに阻害することにならないか」
こう語るのは、静岡県議会の第二会派「平成21」の岩瀬護会長。県が打ち出した「搭乗率保証」に反対の声を上げた。
搭乗率保証とは、航空機の空席分を税金で補填することで航空会社に路線の開設や維持を求めるものだ。需要が少なく、採算割れの路線を抱える地方空港が苦肉の策として編み出した。現在は石川県の能登空港が設け、全日本空輸(ANA)の羽田便を1日2往復確保している。目標搭乗率を上回った場合、航空会社から返金される取り決めになっている。
ただ、静岡県が打ち出した搭乗率保証は、能登空港のそれとは異なる。一つは、日本航空(JAL)の福岡便のみを対象とする点だ。ANAの札幌便や那覇便、外国の航空会社などはすべて対象外とした。また、目標搭乗率の七割を下回った場合、県が不足座席分(1席につき1万5800円)をJALに支払うが、上回った場合の返金は求めない内容だ。
静岡県のJAL限定の厚遇策に対し、当然のことながら「不公平」との不満の声が上がった。ライバルANAの幹部は2月17日、県庁を訪れ、「支援は平等にしていただきたい」と申し入れた。
静岡県はなぜ、JALだけを厚遇するのか。裏にはこんな経緯があった。
静岡県とJALとのあいだで包括的な協定が締結されたのが、2005年5月のこと。当時、県は空港周辺部などの土地収用という難問を抱えていた。また、知事選が目前に迫っていた頃で、JALの乗り入れ宣言は願ってもないことだった。
具体的な就航路線や便数については未定とされたが、県は就航路線について収支均衡を図るための運航支援策を約束し、JALから搭乗率保証の導入が選択肢の一つとして提案された。県はJALに恩義を抱いたのである。
-
2年後の07年7月に事態が思わぬ方向へ動く。ANAが静岡空港から那覇と札幌に就航することを表明した。これに仰天したのが、JAL。2社が就航すれば採算が取れなくなると反発し、協定を白紙に戻すと県に通告してきた。単独就航が崩れ、へそを曲げたのである。県も大あわてとなり、知事自らがJALを訪問、就航をあらためて要請した。
そして、07年10月。JALと静岡県が新たな覚書を締結し、札幌1便と福岡3便の就航表明となった。その際、搭乗率保証の導入の検討を含め、運航支援策の内容について引き続き協議することになった。福岡便への搭乗率保証の話はおそらく、この時点で落着していたものと考えられる。
ところで、静岡県が搭乗率保証制度導入を明らかにしたのは、今年2月のことだ。そのための債務負担行為が09年度予算案に盛り込まれ初めて内容が示された。日頃おとなしい県議たちもこれには憤慨したようだ。各会派への事前ヒアリングで説明はなかったからだ。「寝耳に水の話」だったのは、ANAだけではなかったのである。情報をぎりぎりまで伏せておく県の体質が如実に表れている。
JAL福岡便のみ
優遇の不透明性
搭乗率保証による負担は決して少額ではない。県の試算によると、目標搭乗率が1%下回っただけで保証額は年間約3800万円となる。仮に10%下回れば、3億8000万円だ。県の予測では福岡便は年間約24万人の需要が見込まれている。
一方、就航予定の機材で搭乗率100%の場合、総利用者数は約29万人になる。その7割は約20万3000人なので、県は搭乗率が7割を下回ることは想定していないと、強気である。需要は十分あるが、「まさかのときの下支え」という。
しかし、石川知事は定例会見で搭乗率保証がなければ、現在の1日3便は確保できなかった可能性を認めている。裏を返せば、航空会社は3便飛ばすほどの需要はないと判断していたということだ。また、県は開港後半年で見直し、その時点で実績が悪ければ、減便などの対応も考えるという。
そもそも一定の需要があるとの前提で空港設置が認められたはずで、開港前から搭乗率保証を導入すること自体、奇妙な話である。
それにしてもなぜ、福岡便にのみ搭乗率保証なのか。県は「新幹線と競合すること」も理由として挙げた。つまり、鉄道と航空という競合する民間企業の一方にのみ、税金による支援を行なうとの意思を表明したのである。これまた、公正な競争を阻害する行為に当たるのではないか。
その一方で、石川知事は議会での質問に対し、「(静岡空港直下の新幹線新駅設置について)私は諦めていない。10年近く封印していたが、これからはJRに主張をどんどん言う」と、答えた。
静岡県はかつて、直下に東海道新幹線(静岡駅〜掛川駅間)が走る牧ノ原台地が空港建設地となったことから、新幹線新駅の設置構想をぶち上げ、JR側に要望した。
しかし、当然のことながら、JR側からは色よい返事を得られなかった。それを受け、静岡県議会で新幹線に通行税を課す構想が語られるなど、微妙な関係が続いている。もっとも、一方だけがカッカと熱くなっているのが実情だが。
揉め事といえば、例の立ち木である。滑走路を短縮しての暫定開港を余儀なくされた県だが、所有者との話し合いはまとまらず、航空法に基づく除去請求権の行使に向け、手続きを進めている。訴訟となれば、時間はさらにかかり、立ち木が大きく伸びることもありうる。滑走路を再度、短縮するといった漫画のようなことがあってはならない。
(『週刊ダイヤモンド』委嘱記者 相川俊英)
-
http://www.asahi.com/business/update/0309/OSK200903090070.html
関空―中国・無錫線、開設へ 4月就航、週3便
2009年3月9日20時24分
関西国際空港会社は9日、関空と中国・無錫を結ぶ路線を4月9日に開設すると発表した。週3便体制で、火、木、土曜日の発着。中国の深セン(土へんに川)航空が運航する。
無錫への路線開設は日本の空港では初めて。無錫は上海に近く、日本企業も多く進出。太湖などの観光地でも知られる。
-
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20090312ddlk23020183000c.html
中部国際空港:サービス評価規模別で4年連続1位に 総合順位も4位に上昇 /愛知
中部国際空港(常滑市)は11日、国際空港評議会(本部・スイス)による顧客サービスに関する08年の国際空港評価調査で旅客数規模別の第1位になったと発表した。開港以来4年連続の1位。総合順位は07年から一つ上がって4位だった。
中部国際空港は、開港当時から「顧客満足度(CS)世界ナンバーワン空港」を目指し、関係機関とも連携してCS向上キャンペーンなどを展開。
空港全体の雰囲気やゲート付近の待合場の快適さ、トイレの利用しやすさなどが評価されたという。旅客数年間500万〜1500万人の世界42空港の中から選ばれた。中部国際空港は08年に約1123万人が利用した。
稲葉良〓空港会社社長は「空港の運営に携わる関係者が積み重ねた努力の成果。今後もサービス向上に努めたい」とコメントした。
総合順位は、エントリーした126空港のうち、1位が韓国の仁川、2位はシンガポール、3位は香港だった。香港は4000万人以上の旅客数別で1位になっている。【河部修志】
【関連記事】
-
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090313-00000623-yom-soci
ツアー解約してもマイルは返して!…JAL子会社を提訴へ
3月13日16時8分配信 読売新聞
日本航空(JAL)のマイレージ制度で獲得したポイントを使って予約したツアーを解約した際、ポイントが返還されないのは、消費者契約法に反するとして、神戸市のNPO法人「ひょうご消費者ネット」が近く、JAL子会社「ジャルツアーズ」(東京)に契約条項の見直しを求めて消費者団体訴訟を神戸地裁に起こす。
同様のポイント制度は様々な業種で導入され、商品割引などの特典があるが、同ネットは「現金と同じように使えるポイントは“おまけ”とは言えず、企業側に有利に運用するのは問題だ」と訴えている。
マイレージ制度は、会員の搭乗距離などに応じて「マイル」と呼ばれるポイントがたまり、航空券やツアーなどのクーポンと交換できるサービスで、機内販売品の購入にも使える。
標準旅行業約款では、国内旅行を出発前に解約した場合のキャンセル料を「代金の5割以内」と規定している。しかし、マイレージ制度では、クーポンやマイルが一切返還されない。同ネットは、ジャルツアーズの旅行を解約した会員から相談を受け、同社に見直しを求めたが、「利用条件はJALが決めた」と応じず、会員に代わって提訴することにした。
同ネットは「旅行以外の買い物もできる。キャンセル料も現金と同じ扱いにすべきだ」と主張。一方、JALは「キャンセル時にクーポンを返還しないことは、クーポンの発行時に同意を得ており、問題はない」としている。
国民生活センター(東京)によると、マイレージ制度に関して、「航空券の行き先を変更したら現金が必要になった」「マイルでの予約に制限があり、希望の便が取れなかった」などの相談が寄せられているという。
最終更新:3月13日16時8分
-
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=157051
新潟日報 2009年2月3日
新潟―佐渡空路の再開困難に
昨年10月以降、運航休止となっている新潟―佐渡空路について、参入に名乗りを上げていたエアードルフィン(本社那覇市)が3日までに、県に対し参入申し入れを事実上撤回したことが分かった。親会社が破産申請したため、交渉継続は困難と判断した。これにより2008年度中の運航再開は絶望的となった。
県は今後、ほかの航空会社との交渉に移るが、早期再開へのハードルは一層高くなった。
県が、親会社の破産開始手続き決定を受け、同社に問い合わせたところ「新オーナーが決まっておらず、当面は独自に交渉を続けるのは難しい」と説明したという。
県は、9月末まで運航していた旭伸航空(新潟市)に対し佐渡市とともに08年度は計6400万円の助成をしていた。ドルフィンは「同規模の助成で運航可能」と意欲を示し続けてきたが、昨年末から親会社の急速な財務状況悪化で、参入決定が先送りになっていた。
県交通政策局は「最優先に交渉してきた会社の参入が厳しくなったが、佐渡市と連携し、早期の運航再開に目指して努力したい」とする。ただ、他の会社は、従来の支援規模では難色を示しているといい、道は険しい。
ドルフィンは、大阪証券取引所ヘラクレス上場の流通関連会社サイバーファーム(那覇市)の100%子会社。サイバーファームは1月末に那覇地裁に破産手続きの開始を申し立てた。
サイバーファームは、虚偽の有価証券報告書を提出したとして金融庁から課徴金支払いを命じられたことによる信用失墜や、景気悪化で資金繰りが続かなくなっていた。
-
≪福岡空港≫
>>258
どうする福岡空港:「海上」民主県連反対へ 利用者増の予測疑問視
>>309
福岡空港問題、山崎・前副総裁が新設支持「白紙に」
福岡空港、滑走路増設案に賛成多数・・・福岡市議が住民意識調査
>>326
どうする福岡空港:福岡市長だんまり 「新空港不要」公約いずこへ 市議ら反発も
>>372
福岡空港 「運用2時間拡大を」 地主組合、過密対策で表明
>>376
どうする福岡空港:朝夜各1時間、発着時間の延長容認 地主組合、増設求め
>>383
知事 26日態度表明 福岡空港の過密化対策
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090321-OYS1T00197.htm
福岡空港の過密化対策、知事「増設案」表明へ
福岡空港の過密化対策で、福岡県の麻生渡知事は検討してきた2案のうち、現空港の滑走路増設案を選択する方針を固め、複数の関係者に伝えた。海上空港新設案に比べ、費用負担が少ないことなどを考慮した。
定例県議会最終日の26日、地元の意向として増設を表明する。知事の意向を踏まえ、国土交通省が増設に向けて調査に入る見通しだ。
複数の関係者によると、知事は当初、「アジアの玄関口」として24時間運用できる新空港の必要性を主張していた。しかし事業費が9200億円に上るため、百年に一度とも言われる不況の中、「経済情勢を踏まえた現実策」として事業費2000億円の増設案に傾いた。県などが県民らから募った意見では福岡市中心部に近い現空港の利便性を評価する声が目立ち、こうした点も踏まえたという。
県は知事と福岡市長の連名で国交省に提出する意見書作成を進めており、知事は県議会で意見書の概要を読み上げて増設案選択を表明。ただ、新空港の必要性にも触れ、将来の新設にも含みを持たせる見通しだ。
新設案を推す地元経済界の幹部からも「今の経済情勢だとやむを得ない」と当面の対応策として増設案を容認する声が出ている。
増設案は現滑走路(2800メートル)の西側に地盤をかさ上げして新滑走路を整備、発着可能回数は現在の約1・3倍の年間18・3万回になる。工期は7年を見込んでいる。ただし、約20ヘクタールの用地買収が必要で、実現には曲折も予想される。
福岡空港は滑走路1本の空港としては年間旅客数、発着回数とも全国最多。
(2009年3月20日 読売新聞)
-
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090321-OYT1T00555.htm?from=nwlb
JAL子会社フル回転の客室乗務員…清掃こなし飛躍につなぐ
大阪(伊丹)空港を拠点に国内線を運航する日本航空の子会社「ジャルエクスプレス(JEX)」が5月から国際線に進出する。
「飛躍」の原動力は3年間の契約社員期間を経て正社員となる客室乗務員たちだ。機内清掃から機内誌の編集まで1人何役もこなして経費節約の先頭に立ち、企業の競争力を高めた。就航するのは、関空―上海便など3路線。国土交通省は「国内線運航のために設立された子会社が海外展開するのは珍しいケース」としている。
伊丹空港に到着したボーイング737型機。乗客が降りると、3人の客室乗務員は休む間もなくごみ袋を手に機内の掃除を始めた。JEXならではの光景だ。
1997年設立。翌年7月、伊丹―鹿児島、宮崎線が就航した。日航本体に比べ、運航コストは1〜2割低い。2年連続の黒字を達成できる見通しで、その立役者は時給1250円の契約社員から始まる約400人の客室乗務員。
機材を効率よく飛ばせば利益につながる。機内清掃を客室乗務員がやることで業者に委託するより空港での駐機時間が1回10分短縮でき、伊丹―九州間がそれまでの1日3往復から4往復できるようになった。
機内誌は客室乗務員が就航地の観光スポットなどを取材し、乗務の合間に原稿を書く。住居が空港から半径15キロ以内に定められているのも、交通費を削る狙いからだ。「華やかなイメージは見事に裏切られた」と河本牧子さん(32)は笑う。
客室乗務員が考えたユニークなサービスやイベントも乗客の人気を集めた。紙コップの裏側に「当たり」と書き、当選者にプレゼントをしたり、乗務員の平均年齢を当てる機内クイズ大会を開いたり。菅沼江梨子さん(31)は「小さい会社だからこそ、先輩も後輩も一緒に知恵を出し合える雰囲気がある」と話す。
日本航空グループには、計8社のエアラインがあるが、利用者アンケートによると、JEXのサービス評価はグループ内で常に上位。5月8日に就航する関空―上海、杭州、成田―杭州3路線では当面、日航便と同じグレードのサービスを提供するという。
(2009年3月21日16時34分 読売新聞)
-
>>361
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090322000000000021.htm
ソウル便1時間間隔へ 県など最終調整
03/22 08:43
静岡空港開港から韓国アシアナ航空と大韓航空がそれぞれ毎日運航するソウル(仁川)便のダイヤが近接している問題で、大韓が30分程度発着を前倒しし、アシアナが15分遅らせることにより、各便の間隔を1時間程度空ける方向で、両社と県の交渉が最終局面を迎えていることが21日、分かった。県は両便の運航に影響の少ない「1時間間隔」での最終合意に向け、働き掛けを強めている。
大韓が昨年末の就航表明の際に発表したダイヤは午前11時20分静岡着、午後0時20分出発。一方、半年早く運航計画を発表したアシアナは午前11時半静岡着、午後0時半出発としていた。間隔がわずか10分のため、出入国検査や搭乗待合室の混雑などが懸念されている。
県は両社に空港施設のキャパシティーや管制、出入国検査などの体制を説明し、利用者の利便性を最優先にダイヤを見直すよう要請していた。
まず、県の要請に応じる姿勢を示したのは大韓側。運航を30分程度早める検討をしていることを県に伝えた。同社は「関係各方面と調整を続けており、近く正式発表できる予定」としている。
これに対し、アシアナ側は先に就航表明した経緯から、「優先権がある」として変更に難色を示していたが、19日に静岡空港の工事完成検査の合格通知が出たことなどを受け、調整に協力する意向を示した。
同社日本地域本部の金玉鉉旅客マーケティング部長は「こちらに優先権があるが、県の調整もあり、ぎりぎりの線で協力することにした。ただし、間隔が1時間となることが絶対条件」と述べた。
これまでの調整では、両社の間隔は50―55分となる。両社の運航間隔が1時間よりも短いと、アシアナ便の到着時に、大韓便の搭乗案内が行われているため、アシアナ便の乗客を降ろせず、機内に待たせるなどの支障が生じる。この「あと数分」の影響は、空港の運営上、小さくないのが実情だ。
間隔が1時間の場合は両便の発着時間が同時刻となるが、管制業務を行う国土交通省は「一般論だが、他の地方空港にも同時刻に発着するケースはある」として問題ないとの認識を示した。
県空港部は「あと数分の調整というところまできたので、引き続き誠心誠意、協力をお願いする」と述べた。
-
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000903210004
着陸料減免を検討 県、ANA沖縄便に対し
2009年03月21日
6月4日に開港する静岡空港で、県が全日空(ANA)の沖縄便に対して着陸料の減免を検討していることが、20日わかった。一方、ANA側は県からの提案に対し、「路線ごとの支援ではなく、全路線共通でやった方がいい」との認識を示しているという。
ANAは、日本航空(JAL)福岡便に対する搭乗率保証について「特定の路線、企業への支援で不公平」として県に不快感を示していた。県は今回の着陸料減免を「もともと検討していた」として、因果関係を否定している。
静岡空港の国内線の着陸料は、多くの地方空港と同様に国が設置する空港の料金の3分の2を設定している。県はANAの沖縄便に限って国の6分の1の料金に引き下げることを検討し、空港部幹部が18日、ANAに提案した。国の沖縄振興施策のもと、他の地方空港でも6分の1にしているところが多いという。
-
http://www.asahi.com/national/update/0323/TKY200903230124.html
突風?バウンド数回 「魔の時間」で何が 貨物機炎上
2009年3月23日11時29分
滑走路上を跳ねあがった機体は、あっという間に炎に包まれた。強風が吹く千葉・成田空港で23日朝、米航空会社の貨物機が着陸に失敗し、機長と副操縦士が命を落とした。貨物機はなぜバランスを崩し、横転したのか。「もし旅客機だったら……」。利用者に不安が広がった。
事故は北西の強風が吹くなかで起きた。突風の影響による事故は過去にもたびたび起きている。専門家らは一義的には風の影響を指摘する。しかし、いったん着陸後に機体が大きく弾み、炎上に至っていることから、着陸後に操縦士がどう回避しようとしたのかや、貨物の積まれ方も事故原因解明の焦点になりそうだ。
離陸時の3分と着陸時の8分は「クリティカル・イレブン・ミニッツ(魔の11分間)」と呼ばれ、地上に近いうえ、操縦士がやるべき作業量が多いため、事故が多い傾向がある。
テレビ映像などによると、事故を起こしたフェデックス機は、主脚から接地し、いったん前輪が着いたが、すぐに浮き上がった。元機長で航空評論家の前根明さんは「最初の接地の際、機体が急に沈むように見えた。機体が突風で落とされた結果、強く接地した可能性がある」と指摘する。
国土交通省によると、当時は、A滑走路の着陸機の正面やや左から、最大風速約20メートルの強風が吹いていた。
成田発着の国際線経験が豊富な日本航空の小林宏之機長は「風向きそのものはほぼ正面からで問題はなさそうだが、地上付近はたたきつけられたり、浮き上がったりするような突風が吹くことがある。今回もこの可能性がある」と話す。
バウンドするように浮き上がった機体は、次に前輪から接地した。元機長で日本ヒューマンファクター研究所の桑野偕紀副所長は「一義的には強風の影響で強く接地したという印象を持つ」としたうえで、機首から接地した点に注目する。「一般的に機首から接地するのは避けるべき状況だ。操縦士がどう対応したか詳しく調べる必要がある」
前根さんも「浮き上がった時に操縦士があわてて接地させようとして、前輪から接地して事故に至るケースは起こりやすい」と指摘する。
その後、左に大きく傾き炎上、横転した。
機体の重心位置も飛行には大きく影響する。前根さん、桑野さんとも、出発地で貨物が適切に積まれていたかどうかも考慮すべき点だと話す。
積み荷に可燃性の液体があったとされる点も、その後の炎上の状況に影響した可能性がありそうだ。
-
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090323k0000e040087000c.html
貨物機炎上:機体弾み真っ二つ、成田で初の犠牲者
強風を受けたジェット機が滑走路で弾んでひっくり返り、炎に包まれた。23日朝、開港31年目の成田国際空港で、航空機事故による初の犠牲者が出た。二つに折れ、真っ黒焦げになった機体が炎の激しさを物語る。「見たこともない光景だった」。事故を目の当たりにした人たちは、言葉を失った。【倉田陶子、中川聡子、柳澤一男】
事故機は滑走路から100メートルほど離れた芝生上で横転。黒焦げになった機体は中央部で折れ、ジェット燃料とゴムの焼けたようなにおいが立ちこめた。
「炎と煙が巻き上がり、何が起きたのか分からなかった」。成田空港第1旅客ターミナルビル4階の中華料理店「翠鳳(すいほう)」の中村亮介店長(26)は午前6時55分ごろ、開店準備のため出勤した。目の前のA滑走路から炎が立ち上り、黒い煙に包まれていた。
すぐに消防車が続々と駆け付け、慌ただしく消火活動を始めた。しばらくすると煙の間から航空機の機体らしきものが見えたという。「これまでに見たことのない光景。あぜんとした」
1時間近くたって滑走路を見ると、黒く焼け焦げた事故機が目に入った。中村店長は「びっくりを通り越した驚き。こんなに近くで航空機事故が起こるなんて。本当に怖かった」と声を震わせた。
◇乗客にいらだち 搭乗手続き中止で
A滑走路閉鎖に伴い出発のめどが立たなくなった一部の航空会社は搭乗手続きを中止。旅客ターミナルビルの出発ロビーは、海外出張するビジネスマンや春休みの海外旅行客らでごった返した。
同僚2人とシンガポールへ出張する東京都内のコンピューター会社員、高橋洋平さん(28)は、「明日から仕事で、今日中に着かないと困る。朝8時からずっと搭乗手続きを待っているが、何の説明もない」と疲れた様子で話した。
福岡県の筑豊青少年交響楽団は、ニューヨーク公演のため出発予定だった27人が成田で足止めに。伊藤政晴団長(59)は「福岡から成田に来る便も30分ほど遅れた。24日にブロードウェーで公演するのに、いつ出発できるのか」と、バイオリンなどの楽器を抱えて不安そうに話した。
チェックインカウンター前では、「搭乗手続き一時中断」と書かれた案内板の前で、航空会社の地上職員に説明を求める旅客の姿も見られた。全日空やルフトハンザドイツ航空は「搭乗手続き開始は40分後を予定しています」と館内放送したが、予定の時間に手続きは始まらず、乗客たちがいら立ちを募らせていた。
出張でロンドンへ向かう男性会社員(38)は「会議の予定があってどうしても今日中に行きたい」と焦り気味に話した。ニューヨークから一時帰国していた家族を見送りに来た女性(60)は「3歳の孫が待ち疲れてしまって心配だ」と孫をあやしながら話した。【倉田陶子、中川聡子】
-
◇強風による飛行機事故、過去にも
過去にも強風の影響とみられる事故が起きている。
99年8月には、今回と同型機の中華航空機が、香港国際空港に着陸しようとして逆さまにひっくり返り炎上、3人が死亡した。香港はこの日、台風の影響で激しい雨が降り、強風警報が出ていた。
国内では93年4月には岩手県の花巻空港で強風にあおられた日本エアシステム機(当時)が着陸に失敗、炎上し、58人の重軽傷者を出した。同機は横風の中、着陸を強行し、あおられた右主翼が接地したまま着陸し、機体は数回バウンドして停止した。事故直前に風速が瞬時に急減したり、風向きが急変する「ウインドシア」現象が起きていたことが分かっている。
このほかにも84年4月に日本アジア航空機(当時)が那覇空港で、90年3月にキャセイパシフィック航空機が成田空港でウインドシアーが原因で着陸に失敗している。【長野宏美】
◇風向きの変化か、横転多い機種 飛行記録で解明を…専門家ら
今回の事故について専門家らに聞いた。
▽航空評論家の浜田一穂さんの話 映像で見る範囲では、接地直前に急に風の様子が変わり、それに対処しきれずにパイロットが操縦を誤った印象だ。翼の端が滑走路に触れて折れた瞬間にタンクの油が漏れて炎上したのだろう。風向きや風速が変わったことが最大の要因とみられ、その状況を詳しく検証することが重要だ。
▽元全日空機長の川本和弘さんの話 この機種はやや古いうえに、尾翼面積が通常の航空機より小さく、パイロットにとっては特殊なバランス感覚が求められると言われている。また着陸時に横転する事故がかなり多いことがパイロット仲間の定説だった。今日は東京近郊は強い風に見舞われており、「強い横風」が機体がバウンドして左翼が接地した理由の一つだと考えられる。
▽航空評論家の清水喜由(きよし)さんの話 現場周辺では昨日から風向きが急変する「ウインドシア」の情報が出ており、局地的な乱気流も起きていたとみられる。着陸時に主翼近くのタイヤの煙がかなり上がっており、機体はハードランディング(強い衝撃を伴う着陸)したと推測できる。その弾みで風にあおられた可能性が高い。着陸時の状況などは飛行記録装置などを回収して調べればもう少し解明できるだろう。
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090322-OYT8T00943.htm
釜山便 子会社で
茨城空港 アシアナ航空が検討
来年3月に開港する茨城空港への仁川(ソウル)便就航を決めた韓国大手のアシアナ航空が、開港数か月後の開設を予定している釜山便について、子会社のエア釜山での乗り入れを検討していることがわかった。海外の格安航空会社を中心に路線拡大を目指す県の戦略が鮮明になる中、新たにまた一つ、新興航空会社が乗り入れる可能性が出てきた。
エア釜山は、釜山市や釜山の企業などが出資して2007年に設立。アシアナは翌年から加わり、子会社化した。現在は、釜山―金浦(ソウル)線など韓国国内のみの運航となっているが、中国や日本、東南アジアなどの国際線に乗り出す計画も持っている。
アシアナが運航する日本と釜山を結ぶ路線はこれまで、福岡空港と関西空港にしかなかった。茨城空港への路線が開設されれば、首都圏初の就航となることから、アシアナ側の期待は大きく、当面は週3便の運航が計画されている。
さらに、エア釜山での乗り入れとなれば、日本への初参入となる可能性もある。アシアナの幹部は、読売新聞の取材に「我々はエア釜山の大株主であり、可能性としてエア釜山での乗り入れも考えている」と語った。
韓国では、ハンソン航空や大韓航空系列のジン・エアーなど格安航空会社の設立が相次いでいる。アシアナによると、エア釜山は、一定のサービスを重視する地域航空会社との位置づけで、大手の半額以下の運賃などをセールスポイントにする格安航空会社とは一線を画しているが、親会社のアシアナと比較すれば、1、2割安い運賃設定になっているという。
県幹部は「厳密に言うと格安航空会社ではないが、運賃が安いのは間違いない。茨城空港は低価格で利用しやすい空港を目指しており、エア釜山の乗り入れが決まれば、注目度は高まるはずだ」などと期待感を示している。
(2009年3月23日 読売新聞)
-
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/090323/dst0903231846016-n1.htm
【貨物便炎上】滑走路再開の見通し立たず 欧米線など当面欠航?
2009.3.23 18:42
成田国際空港会社と国土交通省は23日、米貨物機炎上事故に伴い閉鎖した成田空港のA滑走路(4000メートル)について、再開の見通しが当面立たないことを明らかにした。
ジャンボ機やボーイング777など大型機が離着陸するメーンの滑走路が使えないことで、欧米など長距離路線を中心に国際線の欠航がしばらく続きそうだ。
国交省によると、滑走路両側や中心線上にある多数の灯火が壊れた上、事故機からの燃料漏れもあって、修復作業に一定の時間がかかる。
さらに滑走路脇に横たわる事故機の残骸(ざんがい)撤去が再開の前提だが、運輸安全委員会が機体の調査を進めており、いつ撤去するかは決まっていない。
中、小型旅客機向けのB滑走路(2180メートル)は事故後も通常通り運用されており、中国や東南アジアなど近距離国際線にはほとんど影響は出ていない。
-
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090323-OYT1T01024.htm?from=navr
成田A滑走路、終日閉鎖…欠航相次ぎロビーにため息
成田空港のA滑走路閉鎖の影響で、トロント行きエア・カナダが欠航となり途方に暮れるカナダの中学、高校生ら(23日)=佐々木紀明撮影
成田空港では23日、事故の起きたA滑走路が終日閉鎖された。
同空港にある2本の滑走路の発着数は1日平均約510回で、このうち340回をA滑走路が占める。
しかもB滑走路は距離が短く、国際便の主力のジャンボ機が使えないため、旅行客や貨物運送に大きな影響が出ている。
成田国際空港会社広報室によると、滑走路が一部損傷していることに加え、事故調査が続いているため、23日は閉鎖を解除できなかった。同日午後9時までに日本航空が58便、全日空が17便の欠航を決め、計約2万人が影響を受けた。外国航空会社も少なくとも計41便が欠航。到着地を成田から関西国際空港などに変更する便もあった。
相次ぐ欠航で、成田空港のロビーは、足止めされた乗客らであふれかえった。空港周辺にある18のホテルは午後4時までにすべて満室状態に。韓国人の主婦(50)は「旅行会社からホテル代は自己負担しなくていいと言われたが、ホテルが見つからなかったらどうすればいいのか」と憤った。
旅行各社はツアー客のキャンセルの対応に追われ、JTBはキャンセル数が1000人を超えた。23日夜まで運用再開の見通しが立たず、同社広報室は「復旧の時期を尋ねても、空港側は『わからない』と言うばかり」と不安そうだった。エイチ・アイ・エスと近畿日本ツーリストは、欠航した出発便について、キャンセル料なしで代金を返却している。
貨物便にも影響が出ている。日本航空では、欠航の出発便に載せる予定だった機械部品などの貨物を空港内の倉庫に一時保管している。国際航空貨物大手の近鉄エクスプレスでは「急ぐ荷物は関空などから海外に送ることもできるが、一度成田に着いた荷物を転送するのに1〜2日はかかる。閉鎖の解除時期が分からないと決断しにくい」と話した。
成田への到着便のうち米ノースウエスト航空は、貨物機2便を、緊急時の取り決めに基づき米軍横田基地(東京)に着陸させた。同基地に積み下ろし施設はないため、成田空港が復旧するまで荷物と一緒に足止めが続くという。
(2009年3月23日21時32分 読売新聞)
-
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/090323/dst0903231937019-n1.htm
【貨物便炎上】「ウインドシア」による事故、過去にも
2009.3.23 19:34
成田空港で着陸に失敗した中国・広州発の米フェデックスの定期貨物便が炎上、乗員2人が死亡した事故で、事故原因の可能性として指摘されている「ウィンドシア」。
成田空港は航空業界でもウィンドシアの発生頻度が高い空港として知られ、今回の事故直前にも最大瞬間風速約20メートルの突風が吹き、別の航空機の機長からウィンドシア情報が寄せられていた。過去のウィンドシアが原因とされる事故では、強風に対応したパイロットの操縦ミスが指摘されているケースもある。
平成14年1月、北海道の函館空港で、全日空のエアバス機が胴体後部を滑走路に接触させ、客室乗務員3人が負傷した事故が起きた。
国土交通省運輸安全委員会によると、事故機が高度約30メートル付近でウィンドシアに遭遇した際、副操縦士が機体を上昇させようと試みたが、すでに着陸態勢で減速していたため、上昇できなかったことが原因と結論付けた。
岩手県の花巻空港で5年4月、日本エアシステム(JAS)のDC9型機が着陸に失敗し滑走路に叩き付けられ、乗員乗客57人が重軽傷を負った事故についても、当時の運輸省航空事故調査委員会は着陸直前にウインドシアに遭遇し、機体が急降下したことが原因と断定している。
岩手県警は、ウィンドシアが予測されたのに十分な警戒を怠って、着陸復航をしなかったなどとして、機長と副操縦士と業務上過失傷害容疑などで書類送検(不起訴処分)している。
-
これたまたま貨物機でバランスが難しい(昔から貨物列車は運転が難しいと相場は決まってたけど)とかなんでしょうかね?たまたま貨物機だったから2人の犠牲者で済んでた所なのに旅客機だったら恐ろしい事だ。
またこういう時に関空や中空の真価が問われるであろうけど代替機能は十分に果たせるのかな??
-
「路線ごと支援」で溝 県と全日空、協議不透明
03/21 08:04
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090321000000000012.htm
県が日本航空の静岡―福岡便を対象に実施する搭乗率保証をめぐり、全日空が再検討を求めている問題で、県が全日空との協議で、修学旅行対策の強化や沖縄便の着陸料減免の検討など5項目の支援策を提案。全日空側は「路線ごとの支援は公平性・継続性の観点からゆがみが生じる」として難色を示していて、協議の行方は不透明だ。
花森憲一副知事らが18日に全日空を訪れ、支援策の基本的な考え方を説明した。修学旅行対策、沖縄便の着陸料減免のほか、沖縄便の物流促進、静岡から沖縄への旅客の利用促進、開港後の協議継続を盛り込んだ。
県空港部よると、沖縄便の着陸料減免は国の基本額(10万円前後)の6分の1とする内容。同様の減免措置は国が沖縄振興策として管理する空港で実施している。沖縄路線を持つ国内すべての地方空港も、国の要請に従って減免している。
静岡空港の減免額は年間2000万円弱の見込み。県は県議会2月定例会で年間の着陸料収入の見込みを「(最低)2億4000万円」と説明したが、これは沖縄便の着陸料を6分の1で試算した金額という。県は「まだ減免を決めてはいないが、他の地方空港の例を見れば、静岡空港だけが減免しないわけにはいかないと考える」としている。
これに対し、全日空は「支援策は路線ごとでなく、航空会社に対する一律支援制度か、利用客の利便性向上の制度であるべき」と指摘。「路線ごとの特性に合わせた支援」とする県との間には、まだ溝がある。ただ、全日空側は「協議することは良いこと」として協議を継続する方針。県空港部の幹部も「今後も支援策の在り方について、協議を深めたい」と強調した。
静岡空港の搭乗率保証問題 県は2月、日本航空の静岡―福岡線に搭乗率保証制度を導入すると発表。新幹線との競合や1日3便を運航するリスクの「下支え」を理由とした。目標搭乗率70%を下回った場合、県が1席当たり1万5800円の運航支援金を日航に支払う。11月末時点の実績を見て、制度を見直す。全日空はこれに対し、「不公平」として再検討を求めた。県議会の企画空港委員会も、保証額に一定の歯止めをかけるための付帯決議を可決した。
-
>>404
>成田空港は航空業界でもウィンドシアの発生頻度が高い空港として知られ、
成田の弱点がこんな所にも。。なんで多いんでしょう。
風急変、感知できず 米貨物機炎上で成田空港の機器
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009032402000245.html
2009年3月24日 夕刊
成田空港のフェデラルエクスプレス(フェデックス)機事故で、風向きや強さが急激に変わる「ウインドシア」を感知する空港内の観測機器が、フェデックス機の着陸直前には異常を感知していなかったことが、国土交通省の調査で分かった。
フェデックス機より前に着陸した別の航空機からはウインドシアの発生報告があり、管制官から注意を呼び掛けていた。風の乱れを予測するのに効果がある機器が、気候の急な変化に対応しきれなかった可能性もある。
同空港にあるのは「ドップラーレーダー」「ドップラーライダー」と呼ぶ2つの観測機器。レーダーは降雨時に空気中の雨粒に電波を当て、ライダーは晴天時に空気中のちりに光線を当て、それぞれ反射する周波数から乱気流などが起きている位置が分かる。
成田航空地方気象台によると、各機器のデータは、気象台から国交省成田空港事務所に送られ、滑走路付近で風速約10メートルの増減があると管制官から航空機に情報を伝える。23日は空港近辺で最大瞬間風速20メートルの風が吹いていた。
しかし、同気象台の担当者は「滑走路近辺で風の乱れはあったが、基準値までは達していなかった」という。
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090324-OYT8T01222.htm
成田滑走路再開
徹夜で復旧工事慎重に事故機撤去
米フェデラルエクスプレス貨物機の炎上事故で、23日早朝以降、マヒ状態にあった成田空港は徹夜の滑走路復旧工事により、24日午前中にはほぼ通常の空港機能を取り戻した。事故機の解体・撤去作業は原因究明のため慎重さが求められ、現場に混乱もあったが、空港会社は「幸い、工事業者も材料も手当てできた。ベストを尽くせたと思う」(滑走路保全部)と話している。
24日午前9時20分、事故があったA滑走路の再開第1便はルフトハンザ機。この後は普段通りに航空機の発着が繰り返されたが、そばの緑地帯では、約26時間前に火だるまになったフェデックス機の残骸(ざんがい)が山を築き、運輸安全委員会の調査官などによる調査が続いていた。
成田のマヒは成田以外の空港や航空会社、旅行客に多大の影響を及ぼす。空港会社はA滑走路の再開に向け、23日夜、無数の投光器に照らされながら二つの作業を実施。一つは事故機の撤去、もう一つは破損した滑走路面の補修だった。
ただ、どちらも簡単ではなかった。事故の原因究明に向け、解体する機体もむやみに切り刻めない。調査官の指示を受けながら、慎重に切断場所を探した。
また、路面は燃料の浸透で緩んだアスファルトをはがし、舗装し直した。その広さは1万1000平方メートル、必要なアスファルトは1400トン。県内外の工事業者をかき集め、重機のごう音が鳴り響いた。
こうして夜が明けた24日午前6時半頃、機体撤去作業では、最後に残った操縦席部分がクレーンでつり上げられ、緑地帯に降ろされた。続いて午前9時、「定期補修の約4倍近いペースで進めた」(滑走路保全部)という舗装工事が終了した。
しかし、開港以来、初めての大規模な復旧作業だっただけに反省も。同部の担当者は「現状把握を急ぐ空港会社各部からの問い合わせが殺到し、その対応に時間を取られ、混乱する場面もあった」と振り返った。
(2009年3月25日 読売新聞)
-
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090323-OYT1T01024.htm
A滑走路は終日閉鎖…欠航110便超、600人夜明かし
成田空港のA滑走路は事故が発生した23日午前7時前から終日閉鎖された。
同空港の2本の滑走路の発着数は1日平均約510回で、A滑走路は340回を占める。しかもB滑走路は距離が短く、国際便の主力のジャンボ機が使えないため、旅行客や貨物運送に大きな影響が出た。
成田国際空港会社広報室によると、滑走路の閉鎖は路面が一部損傷したことに加え、事故の調査が長引いたため。23日は日本航空の50便、全日空の12便が欠航して計2万人近くが影響を受けたほか、外国航空会社も少なくとも計41便が欠航した。到着地を成田から関西国際空港などに変更した便も50便以上。24日も日航8便、全日空5便の欠航がすでに決まっており、23日の分と合わせ欠航は110便を超えている。
相次ぐ欠航で空港のロビーは乗客であふれかえり、周辺にある18のホテルは午後4時までに満室状態になった。
米ノースウエスト航空のカウンターそばには予約センター直通の臨時携帯電話12機が用意され、客が殺到。欠航機で米国に帰る予定だったグレッグ・ショウツさん(46)は「なぜ一つの滑走路が閉鎖されただけで、これだけの混乱が起きるのか」とやりきれない表情だった。
結局、約600人もの乗客たちがロビーで一夜を明かすことに。空港会社の職員が午後11時過ぎ、寝袋やクラッカーを配ったが、ロサンゼルス行きの便のキャンセル待ちをするという東京都品川区の大学2年生高橋辰知さん(20)は「寝袋はありがたいけど、飛行機の座席がほしい」と話した。
旅行各社もツアー客のキャンセル対応に追われ、JTBはキャンセル数が1000人を超えた。エイチ・アイ・エスと近畿日本ツーリストは欠航した出発便について、キャンセル料なしで代金を返却している。
国際航空貨物も、日本航空が欠航の出発便に載せる予定だった機械部品などを空港内の倉庫に一時保管。ノースウエスト航空は成田に到着予定だった貨物機2便を米軍横田基地(東京)に着陸させ、成田空港の復旧まで足止めが続くという。
(2009年3月23日23時23分 読売新聞)
-
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000903250003
成田空港 26時間で滑走路再開
2009年03月25日
米貨物機の着陸失敗事故で26時間21分間、A滑走路が閉鎖された成田空港。24日の再開後は機体のやりくりなどから一部の便に遅れや欠航が残ったものの、再開を待ちわびていた旅行客らは、予定の目的地に向かえることになり、安心した表情で機内に乗り込んでいった。
A滑走路から飛んだマニラ行きの日本航空便は、出発が2時間以上遅れた。それでも、千葉市若葉区の主婦梅沢シェルリイナさん(39)は「明日、次男のハイスクールの卒業式があるので、今日飛べてよかった」。23日の同じ便に乗る予定だった。「昨日は航空会社の電話がパンク状態でつながらず、マニラに行けるのか不安で、ハンバーガー1個しか食べられなかった」と話した。
東京都青梅市の会社員武士俣健二さん(59)も1日遅れの出発となった。「思った以上に早く復旧した。何かあったときの対応は大事。その意味では国際空港としての成田空港のイメージダウンはほとんどなかったのでは」
成田国際空港会社は23日夜、ロビーなどで一夜を明かした約500人に寝袋や乾パン、クラッカーを配った。
米国籍のデザイナー、ジーク・スミスさん(35)は台北からの仕事帰りでカリフォルニアへ行く予定だった。宿泊先が見つからず、仕事仲間と共に、配られた寝袋を使ってロビーで寝た。「暑い台北よりは過ごしやすかったけれど、疲れがたまっている。早く帰れることを願っている」と話していた。
大韓航空は大型機のためA滑走路から離陸できず前日に欠航した便を、復旧しない可能性も考えてB滑走路からでも離陸できる中型機に変更した。福島県郡山市の主婦田中由美さん(44)は「前夜に大韓航空に確認したら、飛べるということだったので安心して来ました」と話した。
-
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/85572
福岡空港増設へ 過密化対策 麻生知事が表明 新空港の調査継続も
2009年3月26日 14:35 カテゴリー:九州・山口 > 福岡 政治
発着処理容量が限界に近づいているとして国と福岡県、福岡市が検討してきた福岡空港(同市博多区)の過密化対策について、同県の麻生渡知事は26日午後開かれた定例県議会最終本会議で「現空港での滑走路増設を早期に着手することを求める」と述べ、増設案支持を正式に表明した。知事の意見に法的拘束力はないが、国は「知事の意向を尊重する」としており、過密化対策は事実上、滑走路増設となることが決まる。
過密化対策は滑走路増設と同県新宮町沖の海上新空港建設の2案に絞られ、麻生知事が地元意見としてどちらを選択するかが焦点となっていた。
麻生知事は「現空港の発着容量は限界に達する状況で、早急に容量拡大を講じなければならない」と理由を説明。「市民の意見や利便性、事業費を考え、増設の早期着手を(国に)主張する」と述べた。一方で新空港についても「増設しても十数年で容量限界にぶつかる。調査・研究を続けていく」と述べた。
国への意見書は増設案を中心とした福岡空港の過密化対策と、滑走路延長など北九州空港の機能強化の2種類を作成、提出する。過密化対策の意見書は知事と吉田宏福岡市長の連名となる。
同空港の設置・管理者である国は増設案を推しているとされ、早ければ今夏にも増設案を過密化対策の構想として決定。需要予測の再調査などを行ったうえで、正式に事業として決める。環境影響評価(アセスメント)や約20ヘクタールとされる空港敷地拡張分の用地買収の後、建設着工から約7年で完成する見通しだ。
国土交通省によると、福岡空港は滑走路1本の空港としては年間旅客数、発着回数とも全国1位。2010年代初頭には年間の滑走路処理容量が限界の14万5000回を超えると予測している。増設案は現滑走路(2800メートル)の西側に、2500メートルの新滑走路をかさ上げして新設。滑走路処理容量は18万3000回に増えるとされる。
福岡空港は1980年代から新空港建設の必要性が論議されており、90年に九州地方知事会や経済界が「九州国際空港検討委員会」を発足。だが、設置場所をめぐって福岡県と熊本、佐賀、長崎各県が対立するなど、約20年にわたり迷走が続いてきた。
=2009/03/26付 西日本新聞夕刊=
-
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009032690085449.html
国際線、開港時に逆戻り 中部空港、週287便に
2009年3月26日 09時03分
中部国際空港会社は25日、国際線の2009年夏ダイヤ(3月29日−10月24日)の計画を発表した。景気低迷に伴うビジネス客の減少で、旅客便の運航便数は08年冬ダイヤ比29便減の週287便となり、開港時の水準近くまで落ち込む見通し。貨物便も週15便に減少する。
旅客便は、全日本空輸の広州便(週7便)、天津便(同)、エミレーツ航空のドバイ便(週4便)の廃止が響いた。ピーク時の07年夏の旅客便数(週354便)から約2割減となる。開港時の04年冬ダイヤの運航便数は週267便だった。
貨物便を含む09年夏ダイヤの運航便数は週302便で、04年冬ダイヤの293便をかろうじて上回る。
貨物便では、日本貨物航空がアムステルダム便(週3便)を就航させる一方、上海などに週6便を運航していた米運輸大手フェデラルエクスプレスが中部空港から撤退する。
これにより貨物便は日本航空のシカゴ便(週4便)など週15便だけとなり、開港時と08年冬ダイヤの週26便を下回り過去最低になる見通しとなった。ピークは06年夏ダイヤの週54便。
(中日新聞)
-
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-03-26-M_1-007-1_002.html?PSID=ee4c556542d36e8a49fd4c88a5245f02
2009年03月26日 経済
那覇―石垣線 運航へ スカイマーク/2013年 片道1万2000円以下
【石垣】スカイマーク(東京)の西久保愼一社長は25日、石垣市役所に大浜長照市長を訪ね、新石垣空港が開港する2013年3月に、那覇―石垣線の定期運航を開始する計画を明らかにした。同社の離島路線は初めて。通常運賃で片道1万2000円以下に設定する予定で、西久保社長は「客をどんどん運び、八重山の皆さんの役に立ちたい」と述べた。
計画では、177人乗りボーイング737―800で1日5往復する。同社の羽田―神戸線の通常運賃1万2000円を基準に、「那覇―石垣の方が距離は短いので、羽田―神戸よりも安い運賃で提供したい」とした。
新空港ターミナルビルに事務所を設置する際の支援を大浜市長に求めた。
10年以上前から八重山を頻繁に旅行しているという西久保社長は「きれいな海、おいしい食事など観光資源は豊富だが、航空運賃が高い。安くなれば、行きたくても行けなかった人が足を運ぶようになる」と新規参入が需要の掘り起こしにつながると強調した。大浜市長は会談後、「観光客を増やすには必要だ。新しい会社が入ることで競争し、運賃が安くなればいい」と歓迎した。
同社は羽田―那覇、福岡―那覇などの定期線を1日60便運航している。年間の平均搭乗率は約78%だという。神戸―那覇線を今年12月、中部(愛知県)―那覇線を11〜12年度に就航させる予定もある。
-
>>412
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/20090327-OYS1T00385.htm
福岡空港増設表明も、麻生知事 新空港に「積極的」
福岡空港の混雑解消策として、26日、現空港での滑走路増設案を選ぶという決断を下した麻生知事と吉田宏・福岡市長。しかし、意見書に、今後も空港新設の調査研究を続けることも併記したことについて、最後まで新設にこだわった麻生知事と、選挙公約で「新空港は不要」としていた吉田市長は、立場の違いを見せた。県庁で行われた共同記者会見での主な質疑は以下の通り。
――知事は何をきっかけに増設案を選んだのか。
知事 一つの大きな材料が、昨年6月に出た(用地買収が少なく、処理能力が高い)増設の改良案だ。9月以降、経済情勢が悪化し、(県民からの)意見募集の結果も増設が多かった。新空港だと意見が割れて、作業に入れない恐れもあり、年明けに方針を決めた。
――市長は、もし意見書に「新空港は必要である」と書かれたら、署名をしづらかったのでは。
市長 しっかりと議論の対象となっていただろう。
知事 (市長と)最もやりとりをしたのは、新空港の調査研究のくだりだ。
――新設の調査研究が意見書に残った点について、公約違反と問われたら、市長はどう説明するのか。
市長 意見募集の結果でも、多くの方が新空港に肯定的だ。国が、すごく先の課題として研究を続けることまで否定しなくていい。
知事 私はもう少し積極的だ。(増設しても容量の限界が来るとされる)10年、20年はそんなに長い期間ではない。
――新空港の必要性をどうとらえているのか。
知事 福岡の発展のために、必要な増便をできる条件を満たしておく必要がある。(新空港の調査研究について)むしろ積極的にすべき。国に働き掛けるつもりで意見書を書いた。
市長 現時点ですぐに要るとは思わない。将来の課題として国が調査研究するなら、否定はしない。
――北九州空港の滑走路延伸は、なぜ意見書に盛り込まれたのか。
知事 (離着陸の時間が制限されている現空港で)増設するならば、24時間空港の北九州空港の機能をさらに引き出す必要がある。貨物の取り扱いが多い空港は、成田と関西国際空港で、西日本には拠点がない。北九州空港の滑走路は2500メートルだが、貨物便を誘致するために3000メートルの滑走路が必要だ。
(2009年3月27日 読売新聞)
-
http://mainichi.jp/area/ibaraki/archive/news/2009/03/27/20090327ddlk08020166000c.html
夢と現:茨城空港開港まで1年/上 拡充する成田・羽田 /茨城
◇格安での差別化が鍵
年間20万回発着可能な日本の空の玄関・成田空港。さらに滑走路の延伸を目指してつち音が響く。10年3月には発着枠は22万回に増える。国土交通省の前田隆平航空局長は1月、千葉県成田市で開かれた国、千葉県、地元9市町、成田国際空港会社(NAA)で構成する4者協議会で「(増枠分の2万回の)半分強が(航空会社と)合意済み。『売り切れ』は確実」と成田人気に胸を張った。
橋本昌知事は10年3月に開港する茨城空港について「成田では足りないからだ」と必要性を強調してきた。だが、NAAは08年3月、効率化すれば成田は30万回発着も可能だと試算しており、4者協議会で既に議論が始まっている。
羽田空港も10年に発着枠が増え、国際線も増強される。前田局長は「羽田はあくまでも補完的なもの」とし、成田で30万回が達成できれば首都圏需要はほぼ充足するとみる。
10年には成田空港と東京・日暮里間を36分で結ぶ鉄道が開通。12年にはつくば市と成田空港が圏央道を通して高速道で直結される。全日空が設立したANA総研は「首都圏第3空港」を掲げる茨城空港について「成田や羽田と同じことをしたのではダメだ」という。
県が形勢逆転の策とするのが格安航空会社(ロー・コスト・キャリア=LCC)の誘致だ。ターミナルビルは搭乗口と乗降口を同じフロアに集め、LCC向けに少ない人員での管理を可能にした。駐車場は無料にする。県はマレーシアの「エア・アジアX」と交渉し、フィリピン、香港、マカオのLCCなどにもアプローチする。
LCCより一足先に、茨城空港への定期便就航が決まったのは韓国のアシアナ航空だった。昨年秋以来のウォン安で、1月の同航空を利用した韓国からの来日者は52%減(前年同月比)。しかし「韓国−成田、羽田線の需要は今後も伸びる」とし、北関東圏の需要の一部を茨城でとらえられるとする。大手旅行業者は「北関東の人は羽田、成田へ行くのに抵抗感はない。成功の鍵はLCCと同じく価格だ」と話す。
アシアナの成田−韓国便は2万円台前半だが、福島−韓国は4万円台後半(4月上旬の正規割引運賃)に設定されている。同じ路線を飛ぶ競合他社の存在や座席数などで航空運賃は大きく変わる。この旅行業者は「成田以上の安値で出さないと客は集まらないのでは」とみる。
昨年秋以来の景気後退も懸念材料だ。日本からの海外旅行客は07年の1729万人をピークに、08年は1599万人(日本政府観光局調べ)に下落し、成田空港を含め今年もその傾向が続く。
別の旅行業者は「軌道に乗ればいいが、LCCの将来性は読めない」と話す。
□ □ □
茨城空港開港まで1年。当初描いた夢と現実のギャップは埋まるのか。
==============
■ことば
◇茨城空港
小美玉市にある航空自衛隊百里基地を官民共用とし、既存の滑走路に並行して2700メートルの滑走路を造る。国の事業で、事業費約250億円のうち県負担額は80億円程度とされる。
-
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090328ddlk08020099000c.html
夢と現:茨城空港開港まで1年/中 絶望的な81万人 /茨城
◇国内線見通し立たず
札幌、大阪、福岡、沖縄の国内4路線で年間81万人が利用し、開港後の経済波及効果が300億円。県はホームページで茨城空港のバラ色の未来図を発信し続ける。韓国アシアナ航空の定期便就航決定は記すが、国内線の見通しは書かれていない。
実際には国内航空会社に「まったく相手にされない」と県幹部は打ち明ける。橋本昌知事は2月の定例会見で「(国内大手の)関連会社の小型飛行機などもあたっている」と話した。だが小型機就航を積み重ねても81万人の達成は難しい。
「地方空港にとって最大の収益源の羽田路線が(茨城とは近すぎて)成立せず、国内定期輸送を主軸に置くことには無理がある」。県の委託を受けたANA総研も08年3月に提出した県への提案で、県の当初構想は明確に否定している。さらに同総研担当者は「国内線は(政治など)別の力が働かない限り就航はありえない」とまで言い切る。
それでも事業は止まらない。航空会社からの施設使用料などで空港ビルを運営する県開発公社の試算は大きく狂う。公社幹部は「(現状では)旅客数60万人程度がビルの採算の目安」という。公社は土地開発事業の失敗から09年度から総額211億円の県支援を受ける。「公社は貧乏くじをひかされた」と関係者はこぼす。
昨年、公社がテナントの募集をした時に業者に示した需要予測は国、県の言う81万人のままだった。国内線待合室の売店など一部のテナントは今も入居する業者が決まっていない。「だれもこの数字の通りになるとは思っていない」。売店を出す水戸市の菓子メーカー「亀印製菓」の林耕芳社長はこう話す。それでも出店するのは「格安航空が集まる空港として今後大化けするかもしれない」。
ANA総研の報告には、格安航空会社(LCC)路線のほか、チャーター便やビジネスジェットと都心輸送にヘリコプターを活用するなどのアイデアが並ぶ。国土交通省は昨年12月、国際チャーター便のチケットをこれまでの団体一括ではなく、定期便同様に個人旅行者にも販売できるように規制緩和しており可能性は広がっている。
ただ現状では、アシアナ航空が日韓便を毎日飛ばしても搭乗者は7万7000人。81万人達成には、同規模の定期便10路線でも足りない。「利用者が20万人としても、1人500円の空港使用料の徴収で1億円の収入」。県、公社関係者からはこんな声さえ出ている。
-
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-03-28-M_1-001-1_002.html?PSID=24c8e4b289671f2bcded9385636b68c0
2009年03月28日 政治
1310メートル沖合案を選定 那覇空港協滑走路増設
10年度事業化めざす
国土交通省大阪航空局、沖縄総合事務局、県の3者でつくる那覇空港構想・施設計画検討協議会は27日午前、県庁で第3回会合を開き、那覇空港の増設する滑走路を既存滑走路から1310メートル沖合に整備するA案(滑走路長2700メートル)を選定した。滑走路増設は構想段階から施設計画段階へと移行。2009年度からは施設の詳細な計画を作成する。事業者となる国交省は、10年度予算での新規事業採択を目指す。
これまでA案と、滑走路間隔を850メートルとするB案の2案が検討されてきた。住民意見を募ったパブリックインボルブメント(PI)で、県などが強く求めるA案に肯定的な意見が全体の68・9%を占めたことや、県や関係団体などの強い要望が後押しした格好。
同航空局の片平和夫局長は、「国交省は協議会の検討結果を尊重する。A案で決定したと理解してもらってもいい」と述べた。
A案の概算事業費は約1900億円で、B案より100億円安い。着工後の概算工期も約7年で、B案より1年短いとされている。
運用面でも1310メートル以上の間隔があれば、2本の滑走路で同時に離着陸できる「オープンパラレル」が可能となる。
一方、A案はB案に比べ、サンゴ礁生態系への直接的な影響は大きいものの、砂質干潟生態系への影響は小さいとされている。
着工前の環境影響評価(アセスメント)手続きの期間などを含めると、供用開始時期は19〜21年ごろになるとみられる。那覇空港は15年ごろに空港能力が限界に達するという調査結果もあり、仲里全輝副知事は「可能な限りの早期完成」を協議会で繰り返し要望した。
早期着工願う
仲井真弘多知事の話 沖縄の将来の振興発展を展望した施策を展開する上で大変喜ばしい。今後環境影響評価等の諸手続きを着実に進め、可能な限り早期着工、早期供用開始されんことを国にお願い申し上げる。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-03-28-M_1-011-1_002.html?PSID=24c8e4b289671f2bcded9385636b68c0
2009年03月28日 経済
「観光客増につながる」1310メートル滑走路 県経済界、歓迎と期待
那覇空港の滑走路増設で27日、新たな滑走路を1310メートル沖合に整備する案がまとまり、県内経済界からは「観光客増加の枠組みができた」など、喜びと歓迎の声が挙がった。観光業界はハード面と並行した人材育成の充実など、沖縄観光の強化に意欲を示した。
那覇空港拡張整備促進連盟の知念榮治会長は「ようやく決まり、大変ほっとしている」と安堵した様子。政府への要請行動も率先してきただけに「2本の滑走路で同時に離着陸できるオープンパラレルの1310メートルは、かねて強く要望してきた。それに沿った決定で非常に喜んでいる」と歓迎した。
県商工会議所連合会の國場幸一会長は「観光と産業のキャパシティーを効率的に上げるためアピールしてきただけに、決定はうれしい」と歓迎。さらに「現在の経済情勢下、いずれ必要となる社会基盤整備事業は、前倒しして実行してもらいたい」と早期整備を求めた。
沖縄観光コンベンションビューローの平良哲会長は「観光の人材育成などソフト面の充実も並行して進め、何度も訪れたくなる観光地を目指したい」と、受け入れ体制強化に取り組む意向を示した。
JAL沖縄の坂井博支店長は「航空機の発着枠が増え、JALにとっても沖縄にとっても入域観光客が増える枠組みができて喜ばしい。JALも微力ながら入域増に貢献し
たい」と意欲を示した。
全日空(ANA)沖縄支店の作田隆男支店長は「国際貨物基地の運用上も空港の容量が不足するのは困るので、早期に造ってほしい」と要望した。
日本トランスオーシャン航空(JTA)の大森徹社長は「拡張後は管制混雑も緩和され、運航品質の向上にもつながると期待している。JAL・JTAグループとしても入域観光客の増加に向け努力していきたい」と述べた。
空港技術検討委員会メンバーだった沖縄ツーリストの東良和社長は「陸続きでない沖縄にとり空港整備は重要。今後は環境や騒音問題など地元住民との話し合いをていねいに進めてほしい」と話した。
-
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090327ddlk40010432000c.html
北九州空港:滑走路延伸案が浮上 国際貨物の拠点化に道 /福岡
◇市長「知事の英断」
麻生渡知事が26日の県議会で、北九州空港の滑走路の500メートル延伸を国に求める方針を示したことに対し、北九州市は「国際貨物の拠点空港化につながる」と歓迎した。より大型で航続距離の長い貨物専用機の乗り入れが期待でき、北米やインドも視野に入れた24時間空港の活用策に道が開かれるからだ。【平元英治】
「知事の英断は大変にありがたい」。北橋健治市長は26日、市役所で知事へ賛辞を送った。同時に「500メートル延伸」を非公式に各方面へ働きかけてきたことを明らかにした。
06年3月に開港した北九州空港は373ヘクタールの人工島にある海上空港として24時間利用可能なのが最大の特徴。同年10月に佐川急便グループ系のギャラクシーエアラインズが就航するなど、航空貨物の需要が期待されていた。同社は昨年8月に廃業したものの、同じ月に北九州空港を拠点とするスターフライヤーが福山通運との協業で、旅客機を使った貨物事業に参入。日本航空も同様に貨物を扱っている。その結果、今年度の貨物積み下ろし量は2月までで9925トン。既に07年度の8154トンを上回っている。
市によると、滑走路の500メートル延伸で乗り入れ可能になる一般的な機種を前提にすると、東はこれまでの米ハワイ・ホノルルから西海岸、南はシンガポールから豪州シドニー、西はカンボジアからインドまで、それぞれ航続距離を延ばすことができるという。
ただし、知事は延伸実現の具体的時期を明示しなかった。このため「実現への足がかりを得たに過ぎず、気を緩めるのは早い」(市議)との受け止め方もある。
〔北九州版〕
-
夢と現:茨城空港開港まで1年/下 苦境目立つ地方空港 /茨城
http://www.mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090329ddlk08020048000c.html
◇求められる地元の熱意
今月20日に開港16年を迎えた福島空港。1階ロビーに2月、地元・福島県玉川村の第三セクターが運営する空の駅「たまかわ」がオープンした。地元特産のサルナシやトマトジュース、弁当などが約12平方メートルの店舗に並ぶ。時折、出発を待つ人たちが立ち寄るが、就航数が少ないこともあって、周辺の空港ロビーとともに、がらんとしている時間が多い。空の駅の場所は、1月まで喫茶店だったが、採算が合わずに業者が撤退した。
同空港の需要予測は過去に128万人と試算された。しかし、実際には99年度の75万人をピークに07年度は51万人、今年度は1月末までで39万人。そこへ2月いっぱいでの日本航空の全便撤退が追い打ちをかける。茨城空港と同様に福島も、「首都圏空港」として成田、羽田を補完すると言われた時期もあるが、今、ソウル、上海便を除いて毎日運航するのは札幌、大阪便だけとなった。
93年の開港時、村企画課で開港準備に追われた石森春男村長は「日航の一番機が飛んできた時の感激が忘れられない」という。それが新年度は日航の撤退で村の税収は600万円減。逆に村は新年度から、空港を利用する団体への補助の要件を緩和し、20人の団体から10人にした。賃料が月3万円余りかかる空の駅も「にぎわい作りに少しでも貢献できればという思いから」という。
福島県も1月から課長と副主査の2人の職員を空港に常駐させ、市町村、商工会、企業などへ「営業活動」を始めた。新年度予算には利用促進の助成費として4200万円を盛り込んだ。空港使用料の減免措置を拡大する条例も成立。空港ビル会社も正社員の削減や給与カットなどさらにコストを絞り込む。
こうした誤算は福島だけではない。鳥取県では米子−ソウル便の撤退を表明したアシアナ航空に搭乗率保証をして赤字を補てんしたことがある。石川県は能登空港で羽田便の搭乗率保証を今も継続し、周辺9市町では何らかの形で空港利用者に助成金を出している。
今年6月開港の静岡空港では、空港ビルの運営は地元財界が出資した会社が担う。昨年の空港見学会には定員の10倍を超える県民が応募、海外の航空関係者の視察時には地元団体がお茶で接待した。それに比べ「茨城は盛り上がりに欠ける」「県も地元の小美玉市も経済界もばらばら」「旗振り役がいない」と多くの県関係者らが嘆く。
こうした反省もあり、小美玉市は来年3月の開港時に航空機をチャーターして札幌へ一番機を飛ばす計画を立てた。残り1年での盛り上げを目指すが「空港が成功しなかった場合についての議論はない」(市空港対策課)という。(この企画は若井耕司が担当しました)
-
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1177946351/431
チェンジなき16年(5)茨城空港 政争の具と化す恐れ
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000570903290001
-
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009032801000441.html
地方空港の9割が「赤字」 07年度、着陸料割引などで
地方自治体が管理する58空港のうち約9割に当たる53空港が2007年度、着陸料などの収入では空港の管理運営に必要な費用を賄えない「赤字」だったことが28日、共同通信の調査で分かった。「黒字」は神戸などわずか5空港だった。
路線を維持するため着陸料を大幅に割り引いているのが背景で、収支を詳細に回答した17空港のうち、赤字15空港のマイナスは計19億6000万円に達した。自治体は一般会計から赤字を補てんする必要があり、空港が財政負担となっていることが裏付けられた。
景気悪化や、新幹線との競合で航空会社が減便に踏み切ったり、着陸料値下げをさらに求めることも予想され、各空港ともアジアからの観光客を誘致するなど、利用者を増やす取り組みが求められている。
調査は58空港を管理する21都道県と3市を対象に、着陸料と空港施設使用料、航空機燃料譲与税の収入3項目で、維持管理費と人件費、ハイジャック防止対策補助金の支出3項目を賄えるか聞き、17空港は6項目すべてを回答。残りは未回答の項目があったが、自治体に黒字か赤字かを確認した。
収支を詳細に答えた17空港の中で、赤字額が最も多かったのは大館能代(秋田)の3億3000万円。花巻(岩手)3億円、松本(長野)2億4000万円が続いた。
一方、黒字の空港は神戸のほか富山、出雲(島根)、石垣、下地島(以上沖縄)で、額は神戸が4億円、富山が4000万円。
2009/03/28 16:08 【共同通信】
-
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK200903300051.html
関空―成田便が復活 低迷脱出のきっかけになるか(1/2ページ)
2009年3月30日
関西空港と成田空港を結ぶ航空路線が今月、米ノースウエスト(NW)と日本航空の就航で約10年ぶりに復活し、4月1日には全日空も成田線を復活させる。3社とも1日1便だが、海外直行便が減り続ける関空にとって、西日本から海外に行く旅客を関空に呼び込むための次善の策。低迷脱出のきっかけになるか。
「伊丹の方が近いので、伊丹―成田を増やしてくれた方がラクチンやなあ」。3月半ば、関空からNW便に乗り、成田経由で米国デトロイトへ向かった大学生の西田周平さん(23)=大阪市住之江区=と木下浩平さん(24)=大阪府豊中市=は口をそろえた。「もちろん、関空からの海外直行便が増えるのが一番いいんですけどね」と西田さん。
関空は欧米直行便の撤退に悩まされ続けている。今月初めにはNWのデトロイト線が、28日には日航のロンドン線が運休した。北米・欧州の旅客便の就航都市はピーク時(96年など)から半分以下の7都市になり、成田の35都市に遠く及ばない。航空会社にとっては成田に比べて収益性の高いビジネスクラス客が少ないことから、一昨年来の原油高や去年からの世界的な不況で相次ぎ見直しの対象になった。
直行便が減る中、関空会社や大阪府は、10年前に利用者の低迷で廃止された関空―成田線の復活を航空会社に要望。関西の旅行客が関空にない直行便を成田から利用するとしても、出入国の拠点としての関空の地位と機能を維持するためだ。関空会社の村山敦社長は24日の定例会見で、関西の利用者に向けて「出入国は関空からお願いしたい」と呼びかけた。
大阪府によると、西日本から成田経由で出国する人は06年度で約48万人。関空にない欧米方面への出国者が大半を占めるとみられ、関空に潜在的需要があると分析する。
ところが現在、その多くが利用しているのが大阪(伊丹)―成田線(1日4便)。年間約37万人(07年度)の利用客はほとんどが国際線への乗り継ぎ客とみられ、関西の国際線需要が伊丹に流れているかっこうだ。関空会社や府は「このままでは関空が沈んでしまう」(橋下徹知事)として伊丹―成田線の廃止を求めてきたが、航空会社側は「需要が高い」として応じていない。
今回の関空―成田線は国際線として運航され、出国手続きを関空で済ませられることから、関空会社は「混雑する伊丹経由での成田出国より便利」とメリットをPRして乗り継ぎ客を伊丹から奪還したい考えだ。
だが、関空が本来目指すのは国際ハブ空港で、成田線に頼るばかりでは目標は遠ざかる。村山社長は、成田線復活について「緊急避難措置」と強調し、「成田線で関空からの欧米路線の需要を顕在化させ、経済状況や航空会社の経営状況が好転した段階で直行便の回復につなげたい」と話す。(山岸達雄)
-
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090329-OYT1T00113.htm
関空─成田便10年ぶり復活、伊丹と集客バトルへ
日本航空と全日本空輸が今春から、関西空港―成田空港便を約10年ぶりに復活させる。
関空の利用促進を目指す大阪府側の要望を受けての措置で、旅行会社は「関空発のツアーの選択肢が大幅に広がる」と歓迎し、関空―成田便を活用したツアー販売を強化していく考えだ。
一方で、両航空会社は大阪(伊丹)空港―成田便の航空機の大型化を図っており、成田便をめぐる関空と伊丹の「集客合戦」も予想されそうだ。
関空―成田便は、日航が今月29日から、全日空は4月1日から、いずれも1日1便運航。全日空が1999年10月に運休して以来の再開となる。
大阪府が関空―成田便の再開を目指したのは、関空発着の長距離路線の撤退が相次いだことに危機感を抱いたためだ。府は「関空の利用客が伸びないのは、年37万人が利用する伊丹―成田便の存在が一因」と分析し、関空―成田便の運航によって、伊丹から乗客を取り込む戦略を描く。
関空会社も、成田便利用客に限って駐車場料金を割り引くサービスの検討に入っており、集客に懸命だ。
旅行会社の動きは活発だ。JTBは日航の同便を使った欧州ツアーの予約販売を始めた。担当者は「路線が豊富な成田を経由するメリットは大きい」と語る。阪急交通社も、すでに関空―成田線を運航している米ノースウエスト便を利用した北米ツアーを発売中で、「反応は上々」という。
関空にとって、不安材料もある。その一つが、伊丹―成田便の大型化だ。
日航は2月から、全日空も4月から、いずれも2便のうち1便の航空機を、50人乗りから145〜166人乗りへと切り替え、輸送能力の増強を図る。両社は「需要が高く、満席の日も多い」と説明しており、伊丹の乗客がさらに増える可能性がある。
ダイヤ不便さも ダイヤの課題もある。全日空の関空―成田便は6月末までの時限運航で、出発時間は午前7時35分。「成田の発着枠の都合」が理由だが、関空会社は「遠方の人は非常に使いにくい」として、全日空に改善を求める考えだ。
(2009年3月29日15時16分 読売新聞)
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20090331-OYT8T00161.htm
天草エア債務超過寸前
県や天草市など地元市町が出資する第3セクター天草エアライン(天草市)について、県の包括外部監査人の荒木幸介・公認会計士は30日、「財政状態は債務超過寸前で、存続の可能性も含めて対策を検討する必要がある」とする報告書をまとめ、蒲島知事らに提出した。深刻な赤字経営を支援するため、同社には多額の公費が投入されているが、県は「現時点の廃止は考えられない」とし、新年度も地元市町とともに財政支援を続ける方針。
監査では、2007年度の財務状況について、資産の二重計上など会計処理上のミスなどが見つかったとして、純資産額を当初の約1億1100万円から約1440万円へと大幅に下方修正した。そのうえで、現在の財政状況では、年間約1億円の資金不足が生じ、借入金の返済などで約3億円の補助が必要とした。
天草空港の運営費を全額負担し、同社に多額の財政支援を行っている県や地元市町に対しては、「県の負担額や自治体間の負担割合が適正なのか、再検討する必要がある」とした。
県庁で記者会見した荒木公認会計士は「開業以来、赤字決算が続き、資本金の4億9900万円を食いつぶした状況。このままでは会社の存続は難しい」と指摘。路線や機材の見直しなど抜本的な対策を講じるよう求めた。
同社は、乗客数の低迷や機体整備費の増加などで、累積赤字は07年度で約3億8800万円に上っている。県と地元市町は09年度から5年間、毎年計約2億〜2億5000万円の財政支援に乗り出す。県交通対策総室は「財政支援で単年度収支は5000万〜6000万円の黒字に転換できる見込み。高速交通網の整備が遅れている天草地域の活性化のためにも廃止はできない」としている。
(2009年3月31日 読売新聞)
-
http://mainichi.jp/select/world/news/20090331ddm007030092000c.html
NEWS25時:イラク 欧州便19年ぶり再開
フランス公共ラジオによると、イラク運輸省は28日、イラク航空が首都バグダッドからアテネ経由でストックホルムへの旅客便を運航したと発表した。イラク航空が欧州便を運航するのは19年ぶりという。イラク航空は90年のイラクのクウェート侵攻で制裁を受けていた。【共同】
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20090401-OYT8T01146.htm
空港ダイヤ問題決着へ
大韓航空さらに10分前倒し
静岡空港に就航する韓国のアシアナ航空と大韓航空の2社間で、運航ダイヤの調整が難航していた問題で、大韓航空が静岡着・発の時間をさらに10分前倒しして35分早める意向であることが1日、わかった。両社が当初発表したダイヤでは間隔が10分しかなく、両社の便の搭乗客が出入国手続きに集中して混雑することが懸念されていたが、これで両社の便の間隔は1時間となり、大韓が大きく譲歩する格好で問題は決着する見通しとなった。
アシアナは、先に静岡への就航を表明しダイヤを発表したことを理由に、時間を後にずらすことを拒み、大韓は最近まで「25分前倒し」の意向を県空港部に伝えていた。その後、アシアナは大韓との間隔が1時間になることを条件に、ダイヤを15分ずつ遅らせることを明らかにした。
関係者によると、アシアナが15分ずらしても間隔が50分しかないため、大韓がさらに10分前倒しすることを決断した。大韓航空静岡支店の金森慶多支店長は読売新聞の取材に対し、「最終調整中」と述べた。
アシアナ航空日本地域本部の金玉鉉・旅客マーケティング部長は「県の提案通り、協力することにした。(1時間間隔は)問題ないと思う。大韓航空には、ありがたいと思っている」と語った。
(2009年4月2日 読売新聞)
-
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090402/lcl0904022253004-n1.htm
【橋下日記】(2日)「関空−成田便は覚醒剤みたいなもの」
2009.4.2 22:53
午前10時56分 登庁し、報道陣の取材に対応。府や関西空港会社が就航を要望していた関空−成田便の運航が始まったことについて、「伊丹−成田便があるなかで、関空−成田便をやっても仕方がない。一時の覚醒剤みたいなもの。飛び付くとぼろぼろになる」。
長崎県対馬市が定額給付金の振り込み後、税金滞納者の預金口座を差し押さえたことについて、「経済対策の趣旨をはき違えている。役所の体質があふれた愚策だ」と批判する。
-
http://www.zakzak.co.jp/top/200904/t2009040236_all.html
森健冷ややか…新ルートあるし“乗れない”リニア構想
総事業費1兆円以上、来年開通予定の新ルートがムダに
森田氏は石原都知事を表敬訪問。五輪誘致で大忙しの都をリニア構想で動かせるかどうか=1日午前 千葉県知事選で当選した元衆院議員の森田健作氏は成田−羽田間のリニアモーターカー構想をブチ上げたが、具体的に動き出せば「途中に駅を作れ」との声が上がるのは必至。仮に東京都内に中間駅を設けたリニアが開通すれば、来年開業予定で都心と成田を最速36分で結ぶ京成電鉄などの新ルートがムダになってしまう。そもそもリニアは総事業費が1兆円以上に膨らむとみられ、構想は夢で終わりそうだが…。
成田−羽田間にリニアを通すとなると、距離は約80キロ。JR東海が進めている計画と同じ方式のリニアを採用すれば、総事業費は1.3兆円規模になるとみられる。
問題は、成田と羽田の途中だ。首都圏と中京圏を結ぶ中央リニアが中間駅の設置でモメているように、「都内のどこかに中間駅を設けた方がよい、という話が必ず出てくる」と語るのは鉄道アナリストの川島令三氏。
「両空港間だけを移動する客がどれだけいるかは未知数。採算を考えれば、都内にターミナル駅を設置し、そこからも客が乗れるようにする方が絶対にいい。湾岸ルートなら中間駅は新木場あたりが有力。利用客は少々不便な場所でもより早く空港へ行ける方に流れる。そうなると来年開通予定の新ルートは意味をなさなくなってしまう」
現在、京成や北総鉄道は、北総線の印旛日本医大と成田空港を直結させる路線の建設を進めている。総事業費は1261億円。開業後には特急「スカイライナー」が都心ターミナルの日暮里と空港第2ビルを最速36分で結ぶ予定だ。
また、国土交通省は今年度中にも、成田に乗り入れる京成と羽田に乗り入れる京急の両線をつなぐ都営浅草線を強化し、本格的な空港連絡鉄道を構築する検討を始める見通しだ。そのため関係者は「国交省の方針に逆らってまでリニアを建設するのは無理でしょう」と冷ややかに見ている。
一方、千葉県政に詳しい関係者は「京成は引退する堂本暁子知事を応援してきた経緯がある。森田氏は前回の選挙で堂本氏に敗れ、今回は堂本氏が後継指名した候補と戦った。京成に対して、よい印象がないのは確か」とも。京成は「いまは新ルートに注力するだけ」(広報担当)と冷静だが、森健はどう執念を見せるか−。
-
3月搭乗率61% 宮崎―台北線
2009年04月04日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=16203
宮崎と台湾を結ぶ国際定期便(台北線)の3月の搭乗率は61・2%と、昨年6月の就航以来最も低かった前月から約20ポイント増だったことが3日、県のまとめで分かった。1月末の旧正月明けで2月に落ち込んでいた台湾側の旅行需要が回復したとみられる。
県総合交通課によると、3月の搭乗者数は1313人で、台湾を中心とする外国人利用者が全体の6割を占めた。2月は世界的な経済悪化も影響して搭乗率は39・4%(搭乗者844人)にまで落ち込んでいたが、昨年11月以来4カ月ぶりに一般的な採算ラインとされる60%台に持ち直した。
-
>>429
京成は堂本支持だったんですねぇ
>京成は引退する堂本暁子知事を応援してきた経緯がある
-
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090404-OYT1T00731.htm?from=main4
羽田C滑走路延伸へ、深夜など大型欧米便可能に…政府・与党
政府・与党は、羽田空港のC滑走路(全長3000メートル)を南東の海側に約350メートル延伸する方針を固めた。追加経済対策に盛り込み、2009年度補正予算に調査費を計上する。
C滑走路の延伸によって、深夜・早朝に大型機で欧米便を運航できるようになる。羽田の国際競争力が高まり、ビジネス客の増加や外国人観光客の誘致などによる間接的な景気浮揚効果も期待できる。
滑走路を延伸しても、空港の敷地は現在のままで、新たな埋め立ては行わない。ただ、滑走路を延ばす部分の地盤改良工事を行う必要があるため、完成までに5年程度かかる見通しだ。
羽田では、4本目として建設中のD滑走路(全長2500メートル)の運用が始まる10年10月以降、深夜・早朝にも国際便が就航できるようになる。ただ、大型の旅客機が、北米や欧州など向けに燃料を大量に積んだ状態で離陸するには、滑走路の距離が足りないと指摘されていた。
(2009年4月4日19時07分 読売新聞)
-
>>431
たしか吉田平への出馬要請時に、京成の会長も居たはずです。
-
>>431
たしか吉田平への出馬要請時に、京成の会長も名前を連ねていたはずです。
-
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902240054.html
'09/2/24 中国新聞
西飛行場「閉鎖か市営を」
--------------------------------------------------------------------------------
広島南道路の建設で滑走路が短縮される広島西飛行場(広島市西区)について、広島県の藤田雄山知事は23日、市と検討会を設けて将来の在り方を協議する考えを明らかにした。市は東京便就航を目指しているが、県は巨額の赤字が出ていることから閉鎖か市営化を主張している。
藤田知事は県議会本会議で、早期に西飛行場の在り方の検討に着手し県、市が滑走路短縮の工事費を計上する2010年度当初予算の編成時期までに結論を得たいとした。「定期路線は広域集客力に優れた広島空港(三原市)へ集約することが利便性向上につながる。滑走路短縮で東京便誘致はさらに困難になる」と述べた。
県によると、検討会は県の有岡宏副知事と丸山隆英空港港湾部長、市の米神健副市長と高山茂道路交通局長でつくる予定。滑走路が約4分の3の1360メートルとなった場合、民間路線を広島空港に集約すべきか▽東京便就航を目指し続けるのか▽防災拠点機能をどう位置付けるか―など県市で見解が割れる点を整理する。
【写真説明】広島県と広島市が、滑走路短縮後の将来像を協議する検討会を設けることになった広島西飛行場
-
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009040600647
カナダ就航で合意=羽田−北米線で初・国交省
国土交通省は6日、カナダとの航空当局間協議で、2010年10月の羽田空港拡張後の深夜・早朝時間帯に、両国の航空会社に各1日1往復の運航を認めることで合意したと発表した。羽田の北米路線で運航が決まったのは初めて。
対象は午後10時〜午前7時の間に羽田とカナダのバンクーバーまたはトロントを結ぶ路線。日本航空、全日本空輸、エアカナダが就航を検討している。国交省は今後、米国本土路線開設に向けて、難航中の米国当局との交渉に全力を注ぐ。(2009/04/06-18:29)
-
http://excite.co.jp/News/bit/E1238390920324.html
「空港の3文字コード」に関する考察
2009年4月6日
飛行機に乗ったことのある人なら、世界中の空港にはそれぞれ、アルファベット3文字のコードがそれぞれ与えられているのをご存知ですよね。例えば、羽田空港だと「HND」、最近できた中部国際空港だと「NGO」。このコードはスリーレターコードといって、国際航空運送協会(IATA)によって定められている。
このスリーレターコード、どんなアルファベット配列にするかというところで、色々と水面下の争いがあるようだ。どの空港も、空港名に即したわかりやすいコードを選びたいわけだが、コードは早い者勝ち。必ずしもベストなコードをもらえるわけではない。
例えば、1994年にできた関西国際空港のコードは「KIX」だが、もともとは空港の英語名である「Kansai International Airport」の頭文字を取って「KIA」としたかったのだそうだ。ところが「KIA」はすでに、パプアニューギニアのカイアピット(Kaiapit)空港が取得しており、しかもKIに続くアルファベットは「I」と「X」の2つしか残されていなかった。そのため、「キックス」と発音しやすい「KIX」とした、という経緯があるのだとか。
また、空港コードにまつわる謎のひとつとして、「カナダにある空港は、Yからはじまるものがやたら多い」というものがある。例えばエドモントン国際空港は「YED」、バンクーバー国際空港は「YVR」など。これは、カナダの空港は比較的新しいものが多く、新しく空港コードを取得する際、「Y」ではじまるコードが最も空きが多かったため、「Yといえばカナダ」とわかりやすく覚えてもらえるようにしたため、という噂がある。空港コードの裏に歴史あり、なのである。
ところでこの空港コード、理論的には26×26×26=17576個の配列が存在する。一方で、世界にはたくさんの空港があり、日々増え続けているらしい。もしこのまま空港が増え続けたら、空港コードが足りましぇん! といった事態になったりしないだろうか。心配になって調べてみた。
調査の結果、(財)日本航空機開発協会が公開しているレポートに、世界の空港数が記載されていた。それによると、2007年における世界の空港の総数は、8728なのだそうだ。
ということで、世界には、17576-8728=8848個の空港を新しく作れる余地がある。2倍になってもギリギリ大丈夫なので、ひとまず安心である。
(nadi/studio woofoo)
-
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/090404/sty0904041114002-n1.htm
定額給付金ツアーも効果薄 国内線縮小の関空
2009.4.4 11:13
今月から支給が本格化する定額給付金を見込んで航空、旅行各社が国内航空路線を使った特別ツアーを販売している。東京や福岡を出発して関西などを巡るツアーも人気だが、大半のツアーが伊丹と神戸両空港を利用し、関西空港を使っているのはごくわずか。昨秋に続き、4月からも国内線計6路線が運休・減便となっている関空にとっては、給付金特需も、期待薄の状況となっている。
“定額給付金ツアー”は日本航空(JAL)や全日空(ANA)のグループ会社などが企画。JAL系の「ジャルツアーズ」が売り出す羽田と福岡発着の大阪巡りツアー(2日間、2万〜2万8000円)には、首都圏や九州から200人近くの申し込みがあるという。
ツアーでは、伊丹19便、神戸2便が利用できるが、関空路線は利用対象から外した。同社は関空を設定しなかった理由を「伊丹と神戸は(関空に比べ)座席数の多い機材を飛ばしている」と語る。
また、近畿日本ツーリストは従来の商品「神戸・大阪2日間」(羽田発着、1万7800円〜5万1800円)を定額給付金の支給に合わせて関連商品としてホームページなどで紹介している。大阪市内での指定ホテル8軒のうち2軒は関空が近い南地区だが、「格安な航空路線が売り」(同社広報部)でスカイマークが就航する神戸空港を拠点としている。同社では「価格面も重要な条件」と話している。
これに対し、ANA系の「ANAセールス」では申し込み客が発着空港を自由に選べるツアーを販売。東京、福岡出発で関西、北陸方面を巡る計8コース(2万円〜2万2000円)を設定している。羽田から関西方面は定額給付金ツアー全体の約3割の予約があり「まずまず好調」という。
関空路線は4便が利用可能だが、伊丹は14便と関空の3倍超の便数があり、神戸も2便が使える。同社では「便数の多い路線に利用客の申し込みが多くなる傾向はある」と話す。
沈みがちの関空だが、空港島内では「ホテル日航関西空港」(大阪府泉佐野市)が定額給付金利用者の取り込みに向けて気を吐く。
6月30日まで7階のスイートルーム(全10室)に2人が宿泊でき、レストランの食事付きで1人1泊1万2000円の「定額給付金プラン」を用意。通常価格は1人5万円以上なため「1日5室限定」だが、すでにホームページなどから4組8人の申し込みがあるという。同ホテルでは「関空路線の減便・運休で宿泊客も減っている。プランを利用して、関空に足を運んでほしい」と呼びかけている。
-
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000160903300001
羽田と川崎結ぶ神奈川口構想、宙に
2009年03月29日
1年半後に迫った羽田空港の再拡張・国際化でふくらむ人とモノを引きつけようとする神奈川口構想が、宙に浮いている。空港と川崎市を短距離で結ぶ連絡路の建設のめどが立たず、再拡張時までの構想実現は困難な状況になっている。そんな中、神奈川口の玄関口・川崎市では、活路を求めて新たな動きが出始めている。
(斎藤健一郎)
◇人・モノ交流加速狙う
羽田空港を多摩川の向こうに臨む川崎市川崎区の殿町地区。飛行機がとぎれなく離着陸する対岸のにぎわいとは対照的に、約37ヘクタールの「空き地」が広がる。いすゞ自動車の工場跡地の大部分は現在、トラックや建設資材の置き場として使われている。
神奈川口構想は、羽田空港の再拡張・国際化を見据えて03年に松沢成文知事が国に提案した。2010年秋、羽田に4本目の新滑走路ができると、発着枠が1・4倍に増えて国際路線も増設、羽田を行き交う人とモノ、情報は今以上に増大する。それを神奈川側に引きこむ狙いだ。構想の要が、多摩川で隔てられている空港と川崎市を結ぶ連絡路の建設だった。
連絡路が完成すれば、川崎側には臨空関連施設やホテルなどが進出し、横浜や鎌倉にはアジア各国からの観光客が押し寄せる――。構想が立ち上がった6年前にはそんな青写真も描かれていた。
国土交通省は、羽田の再拡張で県全体の生産額が年1千億円増加すると試算。県、横浜、川崎両市は、国の求めに応じて滑走路整備の協力金として300億円の無利子貸し付けも決めた。
国や県、横浜、川崎両市などが参加する神奈川口構想の協議会は、連絡路の建設場所を上流、中流、下流の3案に絞った。そのうち最も有力視されているのが、飛行への影響が少ない上流案だった。
◇対岸の大田区は反対
しかし、対岸の東京都大田区は「連絡路の計画を受け入れることはできない」と、反対の立場を鮮明にしている。問題にしたのは連絡路の大田区側の取り付け口。ここは区や住民にとって「悲願の土地」だったからだ。
第2次世界大戦敗戦直後、連合国軍総司令部(GHQ)に区民約3千人が48時間以内の退去を命じられ、この土地を追われた。土地はその後、空港施設となり、住民の手に戻ることはなかった。
だが、羽田再拡張の過程で空港跡地が生じ、この一帯約53ヘクタールが利用できる見込みになった。大田区は08年10月、ここに文化・交流施設などをつくる跡地利用基本プランを発表。このプランに「上流案」が直撃する形になっている。
昨年11月、川崎市の阿部孝夫市長は状況打開をめざし、大田区の松原忠義区長を訪ねた。連絡路の必要性を訴えたが、松原区長は反対の立場を崩さず、話し合いは平行線に終わった。
大田区の主張は一貫していた。「連絡路建設は道理がない。すでに都市計画決定されている国道357号をなぜ先に、通さないのか」だ。
首都高湾岸線と同じ場所を通る想定の357号は、30年以上前に計画が決まった。しかし、多摩川横断部分は、約1千億円とされる建設費がネックとなり、着工のめどはたっていない。
一方、神奈川口の上流案は、多摩川を横切る距離が短く、費用は357号の10分の1ほどとみられる。
川崎市の担当者は「357号は現実的ではない。空港から神奈川方面への交通を分散できる点で、連絡路は大田区側にもメリットがあるはず」と話す。
-
◇誘致へ先行整備
閉塞(へいそく)状況の中で、神奈川口の玄関となる川崎市では新たな動きも出てきた。約37ヘクタールの工場跡地のうち、約16ヘクタールを市が「先行土地利用エリア」に設定。国立環境研究所や大学の研究機関、臨空関係施設の誘致を狙う土地利用基本計画を2月に打ち出した。
「連絡路を待っていては好機を逃す」と市担当者。連絡路の建設はいったん棚上げして、「再拡張・国際化」の果実を手にするため、工場跡地では、4月から本格的な土地整備を始め、世界最先端の環境・ライフサイエンス地区の構築を目指す。
空港至近の一等地を、連絡路待ちで塩漬けにはさせないという市の「連絡路脱却シフト」だ。しかし、連絡路という新アクセス構想が宙に浮いたままでは、進出を考える企業や団体も、具体的な計画を立てられない状況が続く。
都市計画が専門の大西隆・東京大学大学院教授は「現状では、臨海部と空港は距離があり、人の行き来は難しい。高い技術を持つ臨海部と、アジアとつながる空港が連絡路で結ばれれば、人、モノの交流はより加速し、日本の高い技術がアジア各国に開かれることになるだろう」とみる。
仁川(韓国)、香港、シンガポールなどアジア諸都市がハブ空港として国際舞台の最前線に立つ中、羽田空港がそれらの競争に立ち向かうことができるか。神奈川口構想がその可否の一端を握っているのかもしれない。
-
戸惑いの発車
2009年04月02日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1226169083/103
∞(山形)空港路線バス廃止→予約制乗り合いタクシーに
-
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090407-00000016-yom-bus_all
JAL国際線チャーター100便増、バルト3国にも直行便
4月7日7時26分配信 読売新聞
日本航空は6日、国際線チャーター便を大幅に増便する方針を固めた。
2008年度の702便から、09年度は800便超に増やし、売り上げは約2割増の100億円超を目指す。ビジネス需要の減少を受け、日航は09年度、国内、国際合わせて10路線を廃止・減便するが、余剰となる発着枠や機材を有効活用し、安定的な収入が見込めるチャーター枠に振り向ける。近く発表する09年度事業計画に盛り込む。
チャーター便は、旅行会社などが航空機1機を丸ごと借り切る仕組みで、目的地や発着時間を自由に設定することができる。
日航がチャーターを増やす背景には、ビジネス需要が戻らない一方、観光需要は回復しつつあることがある。燃料費の値上がりに応じて国際航空運賃に上乗せされる燃油特別付加運賃(サーチャージ)が4月から大幅値下げされたことや、円高傾向が続いていることが追い風となっている。
東欧や北欧、太平洋のパラオなどへのチャーター便を特に増やすほか、初めてバルト3国にも直行便を出す。オーロラ観察が目玉のアラスカには08年度、15本以上のチャーター便を飛ばし、09年度も拡大を図る。
日航の09年3月期連結決算は、税引き後利益が340億円の赤字となる見通し。10年3月期連結決算では、チャーター便増加などで収入を増やす一方、構造改革計画で500億円のコストをカットし、黒字化を図る。
最終更新:4月7日7時26分
-
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=40400
コンチネンタル航空、スターアライアンス加盟に動き−新路線就航の可能性も
[掲載日:2009/03/31]
コンチネンタル航空(CO)は10月24日にスカイチームを脱退、その後スターアライアンスに加盟する方針だ。COは2008年6月にユナイテッド航空(UA)との総合的な協力関係の構築と、スターアライアンスへの加盟計画を発表。COアジア太平洋地区広報本部長の永田浩二氏によると、加盟の日にちはまだ決定していないものの、スカイチーム脱退後、すみやかに加盟する方向で調整中という。
永田氏は、「スターアライアンスは世界最大のアライアンス」と指摘し、「特に日本市場では全日空(NH)が加盟しているため、日本のお客様により利便性の高いスケジュールを提供できるようになる」と意義を説明。マイレージプログラムについても、COのマイルをNHの国内線航空券に、NHのマイルをCOの特典航空券に交換できることもメリットと語る。このほか、フライトスケジュールや空港ラウンジを含めて、より利便性の高い顧客サービスが提供できることを強調した。
▽太平洋線10周年でレセプション−ダンカン氏、日本市場の重要性を強調
COは先ごろには、太平洋路線の就航10周年を記念してレセプションを開催。会場には旅行会社やメディアなど関係者が多数訪れていた。会場でCO日本支社長のチャールズ・ダンカン氏は、「日本は大きな市場であり、常に重要」と強調。2010年に空港の発着枠が拡大する首都圏だけでなく、地方路線を含めて重視する姿勢を示した。現在は業務渡航需要が低調であるものの、パッケージツアーのレジャー需要がグアム線を中心に好調という。
また、レセプションの最後にはCO旅客営業本部本部長の高橋亨氏が挨拶し、新規路線の可能性について言及。特に現在運航している成田/ニューヨーク線やヒューストン線を「1本でも2本でも増やしたい」と強い意志を見せた。
-
空港立ち木除去時期、合意至らず 2回目の協議
04/07 08:14
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090407000000000008.htm
静岡空港の完全運用の支障となっている立ち木などの除去に向けた地権者(49)=島田市湯日=と県との第2回協議が6日、同市の静岡空港建設事務所で行われた。県側が4月20日ごろまでの一括除去を求めたのに対し、地権者は5月の黄金週間(GW)明けに自ら除去作業を行う姿勢をあらためて示し、具体的な日程や作業手順は決まらなかった。
地権者は協議後、取材に対し、「除去作業は基本的に私の方で行うが、場所によっては業者に委託することになる」と強調。一部は県の地滑り対策工事と合わせて行う可能性もあるとした。さらに「最後まで収用にかかわった人に作業を手伝ってもらうことも考えている。事の始末は自分たちで明確にしたい」と述べた。
日程については「連休前は茶業などこちらの生活に支障がある。連休明けが現実的」とした。知事との直接協議は「必要ない」としながらも、県側から要請があれば応じるとの考えを示した。
一方、静岡空港建設事務所の藤田泰秀所長は、「地権者の事情をお聞きしたので持ち帰って検討したい。(連休明けの伐採という)1つの結論しかないとは判断していない」と述べ、早期除去の可能性も残されているとの認識を示した。安全性や作業手順を検討し、次回協議で具体的に提案する方針。作業期間は契約や準備を含め、1―2週間程度とした。
-
http://www.j-cast.com/2009/04/07039027.html
英、仏、独、カナダと続々航路開設 羽田から欧州や北米に「直行」
2009/4/ 7
羽田空港の再拡張工事が進むなか、これまでは「国内線向け」の面が強かった同空港の国際化が急速に進んでいる。国交省は当初は、「拡張工事後も、国際線は周囲2000キロ圏内のみ」とされていたが、欧州・北米路線の開設に向けた動きが相次いでいるのだ。
深夜早朝に限って路線「どこでもOK」
過密状態が続く羽田空港では、4本目のD滑走路(2500メートル)の建設が進んでおり、2010年10月には使用が始まる。滑走路が完成すると、従来は29万6000回だった旅客便の年間発着回数が、1.4倍の40万7000回に増える見通しだ。増えた枠は国内線に優先的に割り当てられ、余った分が国際線に配分される。それでも、国際線には約6万回が割り当てられることになり、この枠に注目が集まっている。
当初は、国交省は、成田空港との住み分けの問題から、「就航範囲は半径2000キロ以内」との方針を打ち出していた。ソウルや上海は2009キロ圏内だが、北京、香港、グアムなどは圏外。これには首都圏の自治体からも反発の声があがり、例えば横浜市の中田宏市長は
「少なくとも3000キロ圏(北京、香港)まで広げるべき」
などと主張していた。
ところが、08年5月に政府の経済財政諮問会議で「首都圏空港における国際航空機能拡充プラン」が発表され、方向を転換。同プランでは、2010年以降に増える枠の活用方法を打ち出しており、騒音問題で成田空港が閉鎖されている深夜早朝(23時〜翌6時)に限って、「距離制限」を撤廃することになったのだ。この深夜早朝枠には、3万回が割り当てられた。
昼間も香港くらいは行けそう
これを受けて、08年7月には、日本とマレーシア政府が羽田-マレーシア便を週に7便まで運航できる枠を設定。それ以外にも、韓国、シンガポール、フランス、英国、タイ、オランダ、香港、ドイツ、カナダとの間で定期便の開設について合意されている。
昼間については、残りの3万回の枠が割り当てられた。こちらについても、「2000キロ制限」が緩和されている。国交省航空局では
「ビジネス需要の高いアジア路線を展開できるようにした、ということです。距離で区切っている訳でありませんが、最も遠い場合で香港ぐらいを想定しています」
としている。すでに羽田からは、ソウル、上海、香港の3路線が運航されているが、増便が期待できそうだ。
前出の「拡充プラン」、首都圏全体の空港容量を増やすことを目的としたもので、成田空港についても、国際線は3万回増枠されることになっている、それでも、増える量は羽田の半分。今後、「羽田シフト」が進むことは確実な情勢だ。
-
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200903020044.html
'09/3/2 中国新聞
岡山空港の国際貨物が激減
--------------------------------------------------------------------------------
岡山空港の2008年度の国際航空貨物の総取扱量が、09年1月末現在で前年同期比86.5%減の223トンにとどまっていることが、岡山県のまとめで分かった。07年度は取扱量の8割を占めたソウル線で、景気悪化に伴い運航会社が小型機材を使用している影響。県は「輸送できる貨物量が安定しないと運送業者が他空港に離れてしまう」と懸念している。
路線別ではソウル線17トン(98.7%減)、上海線76トン(26.2%減)、グアム線20トン(5.3%増)など。
輸出は同99.7%減の4トン。うちソウル線は同1289トンから1トンに激減した。輸入は同43.0%減の219トン。ソウル線は同55.6%減の16トン、上海線は同37.6%減の73トンだった。
県企業立地・物流推進課によると、主力のソウル線で07年3月から9月まで貨物積載量20トンの機材が運航したが、10月以降は燃油高騰や景気低迷を受け同2トンの機材が運航している。
-
http://www.asahi.com/business/update/0410/TKY200904100296.html
国管理の空港、着陸料金値下げ 航空業界の支援策
2009年4月10日20時3分
国土交通省は10日、航空業界の緊急支援策として、国管理空港の着陸料を値下げすると発表した。着陸料金の値下げは地方路線が対象で、それぞれの割引率を現在より20%ほど拡大する。
また、政府要人の輸送などに使われる羽田空港の公用発着枠(1日15便分)について2便を航空会社に割り当てる。離島路線の維持・活性化も支援する。航空会社が米国で受けた航空機の安全に関する承認をそのまま日本でも認める対応も始め、手続きの手間やコストを省く。
こうした施策で、業界全体で少なくとも40億円の収支改善効果を見込んでいる。
-
http://www.asahi.com/national/update/0410/TKY200904100099.html
成田の延伸滑走路、前倒し秋にも供用 大型機も離着陸
2009年4月10日11時25分
金子国交相は10日の閣議後の記者会見で、成田空港で延伸工事が進められている暫定滑走路(2180メートル)の供用開始時期について、予定の来年3月より半年程度前倒しできるとの見通しを示した。工事が順調に進んでいるためで、成田国際空港会社と地元自治体との調整がつけば、10月にも2500メートル滑走路として運用できるようになる。
この延伸により、欧米便などで使われる大型機が離着陸できるようになる。
3月に起きた米貨物機の着陸失敗・炎上事故では、もう1本のA滑走路(4千メートル)が長時間閉鎖され、大型機を使う遠距離路線に大きな影響が出た。現在の暫定滑走路では距離が短く大型機に対応できないため、航空関係者から延伸の早期実現を求める声が出ていた。
滑走路の延伸にあわせて計画している成田の発着回数の拡大(年20万回から22万回)については、予定通り来年3月からとなる見通しだ。
-
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=511363004
萩・石見空港の搭乗者数が過去最低
萩・石見空港(益田市内田町)の二〇〇八年度の搭乗者数が一九九三年の開港以来、最低となり、搭乗率も東京便が減便され一往復となった〇三年以降、最低の46・9%(前年度比2・5%減)にとどまったことが十日分かった。同市では、東京便は景気悪化の影響、大阪便は他の交通機関に客足を奪われたことがそれぞれ要因と分析している。
同市空港対策室によると、〇八年度の搭乗者数は六万八千五百十三人(同三千九十一人減)。
うち、東京便は搭乗者四万六千百八十五人(同千二十人減)で搭乗率49・8%(同1・9%減)。四―八月の搭乗者数は前年を上回るペースで推移していたが、景気悪化が鮮明になった秋以降、大幅に落ち込み、同室では団体旅行の減少や企業の出張手控えなどが顕著に表れたとみている。
一方、大阪便は年度当初から利用が低迷し、二万二千三百二十八人(同二千七十一人減)で搭乗率41・8%(同3・6%減)となった。昨春の航空各社による運賃値上げもあり、割安感が相対的に高まったJRなどへの乗り換えが進んだとみられる。
景気低迷に加え、地方圏の高速道路で今春始まった、土日祝日は上限千円で乗り放題となる料金割引の影響も予想され、同室の高橋和則室長は「本年度はさらに厳しくなる」と危機感を強める。
同市ではPR事業を強化するほか、同市議会観光・道路・空港特別委員会もイベントなどでパンフレットを配布し、利用を呼び掛ける。
-
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009041301000576.html
関空発着回数、大幅目標割れ 08年度、2期島整備に支障も
2009年4月13日 20時14分
関西空港の2008年度の航空機発着回数が、2期島の整備拡充に向けた国の予算獲得の条件となる「13万5000回程度」を大きく下回り、12万8000回超にとどまったことが13日、分かった。国土交通省が明らかにした。
米国発の世界同時不況が直撃した形で、07年度実績の約12万9000回にも届かなかった。低迷が続けば、国際競争力を高めようと計画している第2旅客ターミナルビルや貨物関連施設の建設に支障が出る可能性もある。
関西国際空港会社によると、08年度前半は旅客、貨物とも好調で、発着回数は約6万7500回。近年は後半も順調に伸びており、13万5000回を達成できるペースだった。
しかし原油高による燃料高騰で、日本航空や全日本空輸など航空各社が昨年秋以降、採算性の悪い国内路線を大幅に減便。米サブプライム住宅ローン問題に端を発した不況の影響も受け、国際貨物便も激減し、08年度後半の発着回数が一気に失速した。
関空会社は昨年11月、目標を12万9000回に下方修正したものの、状況は予想以上に深刻で、さらに割り込んだ。
(共同)
-
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090413-00000035-mai-bus_all
<スカイマーク>機長が急病、羽田−神戸の1往復便欠航
4月13日11時48分配信 毎日新聞
スカイマーク社(本社・東京)は12日、運行予定の羽田−神戸間の1往復便を欠航した。機長が急病になり、代替要員の人繰りがつかなかった。乗客計約140人が後続便や他社便に振り替えられるなど影響が出た。
欠航は、午前7時20分羽田発と折り返しの同9時5分神戸発。同社は羽田発の場合、機長の代替要員2人を自宅に待機させている。この日は自宅待機の2人に連絡したが、自宅が遠方などで間に合わなかったという。
同社は「早朝便で人繰りが間に合わなかった。待機要員を手厚くできるよう体制を整えたい」と話した。同社は昨年、機長の退職などで大量欠航し、国土交通省の指導を受けた。【藤原崇志】
-
パイロット急死、乗客が管制塔指示受け着陸 米フロリダ
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/K2009041400470.html
2009年4月14日(火)11:27
【ニューヨーク=田中光】米フロリダ州南部のマルコ島空港を12日昼に離陸した小型双発機のパイロットが飛行中に死亡し、乗客の4人のうち1人が管制塔からの指示を仰ぎながら操縦を引き継いで無事着陸させた。CNNなどによると、この乗客は単発機を操縦したことはあったが、双発機の操縦経験はなかった。
全米航空管制官協会などによると、同機はミシシッピ州ジャクソンに向かっていたが、午後1時30分ごろ、乗客の1人が高度1万フィート(約3千メートル)前後でパイロットが意識を失っているのに気づき、管制塔と連絡。管制官は、同機に詳しい知人から操縦方法などを聞きながら、乗客に操縦の指示を続け、午後2時ごろにフロリダ州のフォートマイヤーズ空港に着陸させた。協会は「奇跡だ」として、乗客の操縦を称賛している。
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20090414-OYT8T00588.htm
全日空が丘珠撤退検討…道内路線、新千歳を拠点に
全日空グループのエアーニッポンネットワーク(東京)が、丘珠空港(札幌市)発着の道内5路線を新千歳空港に移すことを検討していることが14日、分かった。函館、釧路、中標津、女満別、稚内空港を結ぶ路線で、1日計14往復運航している。エア社は、道外便との乗り継ぎを良くすることで利用者を増やす考えで、すでに道や市にも意向を伝えた。
全日空によると、5路線の平均搭乗率は2006年度が63・3%、07年度は60・4%、08年度は58・8%と減少傾向にある。
道外路線は新千歳に集中しているため、新千歳に拠点を移すことで乗り継ぎを良くし、観光客などの増加を目指す。
また、新千歳空港は除雪体制が整っているために冬季の欠航や遅れが減らせるほか、発券業務などの効率化も可能になるとしている。
札幌市は14日、市役所で井上力・新幹線推進室長らが記者会見し、全日空側ができるだけ早い時期の移転を検討していることを明らかにした。
丘珠空港では、市や道が出資する札幌丘珠空港ビルが営業しており、日本航空系の北海道エアシステム(HAC)も1日3往復運航している。このため、井上室長は「全日空側からの収入が全体の半分以上を占め、撤退すれば、経営に極めて大きな影響が出る」などと懸念を示した。
また、新千歳への集約で旅行者などが札幌市を経由しなくなる恐れがあるほか、市内を訪れる出張客が不便になるなどとして、道などと連携して、丘珠路線の存続を求める考えも示した。
(2009年4月14日 読売新聞)
-
http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/ehime/090414/ehm0904140404004-n1.htm
松山空港 “ドル箱”東京路線利用減少 ソウル便は急上昇
2009.4.14 04:04
地方空港は今、国際線や国内基幹路線を多数抱える大都市の空港とは違い、利用客の増減によってその環境が目まぐるしく移り変わっている。松山空港でもこれまで「ドル箱路線」と呼び続けられてきた東京便が年明け以降、景気悪化に伴ってビジネス客の利用が減少。一方、ウォン安により国際線のソウル便は80%以上の搭乗率を記録している。4月から大手航空各社が大幅減便などを決めているなか、地方交通の現状を松山空港から探ってみた。
■国内線の利用減
航空機の機種などによって差異はあるが、搭乗率の採算ラインとされるのは一般的に60〜65%とされている。年間約150万人が利用する東京便。搭乗率は昨年11月までは70%を超えていたが、顕在化した景気の落ち込みの影響から、12月、1月と連続して一気に60%を割り込んだ。愛媛県庁に事務局を置く松山空港利用促進協議会は「不況の影響で企業が出張を手控えたことが大きく影響している」と分析している。
新幹線といった高速交通機関との競合がないこともあり、日本航空は昨年11月に実施した1日5便の増便を4月以降も継続することを決めているが、より深刻なのは大阪便だ。
とりわけ関西空港は大阪南部という不便さなどから、航空各社が相次いで同空港発着の各路線の減便や廃止を決定しているが、松山空港から1日6便(3往復)を運航する全日空の減便の判断の行方も注目されている。一方、伊丹便は2月の機材変更もあり、日本エアコミューターを含めた搭乗率は70%弱まで回復したものの、月間の搭乗者数は1万人近い落ち込みをみせている。
■バス、鉄道との競合
減少傾向の航空機と対照的に、利用者が増えているのが高速バスだ。「昨年末あたりから、ビジネス客の利用者が増え始めました」と話すのは、東京や大阪などの都市圏に向け高速バスも運行する伊予鉄道(松山市)の担当者。バス利用の主力は里帰りの学生や観光客ではあるが、昨年末以降、東京、大阪の利用状況は大きく上向き、増便対応を取る機会が多くなった。
なかでも比較的距離が短い大阪については、交通機関同士の競争は激烈だ。松山から大阪までの運賃を比較すると、航空機が正規の往復で約3万円なのに対し、バスは約1万2000円と半額以下。また、JR四国は岡山までの特急と新幹線をセットにした「阪神往復フリーきっぷ」で対抗し、有効期間によるが往復で1万6〜7000円。
時間では航空機が有利だが、割安な運賃などを勘案すると利用目的ではバスや鉄道の利点も多い。業界関係者は「ビジネス客は、出張などで移動経費が抑制されるとどうしても航空機から、バスや鉄道にシフトする傾向が顕著」と話す。
■韓国便の急上昇
国内線の利用が伸び悩むなか、円高・ウォン安の影響で、昨年末からソウル便の搭乗率が急上昇中だ。ソウルへは韓国のアシアナ航空が週に6便運航しているが、昨年末まで40〜60%で推移していた搭乗率は今年2月は84・3%を記録。同社によると7〜8割の乗客が女性といい、ほとんどが買い物や観光目的という。
3月中旬にソウルから帰国した女性会社員(34)は「好きなブランド品を安く手に入れるには今しかないと思って旅行に出かけました」と話す。各旅行会社は次々と韓国への旅行商品を販売しており、同社の担当者も「1〜2月の閑散期に多くの利用があるのはありがたい限り」と打ち明けた。
松山空港利用促進協の関係者は「国内、また本県の経済のためには、日本人が海外へ出かけるのではなく、韓国など海外から客を呼ぶことが本来的に重要」と複雑な表情を見せていた。
-
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200904150045.html
西飛行場はヘリか小型機用に '09/4/15
--------------------------------------------------------------------------------
広島南道路の建設で滑走路が短縮される広島西飛行場(広島市西区)のあり方を考える広島県と市の検討会の初会合が14日、県庁であった。県は定期路線を広島空港(三原市)に集約し、防災用ヘリポートか小型機専用飛行場として存続させる案を提示した。
県から有岡宏副知事、丸山隆英空港港湾部長、市からは米神健副市長、木時誠道路交通局長が出席。非公開で意見を交わした。
終了後に記者会見した県の丸山部長は、広島空港への路線集約を前提に「防災向けヘリポートか、企業などが所有する小型機専用飛行場として運用する」との提案を説明。防災機能で県が負担すべき部分があるとの認識も示し、閉鎖か市営化だった従来の主張を一部転換。管理主体に残る可能性に言及した。
これに対し、会見にした市の木時局長は、定期路線と防災拠点の維持すると同時に、東京線就航を目指すこれまでの方針を説明。機能維持に必要な費用や経済効果などを検証する考えはみせた一方で、県の新たな提案への評価は控えた。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200904140061.html
東京線復活を強調…広島市長 '09/4/14
--------------------------------------------------------------------------------
広島西飛行場の将来像をめぐる広島県と広島市の検討会を14日に控え、秋葉忠利市長は13日の記者会見で、東京線の復活を目指す方針に変わりがないことを強調した。
秋葉市長は、羽田空港に来年秋、第4滑走路が完成して東京線の発着枠が拡大する点に言及し「枠の一つをもらえるかどうが一つの節目」と説明。市中心部に近い立地条件を挙げ、防災や道州制後の広域交通拠点としての重要性を力説した。
西飛行場は年間5億円以上の赤字が続き、管理運営費は県と市が折半している。県は広島空港(三原市)への機能集中を主張。来年度の予算案編成に入る今年秋までに西飛行場の廃止や市への移管を念頭に決着を図る構えだが、秋葉市長は「財政的なことだろうが、カットするならほかにある」と反論した。
-
東京だの、大阪だの、札幌だの、広島だの・・・
名古屋もか・・・
複数空港があるからめんどくさいことになる
-
宏大なアメリカ大陸の都市に空港が2つも3つもあるのを勘違いして日本にもあってもええと思ってるんちゃいますかねー。
ジェット燃料垂れ流しはアメリカの環境的にあかん部分なんですけど。
広島は広大と云い空港と云い広島から引っこ抜いて来ましたけど県と市の確執とかあるんでしょうかねぇ??広島空港は完全に県視点で市の視点が欠落していて広島市民に取って不便この上ない空港になってしまったけど広大の移転の経緯はどうなんでしょうねー。
-
>>454
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000904150005
丘珠撤退 11月めざす
2009年04月15日
■全日空、欠航多発も理由
全日本空輸が札幌丘珠空港(札幌市東区)から撤退し、道内を結ぶ全路線を新千歳空港に集約する検討を始めた。全日空は、景気悪化に伴い、採算性の悪い路線の見直しを図っており、道外客の利用が少なく、搭乗率が低下している丘珠路線も対象になった。同社は11月までに撤退したい考えだが、利用者には不安も広がっている。空港ビルの運営会社に出資する札幌市は方針の撤回を求めており、今後、曲折も予想される。
◇
■数億円の節約見込む
丘珠空港では現在、全日空系のエアーニッポンネットワーク(A―net)が函館、釧路、根室中標津、女満別、稚内への定期便を運航。日本航空系の北海道エアシステム(HAC)も函館、釧路に定期便を運航している。
関係者によると、全日空は先月末、採算が悪化する冬場を前に今年11月には撤退したい考えを伝えた。撤退の場合は原則半年前までに国に届ける必要がある。同社は「まだ検討段階で時期などは決まっていないが、厳しい経営環境にあることを地元の関係者に説明していきたい」と話している。
撤退検討の主な理由として全日空は、冬場の欠航の多さと本州便との接続がない点を挙げる。空港の除雪は国交省の丘珠空港事務所が行っているが、新千歳に比べて除雪機材が少なく、冬場の欠航は2割に及ぶという。また、滑走路が短いためジェット機が離着陸できず、同社は「東京や関西圏からの乗り継ぎによる、まとまったツアー利用ができない」と指摘。新千歳に比べ滑走路を利用できる時間が短いのもネックだという。
同社は新千歳への集約により、人件費など年間で数億円の経費削減を見込んでいるという。
丘珠空港はJR札幌駅から約5キロで、バスで30分ほど。新千歳空港と比べて札幌市内へのアクセスがよく、ビジネス客の利用が多いのが特徴だ。だが、最近ではJRや高速バスとの競合に加え、景気低迷で利用客は減り続けている。
07年度の2社の平均利用率は61・7%で、前年度比3・0%減。採算ラインは60%と言われる。今回撤退を検討している全日空では、08年度の利用率(速報値)は、釧路と稚内で50%を切った。04年度には利用率が66・0%だった函館便も60%を下回った。全日空は「新千歳への変更でコストを抑え、首都圏などの客を取り込むしかない」と収支改善の必要性を説く。
◇
-
■札幌市、路線維持求める
これに対し、戸惑いを見せるのが地元の札幌市だ。同市は空港のターミナルビル運営会社の筆頭株主で、「地域の翼」が無くなることに危機感を抱く。
14日には、市民まちづくり局の井上力・新幹線推進室長と菅原伸二・空港担当課長が急きょ記者会見し、全日空に丘珠路線の維持を求めたことを明らかにした。
上田文雄市長も「札幌と各地をつなぐ重要な機能を担っており、多大な費用で整備をしてきた。撤退は存亡にかかわる」と路線継続を訴えた。
ビル会社の収入の大半は航空会社などの賃貸料で、年1億4900万円。うち74%が全日空からの収入だ。ビル内には航空会社や飲食店の従業員など230人が働くが、同社が撤退すれば利用者の8割が消えることになる。運営会社は「経営は成り立たなくなり、旅客の扱いができなくなるのでは」と危機感を募らせる。ただ、財政難もあって市は、全日空への経済的な支援などは考えていないという。
一方で道のスタンスは多少異なる。
道新幹線・交通企画局の担当者は「判断が拙速すぎる。航空会社の社会的使命があるのでは」と話すが、道は将来的に新千歳を拠点とする航空網構築を目指しており、新千歳に集約して「ハブ空港」のようにする同社の姿勢に一定の理解を示す。首都圏から新千歳を経由して道内便へと乗り継ぐ観光客にも期待しており、「特に中標津や釧路など、地元はむしろ歓迎ではないか」とも指摘する。今後も撤退の先送りを要望する考えだ。
◇
■利用者に不安の声も
丘珠空港の利用者からは不安の声が上がった。釧路への出張で利用するという札幌市の製薬会社員朝倉幸男さん(43)は「市内中心部から地下鉄で行ける丘珠に比べて新千歳は時間がかかるので不便。全日空は企業の利益だけでなく、利用客の利便性も考えるべきじゃないか」と注文を付ける。
一方で、新千歳移転に賛成という声も。根室支庁中標津町の自宅へ帰るという女性(30)は「新千歳は施設が立派だし、土産品店がたくさんある。電車でも一本なので、十分便利です」と話す。
ビジネス客が中心の丘珠空港ではマイカーやタクシーを使う客も多いが、毎日早朝から丘珠空港で客待ちをするというタクシー運転手の男性は「撤退したら、空港で待っていても商売にならない」と嘆く。タクシー運転手歴30年という男性は「サラリーマンや医者は道内出張が多く、丘珠の需要は根強いと感じる。HACが便数を増やして穴を埋めてくれれば、タクシー業界への影響も少なくなる」と話した。
《丘珠空港(札幌飛行場)》 1942年に旧陸軍が飛行場を設置し、56年からは自衛隊と民間が共同で利用している。滑走路は1500メートル1本。自衛隊機と道内発着の定期便のほか、報道用などの小型機も駐在している。設置管理者は防衛省で、国交省東京航空局が除雪などの管理を担当。旅客ビルは市や道が出資する第三セクターが運営している。年間乗降客数は36万9159人(07年度)。
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20090415-OYT8T01029.htm
静岡空港使い勝手は
6月4日の静岡空港開港と同時に就航する日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)の運賃とダイヤが確定した。年に数回は航空機を利用するという東、中、西部の県民に、このダイヤと運賃で静岡空港の使い勝手はどうか、聞いてみた。
静岡空港の運賃・ダイヤと、近隣空港発着便の運賃・ダイヤ(6月時点)を比較すると、静岡空港の通常期の大人片道運賃は、札幌便が羽田空港より3400円高く、中部国際空港より600円安い。福岡便は中部、名古屋空港より6700〜7000円高く、羽田より4400円安い。沖縄便は静岡、羽田、中部が2000円の差で収まっている。
札幌便のダイヤは、JALが正午前に静岡発で、夕方に静岡着。ANAは午前に札幌発、夜に札幌着と設定されている。3便運航する福岡便は静岡、福岡とも1便が朝出発で、最終便の到着はそれぞれ午後7時半。沖縄便は正午前に静岡を出発し、折り返し午後5時に静岡に着く。
年2、3回、会社の研修や旅行で国内線を利用する伊豆市・女性会社役員(54)は、「JR三島駅の有料駐車場に車をとめ、新幹線などで移動して羽田空港を利用してきた。自宅から羽田まで約1時間半。静岡空港までは車で2時間半かかる。便数の少なさや移動を考えると、積極的に静岡空港を利用しようという気にはならない」と話す。
特に羽田より割高な札幌便は使わず、羽田より4400円安い福岡便は魅力だが、空港までの距離で相殺されてしまうという。
「県民として静岡空港は利用したいが、使う気は起こらない。東部の人はみんな同じでは」としている。
札幌市の実家に年2回帰省する静岡市・主婦(37)は「羽田まで2人の子どもを連れ、荷物を抱えて行き来するのは大変。近くに空港ができたのは助かる。駐車場が無料なのもうれしい」と歓迎している。札幌便について、「JALは静岡、ANAは北海道の人が使いやすい。うまくすみ分けていると思う」と評価する。
福岡便は「3便あって使いやすいけれど福岡に用事はない。そんなに使われるのか、搭乗率保証があるので心配」。沖縄便については「着いた当日はホテルにチェックインしてほとんど何もできない。もっと静岡発が早く、静岡着が遅い方が旅先でゆっくりできるのに」と不満そうだった。
仕事で連休がなかなか取れず、旅費より時間を重視するという浜松市・飲食店の男性従業員(25)は「札幌便はANAよりJALのダイヤが魅力的。福岡便は3便あるが、中部は12便あり、6700円も安いので中部を選ぶ」と指摘する。
以前、中部から沖縄に旅行した時、空港まで直行バスを使ったが、帰りは土産がたくさんあって苦労した。
「土産をたくさん買う旅行では駐車場無料の静岡が便利。沖縄便のダイヤも行きは早すぎず、帰りもいい。運賃も中部が900円安いだけなので、静岡から行きたい」という。
(2009年4月16日 読売新聞)
-
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090416-00000256-reu-int
ユナイテッド航空、肥満の乗客に2席分料金を請求も
4月16日12時57分配信 ロイター
[ロサンゼルス 15日 ロイター] 米ユナイテッド航空<UAUA.O>は、満席便では肥満の乗客の予約を取り消し、後に出発する便で2席分を購入するよう求める方針を打ち出した。同社のスポークスマンが15日、明らかにした。
今回の決定で、先に同様の対応を決めているコンチネンタル航空やデルタ航空などに追随する格好となった。
ユナイテッド航空は、昨年1年間で、肥満の乗客と席が隣り合わせになった乗客から700件の苦情が寄せられたとしている。
新たな方針でも、機内の座席に余裕がある場合は2席分を追加料金なしで利用出来る。しかし、満席の場合は予約を取り消された上、後に出発する便でもう1席分を新たに購入しなければならない可能性があるという。
乗客が搭乗しないと決めた場合、搭乗券代はキャンセル費用なしで返金される。同方針は、即時実施となっている。
-
逆にカナダでは・・・・
http://sankei.jp.msn.com/world/america/081123/amr0811231049002-n1.htm
肥満の乗客、飛行機で2席占有する権利 カナダ最高裁
2008.11.23 10:46
[オタワ 20日 ロイター] カナダの連邦最高裁判所は20日、肥満体の人々は、国内路線では1席分の料金で2席分を占有する権利があるという判断を示した。
同裁判所は、「肥満により機能的に不自由な」人々は1人分の料金で2人分の席を占有できる、という同国の運輸庁の決定に対してエア・カナダ、エア・カナダ・ジャズ、ウェスト・ジェットの3社が申し立てていた上告を棄却した。
航空会社側はことし5月、控訴裁判所で行われた同様の裁判で敗訴していた。
-
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090416/tky0904161909007-n1.htm
羽田ANAラウンジに企業PR拠点
2009.4.16 19:08
全日空は16日、羽田空港第2ターミナル内の「ANAラウンジ」に6月、企業の情報発信スペース「イノベーティブ・ボイス」を設置すると発表した。出展企業の募集を始めている。
同社によると、ラウンジは449席で、プレミアムクラスの乗客らが利用できる。30〜50代のビジネス客を中心に毎月15万人以上が利用。ラウンジ入り口のフロアを使い、ビジネスマン向けに企業の商品サンプルの展示など情報発信の場として利用してもらおうという試み。同社は「元気な企業の思いを届けたい」としている。
-
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/159522.html
函館−ユジノ線の休止検討 サハリン航空(04/17 07:51)
【ユジノサハリンスク16日津野慶】函館−ユジノサハリンスク間の定期航空路を運航するサハリン航空(ユジノサハリンスク)のアンドレイ・コレスニク第一副社長は十六日、北海道新聞などの取材に対し、同路線について「乗客数が減っており、休止する可能性もある」と述べ、一時的な運航取りやめの検討を示唆した。
同社によると、同路線の搭乗率は昨年四−十二月で26%と低迷。今年一−三月期は、乗客数ベースで前年同期比44%減と、さらに落ち込んだ。石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の工事終了や、関税引き上げによる中古車ビジネス縮小、世界的経済危機が影響した。
同社が併せて運航する新千歳−ユジノサハリンスク線は今年一−三月期、乗客数5%減と小幅な減少にとどまった。同社は、函館線は新千歳線と比べて採算性が低く、路線維持には新たな需要開拓が不可欠としている。
同副社長らは、来週にも函館市を訪問し、需要開拓策を協議する意向という。
同社は十五日、定員が従来のボーイング737型の約半分で、燃費も良いカナダ製のボンバルディア機(五十人乗り)を函館線に就航させた。ただ、同路線の最近の乗客は十人以下にとどまっており、ボンバルディア機の採算ラインの平均三十人に達する見通しは立っていない。
同社は現在、函館線と新千歳線を週一往復ずつ運航。比較的需要のある新千歳を週二往復に増やすことも検討しているという。
函館−ユジノサハリンスク線は一九九四年四月に開設。九〇年代後半には搭乗率70%台で推移していたが、二〇〇一年開設の新千歳線との競合などにより乗客が減少していた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/158235.html
成田−サハリンに週2往復直行便 旅行会社も夏の観光ツアー(04/10 16:42、04/10 18:21更新)
【ウラジオストク10日共同】ロシアのウラジオストク航空が3月からロシア・サハリン州の州都ユジノサハリンスクと成田を直行で結ぶ週2往復、計4便の定期チャーター便の運航を始めた。国土交通省によると、成田とサハリンが民間路線で結ばれるのは初めて。
日本での知名度はいまひとつだが、夏の観光シーズンに向けて日本の大手旅行会社がツアーの商品開発を進めている。
飛行時間は2時間。往復運賃は夏の繁忙期に向け、約6万−10万円で推移する予定。
1905−45年まで北緯50度以南が日本領だったサハリンでは、日本人の手による建造物の一部が今も修復を重ねて使われている。ウラジオストク航空は「日本と歴史的なつながりの深い魅力をアピールしていきたい」と話している。
サハリンへは函館や新千歳からサハリン航空が定期便を運航しているが、成田便就航で首都圏の利用者が北海道を経由せずにサハリンに行けるようになった。
成田−ユジノサハリンスク間には2005年8月から、サハリンの資源開発に携わる外国企業関係者のチャーター便が運航。規制緩和によりこの便への一般客の搭乗が可能になり、定期チャーター便が実現した。
-
08年度利用者は7・9%減 秋田空港
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090418e
県がまとめた2008年度の秋田空港の利用状況によると、総利用者数は115万9026人で、前年度から9万9447人(7・9%)減った。すべての月で乗客数が前年同月を下回り、1996年度の水準まで減少した。前年度に開かれた秋田わか杉国体関連の利用がなくなったことや、景気後退による利用減が響いた。
東京便は団体、個人客とも減らし、前年度比6万2407人(7・1%)減の81万8274人。
大阪便(関西便は今年2月に廃止)では、景気後退により国際線への乗り継ぎ需要が低下し、関西便が個人、団体客ともに減らしたほか、伊丹便も乗客を減らした。大阪便全体では前年度比1万4244人(9・5%)減の13万5922人。
(2009/04/18 10:13 更新)
-
山口宇部空港の利用が最低
'09/4/18
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200904180049.html
山口宇部空港の年間利用者数
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/transit/Tn20090418004901.jpg
2008年度の山口宇部空港(宇部市)の東京便の利用者数が85万人にとどまり、2社運航体制となった02年度以降で過去最低を記録した。山口県が17日発表した。景気が悪化した秋以降に減少しており、ビジネス需要の落ち込みが響いたという。100万人を目標にする県は、観光客誘致に力を入れる。
県によると、同空港で唯一の定期路線である東京便の利用者数は前年度より4.1%減の85万52人。6―8月はいずれも前年同月を上回ったが、9月以降に急変。毎月、前年同月を13.3―2.5%下回った。
同空港の利用者数は年間50万―60万人台で推移していたが、全日空に加え日本航空が乗り入れた02年度に90万人台を達成。03年度に過去最高の96万人を記録したが、06年の北九州空港開港やJR新山口駅に停車する新幹線「のぞみ」増発などの影響で減少している。
-
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20090418/CK2009041802000188.html
静岡空港、ずさんな測量 不要な土地収用が16地点も
2009年4月18日
高さ制限と最大1.7メートル差
静岡空港(島田市、牧之原市)の建設をめぐり、県が必要のない土地まで誤って強制収用していた問題で、収用の必要のなかった土地は少なくとも16地点あり、航空法の高さ制限を最大で1・7メートル下回っていたことが分かった。静岡地裁で17日あった土地収用をめぐる行政訴訟で、県側が提出した資料で明らかになった。
資料は、県が昨年10月に実施した測量を元に作成。
滑走路西側の収用地の境界26地点のうち、16地点で高さ制限を1・7−0・01メートル下回っていた。
県が必要のない土地まで強制収用していたのは、昨年12月の県議会企画空港委員会で明らかになった。県は本来の地権者と協議して返還する方針を示している。
-
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/160161.html
丘珠空港 地域の足誰が担うのか(4月20日)
全日本空輸の子会社エアーニッポンネットワークが札幌・丘珠空港を発着する道内全五路線を、新千歳空港に移転したいと、道と札幌市に打診した。
丘珠は、札幌と稚内、函館、中標津など道内五空港を結び、年間利用客は三十六万人を超す。八割はビジネス客で、観光客や病気などで札幌に通院する乗客もいる。
道内各地の経済と暮らし、医療を支える路線だ。突然の打診が、そのまま現実になってしまえば、大きな影響を与えることになる。
自治体はもちろん、企業にも「地域の足」を守る責任があるはずだ。影響を最小限にとどめるよう、知恵を凝らすべきだろう。
景気の低迷で航空需要が減少し、基幹空港の新千歳に集約して経費の削減を図る−。全日空側は、経営面の危機感を訴える。
だが、すべて移転すると、丘珠発着便の八割がなくなる。空港そのものの存亡にかかわる−。札幌市の危機感が強いのも当然だ。
しかも、全日空側には年内移転も念頭にあるらしい。それでは、影響を回避する手だてを、利用客や自治体も見つけられない恐れがある。
性急な決定は控えてほしい。
その上で、丘珠から移転する理由を、関係者にわかりやすく説明することが欠かせない。
移転しか選択肢はないのか、全便の移転が必要か。代わりの使いやすい交通手段はあるのか。新千歳経由で札幌を往復する不便はないのか。聞きたいことは尽きない。
正式決定前ながら、札幌市が関係自治体と話し合いを始め、道としても協議を準備している。
ただ、全日空側と札幌市の利害が対立している。新千歳への集約を拒まない関係者もいる。話し合いでの合意は容易ではあるまい。
その中であっても、利用客にとって最善の策を探らねばならない。公共の足を確保するための協議であることを、忘れてはならない。
規制緩和が進み、国に届け出をするだけで、路線の廃止や減便ができる。新千歳に集約した後に、さらに減便となっては、地域が困る。
経営環境が悪化しても、企業の社会的責任は残る。実態を監視すべき国は、地域の安心が揺るがないよう責務を果たしてほしい。
道と札幌市、そして国も、丘珠を道内の拠点空港と位置づける。ジェット化せず、小型機で札幌と各地を結ぶ今の方法は、長い時間の中でできた。滑走路延長や周辺整備に百億円単位の費用もかけている。
この経緯を思い出せば、地域の足に対する責任を共有できるはずだ。そこから協議を始めてもらいたい。
-
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2009042000710
日航、国際線の便名変更へ=成田、羽田拡張で10年度から
日本航空は20日、成田、羽田両空港の拡張に伴う増便を見据え、2010年度から国際線の便名を再編すると発表した。現在600番台と700番台に分散している中国・台湾線を800番台に集約するのが柱。10年度の予約は09年5月2日から新便名で受け付ける。(2009/04/20-18:39)
-
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20090420-OYT8T01131.htm
昨年度の広島空港 国際貨物36%減 自動車関連
旅客も中国便不振11%
世界的な景気後退の影響から、広島空港(三原市本郷町)の、2008年度の国際航空貨物取扱量(輸出・輸入)が、前年度比で35・9%減となったことが、県の調査で分かった。国際旅客便の利用客も11・4%減少しており、県は「厳しい現状を踏まえて、現行路線の維持を第一に、利用促進のPRを続ける」としている。
県空港振興課のまとめでは、国際航空貨物の取扱量は89万8713キロ。輸出では、全体の約5割を占めるソウル便(25万1881キロ)が前年度比53・6%減。同課は「07年度下期から航空機が小型化され、運搬の効率が下がったところに、景気悪化で自動車関連の部品輸出が減退したことが重なったため」と分析。輸入もソウル便(11万3517キロ)の同54・4%減、大連便(1万740キロ)の同82・5%減が目立った。
国際旅客便は、8路線の定期便(香港便は08年8月に運休)とチャーター便を合わせて30万5123人が利用。前年度比で10%以上ダウンするのは、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の影響で同44・4%減少した03年度以来。
落ち込みが目立った北京や上海など、中国との間の4路線は、計同24・3%減の10万3496人。同課は「四川大地震や冷凍ギョーザ中毒事件で、観光客が敬遠したのでは」とみる。一方、ソウル線は円高・ウォン安を背景に韓国旅行人気が高まり、同9・3%増の8万7014人だった。
(2009年4月21日 読売新聞)
-
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090421-OYT1T00845.htm?from=main2
日航・全日空のGW予約、国際線中心に好調
日本航空と全日空の両グループは21日、ゴールデンウイーク期間(今月28日〜5月6日)の予約状況を発表した。
長期休暇を取りやすい曜日配列や、運賃に上乗せされる燃油サーチャージの大幅値下げもあり、国際線を中心に好調という。
羽田発の国内線と、国際線の出発便のピークは5月1、2日。帰国便などは5、6日に予約が集中している。
国際線の予約数は、日航が約32万4000人(前年比9・1%増)、全日空も約11万9000人(同8・5%増)。サーチャージの値下げや円高を受け、北米やアジア路線は前年を15%程度上回っている。
国内線では、全日空が約112万3000人(同5・1%増)、日航が約103万人(同1・1%減)で、沖縄路線などを中心に前年並みか前年を上回る状況となっている。
(2009年4月21日20時10分 読売新聞)
-
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/detail/20090422-OYS1T00209.htm
北九州行くのに福岡空港、北九州空港利用を上回る
北九州空港を利用して北九州市を訪れる人の割合が低下している。北九州ホテル協議会(加盟31社)の2008年度の宿泊者調査によると、北九州訪問の際に飛行機を利用した人のうち、同空港を使った人は43・4%、福岡空港利用が53・3%と、初めて福岡が北九州を上回った。
調査は毎年行い、交通手段を航空機と答えた人に利用空港を尋ねた。北九州空港経由の割合は、開港の翌年度の06年度が69・3%、07年度は56・8%で、ともに福岡空港経由を上回っていた。
協議会から調査を受託した須藤広・北九州市立大教授(社会学)は「便数の多い福岡が便利と考える人が多いのでは。市街地までの利便性を高めるとともに、知名度向上に力を注ぐ必要がある」と指摘している。
(2009年4月22日 読売新聞)
-
http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200904220024a.nwc
新貨物機 砂漠で需要待ち 航空不況 ボーイング納入できず
2009/4/22
(ブルームバーグ)
米航空機メーカー大手ボーイングは、中国の航空大手、中国南方航空向けの新しい大型貨物専用輸送機「777フレイター」2機を砂漠に駐機させたままだ。理由は貨物需要の落ち込み。欧州航空大手エールフランス・KLMグループ向けの新造機1機も同じ運命をたどる公算が大きい。
1機当たり約2億5700万ドル(約252億2700万円)する大型貨物機が砂漠に放置されているような状況は、旅行者数や貨物量を圧迫している現在のリセッション(景気後退)が、新しい段階に入ったことを示唆している。
航空会社は一般的に、旧型機や効率性の低いジェット旅客機だけをアリゾナ州などにある砂漠に駐機させる。そういった砂漠では、十分な空間があるほか、熱く乾燥しているため腐食も起こらない。
中国南方航空の幹部は17日、取材に対し、まだ貨物機を受け取っていないことを認めた。受け取りは年末か来年初めまで遅れる可能性があり、現在製造中の2機に関しても納入の時期を話し合っている段階だという。中国南方航空は今年、飛行機の受け取りを遅らせることで10億ドルの支出抑制を目指している。同社の2008年通期決算は48億元(約690億円)の赤字を計上した。
エールフランス・KLMも来月納入予定の貨物機を砂漠に駐機させる公算が大きい。
航空会社は一般に、購入契約を結んだ際に頭金を支払うが、残りの費用は飛行機が納入されてから支払う。
米投資銀行FBRキャピタル・マーケッツのアナリスト、パトリック・マッカーシー氏は「次世代機の未出荷は今後、数四半期続く可能性がある」とみている。米投資信託会社パイパー・ジェフリーのマネジングディレクター、ダグラス・ルンテ氏は「航空貨物輸送の世界大手2社が新しい機体を駐機させている事実は、世界的な航空貨物量がひどいことになっているという証しだ」と指摘した。
IATA(国際航空運送協会)によれば、今年の全世界の航空貨物量は5%減少する見通し。これは、乗客数の3%減を上回る下落幅だ。
ボーイングは9日、777型の月間生産台数を来年6月以降、これまでの7機から5機に減らすとの方針を発表している。(Susanna Ray、Laurence Frost)
-
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090423-00000001-jct-soci
ANAに何が起きているのか 繰り返される子会社のストライキ
4月23日17時30分配信 J-CASTニュース
大学生を対象にした「就職希望ランキング」で常に上位に顔を出しているのが全日空(ANA)だ。だが、2009年に入って子会社がストライキを2回も行うなど、ここ数年ストライキを繰り返しているのだ。90年代初めまでは「ストと言えばJAL」で、それがANA躍進の一因ともいわれたが、いったい、何が起こっているのか。
■ANAグループ「スト2回目」は96年以来
ANAグループ4社の労働組合は2009年3月18日、春闘での会社側の回答を不満として24時間のストライキに突入。国内線137便が欠航し、約9500人の足に影響が出た。その後も交渉はまとまらず、わずか1か月後の4月15日には、再びストを決行。149便が欠航し、約7000人に影響が出た。
ANA広報室によると、ANAグループ内で1年に2回以上のストが行われるのは、96年にANA本体の組合が行って以来13年ぶりで、異例の事態だとも言えそうだ。
今回のストライキを行ったのは、「エアーニッポン(ANK)」「エアーセントラル」「エアーニッポンネットワーク」「エアーネクスト」の4社の労働組合。この4組合には、管理職以外の全パイロット(約600人)が加入しており、ここ5年を見ただけでも06年3月と07年4月にもストライキを行っており、それぞれ115便、136便が欠航している。
一方、JALグループを見てみると、07年12月と08年6月に、日本エアコミューター(JAC)や日本トランスーオーシャン航空(JTA)の組合がストに突入しているが、ANAのように全国的に欠航の影響が及ぶまでには至っていない。ANA側のストの多さが際だつ形だ。1980年代後半から90年代前半にかけては、ANAよりもJALの方がストライキが圧倒的に多かったことを考えると、隔世の感があるとも言える。
■ANA本体パイロット年収は2200万円
この背景には、ANAグループ内の「本体」と「子会社」の待遇格差がある。
4社の組合が、09年4月に行った2度目のストライキに先だって発表した文書では、
「全日空経営は、6年前から経営の都合で子会社を乱立してきました。そのたびに全日空本体の都合の良いような仕組みを関連子会社に持ち込み、好き勝手に経営してきました」
と指摘。その上で、
「全日空本体乗員と子会社乗員の賃金水準は、約3 倍の格差(労働内容や公休数を加味すればそれ以上)があります」
と、給与格差を問題視している。なお、ANAの有価証券報告書によると、08年3月31日時点でのANA本体運航乗務員(パイロット、平均年齢44.5歳)の平均年収は約2200万円。
4組合のうちのひとつであるエアーニッポン(ANK)乗員組合(福岡市)によると、グループ会社副機長の平均年収は約800万円で、機長でも約1100万円。前出の文書にある「格差3倍」は、やや誇張気味にしても、かなりの待遇差があるのは間違いなさそうだ、
ANK乗員組合では
「数年前に会社側が、機種によって労働条件を固定する『フリート・アンド・リソース戦略』を打ち出しました。子会社は小型機の運航が中心なので、必然的に労働条件も悪くなります。(小型機よりも労働条件の良い)中型機運航の一定割合を、本体から子会社に移すことで合意されていたのですが、この約束が反故にされたんです」
と、相次ぐストに理解を求めている。一方、ANA広報室では、
「06年のスト以降、同じテーマ・争点での交渉が続いています。すぐに解決できるテーマではありませんが、時間をかけて解決を図っていければと考えています」
と話し、06年以来、経営側と組合側との対立構造が変わっていないことを明らかにしている。
ANAは09年1月30日、09年3月期の決算が6年ぶりの赤字に転落する見通しを発表したばかり。100億円の経常損失と90億円の純損失を見込んでおり、人件費削減などのコスト削減策を進めていく考えだ。子会社の組合側が主張するような「本社-子会社」の格差が埋めるためには、本体の賃下げか子会社の賃上げしか方法はないが、後者の可能性は低く、今後もストの回数が減らない可能性もある。
-
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20090425ke04.htm
関空に買い物客呼び込め ビル、商業施設が刷新
航空関連は収入減
関西国際空港のターミナルビルで、飲食店など商業施設の刷新が急ピッチで進んでいる。減便や路線廃止で着陸料など航空関連の収入が減るため、商業施設で稼ごうという狙いがある。29日から実施される連絡橋の通行料金の値下げも追い風に、買い物客らを呼び込みたい考えだ。
ターミナルビル2階に6月、「TSUTAYA」が開業する。書籍・CDなどの販売専門で、日本の男性アイドルグループのCDやアニメ関連の商品を充実させる予定だ。アジアでの日本の芸能人や漫画人気にあやかろうとする戦略で、TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブは「アジアからの旅客が多い関空にふさわしい店になれば」と意気込む。
3月28日にターミナルビル3階で開業した「無印良品」は、旅行や携行品の品ぞろえを強化した。香港やアメリカの空港で先行出店した業態の“逆輸入”で、国内では東京駅、成田空港に続き3店目だ。「ビジネス客を含め『移動する人』を狙った」(良品計画)という。
空港内という理由から、これまでも衣料品の「ユニクロ」が、冬に南半球への旅行客向けに水着を販売するなど、街中の店とは異なる商品構成にしてきた。新店舗も「一ひねりした店を心がけている」(関空会社)という。
このほか、3月に飲食店街「関空ミナミのれん街」が改装オープンし、6店の入り口を手作りカバンで知られる「一澤信三郎帆布」製ののれんで統一したほか、免税店街では4年ぶりの新ブランド「バーバリー」が4月1日に開業した。3月には大丸からの出向者を受け入れ、百貨店のノウハウ導入を進める。
新規開業や改装は、6月までの半年間で、ターミナルビルの約120店のうち17店に及ぶ「異例のペース」(関空会社)だ。連絡橋の通行料金引き下げに合わせ、29日から5月10日まで各店で割引などのキャンペーンも実施する。関空会社の村山敦社長は「通行料金の値下げで、多くの人々に気軽に関空に来てもらえるようになる」と期待する。
だが、商業施設の売り上げを増やす試みは、空港開業以来、続いてきた。狙い通りの成果が出るかどうか、大型連休が最初の試金石となる。
(2009年4月25日 読売新聞)
-
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090424-00000827-yom-bus_all
JALとANA、7〜9月のサーチャージをゼロに
4月24日19時2分配信 読売新聞
日本航空、全日本空輸が、燃料費の値上がりに応じて国際航空運賃に上乗せする燃油特別付加運賃(サーチャージ)を、7〜9月はゼロとする見通しとなった。
夏休みの海外旅行需要の追い風になりそうだ。
両社は3か月ごとにサーチャージを見直しており、指標とする航空燃料価格(シンガポールケロシン)の下落で、7〜9月分の基準となる直近3か月の平均が、廃止の基準となる1バレル=60ドルを下回ることがほぼ確実となった。
前年7〜9月のサーチャージは欧米線が片道2万8000円で、海外旅行需要の足かせとなっただけに旅行業界は、「繁忙期の夏休みに向け、明るい兆しが見えてきた」(中堅旅行会社)と歓迎している。今後、値ごろ感のある旅行商品が登場する期待も出てきた。
サーチャージは、日本では日航と全日空が2005年、導入を始めた。原油価格の高騰で、ピークだった08年10〜12月分では欧米線が片道3万3000円に達し、海外旅行離れを招いた。原油価格の下落で、現在のサーチャージは欧米線で片道3500円まで下がっている。
最終更新:4月24日19時2分
-
・・・・な・なにやってんだ!?
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090426-OYT1T00605.htm
操縦室の鍵がない!鹿児島空港で2便欠航
26日午前8時頃、鹿児島県霧島市の鹿児島空港で、種子島空港行きの日本エアコミューター3761便(ボンバルディアDHC8―402型機)操縦室のドアを開ける鍵が、機内の所定の場所にないことに操縦士が気付いた。
社員らが捜したところ、同9時40分頃、空港内の燃料補給車運転席の足元にあるのが見つかった。この影響で同便を含む2便が欠航した。
同社によると、鍵がなくなる直前、客室乗務員が所定の場所にあるのを確認していたという。燃料補給車の運転手は「鍵を手にしたことさえない」と話しており、同社が詳しく調べている。
同社は「このようなトラブルは初めて。原因を究明したい」としている。
(2009年4月26日20時34分 読売新聞)
-
静岡便は7月23日就航 フジドリームエア
2009年04月25日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20090425002.shtml
静岡空港を拠点とする航空会社フジドリームエアラインズ(静岡市)は二十四日、熊本−静岡を含む国内三路線の就航日を七月二十三日と発表した。熊本便は一日一往復で午前中の発着となる。
熊本便の運航ダイヤは▽静岡発午前八時四十五分−熊本着同十時十五分▽熊本発同十時五十分−静岡着午後零時二十分。
通常運賃は大人片道三万八千八百円。事前購入割引もあり、二十八日前までに購入した場合は二万千八百円になる。発売開始は六月一日の予定。
同社は二十四日、熊本便と小松便(一日二往復)、鹿児島便(一日一往復)のダイヤを国土交通省東京航空局に届け出た。
鹿児島便は静岡着が午後四時となるのに対し、熊本便は熊本着が午前中、静岡着も正午過ぎとなるため、熊本県交通対策総室は「午後の会合などにも十分間に合う設定。ビジネス客に好都合のダイヤではないか」と歓迎している。
六月四日開港の静岡空港を拠点とする同社は当面、七十六人乗りのブラジル製小型ジェット機二機で運航する。(小多崇)
-
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090329t35008.htm
2009年03月29日日曜日 河北新報
大型機の離発着に対応 花巻空港・新ターミナル完成
完成した花巻空港の新ターミナルビル
花巻空港(岩手県花巻市)の新旅客ターミナルビルが完成し、28日、地元住民や報道機関向けに内覧会が行われた。国際チャーター便の就航実現に向け大型機の離発着にも対応した施設で、4月9日にオープンする。
新ビルは現在地とは反対側の滑走路東側に完成した鉄筋3階建て(延べ床面積約7500平方メートル)で、事業費は約22億円。2階の出発ロビーやレストラン、3階の展望デッキにはガラス面を多く取り入れて明るい雰囲気となっている。
ビルの担当者は、現在共有している国内線と国際線の空間を分離して税関や検疫を置いたことを説明し、「トイレなどにユニバーサルデザインを採用できた」と紹介した。隣地には貨物ビルや1150台分の無料駐車場も設けられた。
岩手県が進める空港整備事業の一環。工事が5年間休止していた平行誘導路整備事業も新年度に再開し、11年7月の使用開始を目指す。
-
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=158144
2009年4月1日 新潟日報
新潟空港リムジンバス出発式
新潟市の新潟空港とJR新潟駅を直通で結ぶ空港リムジンバスの運行が1日、始まった。同日朝には、同駅南口の乗降場で出発式が行われ、関係者が運行開始を祝った。
バスは新潟交通が運行。空港までの直通で、約9キロを25分ほどで走行する。バスの通過をセンサーで感知し、信号を優先的に青にする公共車両優先システム(PTPS)を導入し、スムーズな運行が可能になる。乗降場までは屋根付き歩道が整備されている。
出発式には泉田裕彦知事や篠田昭市長ら関係者約30人が出席。泉田知事は「空港へのアクセスがより便利で快適になった。国際都市として多くの外国人にも利用してもらいたい」とあいさつ。式典後は空港まで体験乗車した。
バスは20分間隔で運行。片道400円。乗降場には自動発券機が設置され、26日から利用可能。これまで同駅万代口から運行していた空港行きバスは当面運休する。
-
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090504ddlk22040105000c.html
大空への挑戦:6・4静岡空港開港/上 景気回復頼み、大手と競争も /静岡
◇強気崩さぬFDA
スクリーンに赤いボディーカラーをまとった航空機が映し出されると、約40人の出席者が身を乗り出すようにじっと見入った。
4月8日、島田市で開かれた中高年層を対象にしたツアーの説明会。航空会社「フジドリームラインズ」(FDA、静岡市葵区)が、ブラジル・エンブラエル社製の1号機の利用をPRした。「反応はいい」。営業社員が手応えを口にした。
県が新たな航空会社の可能性を探り始めたのは03年。有識者6人を集めた研究会をつくり「設立の必要性がある」との答申を得た。手を挙げたのが静岡市の総合物流会社「鈴与」(鈴木与平社長)。08年6月、全額出資でFDA設立に踏み切った。
FDA機は7月23日から静岡空港と石川県・小松、熊本、鹿児島3空港を結ぶ。黒字転換の目標年次に据えるのは3年後の12年度。出発時の2機を5機まで順次増やし、路線も広げる。13年度には、静岡市の人口にほぼ匹敵する66万人の利用客を見込む。
楽観的とも映る青写真だが、FDAは「いずれ景気は回復する。利便性の高いサービスを県民に提供することで支持を得たい」と、あくまで強気だ。
県も「FDAの挑戦は県全体に影響を与える」(岩崎俊一空港部長)と期待を隠さない。県が見込む空港の運営経費は年間5億3000万円。しかし、初年度の着陸料収入は約2億円にすぎず、赤字は県民に転嫁される。目指す「5年後の黒字化」はFDAの行方と深く絡むが、シナリオの実現を左右する景気回復がいつ訪れるのか、極めて不透明だ。
FDAには航空大手とのサバイバルも立ちはだかる。客席数100人以下の旅客便を定期運航する航空会社は12社目。鈴木社長は「業界に新しい風を吹き込む」と意気込むが、国内の地方空港にFDAに先行して参入した大手以外の2社はそれぞれ撤退、休止に追い込まれた。
04年設立の航空会社「エアトランセ」(東京都新宿区)はその1社。北海道・函館を拠点に一時は4路線を飛ばしたが、3年ほどで撤退。定期便は利用客が少なくても運航せざるを得ず、苦戦を強いられたのだ。チャーター機専門に事業を縮小した同社の江村林香社長は「知名度が低く、宣伝効果が出にくかった」と振り返る。
◇ ◇
立ち木問題で石川嘉延知事の辞意表明にまで発展した静岡空港の6月4日開港まで1カ月。巨大な経済・観光インフラをどう軌道に乗せるのか。直面する課題と展望を探った。
==============
◇静岡空港の定期路線◇
行き先 航空会社 便数
札幌 JAL 毎日1往復
ANA 毎日1往復
福岡 JAL 毎日3往復
沖縄 ANA 毎日1往復
小松 FDA 毎日2往復
熊本 FDA 毎日1往復
鹿児島 FDA 毎日1往復
ソウル アシアナ 毎日1往復
大韓 毎日1往復
上海 中国東方 月水金日に週4往復
-
>>368
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090505-00000001-jct-soci
客室乗務員は男性ばかり 日本航空「こいのぼりフライト」
5月5日16時5分配信 J-CASTニュース
「こどもの日」の2009年5月5日、日本航空(JAL)は、運航にかかわるスタッフ全員が男性のフライト「こいのぼりフライト」を行った。男性の客室乗務員だけでフライトするのは同社初の試みだという。
スタッフ全員が女性の「ひなまつりフライト」(09年3月)が好評だったことから、社内の有志が企画した。同社には44人の男性客室乗務員が所属しており、今回のフライトにはそのうち6人が搭乗した。
客室乗務員のひとりは、
「女性だと接客に固さが見られる部分があるかも知れませんが、今回の企画では、男性ならではのフレンドリーさを出していければ」
と出発前に意気込んでいた。
羽田空港第1ターミナルの搭乗ゲートは、兜やこいのぼりで飾り付けられ、こいのぼりに願い事を書くコーナーも登場。こいのぼりは後日「桃太郎神社」(愛知県)に奉納されるという。パイロットの制服も貸し出されたほか、模擬操縦席もお目見え。多くの親子連れが「パイロット姿」の撮影を楽しんでいた。
フライトは鹿児島行き1873便(ボーイング767-300型機)。14時半頃、約240人の乗客を乗せて出発した。折り返しの1876便(17時20分鹿児島発羽田行き)でも、往路と同じ客室乗務員が乗って、こいのぼりフライトが実施される。
-
>>483
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090505ddlk22040098000c.html
大空への挑戦:6・4静岡空港開港/中 中西部「県外に流れる」 /静岡
◇誘客期待の県東部
「中国や韓国から来るお客さんにどんな食事を出せばいいのか」
富士宮市で2月、旅館のオーナーや飲食店主らを対象にしたセミナーが開かれた。43人が駆けつけ、講師役の女性通訳ガイドに質問を次々にぶつけた。「外国人は畳に土足で上がらないか」。そんな疑問も飛び出した。
開港で国内だけでなく、中韓両国とも空の便でつながる。同市は富士山のふもと。地の利と開港効果で観光客をもっと呼び込める可能性がある。市観光協会も「浅間大社など観光施設が周辺にあり、登山シーズン以外にも観光客が見込める」(遠藤岩男専務理事)と期待を膨らませる。
隣県への競争心も、誘客熱に拍車をかける。実際、空港から市内まで1日1往復する予定の「富士急静岡バス」の終点は、富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)。「頑張らないと素通りされてしまう」。富士宮市内の宿泊施設職員は危機感を隠さない。県幹部も「山梨と観光客の争奪戦が始まる」と見通す。
「開港特需」への期待は伊豆半島も同じ。伊豆市の土肥温泉旅館協同組合は「北海道の旅行会社が1月にモニターツアーに来たが、反響があった。新たな客を開拓したい」(関富範事務局長)。開港をにらんで、静岡市・清水港とつなぐ「駿河湾フェリー」を使ったツアー展開を旅行会社に働き掛ける。
ただ、こうした熱気は県東部で際立つ。中部や西部では冷めた空気が漂う。
浜松市の舘山寺温泉観光協会は「空港からの観光客は各地に散らばるだろう」と冷静だ。焼津市観光協会が「客は富士山や神奈川県箱根町に流れてしまうのではないか。過度の期待は持てない」と戒めれば、牧之原市観光協会も「特別な準備はしていない」と語り、温度差は否めない。
県内の旅行業者は「開港で、県民が県外に出ていくケースが増える」と指摘し、こう付け加えた。「静岡空港で迎えた観光客まで他県に奪われるようでは、開港の意味は薄れてしまう」
-
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20090430ke02.htm
スカイマーク 神戸―東京1往復減便
那覇便2往復も取りやめ
スカイマーク(東京)が、7月1日から神戸―東京便を1往復減らして1日5往復とし、7月中旬〜9月下旬の期間限定で予定していた神戸―那覇便(2往復)も運航を取りやめることがわかった。減便により、利用客数が低迷する神戸空港の乗客減や減収は避けられない見通し。
神戸市によると、東京便は企業の出張控えが響き、午後3時15分羽田発便と午後5時神戸発便をなくす。沖縄便は、需要の落ち込みを理由に取りやめると、市に連絡があったという。市空港事業室は「東京便は基幹路線。早く元に戻してもらえるように働きかけていきたい」としている。
(2009年4月30日 読売新聞)
-
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090505/trd0905051301007-n1.htm
【航空ファン必見】機内広々でゆったり空の旅…超大型旅客機エアバスA380(中) (1/2ページ)
2009.5.5 13:00
成田−シンガポール路線に超大型旅客機、エアバスA380型機が導入されて間もなく1年。日本もシンガポールも新しい物好きの国民性は共通しているのか、高い人気を誇っている。今回、同機に搭乗し機体の大きさを実感しながら快適な空の旅を楽しんだ。
上品な懐石に舌鼓
振動が座席を通して体に伝わる。成田空港をゆっくりと離陸するA380。
大型旅客機はF1マシン程度のスピードで滑走路を走行、離陸していくはずだが、窓の外の翼が大きすぎて、遠ざかる田畑の風景がすぐ間近に見えてしまう。
搭乗前に取材した同機の客室乗務員、伊藤さやかさん(30)は「室内はすごく静かで振動も小さい。離着陸に気付かないくらいですよ」といっていたが、やはり大きな物が動き出す重量感には圧倒された。
今回、ビジネスクラスに搭乗。幅87センチ、同社ジャンボ機のファーストクラスよりも広い座席。席に着くと上着を預かってもらい、シャンパンやオレンジジュースなどのウエルカムドリンクで迎えてもらった。
成田からシンガポールへ向かう便の昼食は和食と洋食から選べる。和食は四季の味を九品に小分けした特製の皿、みそ汁、茶そば、デザートがついた懐石料理のセットだ。
エビやアナゴなどの魚介類やタケノコ、フキなどの野菜が焼き物、あえ物、酢の物、炊き合わせなどが入り、いろいろな味を少しずつ、そして見た目も楽しい上品な料理だった。
熟睡か仕事か
周りでも思い思いに自分の時間を楽しんでいるようだ。すでに熟睡の人もいれば、パソコンを広げている人も。背もたれを倒して水平なベッドに変身。パソコン用電源も各席にある。お疲れビジネスマンにも、忙しいビジネスマンにも強い味方だ。
せっかくだから15・4インチの液晶画面も楽しみたい。最新作映画やドラマなどの100以上の番組が選べるという。欧米作品だけでなく中国やインド、アラブ系の作品も。音楽、3Dゲームのメニューもある。
日本語は話題の「おくりびと」など。いろいろ見ようと思ったが、リクライニングを倒し、足を伸ばしてリラックスしていると、いつの間にか寝てしまった。
6時間を超えるとは感じられないフライトだった。
エコノミーも充実
ゆったりした印象を与えるのは、ジャンボ機の1・5倍、全席エコノミーなら800席入る広い室内を471席に抑えたためだ。エコノミー399席、ビジネスは2階に60席。
ファーストクラスを超えるという最上級クラス「スイート」12席は、同社自慢の個室型座席。内側の2席は仕切り板を下ろせばダブルベッドのような空間になる。まさに“空の豪華客船”だ。
エコノミー席でも各席に映画やゲームを楽しめる液晶パネル、ひじかけ部分にパソコン電源もある。
2007年10月、シンガポール−豪シドニーで、世界に先駆けA380をデビューさせたシンガポール航空。世界各国の航空会社が同型機の導入を進めているが、日本国内では同社が昨年5月に就航させたシンガポール−成田の1路線だけだ。
-
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090504/trd0905041302007-n1.htm
【航空ファン必見】これがコックピット…シンガポール航空トレセン潜入 超大型旅客機エアバスA380(上) (1/3ページ)
2009.5.4 13:00
世界に先駆けて総2階建て超大型旅客機、エアバスA380型機を導入したシンガポール航空。日本路線にも導入し、間もなく1年を迎える。今回、シンガポールにある同社トレーニングセンターを取材、コックピットを忠実に再現したシミュレーターなどA380を運航する舞台裏をのぞいた。
操縦桿はどこに?
琵琶湖よりやや広い704平方キロの国土に484万人が暮らすシンガポール。その東端、チャンギ空港近くにシンガポール航空トレーニングセンターがある。市中心部から車で30分とかからない。トレーニングセンターはパイロットや客室乗務員らの研修施設だ。
ここに、パイロットが訓練を受けるA380のフライト・シミュレーターがある。機種ごとに異なるコックピットをそのまま再現した模擬飛行装置だ。
揺れ、衝撃、音響などが実際のように再現され、窓のアニメーション画面は滑走路から上空、そして着陸都市の風景へと変わり、臨場感は実機と変わらない。
後ろはインストラクター席。コンピューターで条件を設定できる。極めて悪い天候やエンジン停止など危険なトラブルを体験させることも。「ここに座った者は“神”だ」と担当者は笑う。実機では体験できない状況の訓練が可能だ。
液晶ディスプレー、スイッチ類が並ぶが、自動車でいえばハンドルに当たる操縦桿(かん)が見当たらない。代わりにあるのは機長席の左、副操縦士席の右のサイドスティックだ。エアバス社製の各機種は操縦桿に代わり、採用されているという。
「現在の機種は、フライ・バイ・ワイヤというシステムを採用。操縦席の操作が電気信号に置き換えられて機体を動かしている」と説明を受けた。
ケバヤは作り直さず
客室乗務員の訓練は座席を数列並べた機内モックアップ(模型)で行われる。新人は、ここで3カ月半。「他社の2倍くらいでは」と同社。乗務をしている合間にも機種ごとの訓練や定期的な研修も行われる。A380の個室型最上級座席、スイートクラスのモックアップも。
この日は、比較的ベテランの男女客室乗務員がジャンボ機ファーストクラスのモックアップに集まっていた。実際の機内食を使う「ウエット・ラン」という訓練だ。
同社の客室乗務員といえば、マレー半島などの民族衣装、サロンケバヤの女性用制服で知られる。体にぴったりとした制服は一人一人の寸法を細かく測って作られるという。体型の変化はどうするのだろうか。「体型維持も職務の一つ。制服を作り直すことは基本的にはない」。担当者は言い切った。
一方、客室乗務員の最も重要な職務は非常時の対応だ。別の部屋には、脱出用ゴムスロープで滑り降りるための高さ5メートルのモックアップや、緊急時のドア開閉用のモックアップが並ぶ。
客室モックアップに30メートル四方のプールを備えた部屋は着水時の訓練用。深さ1・2〜3メートル、波も再現できる。訓練では制服にライフベストを付けて飛び込むという。
ケバヤのまま? 「訓練は実際のときを想定している。だから、あえてそのままなのです」と担当者は答えた。
-
エコ着陸、関空で試行 「なだらか降下」でCO2減
http://www.asahi.com/eco/TKY200905050169.html
2009年5月6日0時28分
着陸方法イメージ
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/transit/TKY200905050167.jpg
二酸化炭素(CO2)の排出削減効果を検証するため、国土交通省は、新しい航空機の降下方式を7日から関西空港で試行的に導入すると発表した。同様の方式は欧米の一部空港で導入され、「3%ほど燃料を削減できた」とのデータもあるという。国内での導入は初めて。
国交省によると、航空機は通常着陸する際、前後の機体との間隔を慎重に調整する必要などから、降下と水平飛行を繰り返しながら段階的に高度を下げる。これに対し、新しい方法は上空で推力を最小限に絞り、グライダーのようになだらかに降下する。航空機の動きを把握する機器の進歩などにより、この方法でも安全な交通整理が可能になったという。水平を維持しない分、燃料を使わずに済み、騒音も抑えられるという。
当面は交通量が少ない午後11時から午前7時の関空到着便で試行する。1日5機で実施した場合、燃料は年間で約47万リットル(約1800万円分)節約できるという。削減できるCO2は約1160トンで、一般家庭約223世帯分の年間排出量に相当するという。国交省は効果を検証しつつ、対象空港を拡大していく。
新方式は継続降下到着方式(CDA)と呼ばれ、環境に優しい点で「グリーン・アプローチ」などと呼ばれることもある。
-
でかすぎて不便といわれているバンコク・スワンナプーム空港ですが
深夜2時台とかにも出発便があったりと、24時間空港として本当に機能しているようです。
自分が乗った便も23:55発ですし、
深夜2時くらいにバンコクでて上海に着く便があった
(朝5時くらいには着く?=つまり上海も24時間空港として機能している)
関空なんかの実質貨物だけ24時間とはわけが違うなあ と。
ちなみに、今回 関空経由で行ったんですが、入出国がガラガラでラクチンでした。
ただ経営的にはカナリ不安・・・
-
>>483>>485
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090506ddlk22040083000c.html
大空への挑戦:6・4静岡空港開港/下 問われる危機管理 /静岡
◇新型インフル、事故…
静岡空港が立地する島田市。県内の他市町に先駆けて4月2日、新型インフルエンザ発生を想定し、小中学校の休校措置や外出自粛要請など生活にかかわる総合的な行動計画を発表した。議論で焦点に持ち上がったのが「感染者が空港から市内に入ったらどうするのか」との課題だった。
計画では「発症が疑われる搭乗者がいると島田市に通報があった場合は、県と検疫所との協力体制を整える」との方針を盛り込むにとどまった。市は「空港は県の担当。県の計画がないのに、市だけでは決められなかった」と話す。
国は05年、各都道府県に新型インフルエンザ発生時の行動計画の策定を指示。県は同年中に、病院との連携など医療面の対応策は作ったが、市民生活全般にわたる総合計画はまとまっていない。県厚生部は「全県をまたぐ計画を作るには時間がかかる。年度内に、できるだけ前倒しで作る」と話すばかりだ。
開港で迫られる危機管理は新型インフルエンザにとどまらない。
「放水開始」「了解」。空港エプロン(駐機場)で、空港の保安を担う民間の警備会社「綜警ビルサービス」(東京都)の消防隊が、事故を想定した訓練を繰り返す。隊員は計15人。1日7人が常駐し、最新鋭の大型化学消防車2台、中型車1台を備える。静岡支社の担当者は「隊員は他空港で勤務経験があり、十分対応できる」と胸を張る。
空港内で事故が起きた場合、周辺7消防本部と消火・救難活動に共同であたる協定も月内に結ぶ予定で、県空港管理事務所は「万全の態勢で開港を迎えたい」と力を込める。
ただ小林佐登志・県危機管理局長は「これまで開港第一で、危機管理対策は遅れていた」と指摘した。「東海地震の発生時に空港をどう使うかも正式に決まっていない。あらゆる危機に対処するため空港会社や周辺市町との協力関係を強化しなければならない」と強調した。(この企画は、浜中慎哉、竹地広憲が担当しました)
-
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090506/trd0905061301008-n1.htm
【航空ファン必見】時間を忘れるチャンギ空港ターミナル3…超大型旅客機エアバスA380(下) (1/2ページ)
2009.5.6 13:00
成田−シンガポールで超大型旅客機エアバスA380型機を運航しているシンガポール航空の拠点ともなっているシンガポールのチャンギ空港。乗り継ぎで利用する旅客も多い、国際色豊かな空港だ。昨年1月、同空港にオープンしたターミナル3(T3)は、緑豊かで待ち時間も飽きさせない工夫が詰まったターミナルだ。
緑あふれる空港
シンガポールからの帰国の途、市中心部からジャンボ・タクシーでT3に乗り付けた。A380、成田への便はT3で搭乗する。
T3は、ほかの2つのターミナルと合わせ、コの字型に配置されている。ターミナル間は、無料のモノレール「スカイトレイン」が連絡。乗り場には乗り継ぎ客ばかりでなく、各航空会社のパイロット、客室乗務員の制服姿も。
歩けば、T3の端から端までは30分近くかかるかもしれない。38万平方メートル、地下3階から地上4階の7階建て。ガラスを多用して自然光を取り入れ、開放感のある構内はとにかく広い。中央の吹き抜けには植物を植えた巨大な壁「グリーンウオール」がそびえ立つ。構内にも多くの植物を配置している。
飽きさせない施設
チャンギ空港はアジアのハブ空港として、乗り継ぎ客も多い。同空港には各ターミナルに乗り継ぎ客専用のホテルがあり、シャワーも使える。基本料金は6時間使用。仮眠などにちょうどいいようだ。乗り継ぎ用には専用ラウンジ、さらには専用バスで回る無料市内ツアーもある。
もちろん、出発ロビーにもいろいろな施設がそろっている。出国手続きなどを早く済ませ、搭乗を待つ時間はロビーで過ごすしかない。
構内各所にインターネットが自由に使えるポイントや自分のパソコンを使えるテーブルがある。大型スクリーンや大型テレビ画面、ビリヤードがあるバー、マッサージ店などもそろう。
成田へ向かうA380は午後11時40分発。そんな深夜でもほとんどの施設が利用可能。同空港は24時間動いている。
空港の中でも飽きさせない施設が充実。ただ、本当に時間を忘れては、搭乗時間に間に合わない。
-
http://ziddy.japan.zdnet.com/qa4618692.html
韓国からしか出ていない直行便
日本(成田、関西、その他各地空港)から直行便で行ける都市と、
韓国インチョン空港から行ける直行便で都市は、
日本の方が多いのでしょうか?
中国(延吉・長沙・威海・三亜等)やロシア(サハリン・ヤクーツク等)への直行便がいろいろありますね。
また、コロールとかクラークとかどこ?って思うようなところへも就航しています。
あと、アンコールワットのシェムリアップへも直行便がありますね。
単純に成田と比較すれば仁川の方が多いです。
大型機が離着陸できる3700m以上の滑走路が3本ある
仁川空港と、大型機の離着陸ができる滑走路が1本の成田、
スロットが満杯で就航を断り続けている成田ではその差は
明白でしょう。
こんなデータもあります。
成田 36カ国2地域 96都市(2008年)
仁川 40カ国 122都市(2005年)
日本の玄関口となる成田はハブ空港になることを国策で捨てた
空港です。当然関西もハブ空港を諦めたも同然の空港です。
アジアのハブを目指す仁川とは性質が異なるので単純に
比較しようとするのが無理なことです。
-
http://www.toyokeizai.net/business/international/detail/AC/702e8fd113f940950477829ce0016071/page/1/
《対決!世界の大空港3》ソウル・仁川 成田パッシングの急先鋒、日中制覇に動く“怪物”(1) - 08/08/27 | 20:00
「日本と韓国は国が違うが、地域的に見ると外国とは思えない。成田空港に行くよりも仁川空港のほうが便利な地域は多い」
仁川国際空港公社(IIAC)の鄭濬(チョン・ジュン)・ハブ化戦略室長はこう豪語する。“成田パッシング”の急先鋒となる舞台、ソウルの仁川(インチョン)国際空港。日本にいちばん近い世界最強空港はいったい、どんなところなのか。
国内移動と同じ感覚だがその機能はメガハブ空港
実際に飛んでみると、確かに仁川は近かった。日本国内からおよそ2〜3時間。国内移動の感覚で到着できる。仁川は2001年開港と新しい。以前はソウル市内に近い金浦空港が主力だったが、国内線と国際線を分離し、金浦は国内線専用として再出発。仁川を沖合の島に新設して国際ハブ空港とすべく猛烈に開発を進めてきた。
仁川の滑走路は成田の2本を上回る3本目が今年6月に完成。年間発着可能枠も成田の20万回をはるかにしのぐ41万回まで増やしている。
日系航空会社など韓国系以外の到着便は、6月に供用開始した新旅客棟のブリッジに横付けされ、「スターライン」と呼ばれる鉄道で旅客ターミナルへ移動する。3〜5分間隔の運転で、およそ3分で旅客ターミナルに着くが、韓国系よりは時間がかかる。韓国系は旅客ターミナルに直接着くので乗り継ぎなどがよりスピーディにできる設計だからだ。
免税店など商業施設も充実している。キムチや韓国のりなど身近なお土産品に加え、ロッテや新羅といった韓国を代表するデパート、ホテルが運営する免税店も多彩。高級ブランド品から電子機器、雑貨と何でもそろっている。なんと、韓国民芸品の博物館まである。
これまで仁川空港とソウル市内を直接結ぶ公共交通機関はバス・タクシーのみだったが、07年3月に金浦空港行きの鉄道「AREX」が開通した。それで金浦空港まで約30分。金浦からは地下鉄に乗り換え、ソウルの都心まで1時間強で到着する。10年にはAREXがソウルに直接乗り入れ、より便利になる。
乗り継ぎの待ち時間でソウル市内まで出るのがおっくうならば、AREXで約7分で着く「エアシティ」が面白い。ロッテマートなど大型スーパーやホテルなどが建てられ、将来は国際ビジネス場や航空物流、レジャー機能などを併せ持った近未来都市が誕生する予定だ。
アメリカ企業と提携したテーマパーク、フランス企業と提携したファッション関連の複合団地、競艇施設や水上スポーツ施設、F1の誘致なども予定している。さらに、周囲を走るリニアモーターカーの整備も決まった。空港を中核に周辺地域の付加価値を上げる戦略は、同じハブ空港であるドバイやシンガポール・チャンギとも通じる。IIACの鄭氏は「乗り換えついでにソウルで宿泊してもらう需要も掘り起こす」と意気込む。
これに合わせて3本目の滑走路ができたばかりだが、早くも4、5本目の滑走路も視野に入れる。IIACは「10年に世界トップ5、30年に世界超一流メガハブ空港」という目標をブチ上げており、これまで手薄だったLCC(Low Cost Carrier=格安航空会社)の参入規制緩和や専用ターミナル建設も浮上している。
猛烈に攻める仁川だが、外国人旅客数で最も多いのは、日本人だ。日本では数年前に熱狂的な韓流ブームが起こり韓国旅行に出掛ける人は増加したが、04年をピークに日本人の韓国入国者数は低下傾向にある。だが、それに代わって搭乗率を支えている日本人の顧客層がある。それが仁川を中継地として海外旅行をする乗り継ぎ客である。
-
http://www.toyokeizai.net/business/international/detail/AC/702e8fd113f940950477829ce0016071/page/2/
《対決!世界の大空港3》ソウル・仁川 成田パッシングの急先鋒、日中制覇に動く“怪物”(2) - 08/08/27 | 20:00
新潟発の仁川乗り継ぎは3年で3倍以上に急増
7月5日土曜日の早朝。市内から車で約20分で着く新潟空港。午前9時半発の大韓航空の仁川行きのチェックインカウンターには、順番を待つ人たちの長い行列ができていた。
中でも、目立つのは大きなスーツケースを抱える人たち。その1人、菓子製造販売会社の男性社長(75)は興奮ぎみに話す。「これからスイスに行く。2回目だけど、前回は成田に出るだけで疲れた。今回は新潟発着のソウル乗り継ぎで気持ちが楽。また利用したい」。
この新潟―ソウル便。大韓航空が2年前に午後から午前出発にダイヤ改正した。ソウルに昼前到着することで、午後1時や2時台に出発が多い欧州や中国、米国などへの乗り継ぎをスムーズにしたのが特徴だ。これまではソウルで乗り継ぎ時間が長いケースもあったが、これを解消し、まさに日本人向けダイヤにした。裏返せば、韓国人は若干使いにくいダイヤになったが、日本人を優先する異例の決断をした。
結果は予想以上だ。新潟発の仁川経由の乗り継ぎ客は、05年度比で07年が2倍、08年度は3倍以上と急増。仁川乗り継ぎの6割が欧州方面に向かうという。大韓航空の金森慶多・日本地域本部次長は「もちろんソウルを目的地にしてもらいたいが、それでは限界がある。その先に乗ってもらうことで収益を上げることが重要だ」と話す。
仁川乗り継ぎの韓国系航空会社便は、以前から東京や大阪からでも利用されていて、安く入手でき、サービスも日本人好みというメリットがあったが、近年はこうした地方からダイレクトに海外にアクセスできるというメリットが大きなウエートを占めるようになった。
先の男性社長が参加したのは地元の旅行会社、新潟日報旅行社が企画した新潟空港発着のスイスツアー(合計25人)だ。仁川を乗り継いでスイス・チューリヒに向かう行程。新潟日報旅行社の森國男社長は「新潟発着のニーズは非常に高い。人が集めやすく収益も上々。仁川経由だと路線数も豊富で商品の幅が広がっていい」と手放しで喜ぶ。
大韓航空の新潟支店では昨秋、「新潟発世界行き/大韓航空で世界33カ国・102都市へ」と題したパンフレットを1万部作成し、地元の旅行代理店に配った。一柳誠新潟支店長は「新潟に限らず、地方の海外旅行比率はまだ低い。県とも協力して仁川での乗り継ぎキャンペーンを展開していきたい」と意気込む。
もちろん、仁川乗り継ぎが便利でなければ、航空会社や旅行会社がいくら音頭を取っても、旅客は誰もついてこない。ここであらためて、仁川経由の使い勝手のよさを成田経由との比較で見てみよう。
-
http://www.toyokeizai.net/business/international/detail/AC/702e8fd113f940950477829ce0016071/page/3/
スイスイ進む仁川乗り継ぎ 成田経由は荷物と時間に苦しむ
上図を見てほしい。ここでは、先ほどの新潟日報旅行社の新潟発着のスイス・チューリヒツアーを例に取ってみた。ケース1の新潟―チューリヒというプラン比較がそれだ。このツアーの行程は、いちばん上のソウル経由というプランだ。ツアー客の乗った大韓航空は仁川に午前11時45分に到着。そのわずか2時間後の午後1時55分発のスイス・チューリヒ行き大韓航空に乗り換え、午後6時45分に現地に到着する。乗り継ぎが少なく、図解からもすっきりしていることがわかる。
一方、これが成田経由だと、どうなるか。一般的に使われる行程として考えられるのは、図のように早朝6時3分新潟発の新幹線に搭乗するプランと、前日夜に夜行列車「ムーンライトえちご」で向かうプランだ。
仁川経由と成田経由の利便性の差は、図を見れば一目瞭然だろう。成田経由では、いずれの場合にしても時間が余計にかかるのはもちろんだが、重い荷物を持って移動を繰り返すことは何よりも苦痛だ。特に東京駅や新宿駅、さらに成田空港内で、その苦しみが襲うことになる。
これが仁川経由であれば、単に時間が短縮できるだけではない。自宅から車で向かった新潟空港でチェックインし荷物を預ければ、あとは最終到着地のチューリヒまで荷物を運ぶ必要がない。
同様に、こちらも地元で人気が高い岡山―ロンドンツアーの比較プランも作ってみた。仁川乗り継ぎの場合の便利さは、新潟―チューリヒと同じ。乗り継ぎがスムーズで時間が効率的なうえ、一度岡山空港で荷物を預ければ、ロンドン到着まで荷物をピックアップする必要はない。
反対に、成田乗り継ぎの場合、国内線の羽田空港と成田の距離が離れているデメリットが一気に噴出する。仁川乗り継ぎより、岡山を3時間弱早く出発しなければならないうえ、羽田で荷物をピックアップしてバスや電車で成田に移動。さらに成田でチェックインをして荷物を預けるという苦痛が伴う。
これほどの違いがあっても、新潟―チューリヒ、岡山―ロンドンともに、運賃はほぼ同水準だ。
こうした利便性の高い仁川と路線を結んでいる日本の地方空港はすでに22カ所を数える。一方、成田と直接結ぶ路線を持つ地方空港はわずか6カ所しかない。旅行会社のホームページでパッケージツアーを検索してみると、地方発着のツアーは成田や関西を経由するものより、地元の空港から仁川に出るものが主流になってきているが、それも当然だろう。
特に顕著なのが西日本だ。福岡空港は成田行きの便が比較的多く出ているが、それでも選択肢は1日2回しかない。一方の仁川行きは倍以上の1日5便。しかも福岡の人からすれば、成田よりも仁川のほうがフライト時間も短い。こうしたケースは九州全域や中国、四国地方にも及んでいる。ある航空関係者は、「西日本は完全に仁川空港が制覇した」と分析する。
また近年、日系航空会社が成田から海外の就航都市で増やしているのは中国程度で、全体では就航都市を減らしている。それに対し、韓国の航空会社は着実に年に数カ所ずつ仁川発着の就航都市を増やしている。
日本からは直行便がないが、ソウルからならダイレクトに飛べる、という都市は多い。韓国系航空会社は、中国や極東ロシア、東南アジアや中央アジアまで、きめ細かく路線網を張っている。これがハブ空港とマッチして利便性向上につながっているのだ。
-
http://www.toyokeizai.net/business/international/detail/AC/702e8fd113f940950477829ce0016071/page/4/
貨物では日中を制覇 セントレアは仁川の軍門に
「北京支店で販売する商品の半分は中国―ソウル―日本という仁川経由の路線。中国人観光客はこれで日本に遊びに行き、帰りにソウルで1、2泊するという行程が多い」。こう話すのは、大韓航空と並ぶ韓国系航空会社であるアシアナ航空の玄東實(ヒュンドンシル)・専務日本地域本部長だ。
日本の地方空港を“制覇”した仁川が次にターゲットとする先、それが膨大な潜在需要を持つ中国だ。先述のとおり、現在仁川の外国人旅客の最多は日本人だが、急増する中国人が日本を追い抜く日は近い。
仁川の中国への就航数は35都市、週720便。すでに日本の25都市、週329便を大きく凌駕している。中国では空港インフラの整備が需要増に追いつかないため、海外に出る代替手段としては利用価値が高い仁川が選ばれているという。
これに対し、「中国―日本―欧米・アジアという路線のポテンシャルも非常に高いが、今の成田や羽田は中国人を取り込むチャンスを生かし切れていない」と玄氏は指摘する。
“中国人大移動”という商機を目前にしても、身動きのとれない日本。さらにもう一つ仁川に大差をつけられたものがある。貨物輸送だ。
かつて世界1位を誇っていた成田空港を追い抜き、仁川空港は今や貨物量では香港に次いで世界2位に躍り出た。その原動力は日本と中国からの需要獲得だ。
仁川を利用する大韓航空は貨物量で昨年まで4年連続で世界1位。中国で大量生産したIT機器などを次々に集荷し、仁川から世界に送り出している。その勢いは日本にも押し寄せた。昨年12月、貨物の国際ハブ空港を目指していた中部国際空港(セントレア)がプライドを捨てて大韓航空と提携。仁川経由の貨物便サービス「セントレアコネクション」を始めた。中部は成田と関西に挟まれるなど国内競争も激しく、ハブ空港の目標を棚上げ。結局、中部はライバル・仁川の“ローカル空港”にならざるをえなかった。
仁川にかなわないのは成田も同じだ。トランジット貨物の割合は仁川が約7割に対し、成田は約2割。大韓航空の崔秉先(チェ・ビョンソン)・日本地域本部次長は一蹴する。「日本の空港は高コスト構造。成田の空港使用料は仁川の約3倍。それではシビアな航空貨物業界では負ける」。日本と中国という2大大国に挟まれながら、韓国はしたたかに隣国の需要をのみ込みつつある。
(週刊東洋経済)
-
スワンナプームからの就航都市数(出来れば香港・上海も含めて)を
調べたかったんだがデーター見つからず・・・orz
-
http://www.kokuitten.com/travelbyair/kaiteki/airport/hubgateway.html
ハブ空港争いとポイントtoポイント
皆さんの中には「ハブ空港争い」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。事実日本周辺では「ソウルの仁川国際空港」や「上海の浦東国際空港」などの大型の空港が次々に建設されています。一方表題の「ポイントtoポイント」はある種対立する概念で、中・小型機でさまざまな空港間を直行便で結ぼうという概念です。この概念はB767クラスでありながら航続距離の非常に長い(15000キロを超える)「B787型機」がすでに製造を開始していることでさらにこの流れは加速しそうです。実はこの「ハブ空港争い」はある条件が満たされるまで「一時休戦」という状態です。この争いは
次世代超音速旅客機路線が就航する
ことにより決着することになるのです。つまり超音速旅客機が就航している空港が「ハブ空港」となり、その地域(「東アジア」のようなブロック)の他の空港は地域間路線こそ運航していても地域をまたぐ路線(東アジアとアメリカなど)を利用する旅客をそのハブ空港に取られてしまうということになるのです(もちろん従来の旅客機による地域をまたぐ便も低価格便としては残るのでしょうが)。超音速機就航のために超えなければならないハードルはまだ高く(衝撃波−ソニック・ブームの解決が最大の問題点ですが、このことに関しては、その他雑学集「超音速旅客機コンコルド」をご参照下さい)、はっきりいって就航のめどはまったく立っていないというのが現状です。そのため、それまではやはりより所要時間の短い直行便を望む旅客が多いと考えられ、「ポイントtoポイント」の考え方が優勢になる可能性が大きいです。ですが、多くの国で超音速旅客機の就航に備えて大規模空港を建設・拡張しています。
次世代超音速旅客機就航後のハブ空港大予想
超音速旅客機については先ほども出た、その他雑学集「超音速旅客機コンコルド」に譲るとして、次世代超音速旅客機が寄航するハブ空港がどこになるのか、大胆にも予想したいと思います。なお、航続距離は十分に大きい(B747-400やB777クラス)わけではないという前提で話を進めさせていただきます(そこまで大きいとさすがに制約が小さくなり予想できません)。
まず簡単なところから行くと、おそらくオセアニアは「シドニー」が当確となるでしょう。そうするとオーストラリアとの関連の深いイギリス(航空路線においては過去の植民地時代の関係などに深い関連があったりします)、その首都ロンドンにも就航することなるでしょう。また、その経由地として、東南アジアのタイ・シンガポール・マレーシアのどれかにも就航することは濃厚です。
次にシドニーからアメリカ方面ですが、これは非常に距離が長いです。航続距離が十分にある旅客機になれば別ですが、おそらくいったんホノルルを経由することになるでしょう。よってホノルルは就航空港になる可能性が高いです。そうすると米国ではニューヨークとサンフランシスコかロサンゼルス、そしてホノルルの3箇所に就航するのではないでしょうか?
では私たちが住む極東・東アジアはどうなるのでしょうか?これも航続距離が深くかかわってきます。仮に航続距離が9000キロ程度だと仮定すると、お互いに端にあるアンカレッジやホノルルと、東京やソウルなどの直行便程度しか開設できません。しかし同距離が10000キロであれば西海岸のサンフランシスコやロサンゼルスに直行できますし、またアンカレッジやホノルルから上海や香港に直行することも可能になるでしょう。
またヨーロッパ方面から考えてみるとおそらくモスクワ経由を取るでしょうから(南廻りやアンカレッジ経由よりも必要となる航続距離は少ない)こちらの方面からは確定するわけには行きません。
ほかにも中東・南米とアフリカも1箇所は就航空港があるでしょう。このようなことから世界のハブ空港争いが繰り広げられているといえるのです。
-
ノースウエスト25便
デトロイト発 成田経由 バンコク・スワンナプーム行
乗員乗客409人
うち日本国内に入国:215人
タイを含む国外へ:190人
調査中:4人 ←なぜ、わからん....
ノースウエストは成田を上手くハブ空港として活用してますね。
-
>>412
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/94216
福岡空港 滑走路増設を決定 国交省 計画案の策定に着手
2009年5月9日 00:05 カテゴリー:社会 九州・山口 > 福岡
滑走路の処理能力が限界を迎えつつある福岡空港(福岡市)の過密化対策で、国土交通省は8日、麻生渡福岡県知事らが求めた現空港の滑走路増設案を進めることを正式決定し、増設滑走路の位置などを含む構想・施設計画案の策定に着手することを明らかにした。施設計画案に地元意見を反映させるため検討協議会を同県などと設置、13日に初会合を開く。
国交省は当初、2009年度中に全体像を描く構想案を策定した後、具体的な施設の位置を決める施設計画案に着手する意向だったが、滑走路増設案は「既に地元でおおまかな案ができている」(同省航空局)と判断。構想案と施設計画案の策定を同時並行で行う。着工から約7年とされた工期の短縮を進め、地元が求める滑走路増設の早期実現を目指す。
検討協議会は、国交省九州地方整備局と同大阪航空局、同県、福岡市で構成。空港の敷地拡大に伴う地元との調整や、一般市民に意見を聞く「パブリック・インボルブメント(PI)」に取り組む。
国交省は、施設計画案を策定し、早ければ09年度中にPIに着手。2年かけて環境影響評価を実施した後、用地買収に着手する。
福岡空港の過密化対策には、滑走路増設案と「海上新空港案」があり、麻生知事と吉田宏福岡市長が4月8日に「滑走路増設の速やかな実施」を求める意見書を国交省に提出していた。
増設案は、現滑走路(2800メートル)の西側に2500メートルの滑走路を新設するもので、処理容量は現在の14万5000回から18万3000回に増えるという。
=2009/05/09付 西日本新聞朝刊=
-
http://www.afpbb.com/article/economy/2600581/4128304
「肥満税」を断念、格安航空会社の課金アイデアの模索が続く
2009年05月09日 19:28 発信地:ロンドン/英国
【5月9日 AFP】アイルランドの格安航空会社ライアンエア(Ryanair)は8日、同社が実施していた「大柄な乗客」に対する新たな課金アイデアの募集で最も得票数の多かった、肥満の乗客から「ファット・タックス(肥満税、fat tax)」を徴収するとの案を断念すると発表した。断念の理由は、同案を採用した場合、搭乗手続きにかかる時間が長くなってしまうため。
ライアンエアは、これまでにも機内トイレの有料化など、さまざまな課金案の検討を発表し、騒動の中心となってきた。今回は、インターネットを通じて利用客らに対し、「大柄な乗客」に対する課金アイディアを募集し、1万6000人からのオンライン投票があったという。
最も人気の課金案は、「男性で130キログラム、女性で100キログラムを超える体重に対し、1キログラムあたりで課金する」という案だった。次に人気だったのは、「もしも乗客が座席の両側の肘掛けにウエストが触れてしまった場合、肥満度指数(BMI)で40を超えるポイントに対し、1ポイントあたりで課金をするか、もしくは、ウエスト幅で男性で45インチ(約114.3センチ)、女性で40インチ(約101.6センチ)を超えるウエスト幅に対し、1インチあたりで課金をする」という案だった。
しかし、最終的にライアンエアは、「25分間の乗客の入れ替わり時間と、オンラインの搭乗手続きプロセスを妨害しないで、料金を徴収することは不可能」と判断し、これらのアイデアを断念すると発表した。
ライアンエアのStephen McNamara氏は、「ライアンエアの利用客3万以上が、非常に大柄な乗客に対する『肥満税』の徴収を求めた」と述べる。「しかしながら、近い将来、すべての乗客がオンラインで搭乗手続きを済ませるようになる中、われわれの比類なき時間厳守の姿勢を妨害せずに『肥満税』を徴収する方法は無かった」
ライアンエアは今後も、一部の乗客のみが支払うだけで乗客全体にとっては料金値下げにつながる、回避可能な任意の課金方法について検討を続ける。(c)AFP
-
秋田―ソウル線 利用減存続に黄信号
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090511t42005.htm
大韓航空が運航する秋田―ソウル線(週3往復)の利用者が減少し、運航継続に黄信号がともっている。昨年からの円高ウォン安に加え、利用時の助成などで7割近い搭乗率に達した2008年の反動も出ているとみられる。新型インフルエンザの影響もあって予約も芳しくなく、関係者は「何とかしなくては」と打開策を練っている。
秋田県秋田空港管理事務所のまとめでは、4月24日―5月6日の利用者は538人(10便)で、前年同期の981人(12便)を大きく下回った。搭乗率も36.4%にとどまり、国内線の平均59.8%と比べても低い。
大韓航空秋田支店によると、4月の利用者は1692人(26便)、搭乗率は44.0%で、運航条件の70%以上に遠く及ばなかった。今月の予約も4割を超える程度という。
同支店に事務局を置き、旅行代理店が加盟する利用促進協議会は現状を踏まえ、今月中に6月までの便を予約した400人に一人5000円を助成する。徳山英広支店長は「1―3月は良かったが、年度が変わり、利用が減った。秋の修学旅行シーズンまで、搭乗率をどう上げるかが課題だ」と指摘する。
大韓航空は07年、同線を08年4月で休止する方針を決めたが、寺田典城前知事の訪韓もあって、搭乗率70%以上との条件付きで継続してきた。県市町村振興協会がソウル線ツアーの利用客に1人2万円を助成するなど、利用促進に取り組んだ結果、08年は条件をほぼ達成し、大韓航空は今年10月まで運航を継続する考えを示している。
協会の助成対象は本年度、小中高校の修学旅行、市町村の交流事業などに変わり、個人向けではなくなっている。県観光課は「秋田県で撮影されたドラマが韓国で放映される秋以降は、韓国の利用客が見込める。夏までは日本の利用者を増やす必要がある」と話している。
2009年05月11日月曜日
-
なにやってんだ?JALより空港の管理の問題じゃないか?
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009051200333
日航機がエンジン破損=貨物吸い込む−米ロサンゼルス
【ロサンゼルス11日時事】米ロサンゼルス国際空港で11日午後(日本時間12日午前)、ロサンゼルス発成田行き日本航空61便のジャンボ旅客機が離陸に向け滑走路を移動中、貨物用コンテナを左翼側エンジンに吸い込み、エンジンが損傷する事故があった。乗客乗員267人にけがはなかった。日航は同便の欠航を決め、他社便への振り替え輸送手続きを行った。
米連邦航空局(FAA)などによると、貨物によるエンジン損傷は極めて異例。(2009/05/12-11:51)
-
http://www.asahi.com/business/update/0512/TKY200905120266.html
日航、今期も630億円赤字見通し 路線縮小の加速も(1/2ページ)
2009年5月12日21時8分
日本航空は12日、10年3月期の連結純損益が、09年3月期とほぼ同じ630億円の赤字になるとの見通しを発表した。世界的な景気後退に伴う航空不況は、国際線主体の日航を直撃。企業年金改革などコスト削減を進めるが、需要低迷を補いきれない。新型インフルエンザの影響が広がる懸念もあり、経営再建は道半ばで正念場を迎える。
「国際線を中心にした貨物と旅客の低迷は当面続くと予想せざるを得ない」。金山佳正取締役がこの日の記者会見で嘆いたように、10年3月期の連結業績予想は厳しい数字が並んだ。
売上高は前期比10.4%減の1兆7480億円。営業損益は590億円の赤字(前期は508億円の赤字)、経常損益は、日本エアシステムとの統合後では最悪となる1080億円(同821億円の赤字)とそれぞれ見込んだ。国内線中心の全日本空輸が10年3月期の連結最終利益を30億円とし黒字転換を見込むだけに、日航の先行きの不透明さは際だつ。
日航も、手をこまねいているわけではない。採用の抑制や、退職者も対象にした企業年金の支給減額などで1000億円のコスト削減を進め、「11年3月期には黒字に転換できるはず」(金山氏)という。
ただ、今回示した業績予想に新型インフルエンザの影響は反映させていない。03年に流行したSARSは、イラク戦争と合わせて2千億円以上の減収要因になった経験がある。もし今回も影響が広がれば、今期、国内外の計10路線で行うとしている整理縮小を加速させる構えだが、簡単ではない。
2千億円規模の危機対応融資を日本政策投資銀行に要請するにあたって政府・与党の支援を仰いだ経緯もあり、地元政治家の反発を招けば、自らの首を絞めかねない。
本来ならドル箱である成田空港発着の国際線で整理縮小に踏み切れば、発着枠を全日空に奪われ、需要回復後の収益力を低下させるリスクも背負う。
3月末の自己資本比率は10%。国から資本注入を受ける可能性について問われ、金山氏は「現時点では自助努力で資本を充実していきたい」と話した。景気はいつ回復し、新型インフルエンザの影響はどの程度なのか。需要動向だけでなく、政治家や組合の出方もにらみつつ、綱渡りの経営が続きそうだ。
-
>>181>>362>>480
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090513-OYT1T00007.htm
岡空港の定期便はライトブルー…機体デザイン決定
静岡空港を拠点に定期便を運航する「フジドリームエアラインズ」(FDA、本社・静岡市葵区)は、6月に導入する2号機の機体の色をライトブルーに決めたと発表した。
同社のホームページで2号機の色の人気投票を受け付け、1万446票のうち最多の2758票を集めたライトブルーの採用が決まった。次点はブルー(2630票)で、グリーン(2098票)、オレンジ(1254票)、ピンク(939票)と続いたという。
2号機は、深紅の機体の1号機とともに、7月23日から小松(石川県)線で1日2往復、熊本線と鹿児島線で1日1往復ずつ運航する。
(2009年5月13日10時33分 読売新聞)
-
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/82540
北九州空港08年度も利用好調 3年連続100万人超 夏以降は減少 不況響く
2009年3月12日 00:24 西日本新聞
北九州空港の2008年度の乗降客数が100万人を超えたことが11日、北九州市のまとめで分かった。昨年4月から今年2月までの累計が、前年同期比4.5%減の107万6000人となった。景気低迷の影響で昨夏から利用者減が続いているが、開港初年度の目標である「年間100万人強」を08年度も維持した形となった。
北九州空港ではスターフライヤー(北九州市)が羽田便を現在1日11往復し、日本航空(JAL)グループも羽田便や那覇便を運航。国際線は、中国南方航空の上海便が昨年5月から運休している。
初年度の06年度は全体で126万人が利用。ただ、全便換算の搭乗率は57.1%と低迷していた。2年目の07年度は124万人。スターフライヤーが早朝・深夜便を減便、JALグループも名古屋便を運休したため、搭乗率は71.7%に回復した。08年度は2月末までで70.6%となっている。
貨物では、佐川急便系のギャラクシーエアラインズ(東京)が06年10月に深夜貨物便を就航したが、昨年9月に廃止。一方でスター社が昨年8月に貨物輸送を始め、全体の貨物積み降ろし量は08年度は2月末までに約9900トンで、07年度(約8100トン)を既に上回った。
福岡空港の過密化対策の議論が大詰めだが、北九州空港との兼ね合いがどう付けられるか注目される。
=2009/03/12付 西日本新聞朝刊=
-
>>249
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/156325.html?_nva=194
2009年04/01 08:32 北海道新聞
エア・ドゥ新千歳−新潟線 きょうから運航
北海道国際航空(エア・ドゥ、札幌)は一日、同社で六番目の路線となる新千歳−新潟線を開設し、資本・業務提携する全日本空輸との共同運航で一日二往復を運航する。
機材はボーイング737−500型(百二十六席)を使用。全日空が廃止する路線を引き継ぐ形となるが、通常期の片道運賃は同社より千円安い二万八千五百円に設定した。
同路線は昨年十一月に就航した新千歳−仙台線に比べ、客単価が高いビジネス客の割合が低い。
二〇〇七年度の旅客数も十六万八千人と既存路線より市場規模も小さいが、淡路均社長は「入念に検討した結果、採算が合うと判断した。単独路線のため無理な価格競争が避けられる」と期待している。
-
ただの公共交通機関なのに航空会社は賃金が優遇されすぎなんでわ??
JAL630億円の赤字予想…ANA統合観測強まる (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_super_influenza3__20090514_36/story/13fuji320090513202/
2009年3月期に再び大赤字に転落した日本航空(JAL)。世界的な景気悪化により主力の国際線の業績が悪化、10年3月期も630億円の赤字を見込む。実はこの数字、確定していない特別利益を加算したうえでの見通しというから、JALの満身創痍ぶりがうかがえる。今年に入って急浮上したJALと全日本空輸(ANA)の統合観測がまたぞろ勢いを増しそうだ。
JALが12日に発表した09年3月期連結決算によると、純損失は631億円となり、2年ぶりの赤字となった。売上高は前の期比12.5%減の1兆9511億円、営業損益は508億円の赤字だった。世界的な景気悪化の影響を受け、主力の国際線旅客でビジネス需要が落ち込んだほか、国内線旅客も減速した。
今期(10年3月期)も新型インフルエンザの影響などから、純損失が630億円となり、2年連続の赤字になる見込み。JALは10年3月末までに約1200人の人員削減を行うほか、部品調達を見直し、年間530億円のコストを削減する。さらに、企業年金の減額などにも取り組む。
ただ、今期の赤字額については「こんな見通しで大丈夫なのか?」と首をかしげる向きも多い。
JALは今期、企業年金の減額などにより880億円の特別利益を計上することを前提に、赤字額を630億円と弾き出している。
【減額交渉が決裂すれば…】
しかし、企業年金を減額するには、対象者(退職者と労働組合員など計約2万5000人)の3分の2以上の同意が必要なのだ。減額交渉が難航するのは必至とみられるなか、企業年金の減額を前提に880億円の特別利益を見込むのは「あまりにも危険。減額交渉が決裂すれば、純損失は1500億円規模まで膨らむことになる」(市場関係者)とみられている。
こうした状況下で勢いを増しそうなのが、JALとANAの国際線事業の統合観測だ。
「国土交通省には、JALとANAの国際線事業の統合可能性を模索しているフシがある。今年初めに、JALとANAの統合話が週刊誌に掲載されたが、これは国交省のリークによるものとみられている。JALの経営がこのまま低空飛行を続けるようだと、統合話はいよいよ現実味を増すことになる」(業界関係者)
国交省や両社の動きが注目される。
[ 2009年5月13日17時00分 ]
-
>>504
佐竹知事、秋田?ソウル路線継続要請へ 近く訪韓
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090514a
秋田?ソウル便の4月の搭乗率が44%(前年同月比32%減)と低迷したことなどを受け、佐竹敬久知事は近く同便を運航する大韓航空本社を訪れ、同路線の継続を要請する。日程は調整中だが、6月以降になる見込み。
路線継続の要請に加え、知事就任あいさつのために訪韓する。県観光課は「なるべく早い時期の訪韓を目指す」としている。
大韓航空秋田支店によると、5、6月の搭乗率も、先月28日現在の予約状況から40%前後となる見込み。同支店は「搭乗率37%以下の便は減便の検討対象となる」としている。
(2009/05/14 08:37 更新)