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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4213チバQ:2013/02/17(日) 11:09:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20130216-OYT8T01192.htm
[追跡]神戸空港7年 関空にLCC就航で旅客減



開港7年を迎えた神戸空港。関西国際空港にLCCが就航した影響で利用客が伸び悩む(昨年1月撮影、本社ヘリから)


 神戸空港は16日、開港7年を迎えた。今秋には空港島の造成事業が当初予定より6年遅れで完了するが、利用客数は、関西国際空港に就航した格安航空会社(LCC)の影響で伸び悩む。赤字を穴埋めするために、空港を運営する神戸市は3年連続で企業会計から繰り入れをしており、〈視界不良〉は依然続く。(藤基泰寛、中谷圭佑)

■旅客数

 利用客数は、2007年度の297万人をピークに減少が続いたが、11年度は256万人と4年ぶりに増加に転じた。しかし、昨年3月、関空に国内初のLCC「ピーチ・アビエーション」が就航したことで状況は一変した。同年5月以降、利用客数は前年割れが続き、12年度は1月末現在で201万人と前年度同期比5・6%減となっている。

 神戸空港の路線は札幌、茨城、東京(羽田)、長崎、鹿児島、沖縄の6路線。関空のLCCとは札幌、長崎、鹿児島、沖縄の4路線で競合しており、完全に旅客を奪われた形だ。特に低価格を売りにしてきたスカイマーク(18便)は苦戦を強いられており、60%以上を維持していた搭乗率が55%に落ち込んだ月もあった。

■空港会計

 市は13年度当初予算案で空港の管理収支費に過去最高の25億8000万円を計上した。空港建設にかかった借金の返済に約20億円かかるが、着陸料収入は6億1800万円と開港当初に見込んだ3分の1程度にとどまっている。このため市は11年度から「新都市整備事業会計」の繰り入れを始め、13年度は7億8400万円(前年度当初比3100万円増)をつけた。

 着陸料が伸び悩む理由の一つとして、市は1日30便の発着枠規制を挙げる。規制で増便が見込めず、収入が増えないのだ。市は以前から国に対して規制緩和を求めているが、国土交通省は「周辺自治体を含めて地元合意ができていない」と応じる気配はない。

 矢田立郎市長は「規制がある限り、(企業会計から繰り入れる)こういう予算の組み方を続けざるを得ない」と説明している。

■展望

 明るい材料としては、スカイネットアジア航空(宮崎市)とエア・ドゥ(札幌市)が6月に、沖縄線と札幌線を就航させる。両社とも関西初進出だ。いずれも全日空と共同運航のため、単純に便数が増えるとは言えないが、市は「様々な航空会社が就航することで注目が集まり、新たな利用者の掘り起こしにつながる」と期待し、「経済界などと連携してPRにも力を入れたい」とする。

 一方、10年5月に撤退した日本航空にも再就航を呼びかけているが、残りの発着枠が少ないことから、難色を示されているという。

 利用客はどうか。加古川市の会社員新川敏也さん(42)は「国際線が就航すれば、需要が増えるだろう。神戸の知名度も上がるはず」と言い、神戸市内に帰省する際、よく使うという宮崎県都城市の会社員男性(34)も「転勤が多いので多くの便が就航すれば帰省しやすくなる」と話す。

 上村敏之・関西学院大経済学部教授(公共経済学)の話「企業会計に依存している現在の経営状態は非常に厳しいが、発着枠の規制が緩和されなければ抜本的な改善も難しい。批判は受けるだろうが、例えば借金の返済に市税を投入するなど構造的な改革をしなければ今後、経営が行き詰まる可能性がある」

(2013年2月17日 読売新聞)


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