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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

698とはずがたり:2009/09/05(土) 03:23:42
〈09政権選択〉宙に浮く関空救済策 民主、マニフェストに空港関連盛らず
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200907310171.html
2009年7月28日

 27日発表された民主党のマニフェストに、関西空港を含めた空港政策のあり方はとくに盛り込まれなかった。国土交通省は与党側とも連携し、関西国際空港会社の負債削減策を模索してきた。しかし、これも総選挙の結果次第で、どうなるか分からない。関空会社や地元経済界に焦りが見え始めている。(加藤裕則)


 「関空会社の福島社長です」

 関西空港のある大阪府泉佐野市で、7月11日にあった大阪19区選出の民主前職の長安豊(たかし)氏の事務所開き。福島伸一社長が紹介され、支援者らの拍手を浴びた。

 関空会社はこれまで、予算の獲得などで自民・公明両党の議員に頼ってきた。福島社長は「地元の政治家とは等しくお付き合いしたい。他意はない」と説明する。だが関空社長自らが民主側の事務所開きに参加したことで、「選挙後をにらんだ配慮では」との観測も出た。

 気配りを見せる関空会社だが、ある幹部は「民主党本部が、空港のあり方をどう考えているのか、実は全く分からない」とこぼす。

 民主党は、今月中旬までにまとめた政策集に、関空利用を含めた空港、航空政策について「(路線の自由化など)オープンスカイ政策を進める」などと盛り込んだ。国際拠点空港を北海道や福岡にも広げる考え方も示されているが、これだけで何が変わるのかを推し量るのは難しい。マニフェストでも空港戦略には触れなかった。

 民主党は今年4月、関西三空港問題小委員会を設置。関空会社や国交省の幹部らを呼んで問題点を洗い出した。事務局長を務める長安氏は「自民党は、国際空港に対する国家戦略が欠けていた。戦略を立て東アジアのハブを目指すのなら、予算付けを惜しむべきではない」と話す。だが、委員会でも具体策の詰めはこれからだ。

 自民党は、地元立候補予定者らが関空擁護の姿勢を強調する。25日夜、大阪府田尻町で開かれた自民前職の松浪健四郎氏の国政報告会は「関空一色」。松浪氏は関空会社の1兆1千億円の有利子負債に触れ、「もうけた200億円が利子に取られる。関空は社員も減らし、給与も下げ、我慢を重ねている。成田・羽田のもうけを関空に使うべきだ」と訴えた。

    ◇

 開港からまもなく15年。国交省と与党は今、有利子負債の削減策を検討している。国交省が8月下旬の概算要求で関連予算の計上を求める方向で調整してきた。関空会社首脳は「たとえば借金が半分になれば、着陸料も半分にできる。アジアの主要空港と十分競争できる」と話す。

 こうした検討も、今後の動向次第では宙に浮く可能性がある。例年であれば7月下旬は、大阪府や関西経済連合会の首脳が、与党関西国際空港推進議員連盟の総会に合わせて上京し、予算獲得の陳情に回る時期だ。07年8月に完成した第2滑走路や貨物施設なども政府、与党との根回しの上で、建設を実現させてきた。

 だが、今年は「すべては選挙後に持ち越された。財務問題は当分動かない」(与党関係者)。与党が総選挙で勝てば、国交省の検討策も一歩前進する。だが、民主党が政権を取った場合、「党の政策に合うかどうか、一から検討する」(民主党大阪府連の首脳)のが実情だ。

 関西財界の関係者からも「自民とはこれまで築き上げたものがある。民主とは最初から話し合わなければ」との声が出ている。


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