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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

5018チバQ:2014/12/02(火) 19:43:58
http://www.sankei.com/world/news/141202/wor1412020001-n1.html
2014.12.2 06:00
【アジアの目】
ASEANのLCC“覇権争い” 「日本」に熱視線





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ベトジェット航空の機内エンターテインメント。キャンペーンレディーが水着で登場し、大騒ぎになったことも(ベトジェット提供)
 2015年の東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)発足で、大きく変わるのがASEAN域内の航空事情だ。各国はオープンエア協定を結んでおり、AEC発足で各国航空会社の乗り入れが一段と容易になるため、域内では覇権争いが本格化している。その主役となっているのが、格安航空会社(LCC)だ。エアアジアなど大手LCCに独立系のLCCも絡んだ競争が激化している。

ベトジェット拡大

 これまで東南アジア地域で勢力を伸ばしてきたのがエアアジアだ。飛行機に初めて乗る人が手軽に乗れる価格設定で、アジアのLCC市場を引っ張ってきた。もともとはマレーシアの企業だったが、現在はASEAN各国に子会社を設け、ASEAN域内に一大ネットワークをつくり上げた。

 これに対し、各国の大手航空会社が、LCC子会社をつくって対抗。さらに独立系のLCCも相次いで誕生し、現在、東南アジア地域のLCCは30社弱に上る。

 そのなかで、最近、とみに元気なのがベトナムのLCC。ベトナム航空が出資するジェットスター・パシフィックと独立系のベトジェット航空だ。いずれもベトナムだけでなく、バンコクにも拠点をつくり、ASEAN各国に路線を広げている。

 ベトジェットはさらに日本にも乗り入れる。この12月末から来年1月初めにかけて関西国際空港−ハノイ−カンボジア・シエムレアプを往復するチャーター便を飛ばし、来年には定期便化を目指す。

 ベトジェットは11年12月の就航からわずか3年ながら国内路線網の充実や水着ショーなどユニークな機内エンターテインメントが話題を呼び今や国営ベトナム航空に迫る勢い。中距離国際線もすでにある韓国、シンガポール便に加え、12月からは台湾へも定期便を飛ばす計画だ。

機材の大型化課題

 ベトジェットの日本SSA(総代理店)のエアインターによると、12月はチャーター便1便だけで需要を確認。その後は日本のいくつかの空港からチャーター便を飛ばし、定期便化につなげる計画だという。

 ただ、いまのところ保有する機材が航続距離の短いエアバスA320だけで、関空より東の名古屋や東京から飛ぶには途中給油が必要となる。機材の大型化も必要でコストがかさむとして、現状では消極的だ。

 実際、最近もミャンマー国際航空(MAI)が2カ月間飛ばすとしていた関空−プノンペン−ヤンゴンのチャーター便は、日本から2便を飛ばしただけで中止に追い込まれた。関係各国との調整の不備を理由に挙げるが実際は旅客を十分に確保できなかったためとみられている。

 仮に旅客需要の多い東京から飛ばすには機材の大型化も必要だ。このため、ベトジェットとしては、航続距離の長いA321を日本路線に導入するめどが立った段階で、成田乗り入れを判断するとしている。

 一方、来年早々に成田−バンコク間での定期便開設を目指しているのが、ノックスクートだ。ノックスクートはタイのLCCノックエアとシンガポールのLCCスクートの合弁会社で、バンコクを拠点として、来年1〜3月期に乗り入れを実現する計画だ。

 新しいLCCの日本乗り入れの動きにエアアジアも黙ってはいない。これまでエアアジアが、日本からASEAN各国へ向かうハブ空港としていたクアラルンプールだけでなく、バンコク経由にも力を入れており、バンコクからベトナム、ラオス、そしてミャンマーにもネットワークを拡大する。そのミャンマーでは同国初のLCCゴールデン・ミャンマー航空が、来年中に成田との定期便を就航させるべく準備を進めている。

 現在はまだ、ASEAN各国からはパッケージ旅行が多い。このため大手航空会社の利用が大半だが、所得の伸びにつれ、LCCを利用した個人旅行客が増えるのは確実だ。日本に本格的なLCCの時代が来るのは、これからだ。

(編集委員 宮野弘之)


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