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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2139チバQ:2010/07/20(火) 12:18:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2010072002000059.html
日航再生 見えぬ戦略 ライバルや銀行、反発
2010年7月20日 朝刊

記者会見で日本航空の大西賢社長(左)、稲盛和夫会長(中)らは、日航再建に自信を示した=6月30日、東京都品川区で


 日本航空が一月十九日に会社更生法の適用を申請し経営破綻(はたん)してから半年が経過した。この間、人員や路線の削減などのリストラ策を相次ぎ発表してきたが、主力取引銀行やライバルの航空会社からは再建手法に対する反発の声が上がる。更生計画の提出期限が八月末に迫った今も、再建に向けた明確な道筋は見えない。 (木村留美)

 ■進むコスト削減
 国際線は約四割、国内線は約三割−。

 日航が計画する定期便の削減率だ。撤退するのは三十の国内路線と十五の国際路線。名古屋(小牧)など四空港を発着する国内線は全便を廃止し、完全撤退に踏み切る。

 人員削減では既に約三千六百人が特別早期退職に応じた。さらに一月に公表した「二〇一二年度までに約一万五千七百人削減」の計画も“上方修正”され、削減の規模は一万九千三百人程度に達する見通しだ。

 リストラ策はまだある。米カリフォルニア州のパイロット訓練所は一〇年度中に閉鎖の予定で、今春入社の新入社員は訓練のめどが立たない。東京都内の本社ビルはスペースを縮小。賃料を月約四千三百三十万円減らす。パイロットや客室乗務員の通勤時のタクシー送迎や、成田空港を午前中に出発する便で認めていた客室乗務員の前日の宿泊は禁止し、年約二十五億円のコスト削減につなげる。

 ■公的資金で購入
 だが、経費節減の一方、燃費の悪いジャンボ機などに代えて小型機を中心に日航が航空機を五十機導入することに対し、全日本空輸が反発している。

 全日空の伊東信一郎社長は三月、「航空機は航空会社の重要な資源。各社が血のにじむような努力をしながら投資を進めているのに、公的資金で簡単に(航空機の購入が)行われるとすれば、黙って見ているわけにはいかない」と批判した。

 これに対し日航は「航空機を購入しなければ再建はうまくいかない。再生に資金を使うのは正しい」と反論。だが、他の航空会社は誕生日前後に割引運賃で搭乗できる「バースデー割引」の復活や、搭乗した際のマイレージを従来の二倍にする「ダブルマイル」といった日航のサービスも問題視する。

 独ルフトハンザ航空のウォルフガング・マイヤーフーバー最高経営責任者は先月、「黒字化するまで市場のプライスリーダーになることは許されない」と日航をけん制した。

主力行など反発の声計画の提出来月末期限
 ■重点はどこに…
 日航は当初想定した三千五百億円の債権放棄額を五百億円、上積みするよう主力取引銀行に求める。しかし、主力行の幹部は「簡単には受け入れられない」と難色を示す。

 一定のリストラ策は示された。日航の稲盛和夫会長も六月三十日の記者会見で「必ずJAL(日航)を再生できると思っているし、自信も持っている」と強調した。

 だが、国土交通省幹部は「縮小均衡は分かるが、どこに(経営の)重点を置くか、戦略が見えてこない」と不満を漏らす。更生計画の提出期限まで一カ月あまり。主力取引銀行と日航の交渉は詰めの段階に入る。


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