したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3898チバQ:2012/08/25(土) 19:05:58
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-08-24_38122
[那覇空港新時代]アジアの成長呼び込め


2012年8月24日 10時05分

(33時間0分前に更新)

 国内大手航空会社が出資した格安航空会社(LCC)の3社がことし、相次いで国内線の運航を始めた。「LCC元年」とも呼ばれ、沖縄関係路線でもすでに日航系のジェットスター・ジャパンと全日空系のエアアジア・ジャパン2社が成田から那覇へ格安便を乗り入れている。

 LCCの台頭は世界各地で航空旅客の需要を掘り起こしており、今後、県内でも那覇空港などで旅客機や乗降客の利用が増えることが見込まれている。LCCの動きを注視しつつ、利用増を想定した那覇空港の整備や県経済への波及効果などを念頭に用意周到な備えが重要だ。

 LCCは1990年代、航空自由化を背景に欧米から航空運賃の規制が弱まり、航空業界への参入が本格化した。徹底的に経費を圧縮した新しい経営モデルを備え、既存の航空会社と客を奪い合うのではなく、近年では新たな旅客需要を掘り起こすと評価されている。

 県内でもLCC的な経営で昨年、那覇―宮古線を開設したスカイマークが普通料金の半額以下となる6千円台の運賃を実現。「タクシー代」の感覚で利用する人もおり、参入前に比べると、路線利用者は約30%増加した。他社との競争も含めた低価格化が、旅客を増やした格好だ。

 世界では航空旅客全体の25%がLCCを利用する。北米では30%、欧州では38%とさらにLCC利用が広がっており、10年後の日本市場では全体の3割がLCCを使い、現状より2割強の6000万人の利用客増を予想している。

 一方、那覇空港を窓口にした新たな経済活性化の動きも始まっている。ことし策定された向こう10年の新沖縄振興特別措置法で、国際物流拠点産業集積地域が新たな特区として創設された。

 東アジアの中間に位置する地理的特性を生かし、沖縄を国際的な航空・海上物流の拠点として那覇空港周辺を整備するのが狙いだ。

 すでに全日空がアジアへの展開を見据え、24時間稼働できる那覇空港の機能を生かし、物流貨物ハブ事業を始めている。単なる「モノ」の移動にとどまらず、物流に伴うこん包や包装、部品の加工組み立てなど各種ビジネスへ発展させることが鍵だ。

 この動きに宅配事業大手のヤマトホールディングスも連動、国際宅急便のほか、国際間では世界初の「クール便」の展開に名乗りを上げた。制度的な枠組みが整うと同時に、物流のプロが役者として加わり、期待が膨らむ。

 ただ、現状の那覇空港には課題が多い。航空機の発着回数の許容量が限界に近づいているため、沖合に第2滑走路を建設する計画も進んでいるが、2000億円規模とされる財源の確保などハードルは低くない。

 滑走路のほか、搭乗口と直結した駐機スペースの確保や出発待ちにつながるターミナルビルの位置や構造など関係者が指摘する問題点は数多い。LCC時代の到来を機に、新時代の空港を描き、整備計画にも本格的に着手する必要がある。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板