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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

7507OS5:2024/08/06(火) 21:24:37
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/451599
トキエアの新潟空港就航から半年、札幌・丘珠線が健闘中!ツアーも活況 仙台線は苦戦…利用促進と新たな路線開拓、両立の課題は?
2024/8/2 12:00
トキエアの機体に乗り込む丘珠線の利用者。経営安定のためには各路線で利用促進が求められる=新潟空港

 新潟空港を拠点にする航空会社トキエア(新潟市東区)が最初の路線の新潟-丘珠(おかだま)(札幌市)線を1月に就航させてから、7月末で半年となった。丘珠線の半年の利用率は約6割で目標の7割に迫り、丘珠線を使う旅行ツアーも活況だ。一方、4月に就航した新潟-仙台線は新幹線や車との競合もあり、就航後3カ月の利用率は3割台半ばと伸び悩んだ。今後も路線拡大を計画する中、一層の利用促進や浸透が課題となる。

 トキエアは1月31日に丘珠線を週4日運航(1日2往復)で就航。4月26日に仙台線を週5日運航(1日2往復)で始め、7月12日に2路線を毎日運航に切り替えた。長谷川政樹社長は「毎日運航まで段階を踏み、スタートダッシュできない部分もあったが、徐々に利用者が増えている」と手応えを感じている。

 企画旅行を手がけるKOKK(新発田市)は7月に丘珠線での北海道2泊3日のツアーを3回開催。計62人が参加し、満員だった。小柳はじめ代表取締役は「トキエアへの新潟県民の期待は高く、ツアーがあれば乗ってみたいという雰囲気がある」と話す。

 国土交通省東京航空局の統計から丘珠空港発着路線の3〜5月の利用率を計算すると、新潟線は57・7%で静岡線(54・5%)や松本線(46・1%)を上回った。トキエアによると、市町村別では札幌市民の利用が最も多いという。札幌丘珠空港ビルの菅原直樹総務部長は「佐渡などを目当てに新潟へ行きたい道民は多い」と太鼓判を押す。

札幌に飛び立つトキエアの機体=新潟空港

 苦戦しているのは仙台線だ。新潟と仙台を結ぶ空の定期便は26年ぶり。週末が軸の週5日運航が7月中旬まで続き、需要を見込むビジネス層が平日に動くには利便性が高まらなかった。

 両地域の往来は新幹線や高速バスなど他の交通手段がある。トキエアは片道50分の早さを売りにするが、仙台に本社がある企業の新潟拠点の担当者は「空港へのアクセスの手間を思うと新幹線を選びがちになる」と明かす。下越地方の旅行会社の経営者も「福島などに寄る楽しみもあり、仙台は団体旅行だとバスになってしまう」とこぼす。

 トキエアも需要喚起に力を入れる。6、7月に仙台線で期間限定の割引セールを実施した。通常の最安値よりも3300円安い片道5700円で売った6月は3日間で約2000件の予約が入り、7月の利用率は5割近くに上向いてきた。野球やサッカーなどスポーツ観戦での需要の取り込みも進める。

 新潟県交通政策局の太田勇二局長は「トキエアもわれわれももっとプロモーションし、仙台と新潟の両方で認知度を上げないといけない」と課題を挙げる。

 トキエアは9〜10月に中部国際(愛知)への就航を目指している。8月1日に中部側にカウンターを開設した。神戸や佐渡にも就航を計画する。経営を黒字化するには路線拡大と利用促進を両立させる必要がある。

 航空分野に詳しい慶応大の加藤一誠教授(交通政策)は新潟県と一緒に営業などに取り組む必要があるとし、「需要を高めなければいけない。トキエアは生み(就航)の苦労を経験した。次は持続するための努力がいる」と指摘した。


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