したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1371チバQ:2010/01/12(火) 22:46:23
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/100106/ibr1001060217002-n1.htm
【離陸霧の中・茨城空港】(2)旅行会社の思惑 潜在的需要どこまで
2010.1.6 02:16
 全国的な知名度がない茨城空港。航空会社が新規就航に二の足を踏む一方、旅行会社は「未開拓の旅行需要が見込める」と予測し、積極的なセールスを展開している。

                   ◇

 旅行大手のHIS(東京都新宿区)は昨年12月、創業30周年企画の一環として、ゴールデンウイーク(GW)に、2日間で最大20本のチャーター便を運航する“茨城空港ジャック”計画を発表した。

 同社の計画では、GWに最大20便、約3千席分のチャーター便を運航し、ハワイやグアム、バリ島などの定番リゾートに加え、歴史的な遺跡群で人気がある北アフリカのチュニジアなど15地域のツアーを販売する。

 計画発表の記者会見で、同社の平林朗社長は「調べた限りでは前例がない」として全国初の企画であることを強調。2日で20便ものチャーター便を運航することは、定期便で離着陸の枠がある程度埋まっている空港では物理的に不可能。定期便の少なさを逆手にとった企画ともいえる。

 県関係者も「茨城空港だからできた企画」と力説する。「定期便がアシアナ航空しか決まらない中で、できる限りのPRをしていくしかない」

                   ◇

 「北関東はパスポート取得率が東京や神奈川より低い。(茨城空港ができたことで)新規需要を掘り起こしていく」と平林社長。旅行業界にとって、“未開の地”であった北関東の需要を取り込みたいとの思惑がある。

 外務省が発表した平成20年の旅券統計によると、同年12月現在、茨城県の一般旅券(パスポート)の総数(期限内のみ)は約66万5千冊で県民の2割程度。栃木県、群馬県も同程度の割合にとどまる。一方、東京都や神奈川県は住民の3割に及ぶことを考えると、旅行会社が茨城空港を軸に、北関東の新規需要の開拓に乗り出すのもうなずける。

 また、JTB(東京都品川区)はチャーター便を利用したハワイへのツアーを販売しているが、「思った以上に問い合わせが大きくて驚いている」としており、県内に潜在的な海外旅行需要があることを示唆している。

                   ◇

 だが、国内の航空会社関係者は茨城空港が継続的に集客できるか疑問符をつける。ほかの地方空港についても「(初年度は)住民が積極的に利用するなど地元の支援もあって、利用客がある。だが、2年目以降は本来の需要と供給の姿に戻り、(定期便の)利用者が落ちるケースが多い」と指摘する。

 日本旅行業協会(JATA)によると、旅行各社の昨年11月の韓国へのパッケージツアーの販売状況(旅行者の予約数)は前年比74%増と大幅に伸びている。不調の海外旅行の中でも飛び抜けて好成績を残す韓国ツアー。JATAでは「韓国はリピーターが多く、商品数が増えたことも好調の要因」としている。

 茨城空港にとっては明るい話題だが、たとえ韓国便が好調でも最大で年間1億円と見込まれる赤字は相殺できない。関係者には「路線を増やし、旅行者の行き先を増やせないと(空港の経営は)厳しいのでは」という見方がある。黒字が見込める新規路線の早期誘致が求められている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板