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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1755チバQ:2010/03/14(日) 17:45:09
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-159159-storytopic-11.html
社説 地方空港苦戦 甘い需要予測許した果て
2010年3月13日
 全国の地方空港の多くが苦戦している。2008年度実績だと、需要達成は羽田、那覇など8空港だけだ。建設ありきで甘い需要予測を容認してきたことが「高い代償」につながっているとすれば、問題の根は深い。
 目先の利便性や公共事業の「うまみ」にとらわれ、地方空港を造り続ける時代でもあるまい。巨額の赤字を出したら、つけを回されるのは納税者である。
 採算ラインを割ることが確実な空港計画に、なぜストップをかけることができなかったのか。誘致した自治体はもとより、航空政策を預かる国も責任を問われてしかるべきだ。
 11日に開港した国内98番目の茨城空港は、初日から飛ぶ定期便が韓国・アシアナ航空のソウル1往復だけだった。開港時に「国内定期便なし」という異例の事態で、何とも心もとない。4月中旬からスカイマークが定期運航で神戸と1往復するが、年間利用はアシアナ航空も含めて毎日満席でも20万人余りにとどまるという。
 茨城県と国は開港前、札幌、大阪、福岡、那覇と結んだ場合、年間約81万人の利用が見込まれると説明していた。実際には4路線とも実現しておらず、うたい文句の「世界へ広がるネットワーク」が色あせて見える。
 昨年6月に開港した静岡空港も経営見通しに疑問符が付く。静岡県は「5年後に黒字化が可能」と楽観的だが、初年度に大幅赤字を出しては説得力を欠く。
 特別会計による地方空港の乱立は、日本航空が破綻(はたん)した一因ともされている。前原誠司国土交通相は「採算の合わない地方空港を造り続ける仕組みになっていた。航空会社に不採算空港への就航を強いてきたという航空行政もあった」と歴代政権の失政を指摘した。
 不要不急の事業見直しは鳩山政権の旗印だ。この際、特別会計の在り方に加え、空港完成後の「うまみ」に群がる関連法人の実態なども徹底して洗い、苦戦の内実と責任の所在を明らかにしてもらいたい。
 留意すべきは離島空港の扱いだろう。沖縄など離島県にとって空港は大切なライフラインであり、大型空港や新幹線と競合する都市圏と一律に論じられない側面がある。利権誘導型ではなく、生活者を支え、地域の発展にもつながる航空政策であってほしい。


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