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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2627チバQ:2010/12/05(日) 12:50:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/feature/akita1291040857577_02/news/20101202-OYT8T01112.htm
利用促進策 効果上がらず


大館市と能代市を結ぶ国道7号の沿道には空港をPRする看板が幾つも設置され、市民に利用を呼びかけている 11月17日、「大館能代空港開港12周年特別企画」と銘打った団体旅行が中止された。坂本龍馬ゆかりの地などを巡る2泊3日の四国ツアーで、約20人が参加した同月3日の開催に続く第2弾。中止の理由は、定員30人に対し、6人しか応募がなかったことだ。

 「半分の15人以上集まらないとツアーが成り立たないので、仕方がありません……」。費用の一部を助成するはずだった大館能代空港利活用大館地域推進会議(事務局・大館市)の担当者は肩を落とした。

  市町村で温度差 空港活性化に向けた取り組みは、同会議と連携する「大館能代空港利用促進協議会」(会長=小畑元・大館市長)を中心に進められている。青森県深浦町を含む周辺11市町村や、各地の商工会、農協などが会員で、会員負担金や秋田県負担金など年間約700万円の予算で、空港ファンクラブ運営、ホームページ作成、旅行商品への助成などを行っている。

 ただ、市町村によって温度差もあり、会員のうち五城目町と深浦町は年間わずか2万4000円の基本負担金を出しているだけで、大館市約96万円、能代市約74万円などと人口比で割り振られている事業負担金は、拠出していない。

 また、空港のおひざ元の北秋田市も「協議会に年約50万円の負担金を出しているが、ほかには特に予算は付けていない」(商工観光課)と、冷めたものだ。

 最も熱心とされるのは大館市だが、市職員が東京などに出張する際、ホテル代込みのパックを使えば航空機を利用できるとしているものの、「実際にはJRの利用の方が多い」(職員課)という。また、管理職の市職員が私用で空港を使った場合、親睦会が助成金を出すことにしているが、1人あたり在職中に1回のみ、8000円にとどまる。

 市町村単位の取り組みがなかなか進まない中、県は2008年12月、「空港利活用促進計画」を策定。同協議会への支援強化などを通じ、07年度に13万人台まで落ちていた旅客数を10年度に15万人までV字回復させた上、増便やダイヤ改正などを果たし、20年度に17万7000人まで引き上げるとの目標を掲げた。

 同計画のうち、空港の「道の駅」への登録などは実現されたが、肝心の旅客数はV字回復どころか11万人台まで下落。増便やダイヤ改正も果たせず、逆に今年5月、来年1月の大阪便廃止が決まった。

   対応、後手に 危機感を強めた県は6月補正予算で3800万円を計上し、最初の24時間料金が1000円となるレンタカーキャンペーンや、出発便が欠航した時に乗客を秋田空港やJR秋田駅などにバスで無料輸送するサービスを始めたが、対応が後手に回っている感は否めない。

 また、佐竹知事は6月、台湾の航空会社「復興航空」を訪問して大館能代空港の利用を要請。来年1〜2月に発着計9本のチャーター便が運航されることになり、約1500人の旅客が見込まれる。台湾からの誘客拠点として空港利用の拡大を図るとともに、観光面の波及効果を広げていくのが狙いだが、取り組みはまだ緒に就いたばかりだ。

 08年策定の目標について、県は今年度の実績を見た上で見直すとしているが、現状を踏まえ、「まず1日2往復の羽田便の維持を最重要課題とした上で、季節運航でもいいので大阪便の復活を目指したい」(建設交通政策課)としている。

(2010年12月3日 読売新聞)


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