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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2411チバQ:2010/10/14(木) 12:19:01
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20101014ddlk12040119000c.html
成田空港:発着30万回に 知事ら将来へ期待、羽田との競争激化(その1) /千葉
 これで羽田に対抗できる−−。成田国際空港の発着回数を現行より8万回増やし30万回にすることが13日、成田市内で開かれた国、県、空港会社(NAA)、地元自治体の四者協議会で決まった。羽田空港の新滑走路の供用開始が21日に迫り、ぎりぎりのタイミングで得られた地元合意。森田健作知事や首長らは、にこやかに握手し合った。一方、成田空港周辺で航空機の騒音下に暮らす住民にはあきらめムードも。騒音対策など共生策の確実な実行を求める声が相次いだ。【山田泰正、斎川瞳】

 ◇「繁栄の下支えを」 NAA社長・成田市長ら、悲願達成を評価
 30万回はNAAの悲願だった。協議会後の会見で、森中小三郎社長は「心が高ぶっている」と表現。「国際線ネットワークの充実やLCC(格安航空会社)の受け入れで、ユーザーの利便性向上に向け、きちっと対応して日本の繁栄の下支えをしたい」と笑顔を見せた。羽田の国際線発着枠拡大について問われると「危機感が30万回につながったのは確かだが、両空港で首都圏を支えていけるよう成田は兄貴分として兄弟仲良くやっていきたい」と話した。

 成田市の小泉一成市長は「羽田の動きからしても成田は今、躊躇(ちゅうちょ)できる状況ではない。国際線の地位確立のためにも30万回を実現すべきだ。今日の決断が次世代に評価されることを期待する」と対抗心をにじませた。国土交通省航空局の本田勝局長は「国際線充実の起爆剤となる」と評価。各国で進むオープンスカイ(航空自由化)政策については「これで日本の立場を世界に堂々と訴えることができる。交渉中の米国だけでなくASEAN各国にも展開していきたい」と語った。

 騒音下に暮らす住民への対策など残された課題は多い。70%以上が騒音地域の芝山町の相川勝重町長は「大賛成の住民は皆無だった。今回の合意は通過点に過ぎず、今後、空港や地域づくりをしっかりやることで結論が出てくる。地域はその結論を期待している」と述べた。

 森田健作知事は「騒音対策に真摯(しんし)に取り組むことを確認し、国際線の基幹空港としての使命を果たすため30万回に合意した。容量拡大は周辺地域だけでなく県の発展につながる」と期待を語った。

 ◇「騒音対策しっかり」 住民にあきらめムードも
 騒音地区で暮らす住民らは複雑な表情を見せた。B滑走路北側に広がる成田市久住地区に住むパート、関口忠太郎さん(65)は「羽田への危機感もあったんでしょうね。焦ったな、という感じはする」と受け止める。「でも、決まったものは仕方がない。成田の発展を支える住民への補償や騒音対策をしっかり納得いくものにしてもらいたい」

 B滑走路南側の芝山町大里地区。農業、石井義昭さん(73)は「今でさえ気がおかしくなりそうな深刻な騒音。30万回の影響がどれほどのものか、飛び始めないと分からない」と不安をにじませる。

 同地区に暮らす「成田空港から暮らしと郷土を守る会」の木内昭博会長(63)は「不本意ですっきりしない部分は残るけど、もうあきらめている。羽田との問題など、今の不安定な情勢をうまく利用し、波に乗って決められてしまった。やるからには、説明会で示された具体的な対策や補償は約束通り履行してほしい」と話した。


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