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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1898荷主研究者:2010/04/17(土) 18:33:00

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100409t72015.htm
2010年04月09日金曜日 河北新報
日航廃止検討に東北6路線は恐々 経済・観光への影響懸念

 会社更生手続き中の日本航空が10月以降の国内約30路線の廃止について検討に入ったのを受け、東北各県に懸念や戸惑いが広がっている。東北の対象は仙台―中部線など6路線で、各県とも存続を求めていく方針。日航のリストラは避けられないだけに路線維持の決定打は見当たらないのが現状で、自動車関連などの企業誘致や観光戦略への影響を心配する声も出ている。

 1日2便の仙台―中部線が検討対象となった宮城県。中部線は全日空も1日4便運航しているが利便性はぐんと下がる。日航が検討する名古屋(小牧)空港発着への変更も実現性は不透明だ。

 村井嘉浩知事は「経営立て直しもあるが、航空会社として社会的役割を果たすようお願いしていきたい」と継続を求める考えを強調する。

 山形空港は抱える4路線のうち札幌(新千歳)、名古屋の2路線の廃止が浮上した。山形県は今月、名古屋線の空港着陸料の減免を従来の半額から9割に拡大したばかり。地域・交通政策課は「観光と経済の両面で影響が出るのは必至」とショックを隠しきれない。

 青森―中部、三沢―大阪(伊丹)の2路線廃止が検討されている青森県の三村申吾知事も「大変な問題。これまで以上に路線の意義や重要性を訴えていかなければならない」と指摘する。

 企業再生支援機構の支援で抜本的再建に取り組む日航だけに、関係自治体は「従来型の要望をしても効果があるのか全く分からない」と対策は手探りだ。

 秋田―名古屋線が対象の秋田県の佐竹敬久知事は「各県単独ではうまくいかない。東北、北海道の知事で国とやりとりするなどしないと糸口はつかめない」と危機感を深める。

 トヨタ自動車系の企業が多い中京圏と結ぶ空路の縮小は、東北の産業集積にも影を落としかねない。

 岩手県の自動車関連工場にも近い花巻空港では中部線の5月運休が決定済み。北上市に本社があり、宮城県大衡村に工場を建設中のトヨタ紡織東北の親会社、トヨタ紡織(愛知県刈谷市)は「ダイヤ上の制約は出張者の行動の制約につながり、利便性が落ちるのが気掛かりだ」(広報部)と懸念する。

 観光にも打撃で、新潟を含む東北7県の官民でつくる東北観光推進機構は「中京圏以西からの観光客誘致に航空路線は不可欠。廃止や減便となれば影響は大きい」と話す。


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