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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1650名無しさん:2010/02/24(水) 13:17:57
(3)対韓国戦略
ゴルフ場頼みの現状

「開港日には霞ヶ浦に七色帆引き船を浮かべて、皆さんをお持ちしています」。1月29日、韓国・ソウル市内のホテルで開かれた県主催の観光説明会・商談会。

参加した韓国の旅行業者やマスコミ関係者に、県職員らが茨城の魅力をPRした。しかし、茨城側の参加業者は、県が要請を繰り返したにもかかわらず、ホテルやゴルフ場など4社だけ。

ソウル便就航による地元への経済効果を疑問視する向きが多いのが理由で、55社から計78人が参加した韓国側とは対照的だった。

 韓国・アシアナ航空のソウル便が高い搭乗率を維持すれば、茨城空港就航を検討している海外航空会社の大きな呼び水となる。

そのためには観光客の誘致が不可欠だが、ある韓国の旅行会社は「今まで色々な県の商談会に参加したが、県側の業者がこんなに少ないのは初めて。受け入れ態勢が整っていない」、

別の会社は「茨城だけにしかないというものがなく、観光資源に乏しい」と指摘する。

 一方で、日本政府観光局ソウル事務所の谷博子所長は「Aクラスの観光地がないからといって悲観する必要はない。茨城を全面的にPRするのではなく、ピンポイントに絞ったり、近県と連携したりして割り切るべきだ」とアドバイスする。

    ■    □

 「観光地は何度か視察に来ないと分からないが、ゴルフだけならいける。県内に200以上のゴルフ場があるのは魅力的だ」。

旅行商品を企画するため、1月に茨城を訪れた韓国の旅行業者は、茨城の“武器”に高い評価を与えた。

 隣県の福島空港のソウル便は、韓国からのゴルフ客が多いのが特徴だ。空港周辺に韓国人オーナーのゴルフ場があり、韓国人会員のため、送迎や宿泊の手配を一手に引き受けている。

空港到着後から帰国直前までプレーできるのが人気だ。

 茨城もゴルフ場の充実度では引けを取らない。県内6か所のゴルフ場と提携を結んだ韓国のゴルフ場経営者は

「開港を記念して韓国の業界紙一面に広告を打つ。茨城にゴルフ客を送り込みたい」と自信をのぞかせる。

 しかし、2008年に一時週7便に増便された福島空港のソウル便は現在、週3便。

 昨年12月の搭乗率は58・1%で、運休の可能性すら出てきた。

 福島県空港交流課は「国際線は不況や新型インフルエンザなど外的要因を受けやすい。搭乗率の安定を図るには地域間交流が必要だ」と課題を挙げる。

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 茨城空港も、ゴルフ場頼みの姿勢や行政主導の取り組みばかりが目に付く。

 そんな中、アクアワールド県大洗水族館(大洗町)は今月、韓国第2の都市・釜山にある「釜山アクアリウム」と姉妹館協定を結ぶ。

 海外の水族館との提携を考えていた大洗水族館が開港を機に声をかけたのが始まりで、今後は魚類の交換や人的交流を促進する。

 また、笠間市の陶芸家らも日本の陶磁器のルーツとされる韓国・利川市などを訪れ、民間レベルの交流を進めている。

 路線維持には、草の根交流も欠かせない。

(2010年2月14日 読売新聞)


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