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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

5511チバQ:2015/09/16(水) 23:58:19
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/economy/news/CK2015091602100007.html
小松-羽田便 旅客減続く 機体、戦略で明暗
日航 一部中型、観光に利用

全日空 全便小型、収入は半減

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 北陸新幹線開業から半年。競合する航空路線小松-羽田便は新幹線に旅客を奪われ苦戦しているが、1日6往復ずつ運航する全日空(ANA)と日本航空(JAL)で利用状況の格差が鮮明になってきた。すべて小型機の全日空は前年比4割強の落ち込みが続き、来春からの減便を検討。一方、一部で中型機を使い前年比3割減で推移する日航は便数維持を視野に入れる。北陸への観光ブームを見越した機体選びや旅行商品向け価格設定など戦略が功を奏した格好だ。(曽布川剛)

 開業で旅客減を予想した両社は、減少を最小限にしようと便数を維持したまま使用する機体を小型化。搭乗前日まで予約できる運賃を北陸新幹線と同水準とするなどの値引きをしている。こうした対応はほぼ同じ。ただ使用する機体の大きさなどに違いがある。

 開業前は二百六十席程度の中型機に加え四百席以上の大型機も投入していた全日空は、全便を百六十席程度の小型機に変更した。金沢支店の担当者は「中型機を埋めるほどの需要はないと予想した」と説明する。

 一方の日航は「新幹線開業で北陸への関心が高まり観光需要が見込める」(北陸支店)と真逆の判断。小型機を四往復、中型機で二往復の運航体制とした。中型機の出発時間も羽田で朝七〜八時台、小松は夜七時台とするなど首都圏客の観光利便性を考慮している。

■旅行商品が割安に

 旅行会社が扱う個人向け商品の運賃設定でも羽田乗り継ぎ利用時に差が見られ、日航の方が大幅に安い。例えば旅行大手JTBの商品でシルバーウイーク初日の十九日に小松発羽田経由で那覇に向かう場合、ホテル込み基本料金に追加する往路の航空代金は全日空が二万八千五百円なのに対し、日航は一万六千円で一万二千五百円も割安。同様に札幌に行く場合でも日航の方が一万三千円安い。

 こうした観光需要向けの戦略の違いが結果として日航の観光利用を伸ばし、特に中型機の搭乗率は休日で七割程度と好調。ビジネス路線とされた小松-羽田便で、ビジネス六割、団体四割だった比率が開業後は逆転したという。

 中型機の運航は着陸料や客室乗務員の人件費などで小型機よりも経費がかかる。加えてライバルよりも割安な運賃では、路線収支が圧迫されているとの見方もある。ただ日航の広報担当者は「前年比三割減は想定内。経営破綻以来、各路線の運航経費削減を進めており、小松-羽田便も黒字を確保できている。このままなら減便の必要はない」と強気の姿勢。

 同社にとって北陸-東京間で唯一の同便で抜きんでたいという思惑もあり、十月後半からの冬ダイヤでは苦戦するビジネス客向けの料金も値引きする。

■来春の減便不可避

 一方の全日空。利用客は四〜八月で前年比四割強減、収入は五割減少し「収支はかなり厳しい状況」(金沢支店)。冬ダイヤでは一日六往復を維持するが、単価の高いビジネス客で月四千五百席を上積みできなければ、来年三月後半以降のダイヤでは臨時便扱いの一往復か、それ以上の減便は避けられないとしている。


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