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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2493名無しさん:2010/10/25(月) 20:34:06
http://mainichi.jp/select/world/news/20101026k0000m020052000c.html
オープンスカイ:日米が協定 「空の自由化」本格化
 日米両政府は25日、両国間の航空自由化(オープンスカイ)協定を正式に結んだ。首都圏の羽田・成田両空港を含む完全な自由化協定は、日本にとって第1号になる。これまでは政府間で決めていた2国間の航空路線や便数、運航会社などを、空港の発着枠に制約がない限り、航空会社が自由に決められるようになった。政府は、すでに首都圏を除いてオープンスカイに合意しているアジア諸国とも、12年度までに完全実施する方針で、日本の空の自由化が本格化する。【寺田剛】

 同日、国土交通省内で、馬淵澄夫国交相とジョン・ルース駐日米大使が協定覚書に署名。馬淵国交相は「世界に開かれたゲートウエーとして日本が世界に発信できる機会になる」と意義を強調した。

 オープンスカイは90年代前半に欧米間で始まり、90年代後半にはシンガポールなどアジア諸国にも拡大。便数増による会社間競争の激化で、運賃も1〜2割下がるケースも出るなど乗客の利便性に大きく貢献した。

 一方、日本は首都圏2空港の発着枠に余裕がなく、最も需要のある両空港を除いた自由化にしか、対応できていなかった。今月21日に羽田に4本目の滑走路が開設され、成田も発着枠拡大に向け地元自治体が合意。羽田の国際線の発着枠は現在の年1.2万回から13年度に9万回、成田も同20万回から14年度までに27万回程度まで増える見通しで、オープンスカイに乗り出す環境がようやく整った。

 日米路線の協定締結に先駆け政府は、日本航空とアメリカン航空、全日空とユナイテッド航空・コンチネンタル航空の共同事業について、独占禁止法の適用除外(ATI)を認定。米政府もまもなく認める予定で、来年3月にも国際航空連合が一体でサービスを提供する体制が整う。「特定の時間に集中している出発ダイヤの分散化が図られ、座席の利用率を高め、増便や運賃割引も図られそう」(日系航空会社)だ。

 政府はアメリカとの協定を皮切りに、羽田・成田が除外されたままの韓国やタイなど9カ国・地域とも完全自由化への協議に入るほか、訪日観光客増大が見込まれる中国など東・東南アジア諸国と優先して合意に取り組む方針。同地域でシェアを伸ばす格安航空会社の参入が進むのは確実で、規制と発着枠に縛られてきた日本の航空行政の転機になりそうだ。


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