したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2291チバQ:2010/09/05(日) 02:10:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/feature/chiba1211810283655_02/news/20080623-OYT8T00775.htm
民営化で大票田
「シンパ政治家、国政に」


成田空港後援会の発足式であいさつする元運輸相の二階俊博・自民党総務会長 「成田空港発展のためにご努力されてきた議員を応援していきましょう」。3月9日、成田空港近くのホテルで開催された地元選出の自民党衆院議員の「成田空港後援会」発足式。成田国際空港会社の前身、新東京国際空港公団総裁を務めた中村徹氏(73)が壇上で気勢をあげた。

 約500人の出席者が拍手で賛同した。その中には森中小三郎社長(65)、黒野匡彦特別顧問(66)ら空港会社役員や関連会社幹部の姿が目立った。

 空港会社は公団時代から、総裁以下、職員はすべて「みなし公務員」で、こうした政治活動も公職選挙法で禁止されていた。そのくびきが2004年4月の民営化で外れ、約3500人の社員の立場が変わった。関連産業を合わせた空港内外の労働人口は6万人に達するため、政治家にとって、この大票田は魅力的だ。

 同時に会社側にも「成田シンパの政治家を国政に送りだそう」と政治に接近する理由が浮上した。成田限界・羽田増強論が高まってきたことだ。

 昨年7月の参院選でも比例出馬の旧運輸省OBを支援した。関係者は「民営化しても空港拡大などには国の判断が働く。国政への影響力を保つために、運輸族を応援するのは当然」と話す。

 成田市政も、空港との関係は深い。市長は戦後4代にわたり成田山新勝寺の門前出身者。その後、2003年に日本航空出身の小林攻・前市長(66)が当選すると、「空港城下町」として街づくりが進められた。

 小林前市長は成田空港が開港した翌1979年に、成田ニュータウンを地盤に、市議選に当選。当時、日航だけで羽田などから約6000人の社員が移住していた。「新住民も地方政治に積極的に参加しよう」と訴え、支持を集めた。「ニュータウン派」として、空港勤務者の声に耳を傾け、空港内の消防分署設置、ニュータウンでの防犯協会設立などに取り組んだ。

 「ニュータウンも世代交代が進み、30年間で地域になじんだ。もはやニュータウン派、門前派という言葉も対立構造もない」。小林前市長はこう語る。自身は06年、ごみ焼却施設を巡る汚職事件で、受託収賄罪などに問われ、最高裁で上告が棄却され、1、2審判決(懲役2年、追徴金1200万円)が近く確定する見通し。

 出直し市長選で、新しいリーダーとなった小泉一成市長(52)は、「空港の潜在能力を最大限に生かした地域づくり」を第一に掲げる。成田空港後援会発足式には、小泉市長の姿もあった。

 

 【みなし公務員】 特殊法人や独立行政法人職員など、公務員に準じた法的規制がかかる役員や職員、社員。収賄罪が適用され、守秘義務もある。成田国際空港会社社員は選挙運動はできるが、会社は政府全額出資のため、政治資金規正法で政治活動に関する寄付が禁じられている。

(2008年6月24日 読売新聞)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板