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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2590チバQ:2010/11/19(金) 20:42:13
http://www.sankeibiz.jp/business/news/101119/bsk1011190506002-n1.htm
羽田国際化で〝ドル箱〟 アジア太平洋路線、1年で運賃3倍に (1/2ページ)
2010.11.19 05:00


羽田空港の新国際ターミナル前に駐機する日本の航空会社の旅客機。アジア太平洋路線をめぐる競争が本格化する(ブルームバーグ)【拡大】
 羽田空港の国際化や根強い中国路線の商用需要を追い風に、アジア太平洋路線の航空利用客が急増している。米国−アジア路線の航空運賃は1年で約3倍に跳ね上がり、航空業界のドル箱になっている。アジアや米国の航空各社の主戦場となりそうだ。

チケット確保も至難の業

 米広告代理店EFG(ロサンゼルス)を経営するピーター・ウィンソーさん(38)は最近、北京から帰国する米ユナイテッド航空のビジネスクラスの航空券を確保するのに5日間も待たなければならなかった。

 出張でアジアに年6回ほど渡航するウィンソーさんは「とくに直前に飛行機の席を確保するのはかなり難しい。1年前なら当日に電話しても搭乗できたのに、今ではどの便も空席がまったくない」と話す。昨年は3500ドル(約29万1690円)で手配できた日本航空の東京行き往復便に先週は1万ドルを支払ったという。

 ウィンソーさんのような米国からのビジネス利用が、アジア太平洋地域の旅客数急増につながっている。

 国際航空運送協会(IATA)によると、同地域の1〜9月期の旅客数は、前年同期比で10.4%増と北米の増加率6.7%を上回り、欧州の増加率4.4%の2倍超だ。

 IATAは9月に今年の地域別予想で、アジア太平洋地域の利益が52億ドルと試算し、前回予想の22億ドルから大幅に上方修正した。米モルガン・スタンレーのアナリスト、ウィリアム・グリーン氏は、米航空会社の海外路線で来年約10%の増益を予想している。

 米航空コンサルティング会社エアロイーコン(テキサス州)を経営するデビッド・スウィーレンハ氏によれば、太平洋路線には、米航空会社にとって、格安航空会社との競合がなく、価格決定力を維持しやすいという利点がある。所要時間が10時間以上の長距離出張では、プレミアムクラス(ビジネスクラスとファーストクラス)の上乗せ価格を支払うビジネス客が多いことも、各社が太平洋路線を重要視する一因という。

増便相次ぎ活性化

 米航空業界で中国便旅客数が最も多いユナイテッドは、来年5月にロサンゼルス−上海線を開設。アメリカン航空も中国便の増便を計画しており、香港と広州への乗り入れも検討している。また航空会社で世界最大手のデルタ航空は16日、不況で運休していたアトランタから上海への直行便を6月から週2便で再開し、7月以降はデトロイト−北京間で週5便を就航すると発表した。

 ただ、今後は需要急増を受け競争の激化も予想される。昨年10月にロサンゼルスのビジネスクラス専用便を週7便に増便したシンガポール航空など、アジア各社との競合は必至だ。

 10月に日米間で航空自由化(オープンスカイ)協定が締結され、米国の航空各社が32年ぶりに羽田空港で定期便を就航させたことも、アジア太平洋路線の活性化につながりそうだ。

 デルタ航空は来年2月から羽田とロサンゼルス、デトロイトを結ぶ便の運航を開始。アメリカン航空は羽田−ニューヨーク間で路線を開設する。米ハワイアン航空のホノルル−羽田便は今月17日に就航した。

 EFGのウィンソーさんは、羽田の国際化で利便性が高まったことを歓迎しながらも「すぐに満席になるのは困りものだ」と話した。(ブルームバーグ Mary Jane Credeur)


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