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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

5764チバQ:2016/04/10(日) 22:52:50
http://jp.wsj.com/articles/SB10112349708978224122804581649870918264008
航空会社の長距離路線、世界最長便めぐる争いが激化
By GAURAV RAGHUVANSHI
2016 年 4 月 9 日 07:46 JST
 【シンガポール】航空各社は近年ではあまりありがたみを感じられないような名誉を再び手に入れようとしている。それは世界最長便を飛ばすことだ。

 アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空は先月、ドバイのハブ空港とニュージーランド・オークランドを結ぶ直行便を就航した。飛行時間は17時間を超え、オーストラリアのカンタス航空が運航している米ダラス-シドニー路線を上回る世界最長便となった。

 燃料価格が数年ぶりの低水準付近で推移し、新型航空機の燃費が向上する中、超長距離路線が再び支持されつつある。飛行時間は長く、燃料の消費量も多いが、直行便を好む乗客を取り込むことができるという利点がある。

 米ユナイテッド航空は、シンガポールとサンフランシスコを結ぶ路線を6月に就航することを発表した。カタール航空はエミレーツをしのぐ距離となるオークランド-ドーハ路線を含むサービスを年内に開始する。

 長距離路線の運航に必要な大型機は重量があるため、それだけで多くの燃料が必要となる。また、より多くの乗組員、食料、飲料も重みが増す要因となる。

 シンガポール航空は過去に世界最長路線を運航していたが、2013年にロサンゼルスとニューアーク(米ニュージャージー州)への直行便を廃止した。だが昨年、飛行時間が18時間以上となる米国への直行便運航を可能にする欧州航空・防衛大手エアバス・グループの長距離用旅客機「A350」のローンチ顧客になることを明らかにした。

 エミレーツのオークランド-ドバイ路線は米ボーイングの「777-200LR」ジェット機を使用する。LRは「ロングレンジ(長距離)」を意味し、超長距離線で現在最も多く使用されている航空機だ。

 複数のアジア系航空会社もペルシャ湾岸の航空会社との激しい競争に直面し、比較的小型の次世代機を使用して欧米への直行便を増やすことを計画している。これらの路線はドバイやドーハなどのハブ空港を拠点として安い価格で直行便を就航しているエミレーツ航空やカタール航空に乗客を奪われていた。

 新型のエアバス「A350」やボーイングの「787」は従来機より燃費が最大20%高く、直行便は生産性の指標として頻繁に用いられる航空機利用率の向上にもつながる。

 航空予約システムを運営するラディックス・インターナショナルの事業開発部門ディレクター、オーウェン・マーフィー氏は「アジア系航空会社にとっては、より長距離の飛行が可能であることとコスト削減が中東の航空会社から市場シェアを奪い返す機会となる」と述べた。

 だが燃費が依然として問題で、こうした長距離路線は原油価格の影響を逃れられずにいる。

 エミレーツ航空は3月、さらに長距離のドバイ-パナマ路線の就航を延期した。ビジネス向けの需要と世界の経済見通しを見直した結果だとした。2016年末から17年序盤の就航を目指す考えをウォール・ストリート・ジャーナルに対して明らかにしている。

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