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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4390チバQ:2013/06/01(土) 15:35:27
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130601/mcb1306010501002-n1.htm
中国の空は大混雑 軍優先で開放進まず2013.6.1 05:00


旅行需要の増加に伴い保有機数を増やしている中国国際航空の飛行機(ブルームバーグ)【拡大】
 中国の空には余裕がない。空軍が領空を管理し、民間には20%しか開放されていない。しかし今後3年間に、3大航空会社だけでも273機の航空機が増える見込みで、遅延率25%の原因である空の混雑がさらに悪化しそうだ。

 中国国際航空(エアチャイナ)、中国東方航空、中国南方航空は旅行需要の増加に伴い保有機数を増やしてきた。エアチャイナは今後3年間でさらに113機、中国東方航空は2年間で93機、中国南方航空は今年67機を導入する予定だ。中国民用航空局(CAAC)のリー・ジアシアン局長によると、航空会社46社の保有機数は現在2001機だが、2020年には4200機に増える見込みだ。

 一方、民間航空は全路線の5分の1しか使用していない、とCAACのシー・ボリ氏は話す。「われわれは努力しているし軍も空域の管理能力を向上させようとしているが、状況の改善には時間がかかるかもしれない」

 米国では軍の空路は砂漠や海上に設定されることが多く、多くの空港を抱えるニューヨークなどの大都市から離れているため民間への影響が少ない、と航空安全財団(FSF)のケビン・ハイアット会長は語る。また、休暇シーズンなどには軍の空路が開放されるという。欧州航空管制局によると欧州の上空は一元管理され、原則的に軍の利用は一定の時期と高度に限られる。

 CAACのボリ氏は、昨年の中国民間航空機の定時運航率は74.5%だったという。一方、米運輸統計局(BTS)が発表した米航空機の12年の定時運航率は82%だ。

 大和証券グループのケビン・ラウ氏は「新体制になって、空域の開放が進むことを期待されている。でなければ遅延は解消されず、航空会社の長期的な成長見通しに悪影響を及ぼす」という。

 中国空軍は1949年の建国以来領空を管理してきたが、徐々に規制を緩めつつある。低空域を開放し、利用可能な臨時空路についての情報を増やしている、と国営の新華社通信は8月に報じた。それでも上海証券の航空アナリスト、デービッド・ウェイ氏に言わせれば、過去7年間で年間旅客数が倍増した状況には追いついていない。

 航空会社が規制緩和を待つ間に、空港インフラも拡充されている。北京ニュースの1月の報道によると、北京市で70億元(約1150億円)をかけた新空港の建設が許可された。中国の空港は現在183カ所だが、20年には260カ所になる予定だ。

 ECハリスの航空コンサルタント、ウィル・ラウ氏は「旅行好きな中間層の急増と、かつてないほどの都市化やビジネスの拡大で、よりよい空港設備への需要が高まっている。しかし上空の容量が増えなければ、地上の設備も旅客の要求に応えきれない」と指摘した。(ブルームバーグ Jasmine Wang)


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