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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2193チバQ:2010/08/10(火) 19:44:37
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100810/mcb1008100503008-n1.htm
豪の国内航空運賃、急降下 格安会社参入で競争激化 (1/2ページ)
2010.8.10 05:00


豪州で国内2位のヴァージン・ブルー・ホールディングスの機体。豪州では値下げ競争が激化している(ブルームバーグ)【拡大】
 オーストラリア南西部パースの広告会社役員ケリー・ディローさん(31)は先週末、366豪ドル(約2万8800円)の往復チケットでメルボルンに住む友人を訪ねた。ディローさんが利用した豪格安航空ヴァージン・ブルー・ホールディングスの運賃は、2005年の約4分の1だ。

座席供給も増加傾向

 豪2社が2年以上独占してきた国内線市場にシンガポールの格安航空会社タイガー・エアウェイズ・ホールディングスが参入し、ヴァージン・ブルーや豪カンタス航空に攻勢をかける中、豪州の国内線の運賃は大幅に下がっている。

 さらに国内線各社が発注していた機体184機の納期が迫っており、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の予想では、同市場の座席供給量は2014年までに年率4.2%のペースで増加する公算だ。

 業界コンサルタント会社、アジア太平洋航空センター(CAPA、シドニー)のマネジングディレクター、ピーター・ハービソン氏は「国内市場全体で競争が激化し始めている。拍車がかかれば、一部の航空会社は大きな打撃を受ける」との見通しを示した。

搭乗率低下すでに

 国内旅客市場の約3分の2を占めるカンタスと傘下の格安航空ジェットスターはすでに、国内路線の需給緩和で搭乗率が低下していると報告している。カンタス航空では5月の国内路線の搭乗率が75.4%と前年同月から2.5ポイント低下。同月、ジェットスターの搭乗率は74.4%で、前年同月より7.2ポイント下落した。

 また国内2位のヴァージン・ブルーは5月、観光需要の減少と供給拡大を理由に収益予測を75%削減。同社の時価総額は年初来で47%減少している。

 豪トライベッカ・インベストメント・パートナーズで運用に携わるショーン・フェントン氏は「競争が非常に激しく、各社が収益を伸ばすのは難しい市場だ。発注済みの機体の納入が落ち着くまで、この状況が変わることはないだろう」と話した。

 カンタス航空とジェットスターは、国際線用機と老朽化した機体の新調を含め、両社合わせて少なくとも150機を発注。国内線で年内に34万席の供給拡大を予定している。また53機を所有するヴァージン・ブルーは「ボーイング737」型機を105機発注しており、シンガポール航空傘下のタイガー・エアウェイズは、オーストラリアで所有する機体を9機から30機に増やす計画だ。

「経済成長で回復」

 同国国内線各社が抱える最大の課題は、オーストラリアの人口が2200万人と米テキサス州を下回るほど少なく、市場規模が小さいことにある。人口の3分の2は8都市に集中しており、路線数も限定的だ。

 その一方でシティグループは、供給量を削減しなくても、経済成長が運賃を回復する可能性はあるとみている。オーストラリア政府がこのほど発表したところによると、国内総生産(GDP)は10〜11年に前年度比で3%拡大し、6月に5.1%だった失業率は、来年度4.75%に下がる見通しだ。

 シティグループのアナリスト、シャバーシュ・ベドロシアン氏は16日付けリポートで、「国内格安路線の供給量見直しは収益回復に必ずしも必要ではない。必要なのは景気回復だ。タイガー参入による値下げ圧力は、ヴァージン・ブルーやジェットスター参入時にもみられた」との見方を示した。(ブルームバーグ Robert Fenner)


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