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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

6324チバQ:2018/02/08(木) 20:19:38
http://diamond.jp/articles/-/158957
2018.2.8

ANAの中距離LCC進出に立ち塞がる難題「バニラとピーチの統合」
週刊ダイヤモンド編集部 
「世界をリードするエアライングループ」を掲げ、路線網を拡大強化するANAホールディングス。新しい中期経営計画では、伸び盛りのアジア市場を開拓しようと、傘下のLCC(格安航空会社)事業で中距離路線への進出を表明した。しかし同事業にはそれ以上の“難題”が潜んでいる。(週刊ダイヤモンド編集部 柳澤里佳)
「目玉」であるはずの割に、いささか“中途半端”な内容だった──。社内外でこう指摘されているのが、ANAホールディングス(HD)による中距離LCC(格安航空会社)への進出だ。同社は2月1日、2018〜22年度の中期経営計画を発表。売上高2兆4500億円を目指す中で、引き続きANAの国際線を拡大するのに加え、100%子会社のバニラ・エアと67%を出資するピーチ・アビエーションの、LCC2社が連携を強化し、中距離路線を始めると打ち出した。

 従来のLCCは片道が長くても4時間程度、同一機種を効率よく回し、機内サービスを簡素にして低価格を実現してきた。対して20年に始める中距離は7〜8時間を想定し、これに合わせて新たに専用機材を導入するという。

 機材については従来、中距離には中型機の使用を前提に検討してきたが、「小型機でも長く飛べる機材が出てきた」(ANA幹部)ため、エアバスA320やA321シリーズなどの小型機でスタートする。中型機なら250席程度だが、小型機なら180席程度。「大風呂敷を広げず、手堅く進める発想に軌道修正した」(航空評論家)。


 ところが、である。進出時期や機材についてこれだけ表明しておきながら、具体的な路線や、肝心なバニラとピーチ、どちらの会社が運航するかについては未定のまま。これには業界関係者も首をかしげる。2社の状況から考えると、「自明の理」であるからだ。

 そもそもANAHDのLCC戦略は、一定の需要がありながらもANAでは採算が合わない都市に、LCCが飛ぶことでグループのネットワークを世界に張り巡らせる狙いがある。これにのっとれば、関西国際空港を拠点にするピーチが東南アジアへ就航するのが有力だ。関空から同方面にはANAの直行便がなく(他社とのコードシェア便を除く)、グループの空白領域を埋めることができるからだ。

 それでも“中途半端”な発表に終わったのには、どうやらバニラとピーチの統合問題が関係しているもよう。「グループ内に二つあるLCCを一つにするべきか否か。しばらくは二つかもしれないが、時間の問題である」(前出のANA幹部)。ANAHDにはLCC事業において中距離進出という課題の他に、かねてこの統合問題があり、水面下では2社を統合させた新会社に中距離を担当させる案も検討していたとみられる。


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