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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2278チバQ:2010/09/05(日) 01:08:31
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/433708/
ネットワーク 航空会社が成長下支え
配信元:
2010/08/29 20:44更新
【きしむ空港】第2部 苦難の「ハブ」奪取(4)

 韓国の仁川(インチョン)や中国の上海浦東、シンガポールのチャンギなど、アジアでも各国で整備が進む国際ハブ空港。航空路線網の中で乗り継ぎの拠点となる空港で、空港を車輪の車軸(ハブ)、路線をスポークに見立てた呼び名だ。

 ハブ空港は本来、空港自身ではなく、航空会社の選択によって形成される。

 「ハブ・アンド・スポーク」は米国の航空会社が国際線と国内線の乗り継ぎ(内際乗り継ぎ)の利便性を考慮して編み出した輸送方式で、1980年代から顕著になった。米国で言えば、デルタ航空のアトランタ、アメリカン航空のダラス、ユナイテッド航空のシカゴなど、もともとハブ空港は航空会社とセットでとらえられている。

 アジアと欧州のはざまに位置するトルコ・イスタンブール。トルコ航空は、人口1300万人の巨大都市にあるアタテュルク空港をハブとしている。

 2005年の民営化と同時に、航空経営のエキスパートだったテメル・コティルが最高経営責任者(CEO)に就任し、経営改革を断行。09年の旅客数(2680万人)は独ルフトハンザ、仏エールフランスなどに次ぐ欧州4位で、赤字体質から大転換した。

 特徴的なのは、乗り継ぎ客の比率の高さ。09年は全体の34%で、同社は2年後に50%、5年後に80%とする目標を掲げる。

 同社にとっては、イスタンブールの地理的条件が最大のメリットだった。コスト的に最も効率のいい「飛行200分圏内」に、経済力の高い欧州の主要都市はもちろん、北アフリカや中東、ロシア西部の主要都市がすっぽりと入る。コティルも「イスタンブールのロケーションは非常にラッキーだった。ちょうど中距離路線と長距離路線の結節点に当たっている」と語る。

 同社は、欧州の航空会社でのシェアを、2004年の4・2%から09年は7・4%に急伸させた。12年には旅客4千万人突破という高い目標を持っている。「15年までに、欧州最大の航空会社になる。それは可能だ」。コティルは、自信満々の表情で話す。

 一方、仁川空港をハブとしているのが大韓航空だ。世界39カ国、117都市に就航。うち日本は15都市、中国は20都市を数える。

 同社によると、国際旅客数は17位だが、国際航空貨物輸送実績は2005年以降、5年連続で世界一を獲得。創立50周年の19年までに就航を140都市に拡大し、旅客数でも世界トップ10入りを目指している。

 今年7月、仁川空港公社が大阪、名古屋など日本国内3都市で開いた需要促進説明会は、大韓航空との共催だった。いずれも同社の支店があり、同社が会場の手配などを受け持った。

 「公社側から海外での誘致をしたいということで共催を持ちかけてきた」と、同社関係者。「わが社としても、金融危機以降、旅客が減少傾向にあり、日本や中国の国際旅客の仁川利用を増やす狙いがあった」と打ち明ける。

 切っても切れない関係にあるハブ空港と航空会社。仁川空港公社航空営業チーム長、呂泰壽(ヨウテス)は「ハブ空港になるには、まず航空会社のネットワークが大切。航空会社が長距離、短距離路線をうまく調整して張り付けてくれないとハブ空港になるのは難しい」と話す。

 翻って、日本はどうか。今年1月、日本航空が経営破綻(はたん)するなど、航空会社は厳しい経営状態にさらされ、減便も目立っている。日本でのハブ化は、海外の乗り継ぎ客の取り込みではなく、仁川などに流出している国内の内際需要を取り戻すことが主目的だが、見通しは決して明るくない。

 これに対し、韓国・国土海洋省の航空行政担当者は冷静に分析する。「韓国の航空会社はかつて、日航を手本にしてきた。いずれ日本の航空会社は回復するだろう」(敬称略)


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