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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1045名無しさん:2009/11/05(木) 12:18:11
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20091105ddlk01020273000c.html
エアーニッポン:丘珠空港撤退決定(その1) 丘珠、存続の岐路 /北海道
 ◇「残念」「遺憾」表明−−道・札幌市
 全日空が4日、子会社「エアーニッポンネットワーク(A−net)」の丘珠空港撤退と、新千歳空港への移転集約を正式表明した。丘珠は利用客の8割をA−netが占めており、撤退により存続の岐路に立つとともに、丘珠を中核空港として位置づける道や札幌市は航空行政の見直しを迫られる。道内では、A−netだけでなく丘珠を発着する北海道エアシステム(HAC)の経営問題も浮上。地域と道都を結ぶ道民の「空の足」には、不透明感が漂っている。【仲田力行、大谷津統一】

 「存続を求める地域の切実な声を聞いていただけず残念だ」。4日、道庁を訪れた全日空の竹村滋幸取締役に対し、山本邦彦副知事は丘珠撤退への不満を示した。

 現状維持を求めてきた地元・札幌市は「継続審議を求めている段階にあり、一方的に決定したことは遺憾」とコメントを発表。一方、A−netの路線がある函館市や釧路市は「便数維持と最終便の時間を遅らせることは評価する」などと話した。

 A−netの撤退後、丘珠空港を発着する民間航空機は、HACの2路線(函館、釧路)・1日5便だけになる。HACは日本航空と道が出資して97年に設立された。利用者の減少や燃料高騰の影響で業績が悪化し、06年3月期以降、4期連続で赤字を計上。日本航空は経営再建が最重要課題となっているため、株式を地元自治体などへ売却し、出資比率を現行51%から15%未満まで引き下げる方針を道に伝えている。

 場合によっては今後、HACも丘珠発着便を見直す可能性があり、丘珠空港は「民間航空機ゼロ」になる恐れもある。

 空港ターミナルビルを運営する第三セクター「札幌丘珠空港ビル」は、札幌市や道などとともに、全日空の子会社も約25%を出資。09年3月期決算では約7割がA−netからの収入だった。

 全日空側は空港ビルについて、「今後、関係者と協議することになる」として出資引き揚げに含みを持たせている。空港ビルは「A−netの撤退だけでも経営が立ち行かなくなる」としており、三セクの経営難も避けられそうにない。

 丘珠空港の維持・管理は防衛省が行っており、空港そのものが廃止されることはない。しかし、今後の民間活用について、山本副知事は「HAC問題も残っており、地域の足を確保するためにどういうことができるか真剣に考えたい」と述べる一方、札幌市の上田文雄市長は「道が道内の航空ネットワークをどう展望するのか、認識を示してほしい」と指摘。道と札幌市ともに、今後の航空行政の青写真を描けずにいる。

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 《丘珠空港の沿革》

1942年    旧陸軍が飛行場設置
  56年    北日本航空(当時)が女満別便を就航
  61年    自衛隊と民間の共用飛行場になる
  92年    空港ビルが供用開始
  95年    道と札幌市がジェット化の方針示す
  96年    地元住民の反発でジェット化断念
  98年    滑走路を100メートル延長し1500メートルに決定
2004年    滑走路を1500メートルに拡張
  09年 3月 全日空が道と札幌市に丘珠撤退の意向伝える
     11月 全日空が道に撤退を正式表明


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