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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2229チバQ:2010/08/25(水) 12:26:40
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20100825ddlk01020184000c.html
ニュースプラス:HAC支援で札幌市 丘珠集約が条件、出資比率こだわらぬ /北海道
 ◇道は2案、新千歳と併用も
 日本航空(JAL)が撤退する北海道エアシステム(HAC)の新経営体制を巡り、道からの支援要請を拒否した札幌市が、HAC路線の丘珠空港(札幌市東区)への集約を条件に、出資比率にはこだわらない姿勢を示していることが分かった。道は9月中旬の定例道議会までに、新生HAC事業プランのたたき台をまとめる方針で、札幌市も歩調を合わせる意向。しかし、丘珠への集約が実現するか、関係自治体や経済界から出資の協力が得られるかなど、依然として課題は山積している。【和田浩幸、中川紗矢子、近藤卓資】

 HACの09年度末の累積欠損金は約2億円。道は、資本金4億9000万円の一部減資で欠損金を解消後、関係機関が新たに計4億円を増資することで調整している。この場合、JALはHACを連結決算の対象から外すため、約1億円分の株式を手放す必要があり、約5億円を関係機関でどう分担するかが焦点となっている。

 道は出資比率について、道(36%)とJAL(14・9%)で計50%以上とし、札幌市に18%、函館、釧路両市と経済界に残りの31%を負担してもらうことを想定し、札幌市に出資要請した。だが、市は7月に、経営責任のあるJALよりも比率が高く、現在49%の道の比率が大幅に引き下がることなどを不満とし、拒否した。

 ただ、一時停止していた両者の協議は今月6日に再開され、幹部の会合が週1回開かれているほか、事務レベルでも頻繁に打ち合わせている。市幹部は「丘珠集約は譲れないが、(出資比率の)数字にこだわる必要はない」と話す。

 道は新生HACの路線について(1)丘珠空港への集約(2)丘珠、新千歳両空港の併用−−の2案を示しており、「札幌丘珠空港ビル」の筆頭株主を務める市にとっては丘珠集約が絶対条件。市が出資要請をいったん拒否した背景には、その後の交渉で、丘珠集約案を有利に運ぶ狙いがあったとの見方もある。

 ◇他の関係自治体と経済界協力も課題
 一方、道は函館、釧路両市に対しては5月以降、2〜3回程度道の考えを伝えただけで、具体的な出資額の交渉はしていない。函館−釧路、旭川間の路線は廃止が検討されており、交渉が難航することも予想される。

 釧路市の本田雄一・港湾空港振興課長は「道に説明を求めているが、話は止まったまま。これでは市民にも議会にも説明できない」と困惑。函館市の高橋正幸・港湾空港振興課長も「路線存続が前提だが、それが困難な場合でも需要が高い夏場の季節運航をお願いしたい」と路線廃止に抵抗する構えだ。

 道は、新経営体制発足から10年間の収支見通しがまとまり次第、道内の銀行や航空関連企業などにも出資要請する方針。しかし、経済界には「JALのかかわりがはっきりしない。航空業界に熟知したプロ集団がかかわらないと運営はうまくいかない。今のところ積極的に出資に乗り出す企業はないのではないか」(金融機関関係者)との声も出ている。

毎日新聞 2010年8月25日 地方版


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