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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

5253とはずがたり:2015/04/27(月) 23:08:30
快適からどんどん遠ざかる空の旅
http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2015/04/post-3614.php
Airlines are Getting Worse
年間ランキングでわかる航空会社の著しいサービス低下
2015年4月15日(水)15時24分
アリソン・グリズウォルド

 旅客機の乗客同士が足元のスペースをめぐって喧嘩する事態が相次いだ昨年は、全体的にも米航空業界全体にとってひどい年だった。

 今週公表された航空サービスの研究報告書によると、2014年には定時運航率が低下し、預けた荷物のトラブルが増加、さらに乗客が飛行機から降ろされるケースが増加するなど、航空会社の様々なサービスの質が低下した。

 結果として、乗客10万人あたりのクレーム発生率は13年の1.13件から14年の1.38件に上昇。この報告書は、カンザス州のウィチタ州立大学などで作る研究グループが米運輸省の各種の統計を毎年集計してまとめている。

 アメリカの12の大手航空会社のうちヴァージンアメリカ航空が3年連続でランキングトップに立ち、最下位はエンボイ航空だった。デルタ航空は前年より1ランク上げて第3位、ジェットブルー航空は2ランク下げて第4位。定時運航率が最も低いのはハワイアン航空、乗客のクレームが最も多かったのはフロンティア航空だった。すべての航空会社に関して、サービスの低下は「航空業界が好調な経済の恩恵を受ける中、乗客に悪印象を与えている」と、報告書は述べている。

 この報告書では、航空会社のサービスが悪化して乗客の我慢が限界まできていることがデータで示されている。昨年、座席の足元のスペースをめぐって乗客同士が喧嘩になり、飛行機が目的地を変更する事態が相次いで発生した。喧嘩の原因はテーブルの位置を固定して前の座席をリクライニングさせなくする旅行用具「ニー(ひざ)・デフェンダー」で、ほとんどの大手航空会社は使用を禁止している。

 かつては標準サービスだった座席指定や荷物の預け入れには、オプション料金が課せられている。さらに航空会社は、1フライトあたりの乗客数を増やそうと、シートをどんどん小さくしている。

 乗客はこうした傾向に反発しているが、かといってより良いサービスのために料金が上がることにも反対だ。ここ数年は「超低価格」LCC(格安航空会社)のスピリット航空やアレジアント航空が営業利益で他社に勝っている。長年、「広い座席」と「手荷物1個無料」のサービスを守ってきたジェットブルー航空も、今年は座席を小さくして手荷物への課金を始める。

 こうした現状を見れば、アメリカの航空会社が新しいファンを獲得する見込みは薄い。しかし乗客が実際の消費行動で抗議を始めなければ、航空業界は何も変わらないだろう。


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