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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4271チバQ:2013/03/25(月) 20:15:12
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2013/03/97029.php
焦点:東南アジア格安航空の競争激化、上昇気流の経済で拡大路線
2013年03月25日(月)17時59分

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[シンガポール 24日 ロイター] インドネシアの格安航空会社(LCC)ライオン・エアが実施した過去最大規模の航空機発注は、東南アジア最大のLCC、エアアジアに挑戦状をたたきつけ、アジア全域のLCCとして頭角を現す計画を明確に示した。

ライオン・エアは22日、エアアジアの本拠地マレーシアに初めて進出し、両社のライバル関係はさらに激化。ただ、その拡大ペースは、航空会社の限度を超えているのではないかとの懸念も生じさせている。

しかし、投資家や業界幹部らは、東南アジアのLCCが急成長路線を歩み始めたばかりだとみている。それは過去に欧州のライアンエアやイージージェット、LCCのパイオニア、米サウスウエスト航空がたどった道と同じだ。

拡大する東南アジアのLCCについて、BNPパリバのエリック・ユージン氏は、「景気の先行きに裏打ちされており、とても合理的だと思う」と指摘。「運賃を払って飛行機に乗れる人の数も根拠になっている」と述べた。

ライオン・エアの共同創設者で最高経営責任者(CEO)のルスディ・キラナ氏は先週、欧州航空防衛大手EADS傘下のエアバスに中距離旅客機234機を発注した。同社は約1年前に米ボーイング に230機を発注したばかり。

<ライバル関係>

ライオン・エアの台頭は、東南アジアのLCCビジネスを独占するエアアジアにとっては、最も脅威となる挑戦状だ。

しかし、エアアジアグループのトニー・フェルナンデスCEOは22日、ツイッターで「エアバスA320の1機種。世界最安の航空会社。それがカギだ。最低コストが常に勝つ」と強調。徹底したコスト管理と、航空機メーカーを1社に絞った戦略が同社のアドバンテージになると自信をみせる。同社は現在120機を運航し、2026年までに360機を追加投入する予定。

対するライオン・エアは、アジア太平洋路線をスタートさせる計画を進めているのに加え、エアアジアの本拠地マレーシア市場にも設立に参加したマリンド航空を使って、クアラルンプール─コタキナバル線などを就航した。

航空機リース会社アボロンのRanga Karumbunathan氏は、「イージージェットやライアンエアをめぐって10年前に欧州で起きたことが、今ここ(東南アジア)で繰り広げられている。パイは十分に大きいのではないか」との見方を示した。

<過半数のシェア>

航空コンサルタント会社CAPAのデータによると、東南アジアでは座席定員の52%をLCCが占める。

「10年もしないうちにLCCは、事実上ゼロの状態から過半数のシェアを占めるようになった」。シンガポール航空傘下の中長距離格安航空会社スクートのキャンベル・ウィルソンCEOはこう振り返る。

航空業界のデータを提供するアセンド・オンライン・フリーツによると、東南アジアでは、向こう2年間で約175機の納入が予定されており、これはアジア太平洋地域で納入される航空機の3分の1に当たる。その納入先の大半が、インドネシアとマレーシア、シンガポールだという。

アセンドのポール・シェリダン氏は、「全ての要素がそろっている。3時間以下のフライトを利用する旅客の多さ、増え続ける中産階級、急成長する経済に発展するインフラ。今まで飛行機を利用したことがない人を見つけるのも容易で、そういった人を乗せることが可能だ」と分析する。

シンガポールのチャンギ空港をはじめ、LCCの拡大に備えたターミナル整備も進んでいる。同空港は10億ドル(約950億円)を投じて、2017年までに4番目のターミナルの完成を目指している。

ライオン・エアグループのリース会社のジョン・ダッフィー最高執行責任者(COO)は、「ライアンエアや、サウスウエスト航空でさえも成長していく過程で、人々が馬鹿げていると考えた発注を勇敢にも実行した時期があった」と話した。

(原文執筆:Anshuman Daga記者、翻訳:野村宏之、編集:梅川崇)


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