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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3036チバQ:2011/06/26(日) 21:24:51
http://www.sakigake.jp/p/special/11/tsubasanitakusu/article_01.jsp
秋田空港開港30周年 翼に託す活路
[国内線]
細る関西とのパイプ 利用促進、大きな課題に
記事ツール 先週末、大阪・伊丹空港発の日本航空機(50人乗り)から乗客34人が、秋田空港に降り立った。

 「随分小さい飛行機でしたね」。3泊4日で森吉山や八幡平を回るという神戸市の女性(79)の空の旅の感想だ。この女性と同じツアー客以外は、出張帰りとみられる県民らが主な乗客だった。


秋田空港に到着した日本航空の伊丹便。昨秋から50人乗りの小型機に代わり、観光客の取り込みに影響が出ている 機体が50人乗りになったのは昨年10月末。日航は経営再建に向けて運航コストの削減を図ろうと、150人乗りの中型機からサイズダウンした。1日2往復から3往復に増やしたが、1日当たりの座席数は半減した。

 昨年の伊丹便の利用者は12万8千人で東京・羽田便の6分の1だが、観光振興を図る上で関西は首都圏に次ぐ市場。県建設交通政策課は「便が増えた分、ビジネス客の利便性は増したが、団体の観光客を呼び込みづらくなった」と話す。

 機材の小型化は、県内から関西に向かう団体客にも影響を与えている。「特に困っているのが高校の修学旅行客の輸送。団体用の席がなくなり、羽田経由でなければ関西に行けなくなった。時間もロスしてしまう」(トップツアー秋田支店・照井仁一支店長)。

 県は日航に対し、機材の変更を要望しているが、同社は「全国的に大型機、中型機を退役させ、小型化を進めている」(広報部)と、逆に実情に理解を求める。

 関西方面への路線は利用客の減少を受け、ここ数年で撤退も相次いだ。2009年に日航の関西国際空港便とアイベックスの伊丹便が廃止。今年1月には大館能代空港の全日本空輸の伊丹便もなくなっており、利用促進が大きな課題だ。

[あのころ]2000年に夜間駐機実現

 開港後、路線数が最も多かったのは1997年。現在就航中の東京、大阪、名古屋、札幌の4都市に加え、函館、福岡、沖縄の計7都市に乗り入れていた。当時の利用者は135万人と昨年より26万人余り多かった。97年は秋田新幹線こまちが開業、秋田自動車道が東北自動車道と直結。翌98年には大館能代空港が開港した。本県の高速交通体系整備が大きく前進した時期でもあった。

 2000年には県や経済界の悲願だった夜間駐機が実現した。東京からの全日空最終便が午後8時発となり、翌朝、秋田から第1便として出発。午前9時には羽田に到着し、空路の利便性が高まった。

 当時の県建設交通政策課長だった秋元昌貴さん(68)=秋田市、県体育協会副会長=は全日空との交渉に奔走。「秋田支店長らと何度も何度も話し合いを重ねた。夜間駐機は今でこそ当たり前だが、秋田空港の大きな節目の一つだった」と振り返る。

[展望]小型化は避けられず

 関西方面の便に比べ、全日空と日航が1日7往復させている東京便はビジネス需要が高く、安定した搭乗率を維持している。ただ、その東京便ですら昨年、一部の便が小型化された。県内のある旅行代理店は「航空会社は運航コストを下げて収益を上げることに躍起。小型化の流れは今後も続くだろう」と指摘する。かつては500人乗りのジャンボ機が就航した航空業界も様変わりした。

 国内4路線は遠出のための「県民の足」であるとともに、就航先からの観光客呼び込みに欠かせない。東京便以外は路線維持に向け、着陸料引き下げなどの優遇策にとどまらない需要喚起策が求められる。

(2011/06/24 付)


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