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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

5010チバQ:2014/11/29(土) 01:51:37
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/CO004355/20130703-OYT8T00918.html
他空港の運営受託に意欲
2013年07月03日
拡大急ぐが人材確保で不安



 安倍首相は5月下旬、外遊先のミャンマーで、社会基盤の整備を支援すると約束した。トップセールスで日本企業の受注を後押しする狙いだ。同行した商社や電機など約40社の中に、新関西国際空港会社の福島伸一会長の姿があった。


新関空会社が運営受託を狙う仙台空港には、LCCのピーチが4月に就航した(仙台空港で)

 新関空会社は成長戦略の一つとして、国内外の空港運営を請け負う事業を掲げる。現在、ミャンマー・ヤンゴン空港の運営権を巡る入札に参加しており、落札すれば、滑走路などの施設運営、維持管理などを請け負う。実績を積んだ上で、ミャンマーで建設予定の新空港の運営権取得を視野に入れている。

 4月には、社内に専門部隊として「国際・事業連携室」を設置した。航空機の効率的な誘導や商業施設の運営などノウハウを新たな収益源に育て、事業価値を高めていく考えだ。

 国内では仙台空港の運営受託に意欲を示す。仙台は、新大阪駅から新幹線で4時間半もかかるため、約80分で着く旅客機の潜在需要は大きいと見ている。

 関空拠点の格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションは4月に1日2往復で仙台便を就航した。「観光や帰省など搭乗率が高い」(井上慎一・最高経営責任者)として9月に3往復に増やす。

 欧米では、4空港を束ねる英ヒースロー空港のように、複数の空港を運営する成功例が少なくない。

 経済界には、神戸市が管理する神戸空港を含めた関西3空港の一体運営を求める声も根強い。今より効率的で利便性の高い運営ができれば、成長著しいアジアからより多くの観光客を呼び寄せることができるとの期待がある。

 関西学院大の野村宗訓(むねのり)教授は「関空、伊丹、神戸でも不十分」と話す。南紀白浜(和歌山県)、但馬(兵庫県)、八尾(大阪府)の3空港も含めた「大連携」を提唱している。

 性急な事業拡大には不安要素も多い。

 関空では、LCCターミナルや米航空貨物大手のフェデラル・エクスプレスの貨物施設など、大型施設の整備が相次ぐ。

 伊丹空港でも、中小型機の増加に対応するため、約200億円かけて旅客ターミナルを抜本改修する計画がある。ターミナルビルを運用しながら大規模工事を進めるのは難しく、今年度中に着工できるかどうか見通せない。

 新関空会社で伊丹空港に在籍する約80人のうち7割は国からの出向で、運営権の売却が済めば国に引き揚げる可能性が高い。社内からは、「技術者がぎりぎりで人材に余裕がない。他の空港の運営に参画するには、人材確保が欠かせない」(幹部)との声が漏れる。

 統合の利点である経費削減効果を保ちつつ、いかに成長シナリオを実現するか。新会社の格闘は当分続きそうだ。

(この連載は三宅隆政が担当しました)

2013年07月03日 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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