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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4728チバQ:2014/03/15(土) 10:21:43
 インド洋まで…謎で広がる捜索範囲

 事態の長期化を懸念する声も出るなか、捜索を難しくしているのは、不明機が消息を絶ってからの情報が混乱している点だ。マレーシア政府は14日、捜索範囲をインド洋に広げたと表明。この1週間で捜索範囲が絞られるどころか、インド洋にまで広がった。

 エンジンから自動発信される信号から、ベトナム南部沖空域での最後の交信から「4時間程度飛行を続けた」との可能性も新たに浮上した。不明機の最後の確認位置をもとに、ベトナム南部沖を中心に進められたこれまでの捜索範囲は、根拠があいまいになったことは否めない。

 当初は盗難旅券を使った不審な乗客の情報が注目された今回の事態だが、1週間を経て、機体の所在自体が最大の謎だ。航空機や人工衛星の捜索結果として、浮遊物や帯状に広がる油を「発見した」との情報が伝えられ、その後不明機とは「無関係」と確認されるような状況が、連日繰り返されている。飛び交うさまざまな観測、地上の検証で浮上する管理体制の課題など、状況は足元から日々揺らぐありさまだ。

 いらだつ中国…国民の不満爆発恐れ

 マレーシア航空は、乗客の大半を中国人が占めることで、家族向けの状況説明に追われる。

 「未確認の飛行機をあんたの国の軍隊が発見したら、何をするのか答えてみろ」。北京での家族向け説明会では、興奮した家族が同航空やマレーシア大使館の幹部に声を荒らげる場面がたびたび見られる。

 手がかりが少ないなか、中国人家族の間では、「マレーシア軍に撃墜されたのでは」といったデマがたびたび流れ、そのたびに関係者は説明に追われる。

 こうした家族の心情や、「テロの標的にされたのではないか」といった中国社会の空気は、中国政府の対応にも反映されている。

 中国側で捜索の総指揮をとる李克強首相は13日の記者会見で、「ひとつでも望みがある限り、絶対に捜索の手は緩めない」と国民に確約した。現地で捜索にあたる艦船の船長には、衛星電話を通じて「尽力の上にも尽力せよ」と命じた。マレーシア側では、事態にいらだつ中国側のけんまくに衝撃を受けている。

 中国政府が躍起になっているのは、(1)中国人乗客の自国民保護(2)中国を狙ったテロの可能性の見極め−に加え、国民の不満が政府に向けて噴き出すことを避けたいという理由による。

 船艇8隻と人工衛星約10基を投じた中国の捜索陣は、国民が納得できる理由なしに縮小されることはなさそうだ。


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