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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1778チバQ:2010/03/18(木) 12:54:05
http://www.sankei-kansai.com/2010/03/18/20100318-021750.php
伊丹空港 地元足並み乱れ
 箕面市議会 中長期的に「廃港」
 豊中市議会 全会一致で「存続」
 池田市長  条件付きで知事案

 大阪府の橋下徹知事が廃止論を唱えている大阪(伊丹)空港をめぐり、空港周辺の府北部3市で対応が分かれている。箕面市議会では、関西国際空港のハブ化促進とともに、中長期的には伊丹を廃港にするよう国と府に求める決議案が可決される見通し。対して豊中市議会では、伊丹存続を盛り込んだ決議案が全会一致で可決される方向となった「(知事構想に)乗るのもあり」と、市長が条件付きで賛同する池田市と相まって、三者三様の思惑が表面化してきた。

 府北部3市は、兵庫県伊丹市や尼崎市などとともに、大阪国際空港周辺都市対策協議会(11市協)を構成しており、過去、伊丹空港の騒音対策などでは足並みをそろえてきた。

 だが、箕面市議会では「伊丹廃止」の文言を盛り込んだ決議案が自民、民主、公明3会派の賛成多数で25日に可決される見通し。「市単独の利便性を主張し続けるよりも、関西圏全体が浮上する将来像を目指すことが将来世代に対する政治責任」として、「住民個別の賛否にとらわれず、中長期的に伊丹を廃港する」と明記する方向だ。

 決議案では、府北部から関空へのアクセス改善も盛り込む。橋下知事は2月に開かれた市議会との意見交換会で、「廃止を決議するなら(豊中市以南と大阪都心を結ぶ)北大阪急行の延伸を全力で後押しする」と提案しており、この言葉を受けた内容となっている。

 一方、豊中市議会では、伊丹空港の存続と空港を生かした地域活性化の続行を確認する決議案が25日に可決される公算。従来の主張を繰り返す内容だが、伊丹廃止の議論が熱を帯びる中、改めて議会の意思を示す必要があると判断した。

 会派間の調整で、議長声明にとどめる意見もあったが、箕面市議会が「廃止」を盛り込んだ決議を用意していることが伝わり、“対抗措置”として決議案にすべきとの方針で一致した。

 また、池田市の倉田薫市長は、伊丹空港について「廃港はリニア整備が前提で20年以上先の話。その間に短距離国際線も飛ばしてフル活用するのなら、知事構想に乗るのもありだ」とたびたび発言。ただ、市長の考えに賛否を示した市議会会派は今のところない。

 3市の中では、箕面市議会が廃港に一歩踏み込む一方、豊中市議会は「待った」をかけ、両市間に溝ができた形。倉田市長は箕面市議会の方針について「決議は想定できた」と冷静に受け止めている。

大阪府議会でも決議案提示

 開会中の大阪府議会では、橋下徹知事の主張に賛同する会派「自民党維新の会」が伊丹空港廃止を求める決議案を提示。主要各会派が独自の対案を出す異例の事態に発展している。

 維新の会は2月の議会運営委員会で、決議案の内容を提示。その後、自民、民主、公明、共産の各会派が対案を出した。

 自民、民主、公明は、関空のハブ化と1兆1千億円を超す有利子負債を抱える財務構造の抜本的な改善を国に求めることで一致。しかし、自民と公明が対案で「中長期的に廃港」「廃港の検討」と知事の主張に賛同する方向性を示したものの、民主は廃港については言及せず、必ずしも足並みはそろっていない。

 一方、共産は伊丹の存続を訴えており、意見の隔たりは大きい。決議案提案には全会一致が原則だが、会派間の調整は難航しているのが現状だ。

 ある府議は「それぞれの空港に近い選挙区かどうかでも賛否は分かれている。会期終盤まですったもんだが続くのでは」と話した。

 伊丹廃港論をめぐる経緯 橋下徹知事は昨年秋以降、関空へのアクセス利便性向上とセットにした将来的な伊丹廃港論を本格的に展開。今年2月以降、大阪府北部の市町で意見交換会を開き、跡地利用を含めた自身の構想を説明している。これに対し、兵庫県の井戸敏三知事は関空、神戸を含む関西3空港のフル活用を訴え、橋下知事と対立。3空港の位置づけは、6月までに国交省・成長戦力会議の最終報告で示される予定となっている。

【写真説明】廃港論をめぐり、周辺市の間で意見の違いが表面化した伊丹空港=本社ヘリから




(2010年3月18日 09:43)


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