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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3385チバQ:2012/01/28(土) 10:30:09
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001201250003
旺盛な購買欲に照準 上海便就航(上)
2012年01月25日


上海梅龍鎮伊勢丹を視察する坂井副知事(左)ら佐賀県の派遣団=上海市、波多野陽撮影

 世界中から集まる有名ブランドの店先を、高級車が荒っぽい運転でかすめていく。クラクションが鳴り続けても、街角の公安当局者は目もくれない。上海最大の繁華街・南京路は中国の旧正月「春節」を4日後に控え、人であふれていた。


 中国の格安航空会社(LCC)「春秋航空」が就航させた佐賀―上海の第1便で到着した坂井浩毅副知事らの派遣団は19日、街のにぎわいに息をのんだ。


 訪問先の日系百貨店「上海梅龍鎮伊勢丹」では、アルマーニの子供服(上下4660元=日本円で約5万6千円)が売れ筋。1階のテナントでは、5万円の基礎化粧品が週に50本売れるという。坂井副知事は「富裕層が5%としても、全人口は13億人。中国は有望なマーケットだ」と唸(うな)った。


 春秋航空は、大手旅行会社の春秋国旅を親会社に持ち、茨城、高松空港などの就航先に中国人団体旅行客を送り込んでいる。


 年々増える訪日中国人は購買力も高い。福岡商工会議所が2009年にクルーズ船乗客に行ったアンケートでは、有効回答852人の48・4%が1万元(約12万円)以上を福岡で消費。5万元(約60万円)以上も13・2%だった。


 佐賀県の狙いも中国人の旺盛な消費意欲だ。派遣団に加わった観光関係者たちは、上海市内の春秋国旅の支店3カ所で、佐賀をアピールするチラシを配った。武雄市観光協会の大坪勇郎会長は「想像以上に若い人がチラシを手に取ってくれた。中高年向けの温泉だけでなく、観光戦略を練り直す必要もある」と語った。


 海外旅行の経験が無い飲食店員の叶麗(イェ・リー)さん(27)は、佐賀―上海便の最低運賃が250元(3千円)と聞いて、「とても安い。佐賀は知らなかったけど、嬉野の美肌の湯に入ってみたい」と声を弾ませた。


 中国全土に放送網を持つ国営テレビ・中国中央電視台も新路線を取材した。郭臻(グオ・ジェン)記者は「九州で知られているのは福岡、長崎、鹿児島。佐賀も時間をかければ中国での知名度を上げられるだろう」と話した。


 県は週3便の上海便が就航した時の経済効果を年6億円とはじき、県内でも中国人が使う「銀聯(ぎん・れん)カード」利用可能店の拡大を急ぐ。


 上海入りした坂井副知事は、その足で春秋航空本社を訪問。現在の週2便を「なるべく早く週3便に」と訴えたが、同社ナンバー2の趙玉華(ジャオ・ユー・ホワ)・共産党委書記は明言しなかった。


 趙書記は取材に「利益がなければ増便はできない。2〜5カ月は様子を見る必要がある。上海から観光客を送り出す自信はある。後は日本からの客がどれだけ来るかだ」と話した。


 佐賀県は当面の目標搭乗率を90%以上と掲げる。一方、同社の王正華(ワン・ジョン・ホワ)会長は「95%を確保したい」。同社が先に就航した茨城空港は86%、高松空港は84%だった。トップ外交で誘致を成功させた古川康知事は「搭乗率が良ければ早期の3便化もある。運賃が安く佐賀空港の駐車場は無料。気軽に使ってもらえるのが我々の強みだ」と語った。


     ◇


 日中を結ぶ九州初の格安航空便が佐賀に就航した。昇竜と称される中国の経済成長力を呼び込めるか。新路線の現場から報告する。
 (この連載は波多野陽が担当します)


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