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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1370チバQ:2010/01/12(火) 22:45:41
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/100105/ibr1001050239001-n1.htm
【離陸霧の中 茨城空港】(1)最悪のタイミング 不況直撃、国内便ゼロ
2010.1.5 02:38
 3月11日に開港する茨城空港(小美玉市)。周辺は高速道路も新幹線も通っていないことから、地元住民が“陸の孤島”と揶揄(やゆ)する場所だ。その地に空港が造られることは、地元はもちろん、多くの県民の要望でもあった。

 だが、この10年で地方空港を取り巻く環境は急激に悪化している。茨城空港も初年度から赤字が見込まれているほか、国内線の定期便は未定のままだ。この現状に対し、県民からも批判的な意見が目立ち始めている。茨城空港は極めて厳しい状況に立たされている。




 「開港のタイミングとしては、最悪の時期だ」。県幹部はこう漏らす。

 2001(平成13)年の同時多発テロや02年以降のSARS(新型肺炎)の流行、イラク戦争などをきっかけに、世界的に航空需要は冷え込み、さらに近年の原油価格高騰が航空各社の経営を直撃。航空各社は数年前から国内外を問わず、不採算路線の見直しを急いでいる。

 その中で、航空会社が需要が不透明な茨城空港に就航することは、「難しいと言わざるを得ない」と認める県幹部さえいる。

 また、国内でも海外旅行者数が減少傾向にあり、景気の悪化で個人消費が縮小していることも、空港の利用者数に影響するのは必至とみられる。




 その結果、「過去に例がない」と関係者が口をそろえるのが、国内線定期便ゼロで開港を迎えるという厳しい現状だ。国際線ではアシアナ航空(韓国)が定期便を就航させ、県としても面目を保ったものの、空港利用者数予測は、当初の10分の1以下の7万7千人。このままだと、空港ビルの収支は初年度で数千万〜1億円程度の赤字が出る。

 橋本昌知事はこの状況に「現在、複数の航空会社と交渉を進めている」と繰り返す。「(航空会社は)まずチャーター便を運航して様子を見るのが一般的」と説明。また収支に関しては「民間(会社)でも最初から黒字なんてのはない。3年目以降に軌道に乗るものだ」と強気の姿勢を崩さない。




 だが、そんな状況に不安を抱く県民は多いようだ。

 平成21年7〜8月、県議会情報委員会が実施した県民アンケートで、茨城空港に関し、最も回答が多かった項目が「その他」で、全体の23%を占めた。その中には、中止を求めるなどの反対意見が「相当な数があった」(同委員会)という。

 具体的な意見としては、「茨城に空港は不要。税金の無駄遣いなので中止すべきだ」、「空港開港の是非を県民に問うべきだ。これ以上税金を増やさないでほしい」と手厳しい。

 ある県幹部は「ご批判は真摯(しんし)に受け止めたい」としながらも、「だからといって、すぐにやめることはできない。現状の中で、最善の策を打ち出していかないと」と苦渋の表情を見せる。


×  ×  ×

 不安定な経済情勢や将来性の不透明さなど“濃霧”の中での出発に、“乗客”である県民からの不満も吹き出す。茨城空港は、この逆境をどのように進んでいくのか。その航路を探る。


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