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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2099チバQ:2010/06/19(土) 10:53:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/feature/mito1276034125175_02/news/20100609-OYT8T00207.htm
「情」と「理」計りつつ交渉
人脈とビジネス感覚と


共同記者会見で低運賃運航に強い意欲を見せる王董事長(6日、上海市で) 今年1月中旬、春秋航空の王正華董事長は県の招待を受け、橋本知事と初めて対面した。県は、春秋が国際線の運航免許を取得した昨年7月以降、就航に向けた働きかけを本格化。王董事長は「あみプレミアム・アウトレット」(阿見町)や家電量販店「ケーズデンキ」などを視察して回り、特に牛久大仏(牛久市)に関心を示したという。

 県はその後も、知事と王董事長との書簡のやり取りを続けるなど人脈づくりに腐心した。6日の上海での共同記者会見に合わせて、偕楽園や袋田の滝に混じり、牛久大仏の写真を掲載した中国語のパンフレットを用意する気遣いも見せた。王董事長は会見で、茨城空港へ就航を決めた理由について「橋本知事は古い友人」と強調した。

 中国・北京から南西に約300キロ。河北省の省都・石家荘市にある公営空港「正定(ジョンディン)空港」で今年5月、1日1便だった春秋航空の上海便が2便に増便された。空港側は100万人来訪者が増えれば、日本円で120億円の経済効果があると試算しているという。関係者は「増便に当たり、空港側から春秋へ支払っていた奨励金が、1便当たり数十万円上乗せされたようだ」と説明する。

 5日、上海で行われた橋本知事と王董事長とのトップ会談で、王董事長は正定空港の例を引き合いに出し、暗に就航支援策の強化を県に要請した。ただ、県は直接的な金銭支援は議会や県民の理解を得にくいと判断。支援策のメニューは用意しているものの、具体的な詰めは今後行うことでひとまず落ち着いた。

 人間関係を重視する「情」と、冷徹なビジネス感覚という「理」を併せ持つ春秋。4月には、同社ナンバー2の最高経営責任者(CEO)をはじめ計13人の「調査団」が来日。茨城空港を訪れ、給油や荷物の積み下ろしなど「ハンドリング」と呼ばれる業務にかかるコストなどを細かく確認している。

 春秋には、茨城県以外の自治体も就航を働きかけていたほか、シンガポールや韓国・済州島(チェジュド)など他国の空港に就航するとの観測も浮上していた。「春秋にとって最初の国際線。上海万博があり、需要が見込めるこのタイミングで就航を決められなかったら、関心がほかの空港に移りかねなかった」。県幹部はこう振り返り、安堵(あんど)の表情を見せた。

(2010年6月9日 読売新聞)


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