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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1158チバQ:2009/11/29(日) 11:42:08
http://www.business-i.jp/news/flash-page/news/200911280125a.nwc
【日本の議論】日航は本当に必要なのか?2009/11/28
政府主導で経営再建中の日本航空。深刻な経営不振に直面する中、コスト増の一因とされる社員の待遇や企業年金などの課題が浮き彫りになる一方、国内外の不採算路線の撤退・減便を相次いで打ち出してきた。ただ、利用客減に苦しむ日本の地方空港にとって、日航の撤退は存続の根幹を揺るがす一大事にもなりかねない。「ナショナル・フラッグ・キャリア(国を代表する航空会社)」として不採算路線を背負い続ける日航を「血税」で支える必要性はどの程度あるのか。日航の存在意義を問い直す声が高まっている。
 日航の?自負?
 「このような事態に至った責任を痛感している」
 今月13日に発表された日航の平成21年9月中間連結決算。本業のもうけを示す営業損益が957億円の赤字、最終赤字も1312億円に上ることが明らかになり、西松遥社長は自らの責任問題に言及、再建計画策定後の辞任も示唆した。
 経営再建の成り行きが注目を集める状況で発表された深刻な経営不振。世界的な景気悪化や新型インフルエンザ流行を背景にした旅客減、航空料金の低迷など、さまざまな要因を背景に、改めて厳しい実態が突きつけられた。
 「国民の交通の『足』を守るため、大きな社会的責任があると自覚している」。日航広報は、自社の社会的役割をこう説明する。国内の不採算路線を背負い、公共交通を支えてきたという自負心がにじむ。
 一方で、同社は22年までに、国際線13路線、国内線15路線の計28路線から撤退する方針を明らかにしている。同社は「路線撤退や運休は、断腸の思いで進めている。第一に会社が生き残らなければ、責任を果たせない」と語る。
 今年10月、前原誠司国土交通相直轄の専門家チーム「JAL再生タスクフォース」は国内外45路線の廃止を提案した。しかし、政府方針のぶれや、債権放棄をめぐる銀行団の反発でチームは解散、提案は白紙に戻った。ただ、同規模の“大ナタ”が振るわれる可能性を指摘する声は根強い。
 「こんなに悪いとは…」
 国内に100カ所近くある地方空港。供給過多の状況で、平均搭乗率30%ほどの赤字路線を抱えるケースも少なくない。
 日航は関連会社を含めると、全国97空港のうち60空港、計158路線に就航している。
 今年1月、日航は福島空港から全面撤退した。福島県の幹部は「経営状態がそこまで悪いと認識していなかった」と語る。「何度も慰留に努めたが、厳しい状況を理解し、非常に残念だが、受け止めざるを得なかった」。昨年7月に突然、撤退を伝えられた衝撃を振り返りながら、幹部は声を落とした。
 21年度の上半期の同空港の利用者は約17万7000人。前年度同期比で40%減と大きく落ち込んだ。減少した約12万人の利用客は、JAL便を利用していた客数にほぼ匹敵する。20年度、空港施設利用料などの収入から、管理費などの支出を差し引いた収支は、単純計算で約3億5000万円の赤字。5年の開港以来、同様の状況が続いているという。
 県は「日航便にも、他の赤字路線を支えられる『東京路線』のようなドル箱はなかった」と認める。
 そんな中、近隣の仙台空港に加え、22年には茨城県に茨城空港が開港する予定だ。
 佐藤雄平・福島県知事は「いかに今の路線を使っていただくか、搭乗率を上げていくかが重要」と強調する。仙台、茨城両空港などとの位置関係に加え、ターゲットに観光客、大都市圏へのビジネスマンを据える空港の方向性などで重なる部分は多く、競争激化の懸念はぬぐえない。
 同県に住む男性(28)は「空港で発展が望めるならうれしい。でも、日航が去って、他もすべて撤退して、最後に何も残らないことだってあり得る。日航には残ってほしかった。空港が取り返しの付かない“負の遺産”になることが一番心配」と語る。


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