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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

420杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/03/29(日) 19:00:22
夢と現:茨城空港開港まで1年/下 苦境目立つ地方空港 /茨城
http://www.mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090329ddlk08020048000c.html
 ◇求められる地元の熱意

 今月20日に開港16年を迎えた福島空港。1階ロビーに2月、地元・福島県玉川村の第三セクターが運営する空の駅「たまかわ」がオープンした。地元特産のサルナシやトマトジュース、弁当などが約12平方メートルの店舗に並ぶ。時折、出発を待つ人たちが立ち寄るが、就航数が少ないこともあって、周辺の空港ロビーとともに、がらんとしている時間が多い。空の駅の場所は、1月まで喫茶店だったが、採算が合わずに業者が撤退した。
 同空港の需要予測は過去に128万人と試算された。しかし、実際には99年度の75万人をピークに07年度は51万人、今年度は1月末までで39万人。そこへ2月いっぱいでの日本航空の全便撤退が追い打ちをかける。茨城空港と同様に福島も、「首都圏空港」として成田、羽田を補完すると言われた時期もあるが、今、ソウル、上海便を除いて毎日運航するのは札幌、大阪便だけとなった。
 93年の開港時、村企画課で開港準備に追われた石森春男村長は「日航の一番機が飛んできた時の感激が忘れられない」という。それが新年度は日航の撤退で村の税収は600万円減。逆に村は新年度から、空港を利用する団体への補助の要件を緩和し、20人の団体から10人にした。賃料が月3万円余りかかる空の駅も「にぎわい作りに少しでも貢献できればという思いから」という。
 福島県も1月から課長と副主査の2人の職員を空港に常駐させ、市町村、商工会、企業などへ「営業活動」を始めた。新年度予算には利用促進の助成費として4200万円を盛り込んだ。空港使用料の減免措置を拡大する条例も成立。空港ビル会社も正社員の削減や給与カットなどさらにコストを絞り込む。
 こうした誤算は福島だけではない。鳥取県では米子−ソウル便の撤退を表明したアシアナ航空に搭乗率保証をして赤字を補てんしたことがある。石川県は能登空港で羽田便の搭乗率保証を今も継続し、周辺9市町では何らかの形で空港利用者に助成金を出している。
 今年6月開港の静岡空港では、空港ビルの運営は地元財界が出資した会社が担う。昨年の空港見学会には定員の10倍を超える県民が応募、海外の航空関係者の視察時には地元団体がお茶で接待した。それに比べ「茨城は盛り上がりに欠ける」「県も地元の小美玉市も経済界もばらばら」「旗振り役がいない」と多くの県関係者らが嘆く。
 こうした反省もあり、小美玉市は来年3月の開港時に航空機をチャーターして札幌へ一番機を飛ばす計画を立てた。残り1年での盛り上げを目指すが「空港が成功しなかった場合についての議論はない」(市空港対策課)という。(この企画は若井耕司が担当しました)


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