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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

5292チバQ:2015/05/26(火) 22:07:45
http://www.sankei.com/west/news/150526/wst1505260001-n1.html
2015.5.26 07:00
【ビジネスの裏側】
LCCめぐる東西ガチンコ対決…〝地盤沈下〟成田が反転攻勢、〝好調〟関空に死角あり





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4月に開業したLCC専用の成田空港第3旅客ターミナルの出発ロビー
 台頭著しい格安航空会社(LCC)をめぐる東西の拠点空港の“ガチンコ対決”が熱を帯びている。成田空港がLCC専用の第3旅客ターミナル開業を機に誘致を本格化させたのだ。羽田空港の国際線発着枠の拡大に伴い航空各社が長距離路線の羽田シフトを進める中、成田は利用者増の切り札にLCCを選んだ格好。LCCの拠点空港の地位を確立した関西国際空港も新たなターミナルの建設を計画。全日本空輸や日本航空など、従来からあるフルサービスキャリアの誘致と合わせて迎撃態勢を整えるが、首都圏空港の本腰に厳しい戦いも予想される。(橋本亮)

 
徹底したコスト削減

 配管類や柱がむき出しになった天井。窓が少なく、質素というよりも殺風景という言葉が合うのが成田空港で4月8日に開業した第3旅客ターミナルだ。簡素なつくりにすることで建設コストを大幅に削減。その結果、入居する航空各社が負担する施設使用料を既存のターミナルビルの半額程度に抑え、利用客が支払う施設使用料も国内線出発(大人)を約14%も安くすることができる。

 外見より中身を優先させる成田。実は日本の玄関口としての成田の地位に陰りが見え始めているのだ。

 その要因のひとつが羽田空港との競合だ。国内線が主体だった羽田だが、26年3月に国際線発着枠が拡大したことで欧州や東南アジア向けの中長距離路線が昼間に利用可能になった。都心に近い羽田の利便性が高まったことで、ビジネス客が中心の欧州向けなどの便が羽田に移る「成田離れ」に歯止めがかからない。

 成田を運営する成田国際空港会社(NAA)が発表した26年度の空港運用状況(速報値)によると、羽田の国際線発着枠拡大の影響を受け、成田で出入国した日本人旅客数は前年度比15%減の約1349万9千人にとどまった。

 成長が続くアジアの主要空港とのハブ(中核)空港の座をめぐる競争にも直面している。成田、羽田の両空港を合わせた国際線旅客数でも、23年に韓国の仁川空港やタイのバンコク空港に逆転された。すでに香港空港やシンガポールのチャンギ空港の後塵を拝しており、アジアでの存在感が低下している。

 そんな成田が起死回生の策として選んだのが、LCCの誘致だった。「フルサービスの航空会社と並ぶ一つの大きな柱」(NAAの夏目誠社長)と位置づけ、誘致を活発化。現在は国内外の計14社が運航し、27年の夏季ダイヤでは1週当たりの成田全体の旅客便発着回数に占めるLCCの割合は24・1%に上っている。

 
好調関空にも死角

 一方、関空はLCCの就航・増便で先行しており、勢いは衰えない。3月には中国のLCC、春秋航空が拠点化を発表。関空を運営する新関空会社の安藤圭一社長は「日本最大のLCC拠点という強みを強固にする」と意気込む。LCC受け入れ体制の拡充に向け、28年中にLCC専用の第3ターミナルの供用が始まる予定で、第4ターミナル建設の構想も浮上している。

 関空は深夜早朝帯に離着陸制限のある成田と違い、24時間離着陸が可能。そのうえ、成田、羽田という首都圏空港よりもLCCがターゲットとするアジアの主要都市に1時間程度近いという強みを生かしてきた。


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