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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3222チバQ:2011/10/21(金) 22:06:20
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2011102102000183.html
羽田 アジアへ順調 「新国際線」1年 震災影響も回復
2011年10月21日 夕刊


 羽田空港の新国際線ターミナルが二十一日、開業から一年を迎えた。本格的な国際化を目指し、アジアなど近距離を往復する旅客を狙った戦略は順調。三月の東日本大震災で落ち込んだ利用者も回復傾向だ。一方、国際線を担ってきた成田空港は、低運賃が武器の格安航空会社(LCC)の誘致で羽田に対抗。首都圏二空港が「すみ分け」できるかどうか−。 (坂本正範)

 羽田の新国際線ターミナルの運用開始以降、全日本空輸は九路線、日本航空は十路線の国際定期便を開設。両社ともバンコクなどアジアが中心だ。全日空の国際線旅客数は昨年十一月が四十四万人。震災後の今年四月には三十七万人に落ち込んだが、八月は五十六万人と盛り返した。

 好調の背景には、東京モノレールの駅と国際線ターミナルビルが直結するなど都心部とのアクセスが高まったことがある。日本総合研究所の岡田孝主席研究員は「ビジネス客の一部が成田から移った」とみる。

■LCC
 一方、成田は三月の国際線旅客数が前年同月比三割減の百八十六万人、四月は四割減の百三十九万人と落ち込んだ。七月は二割減の二百九万人と減少幅は縮小傾向。政府は「羽田と成田がカバーし合えば、日本の成長戦略の両輪になる」(前田武志国土交通相)と期待するが、羽田に客を奪われた成田の危機感は強い。

 成田にとって有力な集客手段はLCC。成田を使うLCCは現在、海外の三社。日本勢は十月三十日にスカイマークが北海道の二路線で参入する予定。来年夏に新規路線を設ける全日空系のエアアジア・ジャパンは成田を拠点に決めた。

 成田空港会社は、年間発着枠が現在の二十二万回から三十万回に増える二〇一四年にも、LCC専用のターミナル建設を視野に入れており、新規誘致や既存路線の増便が課題になる。

■急ぐ周辺整備
 羽田の国際線の年間発着枠は一三年度に現在の六万回が九万回に拡大し、長距離運航が可能なボーイング787の就航で欧米路線も増える見通し。国際化が進めば「ビジネス対応のホテルや国際会議場が必要になる」(岡田研究員)。

 国交省や地元の東京都大田区などが昨年十月にまとめた空港周辺の土地活用計画では、十年後をめどに宿泊施設などを整備する。関係者は「全体スケジュールの遅れは考えていない」(大田区企画財政課)とし、急ぐ意向だ。

<羽田空港の国際線> 1978年の成田開港で、羽田の国際線はほぼすべて移転。2002年には国際定期便がなくなり、以降は韓国や中国へのチャーター便が就航していた。国土交通省は07年、4本目のD滑走路建設に着手。発着枠が増加し、国際定期便の再就航が決まった。D滑走路と新国際線ターミナルは10年10月21日開業。同31日にはサンフランシスコなど11都市への路線に定期便が就航した。


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