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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2435チバQ:2010/10/18(月) 12:13:26
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20101018/CK2010101802000137.html
富山空港 陸との戦い 新幹線開業控え 利便性向上図る
2010年10月18日

羽田空港に向けて飛び立つ全日空の旅客機=富山空港で


アジア向け国際線など 羽田頼み脱却も課題
 新幹線VS航空機−。全国で繰り広げられてきた競争が、二〇一四年度の北陸新幹線の開業を機に富山でも始まる。迎え撃つ富山空港は、羽田空港の発着枠増加に合わせて、羽田経由の国内外便の利便性を向上させる。ただ“羽田頼み”からの脱却も課題だ。 (山田晃史)

■四時間の壁
 交通業界には「四時間の壁」という言葉がある。二地点間の移動で、鉄道の乗車時間が四時間を超えると、航空機を選ぶ人が増えるという意味だ。

 現在、東京−富山間は航空機で約一時間、電車だと特急「はくたか」と上越新幹線を利用して三時間十一分〜三時間三十七分かかる。


 北陸新幹線が開通すれば、乗り換えなしで最短二時間七分で一時間近く短縮され、四時間の壁に近かった状況は一変する。

 〇五年の国土交通省の調査では、首都圏への移動で鉄道の利用者が百五万九千人、航空機が八十六万四千人。この差が開く可能性がある。

■割引拡大
 新幹線開業を見据えて、県内の航空政策を主導する県が期待するのは、一日六往復ある羽田便の利便性向上だ。

 全日空は三十一日から、直行便を飛ばした場合と同水準の運賃で利用できる乗り継ぎ割引を拡大する。これまで羽田を経由した沖縄や福岡行きなど二十八路線が対象だったが、羽田経由の秋田、大館能代(復路のみ)、庄内、徳島便に加え、新千歳経由の稚内(往路のみ)の五路線を追加。全国をカバーする。


 また、羽田経由で北米やハワイ、東南アジア方面に行く場合、富山−羽田の往復が一万円、韓国や中国、台湾方面は同七千円で利用できるようになる。

 さらに、羽田の第四滑走路の供用開始で発着枠が順次拡大されるため、県は「乗り継ぎダイヤの選択肢が増える。富山にも一便割り当ててほしい」と全日空に要望している。

■格安誘致
 富山空港の利便性向上には、羽田便以外の路線充実も急務。アジア向け国際線での利用拡大が課題となる。

 上海便で上海航空などは十一月二日から運航を木、日曜から火、土曜に変更。週四日運行する小松発着便と調整して、北陸の両空港で水曜以外毎日運航し、両空港利用のチケットを共通化する。

 他方で茨城空港のように、最低四千円で上海に行ける格安航空会社(LCC)に活路を見いだす地方空港もある。全日空も関西国際空港を拠点にLCCを立ち上げる。

 県は「勢いがある会社が多い。空港活性化の選択肢として今後検討したい」としながらも「不要な競争を招いて、既存の航空会社が撤退する恐れがあるし、LCCは急に廃線することがあると聞く」と、今のところ誘致には慎重だ。

 ◇富山空港◇ 1963(昭和38)年開港。2000メートルの滑走路を持ち、国内に2路線、海外はソウルやウラジオストクなど4路線の定期便がある。全国で唯一、河川敷に滑走路がある。ターミナルと滑走路の間に堤防があるため、日本一長いボーディングブリッジとなっている。

 過去10年の利用者数は、2004年度の139万1000人をピークに減少を続け、新型インフルエンザとリーマン・ショックの影響が出た09年度は93万7000人と落ちこんだ。10年度は前年より回復する見込み。


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