したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

5615チバQ:2015/12/07(月) 21:06:17
http://diamond.jp/articles/-/82785
エアアジア来年4月就航も不透明、
人事抗争・人材不足で課題山積
週刊ダイヤモンド編集部 2015年12月7日
 衝撃的な人事だった。LCC(格安航空会社)のエアアジア・ジャパンの代表取締役会長に、経営破綻したスカイマークの会長だった井手隆司氏が就任、CFO(最高財務責任者)に同社で社長を務めていた有森正和氏が就いたのだ。9月29日にスカイマークの役職を退任したばかりにもかかわらずだ。

 この就任劇には、もう一つの人事が大きく絡んでいる。同じ日に全日本空輸(ANA)出身の小田切義憲社長に代わり、秦修氏がCEO(最高経営責任者)に収まったのだが、その裏には激しい内部抗争があった。

 一部の勢力が、小田切氏は国土交通省に対して主張せず、言いなりになっているとして反発。その結果、社内が真っ二つに分裂し、小田切氏が退任に追い込まれたというのだ。

 しかし秦氏は、IT企業のデル出身で航空会社の経営は門外漢。そこで、格安航空会社を経営した実績があった井手氏らをスカウトしたというわけだ。

4月に就航は無理!?

 ゴタゴタしているのは人事だけではない。来年4月に就航する方針を掲げるが、それも間に合いそうにないのだ。

 そもそもエアアジアは、今年夏にも就航する予定だった。だが、社内の体制づくりに手間取り、就航に当たって最も重要な航空運送事業許可(AOC)の申請が間に合わなかった。

 10月になってどうにかAOCを取得できたのだが、その他にも安全管理や運航、整備といった各規定の認可を得なければならない。

 しかし、とても審査をパスできるような状態ではないという。

 例えば、10月16日に本拠地の中部国際空港に1号機が届いたのだが、整備の人材がおらず未整備のまま。1カ月半後にようやくエンジンを回すことができたものの、今度はバッテリーが上がってしまい、重要な部品を交換する事態となった。

 体制にしても「いまだ航空会社の体を成していない」状況で、「来年4月からの就航は厳しく、遅れる可能性が高い」と複数の関係者は明かす。

 就航が遅れると、今度はカネの問題が浮上する。

 エアアジアは、就航までに必要な資金として70億円を見積もっているが、飛行機を飛ばすことができないまま、すでに32億〜33億円を使ってしまっている。

 年明けからは、パイロットや客室乗務員など現場スタッフの入社が始まり人件費はかさむし、2〜3号機が到着するので整備費や駐機コストも膨らむ。こうした費用をとうてい賄えるとは思えず、増資なども検討する必要に迫られそうだ。

 人事に体制にと、課題は山積み。いくら経験がある井手、有森両氏を招聘したからといって、予定通りの“離陸”は難しそうである。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 須賀彩子)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板