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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4698チバQ:2014/03/05(水) 22:16:30
意外と利便性の高い羽田深夜便
 羽田発着の深夜早朝時間帯の国際線は、発着枠に余裕があるため、これまでは規制の対象外とされてきた。さらに3月末からは昼間時間帯の欧州路線が就航するなど、我々はとかく、昼間の便に目が向きがちになるだろう。

 現在深夜に運航している便の中には、国内線との接続などを考慮して、時間帯を深夜から昼間に変更するケースも増えている。かように、深夜便はこれまで、使い勝手の悪さがネックとなってきた。

 しかしそもそも、深夜便は多くの航空会社が敬遠するほど不便なのだろうか。

 JALのホーチミン線を例に挙げると、羽田を午前1時25分に出発し、ホーチミン着は現地時間の午前5時15分。ホーチミンを午後1時55分に出ると、午後10時に羽田に到着する。

 出発時は午前0時前後に羽田に着いていれば、搭乗手続きに間に合うし、到着便が午後10時に着くのであれば、羽田から電車で都心に向かうこともできる。出発時には会社で残業し、そのまま羽田に向かえば、翌日早朝から現地で仕事ができる。到着時にも、出発した日の夜中に羽田に到着できるのだから、翌日からは国内で朝から仕事ができるだろう。

 つまり、電車やバスなど、公共交通機関でアクセスできる時間に羽田を発着するのであれば、昼間時間帯の便と、利便性はさほど変わらないのではないかと筆者は考える。

 一方、昼間の国際線を充実させるANAは、自社の国内線との接続を考慮した利便性に重点を置いたダイヤになっている。確かに羽田の深夜便は、地方との接続という点では難があるが、首都圏需要に限れば、ある種の可能性を秘めているのではないだろうか。

 例えば、羽田へ深夜に就航している海外の航空会社の中には、東南アジアに単身赴任するビジネスパーソンの需要を狙うケースもある。羽田〜香港線を運航するLCC(格安航空会社)の香港エクスプレス航空は、夜まで都内で家族と過ごし、朝には現地で仕事を始めるという時間の使い方を想定している。

 これまで羽田の深夜便は、乗客の利便性よりも、成田との棲み分けといった政治的な理由で設けられる側面が強かった。しかし今後は、より積極的な理由で、羽田の深夜枠を活用する方法を考えることが、新たなビジネスチャンスの創造につながるのではないだろうか。


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