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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

353千葉9区:2009/02/22(日) 13:37:04
 ◇通報と違い多数けが人がいた−−成田市消防本部三里塚消防署空港分署・岩井秀樹分署長
 ノースウエスト航空機の乱気流事故で、要請に応じて最初に駐機場に到着したのは成田市消防本部三里塚消防署空港分署の救急車だった。救急隊として最初に現場を見た岩井秀樹・分署長(54)が当時の状況を語った。

 −−通報内容は?

 通報は「頭をぶつけて首を痛がっている人が1人いる」というニュアンスだった。すぐに3人で出動し、ノースの地上職員と機体の前で合流すると「どうも3人いるらしい」と聞かされた。乗務員に案内されて機体後部へ行くと通路に男性があおむけになって倒れている。左側を見ると、女性が倒れていた。改めて周りを見回すと、倒れている人はいないが、恐怖の表情でこちらを見ている人がポツポツといて、助けを求めているように感じた。

 −−何人ぐらいが助けを求めてきた?

 そう感じただけで実際はこちらを見ているだけ。はっきりした人数もわからない。ただ、どう考えても多数のけが人がいることは見ればわかる。すぐに本部へ連絡し増援を要請した。自分たちはトリアージを実施し、搬送に備えた。

 −−機内の様子は? 通報と実際の状況の違いに戸惑いはなかった?

 時間もたっているので、荷物が散乱したりということはなかった。ヘッドホンが床に落ちていたりはしたと思う。私たちは常にイメージを作っている。すぐに切り替えてその場に合った行動を取る。まずは迅速に、しかし焦らず。けが人に不安を抱かせるようでは駄目。戸惑うことはなく、後手に回ることもなかったが、通報段階で少なくとも複数のけが人が出ていることさえ伝わっていれば救援態勢はまるで違っていた。

 −−情報が正確に伝わらないことを考慮してイメージを作る?

 情報が不正確なことはままあることで、ましてやここは場所が場所。先入観は絶対に駄目だ。

 −−印象に残っていることは?

 気丈に振る舞っていた客室乗務員が、乗客を誘導し終えた後に急に泣き崩れて動けなくなったこと。怖かったんだと思う。情報が錯綜(さくそう)したのは残念ですが、乗客に動揺を与えないように努める乗務員のプロ意識を感じた。


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