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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

6631チバQ:2018/12/25(火) 00:32:06
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-wst1812220022.html
関西3空港懇、8年ぶり開催、国際化期待も足並み乱れ
12月22日 21:34産経新聞

関西3空港懇、8年ぶり開催、国際化期待も足並み乱れ

関西3空港の運用状況

(産経新聞)

 関西国際、大阪(伊丹)、神戸の3空港のあり方を官民で議論する「関西3空港懇談会」(3空港懇)が24日、8年ぶりに開催される。伊丹と神戸の両空港がある兵庫県内の自治体は、念願の国際線就航に向けて両空港の規制緩和を要望する構え。だが議論は、騒音問題を抱える伊丹空港よりも、海上空港のため制約が少ない神戸空港での議論が先行する見通し。伊丹周辺の各市は焦りを募らせるが、自治体間で足並みがそろっておらず、議論は難航しそうだ。(岡本祐大、中井芳野)

 「扇風機の裏側」

 11月下旬、兵庫県の川西市役所市長室。10月に就任したばかりの越田(こしだ)謙治郎市長を、伊丹空港周辺市で構成する「大阪国際空港周辺都市対策協議会(10市協)」会長で同県伊丹市の藤原保幸市長が訪ねた。事務方を排したトップ会談は1時間近くに及んだという。

 この会談で藤原市長は、訪日外国人の増加を踏まえ、「関西全体のため」と地元活性化につながる国際線就航に理解を求めた。しかし、越田市長は「活性化の議論は必要だが、住民への環境対策が先」と、国際化ありきの議論に待ったをかけた。

 川西市は滑走路に近い市南部で騒音問題を抱えるが、空港利用者の市内訪問につながっておらず、伊丹空港との関係で「扇風機の裏側」という言葉がしばしば使われる。このため平成6年以来となる国際線復活について、積極的な伊丹市や大阪府豊中市と異なり、川西市は慎重姿勢を保ってきた。

 神戸先行への懸念

 そんななか、10月の市長選で元県議の越田氏が前市長の後継候補を破り初当選。「改革派」を掲げる40代の新市長に、国際線の復活を望む兵庫県や周辺市は期待を膨らませるが、越田市長もあくまで環境対策優先の姿勢を維持した。伊丹の騒音は国と地元の協定で定めた基準値を上回ったままで、川西市の国際線へのアレルギーは根強い。

 一方、神戸空港は国際線や発着枠で規制緩和の機運が高まる。9月の台風21号の被害を受けた関空の振り分け便を受け入れ、補完役としての存在価値を高めた。その後、関空の補完機能が必要との認識が広がり、2025年国際博覧会(万博)の大阪開催決定も後押しになっている。

 「関空を補完する国際化であれば、反対する必要がない」(大阪府の松井一郎知事)などと、これまで慎重だった大阪側からも規制緩和を容認する声が相次いでいる。こうした「神戸先行論」が広がりつつある状況に、伊丹空港周辺の各市は焦りを募らせる。

 神戸の規制緩和への機運の高まりが、8年ぶりとなる3空港懇開催につながった。今春から3空港を一体的に管理・運営している関西エアポートは、議論を見守るとみられる。

 「川西外し」声も

 10市協は3空港懇に参加していないが、議論次第で見解が問われることになる。10市協として統一した意見を出したいところだが、川西市のような慎重姿勢もあり、「伊丹の規制緩和に反対する(関空周辺の)大阪府泉南地域から『地元が賛成していない』と言われかねない」(伊丹市幹部)との懸念もある。関係者によると、内部から「川西市を外すことも検討すべき」との強硬論も出ているという。

 旧運輸省時代に伊丹の協定の原案づくりを進めた井戸敏三知事は伊丹の国際線の必要性を繰り返し訴えており、3空港懇でも要望する方針。「地元が納得する落としどころが必要」と周囲に漏らしている。


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