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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1107チバQ:2009/11/15(日) 20:42:55
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002517321.shtml
揺れる航空行政、関西3空港“乱気流”着地点は? 
 前原誠司国土交通相の「羽田空港の国際ハブ(拠点)化」発言や日本航空の経営再建問題などを受け、関空、大阪(伊丹)、神戸の関西3空港の共存をめぐる議論が迷走している。伊丹廃港を主張する橋下徹大阪府知事に対し、反対する井戸敏三兵庫県知事は関空の廃止論で応酬。関西経済同友会の山中諄(まこと)代表幹事は神戸廃止に言及するなど、複雑に絡み合う利害や思惑が“本音”となって噴出し、議論は振り出しに戻りつつある。(藤原 学)


 「関空がスポーク(非拠点空港)なら府の金は出す必要はない」

 橋下知事は先月、前原国交相による「羽田空港の24時間国際ハブ空港化」発言に猛反発。関空への財政支援の凍結、関空会社への出資金引き揚げの可能性に言及した。

 そして、企業再生支援機構に支援を要請中の日航は5日、来年5月末までに神戸発着4路線の全面撤退、関空の国際3路線撤退などを発表した。

 神戸空港の2008年度の利用客数は約258万人。開港以来、当初の需要予測(319万人)を3年連続で下回り、本年度も不況や新型インフルエンザなどの影響で、4〜9月は前期比12・7%減。利用客の約4割を占める日航が撤退すれば利用客の激減は必至で、市や地元経済界の受け止めは深刻だ。


◇      ◇

 神戸空港の活性化は、3空港の役割分担が前提となる。

 関西の経済界や自治体は9月、関西3空港懇談会を4年ぶりに再開。橋下知事が求める伊丹廃港には兵庫県などが反対したが、1兆円超の有利子負債を抱える関空の財務体質改善や、3空港の路線配分の一元管理については一致し、検討を始めたばかりだった。

 その矢先の“前原構想”や日航再建問題が、封印されていたそれぞれの思惑を表面化させた。

 関西経済同友会の山中代表幹事は10月22日の会見で「伊丹の機能を縮小しながら、神戸を廃止するのがベターなシナリオだ」と強調した。

 今月4日の近畿ブロック知事会議では、伊丹と関空をめぐり、これまでも意見を戦わせてきた橋下知事と井戸知事がまた言い合いに。橋下知事は「住宅密集地に空港があることがナンセンス。伊丹の路線を関空、神戸に回せば神戸もフル回転で運用できる」と主張。井戸知事は「それなら関空を廃止し、神戸にもう1本滑走路を造ればいい」と反論し、24時間運用化まで持ち出した。


◇      ◇

 東アジアの都市間競争を見据えた「関西州」導入が持論の橋下知事にとって、関空のハブ化は譲れない一線。とはいえ、重くのしかかる有利子負債や、相次ぐ路線撤退、減少する利用客の呼び戻しに向けた明確な処方せんは見当たらない。

 離着陸制限や年間約50億円に上る環境対策費などを抱える伊丹は「発展・拡張」は見込めない。一方、神戸は地元経済界などが需要拡大に向け、運用時間延長や国際線就航を国に求めるが、国の関空優先の壁は厚い。

 神戸市の矢田立郎市長は「活性化には3空港の一体運用が不可欠」と関空会社への管理・運営の一本化を主張するが、日航の撤退表明で先行きに不透明感が増している。

 関西3空港懇談会は年内にも共存に向けた具体策をまとめる方針だが、「関西の総意」とするには課題が山積している。

(2009/11/15 12:44)


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