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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4338チバQ:2013/05/05(日) 23:25:50
http://mainichi.jp/select/news/20130501k0000m020092000c.html
日本航空:高水準の利益確保 コスト削減徹底
毎日新聞 2013年04月30日 21時02分(最終更新 05月01日 00時31分)

 昨秋再上場を果たした日本航空が30日発表した13年3月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益は前期比4.7%減の1952億円、最終(当期)利益も同8.0%減の1716億円と減益だったが、いずれも過去最高だった前期に次ぐ高水準を確保した。全日本空輸が同日発表した13年3月期連結決算は、営業利益が7.0%増の1038億円で過去最高を更新した。

 バッテリー発煙トラブルを起こした最新鋭中型旅客機ボーイング787の運航停止などで厳しい経営環境に直面したが、景気持ち直しで旅客収入が回復。日航は同日、787の運航停止で延期していた成田−ヘルシンキ線を7月に開設すると発表するなど、両社は戦略機材と位置づける787事業の立て直しを急ぐ。

 日航は、部門ごとに費用と利益を明確にする「部門別採算制度」でコスト削減を徹底し、尖閣諸島国有化をきっかけにした日中関係の悪化による中国線の旅客減や787の運航停止などの影響を最小限に抑えた。東日本大震災直後に落ち込んだ旅行需要が回復し、国際線の旅客数は9.9%増加。特に欧米や東南アジア向けが好調だった。10年1月の会社更生法適用に伴う減価償却費削減なども利益をかさ上げした。日航は年間配当を2月予想から1株当たり10円増額し190円にする。

 一方、年度後半に進んだ円安傾向で燃油費が100億円強増加したことや、業績回復に伴い賞与などの人件費が増えたことで、小幅ながら減益となった。記者会見した植木義晴社長は「部門別採算制度などにより採算意識を徹底し、経営の効率化を図った」と述べ、徹底したコスト削減による筋肉質の経営を維持する考えを強調。14年3月期以降も利益率を低下させないために、各部門の収益管理を徹底する考えだ。

 世界で最も多くの787を保有する全日空は運航停止の影響が懸念されたが、被災地の復興需要などが国内線のビジネス需要を下支えした。国際線は中国路線の豊富さが裏目に出たが、成田−米ニューヨーク線の増便などで787の悪影響をはねのけ、国内、国際線とも旅客数は前期をそれぞれ5.3%、6.7%上回った。

 14年3月期に関しては、両社とも円安傾向が燃油費の負担増につながると警戒している。全日空の場合、13年3月期の為替レートは実績で1ドル=82円だったが、14年3月期は95円と想定。燃油費は250億円膨らみ、営業利益ベースで100億円の減益要因になると見る。一方で、景気回復による需要増への期待もあり、記者会見した全日空の持ち株会社ANAホールディングスの殿元清司(とのもときよし)専務取締役執行役員は「輸出産業の改善もあり、特にビジネス需要が強含みに出てきている。今年度はさらに期待したい」と述べた。【宇田川恵】


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