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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4153チバQ:2013/01/17(木) 23:06:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130117-00000108-mai-bus_all
<787機>減便・運休長期化…国内2社、機材繰り苦慮
毎日新聞 1月17日(木)21時51分配信

 米ボーイング社の最新鋭機787のバッテリーから電解液が漏れたトラブルで、国土交通省は17日、国内の航空会社に同機の運航停止を指示した。米連邦航空局(FAA)が16日、米国内での運航停止を命じたことを受けた措置で、各国の航空当局も運航停止に踏み出している。世界の航空会社に影響は広がりつつあり、特に先行して導入してきた全日空、日本航空は対応に苦慮している。また、ボーイングの経営にも影響が及ぶ可能性がある。

 国交省など各国の規制当局がボーイング787の運航停止を指示したことで、同機を保有する全日本空輸と日本航空の減便・運休が長期化する懸念が強まり、収益にも影響が出始めている。

 全日空は18日だけで国内線24便、国際線6便を欠航し、約4800人に影響が出る見通し。同社は787を世界最多の17機保有し、国際線で週52便、国内線で1日61便を運航している。運航数が多いため「十分な代替機を確保し切れない」と頭を抱えている。特に国内線の機材繰りに苦慮しており、今後も一部欠航が続く見通しだ。

 日航は18日から25日までに、787で就航していた国際線90便のうち、成田−米サンディエゴ線10便すべてなど計11便を欠航する。日航は10年の経営破綻をきっかけに保有していた航空機を削減したため、代替機のやり繰りが難しくなっている。

 また、航空機のパイロット免許は機種ごとに交付されるため、代替機だけでなくパイロットの手当ても必要になる事情も両社を悩ませている。

 燃費効率に優れた787の運航停止でコスト増も避けられない。日航の場合、成田−ボストン線を大型のボーイング777を使って代替運航する。787の座席数が186席に対し、777は245席で、満席にすることは難しい。中型機で燃費効率の良い787の使用を前提に開設した同路線だけに、採算を取るのは困難になりそうだ。

 FAAが787の安全性が立証できたと判断するまで運航再開は不可能で、「見通しはたっていない」(国交省)。日航は「事態が長引けば、収支にも影響しかねない」としている。【宇田川恵】

 ◇各国、次々に運航停止…ボーイング、経営に影響も

 【ワシントン平地修】ボーイングのマックナーニ最高経営責任者(CEO)は16日、「FAAに協力し、できるだけ早く原因を究明し、解決策を見つける」と声明を出した。FAAが787の運航停止を命じたのは、火災などにつながりかねないバッテリーを巡るトラブルの続発を重く受け止めたためで、「安全性が確保されるまで運航再開は認められない」としている。運航停止が長期化する可能性もあり、約800機を受注しているボーイングの生産計画などに影響を及ぼしそうだ。

 ボーイングは昨年末までに世界の航空会社8社に49機の787を納入。日本で日航と全日空の計24機がすでに運航を停止、米国ではユナイテッドが6機の運航を停止する。FAAは他国にも運航停止の措置を取るよう警告しており、インドの規制当局も787を5機保有する国営航空エア・インディアに対し、運航停止を指示した。

 香港紙によると、787を10機発注していた中国航空大手の中国南方航空の幹部が「FAAが787に欠陥を見つければ、キャンセルする」と発言。中国紙によると同国の航空会社4社で計41機を発注済みだが、航空当局は787の使用認可を与えておらず、FAAの運航停止指示は手続きに影響を与えそうだ。

 軽量化と燃費効率の高さが売り物の最新鋭機787の初号機納入は計画から2年以上遅れ、開発コストなどがかさみ、ボーイングの経営を圧迫。11年にようやく787の納入にこぎつけたが、小型機開発で先行したライバルの欧州エアバスが同年1419機を受注したのに対し、ボーイングは805機と大きく水をあけられていた。

 マックナーニCEOは16日、「787の安全には自信を持っている」と改めて表明。しかし、現時点で「バッテリー異常の根本原因は調査中」(FAA)で原因究明には時間がかかることも予想される。


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