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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

6664チバQ:2019/02/06(水) 15:22:32
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https://mainichi.jp/articles/20180517/ddl/k12/020/027000c?inb=ys
成田空港開港40年
日本の表玄関は今/1 米航空大手デルタの成田離れ 相対的な地位低下懸念 /千葉
毎日新聞2018年5月17日 地方版
発展へ地域との共生課題
 ゴールデンウイーク最終日の5月6日、旅行客でごった返す成田空港から南国サイパンへ向かうデルタ航空の最後の便が飛び立った。国内唯一のサイパン直行便だった。

 米航空大手デルタの成田離れが止まらない。成田を拠点空港と位置付けて2011年には週196便を運航していた。だが、10年に羽田空港が再国際化されると、同社は成田-ニューヨーク線を運休するなど次々と路線を減らしていった。今年に入ってからも1月にグアム線、5月にサイパン線とパラオ線を運休し、7月には上海線が消え、週53便まで減る。同社太平洋地区広報部は「成田がアジア最大の拠点に変わりない」と言うが、ロサンゼルス線など2路線を羽田に移し、米国と東アジア各都市との直行便を増やしたため、成田での乗り継ぎ便も減っている。

 それでも成田の17年度の航空機発着回数と航空旅客数は、訪日外国人の増加や格安航空会社(LCC)の好調を背景に、開港以来過去最多を記録した。一方、国内外の空港との競争も激化しており、相対的な地位の低下が懸念される。

 それを表すデータがある。17年度の旅客数は過去最多だが、国際線に限ってみると3347万人で、最盛期(06年度)の3418万人を下回る。国内空港全体でみると、成田の国際線旅客数のシェアは下がり続け、11年度に47・1%と5割を割り込み、16年度は35・7%だった。シェア2位は関西空港で22・6%、3位は羽田の18・6%だ。成田の17年度の国際線の乗り継ぎ客は383万人と20年ぶりに400万人台を割り、ピーク時の6割以下に落ち込んだ。国際線旅客数を比較した世界ランキングでも成田は05年に8位だったが15年は17位に落ちた。一方、韓国・仁川空港は05年の10位から8位に伸ばしている。

 「ビジネス利用では首都圏に近い羽田がどうしても有利で、成田はレジャー需要が強い。成田には運用時間の制限があり、使い勝手がいいとは言えない」。ある外資系航空会社関係者は指摘する。

 鉄道で成田から日暮里まで最短36分。一方、羽田から品川は最短11分。空港の運用時間も羽田は24時間だが、成田は午前6時〜午後11時の制約がある。さらに羽田の国際線の発着枠は20年までに現在の43%増の年最大12万9000回に増える方向で検討されている。

 成田は、国際競争力強化の切り札として、既存のB滑走路を現行の2500メートルから3500メートルに延伸し、新たに3500メートルのC滑走路を整備する。全日空(ANA)、日本航空(JAL)とも成田の便数は微増しており、ANAは「成田と羽田を首都圏のデュアルハブ(二つの拠点空港)として拡大していく」、JALも「重要な首都圏の基幹空港」と成田の重要性を語る。

 国土交通省の石井靖男・成田国際空港長は言う。「利用者は増えており、機能強化が必要で、今後も発展させなければいけない」。伸び続ける首都圏の航空需要を取り込み、地域との共生を図りながら空港をどう発展させていくかが問われている。【中村宰和】=つづく

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 成田空港が20日、開港40年を迎える。累計旅客数10億人を超え、「日本の表玄関」として発展してきた成田空港の現状と課題を探る。


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