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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

577名無しさん:2009/06/12(金) 21:17:47
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/kikaku/7/20090530123505.htm
未来へ離陸 6.4 富士山静岡空港


(1)防疫、テロ・事故対策 安全を徹底追求 危機管理不安、課題も
2009/05/29
 県が20年余の歳月と1900億円を投じ、牧之原市と島田市にまたがる丘陵地域に建設した富士山静岡空港が6月4日、開港する。世界的な経済危機と新型インフルエンザ流行の“逆風”を受けての離陸だが、世界に直結する空港を持つことの交流効果や経済効果は大きいとされる。開港まで1週間を切った静岡空港に寄せられる期待と直面する課題を探った。 「乗客が発症していなければ、空港で感染者を判別するのは難しい」。新型インフルエンザが猛威を振るう中、開港する静岡空港。国内各空港では水際対策を徹底したが、国内侵入を食い止めることができなかった。水際から国内対策へと重点が移る中、名古屋検疫所清水検疫所支所(静岡市清水区)の幹部は検疫の難しさを指摘する。
 開港に伴い、名古屋検疫所と島田市は新型インフルエンザなど感染が疑われる人を、島田市民病院に搬送する「入院委託契約」を結ぶ予定。感染症病床のある島田市民病院に隔離して治療を受けられるようにする。乗客の表面体温を瞬時に測るサーモグラフィーや簡易検査キットなどを空港内に備える。
 福井康朗清水検疫所支所長は「準備は万端」と言い切る。だが、「国内対策が進む中、空港の水際対策をどうすべきか。今後の新型インフルエンザの感染状況を見ながら、厚生労働省の方針を待ちたい」とも話す。
 入国審査は名古屋入国管理局静岡出張所(静岡市葵区)が担い、偽造パスポートに目を光らせる。「事前旅客情報システム」(APIS)も導入し、国外退去処分歴などと乗客の個人データを国際便の到着前に照合できるようにした。本郷宗男静岡出張所長は「地方空港の審査が手薄と考え、不法入国を図る者もいる」と警戒する。
 課題は出張所から空港までのアクセス。審査官は空港に常駐しない。片道約1時間の道のりを車両で移動中、渋滞に巻き込まれ、審査官が国際便の到着に間に合わない事態も想定される。本郷所長は「乗客に待ってもらうこともあるかもしれない」と懸念する。
 事件や事故への対処も危機管理上、重大なテーマ。航空機や空港施設で火災が発生すれば警備会社の空港警備消火救難隊が出動する。空港内に12トン車2台、6トン車1台の化学消防車を保有し、500人乗り航空機の火災にも対応できるという。
 静岡空港管理事務所が作成した「空港保安管理規定」には、空港の管理・運営の規則とともにハイジャックやテロ、航空機事故が起きた場合の対処方法も定めた。
 ただ、空港近隣の消防関係者は「空港は高台にあるので風が強く、火が回りやすい。周辺自治体の消防本部は救急車の台数が少なく、航空機事故で多数のけが人が出ても、すぐに搬送するのは難しい」と不安視する。
 県空港部の岩崎俊一部長は「あらゆるケースを想定し、安全を徹底していく」と語った。


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