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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4803チバQ:2014/05/07(水) 21:43:06
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140507/bsd1405070625001-n1.htm
航空業界パイロット不足が深刻化 「2030年問題」人材争奪戦は必至 (1/3ページ)2014.5.7 06:25
 航空業界でパイロット不足が深刻化してきた。関西国際空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションが先月、パイロットの病欠などを理由に大量欠航を発表したばかりだが、主な航空会社でパイロットの大量退職が始まる「2030年問題」も控えている。LCCの成長と新興国での航空需要の増加を背景に、人材の争奪戦が激化しそうだ。

 ピーチの大量欠航は関係者に大きな衝撃を与えた。機長52人のうち8人が病欠したことに加え、事業拡大を見据えた採用もうまくいかず、5〜6月の448便の欠航がすでに確定。さらに、7〜10月の1624便にも欠航の可能性があるという異常事態となった。

 日本では、国内線を運航するLCCは平成24年に3社体制となり、この約2年で路線や便数を急速に拡大させてきた。

 当初は22年に経営破綻した日本航空の退職者を獲得していたが、その人材も底をついたという。ピーチの森健明オペレーション本部長は「パイロットの確保には各社とも苦労をしている」と話す。

 航空業界では、パイロット不足は一時的な現象ではなく中長期的な問題とされる。全日本空輸や日航など国内の主な航空会社のパイロットの年齢構成は40代に偏っており、2030年前後には相次いで定年退職を迎えるからだ。

 一方で、世界全体では、ビジネスや観光などの航空需要の拡大を背景に2030年には10年の2倍以上となる約98万人のパイロットが必要になる。経済成長の続くアジア太平洋地域では4・5倍の約23万人が必要で、各国の航空会社によるパイロット争奪戦は必至の情勢だ。

 こうした現状を踏まえ、日航は経営破綻で中断していた自社養成パイロットの新卒採用を来年4月入社から5年ぶりに再開する。全日空も今年4月からパイロットの月間平均乗務時間を延長している。

 成田空港を拠点とするLCCのジェットスター・ジャパンは、豪州やシンガポールなどのグループ会社との間で「パイロットの移籍を積極的に行うことを検討している」(広報)という。

 政府はことし3月、自衛隊のパイロットに民間航空会社への転職を促す制度の再開を決定。航空会社にとっては経験豊富な即戦力の確保につながると期待される。

 早稲田大学大学院の戸崎肇教授は「パイロットの安定確保は航空会社などの民間が責任を持って取り組むべき課題だ」とした上で、「国の一定程度の関与も必要。パイロットの“粗製乱造”にならないような対策が重要だ」と話している。(森田晶宏)


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