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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

6330チバQ:2018/02/26(月) 20:06:48
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/180224/mcb1802240500010-n1.htm
旅客増・低燃費で原油高克服 アジア航空健闘、運賃値上げ回避
2018.2.24 05:00
 原油価格高騰のあおりを受けながらも、アジア地域の航空各社は健闘を見せている。2月上旬に開催された国際航空見本市「シンガポール・エアショー」に参加したアジア航空各社の幹部らによれば、アジア地域での旅客市場拡大を追い風に、原油価格動向は今のところ心配していないという。加えて、エアバスやボーイングによる低燃費の新型機採用も寄与している。

 ◆米企業の失敗教訓

 国際航空運送協会(IATA)のジュニアック最高経営責任者(CEO)はブルームバーグ・テレビのインタビューで、「原油価格はいまなお受容可能な範囲との合意がある。むしろ、航空運賃が上がる原因となることの方が問題だ」との見解を示した。

 原油の過剰供給解消を目指し、産油国が生産量削減を続けている結果、北海ブレント原油の価格は過去6カ月で30%上昇している。ロンドン拠点のコンサルティング会社エナジー・アスペクツによると、2019年に米国以外でのシェールオイルの生産が落ち込んだ場合、北海ブレント原油価格は短期間のうちに1バレル=100ドルを上回る可能性がある。

 シンガポールのブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、ラフール・カプール氏は、「現在の石油価格から10ドル以上値上がりすれば、航空各社は本格的に警戒し始めるだろう」との見方を示した。

 原油価格の上昇は航空運賃の値上げにつながる傾向がある。だが、東南アジアやインドでは競争激化から航空各社が乗客を呼び込むために航空運賃を割り引く必要がある。米国の航空会社は航空運賃の引き上げを試みたが失敗に終わり、その結果、投資家の信頼を失った。こうした経緯もあり、安易に値上げに踏み切ることはできない。

 アジア地域の航空会社にとって、原油価格高騰を乗り切る要因となるのが旅客数の急増だ。中国、インド、東南アジア諸国は経済成長によって、毎年新しい顧客層を獲得してきた。これらの市場では搭乗率は90%超に達する。

 ◆需要35億人見通し

 IATAの予測によると、アジア太平洋地域の航空旅客数は36年までに35億人になり、北米と欧州合計の2倍以上に拡大する見通しだ。この航空需要を満たすため、ボーイングは36年までに2兆5000億ドル(約267兆円)相当の1万6050機の航空機が必要だと予測する。

 また、航空機メーカー各社は、ボーイング787ドリームライナーやエアバスA320neoといった燃費の良い航空機の製造に注力している。半面、エアバスA380やボーイング747型機といった超大型旅客機の受注減速に拍車がかかるとみられる。

 カンタス航空のアラン・ジョイスCEOはインタビューに応じ、「新型機は燃料効率が非常に優れている。例えばボーイング787ドリームライナーは、原油価格が上昇する中、エアバスA380とボーイング747に対して競争力がある。これらの新型機で今後の燃料価格に対して多少ヘッジできると考えている」と述べた。

 また、欧州最大の格安航空会社(LCC)、ライアンエアーは「ゲームチェンジャー」の愛称で親しまれるボーイング737Maxの狭胴機を頼みの綱にしており、さらなるコスト削減と航空運賃引き下げを行う計画だ。同社は昨年、737Maxを110機発注しており、19年に初の納入を行う予定だ。(ブルームバーグ Anurag Kotoky、Kyunghee Park)


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