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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

5008チバQ:2014/11/29(土) 01:50:51
7月の記事
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/CO004355/20130703-OYT8T00906.html
関空伊丹統合1年
「空港改革」世界が評価
2013年07月01日
旅客増へ対立から協調



ジェット機枠が増えつつある伊丹空港(本社ヘリから)=永井哲朗撮影

 関西国際空港と伊丹(大阪)空港が昨年7月1日に経営統合して1年がたつ。統合の効果と今後の課題を探る。


 独・ライプチヒで5月下旬に開かれた国際交通大臣会議で、新関西国際空港会社は最優秀賞に輝いた。毎年先進的な取り組みを選んでおり、運営権の売却を含む資金計画が評価された。日本の空港としては初めての受賞だ。

 54か国の交通相らを前に、新関空会社の安藤圭一社長は「空港改革のモデルとして評価された。大変な名誉」と謝辞を述べた。

 新関空会社は、関空と伊丹空港が経営統合して誕生し、2空港の一体運営に乗り出した。この1年間の歩みは「初物づくし」の観がある。

 日本の大規模な交通施設では初めて、2014年度をメドに運営権の売却を目指す計画を掲げた。両空港の収益性と事業価値を高めてなるべく高値で売り、1兆2000億円の負債の圧縮につなげたい考えだ。

 また、成長の柱に掲げる格安航空会社(LCC)の拠点として、昨年10月には日本初の専用ターミナルを設けた。いずれも、日本の空港改革の先駆けとして注目を集めている。

 関空・伊丹の利用を増やす策も、矢継ぎ早に打ってきた。

 関空では、航空会社から「世界有数の高さ」と嫌われる国際線着陸料を、一律5%値下げした。新しく就航した便への割引制度は、期間を1年から3年に延ばした。

 交通の利便性を高めるため、鉄道会社には料金値下げを働きかける一方、早朝・深夜の運航が多いLCCの利用客のために接続バスの運行時間を延長した。

 伊丹空港では、プロペラ機の発着枠を順次ジェット機枠に換え、現状の約2倍の370に増やす計画だ。「1日5便未満」と制限してきた北海道や沖縄など長距離便についても、規制の緩和に乗りだした。

 足の引っ張り合いがなくなったことも大きい。

 「北海道には関空から」。こんな呼びかけのパンフレットが、今夏は旅行会社の店頭から消えた。統合前の関空と伊丹は周辺自治体を巻き込んで顧客を奪い合った。関空と伊丹を乗り継ぐ客に両空港を結ぶバスの無料券を渡すサービスは、統合の象徴だ。

 航空会社からは「ダイヤ編成の会議に両空港の担当者が出てくるので、話が早い」(日本航空)との声が聞こえる。

 12年度の旅客数は関空・伊丹とも前年を上回り、計2995万人となった。中国との関係が悪化し関空の中国路線旅客数が例年の7割に落ち込む中でなかなかの成績と言える。

 売上高は当初想定通りの1018億円だったが、経費削減効果などで本業のもうけを示す営業利益は計画に比べ14%多い268億円に達した。

 ただ、「14年度に旅客数3300万人、売上高1500億円」との目標を達成できるかどうかはまだ見通せない。日本総合研究所関西経済研究センターの広瀬茂夫所長は「関空・伊丹での運航路線の最適な配分など、相乗効果をもっと高める必要がある」と指摘している。

2013年07月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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